JPH11192548A - ノロ搬出装置 - Google Patents

ノロ搬出装置

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JPH11192548A
JPH11192548A JP9361316A JP36131697A JPH11192548A JP H11192548 A JPH11192548 A JP H11192548A JP 9361316 A JP9361316 A JP 9361316A JP 36131697 A JP36131697 A JP 36131697A JP H11192548 A JPH11192548 A JP H11192548A
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俊行 箕輪
Tatsuo Kurata
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 切断定盤から下側に落下したノロや端材等の
落下物を効率良く回収することができ、しかも故障など
によるメンテナンスコスト等の低コスト化が可能なノロ
搬出装置の開発が求められていた。 【解決手段】 切断定盤の下側にて互いに離間して配置
したスプロケット6、7間に張設した無端部材8a、8
bを回転駆動することにより、該無端部材8a、8bの
1または複数箇所に取り付けた搬出ユニット10の掻き
板13が前記切断定盤下方の床面3aに沿って移動され
て該床面3a上に落下したノロや端材等の落下物W1を
搬出するようになっているノロ搬出装置4を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ等の熱源を
用いて切断する被切断材が載置される切断定盤の下方に
落下したノロや端材等を搬出するためのノロ搬出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス、プラズマ、レーザ等の熱源を利用
して被切断材を切断する切断機にあっては、格子状、網
目状等に形成して通気性を確保した切断定盤を使用する
ことにより、切断用のガス(予熱炎や切断炎を形成する
ガス、レーザ切断におけるアシストガス等)に目的の気
流が得られるようにしている。この切断定盤上にて被切
断材を切断すると、切断によって生じたノロや端材等が
切断定盤を通過して下方に落下する。切断定盤下方に落
下したノロや端材等は堆積すると作業環境を悪化して作
業性に影響を与えたり、切断用ガス気流を乱して切断品
質に悪影響を与える可能性があるため、定期的に清掃し
て除去する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、清掃による
ノロや端材の除去作業は、切断定盤下側の狭隘な領域に
て行うため作業性が悪く、人手が掛かるものであった。
これに対応して近年では、スラット式、バケット式
といった自動搬出装置が提案されている。 スラット式は、多数のスラットを連結金具により無端
状に連結してキャタピラの如く構成し、回転駆動するこ
とによりスラット上に落下したノロや端材を搬送する。 バケット式は、切断定盤下方の床面上を摺動するバケ
ットにより、ノロや端材を回収しつつ搬送する。
【0004】しかしながら、スラット式の搬出装置で
は、スラット間に異物を噛み込んでスラットや連結金具
等を破損しやすいため、随時メンテナンスを行う必要が
あり、前記問題の根本的な解決に至らない。また、バ
ケット式の搬出装置では、ノロや端材が或程度堆積して
から一度に回収するため、バケットを駆動するための駆
動力が大きくなり、大型の駆動装置を必要とする。ま
た、ノロや端材を随時搬出するにはバケットを随時往復
動することになり、このための駆動装置や機構の小型化
が困難であり、また、ランニングコストが高く付くとい
った問題がある。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、(a)搬送方向前方から後方に行くにしたがって
前記搬送方向に垂直のビーム長手方向いずれかの方向に
傾斜した複数の掻き板によって、床上のノロや端材等の
落下物を前記ビーム長手方向に移動しつつ前記搬送方向
に搬出するとともに、しかも掻き板間の隙間によって落
下物の通過を許容しているため、前記掻き板を移動する
