JP6640633B2 - 汎用コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、汎用コンバインに係り、詳しくは、刈り取られた穀稈を脱穀部に搬送する搬送装置に関する。
一般に、汎用コンバインは、刈取部で刈り取られた穀稈を搬送装置で走行方向後側に向けて搬送し、該搬送装置により搬送されて穀稈を全量脱穀部で脱穀処理をする。従来、搬送装置における駆動軸の近傍にフィーダハウスの両側壁を連結して補強する円管状のフレームを備えたコンバインが提案されている(特許文献1参照)。
特許第5761591号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、駆動軸の近傍に円管状のフレームが設けられているため、フレームに穀粒や稈を含む藁屑等が堆積し易いという問題があった。そして、フレームに藁屑等が堆積すると、堆積した藁屑等がスプロケットとフィードチェンの間に巻き込まれてフィードチェンが脱落する虞や、堆積した藁屑等により穀稈の搬送経路が狭くなり、穀稈の円滑な搬送が阻害される虞がある。また、堆積した藁屑等に穀粒が混在した場合、様々な種類の作物を刈取る汎用コンバインにおいては脱穀した穀粒に異品種が混入する虞がある。
そこで、本発明は、簡単な構造でケース体(フィーダハウス)内における藁屑等の堆積を減少させてかつ清掃作業性の高い汎用コンバインを提供することを目的とするものである。
本発明は、刈取られた穀稈を脱穀部(25)へ搬送する搬送装置(7)を備えた汎用コンバインにおいて、
前記搬送装置(7)は、駆動軸(23)に一体に設けられた駆動回転体(59、59)と、
従動軸(56)に支持された従動回転体(61)と、
前記駆動回転体(59、59)と前記従動回転体(61)とに亘って巻き掛けられ、刈取られた穀稈を搬送する無端状の搬送体(65、65)と、
前記駆動軸(23)及び前記従動軸(56)を支持すると共に前記駆動回転体(59、59)、前記従動回転体(61)及び前記搬送体(65、65)を収納するケース体(67)と、を有し、
前記ケース体(67)は、左側板(71)と、右側板(72)と、底板(73)と、天板(74)と、を有し、
前記左側板(71)と前記右側板(72)とを連結する補強フレーム(85)を備え、
該補強フレーム(85)と前記左側板(71)及び前記右側板(72)との連結部(86)が、前記駆動軸(23)の中心に対して、前記駆動軸(23)の中心と前記従動軸(56)の中心との間の距離の4分の1以上離れかつ2分の1より近い位置に配置され、
前記底板(73)における前記補強フレーム(85)に臨む位置に開口(76)を形成し、該開口(76)を開閉自在な蓋体(77)で閉塞し
前記駆動回転体(59、59)及び前記搬送体(65、65)が一対からなり、
前記一対の駆動回転体(59、59)の間において前記駆動軸(23)を覆う駆動軸カバー(62)と、
一端が前記補強フレーム(85)に固定され、他端が前記駆動軸カバー(62)に摺接するプレート部材(87)と、を備え、
該プレート部材(87)は、一対の駆動回転体(59、59)の間に亘って配設されてなる、
ことを特徴とする。
例えば図2、図3、図4及び図5を参照して、前記天板(74)における、前記駆動軸(23)に対して前記搬送体(65、65)による穀稈の搬送方向(A)上流側でかつ前記補強フレーム(85)に対して前記穀稈の搬送方向(A)下流側に開口(80)を形成し、該開口(80)を開閉自在な蓋体(82)で閉塞してなる。
例えば図2、図3、図4及び図5を参照して、前記底板(73)の開口(76)は、前記補強フレーム(85)の下方位置から前記穀稈の搬送方向(A)上流側に向かって延びるように形成されてなる。
なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、何ら本発明の構成を限定するものではない。
