JP2017039377A - 車両用画像表示装置 - Google Patents

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Yuzo Kesamaru
悠造 今朝丸
圭佑 山本
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圭佑 山本
清荘 宮本
Kiyotaka Miyamoto
清荘 宮本
慎治 中川
Shinji Nakagawa
慎治 中川
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Abstract

【課題】車両を俯瞰するような視点で見た画像を得る場合と、車両の側方から後方を撮影して従来のサイドミラーの代わりとなる画像を得る場合とで同じ撮像部を使用できるようにしてコストダウンを図りながら、しかも両方の画質を良好にする。【解決手段】支持部材30には、サイドカメラ5の撮影面側を下方に向けた下方撮影状態と、サイドカメラ5の撮影面側を車両後方に向けた後方撮影状態とに切り替える撮像部切替部が設けられている。処理部11aは、下方撮影状態にあるサイドカメラ5で撮影された画像によって車両を俯瞰する視点で見た画像を生成してディスプレイに表示させるとともに、後方撮影状態にあるサイドカメラ5で撮影された画像をディスプレイに表示させるように構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば自動車等に設けられる車両用画像表示装置に関し、特に車両の周囲を撮影して得た画像を表示する装置の技術分野に属する。
近年、自動車においては、車両前部及び後部と、左側部及び右側部にそれぞれ配設した4つのカメラで撮影して得た画像を合成して自動車を俯瞰するような視点で見たアラウンドビュー画像を生成し、自動車に搭載されたディスプレイにそのアラウンドビュー画像を表示させるように構成されたアラウンドビュー装置が搭載されるようになっている。左側部や右側部のカメラは、ドアミラーの下部において下方に向けて配設されている(例えば特許文献1参照)。
また、特許文献2、3には、車両の側方から後方(サイドバックビュー)を撮影するカメラを備えた車両用サイドカメラ装置が開示されている。特許文献2の車両用サイドカメラ装置は、車両の側部に固定されるベース部材と、ベース部材に設けられたシャフト周りに水平方向に回動可能に取り付けられたブラケット部材と、ブラケット部材の先端部に設けられたカメラとを備えており、ブラケット部材を車両後方へ回動させて格納状態とするときにカメラの撮影面側を車両のサイド後方に向けることができるようにリンク機構を設けている。
一方、特許文献3の車両用サイドカメラ装置は、ベース部材に対して垂直方向に回動可能に取り付けられるハウジングを備えており、このハウジングの内部にカメラが設けられている。そして、ハウジングを垂直方向に回動させることによって格納状態にすることができるようになっている。
特開2012−6551号公報 特開2014−231333号公報 特開2014−231334号公報
ところで、特許文献2、3のように、車両の側方から後方を撮影して表示させる車両用サイドカメラ装置を設けることで、従来のサイドミラーよりも小型なカメラを用いて、サイドミラー以上の後方視界を確保することが可能になる。つまり、車両用サイドカメラ装置は従来のサイドミラーを省略することができる装置であるとともに、サイドミラーが不要になることでベース部材やハウジングを小型化することが可能になるので、自動車の空力性能を向上させること、及び自動車の軽量化を実現することができ、ひいては自動車の燃費を向上させることができる。
さらに、カメラの画角を選定することで大きなミラーを設けなくても死角を解消することができ、また、感度の高いカメラを選定することで夜間の視認性を向上させることもできる。したがって、自動車に車両用サイドカメラ装置を設けることは視認性の向上だけでなく、燃費性能や安全性の向上にも寄与することになるため、特に有用である。
また、特許文献1のアラウンドビュー装置も自動車の運転者を視界の面でサポートすることができる点で有用であることから、このアラウンドビュー装置と、特許文献2、3の車両用サイドカメラ装置との両方を設けたいという要求がある。