駆動機構に過剰な駆動抵抗が作用することを防止して駆
動系の故障を防止するとともに、駆動機構の小型化およ
び低コスト化、メンテナンスコスト等を可能にする、
(b)無端部材を回転駆動することで該無端部材に取り
付けた搬出ユニットの掻き板によって床面上の落下物を
ビーム長手方向および搬出ユニット搬送方向に連続的に
移動して、効率良く回収することができる、(c)請求
項2記載の掻き板によって搬出ユニットのビームの長手
方向中央部に落下物を徐々に移動しつつ搬出する構成に
より、床面上での落下物の分散を防止して、効率良く回
収することができる、(d)請求項3記載の弾性体から
なる掻き板により、掻き板と落下物の衝突時の緩衝や、
ビーム長手方向への落下物のスムーズな移動が図られ、
必要な最大駆動力の低下が可能になり、前記(a)や
(b)の効果がより顕著に得られるノロ搬出装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、被切断材が
載置される切断定盤の下側に配置され、ガス、プラズ
マ、レーザ等の熱源を利用した切断機本体により前記被
切断材を切断した際に前前記切断定盤から下方の床上に
落下したノロや端材等の落下物を回収するノロ搬出装置
であって、前記床の床面に沿って互いに離間して配置し
たスプロケット間に張設されかつ前記床面に沿って延在
する搬送領域を備える無端部材と、該無端部材を回転駆
動する駆動機構と、前記無端部材の1または複数箇所に
一体的に移動可能に取り付けた搬出ユニットとを具備
し、前記搬出ユニットは前記床面に沿って配置されかつ
搬送方向に対して垂直に延在するビームと、該ビームの
長手方向複数箇所に互いに離間して取り付けた掻き板と
を備え、しかも、前記駆動機構により前記無端部材が回
転駆動され前記搬送領域に到達した時には前記掻き板が
前記床面に近接配置されるように構成し、さらに前記掻
き板を前記搬送方向前方から後方に行くにしたがって前
記ビームの長手方向いずれかの方向に傾斜し、かつ前記
搬出ユニットの前記搬送方向後部では前記落下物が通過
可能な隙間を前記掻き板の間に確保したことを特徴とす
るノロ搬出装置を前記課題の解決手段とした。
【0007】前記搬出ユニットにおける掻き板の傾斜向
きは、搬送方向前方から後方に行くにしたがってビーム
の長手方向いずれかの方向であれば良く、一定方向に揃
えるといった各種構成が採用可能であるが、例えば、請
求項2記載のように、前記ビームの長手方向中央部から
一端部の領域に取り付けた掻き板を前記搬送方向前方か
ら後方に行くにしたがって前記ビームの長手方向他端部
に接近するように傾斜し、前記ビームの長手方向中央部
から他端部の領域に取り付けた掻き板を前記搬送方向前
方から後方に行くにしたがって前記ビームの長手方向一
端部に接近するように傾斜し、前記搬出ユニットを移動
することにより床上の落下物を前記ビームの長手方向中
央部に集めつつ前記搬送方向に移動するようになってい
る構成を採用すると、落下物を床面上に分散させること
無く効率良く回収することができる。また、本発明で
は、請求項3記載のように、前記掻き板が弾性体からな
る構成も採用可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明のノロ搬出装置の実施
の形態を、図1から図4を参照して説明する。図1にお
いて、符号1は切断定盤、2は切断機本体(レーザ切断
装置)、3は床、4はノロ搬出装置、Wは被切断材(鋼
材)である。切断定盤1は切断用ガス(レーザ切断の場
合アシストガス)の気流に影響を与えない格子状あるい
は網目状等の通気性を有する構成であり、しかも該切断
定盤1上にて切断機本体2によって被切断材Wを切断し
た際に生じたノロや端材等の落下物W1が貫通して、下
方の床3上に落下するようになっている。切断定盤1下
方の床3上には本実施形態のノロ搬出装置4を配置して
いる。図2はノロ搬出装置4を示す斜視図である。この
ノロ搬出装置4は、水平方向に互いに離間して配置した
スプロケット6、7間に張設した無端部材8a、8b
(チェーン)と、該無端部材8a、8bを回転駆動する
駆動機構9(電動モータ)と、前記無端部材8a、8b
の複数箇所に取り付けた搬出ユニット10、10…とを
備えている。なお、図2では、無端部材8a、8bの2
カ所の搬出ユニット10のみを図示しているが、本実施
形態のノロ搬出装置4では実際には図1に示すように無