請求項1に係る本発明によると、ケース体の左側板及び右側板と補強フレームとの連結部を、駆動軸の中心に対して、駆動軸の中心と従動軸の中心との間の距離の4分の1以上離れかつ2分の1より近い位置に配置したので、ケース体をその長手方向の2分の1に近い位置で補強し、ケース体の剛性を向上すると共に、補強フレームを駆動回転体から離れた位置に配置して、駆動回転体に連れ回された藁屑等が補強フレームに堆積することを減少することができる。また、底板の前記補強フレームに臨む位置に開口を形成したので、底板の開口から容易に前記補強フレーム周辺の藁屑等の除去やケース体の内部の掃除を行うことができる。これにより、搬送体と駆動回転体の間に藁屑等が挟まることで発生する搬送体の脱落や、藁屑の堆積による搬送詰まりや、多種の穀稈を刈取る汎用コンバインにあっては脱穀した穀粒に異種穀粒が混入することを防止できる。また、一端が補強フレームに固定され、他端が駆動軸カバーに摺接するプレート部材を、左右一対の駆動回転体が略離間する幅に亘って形成したので、左右一対の搬送体と、補強フレームと、駆動軸カバーと、に囲まれる領域が、プレート部材で略覆われるため、駆動軸カバーに藁屑等が巻き付くことを効果的に防止し、藁屑の堆積による搬送詰まりや、多種の穀稈を刈取る汎用コンバインにあっては脱穀した穀粒に異種穀粒が混入することを防止できる。
請求項2に係る本発明によると、駆動軸に対して搬送体による穀稈の搬送方向上流側でかつ前記補強フレームに対して前記穀稈の搬送方向下流側に天板の開口を設けたので、藁屑等が補強フレームや駆動軸等に堆積した場合でも天板の開口から容易に藁屑等の除去やケース体の内部の掃除を行うことができる。これにより、搬送体と駆動回転体の間に藁屑等が挟まることで発生する搬送体の脱落や、藁屑の堆積による搬送詰まりや、多種の穀稈を刈取る汎用コンバインにあっては脱穀した穀粒に異種穀粒が混入することを防止できる。
請求項3に係る本発明によると、前記底板の開口は、前記補強フレームの下方位置から前記穀稈の搬送方向上流側に向かって延びるように形成したので、藁屑等が補強フレームに堆積した場合でも天板の開口から補強フレームへ流水を掛ける等により、補強フレームへ堆積した藁屑等が底板の開口から排出されやすく、容易に藁屑等の除去やケース体の内部の掃除を行うことができる。これにより、搬送体と駆動回転体の間に藁屑等が挟まることで発生する搬送体の脱落や、藁屑の堆積による搬送詰まりや、多種の穀稈を刈取る汎用コンバインにあっては脱穀した穀粒に異種穀粒が混入することを防止できる。
本発明を適用し得る汎用コンバインの側面図である。 穀稈搬送可能状態を示すフィーダの側断面図である。 フィーダの平断面図である。 フィーダの斜視図である。 下部掃除口カバー及び上後部掃除口カバーの開放状態を示すフィーダの右側断面図である。
図1は本発明を適用した汎用コンバインの右側面図である。図示する汎用コンバインは、稲や麦や豆類等の作物の刈取作業を行うものであり、該汎用コンバインは、左右一対のクローラ式走行装置1を有する走行機体2と、走行機体2の前方に昇降自在に連結された刈取部3と、を有する。刈取部3は、左右方向に延びる筒状のリール5と、該リール5を上下方向(昇降)及び前後方向に移動可能に支持する可動機構6とを有する。
上記刈取部3は、後側半部のフィーダ7(搬送装置)及び前側半部の刈取フレーム9を一体的に備え、該刈取フレーム9の左右の側壁からは前方に向かって分草体10が突出され、刈取フレーム9の左右の側壁間における下部かつ後部には、左右方向に延びる円柱状の掻込オーガ11が軸回りに回転駆動可能に支持され、該掻込オーガ11の前方には、左右に往復スライド駆動される図示しない刈刃が設置されている。尚、平面視で刈取フレーム9の左右の側壁間に上記リール5が配置されている。フィーダ7は、オペレータが乗込む走行機体2の操縦部12の側方に位置しており、該フィーダ7の後端部が走行機体2の前部に支持されている。刈取フレーム9は操縦部12の前側からフィーダ7の前側に至る左右範囲に形成されている。
