JPH11191100A - ノンブル自動貼り込み装置 - Google Patents

ノンブル自動貼り込み装置

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Publication number
JPH11191100A
JPH11191100A JP9358324A JP35832497A JPH11191100A JP H11191100 A JPH11191100 A JP H11191100A JP 9358324 A JP9358324 A JP 9358324A JP 35832497 A JP35832497 A JP 35832497A JP H11191100 A JPH11191100 A JP H11191100A
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JP
Japan
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page number
flicking
pasted
automatic
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Application number
JP9358324A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamamoto
敬史 山本
Yoshiro Kirihara
芳郎 桐原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の総ページ数に対応して自動的にノンブ
ルを振り当てて貼り込むことで、作業の効率化を図った
ノンブル自動貼り込み装置を提供する。 【解決手段】 CPUは、操作者にノンブル貼り込み処
理に必要な設定値の入力を求め(S201)、入力された設定
値から貼り込む新たなノンブルを編集する(S202)。次
に、ノンブルを貼り込むページの情報ファイルを開く(S
203)。ここで、開いた情報ファイル内に既に前のノンブ
ルが貼り込まれているか否かを判断する(S204)。この判
断で前のノンブルが貼り込まれていない場合は上記新た
なノンブルの貼り込み処理に移るが、すでに貼り込まれ
ている場合は前のノンブルを削除した後に新たなノンブ
ルの貼り込み処理に移る(S205,206)。そして、新たなノ
ンブルの貼り込み処理が終わると情報ファイルを閉じる
(S207)。その後、新たなノンブルの貼り込み処理が全て
のページに関して行われたか否かを判断する(S208)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ノンブル自動貼
り込み装置に関し、より特定的には、ノンブル(ページ
番号)が順に付される書籍等において、自動的にノンブ
ルを振り当てて貼り込みを行うノンブル自動貼り込み装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、書籍等の各ページの原稿は、電
算写植機から出力される。ただし、これらの原稿は、1
ページから順に電算写植機から出力される訳ではなく、
仕上がったものから順に出力される。このため、1冊の
書籍に関し、すべての原稿が電算写植機から出力されて
揃った時点で初めて総ページ数が決定する。これは、ま
だ出力されていないページの原稿が、その後の原稿作成
において1ページ内に収まらず2ページに渡ってしまう
等の場合が考えられるからである。従って、上記のよう
な場合は、各原稿へのノンブル貼り込み作業は、総ペー
ジ数が決定してからでないと開始できない。
【0003】ここで、この各原稿にノンブルを付す作業
については、作業者が各原稿をフィルム化したものにノ
ンブルを手作業で貼り込んでいるのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ノ
ンブルの貼り込み作業は、作業者への負担が大きい。特
に、ページ数が多い原稿については、ノンブルの貼り込
み作業に多くの時間を要し、また、正確にノンブルを打
つことが難しくなってくるため、従来からノンブルの貼
り込み作業の効率化が望まれている。
【0005】また、置き版している書籍の原稿は、2
