JPH11192890A - 車両の後方検知装置 - Google Patents

車両の後方検知装置

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JPH11192890A
JPH11192890A JP9368907A JP36890797A JPH11192890A JP H11192890 A JPH11192890 A JP H11192890A JP 9368907 A JP9368907 A JP 9368907A JP 36890797 A JP36890797 A JP 36890797A JP H11192890 A JPH11192890 A JP H11192890A
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Hiroki Kamimura
裕樹 上村
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透 吉岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物体検出手段をサイドミラー内に格納する場
合の該物体検出手段の取付けによる重量増加が、サイド
ミラーを支持することにおいて過大な負担とならないよ
うにすること。 【解決手段】 車両の後側方の障害物等を検知するセン
サ4を、車両本体40側から延設された支持部材41に
取り付けられたミラー取付け軸42に、センサ用ブラケ
ット46を介して取り付けることにより、該ミラー取付
け軸42に作用する下向きのモーメントができるだけ小
さくなるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライバーが車両
を安全に運転することができるように支援するため、車
両後方に存在する障害物等を検出する装置の技術分野に
属し、特に、該障害物を検出する検出手段が車体外側部
に設けられたサイドミラーのミラーハウジング内に備え
られている車両の後方検知装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】車両のドライバーは、フロントガラスや
左右のドアウインドを通して、あるいはルームミラーや
左右のサイドミラーを介して、運転席の位置から周囲の
状況を主に視覚により認知し、これにより自車の走行進
路の判断やスピードコントロール等を行なって、前後車
両との間の適切な車間距離の保持や、円滑な車線変更も
しくは高速道路等での合流に努める。したがって、ドラ
イバーが車両を安全に運転するためには、自車の周囲に
存在する他の車両の様子を知ることが重要なことであ
り、そのために、ドライバーが自己の視覚により認識す
る情報以外に、自車の周囲、特に、車線変更等を行なう
際に重要な情報となる後側方に存在する他車両等の障害
物を機器により検出してドライバーに報知するように構
成された運転支援システムが知られている。
【0003】この種の運転支援システムとして、例え
ば、実願平6−935号公報には、サイドミラー内に物
体検出手段としてのテレビカメラを格納し、該カメラで
車両の後側方の障害物等を検出して、その情報をドライ
バーに提供するものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報開
示の技術では、サイドミラー内にテレビカメラを内装す
る構成となっているが、その場合に、物体検出手段とし
ての該テレビカメラをサイドミラーのミラーハウジング
内においてどのような位置に取り付けるかといったよう
な具体的な取付位置についての開示はなされていない。
【0005】しかしながら、上記のようにサイドミラー
内にテレビカメラを格納する場合においては、その取付
位置は、該サイドミラーを車体側に支持することにおい
て大きな影響を有することになる。
【0006】すなわち、サイドミラー内にカメラを取り
付けると、その分サイドミラー全体の重量が大きくなる
ので、このサイドミラーを車体側に支持する支持部材に
対してより大きな下向きのモーメントが作用することに
なる。そして、そのような大きな荷重に耐え得るように
上記支持部材の剛性を高めようとした場合には、該支持
部材に用いられる素材を例えば樹脂から金属に変更した
り、該支持部材を大型化したり、あるいは別途補強用の
部材を新設したりする必要が生じて、車両の軽量化を損
