JPH11193109A - 自動倉庫システム - Google Patents

自動倉庫システム

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JPH11193109A
JPH11193109A JP36815397A JP36815397A JPH11193109A JP H11193109 A JPH11193109 A JP H11193109A JP 36815397 A JP36815397 A JP 36815397A JP 36815397 A JP36815397 A JP 36815397A JP H11193109 A JPH11193109 A JP H11193109A
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JP
Japan
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article
shelf
guided vehicle
automatic guided
articles
Prior art date
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Pending
Application number
JP36815397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Komatsu
幸雄 小松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動効率等の面で使い勝手のよい自動倉庫シ
ステムを得る。 【解決手段】 入出庫ステーションに停止した物品棚1
9と無人搬送車25との間で直接に物品Wの授受を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動倉庫として以下の如
きものは知られている。即ち、左右方向に所定間隔をあ
けるようにして設けられた、上下・前後に多数の物品収
納棚を有する左右一対のラック装置と、前記左右のラッ
ク装置間において前後動自在に設けられたスタッカーク
レーンとを有しており、前記スタッカークレーンが、走
行台車と、この走行台車に設けられたマストに昇降自在
となされた昇降台と、この昇降台に設けられた物品移載
装置(例えば、左右方向に摺動自在に設けられたスライ
ドフォーク)とを有しているものは知られている。
【0003】
【従来技術の欠点】前記従来の自動倉庫には以下の如き
欠点があった。即ち、物品を物品収納棚にに収納する際
及び物品を物品収納棚から搬出する際、一旦、物品をス
タッカークレーンに載せる必要があったため、即ち、無
人搬送車によって物品を搬送するに当たっても、自動倉
庫の物品移載ステーションにおいて無人搬送車とスタッ
カークレーンとの間で物品の授受を行なわなければなら
ず、作動効率等の面で問題があった。
【0004】
【前記欠点を解消するための手段】本発明は前記欠点を
解消するために以下の如き手段を採用した。請求項1の
発明は、上下方向に長いエンドレスの通路内を水平状態
を保持しつつ移動する複数の物品棚を有する回転棚装置
と、回転棚装置の入出庫ステーションに停止した物品棚
に物品を載せたり、物品棚の物品を取り出したりする物
品移載装置を有する無人搬送車とを有するものである。
【0005】
【発明の作用】請求項1の発明は以下の如き作用をなす
ものである。回転棚装置と無人搬送車とを有効に利用し
て、従来必要であった無人搬送車とスタッカークレーン
との間で物品の授受を省略出来るので、作動効率等の面
で使い勝手のよい自動倉庫システムを得ることが出来
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。なお、この説明において、前と
は図1紙面裏側を、後とは同表側をいい、左とは図1左
側を、右とは同図右側をいう。
【0007】自動倉庫システム1は、左側の囲い体2
と、中央の囲い体2と、右側の囲い体2とを有してい
る。前記中央の囲い体2の下方には、前後方向に長いト
ンネル状の無人搬送車通路4が設けられている。即ち、
無人搬送車通路4は、左右の囲い体2の縦側壁及び中央
の囲い体2の下壁によって構成される囲い体3によって
囲まれている。この囲い体3の後部開口が入口11とな
され、前部開口が出口12となされている。
【0008】前記左側及び右側の囲い体2の無人搬送車
通路4に臨む縦側壁には、前後方向に所定間隔で入出庫
口5が形成され、これら各入出庫口5は、戸6、具体的
には上下動自在なスライド戸によって、別個独立に開閉
自在となされている。戸6は公知の作動装置によって開
閉作動させられるようになされている。また、前記中央
の囲い体2の無人搬送車通路4に臨む下壁には、前後方
向に所定間隔で入出庫口8が形成され、これら各入出庫
口8は、戸9、具体的にはシャッター状の可撓性戸によ
って、別個独立に開閉自在となされている。戸9は公知
の作動装置によって、巻取ドラムに巻かれた際に入出庫
口8を開き、巻取ドラムから引き出された際に入出庫口
8を閉じるようになっている。
【0009】前記無人搬送車通路4の入口11及び出口
12は、戸13、具体的には左右動自在な引き戸によっ
て開閉自在となされている。戸13は公知の作動装置に
よって開閉作動させられるようになされている。上記の
ごとき構成によって、戸6、9、13を閉じることによ
って、囲い体2内や無人搬送車通路4内を閉じた空間と
することが出来る。その結果、囲い体2をクリーン倉庫
や冷凍倉庫とすることが出来る。また、無人搬送車通路
4をクリーン倉庫や冷凍倉庫と同様の雰囲気に保持する