刷,3刷と増刷される際に中身が変わってページが追加
されたり抜かれたりする場合がある。このような場合、
追加されたまたは抜かれたページ以降のすべてのノンブ
ルを、その都度改めて振り直して貼り込まなければなら
ない。
【0006】それ故、本発明の目的は、原稿の総ページ
数に対応して自動的にノンブルを振り当てて貼り込むこ
とで、作業の効率化を図ったノンブル自動貼り込み装置
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、複数のページに対して、自動的にノンブルを振
り当てて貼り込むノンブル自動貼り込み装置であって、
1つのページを構成する製版情報を格納した情報ファイ
ルを、複数のページに関して記憶する記憶手段と、ノン
ブルの書体と、ノンブルの初期値と、ノンブルを貼り込
むページ範囲と、ページ上におけるノンブルの貼り込み
位置とを、少なくとも設定する設定手段と、設定手段に
おいて設定した値に基づき、各ページごとのノンブル貼
り込み位置の算出および貼り込むノンブル文字列の生成
を行う編集手段と、編集手段で算出および生成されたノ
ンブル貼り込み位置およびノンブル文字列に従って、記
憶手段に記憶されている複数の情報ファイルに、対応す
るノンブルをそれぞれ貼り込むレイアウト手段とを備え
る。
【0008】上記のように、第1の発明によれば、設定
手段においてノンブルの貼り込み位置および貼り込みペ
ージ範囲の設定等を行うことにより、当該設定値に従っ
て、情報ファイルへのノンブルの貼り込み処理を自動的
に行う。これにより、作業者へのノンブルの貼り込み処
理の負担がなくなり、かつ、正確にノンブルを打つこと
ができる。また、増刷による総ページ数の変化に伴うノ
ンブルの貼り直しにも、設定値を変えるだけで迅速に対
応することができる。従って、ノンブル貼り込み処理の
作業性を向上させることができる。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、レイ
アウト手段は、情報ファイルに既に貼り込まれているノ
ンブルが存在する場合、当該既に貼り込まれているノン
ブルを削除した後に対応するノンブルの貼り込みを行
う。
【0010】上記のように、第2の発明によれば、第1
の発明におけるレイアウト手段が、前のノンブルを削除
してから新しいノンブルの貼り込み処理を行う。これに
より、新たなノンブル文字列が前のノンブル文字列より
短い場合でも、何ら問題なくノンブルの貼り込みを行う
ことができる。
【0011】第3の発明は、第1および第2の発明にお
いて、設定手段において設定するページ上におけるノン
ブルの貼り込み位置は、左ページのノンブル貼り込み位
置と右ページのノンブル貼り込み位置とを個別に設定で
きることを特徴とする。
【0012】上記のように、第3の発明によれば、第1
および第2の発明における設定手段で左右ページのノン
ブルの貼り込み位置を個別に設定できる。これにより、
左ページのノンブルと右ページのノンブルとが対称的な
位置に配置されるような場合であっても対応することが
できる。
【0013】第4の発明は、第1〜第3の発明におい
て、設定手段において設定するノンブルの書体として、
線画の形態で部品化された線画データを用いることが可
能である。
【0014】第5の発明は、第1〜第3の発明におい
て、設定手段において設定するノンブルの書体として、
ベクトル図形の形態で部品化されたベクトルデータを用
いることが可能である。
【0015】上記のように、第4および第5の発明によ
れば、第1〜第3の発明において、設定手段において設
定するノンブルの書体として、部品化した線画データお
よびベクトルデータを用いることができる。
【0016】第6の発明は、複数のページに対して、自
動的にノンブルを振り当てて貼り込むノンブル自動貼り
込み方法であって、任意の記憶手段に、1つのページを
構成する製版情報を格納した情報ファイルを、複数のペ
ージに関して記憶する第1のステップと、ノンブルの書
体と、ノンブルの初期値と、ノンブルを貼り込むページ
範囲と、ページ上におけるノンブルの貼り込み位置と
を、少なくとも設定する第2のステップと、第2のステ
ップにおいて設定した値に基づき、各ページごとのノン
ブル貼り込み位置の算出および貼り込むノンブル文字列