この刈取部3と走行機体2の前部との間には、伸縮作動によって該刈取部3を走行機体2に対して昇降させる油圧式のリフトシリンダ13が設けられている。このリフトシリンダ13を伸張作動させることにより、刈取部3が後述するフィーダ駆動軸23を中心に走行機体2に対して上昇回転する一方で、リフトシリンダ13を縮小作動させることにより、刈取部3がフィーダ駆動軸23を中心に走行機体2に対して下降回転する。
上記リール5は、後述する手段によって動力が伝動されて回転駆動される図示しない回転軸と、該回転軸と一体回転する側面視多角形状(図示する例では6角形状)の左右一対のサイドフレーム16、16とを備え、互いに離間した状態で平行に対向配置された左右一対のサイドフレーム16、16の各頂点同士をそれぞれ左右方向の横フレーム17によって連結固定することにより、周囲及び左右両側方が内外で連通しかつ内部が空洞となる角柱状に成形されている。また、回転軸の軸回りに所定間隔毎に配置された各横フレーム17には、下降突出するリールタイン19が所定間隔毎に複数配置されている。
回転するリール5によって掻込まれた圃場の穀稈は刈刃によって刈取られ、掻込オーガ11によってフィーダ7の始端部21よりフィーダ7内に掻込まれる。フィーダ7内に掻込まれた穀稈は、フィーダ7内に設けられた回転可能なフィーダ駆動軸23(駆動軸)の回転により走行方向後側に向けて搬送する。
上記走行機体2の左側半部には、刈取られた穀稈の脱穀処理を行うとともに該脱穀処理された処理物から籾等の穀粒を選別する脱穀部25が設置されて、フィーダ7から穀稈を受け入れる。走行機体2の右側半部には、脱穀部25からの穀粒を蓄えるグレンタンク26が配設され、グレンタンク26の前方には、操縦部12が設置されている。
脱穀部25は、フィーダ7からの穀稈を受け入れる扱室27と、扱室27の真下側に形成された選別室29とを備え、扱室27内には、前後方向に延びる円柱状の扱胴30が自身の軸回りに回転自在に軸支され、選別室29内の上部には、前後動する揺動選別体31が設置され、選別室29内の下部前側には、後方斜め上方の選別風を起風する唐箕ファン35が配置され、選別室29内の下部の前後方向中途部には、一番ラセン32と、二番ラセン33が前後に配置されている。
穀稈は、扱室27内の回転する扱胴30によって後方へ搬送されながら脱穀処理され、その処理物は、選別室29に落下する。選別室29に落下した処理物は揺動選別体31によって揺動選別されるとともに、上記選別風によって選別(風選)される。具体的には、選別風の影響を受けずに前側の一番ラセン32に落下する一番物と、選別風の影響を若干受けて後側の二番ラセン33に落下する二番物と、選別風の影響を受けて後方斜め上方に吹上げられる藁屑等の排出物とに選別される。ちなみに、一番物は穀粒としてグレンタンク26内に搬送され、二番物は選別室29内に再度導入されて風選され、排出物は走行機体2の後端側から機外に排出される。
なお、揺動選別体31の後半部には、前後方向に並列配置された複数のフィンによりなるチャフシーブ36が設置されている。そして、電動モータ等からなるフィン開閉アクチュエータによって、フィンが下方を向くように回動される開作動時には、開度が大きくなって、揺動選別体31の上方側に吹抜ける選別風の風量が増加する一方で、フィン開閉アクチュエータによって、フィンが水平方向を向くように回動される閉作動時には、開度が小さくなって、揺動選別体31の上方側に吹抜ける選別風の風量が減少する。このようなフィンの開閉作動による風量の調整によって、処理物の量に応じた最適な風選を行うことが可能になる。
グレンタンク26内の穀粒は、走行機体2の後端部に支持された排出オーガ37によって機外に排出される。具体的には、全体が上下揺動可能かつ水平回動可能なように排出オーガ37の基端部が走行機体2に支持され、該排出オーガ37の先端部には穀粒を排出する排出部37aが設けられており、上下揺動又は水平回動によって排出オーガ37の排出部37aを所定位置に移動させ、その場で穀粒を排出させることができる。
