JP3355098B2 - ベルトコンベヤ装置の洗浄装置 - Google Patents
ベルトコンベヤ装置の洗浄装置Info
- Publication number
- JP3355098B2 JP3355098B2 JP30761196A JP30761196A JP3355098B2 JP 3355098 B2 JP3355098 B2 JP 3355098B2 JP 30761196 A JP30761196 A JP 30761196A JP 30761196 A JP30761196 A JP 30761196A JP 3355098 B2 JP3355098 B2 JP 3355098B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor belt
- belt
- trough
- casing
- return
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
Description
内のヘッドシュート部およびテール部を除いて上部トラ
フを配設し可撓性の往路側(キャリヤ側)コンベヤベル
トを湾曲形状に支持して走行させるとともに、前記上部
トラフ下方に配設した下部トラフの内周壁又は前記上部
トラフ下方の前記ケーシング下部内周壁に沿って復路側
(リターン側)コンベヤベルトを湾曲形状に支持して走
行させるベルトコンベヤ装置の洗浄装置に関し、詳しく
は、主に復路側コンベヤベルトの下面とそれを支持する
下部トラフ又はケーシング下部内周壁を洗浄するための
装置に関する。
ば、特公平7−64405号公報に記載の装置がある。
このベルトコンベヤ装置は、外筒(ケーシング)とその
内部に配置される内筒(上部トラフ)との二重筒構造を
なし、内筒の下部内壁に沿って走行するコンベヤベルト
と外筒の下部内周壁に沿って走行するコンベヤベルトと
の一方が往路側コンベヤベルトを、他方が復路側コンベ
ヤベルトを構成するとともに、各コンベヤベルトを空気
により浮上させて走行させる構造からなる。従来、こう
した構造のベルトコンベヤ装置では、コンベヤベルトに
付着する被搬送物を水洗する装置が装備されている程度
で、復路側コンベヤベルトを支持する下部トラフを洗浄
する装置は一切装備されていなかった。
置を示すが、復路側コンベヤベルト5bの下面やケーシ
ング下部内周壁3aに付着した被搬送物Aを、運転状態
で作業者が点検扉51を開けて点検窓52からホースを
突っ込み、注水して水洗、除去している。図中の符号3
は円筒状ケーシングで、往路側コンベヤベルト5aを支
持する上部トラフ4の下面にエアダクト13が、ケーシ
ング3の下部内周壁3aの下面にエアダクト12がそれ
ぞれ配設されている。
トコンベヤ装置は、例えば石炭、フッライアッシュ、石
灰石、石膏などの搬送に使用されるため、コンベヤベル
トの被搬送物載置面はもとより、復路側コンベヤベルト
を支持する下部トラフやケーシング下部内周壁に被搬送
物が付着したり堆積したりして、次のような弊害が生じ
ていた。
し、必要な駆動力が増えてランニングコストがアップす
る。
壁が早期に摩耗し、交換時期が短くなる。
ンベヤ装置では、コンベヤベルトを浮上させるための給
気孔が付着した被搬送物で塞がれ、コンベヤベルトの浮
上力が低下し、走行抵抗が増大する。
なうえに、コンベヤベルトやトラフなどに付着・堆積し
た被搬送物を十分に除去することができず、また水洗を
定期的に行う必要があり、その作業管理も面倒であっ
た。
で、下部トラフやケーシング下部内周壁およびこれらと
接触するコンベヤベルト面を洗浄し、付着する被搬送物
を効率よく除去できる、ベルトコンベヤ装置の洗浄装置
を提供することを目的としている。
めに本発明のベルトコンベヤ装置の洗浄装置は、a)筒状
ケーシング内のヘッドシュート部およびテール部近傍を
除いて上部トラフを配設し可撓性の往路側コンベヤベル
トを湾曲形状に支持して走行させるとともに、前記上部
トラフ下方に配設した下部トラフ又は前記上部トラフ下
方の前記ケーシング下部内周壁に沿って復路側コンベヤ
ベルトを湾曲形状に支持して走行させるベルトコンベヤ
装置を、洗浄するための装置であって、b)前記ヘッドシ
ュート部近傍の前記下部トラフ手前又は前記ケーシング
下部内周壁手前において前記復路側コンベヤベルトの下
面に対し、水洗式のベルトクリーナを配設するととも
に、c)前記下部トラフ端部又は前記ヘッドシュート部側
の前記ケーシング下部内周壁端部と前記復路側コンベヤ
ベルトの下面との間に向けて、洗浄水噴射ノズルを配設
し、d)この洗浄水噴射ノズルよりテール部寄りの位置
で、前記下部トラフ又は前記ケーシング下部内周壁を長