の生成を行う第3のステップと、第3のステップで算出
および生成されたノンブル貼り込み位置およびノンブル
文字列に従って、記憶手段に記憶されている複数の情報
ファイルに、対応するノンブルをそれぞれ貼り込む第4
のステップとを備える。
【0017】上記のように、第6の発明によれば、第2
のステップにおいてノンブルの貼り込み位置および貼り
込みページ範囲の設定等を行うことにより、当該設定値
に従って、情報ファイルへのノンブルの貼り込み処理を
自動的に行う。これにより、作業者へのノンブルの貼り
込み処理の負担がなくなり、かつ、正確にノンブルを打
つことができる。また、増刷による総ページ数の変化に
伴うノンブルの貼り直しにも、設定値を変えるだけで迅
速に対応することができる。従って、ノンブル貼り込み
処理の作業性を向上させることができる。
【0018】第7の発明は、第6の発明において、第4
のステップは、情報ファイルに既に貼り込まれているノ
ンブルが存在する場合、当該既に貼り込まれているノン
ブルを削除した後に対応するノンブルの貼り込みを行
う。
【0019】上記のように、第7の発明によれば、第6
の発明における第4のステップが、前のノンブルを削除
してから新しいノンブルの貼り込み処理を行う。これに
より、新たなノンブル文字列が前のノンブル文字列より
短い場合でも、何ら問題なくノンブルの貼り込みを行う
ことができる。
【0020】第8の発明は、第6および第7の発明にお
いて、第2のステップにおいて設定するページ上におけ
るノンブルの貼り込み位置は、左ページのノンブル貼り
込み位置と右ページのノンブル貼り込み位置とを個別に
設定できることを特徴とする。
【0021】上記のように、第8の発明によれば、第6
および第7の発明における第2のステップで左右ページ
のノンブルの貼り込み位置を個別に設定できる。これに
より、左ページのノンブルと右ページのノンブルとが対
称的な位置に配置されるような場合であっても対応する
ことができる。
【0022】第9の発明は、第6〜第8の発明におい
て、第2のステップにおいて設定するノンブルの書体と
して、線画の形態で部品化された線画データを用いるこ
とが可能である。
【0023】第10の発明は、第6〜第8の発明におい
て、第2のステップにおいて設定するノンブルの書体と
して、ベクトル図形の形態で部品化されたベクトルデー
タを用いることが可能である。
【0024】上記のように、第9および第10の発明に
よれば、第6〜第8の発明において、第2のステップに
おいて設定するノンブルの書体として、部品化した線画
データおよびベクトルデータを用いることができる。
【0025】第11の発明は、コンピュータ装置におい
て実行されるプログラムを記録した記録媒体であって、
任意の記憶手段に、1つのページを構成する製版情報を
格納した情報ファイルを、ノンブルを貼り込む複数のペ
ージに関して記憶する第1のステップと、ノンブルの書
体と、ノンブルの初期値と、ノンブルを貼り込むページ
範囲と、ページ上におけるノンブルの貼り込み位置と
を、少なくとも設定する第2のステップと、第2のステ
ップにおいて設定した値に基づき、各ページごとのノン
ブル貼り込み位置の算出および貼り込むノンブル文字列
の生成を行う第3のステップと、第3のステップで算出
および生成されたノンブル貼り込み位置およびノンブル
文字列に従って、記憶手段に記憶されている複数の情報
ファイルに、対応するノンブルをそれぞれ貼り込む第4
のステップとを含む動作環境を、コンピュータ装置上で
実現するためのプログラムを記録している。
【0026】第12の発明は、第1の発明において、第
4のステップは、情報ファイルに既に貼り込まれている
ノンブルが存在する場合、当該既に貼り込まれているノ
ンブルを削除した後に対応するノンブルの貼り込みを行
う。
【0027】第13の発明は、第11および第12の発
明において、第2のステップにおいて設定するページ上
におけるノンブルの貼り込み位置は、左ページのノンブ
ル貼り込み位置と右ページのノンブル貼り込み位置とを
個別に設定できることを特徴とする。
【0028】第14の発明は、第11〜第13の発明に
おいて、第2のステップにおいて設定するノンブルの書
体として、線画の形態で部品化された線画データを用い
ることが可能である。