しかしながら、特許文献1のアラウンドビュー装置と、特許文献2、3の車両用サイドカメラ装置とでは、カメラの撮影面が向く方向、即ち、カメラで撮影する方向が異なっており、具体的には、アラウンドビュー装置では下方を撮影する一方、車両用サイドカメラ装置では側方から後方を撮影することになる。したがって、車両の側部に互いに異なる方向を向くように別々のカメラを設けるか、超広角レンズを使用して1つのカメラで車両の側方から後方、下方に亘る広い範囲を撮影することが考えられる。
しかしながら、別々のカメラを設ける構造では部品点数が増加してコスト高になり、また、超広角レンズを使用して1つのカメラで車両の側方から後方、下方に亘って広い範囲を撮影する構造では、超広角レンズであるが故に、画像の歪みが大きくなり、遠近感を正しく乗員に伝えるのが困難になる。例えばサイドミラーの代用として表示装置を使用する場合には、超広角レンズで撮影した画像のうち、車両の側方から後方の範囲を切り出して表示することになるが、その切り出した画像が著しく歪むという問題がある。また、アラウンドビュー装置として使用する場合には、下方の範囲を切り出して表示する処理を行わなければならず、この場合も画質が著しく低下する懸念がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両を俯瞰するような視点で見たアラウンドビュー画像を得る場合と、車両の側方から後方を撮影して従来のサイドミラーの代わりとなる画像を得る場合とで同じ撮像部を使用できるようにしてコストダウンを図りながら、しかも両方の画質を良好にすることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、撮像部を下方に向けた状態と、後方に向けた状態とに切り替えることができるようにした。
第1の発明は、
車両の外部を撮影する撮像部と、
車両の側部に固定されるベース部材と、
上記ベース部材に取り付けられた状態で上記撮像部を支持する支持部材と、
上記撮像部で撮影した画像を処理する処理部と、
上記処理部で処理した画像を表示する表示部とを備えた車両用画像表示装置において、
上記支持部材には、上記撮像部の撮影面側を下方に向けた下方撮影状態と、上記撮像部の撮影面側を車両後方に向けた後方撮影状態とに切り替える撮像部切替部が設けられ、
上記処理部は、下方撮影状態にある上記撮像部で撮影された画像によって車両を俯瞰する視点で見た画像を生成して上記表示部に表示させ、また、後方撮影状態にある上記撮像部で撮影された画像を上記表示部に表示させるように構成されていることを特徴とする。
この構成によれば、撮像部が下方撮影状態にあるときには、車両を俯瞰する視点で見た画像が生成されて表示部に表示されるので、いわゆるアラウンドビュー画像が得られる。これにより、乗員が車両の周囲の状況を把握することが可能になる。一方、撮像部が後方撮影状態にあるときには、撮像部によって車両の側部から後方を撮影することが可能になる。そして、この画像が表示部に表示されるので、乗員は従来のサイドミラーの代わりとなる画像を見ることが可能になる。
つまり、車両を俯瞰する視点で見た画像と、従来のサイドミラーの代わりとなる画像とが共通の撮像部によって得られるので部品点数を削減して低コスト化が図られる。また、撮像部が下方撮影状態と後方撮影状態とに切り替えられるので、側方から後方、下方に亘る広い範囲を撮影できるほどの超広角レンズを用いなくても状況に応じた範囲を高画質で撮影することが可能になる。これにより、画角を狭くすることが可能になるので撮影した画像の歪みが抑制されるとともに、中心部近傍の比較的歪みの少ない領域の画像を使用して表示部に表示させることが可能になり、画質が良好になる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記支持部材は、車幅方向に延びるように形成されるとともに、車幅方向内側が上記ベース部材に対して上下方向に延びる支軸周りに回動可能に取り付けられ、
上記撮像部は、上記支持部材の車幅方向外側に取り付けられ、
上記車両用画像表示装置には、上記支持部材を上記支軸周りに回動させて上記撮像部を車幅方向外側に配置する使用状態と、上記撮像部を使用状態にある位置よりも車幅方向内側に配置する格納状態とに切り替える支持部材切替部が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、撮像部を使用しない場合には支持部材を格納状態にして車幅方向内側に配置することが可能になるので、撮像部の破損等が防止される。
第3の発明は、第2の発明において、
上記撮像部は、上記支持部材に対して該支持部材の長手方向に延びる回動軸周りに回動可能に取り付けられ、