さ方向に一定幅で切り欠き、この切欠き部に下向きに夾
雑物・洗浄水回収シュートを配設し、この回収シュート
内において復路側コンベヤベルトの下面に対し、スクレ
ーパブレードをその先端縁が当接するように設けてい
る。
コンベヤベルト上に石炭等の被搬送物を載置して搬送す
るため、コンベヤベルト上に付着した被搬送物が主に下
部トラフ内周壁又はケーシング下部内周壁に付着、堆積
していくが、上記構成を有する本発明の請求項1にかか
る洗浄装置によると、反転直後のコンベヤベルトの下面
の付着物が最初にヘッド部近傍で水洗式ベルトクリーナ
による水洗によって除去されたのち、噴射ノズルより洗
浄水がコンベヤベルトと下部トラフ又はケーシングとの
間に噴射される。したがってコンベヤベルトと下部トラ
フ又はケーシングとの間に洗浄水が注入され、コンベヤ
ベルトの走行に伴って水洗される。そして、復路側コン
ベヤベルトの下面の濡れた付着物は、その先のスクレー
パブレードによって付着している水滴とともに掻き落と
され、コンベヤベルト下面が滑らかになる。このため、
走行抵抗も減少する。また、本発明の洗浄装置による洗
浄作業は運転の間中、常に行われるから、コンベヤベル
トやトラフ等に被搬送物が付着したり堆積したりするの
が確実に防止される。
下端中央部および前記下部トラフ又は前記ケーシング下
部内周壁の下端中央部に、エアダクトをそれぞれ配設す
るとともに、f)各エアダクト内において前記上部トラフ
の下端中央および前記下部トラフ又は前記ケーシングの
下端中央に長手方向に間隔をあけて多数のエア穴を穿設
し、前記各エアダクトに加圧空気を導入して往路側およ
び復路側のコンベヤベルトをわずかに浮上させるように
することが望ましい。
と、コンベヤベルトが浮上した状態で走行するから抵抗
が小さく、したがって小さい駆動力で搬送できるが、こ
の空気浮上式の場合にはエア穴が付着物で閉塞され、浮
上用空気の脈流が起こるおそれがあった。しかし、請求
項1に記載の構成を有する洗浄装置にて洗浄されること
によりエア穴の閉塞が阻止され、コンベヤベルト下面に
対し浮上用空気が均一に分散されて当たるため、コンベ
ヤベルトを確実に浮上させられる。
ノズルを復路側コンベヤベルトの下面の湾曲面に合わせ
て円弧状に湾曲させた給水管ヘッダーに間隔をあけて接
続し、h)それらの周囲を飛散防止用シュートで取り囲
み、i)この飛散防止シュート上端部の復路側のコンベヤ
ベルトの下面に当接する部分を、前記復路側コンベヤベ
ルトの下面との間に隙間が形成されるように復路側コン
ベヤベルトの走行方向に上向きに傾斜させて切除し、こ
の切除部に前記各洗浄水噴射ノズルを向けるとよい。
止用シュート内で噴射ノズルから洗浄水が、傾斜した切
除部から復路側のコンベヤベルトの下面との間の隙間に
噴射され、コンベヤベルトとトラフ又はケーシングとの
間に確実に注入される。またノズルからの噴射される洗
浄水の一部は、切除部に当たって飛散するが、外方への
飛散はシュートで防止され、シュートから機外へ排出さ
れる。
又は前記ケーシング下部内周壁に前記復路側コンベヤベ
ルトの下面に臨む貫通孔をベルトの幅方向に間隔をあけ
て穿設し、k)前記洗浄噴射ノズルを前記各貫通孔内に装
着してノズル先端をベルト下面に臨ませるとよい。
ング下部内周壁又は下部トラフと復路側コンベヤベルト
下面との隙間に洗浄水が直接にかつ十分に注入されるか
ら、洗浄効果が高い。
ブレードをその支持具の先端部に前記コンベヤベルトの
反走行方向へ上向きに傾斜させて取り付け、前記支持具
を前記復路側コンベヤベルトの長手方向に回動自在に軸
支するとともに、n)前記スクレーパブレードが前記復路
側コンベヤベルトの下面に上向きに押し付けられるよう
に、前記支持具をスプリングを介して前記復路側コンベ
ヤベルトの走行方向へ付勢することができる。
ーパブレードの先端縁がコンベヤベルト下面に対し相対
向する方向に傾斜した状態で当接しており、この状態で
コンベヤベルトが走行することにより、コンベヤベルト
下面の付着物がスクレーパブレードで掻き取られる。ま
た、スクレーパブレードに対しコンベヤベルト側から大
きな負荷が作用した場合には、スプリングの付勢力に抗
してスクレーパブレードが逃げるように支持具の先端が
回転軸を中心に下向きに回転し、スクレーパブレードお
よびコンベヤベルト下面に無理な力が作用するのが防止
される。
ブレードをその支持具に上向きに取り付けて前記復路側
コンベヤベルトの走行方向に回動自在に軸支するととも
に、前記スクレーパブレードがベルトの下面に対しほぼ
垂直にかつ上向きに押圧されるように、前記支持具をカ
ウンタウエイトを介して付勢することができる。
ヤベルト下面に対しスクレーパブレードの先端がほぼ垂