図示しないエンジンで発生した動力は、伝動最上流で、走行系の動力と作業系の動力とに分岐される。そして、走行系の動力は、走行HST→走行トランスミッションの順に伝動されて左右のクローラ式走行装置1を走行駆動させる。一方、作業系の動力は、脱穀クラッチを介して脱穀部25に断続伝動される他、脱穀部25側の動力は刈取クラッチを介して刈取部3及びリール5に断続伝動される。刈取部3に伝動された動力は、フィーダ7内の穀稈を後方へ搬送するためフィーダ駆動軸23を駆動させる他、該フィーダ駆動軸23の動力は、分岐軸に伝動される。分岐軸の動力は、掻込オーガ駆動軸にチェン伝動され掻込オーガ11を掻込駆動させるとともに、刈刃駆動軸にベルト伝動されて刈刃を刈取駆動させる。
ついで、図2乃至図5に沿って、本発明の要部である刈取部3におけるフィーダ(搬送装置)7について説明する。フィーダ7は、軸回りに回転駆動可能に支持されたフィーダ駆動軸23と、該フィーダ駆動軸23と並行に離間して設けられたフィーダ従動軸56(従動軸)と、刈取った穀稈を前方から後方へ搬送する無端状のフィーダコンベア57を備える。フィーダ駆動軸23には、フィーダ駆動軸23の左右に一体に設けられた一対のスプロケット59、59(駆動回転体)と、該一対のスプロケット59、59の間においてフィーダ駆動軸23を覆う駆動軸カバー62と、が設けられている。フィーダ従動軸56には、軸回りに回転可能に支持された円筒状のフィーダドラム61(従動回転体)が設けられている。
フィーダコンベア57は、一対の無端状のフィードチェン65、65(搬送体)と、平坦な板金を略直角に2度折り曲げて断面コ字状に形成された棒状の複数の搬送プレート63と、を備える。搬送プレート63は、上記一対のフィードチェン65、65に亘って所定の間隔で複数掛け渡されている。該一対のフィードチェン65、65のうち、左側のフィードチェン65は、左側のスプロケット59と、フィーダドラム61の左端と、に亘って巻き掛けられ、右側のフィードチェン65は、右側のスプロケット59と、フィーダドラム61の右端と、に亘って巻き掛けられている。
フィーダ7は、フィーダ駆動軸23及びフィーダ従動軸56を支持する箱状のフィーダハウス(ケース体)67を備え、該フィーダハウス67にスプロケット59、59とフィーダドラム61とフィーダコンベア57とが収納されている。フィーダハウス67は、左側板71と、右側板72と、該左側板71の下端及び該右側板72の下端を接続する底板73と、該左側板71の上端及び該右側板72の上端を接続する天板74と、を備え、フィーダ7の始端部21と終端部22は開放している。フィードチェン65、65と前記底板73との間には搬送路69が、フィードチェン65、65と天板74との間には回収路70が形成されている。刈取られた穀稈を掻込オーガ11から始端部21を通してフィーダ7内へ受け入れ、穀稈をフィーダコンベア57の搬送路69における搬送プレート63の搬送移動によりフィーダ7内を走行方向後側に向けて搬送し、終端部22を通して脱穀部25へ搬出し、穀稈を脱穀部で脱穀処理をする。
上記左側板71と上記右側板72は、着脱可能な板状の補強フレーム85に夫々ボルトにより連結されている。該補強フレーム85は、上記底板73と天板74との間に配置されかつフィーダ駆動軸23とフィーダ従動軸56との中間よりややフィーダ駆動軸23寄りにフィーダ駆動軸23と平行に設けられている。詳しくは、左側板71及び右側板72と補強フレーム85との連結部86が、フィーダ駆動軸23の中心に対して、フィーダ駆動軸23の中心とフィーダ従動軸56の中心との間の距離の4分の1以上離れかつ2分の1より近い位置に配置されている。
補強フレーム85は、平坦な板金を略直角に2回折り曲げて断面Z状に形成されており、フィードチェン支えばね取付片89と、フィードチェン支えばね取付片89と略垂直に一体で形成された補強片90と、補強片90と略垂直に一体で形成された巻付き防止板取付片91を有する。フィードチェン支えばね取付片89には、フィーダコンベア57の左右に設けられた一対のフィードチェン65、65の夫々に対応し、弾性部材で形成されたフィードチェン支えばね83、83が、搬送路69におけるフィードチェン65に近接して設けられている。