ない、またコストアップにもつながることになる。さら
には、サイドミラーが電動可倒式である場合には、該サ
イドミラーを駆動させるモータの出力を大きくするため
に該モータを大型化する必要が生じて、これによっても
やはり車両の軽量化が損なわれ、また消費電力のアップ
にもつながることになる。
【0007】そこで、本発明は、ドライバーの安全運転
を支援するため、車両の後側方の障害物等を検出する例
えばカメラ等の物体検出手段をサイドミラー内に格納す
る場合における上記不具合に対処するもので、そのよう
な物体検出手段の取付けによる重量増加が、サイドミラ
ーを支持することにおいて過大な負担とならないように
することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】まず、請求項1に記載の
発明(以下、「第1発明」という)は、ドライバーの安
全運転を支援するため車両の後側方の物体を検出する物
体検出手段を有する車両の後方検知装置において、上記
物体検出手段を車体外側部に設けられたサイドミラーの
ミラーハウジング内において、車幅方向内側に配設した
ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明(以下、「第2発
明」という)は、物体検出手段を、ミラーの角度調節の
ための揺動中心より車体寄りに配設することにより、車
幅方向内側に配設したことを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明(以下、「第3発
明」という)は、車体側からサイドミラーのミラーハウ
ジング内に延び、該サイドミラーを車体に支持する支持
部材を設けて、物体検出手段を、該支持部材に支持した
ことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明(以下、「第4発
明」という)は、車体側からサイドミラーのミラーハウ
ジング内に延び、該サイドミラーを車体に支持する支持
部材を設けて、該支持部材に、物体検出手段のハーネス
カプラが接続される接続部を設けたことを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明(以下、「第5発
明」という)は、車体側からサイドミラーのミラーハウ
ジング内に延び、該サイドミラーを車体に支持する支持
部材を設けて、該支持部材に、物体検出手段のハーネス
カプラが接続される接続部を設けると共に、上記ハーネ
スカプラが物体検出手段と一体として、該ハーネスカプ
ラを上記支持部材の接続部と接続することにより、物体
検出手段を上記支持部材に支持したことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明(以下、「第6発
明」という)は、物体検出手段を、その水平方向におけ
る検出範囲の最も車体寄りの検出限界縁部が車体の側縁
部に沿うように配置したことを特徴とする。
【0014】請求項7に記載の発明(以下、「第7発
明」という)は、物体検出手段を、その上下方向におけ
る検出範囲の中心線が水平方向から所定の角度だけ下方
に傾斜するように配置したことを特徴とする。
【0015】請求項8に記載の発明(以下、「第8発
明」という)は、物体検出手段をミラーの背後に配置
し、該ミラーを、上記物体検出手段が配設される車幅方
向内側においてハーフミラーとしたことを特徴とする。
【0016】請求項9に記載の発明(以下、「第9発
明」という)は、物体検出手段をミラーの背後に配置
し、且つ該ミラーをベース部材に装着して、該ベース部
材に、上記物体検出手段の検出方向に対応する位置に開
口部を形成したことを特徴とする。
【0017】請求項10に記載の発明(以下、「第10
発明」という)は、物体検出手段をミラーの背後に配置
し、且つ該ミラーに加温用の電熱線を配設して、該電熱
線を、上記物体検出手段の検出方向に対応する位置から
退避するように配設したことを特徴とする。
【0018】上記第1〜第10発明によって、次のよう
な作用が得られる。
【0019】まず、第1発明によれば、物体検出手段を
ミラーハウジング内の車幅方向内側に配設されたので、
該検出手段の取付けによってサイドミラーの重量が増加
するとしても、例えばこれをミラーハウジング内の車幅
方向外側に配設する場合に比べて、下向きのモーメント
が相対的に小さくなり、これにより、サイドミラーを車
体に支持する支持部材の剛性を比較的小さく抑制するこ