【0029】第15の発明は、第11〜第13の発明に
おいて、第2のステップにおいて設定するノンブルの書
体として、ベクトル図形の形態で部品化されたベクトル
データを用いることが可能である。
【0030】上記のように、第11〜第15の発明は、
それぞれ第1〜第5の発明のノンブル自動貼り込み装置
の機能を実行するプログラムを記録した記録媒体であ
る。これは、第1〜第5の発明のノンブル自動貼り込み
装置が実行する機能を、他の処理装置にソフトウェアの
形態で供給することに対応させたものである。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
るノンブル自動貼り込み装置の構成を示すブロック図で
ある。図1において、本ノンブル自動貼り込み装置は、
CPU10と、メモリ14と、マウス32と、ディスプ
レイ34と、ハードディスク装置36とを備えている。
メモリ14は、パラメータ設定部14aと、ノンブル編
集部14bと、ノンブルレイアウト部14cとを含む。
【0032】典型的には、本ノンブル自動貼り込み装置
が行う各処理は、プログラムとしてメモリ14に格納さ
れており、CPU10が当該プログラムを実行すること
により本ノンブル自動貼り込み装置の各機能が実現され
る。なお、この処理プログラムは、予めメモリ14内に
格納されていてもよいし、記録媒体(フロッピーディス
ク,CD−ROM等)により供給されてもよい。また、
図示しない通信回線を介してサーバより上記処理プログ
ラムを供給してもよい。
【0033】CPU10は、ノンブル自動貼り込み装置
全体の処理動作を行う。メモリ14は、上述したように
処理プログラムを格納しており、図1においては当該プ
ログラムの処理内容によって機能的に各部に分割して表
している。マウス32は、後述する各設定値やCPU1
0への指示を入力する装置である。ディスプレイ34
は、CPU10が出力する情報を画面表示する装置であ
る。ハードディスク装置36は、電算写植機等(図示せ
ず)から出力されたすべての原稿について、当該原稿の
製版情報(線画,絵柄,色等)をデジタルデータ化した
情報ファイルを記憶した記憶装置である。
【0034】以下、本ノンブル自動貼り込み装置で行う
処理機能を、図2〜図6をさらに参照して順に説明す
る。図2は、CPU10が行うノンブル自動貼り込み処
理を示すフローチャートである。図3は、ノンブル自動
貼り込み処理に必要なパラメータの入力を行う設定ダイ
アログボックスDB1の一例を示す図である。図4およ
び図5は、設定ダイアログボックスDB1の下位階層の
詳細設定ダイアログボックスDB2およびDB3の一例
を示す図である。図6は、ノンブル貼り込み処理の具体
的な一例を示す図である。
【0035】CPU10は、オペレータからノンブル自
動貼り込み処理の開始の指示があると、まず、パラメー
タ設定部14aにより、図3に示す設定ダイアログボッ
クスDB1をディスプレイ34上に表示する。そして、
CPU10は、オペレータに対して、ノンブル自動貼り
込み処理に必要なパラメータの入力を要求する(ステッ
プS201)。
【0036】図3において、設定ダイアログボックスD
B1は、オペレータにデータの入力を促す第1〜第3の
データ入力欄d1〜d3と、左右ページの切替えを行う
ための第1のボタンb1と、ノンブルの位置およびノン
ブルのフォントや大きさを設定するために使用する第2
および第3のボタンb2,b3とを備える。
【0037】図3を参照して、第1および第2のデータ
入力欄d1,d2には、ノンブルの貼り込みを行う開始
ページ番号と終了ページ番号とをそれぞれ入力する。そ
して、第3のデータ入力欄d3には、第1のデータ入力
欄d1に入力したページ番号から順に実際に貼り込むペ
ージ番号の初期値を入力する。例えば、図6に示すよう
に、全124ページからなる書籍において、前付け
(扉,献辞,序文,目次などをいう)のページ等にはノ
ンブルを振らずに実際のページで5ページ目からページ
番号“1”を貼り込みたい場合は、設定ダイアログボッ
クスDB1の第1のデータ入力欄d1に“5”を、第2
のデータ入力欄d2に“124”を、第3のデータ入力
欄d3に“1”をそれぞれ入力する。
【0038】第1のボタンb1は、各ページに貼り込ま
れるノンブルの貼り込み位置が、左右のページで異なる