上記巻付き防止板取付片91には、一端が巻付き防止板取付片91にボルトで着脱可能に固定され、他端がフィーダ駆動軸カバー62に摺接した巻付き防止板87(プレート部材)が設けられている。該巻付き防止板87は、一対のスプロケット59、59が略離間する幅に亘って矩形板状に形成されて、回収路70におけるフィーダコンベア57と略並行になるよう配設されている。上記フィードチェン支えばね取付片89、巻付き防止板87は、常に搬送路69における穀稈の搬送方向A下流側から搬送方向A上流側に向けて下降する向きに備えられている。
上記底板73は下部掃除口76(底板の開口)を有し、穀稈搬送時は底板73に開閉自在に備えられた下部掃除口カバー77(蓋体)によって閉塞されている。該底板73は、常に搬送路69における穀稈の搬送方向A下流側から搬送方向A上流側に向けて下降する向きに備えられている。上記天板74は上前部掃除口79及び上後部掃除口(天板の開口)80を有し、通常時は天板74に夫々開閉自在に備えられた上前部掃除口カバー81及び上後部掃除口カバー(蓋体)82によって閉塞されている。
下部掃除口76は、補強フレーム85の下方位置から搬送方向A上流側に向かって延びるように形成され、上記上後部掃除口80は、フィーダ駆動軸23に対して上記搬送方向A上流側でかつ補強フレーム85に対して搬送方向A下流側に形成され、上記上前部掃除口79は、フィーダ従動軸56の近傍に形成されている。上後部掃除口80は、巻付き防止板87を補強フレーム85から取り外した状態で、フィーダハウス67内からフィーダハウス67外へ巻付き防止板87を取り出すのに十分な大きさを有して形成されている。下部掃除口76は、巻付き防止板87を補強フレーム85から取り外した状態で、フィーダハウス67内からフィーダハウス67外へ補強フレーム85を取り出すのに十分な大きさを有して形成されている。
左側板71及び右側板72には、フィーダ駆動軸23に藁屑等が巻き付くことを防止する駆動軸スクレーパ92、92がフィーダ駆動軸23に近接するように設けられている。一方の駆動軸スクレーパ92は、左側のスプロケット59と左側板71の間に設けられ、他方の駆動軸スクレーパ92は、右側のスプロケット59と右側板72の間に設けられている。駆動軸スクレーパ92、92は、フィーダ駆動軸23に近接し、フィーダ駆動軸23と平行な平面板状の近接片93を夫々有する。該駆動軸スクレーパ92、92のフィーダ駆動軸23に対する近接部は、刈取部3の昇降状態によらず、常にフィーダ駆動軸23の中心を通る水平面より下方に位置してかつ近接片93、93を含む平面は、刈取部3の昇降状態によらず、常にフィーダ駆動軸23の中心より前方に位置するよう配置されている。
フィーダドラム61は、フィーダドラム61の左右端に一対のフィーダドラム側方カバー97、97を備え、左右両端近傍にフィーダ従動軸56と同心円筒状でフィードチェン65、65が当接する一対のチェン当接面95、95と、チェン当接面95、95と直交し、チェン当接面95、95に対してフィーダドラム側方カバー97、97の反対側に設けられるフィーダドラムガイド96、96と、を有する。フィーダドラム側方カバー97、97と、フィーダドラムガイド96、96と、はチェン当接面95、95と同心円筒状でチェン当接面95、95より大きな直径となるように形成されており、フィードチェン65、65がチェン当接面95、95から外れることを防ぐ。フィーダドラム側方カバー97、97はフィーダハウス67に対して回転不能に設けられており、夫々のフィーダドラム側方カバー97、97には、チェン当接面95、95とフィーダドラムガイド96、96に共に近接し、チェン当接面95、95に藁屑等が巻き付くことを防止する一対のドラムスクレーパ98、98が設けられている。ドラムスクレーパ98、98のチェン当接面95、95への近接部は、刈取部3の昇降状態によらず、常にフィーダ従動軸56の中心を通る水平面より下方に位置するよう配置されている。
本実施の形態は、以上のような構成からなるので、フィーダハウス67の剛性を向上すると共に、フィーダハウス67内における藁屑等の堆積を減少させてかつ高い清掃作業性を実現することができるため、フィードチェン65、65とスプロケット59、59との間に藁屑等が挟まることで発生するフィードチェン65、65の脱落や、堆積した藁屑等により穀稈の搬送経路が狭くなることで穀稈の円滑な搬送が阻害される虞や、多種の穀稈を刈取る汎用コンバインにあっては脱穀した穀粒に異種穀粒が混入することを防止できる。
刈取部3はフィーダ駆動軸23を中心に昇降回転運動を行うため、フィーダ駆動軸23周辺には高い剛性が求められる。したがって補強フレーム85はフィーダ駆動軸23から遠すぎると十分な補強効果が期待できないが、補強フレーム85がフィーダ駆動軸23に近すぎるとスプロケット59、59に連れ回された藁屑等が補強フレーム85に堆積しやすくなる。そのため、連結部86が、フィーダ駆動軸23の中心に対して、フィーダ駆動軸23の中心とフィーダ従動軸56の中心との間の距離の4分の1より離れ2分の1より近い位置に配置し、フィーダ駆動軸23と連結部86との間に穀稈の長さに比して十分な距離を確保した。これにより、フィーダハウス67をその長手方向の2分の1に近い位置で補強し、フィーダハウス67の剛性を向上させるとともに、スプロケット59、59に連れ回された藁屑等が補強フレーム85に堆積することを減少することができる。
また、一端が補強フレーム85に固定され、他端が駆動軸カバー62に摺接する巻付き防止板87を、左右一対のスプロケット59、59が略離間する幅に亘って形成したので、左右一対のフィードチェン65、65と、補強フレーム85と、駆動軸カバー62と、に囲まれる領域が、巻付き防止板87で略覆われるため、駆動軸カバー62に藁屑等が巻き付くことを防止できる。
藁屑等が上記補強フレーム85や巻付き防止板87付近に一時的に停滞した場合でも、巻付き防止板87は回収路70におけるフィーダコンベア57と略並行に設けられているため、巻付き防止板87と搬送プレート63の間隔を超える大きさの藁屑等は搬送プレート63によって回収路70における搬送プレート63の移動方向へ押し出されて除去される。また、補強フレーム85は平坦な板金を略直角に2回折り曲げて断面Z状に形成されており、巻付き防止板87は凹凸が無い平面板状に形成されているため、補強フレーム85や巻付き防止板87の上に残った、巻付き防止板87と搬送プレート63の間隔以下の細かい藁屑等は刈取部3が上下方向又は前後方向に移動する際やフィーダ駆動軸23が回転する際に伴う振動によって底板73へ落下することを期待できる。
左右の駆動軸スクレーパ92、92は、夫々左側板71と右側板72とに固定されてフィーダ駆動軸23に近接するよう設けられている。これにより、フィーダ駆動軸23が回転すると、該駆動軸スクレーパ92、92がフィーダ駆動軸23に付着した藁屑等を削ぎ落とし、フィーダ駆動軸23に藁屑等が巻付くことを防止できる。また、駆動軸スクレーパ92、92は、近接片93、93のフィーダ駆動軸23に対する近接部は、刈取部3の昇降状態によらず、常にフィーダ駆動軸23の中心を通る水平面より下方に位置してかつ近接片93、93を含む平面は、刈取部3の昇降状態によらず、常にフィーダ駆動軸23の中心より前方に位置するよう配置されている。これにより、フィーダ駆動軸23に巻きついた藁屑等を除去しつつ近接片93、93自身に藁屑等が堆積することを防止できる。
フィーダドラム側方カバー97、97はフィーダハウス67に対して回転不能に設けられており、夫々のフィーダドラム側方カバー97、97には、チェン当接面95、95とフィーダドラムガイド96、96に共に近接し、チェン当接面95、95に藁屑等が巻き付くことを防止する一対のドラムスクレーパ98、98が設けられている。これにり、チェン当接面95、95がフィーダ従動軸56を中心に回転すると、該ドラムスクレーパ98、98がチェン当接面95、95に付着した藁屑等を削ぎ落とし、チェン当接面95、95とフィードチェン65、65との間に藁屑等が挟まることによって実質的にチェン当接面95、95の直径が拡大した状態となることで発生するフィードチェン65、65の脱落や、搬送路69が狭くなることによる搬送詰まりを防止できる。また、ドラムスクレーパ98、98のチェン当接面95、95への近接部は、刈取部3の昇降状態によらず、常にフィーダ従動軸56の中心を通る水平面より下方に位置するよう配置されている。このことによって、フィーダドラム61に巻きついた藁屑等を除去しつつドラムスクレーパ98、98自身に藁屑等が堆積することを防止できる。
