JP2000003061A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JP2000003061A
JP2000003061A JP18164198A JP18164198A JP2000003061A JP 2000003061 A JP2000003061 A JP 2000003061A JP 18164198 A JP18164198 A JP 18164198A JP 18164198 A JP18164198 A JP 18164198A JP 2000003061 A JP2000003061 A JP 2000003061A
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JP
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volatile solvent
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JP18164198A
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Takeo Tsukamoto
武雄 塚本
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写紙上の現像剤を定着するときに、定着部
材への現像剤のオフセットを防止することができる湿式
電子写真複写機と該湿式電子写真複写機に用いる転写紙
とを提供する。 【解決手段】 液体現像剤48中のキャリア液50の成
分の一部または全部として不揮発性ジメチルポリシロキ
サン51を使用し,転写紙7への画像形成と同時に該転
写紙7に該不揮発性ジメチルポリシロキサン51を付与
することにより、定着工程において該不揮発性ジメチル
ポリシロキサン51を定着用の加熱ローラ81に付着さ
せることで該加熱ローラ81と現像剤粒子49との剥離
性を向上させる湿式画像形成装置であって、該転写紙7
として、該転写紙7の表層部は、該表層部に付着した該
不揮発性ジメチルポリシロキサン51の一部または大部
分を吸収することが可能な液体吸収層を有する転写紙7
を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の湿式画像形成装置に係り、詳しく
は、液体現像剤中のキャリア液成分の一部または全部と
して不揮発性溶媒を使用し、記録媒体への画像形成と同
時に該記録媒体に該不揮発性溶媒を付与することによ
り、定着工程において該不揮発性溶媒を定着用の加熱部
材に付着させることで該加熱部材と顕像化粒子との剥離
性を向上させる湿式画像形成装置および該湿式画像形成
装置に使用する記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の湿式画像形成装置において
は、記録媒体に作像された画像を接触方式の加熱部材に
より定着する際には、顕像化粒子が加熱部材にオフセッ
トしないように加熱部材表面に剥離剤を塗布するのが一
般的である。ところが、定着装置の加熱部材に対して剥
離剤を塗布する機構を設けると、定着装置の構造が複雑
になるばかりでなく、定着装置の熱容量が増大してしま
うために定着装置の熱的な立上り時間の増加を招いてし
まう。そこで、先に本出願人は、特願平9−36662
5号の請求項2において、「液体現像剤を使用した作像
プロセスにより記録媒体の表面に付着させた顕像化微粒
子を定着装置の加熱部材に接触させて定着する湿式画像
形成装置において、液体現像剤のキャリア液成分の一部
又は全部を加熱部材の加熱温度においては揮発性をほと
んど示さない不揮発性オイルとし、記録媒体の表面に顕
像化微粒子とともに不揮発性オイルを付着させることを
特徴とする湿式画像形成装置」を提案した。また、同号
請求項3においては、「上記不揮発性オイルは、20℃
で粘度が20〜1000cStのジメチルポリシロキサ
ンである請求項2記載の湿式画像形成装置」を提案し
た。これらの提案は、定着用の加熱部材に対して剥離剤
を塗布する機構を設けることなく、液体現像剤のキャリ
ア液成分の一部または全部を剥離剤である不揮発性オイ
ルを使用することで、定着時の剥離効果が得られるもの
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、剥離剤とし
て使用される液体は揮発性をもたないジメチルポリシロ
キサン等が使用されるため、記録媒体上に多量の剥離剤
が付与された場合には、定着工程における現像剤粒子ど
うしの溶融結合すなわち定着効果を十分に得ることが困
難となるおそれがあった。また、記録媒体上の剥離剤が
枯渇した場合には、定着効果は十分に得られるものの、
加熱部材に対する現像剤粒子のオフセットを十分に防ぐ
ことが困難となるおそれがあった。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第一の目的とするところは、記録媒体上の
現像剤粒子を十分に定着させ、かつ定着装置の加熱部材
に対するオフセットの発生を防止することができる湿式
画像形成装置を提供することである。第二の目的とする
ところは、上記湿式画像形成装置に用いられる記録媒体