か否かを指示する。例えば、左ページのノンブルをペー
ジ左下に貼り込み、右ページのノンブルをページ右下に
貼り込む場合には、第1のボタンb1を「あり」に設定
し、左右ページのノンブルともにページ中央下に貼り込
む場合には、第1のボタンb1を「なし」に設定する。
【0039】ノンブル位置を設定する際には、設定ダイ
アログボックスDB1の第2のボタンb2をクリックす
る。この第2のボタンb2をクリックすると、図4に示
す詳細設定ダイアログボックスDB2が開く。詳細設定
ダイアログボックスDB2には、まず、ノンブル貼り込
みの基準位置を設定する6種類の第1〜第6のボタンs
1〜s6がある。この第1〜第6のボタンs1〜s6
は、全体で1つのページを模擬的に表しており、当該第
1〜第6のボタンs1〜s6のいずれか1つを選択する
ことにより、ページにおけるノンブル貼り込みの基準位
置を設定する。すなわち、図4に示すように、第1のボ
タンs1を選択したときには、ページの左下角部を基準
位置として設定することとなる。なお、その他のボタン
についても、同様に図示した位置と対応する基準位置が
設定される。また、詳細設定ダイアログボックスDB2
には、上記第iのボタンsi(iは、1〜6のいずれか
1つ)で選択した基準位置と、実際にノンブルを貼り込
む位置との距離を設定する第4および第5のデータ入力
欄d4,d5がある。この第4および第5のデータ入力
欄d4,d5に入力する値XおよびYは、第iのボタン
siで選択した基準位置とノンブル貼り込み位置との直
線距離を、X方向成分とY方向成分とで表したものであ
る。なお、上述したノンブル貼り込み位置の設定は、第
4のボタンb4において設定対象ページを「左ページ」
または「右ページ」と選択することにより、左右のペー
ジそれぞれ個別に行うことができる。
【0040】ノンブルのフォント,ポイントおよび飾り
を設定する際には、設定ダイアログボックスDB1の第
3のボタンb3をクリックする。この第3のボタンb3
をクリックすると、図5に示す詳細設定ダイアログボッ
クスDB3が開く。詳細設定ダイアログボックスDB3
には、ノンブルのフォントを設定する第6のデータ入力
欄d6と、ノンブルのポイント数を設定する第7のデー
タ入力欄d7と、ノンブルの前後の飾りを設定する第8
および第9のデータ入力欄d8,d9とがある。第6の
データ入力欄d6には、明朝,ゴシック等といった書体
であるフォント(もちろん、ノンブル自動貼り込み装置
を含むシステムに内蔵されているフォントである必要が
ある)を入力する。第7のデータ入力欄d7には、12
P等といった文字の大きさであるポイント数を入力す
る。第8のデータ入力欄d8には、必要に応じて、例え
ば「月刊_×××技術_97/10/01_」といった文字列を
入力し、第9のデータ入力欄d9には、必要に応じて、
例えば「ページ」といった文字列を入力する。この例の
ような文字列の設定を行った場合は、実際のページ、例
えば20ページ目には、「月刊_×××技術_97/10/01
_20ページ」という連続したノンブルが貼り込まれる
こととなる。
【0041】再び図2を参照して、オペレータによる上
記ノンブル貼り込みに関する各パラメータの設定が終了
すると、CPU10は、ノンブル編集部14bにより、
当該設定値から貼り込む新たなノンブルの編集(すなわ
ち、貼り込み位置の計算および文字列の生成等)を行う
(ステップS202)。すなわち、上記の例について述
べると、5ページ目に対して、第1〜第6のボタンs1
〜s6で選択した基準位置から第4および第5のデータ
入力欄d4,d5で設定した距離をとる位置を計算し、
また、「月刊_×××技術_97/10/01_1ページ」とい
う文字列を作成する。
【0042】次に、CPU10は、ノンブルレイアウト
部14cにより、上記編集した新たなノンブルを貼り込
む先のページの情報ファイルを開く(ステップS20
3)。ここで、CPU10は、この新たなノンブルを貼
り込む先のページの情報ファイル内に、すでに前のノン
ブル(前回の処理で貼り込んだノンブル)が貼り込まれ
ているか否かを判断する(ステップS204)。CPU
10は、このステップS204において、前のノンブル
が貼り込まれていないと判断した場合は、続けて新たな