端部材8a、8bの4カ所に搬出ユニット10を取り付
けている。
【0009】図1に示すように、前記スプロケット6、
7の一方(スプロケット6)は切断定盤1と床3との間
の下側領域11の一側部(図1中右側)の搬出開始位置
11aに配置し、他方のスプロケット7は反対側の搬出
回収位置11bに配置している。図2において、スプロ
ケット6は、下側空間11の幅方向(図2中矢印A)に
沿って延在する長尺ロッド状の軸6aの両端にスプロケ
ット本体6b、6cを対向配置して構成している。スプ
ロケット7も同様に、前記軸6aに平行の軸7aの両端
にスプロケット本体7b、7cを対向配置している。ス
プロケット本体6b、7b間には無端部材8aを巻装
し、スプロケット本体6c、7c間には無端部材8bを
巻装しており、両無端部材8a、8bは下側空間11の
幅方向両側に対向配置されかつ互いに平行に張設され、
しかもスプロケット6、7によって連結されているため
一体的に回転する。また、これら無端部材8a、8b
は、駆動機構9の駆動力がスプロケット9a、チェーン
9b、スプロケット9cを介してスプロケット6に伝達
されることにより一体的に回転駆動される。
【0010】スプロケット6b、6c、7b、7cはい
ずれも水平の軸6a、7aによって軸支されているの
で、無端部材8a、8bは垂直面内を回転する。すなわ
ち、スプロケット6、7間に巻装した無端部材8a、8
bは、床3に近接し床面3aに沿って延在する搬送領域
8cと、該搬送領域8cより上方の離間領域8dとを備
える。床面3a上のノロや端材等の落下物W1を搬出し
て除去する際には、図2においてスプロケット6、7を
時計回りに回転駆動するため、搬送領域8cの無端部材
8a、8bはスプロケット6から7に向かって移動し
(搬送方向。図2中矢印B)、離間領域8dの無端部材
8a、8bはスプロケット7から6に向かって移動する
(図2中矢印C)。なお、無端部材8a、8bとしては
チェーン以外、ベルトやワイヤロープ等各種構成が採用
可能である。駆動機構9としては電動モータに限定され
ず、油圧モータ等各種構成が採用可能である。
【0011】搬出ユニット10は、無端部材8a、8b
間に架設状態に取り付けている。したがって、無端部材
8a、8bを回転駆動すると搬出ユニット10も無端部
材8a、8bとともに一体的に回転し、搬送される。ま
た、搬送領域8cを移動する搬出ユニット10の移動軌
跡は、無端部材8a、8b間に位置する床面3aにほぼ
一致する。図3は搬送領域8cの搬出ユニット10を示
す。搬出ユニット10は、無端部材8a、8b間に架設
されることにより床面3aに沿って水平配置されかつ搬
送方向(図3中矢印B)に対して垂直に延在するビーム
12と、該ビーム12の長手方向複数箇所に互いに離間
して取り付けた掻き板13とを備えている。各掻き板1
3は、搬出ユニット10が前記搬送領域8cを移動中は
前記床面3aに近接配置される。そして、図2に示すよ
うに、無端部材8a、8bの回転駆動が継続されること
により、搬出開始位置11aから搬出回収位置11bに
向けて床面3aをほぼ摺動しつつ移動するようになって
いる。図3に示すように、ビーム12は、固定金具14
により無端部材8a、8bに固定している。
【0012】図4は、搬出ユニット10を示す下面図で
ある。図4において、掻き板13は鋼板からなり、ボル
ト15によりビーム12に着脱可能に固定している。し
たがって、掻き板13は、破損した場合にはボルト15
操作により簡便に交換することができる。また、搬出ユ
ニット10の搬送方向(図4中矢印B)後部には、落下
物W1が通過可能な隙間13aを掻き板13、13の間
に確保している。なお、掻き板はゴム等の弾性体から形
成することも可能であり、この場合にもボルト等により
ビーム12に着脱可能に取り付ける。
【0013】図2に示すように、前記ビーム12の長手
方向中央部から一端部12aの領域に取り付けた複数の
掻き板13は、前記搬送方向前方から後方に行くにした
がって前記ビーム12の長手方向他端部12bに接近す
るように傾斜し、前記ビーム12の長手方向中央部から
他端部12bの領域に取り付けた複数の掻き板13は前
記搬送方向前方から後方に行くにしたがって前記ビーム
12の長手方向一端部12aに接近するように傾斜して
いる。これにより、このノロ搬出装置4では、図2中矢
印B、Cのように無端部材8a、8bを回転駆動する