直に当接するが、請求項5の装置と同様にコンベヤベル
ト下面の付着物がスクレーパブレードで掻き取られ、ま
たスクレーパブレードに対しコンベヤベルト側から大き
な負荷が作用した場合には、カウンタウエイトの付勢力
に抗してスクレーパブレードが逃げるように下向きに回
転し、スクレーパブレードおよびコンベヤベルト下面に
無理な力が作用するのが防止される。
ベヤ装置の洗浄装置の実施の形態を図面に基づいて説明
する。
コンベヤ装置と同装置に対し装備した洗浄装置を示すも
ので、このベルトコンベヤ装置1は、円筒状のケーシン
グ3を備えている。このケーシング3内には、やや上部
側に偏心して下向きに凸状の円弧状に湾曲した上部トラ
フ4が配設され、この上部トラフ4の内周面に沿って走
行する往路側の可撓性コンベヤベルト5aとケーシング
3の下部内周壁3aに沿って走行する復路側の可撓性コ
ンベヤベルト5bとを備えており、これらの往路側コン
ベヤベルト5aと復路側コンベヤベルト5bは、共通の
連続する無端(環状)のコンベヤベルト5から構成され
ている。
ーリ6(h−h断面図参照)で方向転換(反転)される
とともに、排出側のヘッドプーリ7(a−a断面図参
照)でも方向転換されるが、ヘッドプーリ7のすぐ下方
には、ガイドプーリ7aが配設され、また本例ではヘッ
ドプーリ7がモータで駆動される駆動プーリを構成して
いる。テールプーリ6の周囲は方形のケーシング8で取
り囲まれ、このケーシング8とケーシング3の投入側開
口端3bとが一体に連結されている。そして、ケーシン
グ3の投入側上面の端部に投入口9が開設され、投入口
9を挿通して被搬送物(例えば石炭)の投入シュート9
aが上部トラフ4のすぐ上方まで挿入されている。ヘッ
ドプーリ7の周囲は下端を排出口10aとして開口した
ヘッドシュート10で取り囲まれ、このヘッドシュート
10とケーシング3の排出側開口端3cとが、上部が半
円形(カマボコ形)で方形の下部の下端が開放されたケ
ーシング11を介して連結されている。
12が全長(ただし、ヘッドシュート10側端部および
後述する切欠き部15bの位置を除く)にわたって配設
されるとともに、このエアダクト12内のケーシング3
の下部内周壁3a中央に長手方向に間隔をあけて多数の
エア穴12aが穿設されている。また上部トラフ4の下
端中央部にも長手方向にエアダクト13が全長にわたっ
て配設され、上部トラフ4の下端中央に長手方向に間隔
をあけて多数のエア穴(図示せず)が穿設されている。
さらにエアダクト12、13には、ブロア(図示せず)
が給気管(図示せず)により接続され、ブロアにより送
給された加圧空気がエア穴12aからケーシング3内お
よび上部トラフ4の上方にそれぞれ導入される。したが
って、復路側コンベヤベルト5bおよび往路側コンベヤ
ベルト5aがそれぞれわずかに浮上することになる。こ
の空気浮上機構により、コンベヤベルト5を走行させる
ためのローラが不要になって、構造が簡素化される。な
お、符号7b、7cは小径のガイドプーリである。
洗式ヘッドクリーナ17が配設されている。このヘッド
クリーナ17は、図1に示すように下部両側壁が下端中
央部に向け内側に傾斜し、中央部下面が復路側コンベヤ
ベルト5bの走行方向に沿って下向きに傾斜したケーシ
ング14を備え、このケーシング14の下面先端(左
端)に蓋付き開口14aが設けられ、夾雑物や洗浄後の
汚水を開口14aから排出できるようになっている。水
洗ヘッドクリーナ17は多数の洗浄水噴射ノズル(図示
せず)を備えており、フラットな状態のリターン側コン
ベヤベルト5bに対し噴射ノズルから洗浄水を噴射して
洗浄する。
部は、図2のようにエアダクト12の設置位置付近まで
開口されており、本例ではエアダクト12の設置開始位
置からケーシング3下部内周壁3aが円弧状の下部トラ
フ15を構成する。下部トラフ15の左端部は図2(a)
の拡大部分を示す図のように、右方上向きに傾斜して切
除(15a)され、コンベヤベルト5bの下面が露呈す
る。図2(b)のように下部が逆円錘状で中間部が円筒
形、上部が円弧状筐体16aからなる飛散防止シュート
16の上端開口周縁が、下部トラフ15の手前(図の左
側)のケーシング3に溶接により固設されている。飛散
防止シュート16の下端中心部には排出口16bが形成
され、排出管16cが接続されている。図2(b)のよう
に、円弧状筐体16a内に給水管ヘッダー18が配設さ
れ、ヘッダー18の一端部が外方へ突出され、その一端
が清掃用に開口18aされ、蓋18bが開閉可能に取り
付けられている。ヘッダー18の上面には給水孔18c
が間隔をあけて穿設され、各給水孔18cに洗浄水噴射