ノンブルの貼り込み処理に移るが、前のノンブルが貼り
込まれていると判断した場合は、当該前のノンブルを削
除した後に新たなノンブルの貼り込み処理に移る(ステ
ップS205,S206)。そして、CPU10は、こ
の新たなノンブル貼り込み処理が終わると、このページ
の情報ファイルを閉じる(ステップS207)。
【0043】そして、CPU10は、上記新たなノンブ
ルの貼り込み処理が、上記ステップS201において設
定されたページ(すなわち、設定ダイアログボックスD
B1の第2のデータ入力欄d2に入力されたページ)ま
で行われたか否かを判断する(ステップS208)。こ
のステップS208の判断において、まだ新たなノンブ
ルの貼り込み処理を行うべきページが存在する場合、C
PU10は、ステップS202に戻って当該処理を続
け、一方、すべてのページについて新たなノンブルの貼
り込み処理が終わったと判断した場合には、当該処理を
終了する。
【0044】なお、図2には示していないが、上記ステ
ップS202における処理で文字列に組み込まれるペー
ジ数、および上記ステップS203における処理で情報
ファイルが開かれるページ数は、上記ステップS208
からステップS202に戻るごとに、自動的に1つイン
クリメントされる。
【0045】以上のように、ノンブル自動貼り込み装置
の処理を説明してきが、これまでの説明は、上記詳細設
定ダイアログボックスDB3の第6のデータ入力欄d6
において設定するノンブルのフォントとして、本ノンブ
ル自動貼り込み装置を含むシステムに内蔵されているフ
ォントを用いることを前提としてきた。しかし、本ノン
ブル自動貼り込み装置は、上記システムに内蔵されてい
るフォントの数字のみならず、それ以外の数字を外部か
ら取り込むことによって、同様にノンブル自動貼り込み
を実現することができる。以下、外部から取り込んだ数
字を使用する方法を説明する。
【0046】まず、外部の数字を取り込む方法として、
線画部品として取り込む方法がある。この線画部品とし
て取り込む方法は、取り込みたい数字を0〜9までスキ
ャナ等を用いてノンブル自動貼り込み装置に取り込んだ
後、各数字を1つずつ切り出して10個の線画部品を作
成するものである。この作成した10個の線画部品は、
1つのディレクトリ内にまとめて格納しておく。また、
他の外部の数字を取り込む方法として、ベクトル部品と
して取り込む方法がある。このベクトル部品として取り
込む方法は、上記と同様に、取り込みたい数字を0〜9
までスキャナ等を用いてノンブル自動貼り込み装置に取
り込んだ後、各数字を1つずつ輪郭線抽出して10個の
ベクトル部品を作成するものである。この作成した10
個のベクトル部品も、上記と同様に、1つのディレクト
リ内にまとめて格納しておく。なお、上述した2通りの
取り込み方法は、従来から当業者に周知の技術であるた
め、これらの詳細な説明は省略する。
【0047】上述した外部から取り込んだ数字の部品を
使用するにあたっては、例えば、上記図5において示し
た詳細設定ダイアログボックスDB3に、図7に示すよ
うな、ノンブルに使用するフォントとしてシステム内蔵
のものか外部取り込みのものかを選択する第5のボタン
b5と、および当該第5のボタンb5において「取り込
み」を選択した場合に、どこのディレクトリ(上記取り
込み処理において、10個の部品をまとめて格納したデ
ィレクトリ)に格納されている数字かを指定する第10
のデータ入力欄d10とを新たに設ければよい。
【0048】このようにして、外部から取り込んだ部品
をノンブルのフォントとして選択した場合、上記第10
のデータ入力欄d10で指定したディレクトリから必要
な数字の部品を組み合わせてノンブル文字列が作成され
る。例えば、351ページ目のノンブル文字列ならば、
「前ノンブル飾り」+部品「3」「5」「1」の組合せ
+「後ノンブル飾り」という構成で作成される。
【0049】以上のように、本発明の一実施形態に係る
ノンブル自動貼り込み装置は、貼り込むノンブルの位
置、文字列および貼り込み開始・終了ページの設定を行
うことにより、当該設定値に従って、自動的にノンブル
の貼り込み処理を行う。これにより、作業者へのノンブ
ルの貼り込み処理の負担がなくなり、かつ、正確にノン
ブルを打つことができる。また、増刷による総ページ数