とができる。
【0020】次に、第2発明によれば、ミラーハウジン
グ内の車幅方向内側をミラーの揺動中心より車体寄りに
設定したので、より具体的に物体検出手段の配設位置が
明確化されることになる。
【0021】また、第3発明によれば、車体側からミラ
ーハウジング内に延びる支持部材側に物体検出手段を支
持させたので、該支持部材に作用するサイドミラーの重
量によるモーメントとしては増加がなく、物体検出手段
をサイドミラー側に取り付けた場合に比べて、相対的に
小さく抑制することができる。
【0022】そして、第4発明によれば、サイドミラー
を車体に支持する支持部材に、物体検出手段のハーネス
カプラを接続する接続部が設けたので、上記支持部材に
センサ用ハーネスが通る通路を設けることによる支持部
材の大型化を回避することができることになる。
【0023】さらに、第5発明によれば、ハーネスカプ
ラを物体検出手段と一体とし、支持部材に設けられた接
続部に上記ハーネスカプラを接続することにより物体検
出手段を支持部材に支持されるようにしたので、上記第
3発明及び第4発明による作用が得られると共に、物体
検出手段をワンタッチで、電気的接続と同時に取り付け
ることができ、また、上記物体検出手段を取り付けるた
めのブラケット等が不要となり、支持部材近辺の構造が
大幅に簡素化されることになる。
【0024】次に、第6発明によれば、物体検出手段
が、水平方向における検出範囲の最も車体寄りの検出限
界縁部が車体の側縁部に沿うように配置されているの
で、該物体検出手段が自車の後部を撮像するといったよ
うな無駄がなくなり、物体検出手段がもつ水平方向の検
出範囲を最大限利用することができることになる。
【0025】そして、第7発明によれば、物体検出手段
が、上下方向における検出範囲の中心線が水平方向から
所定の角度だけ下方に傾斜するように配置されているの
で、後続車両等が存在する地表付近が大きくなる割合で
撮像され、車両後側方の障害物等を有効的に検知するこ
とができることになる。
【0026】次に、第8発明によれば、ミラーのうち、
物体検出手段が配置される車幅方向内側がハーフミラー
とされているので、上記ミラーが物体検出手段の検知に
支障を与えることなく、該物体検出手段が車両後側方の
障害物等の検知を確実に行なうことができると共に、運
転者が目視確認するためのミラー面積が確保されるよう
になる。
【0027】また、第9発明によれば、ミラーを装着す
るベース部材に、物体検出手段の検出方向に対応する位
置に開口部が形成されているので、上記ベース部材が物
体検出手段の検知に支障を与えることなく、該物体検出
手段が車両後側方の障害物等の検知を確実に行なうこと
ができるようになる。
【0028】また、第10発明によれば、ミラーを加温
する電熱線が、物体検出手段の検出方向に対応する位置
から退避するように配設されているので、上記電熱線が
物体検出手段の検知に支障を与えることなく、該物体検
出手段が車両後側方の障害物等の検知を確実に行なうこ
とができるようになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0030】図1に示すように、この実施の形態に係る
車両には、左右のサイドミラー1,2に該車両の後側方
の物体を検出する検出手段として左センサ3と右センサ
4とがそれぞれ内装されていると共に、これらのセンサ
3,4で当該車両の左右の後側方に他車両等の障害物が
検出されたときに、その障害物に関する情報を、該障害
物と当該車両すなわち自車との間の距離及び相対速度の
算出結果に応じて、運転席前方に配置された例えば液晶
画面等でなるナビゲーションシステムと兼用の又は専用
のヘッドアップディスプレイに変化させて表示させる電
子制御ユニット(ECU)5が備えられている。
【0031】なお、左サイドミラーは右サイドミラーと
内部の各部材の配置位置のみ異なるものであるので、サ
イドミラーに関する説明は右サイドミラーのみ取り上げ
て行なうものとする。
【0032】次に、上記サイドミラー2は、図2に示す
ように、車両の後側方の環境を映し出すミラー部材10
と、該ミラー部材10を収納するため後方側に開口部が
設けられたハウジング部材11とを有する。
【0033】そして、上記ミラー部材10は、その背面
に設けられた電熱板12と共に両端がミラーホルダ13
(特許請求の範囲に記載の「ベース部材」に相当する)
に係合しており、該ミラー部材10はミラーホルダ13