ノズル19が装着され、各噴射ノズル19は下部トラフ
15の切除部15aに向けられている。ヘッダー18の
下端中央部に給水管20の一端が接続され、他端側が屈
曲されて水平にシュート16の外側方に延設され、給水
管20の途中に水量調節弁21が介設されている。
方(図1の右方)にかけて、スクレーパ装置25が間隔
をあけて配置されている。スクレーパ装置25は、半円
弧状の複数のスクレーパブレード26と夾雑物・汚水回
収シュート27とを備えている。図3(a)に示すように
下部トラフ15が一定幅でコンベヤベルト5の幅方向に
円弧状に切り欠かれ(15b)ており、この切欠き部1
5bに回収シュート27が配設されている。切欠き部1
5bはコンベヤベルト5の走行方向に沿って間隔をあけ
て複数箇所設けられ、また切欠き部15bの位置にはエ
アダクト12も設けれていない。つまり、エアダクト1
2は切欠き部15bの位置をあけて断続的に設けてい
る。
で、下端に直方形の排出筒28が一体に連結され、排出
筒28の下端は開口(28a)し、蓋29が開閉可能に
取り付けられている。排出筒28の一方の側壁28bの
上部には、排水管30の一端が下向きに接続され、蓋2
9を閉鎖した状態で排出筒28内に汚水がある程度溜ま
った状態で自然排水される。蓋29は排出筒28内に夾
雑物(コンベヤベルト5の下面付着物)がある程度溜ま
った状態で開放し、下端開口28aから取り出す。
ト27内の上端部において前後方向(コンベヤベルト5
bの走行方向)に跨がる一対の支持板31が、コンベヤ
ベルト5bの円弧面に沿って間隔をあけて固設されてい
る。半円弧状の二枚のスクレーパブレード26・26が
ホルダー32の前後両端部に、前方(図の左側)上向き
に傾斜しかつ前後のスクレーパブレード26を幅方向に
位置をずらせてボルト止めされている。ホルダー32の
中央部は「く」の字形の支持具33の先端に、ネジ杆3
4とナット34aによりスクレーパブレード26の向き
の調整ができるように固定されている。支持具33の屈
曲部付近が、ネジ杆35とナット35aにより支持板3
1・31間に回動自在に軸支されている。そして、支持
具33の基端にバネ受け用ネジ具36が回転可能に螺合
され、このネジ具36の下端と回収シュート27内周壁
に固設したバネ受け具37との間に引きスプリング38
が介設され、スクレーパブレード26を上向きに付勢し
ている。前後のスクレーパブレード26・26はコンベ
ヤベルト5bの下面に当接し、コンベヤベルト5bが図
の右方向に走行することにより下面に付着している被搬
送物(例えば石炭の粉)が掻き落とされ、同時に水滴が
拭き取られる。また噴射ノズル19(図2参照)から下
部トラフ15とコンベヤベルト5間に注入された洗浄水
は、両者を洗浄したのちに回収シュート27内に流入
し、排出筒28の上部の排水管30から排出される。
ーシング3のほかケーシング8にも設けられている。ケ
ーシング8内には上部トラフ4のほか、エアダクト12
・13も配設されていないから、図1のg−g断面図の
ように構造が比較的簡略になっている。
ヤ装置1は、投入口9から往路側コンベヤベルト5a上
に投入された被搬送物(例えば石炭)をヘッドシュート
10側へ搬送し、ヘッドプーリ7でコンベヤベルト5が
反転する際に石炭が下方の排出口10aから落下して排
出される。コンベヤベルト5は上部トラフ4および下部
トラフ15上でエアダクト12・13から導入される加
圧空気で浮上され、かつトラフ4・15の円弧面に応じ
てコンベヤベルト5が下向きに凸状の円弧面に形成され
る。コンベヤベルト5がヘッドプーリ7で反転した際、
キャリア側で搬送された石炭の屑や粉等がリターン側コ
ンベヤベルト5bの下面に付着するが、これらの付着物
は、水洗式ヘッドクリーナ17(図1)の噴射ノズルか
ら噴射される洗浄水でおおむね除去される。しかし、完
全には除去されないため、普通は運転中に下部トラフ1
5上に付着、堆積するおそれがあるが、下部トラフ15
端付近で噴射ノズル19(図2)から洗浄水がコンベヤ
ベルト5b下面と下部トラフ15との間隙に向けて噴射
されるため、コンベヤベルト5b下面に付着している石
炭屑等が除去されると同時に、コンベヤベルト5b下面
と下部トラフ15上面との間に洗浄水が注入され、コン
ベヤベルト5の走行に伴ってコンベヤベルト5b下面お
よび下部トラフ15上面が洗浄される。
た石炭屑等(以下、夾雑物ともいう)は、リターン側コ
ンベヤベルト5bの走行方向に沿って一定間隔で設けら
れている切欠き部15bから回収シュート27内に落下
し、水は排水管30から排水され夾雑物は排出筒28内
に溜まるが、定期的に下端開口28aから取り出され
る。また、コンベヤベルト5bの下面に石炭屑等が取れ