の変化に伴うノンブルの貼り直しにも、設定値を変える
だけで迅速に対応することができる。従って、ノンブル
貼り込み処理の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るノンブル自動貼り込
み装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のCPU10が行うノンブル自動貼り込み
処理を示すフローチャートである。
【図3】設定ダイアログボックスDB1の一例を示す図
である。
【図4】詳細設定ダイアログボックスDB2の一例を示
す図である。
【図5】詳細設定ダイアログボックスDB3の一例を示
す図である。
【図6】ノンブル貼り込み処理の具体的な一例を示す図
である。
【図7】詳細設定ダイアログボックスDB3aの一例を
示す図である。
【符号の説明】
10…CPU 14…メモリ 14a…パラメータ設定部 14b…ノンブル編集部 14c…ノンブルレイアウト部 32…マウス 34…ディスプレイ 36…ハードディスク装置 d1〜d10…データ入力欄 b1〜b5、s1〜s6…ボタン DB1〜DB3、DB3a…処理ダイアログボックス

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のページに対して、自動的にノンブ
    ルを振り当てて貼り込むノンブル自動貼り込み装置であ
    って、 1つのページを構成する製版情報を格納した情報ファイ
    ルを、前記複数のページに関して記憶する記憶手段と、 ノンブルの書体と、ノンブルの初期値と、ノンブルを貼
    り込むページ範囲と、ページ上におけるノンブルの貼り
    込み位置とを、少なくとも設定する設定手段と、 前記設定手段において設定した値に基づき、各ページご
    とのノンブル貼り込み位置の算出および貼り込むノンブ
    ル文字列の生成を行う編集手段と、 前記編集手段で算出および生成された前記ノンブル貼り
    込み位置および前記ノンブル文字列に従って、前記記憶
    手段に記憶されている複数の前記情報ファイルに、対応
    するノンブルをそれぞれ貼り込むレイアウト手段とを備
    える、ノンブル自動貼り込み装置。
  2. 【請求項2】 前記レイアウト手段は、前記情報ファイ
    ルに既に貼り込まれているノンブルが存在する場合、当
    該既に貼り込まれているノンブルを削除した後に前記対
    応するノンブルの貼り込みを行う、請求項1に記載のノ
    ンブル自動貼り込み装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段において設定する前記ペー
    ジ上におけるノンブルの貼り込み位置は、左ページのノ
    ンブル貼り込み位置と右ページのノンブル貼り込み位置
    とを個別に設定できることを特徴とする、請求項1また
    は2に記載のノンブル自動貼り込み装置。
  4. 【請求項4】 前記設定手段において設定する前記ノン
    ブルの書体として、線画の形態で部品化された線画デー
    タを用いることが可能である、請求項1〜3のいずれか
    に記載のノンブル自動貼り込み装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段において設定する前記ノン
    ブルの書体として、ベクトル図形の形態で部品化された
    ベクトルデータを用いることが可能である、請求項1〜
    3のいずれかに記載のノンブル自動貼り込み装置。
  6. 【請求項6】 複数のページに対して、自動的にノンブ
    ルを振り当てて貼り込むノンブル自動貼り込み方法であ
    って、 任意の記憶手段に、1つのページを構成する製版情報を
    格納した情報ファイルを、前記複数のページに関して記
    憶する第1のステップと、 ノンブルの書体と、ノンブルの初期値と、ノンブルを貼
    り込むページ範囲と、ページ上におけるノンブルの貼り
    込み位置とを、少なくとも設定する第2のステップと、 前記第2のステップにおいて設定した値に基づき、各ペ
    ージごとのノンブル貼り込み位置の算出および貼り込む
    ノンブル文字列の生成を行う第3のステップと、 前記第3のステップで算出および生成された前記ノンブ