と一体となって揺動すると共に、その表面に付着した水
滴やくもりが、上記電熱板12により背面から加熱され
ることによって除去されるようになっている。
【0034】上記ミラーホルダ13は、該ミラーホルダ
13の角度コントロール用の後述する押圧機構等が内蔵
されたアクチュエータユニット14に連結部15におい
て相対運動自在に連結されており、該連結部15は、ア
クチュエータユニット14に設けられた突出部16が上
記ミラーホルダ13の湾曲部13aに嵌合し、ストッパ
部材17及びネジ部材18によりアクチュエータユニッ
ト14の受止部14aと上記湾曲部13aとが対接する
ように連結された構造となっている。
【0035】そして、図2に示すように、上記連結部1
5において間隙部19,20を設けているので、ミラー
ホルダ13は上記ネジ部材18により軸支された状態
で、アクチュエータユニット14の受止部14a及びス
トッパ部材17に対して相対運動自在となっている。
【0036】一方、図3に示すように、上記連結部15
の下方及び側方には、ハウジング部材11内で上記ミラ
ー部材10を揺動させる押圧機構30,30が設けられ
ている。
【0037】該押圧機構30は、上記ミラーホルダ13
の厚肉部13bに係合する押圧部材31と、該押圧部材
31を支持する取付部材32と、上記押圧部材31を支
持部材32を介して突出、後退させるモータ(図示せ
ず)とで構成されており、該モータの作動により、ミラ
ーホルダ13がミラー部材10と共に、上記ネジ部材1
8の取付け位置を中心に揺動するようになっている。
【0038】そして、連結部15の側方に位置する押圧
部材31の突出、後退によりミラー部材10の車幅方向
の向きを、また、連結部15の下方に位置する押圧部材
31の突出、後退によりミラー部材10の上下方向の向
きをそれぞれ変えることができるようになっている。
【0039】一方、図3に示すように、サイドミラー2
の内方において、車両本体40側から延設された合成樹
脂製の支持部材41に、上方に突出するミラー取付け軸
42が取り付けられており、該ミラー取付け軸42は、
その長手方向の貫通孔42aを有し、該貫通孔42aを
押圧部材31を突出、後退させるモータ用ハーネス43
及びセンサ用ハーネス44が挿通するようになっている
と共に、上記ミラー取付け軸42の上部には角型部42
b及び螺子部42cが形成されており、上記センサ用ブ
ラケット46を上記角型部42bに嵌合させた後、上記
螺子部42cにナット45を螺合させることによりセン
サ用ブラケット46を固定させるようになっている。
【0040】また、上記アクチュエータユニット14が
固着部材47によってハウジング部材11に組付固定さ
れており、該ハウジング部材11におけるアクチュエー
タユニット14の取付け位置近傍には円筒型に形成され
た嵌合部11aが設けられており、該嵌合部11aが上
記ミラー取付け軸42に回動自在に外嵌されることによ
り、ハウジング部材11が上記ミラー取付け軸42を中
心に回動するようになっている。
【0041】そして、この第1の実施の形態において
は、車両の後側方の障害物等を検知するセンサ4が、セ
ンサ用ブラケット46を介して上記ミラー取付け軸42
の上端に取り付けられていると共に、上記センサ用ハー
ネス44がセンサ4の所定位置に接続されており、上記
センサ4はセンサ用ハーネス44を介して電力を得た
り、検知信号を前述したECU5に送信したりするよう
になっている。
【0042】このようにセンサを取り付けることによ
り、センサの取付けによる重量増加が、サイドミラーを
支持することにおいて過大な負担とならないようにする
ことができることになる。
【0043】一方、上記センサ用ブラケット46の下方
にはバネ受け48が設けられており、上記嵌合部11a
の上端に取り付けられたバネ49が上記バネ受け48を
適度な力で付勢し、車両の走行等によって振動が発生し
た場合には、上記バネ49によりその振動を速やかに吸
収して、センサ4への衝撃を和らげるようになってい
る。
【0044】以上のように構成されたサイドミラー内の
センサ3,4は、図4に示すように、水平方向の検知範
囲A,Aの最も車体寄りの検出限界縁部a,aを車両の
前後方向に延びる側縁部に沿わせるように、かつ、図5
に示すように、上下方向における検知範囲B,B(片方
のみ図示)の中心線bが、サイドミラーを通る水平線H
から所定の角度αだけ下方に傾斜するように配置されて
いる。