ことが出来る。
【0010】前記囲い体2内には回転棚装置16が収納
・設置されている。前記回転棚装置16は、軸心を前後
方向に向けた前側及び後側の上下一対のホイール17
と、前側の上下のホイール17及び後側の上下のホイー
ル17に掛けられたチェーン等からなるエンドレス帯1
8と、前後のエンドレス帯18に水平となるようにして
軸心を前後方向に向けた枢軸により枢着された複数の物
品棚19とを有している。前記下側のホイール17の軸
心は一致しており、また、上側のホイール17の軸心も
一致しており、前側のホイール17と後側のホイール1
7とは、モーターによって同期して同じ方向に回転させ
られるようになされている。また、ホイール17は囲い
体2の側壁等に回転自在に支持されている。このような
構成によって、ホイール17を回転させることによって
物品棚19を上下方向に水平状態を保持しつつ移動させ
ることが出来る。この説明から明らかなごとく、物品棚
19の移動軌跡空間がエンドレスの通路20となされて
いる。なお、物品棚19が枢着部でブランコのように揺
れないようにするため、物品棚19の前後部同一部分に
揺れ止めローラー(図示略)が設けられ、これら揺れ止
めローラーがエンドレスのガイドレール(図示略)の溝
に、エンドレス帯18の駆動に伴って溝に沿って移動可
能であるが、溝の幅方向にはほぼ遊びがない状態で嵌ま
っている。このような構成によって、物品棚19はエン
ドレス帯18の駆動に伴って移動可能であるが、揺れ動
かないようになされている。この構造は周知である。
【0011】前記物品棚19には、入出庫口5に対応す
るかたちで、後述の無人搬送車25スライドフォーク2
9を逃がすための切り欠き21が形成されている。左側
及び中央の回転棚装置16の物品棚19の切り欠き21
は右方及び上下に開放し、右側の回転棚装置16の物品
棚19の切り欠き21は、左方及び上下に開放してい
る。
【0012】無人搬送車25は、昇降装置26によって
昇降自在となされた左右方向に長い昇降台27と、この
昇降台27に左右動自在に載せられた高さの有るスライ
ド台28と、このスライド台28に左右いずれの方向に
も突出自在な公知のスライドフォーク29(請求の範囲
で云う物品移載装置)とを有している。前記スライドフ
ォーク29は、スライド台28に固定のベースに左右摺
動自在となされた中間摺動体に対して左右摺動自在とな
されたものであって、ベースに対して中間摺動体が動く
とそれと連動して中間摺動体に対して同方向に同量動く
ようになされているものである。スライドフォーク29
は前記切り欠き21を上下に通過出来るようになされて
いる。スライド台28及びスライドフォーク29各々は
公知の作動装置(図示略)によって作動させられるよう
になされている。
【0013】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作
用を説明する。まず、左側の回転棚装置16の物品棚1
9に無人搬送車25の物品Wを収納する場合について説
明する。物品Wを収納すべき物品棚19が入出庫口5の
下縁よりやや上の位置、即ち、入出庫ステーションに位
置すると回転棚装置16は停止する。無人搬送車25
は、開かれた入口11から無人搬送車通路4内に入って
行き、物品Wを載置する、物品棚19の部分(前後方向
の所要部分)に臨むと、更に詳述すれば、スライドフォ
ーク29が物品棚19の、物品Wを載置する部分の切り
欠き21に対向すると、停止する。なお、無人搬送車2
5が無人搬送車通路4内に完全に入ると入口11は閉じ
られる。その後、無人搬送車25の中央に位置していた
スライド台28が左側に移動する。それと同時に昇降台
27が上昇し、スライドフォーク29上の物品Wの底面
を入出庫ステーションの物品棚19の上面より上方に位
置させる。なお、その状態で、物品Wが中央の囲い体2
の下壁等に衝突しないようになされていることは云うま
でもない。その間に、物品Wが対向する入出庫口5が開
かれる。その後、スライドフォーク29が物品棚19の
上方に突出し、その後、昇降台27が下降することによ
ってスライドフォーク29上の物品Wは物品棚19に載
せられる。その作動に伴って、スライドフォーク29・
中間摺動体等が入出庫口5の下縁と衝突・干渉しないよ
うになされていることは云うまでもない。その後、スラ
イドフォーク29が退入し、昇降台27は下降し、スラ
イド台28は無人搬送車25の左右方向中央に戻る。ス
ライドフォーク29が入出庫口5より退入すると入出庫
口5は閉じられる。その後、無人搬送車25は前進し、
開かれた出口12より出て行き、無人搬送車25が無人
搬送車通路4より完全に出て行くと、出口12は閉じら
れる。
【0014】左側の回転棚装置16の物品棚19からの
物品Wの搬出作業は、スライドフォーク29が、物品棚
19の下方への突出・その状態での上昇・物品Wを支承
しての退入という動作を行なう点を除いてほぼ前記と同
様である。右側の回転棚装置16の物品棚19に対する
物品Wの収納・搬出も、左側の回転棚装置16の物品棚
19に対する物品Wの収納・搬出と同様であるので、説
明は省略する。
【0015】次に、中央の回転棚装置16の物品棚19
に無人搬送車25の物品Wを収納する場合について説明
する。物品Wを収納すべき物品棚19が入出庫口8の上
方、即ち、入出庫ステーションに位置すると回転棚装置
16は停止する。無人搬送車25が物品Wを載置する、
物品棚19の部分に臨んで停止するまでは前記と同様で
ある。その後、無人搬送車25の中央に位置していたス
ライド台28が右側に移動する。その間に、物品Wが対
向する入出庫口8が開かれる。その後、昇降台27が上