このように、フィーダハウス67内には藁屑等が堆積しにくい構造となっているが、仮に堆積した場合でも、天板74に、フィーダ駆動軸23に対して搬送方向A上流側でかつ補強フレーム85に対して搬送方向A下流側に上後部掃除口80を形成したので、該上後部掃除口80は、補強フレーム85とフィーダ駆動軸23の間に配置されている巻付き防止板87に臨む位置でかつフィーダ駆動軸23及び補強フレーム85の夫々の近傍に形成される。これにより、フィーダ駆動軸23の周辺部、巻付き防止板87の周辺部、補強フレーム85の周辺部の掃除を効率的に行うことができる。巻付き防止板87は補強フレーム85にボルトで着脱可能に固定されており、上後部掃除口80は、フィーダハウス67内からフィーダハウス67外へ巻付き防止板87を取り出すのに十分な大きさを有して形成されているので、巻付き防止板87を上後部掃除口80から取り出して掃除を行うこともできる。
また、底板73の補強フレーム85に臨む位置に下部掃除口76を形成したので、補強フレーム85の周辺は下部掃除口76から掃除をすることができる。補強フレーム85は左側板71及び右側板72にボルトで着脱可能に固定されており、下部掃除口76は、フィーダハウス67内からフィーダハウス67外へ補強フレーム85を取り出すのに十分な大きさを有して形成されているので、補強フレーム85を下部掃除口76から取り出して掃除を行うこともできる。その際、事前に補強フレーム85から巻付き防止板87を外すことで、補強フレーム85を取り出しやすくすることもできる。
また、本実施の形態では巻付き防止板87は補強フレーム85にボルトで着脱可能に固定されていることとしたが、巻付き防止板87を補強フレーム85と一体に形成しても良い。この場合、部品点数が削減でき、補強フレーム85をフィーダハウス67内から取出す手順を減らし、在庫管理が行いやすい等のメリットがある。
また、巻付き防止板87を補強フレーム85から取り外すことなく下部掃除口76または上後部掃除口80から取出し可能に、下部掃除口76または上後部掃除口80の位置及び大きさを適宜設定してもよい。その場合、補強フレーム85をフィーダハウス67内から取出す手順を減らすことが可能となる。
また、本実施の形態では巻付き防止板87の一端は補強フレーム85に固定され、他端は駆動軸カバー62に摺接することとしたが、補強フレーム85の他端は駆動軸カバー62に引掛けるか或いはボルトを使用する等により着脱可能に固定されることとしてもよい。この場合、補強フレーム85と駆動軸カバー62の間に隙間ができにくくなるため、駆動軸カバー62に藁屑等が巻きつく虞が尚一層低下する。
補強フレーム85は、上後部掃除口80と、下部掃除口76と、の間に設けられており、下部掃除口76は、補強フレーム85の下方位置から穀稈の搬送方向A上流側に向かって延びるように形成されているため、フィーダハウス67内に堆積した藁屑等を上後部掃除口80から掃除を行う際、効率的に下部掃除口76から藁屑等を排出できる。また、底板73は、刈取部3の昇降状態によらず、常に搬送方向A下流側から搬送方向A上流側へ向けて下降する向きに備えられており、下部掃除口76は上後部掃除口80より搬送方向A上流側に形成されていることにより、流水等を掛けてフィーダハウス67内の掃除を行う際に流水等や藁屑等の排出を効率的に行うことができる。天板74のフィーダ駆動軸23の近傍には上前部掃除口79が形成されているため流水を掛けること等により、フィーダ従動軸56近傍の藁屑等を効率的に行うことができる。