【0045】これにより、例えば後続車両が存在してい
ない空中部分を大量に撮像したり、また、自車の後部を
撮像したりすることが回避されて、センサの水平方向の
検知範囲A,A、及び、上下方向の検知範囲B,Bを有
効的に、かつ、最大限利用することができ、その結果、
車両後側方のうち検出すべき場所の障害物等をできるだ
け多く検出することができることになる。
【0046】また、図6に示すように、電熱板12、ミ
ラーホルダ13及びミラー部材10と上記のように設定
されたセンサの検知範囲とが重なる部分については、電
熱板12及びミラーホルダ13にそれぞれ開口部12
a,12a(図6参照)及び13c,13c(図2参
照,片方のみ図示)を設けると共に、上記電熱板12上
の電熱線12bは上記開口部12a,12aを退避する
ように張りめぐらせ、そして、ミラー部材10は車幅方
向内側もしくはセンサの検知範囲と重なる部分をハーフ
ミラーとする(図示せず)ように構成することによっ
て、センサ3,4の検知を阻害しないようになってい
る。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0048】なお、この第2の実施の形態においては、
車両本体とセンサとの間に配設されるセンサ用ハーネス
を上記ミラー取付け軸の中空貫通孔に通さず、カプラを
介して接続した点で、該ハーネスをモータ用ハーネスと
共に上記貫通孔に挿通させた第1の実施の形態と相違す
るものであって、それ以外の機械的構成はほぼ同様であ
るので、その説明は省略し、上記の相違する部分のみ説
明する。
【0049】この実施の形態では、図7に示すように、
ミラー取付け軸101に接続部102を設けており、先
端にカプラ103が取り付けられたセンサ用ハーネス1
04を備えたセンサ105がセンサ用ブラケット106
を介して上記ミラー取付け軸101に支持されている。
【0050】そして、上記カプラ103を接続部102
に接続させることにより、上記センサ103は、センサ
用ハーネス104を介して電力を得たり、検知信号を前
述したECU5に送信するようになっている。
【0051】これにより、上記ミラー取付け軸101に
センサ用ハーネス104が通る通路を設けることによる
上記取付け軸101の大型化を回避することができると
共に、上記のように接続部102をセンサ105から切
り離して該センサ105の取付け位置よりさらに内方に
設けるので、センサ105本体の重量が軽くなり、セン
サの取付けによる重量増加が、サイドミラーを支持する
ことにおいて過大な負担とならないようにすることがで
きることになる。
【0052】なお、ハウジング部材(図示せず)が回転
しても、上記ミラー取付け軸101に外嵌する嵌合部1
07が上記の接続部102に当接しないように、該嵌合
部107のうち接続部周辺は開口部108とされてい
る。
【0053】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0054】なお、この第3の実施の形態においては、
第2の実施の形態と同様に、車両本体とセンサとの間に
配設されるセンサ用ハーネスを上記ミラー取付け軸の中
空貫通孔に通さず、カプラを介して接続した点で、該ハ
ーネスをモータ用ハーネスと共に上記貫通孔に挿通させ
た第1の実施の形態と相違するものであると共に、カプ
ラの電気的接続がセンサの機械的接続を兼ねるという点
で、カプラの電気的接続がセンサの機械的接続とは別に
行なわれる第2の実施の形態と相違するものであって、
それ以外の機械的構成はほぼ同様であるので、その説明
は省略し、上記の相違する部分のみ説明する。
【0055】この実施の形態における接続部201は、
図8に示すように、第2の実施の形態と同様、ミラー取
付け軸202に取り付けられている。
【0056】一方、上記接続部201に接続するカプラ
203aはセンサ本体203に取り付けられており、該
カプラ203aを上記接続部201に接続することによ
り、センサ203がミラー取付け軸202に支持される
ようになっていると共に、上記センサ203は、センサ
用ハーネス204を介して電力を得たり、検知信号を前
述したECU5に送信するようになっている。
【0057】これにより、ミラー取付け軸202にセン
サ用ハーネス203が通る通路を設けることによる上記
取付け軸202の大型化を回避することができると共
に、上記センサ203をミラー取付け軸202の下部に
取り付けることによって、上部に取り付ける場合に比べ