ずに付着していたり水滴が付いていたりすると、回収シ
ュート27内のスクレーパブレード26によって掻き落
とされる。このように、ベルトコンベヤ装置1の運転中
は常にコンベヤベルト5b下面および下部トラフ15上
面の洗浄作業が行われるので、従来のようにリターン側
コンベヤベルト5下面や下部トラフ15上面に石炭屑等
が付着、堆積することがなく、また空気浮上式ベルトコ
ンベヤ装置1の場合にはエア穴12aが閉塞されること
がない。したがって、空気浮上式ベルトコンベヤ装置1
の利点が長期にわたり安定して発揮される。
と同時に下部トラフ15上面との間に洗浄水を注入する
ための別の実施例を示すものである。本例では、下部ト
ラフ15の一端をヘッドシュート10側に延長し、この
延長部15Aにコンベヤベルト5の円弧面に沿って幅方
向に間隔をあけて多数の貫通孔15Bを穿設し、給水管
ヘッダー18に接続した噴射ノズル19の先端を各貫通
孔15Bからコンベヤベルト5の下面に臨ませて装着し
ている。本例では、洗浄水の噴射力を高めると同時に、
コンベヤベルト5bと下部トラフ15間に洗浄水が十分
に注入されるように、延長部15Aの貫通孔15B付近
をわずかに下方に窪ませている。図示は省略するが、貫
通孔15Bに沿ってコンベヤベルト5bの幅方向に断面
半円形の溝を形成し、噴射ノズル19先端とコンベヤベ
ルト5b下面とにある程度の距離を設けてもよい。また
本例の場合にも、噴射ノズル19から噴射された洗浄水
が周辺に飛散しないようにヘッダー18および噴射ノズ
ル19の周囲を断面角形のケーシング40で覆ってい
る。
示すもので、回収シュート27の内壁に複数(3個)の
支持部材41をコンベヤベルト5bの幅方向に間隔をあ
けて配置しそれぞれ溶接し、一対の支持板を間隔をあけ
て備えた支持部材42の下端フランジ部42aを各支持
部材41の上端フランジ部41aにボルト・ナット43
で連結している。この状態で、全ての支持部材42の上
端を一致させる。コンベヤベルト5bの下面の円弧面に
対応して円弧状に湾曲した連続するスクレーパブレード
26’を、止具44aにより平板状支持金具44に取り
付けている。2組の支持金具44の下端部に間隔をあけ
て複数(3個)の支持具45の先端部を垂直に溶接す
る。支持具45の長さ方向の中間位置を各支持部材42
の上端部間に支軸46により回動自在に軸支し、支持具
45の基部にカウンタウエイト(重り)47を装着し、
スクレーパブレード26’・26’をコンベヤベルト5
bの下面に対し垂直にかつ上向きに付勢している。とく
にテール部側に設置されるスクレーパ装置25の場合に
は、回収シュート27の後壁上端にも、スクレーパブレ
ード26’をボルト・ナット48で取り付け、スクレー
パブレード26’の先端縁がコンベヤベルト5bの下面
に対し垂直に当接するようにしている。その他の構成に
ついては上記実施例と共通するので、共通の構成部材に
は上記実施例と同一の番号を付して図面に表し、説明を
省略する。
示したが、本発明の洗浄装置は次のように実施すること
ができる。
の下部内周壁3aで構成する場合に限らず、ケーシング
3の下部内周壁3aとは別に、下部トラフ15を下部内
周壁3a上に配設する場合があり、また上部トラフ4を
ケーシング3内に設置される内筒状ケーシング(図6参
照)で構成する場合もある。
ベヤ装置の洗浄装置としても適用できる。
噴射ノズルだけでなく、コンベヤベルト5bの下面に接
触する洗浄ブラシやスクレーパブレードを併せて設ける
ことができる。
に対し、水洗式ヘッドクリーナ17、洗浄水注入用の洗
浄水噴射ノズル19およびスクレーパブレード26をヘ
ッドシュート10側から順に1〜2基ずつ設置すること
ができる。
16の下端の排出管16cおよび回収シュート27の下
端の排出管30に開閉弁をそれぞれ介設し、開閉弁を閉
じて各シュート16・27の排出管16c・30から洗
浄水が排出されないようにすると、噴射ノズル19から
コンベヤベルト5bと下部トラフ15(又は下部内周壁
3a)との噴射した洗浄水を、下部トラフ15(又は下
部内周壁3a)のほぼ全長にわたって流しながら、両者
を洗浄することができる。
この発明のベルトコンベヤ装置の洗浄装置には、次のよ
うな優れた効果がある。
下部トラフやケーシング下部内周壁およびこれらと接触
するコンベヤベルト面を洗浄することができるので、そ
れらに付着しようとする石炭や石膏などの被搬送物を効
率よく除去できる。したがって、コンベヤベルトの走行
抵抗を常に低く保って高効率の搬送を可能にする。
ベルトを浮上させるための加圧空気噴射用のエア穴の閉
塞が防止されるので、空気浮上式ベルトコンベヤ装置の
利点を十分に発揮する。