    ル貼り込み位置および前記ノンブル文字列に従って、前
    記記憶手段に記憶されている複数の前記情報ファイル
    に、対応するノンブルをそれぞれ貼り込む第4のステッ
    プとを備える、ノンブル自動貼り込み方法。
  7. 【請求項7】 前記第4のステップは、前記情報ファイ
    ルに既に貼り込まれているノンブルが存在する場合、当
    該既に貼り込まれているノンブルを削除した後に前記対
    応するノンブルの貼り込みを行う、請求項6に記載のノ
    ンブル自動貼り込み方法。
  8. 【請求項8】 前記第2のステップにおいて設定する前
    記ページ上におけるノンブルの貼り込み位置は、左ペー
    ジのノンブル貼り込み位置と右ページのノンブル貼り込
    み位置とを個別に設定できることを特徴とする、請求項
    6または7に記載のノンブル自動貼り込み方法。
  9. 【請求項9】 前記第2のステップにおいて設定する前
    記ノンブルの書体として、線画の形態で部品化された線
    画データを用いることが可能である、請求項6〜8のい
    ずれかに記載のノンブル自動貼り込み方法。
  10. 【請求項10】 前記第2のステップにおいて設定する
    前記ノンブルの書体として、ベクトル図形の形態で部品
    化されたベクトルデータを用いることが可能である、請
    求項6〜8のいずれかに記載のノンブル自動貼り込み方
    法。
  11. 【請求項11】 コンピュータ装置において実行される
    プログラムを記録した記録媒体であって、 任意の記憶手段に、1つのページを構成する製版情報を
    格納した情報ファイルを、ノンブルを貼り込む複数のペ
    ージに関して記憶する第1のステップと、 ノンブルの書体と、ノンブルの初期値と、ノンブルを貼
    り込むページ範囲と、ページ上におけるノンブルの貼り
    込み位置とを、少なくとも設定する第2のステップと、 前記第2のステップにおいて設定した値に基づき、各ペ
    ージごとのノンブル貼り込み位置の算出および貼り込む
    ノンブル文字列の生成を行う第3のステップと、 前記第3のステップで算出および生成された前記ノンブ
    ル貼り込み位置および前記ノンブル文字列に従って、前
    記記憶手段に記憶されている複数の前記情報ファイル
    に、対応するノンブルをそれぞれ貼り込む第4のステッ
    プとを含む動作環境を、前記コンピュータ装置上で実現
    するためのプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記第4のステップは、前記情報ファ
    イルに既に貼り込まれているノンブルが存在する場合、
    当該既に貼り込まれているノンブルを削除した後に前記
    対応するノンブルの貼り込みを行う、請求項11に記載
    の記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記第2のステップにおいて設定する
    前記ページ上におけるノンブルの貼り込み位置は、左ペ
    ージのノンブル貼り込み位置と右ページのノンブル貼り
    込み位置とを個別に設定できることを特徴とする、請求
    項11または12に記載の記憶媒体。
  14. 【請求項14】 前記第2のステップにおいて設定する
    前記ノンブルの書体として、線画の形態で部品化された
    線画データを用いることが可能である、請求項11〜1
    3のいずれかに記載の記憶媒体。
  15. 【請求項15】 前記第2のステップにおいて設定する
    前記ノンブルの書体として、ベクトル図形の形態で部品
    化されたベクトルデータを用いることが可能である、請
    求項11〜13のいずれかに記載の記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009282672A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Fujifilm Corp 印刷画像処理装置及び処理方法

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