昇して、入出庫口8、入出庫ステーションの右側を通っ
て、スライドフォーク29上の物品Wの底面を入出庫ス
テーションの物品棚19の上面より上方に位置させる。
スライド台28は、スライドフォーク29を前記状態と
し得るように高さが高いものとなされている。その後、
スライドフォーク29が物品棚19の上方に突出し、そ
の後、昇降台27が下降することによってスライドフォ
ーク29上の物品Wは物品棚19に載せられる。その
後、スライドフォーク29が退入し、昇降台27は下降
し、スライド台28は無人搬送車25の左右方向中央に
戻る。スライドフォーク29が入出庫口8より退入する
と戸9は閉じられる。その後、無人搬送車25は前進
し、開かれた出口12より出て行き、無人搬送車25が
無人搬送車通路4より完全に出て行くと、出口12は閉
じられる。中央の回転棚装置16の物品棚19からの物
品Wの搬出作業は、スライドフォーク29が、物品棚1
9の下方への突出・その状態での上昇・物品Wを支承し
ての退入という動作を行なう点を除いてほぼ前記と同様
である。
【0016】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)回転棚装置16は少なくとも1つあればよい。 (2)囲い体2内に2つ以上の回転棚装置16を収納・
設置してもよい。 (3)1つの物品棚19は、少なくとも1つの物品Wが
載るようになっておればよい。 (4)物品棚19を上下方向に長いエンドレスの通路内
を水平状態を保持しつつ移動させる手段は任意である。 (5)囲い体2がない場合もある。 (6)無人搬送車25に設ける物品移載装置として、ス
ライドフォーク29に代えて、ロボットハンドを設ける
ようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、回転棚装置と無人搬送車と
を有効に利用して、従来必要であった無人搬送車とスタ
ッカークレーンとの間で物品の授受を省略出来るので、
作動効率等の面で使い勝手のよい自動倉庫システムを得
ることが出来る。 請求項2の発明によれば、回転棚装置をクリーン倉庫
や冷凍倉庫とすることが出来、塵埃を嫌う物品や冷凍物
品等特殊な物品を保管することが出来る。 請求項3の発明によれば、回転棚装置の下方に無人搬
送車通路が形成されているので、自動倉庫システムをコ
ンパクト化出来、その結果、土地の有効利用を図ること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す中間省略の縦断面図
である。
【図2】図1のII−II線に沿う中間省略の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 自動倉庫システム 2 囲い体 3 囲い体 4 無人搬送車通路 16 回転棚装置 17 ホイール 18 エンドレス帯 19 物品棚 20 エンドレスの通路 25 無人搬送車 29 スライドフォーク(物品移載装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に長いエンドレスの通路内を水
    平状態を保持しつつ移動する複数の物品棚を有する回転
    棚装置と、回転棚装置の入出庫ステーションに停止した
    物品棚に物品を載せたり、物品棚の物品を取り出したり
    する物品移載装置を有する無人搬送車とを有する自動倉
    庫システム。
  2. 【請求項2】 前記回転棚装置が戸を有する入出庫口を
    備えた囲い体内に収納されており、囲い体の入出庫口が
    臨む無人搬送車通路が戸を有する入口・出口を備えた囲
    い体によって囲われている請求項1記載の自動倉庫シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記回転棚装置の下方に無人搬送車通路
    が形成されている請求項1又は2記載の自動倉庫システ
    ム。
JP36815397A 1997-12-29 1997-12-29 自動倉庫システム Pending JPH11193109A (ja)

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JP36815397A JPH11193109A (ja) 1997-12-29 1997-12-29 自動倉庫システム

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JP36815397A JPH11193109A (ja) 1997-12-29 1997-12-29 自動倉庫システム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1939561A3 (de) * 2006-12-07 2008-07-23 Tecan Trading AG Kompaktlagersystem und dessen Verwendung
CN108556881A (zh) * 2017-12-28 2018-09-21 贵州电网有限责任公司 自平衡式电能表检测用手推车
WO2020057243A1 (zh) * 2018-09-21 2020-03-26 北京京东尚科信息技术有限公司 无人配送站及其无人车存取货的方法

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CN108556881A (zh) * 2017-12-28 2018-09-21 贵州电网有限责任公司 自平衡式电能表检测用手推车
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