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、液体現像剤中のキャリア
液成分の一部または全部として不揮発性溶媒を使用し、
記録媒体への画像形成と同時に該記録媒体に該不揮発性
溶媒を付与することにより、定着工程において該不揮発
性溶媒を定着用の加熱部材に付着させることで該加熱部
材と顕像化粒子との剥離性を向上させる湿式画像形成装
置であって、該記録媒体として、該記録媒体の表層部
は、該表層部に付着した該不揮発性溶媒の一部または大
部分を吸収することが可能な液体吸収層を有する記録媒
体を用いたことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明は、液体現像剤中のキャリ
ア液成分の一部または全部として不揮発性溶媒を使用
し、記録媒体への画像形成と同時に該記録媒体に該不揮
発性溶媒を付与することにより、定着工程において該不
揮発性溶媒を定着用の加熱部材に付着させることで該加
熱部材と顕像化粒子との剥離性を向上させる湿式画像形
成装置であって、該加熱部材の表層部は該不揮発性溶媒
を吸収しない材質により構成されていることを特徴とす
るものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または2の湿
式画像形成装置において、上記加熱部材の上記表層部の
表面が平滑性の良いテフロン系の樹脂により構成されて
いることを特徴とするものである。
【0008】上記第二の目的を達成するために、請求項
4の発明は、液体現像剤中のキャリア液成分の一部また
は全部として不揮発性溶媒を使用し、記録媒体への画像
形成と同時に該記録媒体に該不揮発性溶媒を付与するこ
とにより、定着工程において該不揮発性溶媒を定着用の
加熱部材に付着させることで該加熱部材と顕像化粒子と
の剥離性を向上させる湿式画像形成装置に使用される記
録媒体であって、該記録媒体の表層部は、該表層部に付
着した該不揮発性溶媒の一部または大部分を吸収するこ
とが可能な液体吸収層を有することを特徴とするもので
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式画像形成装置
である湿式電子写真複写機(以下単に「複写機」とい
う)に適用した一実施形態について説明する。図1は本
実施形態に係る要部概略構成図である。図1に示すよう
に、複写機は感光体1の回りに沿って配設された帯電ロ
ーラ2と、書込装置3と、現像装置4と、転写ローラ5
と、感光体クリーニング装置6と、図示しない給紙部か
ら送られる転写紙7の搬送路の転写ローラ5より下流側
に定着装置8とを有する。現像装置4は現像剤貯蔵部4
1と、現像剤撹拌機構42と、グラビヤローラ等で構成
された現像剤塗布ローラ43と、メタリングブレード4
4と、駆動ローラ45により感光体1の表面移動速度と
同じ表面移動速度で移動するスリーブ状の現像剤担持体
46と、クリーニングブレード47とを有する。現像剤
貯留部41には絶縁性のキャリア液50にトナー粒子を
含有した液体現像剤48が貯蔵され、この液体現像剤4
8を現像剤撹拌機構42でトナー粒子を均一に分散する
ように撹拌している。現像剤担持体46はエンドレスベ
ルトからなり、図示しないバイアス印加手段により感光
体1の静電電位の最小値と最大値の間の電位が印加され
ている。たとえば、感光体1上地肌部電位が+800
V、感光体1画像部電位が+20Vの場合には、現像剤
担持体46の電位が+400Vとなるようにバイアスを
印加する。また、現像剤担持体46の表面には、現像剤
塗布ローラ43とメタリングブレード44とにより、現
像剤貯留部41内の液体現像剤48を塗布して、液体現
像剤48の薄層を形成する。定着装置8は内部に熱源を
有する加熱ローラ81と、転写紙7を加熱ローラ81に
対して押圧する加圧ローラ82と、加熱ローラ81の表
面をクリーニングするクリーニングブレード83とを有
する。
【0010】この複写機で転写紙7に画像を形成すると
きには、感光体1は帯電ローラ2により均一に正帯電さ
れたのち書込装置3により非画像部を露光して静電潜像
を形成する。この静電潜像を現像装置4の現像剤担持体
46に形成した液体現像剤薄層により現像してトナー像
を形成し、形成したトナー像を転写ローラ5により図示
しない給紙部から送られる転写紙7に転写する。トナー
像が転写された転写紙7は定着装置8に送られ、加熱ロ
ーラ81と加圧ローラ82に挟まれ加熱されてトナー像
が定着される。転写ローラ5を通った感光体1に残留し
たトナーは感光体クリーニング装置6で除去される。
【0011】次に、本実施形態の特徴部について説明す
る。本実施形態に係る複写機においては、液体現像剤4
8のキャリア液50の一部または全部を、不揮発性であ
りかつ表面エネルギーの小さな溶媒とする。この様な溶
媒としては、例えば20℃で粘度が20〜500cSt
のジメチルポリシロキサン51等を採用する。この様な
液体現像剤48により転写紙7上に形成された画像を加
熱ローラ81等によって定着を行なうが、この画像中の
現像剤粒子49表面に付着している不揮発性ジメチルポ
リシロキサン51は定着時に加熱ローラ81へのオフセ
ットを防止するための剥離剤として作用する。ここでは
液体現像剤48のキャリア液50の全てを不揮発性ジメ
チルポリシロキサン51とした場合についての説明をす
る。
【0012】図2に転写紙7上に現像剤像が形成された
直後の転写紙7上の現像剤粒子49とキャリア液50の
様子を断面図として示す。画像領域の全域にわたりキャ
リア液50の薄層が形成されている。この様な状態にお
いては現像剤粒子49間及び現像剤粒子49と転写紙7
との間はキャリア液50で満たされている。従って、こ
のまま加熱定着を行なった場合には現像剤粒子49どう
し、あるいは現像剤粒子49と転写紙7との結合が困難
であるため、十分な定着効果を得ることが難しい。よっ
て転写紙7の表層部が全くキャリア液50を吸収しない
場合には十分な定着効果を得るのが困難である。そこで
転写紙7の表層部はキャリア液50を吸収しやすい材質
とすることが望ましい。図6と図7に転写紙7の具体的
な構造の例を示す。
【0013】図6は、キャリア液50の吸収層として繊
維状のものが絡み合った構造である繊維状液体吸収層7
2を有する転写紙7の断面図を示す。表層部に白色又は
無色の繊維(繊維断面の平均外形は1μm程度)を敷き
詰めてあり、カレンダー処理により繊維間がある程度の
隙間をもって密着されている。転写紙基体71の厚みは
約80μmであり、繊維状液体吸収層72の厚みは約2
0μmである。なお、繊維状液体吸収層72の厚みは最
低でも約10μmの厚みが必要である。このような構造
によって、キャリア液50は、毛細管現象により繊維状
液体吸収層72に吸収される。また、図7は、キャリア
液50の吸収層として粒子の結合した構造である粒子状
液体吸収層73を有する他の転写紙7の断面図を示す。
表層部に粒状の白色又は無色粒子(粒子の平均粒径は1
μm程度)を敷き詰めてあり、カレンダー処理により粒
子間がある程度の隙間をもって密着されている。転写紙
基体71の厚みは約80μmであり、粒子状液体吸収層
73の厚みは約20μmである。なお、粒子状液体吸収
層73の厚みは最低でも約10μmの厚みが必要であ
る。このような構造によって、キャリア液50は、毛細
管現象により粒子状液体吸収層73に吸収される。キャ
リア液50として使用しているジメチルポリシロキサン
51は表面エネルギーの非常に小さい液体であるため、
転写紙7表層部の吸収層に速やかに吸収される。さらに
吸収速度を高めるためには、例えば20℃で粘度が20
cSt程度の、できるだけ粘度の低いジメチルポリシロ
キサン51を使用すると良い。
【0014】図3は、キャリア液50が転写紙7中に十
分吸収されたときの様子を示す。転写紙7’の部分が、
キャリア液50を吸収している部分である。現像剤粒子
49間のキャリア液50の大部分は転写紙7中に吸収さ
れるが、現像剤粒子49を包み込んだ状態でごく僅かな
キャリア液50が画像中に残留しており、これが定着時
のオフセット防止剤として働く。
【0015】図4は、定着装置8として加熱ローラ81
を使用する場合に、加熱ローラ81の表面材質がキャリ
ア液50を吸収してしまう材質である場合を示す。加熱
ローラ81’の部分が、キャリア液50を吸収している
部分である。この場合には、現像剤粒子49が加熱ロー
ラ81の表面に直接接触してしまうために十分な剥離効
果が得られない。例えば一般的に剥離性が良いとされる
シリコンゴムを加熱ローラ81の表面材質とした場合に
も、シリコンゴムがジメチルポリシロキサン51を若干
量吸収してしまうため、十分なオフセット防止効果を得
る機構には適さない。
【0016】図5は、加熱ローラ81の表面材質がキャ
リア液50を一切吸収しない材質であることを示す。本
実施形態においては、加熱ローラ81の表面材質とし
て、例えば表面平滑性が良くかつ表面エネルギーの低い
テフロン系樹脂とすることにより、十分なオフセット防
止効果を得ることができる。なお、転写紙7’の部分
は、キャリア液50を吸収している部分である。図8
に、表面材質がキャリア液50を一切吸収しない材質で
ある加熱ローラ81の構造の一例を示す。加熱ローラ8
1の外径寸法は約30mmである。芯金811は厚み約
700μmのアルミニウムで構成されている。表層部8
12は芯金811にテフロン系樹脂として約15μmの
厚みでPTFEをコーティングしている。また、PTF
Eにかえて約20μmの厚みのPFAチューブを用いて
もほぼ同様な特性を得られる。表層部812の表面あら
さは、JIS−B−0601に準じた表面あらさRzで
4μm以下である。このような構成とすることにより、
加熱ローラ81の表層部812は平滑性がよく、現像剤
粒子49との剥離性に優れており、また、キャリア液5
0を吸収することもない。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明においては、記録媒体の
表層部は液体吸収層であるため、剥離剤としての不揮発
性溶媒の一部もしくは大部分を該記録媒体中に吸収させ
ることができる。このことによって、加熱定着工程にお
ける現像剤粒子どうしもしくは該現像剤粒子と該記録媒
体との結合が容易となり十分な定着効果を得ることがで
きるという優れた効果がある。
【0018】請求項2の発明においては、加熱部材の表
層部は上記不揮発性溶媒を吸収しないため、上記記録媒