傾斜した切除部からコンベヤベルトの下面との間の隙間
に噴射されるので、コンベヤベルトとトラフ又はケーシ
ングとの間に確実に注入され、またノズルからの噴射さ
れ、切除部に当たって飛散する洗浄水の外方への飛散は
シュートで防止されるので、周辺が洗浄水や夾雑物で汚
れることがない。
グ又は下部トラフとコンベヤベルト下面との隙間に洗浄
水が直接にかつ十分に注入されるので、洗浄効果が高
い。
ベルト下面に付着する被搬送物が水滴がスクレーパブレ
ードで掻き取られるので、下面が滑らかになり走行抵抗
が低減される。一方、スクレーパブレードに大きな負荷
が作用した場合には、スプリングの付勢力に抗してスク
レーパブレードが逃げるので、スクレーパブレードやコ
ンベヤベルトに無理な力が作用しない。
ウエイトを交換することによりコンベヤベルトに対する
スクレーパブレードの押付け力を簡単に調整できるとい
う効果に加えて、請求項5の装置と同様の効果がある。
を空気浮上式ベルトコンベヤ装置に装備した全体正面図
を一部を省略して示し、下段は図のa−a矢視断面図、
図のb−b矢視断面図、図のc−c矢視断面図、図のd
−d矢視断面図、図のe−e矢視断面図、図のf−f矢
視断面図、図のg−g矢視断面図、図のh−h矢視断面
図である。
下部トラフ間に洗浄水を注入するための実施例を示すも
ので、図2(a)は図1下段のa−a線拡大断面図と丸で
囲んだ部分の拡大断面図、図2(b)は図2(a)のb−b
線拡大断面図である。
実施例を示すもので、図3(a)は図1のj−j線拡大断
面図、図3(b)は図3(a)のb−b線拡大断面図であ
る。
するための別の実施例を示す、図2(a)に対応する側方
視断面図である。
別の実施例を示すもので、図5(a)は図3(a)に対応す
る側方視断面図、図5(b)は図5(a)のb−b線拡大断
面図である。である。
の横断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 筒状ケーシング内のヘッドシュート部お
よびテール部近傍を除いて上部トラフを配設し可撓性の
往路側コンベヤベルトを湾曲形状に支持して走行させる
とともに、前記上部トラフ下方に配設した下部トラフ又
は前記上部トラフ下方の前記ケーシング下部内周壁に沿
って復路側コンベヤベルトを湾曲形状に支持して走行さ
せるベルトコンベヤ装置を、洗浄するための装置であっ
て、 前記ヘッドシュート部近傍の前記下部トラフ手前又は前
記ケーシング下部内周壁手前において前記復路側コンベ
ヤベルトの下面に対し、水洗式のベルトクリーナを配設
するとともに、 前記下部トラフ端部又は前記ヘッドシュート部側の前記
ケーシング下部内周壁端部と前記復路側コンベヤベルト
の下面との間に向けて、洗浄水噴射ノズルを配設し、 この洗浄水噴射ノズルよりテール部寄りの位置で、前記
下部トラフ又は前記ケーシング下部内周壁を長さ方向に
一定幅で切り欠き、この切欠き部に下向きに夾雑物・洗
浄水回収シュートを配設し、この回収シュート内におい
て復路側コンベヤベルトの下面に対し、スクレーパブレ
ードをその先端縁が当接するように設けたことを特徴と
するベルトコンベヤ装置の洗浄装置。 - 【請求項2】 前記上部トラフ下端中央部および前記下
部トラフ又は前記ケーシング下部内周壁の下端中央部
に、エアダクトをそれぞれ配設するとともに、各エアダ
クト内において前記上部トラフの下端中央および前記下
部トラフ又は前記ケーシングの下端中央に長手方向に間
隔をあけて多数のエア穴を穿設し、前記各エアダクトに
加圧空気を導入して往路側および復路側のコンベヤベル
トをわずかに浮上させるようにした請求項1記載のベル
トコンベヤ装置の洗浄装置。 - 【請求項3】 前記洗浄水噴射ノズルを復路側コンベヤ
ベルトの下面の湾曲面に合わせて円弧状に湾曲させた給
水管ヘッダーに間隔をあけて接続し、それらの周囲を飛
散防止用シュートで取り囲み、この飛散防止シュート上
端部の復路側のコンベヤベルトの下面に当接する部分
を、前記復路側コンベヤベルトの下面との間に隙間が形
成されるように復路側コンベヤベルトの走行方向に上向
きに傾斜させて切除し、この切除部に前記各洗浄水噴射
ノズルを向けた請求項1又は2記載のベルトコンベヤ装
置の洗浄装置。 - 【請求項4】 前記下部トラフ又は前記ケーシング下部
内周壁に前記復路側コンベヤベルトの下面に臨む貫通孔
をベルトの幅方向に間隔をあけて穿設し、前記洗浄噴射
ノズルを前記各貫通孔内に装着してノズル先端をベルト
下面に臨ませた請求項1又は2記載のベルトコンベヤ装
置の洗浄装置。 - 【請求項5】 前記スクレーパブレードをその支持具の
先端部に前記コンベヤベルトの反走行方向へ上向きに傾
斜させて取り付け、前記支持具を前記復路側コンベヤベ