と、搬送領域8cを搬送方向(矢印B)に移動する搬出
ユニット10の掻き板13が床3上の落下物W1を前記
ビーム12の長手方向中央部(下側空間11の幅方向中
央部)に集めつつ前記搬送方向に移動するようになって
いる。
【0014】この時、落下物W1の多くは搬出回収位置
11bに到達する前に搬出ユニット10の隙間13aを
通過して搬送方向後方へ漏出する。そして、床面3a上
に残った落下物W1には、次に移動して来た搬出ユニッ
ト10により、再度、ビーム12の長手方向中央部への
寄せ集めと搬送方向への移動とがなされる。したがっ
て、無端部材8a、8bの回転駆動が継続されると、搬
送領域8cを搬送方向に移動する搬出ユニット10が次
々と床面3a上を通過し、搬出ユニット10が通過する
度に床面3a上の落下物W1が徐々に移動されて、最終
的に搬出回収位置11bに搬出され、回収される。な
お、各搬出ユニット10間では、掻き板13、13…の
取付位置を水平方向にずらしているので、床面3a上を
搬出ユニット10が連続的に通過することで、床面3a
の全面にわたって落下物W1の搬出を行うことができ
る。各搬出ユニット10の掻き板13、13…の取付位
置は、例えば、搬出ユニット10が床面3a上を連続的
に通過することによって、交互に掻くようにする。ま
た、ビーム12の長手方向中央部の掻き板13、13間
のみ隙間13aを形成しないことで、このノロ搬出装置
4によって床面3aの幅方向中央部の落下物W1をも自
動的に回収することができる。但し、この場合には、隙
間13aを形成しない掻き板13、13のサイズを小さ
くして、落下物W1の搬送によって生じる抵抗力を低下
することが望ましい。
【0015】このように、このノロ搬出装置4では、駆
動機構9を連続運転することにより床面3a上の落下物
W1を順次搬出回収位置11bに搬出でき、床面3a上
に落下物W1が堆積することを防止できるので、作業環
境を常に良好に維持することができるとともに、レーザ
切断に使用したアシストガス等に目的の気流が安定して
得られて切断品質を向上できるといった効果が得られ
る。また、床面3a上の落下物W1を数回の搬出ユニッ
ト10の通過により搬出する構成であり、搬出ユニット
10によって一度に回収する訳では無いので、落下物W
1を移動する際に搬出ユニット10に作用する抵抗力が
小さく、このため駆動機構9は簡便な構成で済み、低コ
スト化、小型化できる。しかも、端材等を噛み込んで故
障するといった心配も無いので、メンテナンス等も楽で
あり、ランニングコストも低コスト化できる。また、掻
き板として弾性体板を採用した時には、床面3a上の落
下物W1が大量であったり床面3a上の付着物に掻き板
が引っ掛かっても掻き板や駆動機構9の損傷を免れるこ
とができ、破損や故障が減少するので、ランニングコス
トを低減できる。
【0016】なお、本発明は、前記実施の形態に限定さ
れず、以下の様な変更を行うことも可能である。 (1)一本の無端部材により搬出ユニットを移動するよ
うにしたこと。 (2)水平面内を回転駆動する無端部材により、搬出ユ
ニットを移動すること。この場合、無端部材の回転経路
を細長くすると、往路、復路の両側を落下物の搬出に利
用することができる。 (3)個別に回転駆動される複数本の無端部材がそれぞ
れ搬出ユニットを移動することにより、協働して落下物
を搬出するようにしたこと。 (4)搬出ユニットにおいて、掻き板の傾斜方向を変更
すること。 全ての掻き板の傾斜方向を一定方向に揃え、例えば、搬
出ユニットが床面3aを通過すると床面3a上の落下物
W1が、図2に示した床面3aの幅方向いずれかの方向
に順次移動される構成等も採用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のノロ搬出
装置によれば、(イ)無端部材を回転駆動することによ
り、該無端部材に取り付けた1または複数の搬出ユニッ
トが切断定盤下の床面上を搬送方向に移動に移動して、
切断作業に生じたノロや端材等の床面上の落下物を連続
的に搬送方向に移動するようになっているので、駆動機
構を連続運転することにより効率良く落下物を搬出する
ことができ、作業環境を良好に維持することができると
ともに、切断に使用するガスに目的の気流が安定に得ら
れて切断品質が向上する、(ロ)搬出ユニットが床面上
を移動することにより、前記搬出ユニットの掻き板の間