搬送路69に過剰な穀稈が進入した際に、搬送路におけるフィーダコンベア57が穀稈によって押され、底板73から離間する方向へフィーダコンベア57の軌道が変位することがある。この際、フィーダハウス67の搬送方向におけるフィーダ駆動軸23とフィーダ従動軸56との略中間が最も変位量が大きくなり、当該付近に構造物が存在する場合には、フィーダコンベア57と接触する虞がある。本実施の形態においては、フィードチェン支えばね83、83は通常時はフィーダコンベア57の搬送路69における左右夫々のフィードチェン65、65と近接して設けられている。搬送路69に過剰な穀稈が進入した際には、フィードチェン支えばね83、83とフィードチェン65、65が摺接してフィードチェン支えばね83、83がフィードチェン65、65を底板73方向へ押圧し、フィードチェン65、65と補強フレーム85とが接触することを防ぐ。これにより、補強フレーム85を、フィーダ駆動軸23とフィーダ従動軸56との中間付近に配置したものでありながら、過剰な穀稈によってフィーダコンベア57が補強フレーム85の方向へ押された場合でも、フィーダコンベア57が補強フレーム85に接触して、フィーダコンベア57や補強フレーム85が傷付くことや、これらの接触により発生する部品同士の削り屑が穀粒に混入することを防止できる。
また、本実施の形態は、汎用型コンバインについて説明したが、穀稈の自動搬送路を備えた他の農業機械に適用可能である。
7 搬送装置(フィーダ)
23 駆動軸(フィーダ駆動軸)
25 脱穀部
56 従動軸(フィーダ従動軸)
59 駆動回転体(スプロケット)
61 従動回転体(フィーダドラム)
62 駆動軸カバー
65 搬送体(フィードチェン)
67 ケース体(フィーダハウス)
71 左側板
72 右側板
73 底板
74 天板
76 底板の開口(下部掃除口)
77 蓋体(下部掃除口カバー)
80 天板の開口(上後部掃除口)
81 蓋体(上後部掃除口カバー)
85 補強フレーム
86 連結部
87 プレート部材(巻付き防止板)
A 搬送方向

Claims (3)

  1. 刈取られた穀稈を脱穀部へ搬送する搬送装置を備えた汎用コンバインにおいて、
    前記搬送装置は、駆動軸に一体に設けられた駆動回転体と、
    従動軸に支持された従動回転体と、
    前記駆動回転体と前記従動回転体とに亘って巻き掛けられ、刈取られた穀稈を搬送する無端状の搬送体と、
    前記駆動軸及び前記従動軸を支持すると共に前記駆動回転体、前記従動回転体及び前記搬送体を収納するケース体と、を有し、
    前記ケース体は、左側板と、右側板と、底板と、天板と、を有し、
    前記左側板と前記右側板とを連結する補強フレームを備え、
    該補強フレームと前記左側板及び前記右側板との連結部が、前記駆動軸の中心に対して、前記駆動軸の中心と前記従動軸の中心との間の距離の4分の1以上離れかつ2分の1より近い位置に配置され、
    前記底板における前記補強フレームに臨む位置に開口を形成し、該開口を開閉自在な蓋体で閉塞し
    前記駆動回転体及び前記搬送体が一対からなり、
    前記一対の駆動回転体の間において前記駆動軸を覆う駆動軸カバーと、
    一端が前記補強フレームに固定され、他端が前記駆動軸カバーに摺接するプレート部材と、を備え、
    該プレート部材は、前記一対の駆動回転体の間に亘って配設されてなる、
    ことを特徴とする汎用コンバイン。
  2. 前記天板における、前記駆動軸に対して前記搬送体による穀稈の搬送方向上流側でかつ前記補強フレームに対して前記穀稈の搬送方向下流側に開口を形成し、該開口を開閉自在な蓋体で閉塞してなる、
    請求項1記載の汎用コンバイン。
  3. 前記底板の開口は、前記補強フレームの下方位置から前記穀稈の搬送方向上流側に向かって延びるように形成されてなる、
    請求項1又は2記載の汎用コンバイン。
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