て、ミラー取付け軸202への負担が軽減されることに
なり、さらに、ミラー取付け軸202近辺の構造が大幅
に簡素化されることになる。
【0058】なお、ハウジング部材(図示せず)が回転
しても、上記ミラー取付け軸202に外嵌する嵌合部2
05が上記の接続部201に当接しないように、該嵌合
部205のうち接続部201周辺は開口部206とされ
ている。
【0059】
【発明の効果】まず、第1発明によれば、物体検出手段
をミラーハウジング内の車幅方向内側に配設されたの
で、該検出手段の取付けによってサイドミラーの重量が
増加するとしても、例えばこれをミラーハウジング内の
車幅方向外側に配設する場合に比べて、下向きのモーメ
ントが相対的に小さくなり、これにより、サイドミラー
を車体に支持する支持部材の剛性を比較的小さく抑制す
ることができる。
【0060】次に、第2発明によれば、ミラーハウジン
グ内の車幅方向内側をミラーの揺動中心より車体寄りに
設定したので、より具体的に物体検出手段の配設位置が
明確化されることになる。
【0061】また、第3発明によれば、車体側からミラ
ーハウジング内に延びる支持部材側に物体検出手段を支
持させたので、該支持部材に作用するサイドミラーの重
量によるモーメントとしては増加がなく、物体検出手段
をサイドミラー側に取り付けた場合に比べて、相対的に
小さく抑制することができる。
【0062】そして、第4発明によれば、サイドミラー
を車体に支持する支持部材に、物体検出手段のハーネス
カプラを接続する接続部が設けたので、上記支持部材に
センサ用ハーネスが通る通路を設けることによる支持部
材の大型化を回避することができることになる。
【0063】さらに、第5発明によれば、ハーネスカプ
ラを物体検出手段と一体とし、支持部材に設けられた接
続部に上記ハーネスカプラを接続することにより物体検
出手段を支持部材に支持されるようにしたので、上記第
3発明及び第4発明による作用が得られると共に、物体
検出手段をワンタッチで、電気的接続と同時に取り付け
ることができ、また、上記物体検出手段を取り付けるた
めのブラケット等が不要となり、支持部材近辺の構造が
大幅に簡素化されることになる。
【0064】次に、第6発明によれば、物体検出手段
が、水平方向における検出範囲の最も車体寄りの検出限
界縁部が車体の側縁部に沿うように配置されているの
で、該物体検出手段が自車の後部を撮像するといったよ
うな無駄がなくなり、物体検出手段がもつ水平方向の検
出範囲を最大限利用することができることになる。
【0065】そして、第7発明によれば、物体検出手段
が、上下方向における検出範囲の中心線が水平方向から
所定の角度だけ下方に傾斜するように配置されているの
で、後続車両等が存在する地表付近が大きくなる割合で
撮像され、車両後側方の障害物等を有効的に検知するこ
とができることになる。
【0066】次に、第8発明によれば、ミラーのうち、
物体検出手段が配置される車幅方向内側がハーフミラー
とされているので、上記ミラーが物体検出手段の検知に
支障を与えることなく、該物体検出手段が車両後側方の
障害物等の検知を確実に行なうことができると共に、運
転者が目視確認するためのミラー面積が確保されるよう
になる。
【0067】また、第9発明によれば、ミラーを装着す
るベース部材に、物体検出手段の検出方向に対応する位
置に開口部が形成されているので、上記ベース部材が物
体検出手段の検知に支障を与えることなく、該物体検出
手段が車両後側方の障害物等の検知を確実に行なうこと
ができるようになる。
【0068】また、第10発明によれば、ミラーを加温
する電熱線が、物体検出手段の検出方向に対応する位置
から退避するように配設されているので、上記電熱線が
物体検出手段の検知に支障を与えることなく、該物体検
出手段が車両後側方の障害物等の検知を確実に行なうこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る車両の車両後方装
置の制御システム図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係るサイドミラ
ーの平面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係るサイドミラ
ーの斜視図である。
【図4】 同じく、サイドミラー内のセンサの水平方向
の検知範囲を表す図である。
【図5】 同じく、サイドミラー内のセンサの上下方向
の検知範囲を表す図である。
【図6】 同じく、サイドミラー内の電熱板を表す図で
ある。
【図7】 第2の実施の形態に係るサイドミラー内の要
部断面図である。
【図8】 第3の実施の形態に係るサイドミラー内の要
部断面図である。
【符号の説明】
3,4 センサ(物体検出手段) 11 ハウジング部材(ミラーハウジング) 12a 電熱板の開口部 13 ミラーホルダ(ベース部材) 13c ミラーホルダの開口部 42,101,202 ミラー取付け軸(支持部材) 103,203a カプラ 102,201 接続部 H 水平線 a 水平方向における検出範囲の最も車体寄りの
検出限界縁部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドライバーの安全運転を支援するため車
    両の後側方の物体を検出する物体検出手段を有する車両
    の後方検知装置であって、上記物体検出手段が車体外側
    部に設けられたサイドミラーのミラーハウジング内にお
    いて、車幅方向内側に配設されていることを特徴とする
    車両の後方検知装置。
  2. 【請求項2】 物体検出手段は、ミラーの角度調節のた
    めの揺動中心より車体寄りに配設されていることによ
    り、車幅方向内側に配設されていることを特徴とする請
    求項1に記載の車両の後方検知装置。
  3. 【請求項3】 車体側からサイドミラーのミラーハウジ
    ング内に延び、該サイドミラーを車体に支持する支持部
    材が設けられて、物体検出手段は、該支持部材に支持さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の車両の後方
    検知装置。
  4. 【請求項4】 車体側からサイドミラーのミラーハウジ
    ング内に延び、該サイドミラーを車体に支持する支持部
    材が設けられて、該支持部材に、物体検出手段のハーネ
    スカプラが接続される接続部が設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の車両の後方検知装置。
  5. 【請求項5】 車体側からサイドミラーのミラーハウジ
    ング内に延び、該サイドミラーを車体に支持する支持部
    材が設けられて、該支持部材に、物体検出手段のハーネ
    スカプラが接続される接続部が設けられていると共に、
    上記ハーネスカプラが物体検出手段と一体とされて、該
    ハーネスカプラが上記支持部材の接続部と接続されるこ
    とにより、物体検出手段が上記支持部材に支持されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両の後方検知装
    置。
  6. 【請求項6】 物体検出手段は、その水平方向における
    検出範囲の最も車体寄りの検出限界縁部が車体の側縁部
    に沿うように配置されていることを特徴とする請求項1
    に記載の車両の後方検知装置。
  7. 【請求項7】 物体検出手段は、その上下方向における
    検出範囲の中心線が水平方向から所定の角度だけ下方に
    傾斜するように配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の車両の後方検知装置。
  8. 【請求項8】 物体検出手段はミラーの背後に配置さ
    れ、該ミラーが、上記物体検出手段が配設される車幅方
    向内側においてハーフミラーとされていることを特徴と
    する請求項1に記載の車両の後方検知装置。
  9. 【請求項9】 物体検出手段はミラーの背後に配置さ
    れ、且つ該ミラーがベース部材に装着されて、該ベース
    部材に、上記物体検出手段の検出方向に対応する位置に
    開口部が形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の車両の後方検知装置。
  10. 【請求項10】 物体検出手段はミラーの背後に配置さ
    れ、且つ該ミラーに加温用の電熱線が配設されて、該電
    熱線が、上記物体検出手段の検出方向に対応する位置か
    ら退避するように配設されていることを特徴とする請求
    項1に記載の車両の後方検知装置。
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