の隙間から前記床面上の落下物が搬出方向後方に漏出可
能であるので、大量の落下物や床面上に固着した落下物
等を搬送する場合であっても搬出ユニットや駆動機構等
に大きい抵抗力を与えること無く落下物を無理なく搬送
することができ、ノロ搬出装置全体の故障や掻き板等の
部分的な破損を防止でき、メンテナンス等のコストを低
減することができる(ハ)(ロ)により、小さい駆動力
により搬出ユニットを駆動できるので、駆動機構等の小
型化、低コスト化が可能である、といった優れた効果を
奏する。
【0018】請求項2記載の構成を採用すると、搬出ユ
ニットが床面を通過する度に、掻き板の傾斜によって床
面上の落下物を床面の中央部に集めつつ搬出するので、
落下物を分散させることなく、効率良く回収することが
できるといった優れた効果を奏する。
【0019】請求項3記載の、掻き板が弾性体からなる
構成を採用すると、落下物の搬出作業にて掻き板や駆動
装置等に大きい抵抗力が作用することを掻き板の弾性に
より確実に防止できるので、前記(ロ)や(ハ)の効果
が一層確実に得られるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のノロ搬出装置の1実施の形態を示す
正面図である。
【図2】 図1のノロ搬出装置を示す斜視図である。
【図3】 図1のノロ搬出装置の搬出ユニットを示す斜
視図である。
【図4】 図3の搬出ユニットを示す下面図である。
【符号の説明】
1…切断定盤、2…切断機本体、3…床、3a…床面、
4…ノロ搬出装置、6…スプロケット、7…スプロケッ
ト、8a,8b…無端部材(チェーン)、8c…搬送領
域、9…駆動機構(電動モータ)、10…搬出ユニッ
ト、12…ビーム、13…掻き板、13a…隙間、W…
被切断材。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断材(W)が載置される切断定盤
    (1)の下側に配置され、ガス、プラズマ、レーザ等の
    熱源を利用した切断機本体(2)により前記被切断材を
    切断した際に前記切断定盤から下方の床(3)上に落下
    したノロや端材等の落下物(W1)を回収するノロ搬出
    装置であって、 前記床の床面(3a)に沿って互いに離間して配置した
    スプロケット(6、7)間に張設されかつ前記床面に沿
    って延在する搬送領域(8c)を備える無端部材(8
    a、8b)と、該無端部材を回転駆動する駆動機構
    (9)と、前記無端部材の1または複数箇所に一体的に
    移動可能に取り付けられかつ前記搬送領域にあっては前
    記床面に沿って搬送される搬出ユニット(10)とを具
    備し、 前記搬出ユニットは前記搬送領域にて該搬出ユニットの
    搬送方向に垂直かつ前記床面に並行して延在するビーム
    (12)と、該ビームの長手方向複数箇所に互いに離間
    して取り付けた掻き板(13)とを備え、しかも、前記
    駆動機構により前記無端部材が回転駆動され前記搬送領
    域に到達した時には前記掻き板が前記床面に近接配置さ
    れるように構成し、 さらに前記掻き板を前記搬送方向前方から後方に行くに
    したがって前記ビームの長手方向いずれかの方向に傾斜
    し、かつ前記搬出ユニットの前記搬送方向後部では前記
    落下物が通過可能な隙間(13a)を前記掻き板の間に
    確保したことを特徴とするノロ搬出装置(4)。
  2. 【請求項2】 前記ビームの長手方向中央部から一端部
    の領域に取り付けた掻き板を前記搬送方向前方から後方
    に行くにしたがって前記ビームの長手方向他端部に接近
    するように傾斜し、前記ビームの長手方向中央部から他
    端部の領域に取り付けた掻き板を前記搬送方向前方から
    後方に行くにしたがって前記ビームの長手方向一端部に
    接近するように傾斜し、 前記搬出ユニットを移動することにより床上の落下物を
    前記ビームの長手方向中央部に集めつつ前記搬送方向に
    移動するようになっていることを特徴とする請求項1記
    載のノロ搬出装置。
  3. 【請求項3】 前記掻き板が弾性体からなることを特徴
    とする請求項1または2記載のノロ搬出装置。
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