体中に吸収されないで現像剤粒子像の表層部に僅かに残
留している上記不揮発性溶媒を、該加熱部材の該表層部
と該現像剤粒子像との間に介在させることができる。こ
のことによって、該加熱部材の該表層部と該現像剤粒子
像との間に十分な剥離効果をもたらすことができるとい
う優れた効果がある。
【0019】請求項3の発明においては、上記加熱部材
の上記表層部の表面の材質として平滑性の良いテフロン
系樹脂を使用することにより、上記剥離剤による剥離効
果と合せて更に高い剥離効果をもたらすことができると
いう優れた効果がある。
【0020】請求項4の発明においては、記録媒体の液
体吸収層が、該記録媒体の表層部に付着した不揮発性溶
媒の一部または大部分を吸収する。このことによって、
該記録媒体上の現像剤粒子を十分に定着させ、かつ定着
装置の加熱部材と該現像剤粒子との剥離性を向上させる
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る湿式画像形成装置の要部概略構
成図。
【図2】記録媒体上に現像剤像が形成された直後の記録
媒体上の現像剤粒子とキャリア液の様子を示す説明図。
【図3】キャリア液が記録媒体中に十分吸収されたとき
の様子を示す説明図。
【図4】定着装置として加熱ローラを使用する場合に、
加熱ローラの表層部の材質がキャリア液を吸収してしま
う材質である場合を示す説明図。
【図5】加熱ローラの表層部表面の材質がキャリア液を
一切吸収しない材質であることを示す説明図。
【図6】繊維状の液体吸収層を有する記録媒体の断面を
示す説明図。
【図7】粒子状の液体吸収層を有する記録媒体の断面を
示す説明図。
【図8】加熱ローラの説明図。
【符号の説明】 1 感光体 2 帯電ローラ 3 書込装置 4 現像装置 48 液体現像剤 49 現像剤粒子 50 キャリア液 51 ジメチルポリシロキサン 5 転写ローラ 6 感光体クリーニング装置 7 転写紙 71 転写紙基体 72 繊維状液体吸収層 73 粒子状液体吸収層 8 定着装置 81 加熱ローラ 811 加熱ローラ芯金 812 加熱ローラ表層部 82 加圧ローラ 83 クリーニング装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体現像剤中のキャリア液成分の一部また
    は全部として不揮発性溶媒を使用し、記録媒体への画像
    形成と同時に該記録媒体に該不揮発性溶媒を付与するこ
    とにより、定着工程において該不揮発性溶媒を定着用の
    加熱部材に付着させることで該加熱部材と顕像化粒子と
    の剥離性を向上させる湿式画像形成装置であって、該記
    録媒体として、該記録媒体の表層部は、該表層部に付着
    した該不揮発性溶媒の一部または大部分を吸収すること
    が可能な液体吸収層を有する記録媒体を用いたことを特
    徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、上
    記加熱部材の表層部は上記不揮発性溶媒を吸収しない材
    質により構成されていることを特徴とする湿式画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2の湿式画像形成装置にお
    いて、上記加熱部材の上記表層部の表面が平滑性の良い
    テフロン系の樹脂により構成されていることを特徴とす
    る湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】液体現像剤中のキャリア液成分の一部また
    は全部として不揮発性溶媒を使用し、記録媒体への画像
    形成と同時に該記録媒体に該不揮発性溶媒を付与するこ
    とにより、定着工程において該不揮発性溶媒を定着用の
    加熱部材に付着させることで該加熱部材と顕像化粒子と
    の剥離性を向上させる湿式画像形成装置に用いられる記
    録媒体であって、該記録媒体の表層部は、該表層部に付
    着した該不揮発性溶媒の一部または大部分を吸収するこ
    とが可能な液体吸収層を有することを特徴とする記録媒
    体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1329621A2 (en) 2002-01-10 2003-07-23 Nissan Motor Co., Ltd. Intake system for an internal combustion engine
US8867950B2 (en) 2011-03-16 2014-10-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Wet-type image forming apparatus
NL2015472B1 (en) * 2015-09-21 2017-04-19 Xeikon Mfg Nv Digital printing process, digital printing system and recording medium.

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Effective date: 20050906