ルトの長手方向に回動自在に軸支するとともに、前記ス
クレーパブレードが前記復路側コンベヤベルトの下面に
上向きに押し付けられるように、前記支持具をスプリン
グを介して前記復路側コンベヤベルトの走行方向へ付勢
した請求項1〜4のいずれかに記載のベルトコンベヤ装
置の洗浄装置。 - 【請求項6】 前記スクレーパブレードをその支持具に
上向きに取り付けて前記復路側コンベヤベルトの走行方
向に回動自在に軸支するとともに、前記スクレーパブレ
ードがベルトの下面に対しほぼ垂直にかつ上向きに押圧
されるように、前記支持具をカウンタウエイトを介して
付勢した請求項1〜4のいずれかに記載のベルトコンベ
ヤ装置の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30761196A JP3355098B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | ベルトコンベヤ装置の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30761196A JP3355098B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | ベルトコンベヤ装置の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10147420A JPH10147420A (ja) | 1998-06-02 |
JP3355098B2 true JP3355098B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=17971127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30761196A Expired - Lifetime JP3355098B2 (ja) | 1996-11-19 | 1996-11-19 | ベルトコンベヤ装置の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355098B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9427717B2 (en) | 2010-03-26 | 2016-08-30 | Nara Machinery Co., Ltd. | Powder granulation method and granulation device |
WO2017187594A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | 日本たばこ産業株式会社 | ベルトコンベアの洗浄装置 |
JP7450603B2 (ja) * | 2018-08-20 | 2024-03-15 | ベーアーエスエフ・エスエー | 超吸収体の製造方法 |
CN113233137A (zh) * | 2021-04-30 | 2021-08-10 | 中建材创新科技研究院有限公司 | 一种输送皮带清洗装置及石膏板凝固皮带机 |
CN113682768A (zh) * | 2021-09-09 | 2021-11-23 | 合肥金果缘视觉科技有限公司 | 一种具有冲洗清理功能的履带床结构 |
CN113737443B (zh) * | 2021-09-14 | 2023-08-15 | 大丰园丁纺织有限公司 | 一种带有导料机构的新型纺织面料加工用熨烫装置 |
CN114931659B (zh) * | 2022-04-21 | 2023-01-10 | 广州市爱家有方日用品有限公司 | 一种公共厕所长效除臭剂及其制备方法 |
CN115301651B (zh) * | 2022-07-13 | 2023-07-21 | 江苏博汇纸业有限公司 | 一种纸张颜料管残留颜料清理装置 |
CN115504192B (zh) * | 2022-10-13 | 2024-10-18 | 山东方大工程有限责任公司 | 一种输送机胶带清洗装置及其使用方法 |
CN117181702A (zh) * | 2023-11-08 | 2023-12-08 | 山东聊城君锐超硬材料有限公司 | 一种金刚石微粉清洗装置 |
-
1996
- 1996-11-19 JP JP30761196A patent/JP3355098B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10147420A (ja) | 1998-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5355992A (en) | Belt cleaning apparatus | |