上記撮像部切替部は、上記撮像部を上記回動軸周りに回動させて下方撮影状態と後方撮影状態とに切り替えることを特徴とする。
この構成によれば、撮像部を回動軸周りに回動させるという、簡単な構成によって下方撮影状態と後方撮影状態とに容易に切り替えることが可能になる。
第1の発明によれば、撮像部を下方撮影状態と後方撮影状態とに切り替えることができるので、車両を俯瞰する視点で見た画像と、従来のサイドミラーの代わりとなる画像とを共通の撮像部によって得ることができ、部品点数を削減して低コスト化を図ることができる。また、画角を狭くしながら広範囲を撮影することができるので、画像の歪みを抑制できるとともに、中心部近傍の比較的歪みの少ない領域の画像を使用して表示部に表示させることができ、よって、良好な画質を得ることができる。
第2の発明によれば、撮像部を車幅方向外側に配置する使用状態と、車幅方向内側に配置する格納状態とに切り替えることができるので、撮像部を使用しないときに撮像部の破損等を防止することができる。
第3の発明によれば、撮像部を回動軸周りに回動させることによって下方撮影状態と後方撮影状態とに容易に切り替えることができる。
実施形態に係る車両用画像表示装置のブロック図である。 各カメラの撮影範囲を模式的に示す図である。 後方撮影状態にある右側カメラユニットを後方から見た斜視図である。 右側カメラユニットの分解斜視図である。 下方撮影状態にある右側カメラユニットを後方から見た斜視図である。 格納状態にある右側カメラユニットを後方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用画像表示装置1のブロック図を示すものである。車両用画像表示装置1は例えば図2に模式的に示す自動車100に搭載されるものであり、フロントカメラ2、リヤカメラ3、左サイドカメラ4、右サイドカメラ5、左側格納モーター6、右側格納モーター7、左側カメラ切替モーター8、右側カメラ切替モーター9、ディスプレイ(表示部)10及び制御部11を備えている。フロントカメラ2は、自動車の前部の所定高さ、例えばフロントグリルやフロントバンパーの車幅方向中央部に取り付けられており、撮影面側、即ちレンズ側は少なくとも下方を撮影することができるように向けられている。リヤカメラ3は、自動車の後部の所定高さ、例えばリヤゲートの車幅方向中央部に取り付けられており、撮影面側、即ちレンズ側は少なくとも下方を撮影することができるように向けられている。
フロントカメラ2及びリヤカメラ3は、例えば従来から周知のCCDカメラ等を使用することができる。フロントカメラ2及びリヤカメラ3の撮影範囲はレンズの画角によってそれぞれ設定することができ、この実施形態では、図2に示す領域A1をフロントカメラ2が撮影することができるように、また、同図に示す領域A2をリヤカメラ3が撮影することができるように設定されている。フロントカメラ2及びリヤカメラ3は信号線を介して制御部11に接続されており、フロントカメラ2及びリヤカメラ3で撮影された画像信号は信号線を介して制御部11に入力される。
自動車100の左側部には左側カメラユニット14が設けられ、自動車100の右側部には右側カメラユニット15が設けられている。左側カメラユニット14は、従来の左側サイドミラーに代わって設けられるものであり、また、右側カメラユニット15は、従来の右側サイドミラーに代わって設けられるものである。したがって、この自動車100には、左側サイドミラー及び右側サイドミラーが設けられていない。
尚、左側カメラユニット14及び右側カメラユニット15は左右対称構造となっている点でのみ異なっており、基本的な構造は同様であるため、以下、右側カメラユニット15の構造について説明する。
図4に示すように、右側カメラユニット15は、右サイドカメラ5と、右側格納モーター7と、右側カメラ切替モーター9と、ベース部材20と、支持部材30とを備えている。ベース部材20は、自動車100の右側部に固定されるものであり、例えば図示しないが右側部に配設されるドアのアウタパネルや当該ドアのサッシュ部、右側のAピラー、右側のフェンダ等に固定される。ベース部材20の左端部が自動車100に対してビス等の締結部材によって締結固定される固定部21である。ベース部材20は、右側へ延出する板状部22を有している。板状部22の上面には、上下方向に延びる支軸23が上方へ突出するように設けられている。この支軸23は、板状部22及び固定部21に一体成形されている。支軸23は、上端部に開口する円筒状に形成された中空軸である。支軸23の上部の外周面には、多数の歯23aが周方向に並ぶように設けられている。一方、支軸23の下部の外周面は滑らかな曲面で構成されている。
支持部材30は、車幅方向に長い形状とされており、その車幅方向内側がベース部材20に対して支軸23周りに回動可能に取り付けられている。支持部材30は、上下方向の中間部において2つに分割されており、例えば樹脂材等からなる上側部材31と下側部材32とで構成されている。上側部材31は、全体として下方に開放するように形成されており、上壁部31aと上壁部31aの周縁部から下方へ延びる上側周壁部31bとを有している。下側部材32は、全体として上方に開放するように形成されており、下壁部32aと下壁部32aの周縁部から上方へ延びる下側周壁部32bとを有している。そして、上側部材31の上側周壁部31bの下端部と、下側部材32の下側周壁部32bの上端部とを突き合わせた状態で例えば周知の溶着法等を用いて溶着されている。尚、上側部材31と下側部材32との合わせ部にはシール材等を配設することも可能である。
下側部材32の下壁部32aの車幅方向内側(左側)には、支軸収容部33が上方へ膨出するように形成されている。支軸収容部33は、上下両方向に開口する円筒状をなしている。支軸収容部33の内径は、支軸23の外径よりも若干大きめに設定されており、支軸収容部33の下端部の開口から支軸23を挿入することができるようになっている。支軸収容部33の内周面は、支軸23の下側の外周面に対して摺接するようになっており、これにより、支持部材30が支軸23周りに回動可能となる。また、支軸収容部33の上端部には、径方向内方へ延出して周方向に延びる延出板部33aが一体成形されている。支軸収容部33の周壁部のうち、支軸23の歯23aを覆う部分において車両前側には開放口(図示せず)が形成されており、歯23aが支軸収容部33の外部に露出するようになっている。
下側部材32の下壁部32aにおいて支軸収容部33よりも右側には、右側格納モーター7を固定するための格納モーター固定部35が設けられている。格納モーター固定部35は、右側格納モーター7が上方から挿入された状態で該右側格納モーター7を囲むように形成された嵌合壁部35aを有しており、この嵌合壁部35aが右側格納モーター7の外面に嵌合することによって右側格納モーター7が下側部材32に固定されるようになっている。
右側格納モーター7は、回転軸7aが支持部材30の長手方向に延びる姿勢となるように下側部材32に固定される。そして、回転軸7aは、格納モーター固定部35の嵌合壁部35aを左側へ貫通して突出している。この回転軸7aには、ウォーム7bが固定されている。ウォーム7bは、支軸23の歯23aのうち、支軸収容部33の外部に露出する歯23aに噛み合うように配置されている。
下側部材32の下壁部32aにおいて格納モーター固定部35よりも右側には、右側カメラ切替モーター9を固定するためのカメラ切替モーター固定部36が設けられている。カメラ切替モーター固定部36は、右側カメラ切替モーター9が上方から挿入された状態で該右側カメラ切替モーター9を囲むように形成された嵌合壁部36aを有しており、この嵌合壁部36aが右側カメラ切替モーター9の外面に嵌合することによって右側カメラ切替モーター9が下側部材32に固定されるようになっている。
右側カメラ切替モーター9は、回転軸9aが支持部材30の長手方向に延びる姿勢となるように下側部材32に固定される。そして、回転軸9aは、カメラ切替モーター固定部36の嵌合壁部36aを右側へ貫通して突出している。回転軸9aには、円筒状部材9bが固定されている。
右側格納モーター7と、右側カメラ切替モーター9は制御部11に接続されており、制御部11によって制御される。
下側部材32の下壁部32aにおいてカメラ切替モーター固定部36よりも右側には、回動軸40を受ける軸受部37が上方へ突出するように設けられている。この軸受部37の上端面には、回動軸40の摺動面44に一致する軸受面37aが下方へ窪むように形成されている。
右サイドカメラ5は、支持部材30の車幅方向外側(右側)に取り付けられている。右サイドカメラ5は、円筒状のケーシング5aとレンズ5bとを有しており、ケーシング5aの内部に図示しないがCCD等の周知の受光素子が収容されている。この受光素子の受光面はレンズ5b側に向いている。右サイドカメラ5は信号線を介して制御部11に接続されており、右サイドカメラ5で撮影された画像信号は信号線を介して制御部11に入力される。詳細は後述するが、右サイドカメラ5は、図5に示すように右サイドカメラ5の撮影面側を下方に向けた下方撮影状態と、図3に示すように右サイドカメラ5の撮影面側を車両後方に向けた後方撮影状態とに切り替えられるようになっている。
右サイドカメラ5の撮影範囲はレンズの画角によって設定することができる。図5に示す下方撮影状態では、図2に示す領域A4を撮影することができるように右サイドカメラ5の撮影範囲が設定されている。この下方撮影状態における右サイドカメラ5の撮影範囲には、従来の車体右側部に配設される右側サイドミラーによる後方視界のように自動車100の側方から後方に亘る範囲は含まれない。
ケーシング5aの外周面には、円柱状の回動軸40が該ケーシング5aの径方向外方へ突出するように固定されている。回動軸40は、支持部材30に対して該支持部材30の長手方向に延びるように配置され、該支持部材30に対して該回動軸40の軸線周りに回動可能に取り付けられている。回動軸40の外周面の先端側には、先端側突出部41が形成されている。この先端側突出部41は、回動軸40の先端部よりも基端側寄りに位置しており、周方向に連続して延びる突条をなしている。また、回動軸40の外周面の基端側には、基端側突出部42が形成されている。先端側突出部41と基端側突出部42との間に、支持部材30の軸受部37が位置するようになっており、回動軸40が軸受部37に支持された状態で軸線方向に移動しないようになっている。
さらに、回動軸40の外周面のうち、先端側突出部41と基端側突出部42との間の部分は、摺動面44とされている。摺動面44には、回動軸40の回動範囲を後述のように規制するための回動規制部45が該摺動面44から突出するように設けられている。回動軸40の回動によって回動規制部45が軸線周りに回動して軸受部37に当接することで回動軸40の回動範囲が規制される。
回動軸40の先端部はフレキシブルチューブ47の一端部に嵌入されており、これにより、回動軸40とフレキシブルチューブ47とが一体化されている。このフレキシブルチューブ47は、例えばゴム等の弾性材を円管状に成形してなるものである。また、フレキシブルチューブ47の他端部には、右側カメラ切替モーター9の円筒状部材9bが嵌入されており、これにより、円筒状部材9bとフレキシブルチューブ47とが一体化されている。
回動軸40の基端部は、支持部材30の下側部材32の下側周壁部32bにおける右端部に形成された半円状の下側切欠部32cと、支持部材30の上側部材31の下側周壁部31bにおける右端部に形成された半円状の上側切欠部31cとによって上下方向に位置決めされている。
また、支持部材30の内部にはコイルスプリング50とビス51とが設けられている。コイルスプリング50は、縮み方向が上下方向となるように配置され、その下端部が支軸収容部33の延出板部33aの上面に載置されている。そして、ビス51は、コイルスプリング50の上端部から支軸収容部33の内部、即ち、支軸23の内部に挿入されてベース部材20に締結されている。ビス51にはワッシャ51aが設けられており、このワッシャ51aがコイルスプリング50の上端部に上方から当接するように配置される。従って、支持部材30は、コイルスプリング50によって下方へ常時付勢された状態でベース部材20に取り付けられる。
左側カメラユニット1は、図1に示すように、左サイドカメラ4と、左側格納モーター6と、左側カメラ切替モーター8とを有している。左サイドカメラ4の撮影範囲はレンズの画角によって設定することができる。下方撮影状態では、図2に示す領域A3を撮影することができるように左サイドカメラ4の撮影範囲が設定されている。この下方撮影状態における左サイドカメラ4の撮影範囲には、従来の車体左側部に配設される左側サイドミラーの後方視界のように自動車100の側方から後方に亘る範囲は含まれない。
ディスプレイ10は、例えば周知の液晶表示パネル等で構成されており、例えば自動車100に搭載されているナビゲーションシステムのディスプレイや、インストルメントパネル(図示せず)等に配設されているディスプレイを使用することができる。このディスプレイ10は、運転者の視界に入る箇所に設置されていればよく、例えば、左側と右側とにそれぞれディスプレイ10を設置してもよい。ディスプレイ10は制御部11が有する処理部11aに接続されており、処理部11aで処理された画像を表示することができるようになっている。
制御部11は、例えばCPU(中央演算処理装置)やROM、RAM等の記憶装置からなるマイクロコンピュータ等で構成されている。図1に示すように、制御部11には、自動車100に搭載されているオートマチックトランスミッション(図示せず)を操作するためのATレバー(図示せず)のポジションを検出するATポジション検出部12が接続されるとともに、自動車100の車速センサ13も接続されている。ATポジション検出部12は、例えばインヒビタスイッチ等で構成されている。また、制御部11には、格納スイッチSも接続されている。格納スイッチSは、例えば車室内に配設されており、左側カメラユニット14及び右側カメラユニット15を格納状態と使用状態とに切り替えるためのスイッチである。
使用状態とは、図3に示すように、右サイドカメラ5を車幅方向外側に配置する状態である。一方、格納状態とは、図6に示すように、支持部材30を支軸23周りに車両後側へ回動させて右サイドカメラ5を使用状態にある位置よりも車幅方向内側に配置する状態である。
制御部11は、格納スイッチSの操作状態を検出して格納状態であると判定すると、右側カメラユニット15の右側格納モーター7を作動させる。右側格納モーター7の回転方向は、支持部材30を支軸23周りに後方へ回動させる方向である。また、制御部11は、格納スイッチSの操作状態を検出して使用状態であると判定すると、右側カメラユニット15の右側格納モーター7を格納状態にする場合とは反対方向に回転させて支持部材30を図3に示すようにする。支持部材30の回動範囲は、例えば回動範囲を規制するための凹凸の形成や、右側格納モーター7の回転量(回転時間)等によって設定することができる。同様に、左側カメラユニット14の左側格納モーター6も作動させる。
また、制御部11は、ATポジション検出部12によってATレバーのポジションがDレンジ(ドライブポジション)にあることを検出した場合には、右側カメラ切替モーター9を作動させて図3に示すように右サイドカメラ5の撮影面側を車両後方に向けた後方撮影状態にする。後方撮影状態では、処理部11aは、右サイドカメラ5で撮影された画像のうち、中心部領域の画像を切り出してディスプレイ10に表示させる。この中心部領域の画像を切り出す処理については、従来から用いられている手法によるものなので、詳細な説明は省略する。同様に、処理部11aは、左サイドカメラ4で撮影された画像のうち、中心部領域の画像を切り出してディスプレイ10に表示させる。右サイドカメラ5の画像と、左サイドカメラ4の画像とは、別々のディスプレイ10に表示させることもできるし、1つのディスプレイ10に分割表示させることもできる。
尚、制御部11は、ATポジション検出部12によってATレバーのポジションがPレンジ(パーキングポジション)やNレンジ(ニュートラルポジション)にあるときに、Rレンジにあるときと同様に右サイドカメラ5及び左サイドカメラ4を後方撮影状態にしてもよい。また、制御部11は、車速センサ13によって検出された車速が低車速(例えば15km/h)以上であることを検出した場合には、右サイドカメラ5及び左サイドカメラ4を後方撮影状態にしてもよい。
制御部11は、ATポジション検出部12によってATレバーのポジションがRレンジ(リバースポジション)にあることを検出した場合には、右側カメラ切替モーター9を作動させて図5に示すように右サイドカメラ5の撮影面側を下方に向けた下方撮影状態にする。同様に、左側カメラユニット14も下方撮影状態にする。尚、制御部11は、車速センサ13によって検出された車速が低車速(例えば15km/h)未満であることを検出した場合には、右サイドカメラ5及び左サイドカメラ4を下方撮影状態にしてもよい。
また、図示しないが、後方撮影状態と下方撮影状態とを切り替えることができるビュー切替スイッチを設け、乗員によるビュー切替スイッチの操作を制御部11が検出することにより、後方撮影状態と下方撮影状態とを切り替えるようにしてもよい。
下方撮影状態では、処理部11aは、フロントカメラ2及びリヤカメラ3で撮影された画像と、左サイドカメラ4及び右サイドカメラ5で撮影された画像とにより、自動車100を俯瞰する視点で見た画像を生成して、図2に示すように領域A1〜A4で構成されたアラウンドビュー画像を得てディスプレイ10に表示させる。アラウンドビュー画像の生成要領は従来から用いられる手法を使用することができるので、詳細な説明は省略する。
以上説明したように、この実施形態に係る車両用画像表示装置1によれば、左サイドカメラ4及び右サイドカメラ5が下方撮影状態にあるときには、自動車100を俯瞰する視点で見た画像を処理部11aで生成してディスプレイ10に表示することができるので、乗員は自動車100の周囲の状況を把握することができる。一方、左サイドカメラ4及び右サイドカメラ5が後方撮影状態にあるときには、自動車100の左側部から後方の画像及び右側部から後方の画像がディスプレイ10に表示されるので、乗員は従来のサイドミラーの代わりとなる画像を見ることができる。
つまり、車両を俯瞰する視点で見た画像と、従来のサイドミラーの代わりとなる画像とを共通の左サイドカメラ4及び右サイドカメラ5によって得られるので、部品点数を削減して低コスト化を図ることができる。また、左サイドカメラ4及び右サイドカメラ5を下方撮影状態と後方撮影状態とに切り替えることができるので、側方から後方、下方に亘る広い範囲を撮影できるほどの超広角レンズを用いなくても状況に応じた範囲を高画質で撮影することができる。これにより、画角が狭くて済む分、画像の歪みが抑制されるとともに、撮影した画像の中心部近傍の比較的歪みの少ない領域の画像を使用してディスプレイ10に表示させることができ、画質が良好になる。
また、左側カメラユニット14は、小型の左サイドカメラ4によって従来の左側サイドミラーの鏡面に映る範囲以上の範囲を撮影することができるので、左側サイドミラーよりも小型化することが可能になる。右側カメラユニット15も同様である。このため、自動車100の空力性能を向上させること及び軽量化を実現することができ、ひいては自動車100の燃費を向上させることができる。大きなミラーを設けなくても死角を解消することができるので、安全性を向上させることもできる。
また、左サイドカメラ4及び右サイドカメラ5を使用しない場合には格納状態にすることができるので、左サイドカメラ4及び右サイドカメラ5の破損等を防止できる。
また、左サイドカメラ4及び右サイドカメラ5を回動軸40周りに回動させるという、簡単な構成によって下方撮影状態と後方撮影状態とに容易に切り替えることができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る車両用画像表示装置は、例えば自動車に配設することができる。
1 車両用画像表示装置
4 左サイドカメラ(撮像部)
5 右サイドカメラ(撮像部)
6 左側格納モーター(支持部材切替部)
7 右側格納モーター(支持部材切替部)
8 左側カメラ切替モーター(撮像部切替部)
9 右側カメラ切替モーター(撮像部切替部)
10 ディスプレイ(表示部)
11a 処理部
20 ベース部材
23 支軸
30 支持部材
40 回動軸

Claims (3)

  1. 車両の外部を撮影する撮像部と、
    車両の側部に固定されるベース部材と、
    上記ベース部材に取り付けられた状態で上記撮像部を支持する支持部材と、
    上記撮像部で撮影した画像を処理する処理部と、
    上記処理部で処理した画像を表示する表示部とを備えた車両用画像表示装置において、
    上記支持部材には、上記撮像部の撮影面側を下方に向けた下方撮影状態と、上記撮像部の撮影面側を車両後方に向けた後方撮影状態とに切り替える撮像部切替部が設けられ、
    上記処理部は、下方撮影状態にある上記撮像部で撮影された画像によって車両を俯瞰する視点で見た画像を生成して上記表示部に表示させ、また、後方撮影状態にある上記撮像部で撮影された画像を上記表示部に表示させるように構成されていることを特徴とする車両用画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の車両用画像表示装置において、
    上記支持部材は、車幅方向に延びるように形成されるとともに、車幅方向内側が上記ベース部材に対して上下方向に延びる支軸周りに回動可能に取り付けられ、
    上記撮像部は、上記支持部材の車幅方向外側に取り付けられ、
    上記車両用画像表示装置には、上記支持部材を上記支軸周りに回動させて上記撮像部を車幅方向外側に配置する使用状態と、上記撮像部を使用状態にある位置よりも車幅方向内側に配置する格納状態とに切り替える支持部材切替部が設けられていることを特徴とする車両用画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の車両用画像表示装置において、
    上記撮像部は、上記支持部材に対して該支持部材の長手方向に延びる回動軸周りに回動可能に取り付けられ、
    上記撮像部切替部は、上記撮像部を上記回動軸周りに回動させて下方撮影状態と後方撮影状態とに切り替えることを特徴とする車両用画像表示装置。
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