KR100673854B1 (ko) | 컨베이어벨트용 클리닝장치 | |
JP3355098B2 (ja) | ベルトコンベヤ装置の洗浄装置 | |
WO2002074666A1 (fr) | Transporteur a courroie et equipement auxiliaire associe | |
US6186136B1 (en) | Stretch reduction system for concrete cutting chain saw | |
AU766158B2 (en) | Chip conveyor and chip separating and collecting device used for the conveyor | |
GB2421200A (en) | A conveyor belt-type filtering device | |
CA2637791A1 (en) | Cleaning pig | |
KR102052320B1 (ko) | 협잡물 제거기능이 향상된 제진기 | |
KR200402408Y1 (ko) | 컨베이어벨트용 클리닝장치 | |
JP4767661B2 (ja) | 路面切削装置およびこれを備えた路面切削車両並びにフィルタ目詰まり防止方法 | |
US4447324A (en) | Water screen with revolving screen member | |
TWI824264B (zh) | 螺旋輸送機及過濾單元 | |
KR100825575B1 (ko) | 컨베이어벨트 배면의 이물질 제거장치 | |
JP2003261213A (ja) | 空気浮上式ベルトコンベヤ | |
US263634A (en) | Method of and apparatus for cleaning belts for carrying granular material | |
JP2006327697A (ja) | 輸送物ダストの回収装置 | |
JP2718321B2 (ja) | シート搬送ロールの掃除装置 | |
JPS58113023A (ja) | ベルトクリ−ナ− | |
US5134810A (en) | Mobile outside surface pipe cleaner | |
KR100798067B1 (ko) | 벨트컨베이어 설비에서 낙광 자동 수거장치 | |
JP3333713B2 (ja) | 空気浮上式コンベヤの清掃装置 | |
JPH10250821A (ja) | ミスト式ベルトクリーナ設備 | |
JP3272201B2 (ja) | コンベア用ベルト面清掃装置 | |
JPS6032023Y2 (ja) | 鉱石搬送用ベルトの清掃装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927 Year of fee payment: 6 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080927 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090927 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100927 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927 Year of fee payment: 9 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927 Year of fee payment: 9 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110927 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120927 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120927 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130927 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130927 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |