JPH11190984A - プラズマディスプレイパネルの駆動装置及び駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動装置及び駆動方法

Info

Publication number
JPH11190984A
JPH11190984A JP10028919A JP2891998A JPH11190984A JP H11190984 A JPH11190984 A JP H11190984A JP 10028919 A JP10028919 A JP 10028919A JP 2891998 A JP2891998 A JP 2891998A JP H11190984 A JPH11190984 A JP H11190984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive circuit
sustain
data
display panel
plasma display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10028919A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ito
幸治 伊藤
Tadayuki Masumori
忠行 益盛
Koichi Itsuda
浩一 五田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10028919A priority Critical patent/JPH11190984A/ja
Publication of JPH11190984A publication Critical patent/JPH11190984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルの消費電力を削
減する。 【解決手段】 書き込み駆動回路101、走査駆動回路
102、維持駆動回路103および消去駆動回路104
を備えたプラズマディスプレイパネル100において、
1フィールド期間内の表示データの有無を検出するデー
タ検出部11を備え、表示データがないときはこのデー
タ検出部11の出力信号により、維持駆動タイミング発
生部9を制御して、1フィールド期間内の前記維持駆動
回路103の動作を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビジョンおよび
コンピュータの画像表示に用いられるプラズマディスプ
レイパネルの駆動装置及び駆動方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネルの一例とし
て、AC型プラズマディスプレイパネルの電極配列を図
6に示す。図6に示す電極配列は、互いに直交するM
列、N行のマトリックス構成を有し、列方向にはM列の
データ電極D1〜DMが配列されており、行方向にはN行
の走査電極SCN1〜SCNNおよび維持電極SUS1
SUSNが配列されている。このAC型プラズマディス
プレイパネルを駆動する従来から実用化されている駆動
装置の例のブロック図を図7に示す。図6及び図7を用
いて従来のプラズマディスプレイパネルの駆動装置の構
成及び動作について説明する。
【0003】プラズマディスプレイパネル100の周辺
部に設けられた接続部100Aには、書き込み期間にお
いてデータ電極D1〜DMを駆動する書き込み駆動回路1
01と走査電極SCN1〜SCNNを駆動する走査駆動回
路102の各出力端が接続されている。上記接続部10
0Aにはさらに、維持期間において走査電極SCN1
SCNNと維持電極SUS1〜SUSNを駆動する維持駆
動回路103、及び消去期間に維持電極SUS1〜SU
Nを駆動する消去駆動回路104の各出力端が接続さ
れている。
【0004】入力端1Aに入力された入力信号は、レベ
ル調整をするレベル調整部1を経てA/D変換部2に送
られ、アナログ信号からデジタル信号に変換される。こ
のデジタル信号は、一旦フレームメモリー3に蓄積され
る。入力信号は同期分離部5にも入力されそこで同期パ
ルスが分離される。分離された同期パルスはタイミング
パルス発生部6に送られる。このタイミングパルス発生
部6は、A/D変換部2、メモリー制御部7、走査駆動
タイミング発生部8、維持駆動タイミング発生部9及び
消去駆動タイミング発生部10をそれぞれ制御する。走
査駆動タイミング発生部8は走査駆動回路102を制御
すると共に、メモリー制御部7にタイミング信号を与え
て、フレームメモリー3から前記デジタル信号を出力さ
せる。このデジタル信号は出力処理部4で処理された
後、書き込み駆動回路101に入力されてこれを制御す
る。その結果書き込みパルス電圧+Vw(V)(括弧内
のVはボルトを表す)の書き込みパルスと走査パルス電
圧−Vs(V)の走査パルスとが同期して出力される。
また、維持駆動タイミング発生部9及び消去駆動タイミ
ング発生部10は、それぞれ維持駆動回路103及び消
去駆動回路104を制御する。上記のAC型プラズマデ
ィスプレイパネルの駆動装置の動作を、1フィールド期
間の各パルス電圧の駆動タイミングを示す図8を参照し
て説明する。
【0005】図8において、先ず書き込み期間に、表示
データに基づいて第一行目に選択された、データ電極D
1〜DMの中の所定のデータ電極(以下、表示データに基
づいて、各行に選択された所定のデータ電極を「表示デ
ータのあるデータ電極D1〜DM」と記す)に正の書き込
みパルス電圧+VW(V)を印加するとともに、第一行
目の走査電極SCN1に負の走査パルス電圧−VS(V)
を印加する。その結果、前記表示データのあるデータ電
極D1〜DMと第一行目の走査電極SCN1との交点部に
おいて書き込み放電を起こす。次に、表示データのある
他のデータ電極D1〜DMに正の書き込みパルス電圧+V
W(V)を印加するとともに、第二行目の走査電極SC
2に負の走査パルス電圧−VS(V)を印加すると、前
記表示データのあるデータ電極D1〜DMと第二行目の走
査電極SCN2との交点部において書き込み放電を起こ
す。同様な動作を引き続いて行い、最後に表示データの
あるデータ電極D1〜DMに正の書き込みパルス電圧+V
W(V)を印加するとともに、第N行目の走査電極SC
Nに負の走査パルス電圧−VS(V)を印加すると、前
記表示データのあるデータ電極D1〜DMと第N行目の走
査電極SCNNとの交点部において書き込み放電を起こ
す。
【0006】続く維持期間において、全ての維持電極S
US1〜SUSNと全ての走査電極SCN1〜SCNNとに
負の維持パルス電圧−Vm(V)を交互に印加すると、
前記の書き込み放電を起こした全ての交点部で維持放電
が開始されて発光し、維持パルス電圧の交互の印加を続
けている間、維持放電が継続し発光が維持される。この
維持放電による発光を表示に用いる。
【0007】次に続く消去期間において、全ての維持電
極SUS1〜SUSNに負の狭いパルス幅の消去パルス電
圧−Ve(V)を印加すると、消去放電を起こして維持
放電が停止する。以上の動作により1フィールド期間の
1画面の表示が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図7に示す駆
動装置においては、1フィールド期間に入力信号がな
く、A/D変換部2からフレームメモリー3に送られる
表示データがないために、書き込み駆動回路101が動
作せず、データ電極D1〜DMに書き込みパルス電圧+V
W(V)が印加されないときでも、維持駆動回路103
は動作しており、維持パルス電圧−Vm(V)が出力さ
れる。すなわち図9の1フィールド期間の波形図に示す
ように、書き込み期間において書き込みパルス電圧+V
w(V)が全く印加されず常に0(V)の場合において
も、維持期間には維持パルス電圧−Vm(V)が印加さ
れている。この場合書き込み放電も維持放電も起こらな
いが、前記維持パルス電圧−Vm(V)が印加されるた
め、走査電極SCN1〜SCNNと維持電極SUS1〜S
USNとの間の静電容量が充放電される。この充放電に
あたって駆動回路及び配線に存在する抵抗成分で常に一
定量の電力が消費される。このため表示データがなく表
示がなされないときにも無駄に電力を浪費していること
になる。特に、コンピュータ用ディスプレイとして使用
されている場合、ディスプレイの操作が行われなくて静
止画の表示が続いたとき又は画面表示を停止したときに
おいても上記の電力消費が生じ、その結果電力を浪費す
ることになり、これを解決することがプラズマディスプ
レイパネルの駆動装置の課題であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、書き込み駆動回路、走査駆動回路、維持駆動回路
および消去駆動回路を備えたプラズマディスプレイパネ
ルの駆動装置において、1フィールド期間又は1フィー
ルド期間を複数の期間に分割したサブフィールド期間内
の表示データの有無を検出するデータ検出部を備え、こ
のデータ検出部の出力信号によりその1フィールド期間
又は1サブフィールド期間内において表示データがない
ときは前記走査駆動回路、前記維持駆動回路および前記
消去駆動回路の内の少なくとも一つの動作を停止させる
ように構成している。これにより、表示データの無いフ
ィールド期間又はサブフィールド期間において駆動電力
を大幅に削減できる。
【0010】別の観点による発明のプラズマディスプレ
イパネルの駆動装置は、1フィールド期間又は1フィー
ルド期間を複数の期間に分割したサブフィールド期間内
において、1画面を構成する複数の表示行の各表示行毎
に、表示データの有無を検出するデータ検出部を備え、
このデータ検出部の出力信号によりその1フィールド期
間又は1サブフィールド期間内において表示データがな
いときは前記走査駆動回路、前記維持駆動回路および前
記消去駆動回路の内の少なくとも一つの動作を表示行毎
に停止させるように構成している。これにより、フィー
ルド期間又はサブフィールド期間において、表示データ
の無い表示行を駆動する駆動電力の浪費を防止すること
ができる。尚、ここで言う表示行とは、一の方向に配列
された複数の各電極によって生じるそれぞれの維持放電
に対応して、表示発光する1画面内での表示画像の部分
をいう。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプラズマディスプ
レイパネルの駆動装置の好ましい実施形態について、図
面を参照しながら説明する。
【0012】《第1の実施形態》本発明の駆動装置によ
り駆動されるプラズマディスプレイパネルの一例として
AC型プラズマディスプレイパネルがあり、まずその主
要部の構成について図1を参照して説明する。尚、AC
型プラズマディスプレイパネルの電極配列の具体例は、
従来例の説明で用いた図6に示すものと同じであるので
その説明は省略する。図1はAC型プラズマディスプレ
イパネルの主要部の構成を示す一部切欠き斜視図であ
る。図1において、第一の絶縁基板31の表面上には、
誘電体層32および保護膜層33により覆われ、互いに
平行に配列されたN対(N行)の走査電極SCN1〜S
CNNと維持電極SUS1〜SUSNが設けられている。
第二の絶縁基板34の表面上には、M列のデータ電極D
1〜DMと各データ電極D1〜DMを仕切る複数の隔壁35
とが上記N行の走査電極SCN1〜SCNNと維持電極S
US1〜SUSNに直交、対向して設けられている。第一
の絶縁基板31、第二の絶縁基板34および隔壁35に
より囲まれた放電空間36には、放電ガスとして、ヘリ
ウム、ネオン、アルゴン、キセノン、クリプトンのう
ち、少なくとも一種類の希ガスが封入されている。ま
た、このパネルをカラーディスプレイとして用いるため
に、蛍光体37が第二の絶縁基板34とデータ電極D1
〜DMの表面および隔壁35の側面上に設けられてい
る。
【0013】第一、第二の絶縁基板31,34は、当該
パネルの外周器を構成するものであり、例えば厚さ約1
mmのソーダライムガラス板により構成されている。一
方の絶縁基板31,34は、上記放電空間36内での放
電光を透過するために、透光性を備えている。M列のデ
ータ電極D1〜DM、及びN行の走査電極SCN1〜SC
Nと維持電極SUS1〜SUSNからなるマトリックス
状の各電極は、透光性を有するITO膜あるいは酸化ス
ズ膜等の透光性導電膜により構成されている。1対の走
査電極SCN1〜SCNNと維持電極SUS1〜SUSN
交互に電圧を印加することにより、表示画面を行方向に
N個に分割した各部分、つまり各表示行の画像が発光表
示される。隔壁35は、亜鉛系ガラスあるいは類似の低
融点ガラスにより構成され、放電空間36をM×N個の
放電セルに仕切っている。また、誘電体層32、及び保
護膜層33は、例えばホウ珪酸鉛ガラス、及びMgOに
より、それぞれ構成されている。
【0014】図2は本発明の第1の実施形態であるAC
型プラズマディスプレイパネルの駆動装置のブロック図
である。図1及び図2を参照しながら、前記プラズマデ
ィスプレイパネルの駆動装置の構成及び動作について説
明する。プラズマディスプレイパネル100の周辺部の
接続部100Aには、書き込み期間においてデータ電極
1〜DMを駆動する書き込み駆動回路101と走査電極
SCN1〜SCNNを駆動する走査駆動回路102の各出
力端が接続されている。上記接続部100Aにはさら
に、維持期間において走査電極SCN1〜SCNNと維持
電極SUS1〜SUSNを駆動する維持駆動回路103、
及び消去期間に維持電極SUS1〜SUSNを駆動する消
去駆動回路104の各出力端が接続されている。入力端
1Aに入力された入力信号は、レベル調整をするレベル
調整部1に入力され、次にレベル調整部1の出力端に接
続されたA/D変換部2に送られ、アナログ信号からデ
ジタル信号に変換される。このデジタル信号は、A/D
変換部2の出力端に接続されたフレームメモリー3に一
旦蓄積される。
【0015】入力信号は同期分離部5にも入力されそこ
で同期パルスが分離される。分離された同期パルスは、
同期分離部5の出力端に接続されたタイミングパルス発
生部6に送られる。タイミングパルス発生部6の出力端
は、A/D変換部2、メモリー制御部7、走査駆動タイ
ミング発生部8、維持駆動タイミング発生部9及び消去
駆動タイミング発生部10のそれぞれの入力端に接続さ
れそれらを制御する。走査駆動タイミング発生部8の出
力端は走査駆動回路102の入力端に接続され、他の出
力端はメモリー制御部7の入力端に接続され、これらに
タイミング信号を与える。メモリー制御部7の出力端は
フレームメモリー3の入力端に接続され、このタイミン
グ信号に基づいてフレームメモリー3から前記デジタル
信号を出力させる。このデジタル信号はフレームメモリ
ー3の出力端にその入力端が接続された出力処理部4で
処理された後、出力処理部4の出力端にその入力端が接
続された書き込み駆動回路101に入力されこれを制御
する。その結果、表示データがある場合には、書き込み
パルス電圧+Vw(V)のパルス信号と走査パルス電圧
−Vs(V)のパルス信号とが同期する。また、消去駆動
タイミング発生部10の出力端は消去駆動回路104の
入力端に接続されこれを制御する。
【0016】データ検出部11の入力端はA/D変換部
2の出力端に接続され、A/D変換部2からフレームメ
モリー3に送られるデータの1フレームの期間中に表示
データが有るか無いかを検出する。例えば、ディジタル
データの0又は1の繰り返しなどで表示データのないこ
とを表す方式であるならば、それにもとづき表示データ
無しを検出する。データ検出部11の出力端は維持駆動
タイミング発生部9の入力端に接続され、表示データの
「有」又は「無」を示す表示データ信号を維持駆動タイ
ミング発生部9に送る。維持駆動タイミング発生部9の
出力端は維持駆動回路103の入力端に接続され、デー
タ検出部11から送られる前記表示データ信号に基づい
て、維持駆動回路103の動作を決める。すなわち、維
持駆動回路103は、データ検出部11から表示データ
「有り」を示す表示データ信号を受けたときは、維持パ
ルス電圧−Vm(V)のパルス信号を出力させ、維持駆
動の動作を行う。逆にデータ検出部11から表示データ
「無し」を示す表示データ信号を受けたときは、維持パ
ルス電圧の出力を停止させ、維持電極の電位を0(V)
に保持させて、維持駆動の動作を行わない。
【0017】次に、このAC型プラズマディスプレイパ
ネルの駆動装置において、1フィールド期間の駆動タイ
ミングについて説明する。1フィールド期間に表示デー
タがあり、表示が行われている場合には、図8に示した
従来例のプラズマディスプレイパネルの駆動装置と同様
に1フィールド期間の駆動タイミングで動作する。従っ
て、重複を避けるために、この場合の説明は省略する。
【0018】次に1フィールド期間に表示データがない
場合について、以下に詳しく説明する。図3は1フィー
ルド期間に表示データが無いときの駆動タイミングを示
す波形図である。図3において、表示データが無いの
で、書き込み期間中のデータ電極D1〜DMに印加される
書き込みパルス電圧は0(V)である。従って第一行目
の走査電極SCN1に負の走査パルス電圧−VS(V)が
印加されても、前記データ電極D1〜DMと第一行目の走
査電極SCN1との交点部において書き込み放電が起こ
らない。次に、第二行目の走査電極SCN2に負の走査
パルス電圧−VS(V)が印加されても、表示データが
無いのでデータ電極D1〜DMは0(V)であり、前記デ
ータ電極D1〜DMと第二行目の走査電極SCN2との交
点部において書き込み放電も行われない。同様な動作が
引き続いて行われ、最後に第N行目の走査電極SCNN
に負の走査パルス電圧−VS(V)が印加されても、同
様にデータ電極D1〜DMは0(V)であるので、前記デ
ータ電極D1〜DMと第N行目の走査電極SCNNとの交
点部において書き込み放電が起こらない。
【0019】続く維持期間においても、全ての維持電極
SUS1〜SUSNと全ての走査電極SCN1〜SCNN
維持パルス電圧が印加されず、それらの電位は0(V)
となっている。従って維持放電は開始せず、発光表示は
行われない。続く消去期間においては、全ての維持電極
SUS1〜SUSNに負の狭いパルス幅の消去パルス電圧
−Ve(V)を印加しても、消去放電は起こらず、もちろ
ん維持放電は停止したままである。
【0020】以上説明したように、1フィールド期間に
表示データが無い場合には、維持パルス電圧を印加しな
いので画面の表示が行われず、また維持駆動回路103
の出力電力は零となる。走査駆動回路102、消去駆動
回路104の出力電力は極く僅かであるので、プラズマ
ディスプレイパネル全体の駆動電力を大幅に削減でき
る。
【0021】図3のタイミング図では、1つのフィール
ド期間(例えばNTSC方式のテレビジョンでは、60
分の1秒)に1回の書き込みが行われる。従って表示画
面は「表示有り」又は「表示無し」の2階調の表示しか
できない。濃淡のある多階調の表示をするためには、1
フレームを例えば8個のサブフレームに分割し、各サブ
フレームを表示するためのサブフィールド期間に図3の
タイミング図に示す書き込み期間、維持期間、消去期間
を設ける。プラズマディスプレイの輝度は維持放電の時
間の長さに比例する。従って、維持パルス電圧のパルス
幅を一定にすると、輝度は維持パルス電圧の印加回数に
比例する。そこで前記8個のサブフレームの維持期間に
8ビットの2進数の1、2、4、8、16、32、6
4、128に対応する数の維持パルスをそれぞれ印加可
能に構成している。そして、表示データの濃淡に応じ
て、8個のサブフレームの維持放電を選択的に行わせる
ことにより256の階調を有する表示が得られるように
なされている。
【0022】上記のように1フィールドを複数のサブフ
ィールドに分割したプラズマディスプレイパネルの駆動
装置においては、あるサブフィールドで表示データがな
いときは、そのサブフィールドのみ維持パルス電圧の印
加を停止するように構成するのが望ましい。このため
に、図2のブロック図のデータ検出部11において、各
サブフレームごとに表示データの有無を検出する。そし
て各サブフレームの表示データの有無を示すデータ検出
部11の表示データ信号に基づいて、サブフレーム毎に
維持パルス電圧の印加を制御する。これによって、更に
きめこまかい省電力化が可能となる。
【0023】《第2の実施形態》図4は本発明の第2の
実施形態であるAC型プラズマディスプレイパネルの駆
動装置のブロック図である。この実施形態では、AC型
プラズマディスプレイパネルの駆動装置の構成におい
て、表示行毎に表示データの有無を検出するデータ検出
部を設けた。それ以外の各部は、第1の実施形態のもの
と同様であるのでその重複した説明は省略する。図4に
示すように、データ検出部21の入力端がフレームメモ
リー3の出力端に接続され、フレームメモリー3から出
力処理部4に送られるデータにおいて、表示行毎に表示
データが有るか無いかを検出する。このように構成する
ことにより、上記維持期間において、表示データの有る
表示行に対応した対の走査電極SCNおよび維持電極S
USのみに交互に維持パルス電圧−Vm(V)を印加す
ることが可能となり、表示データの無い表示行に対応し
た対の走査電極SCNおよび維持電極SUSを駆動する
駆動電力の浪費を防止することができる。このデータ検
出部21は、図2に示した第1の実施形態のデータ検出
部11と同様なものであるが、第1の実施形態のものと
異なり、その入力端をフレームメモリー3の出力端に接
続している。これにより、表示行毎に表示データの有無
を検出する処理を容易なものとしている。それというの
は、データは表示行単位にフレームメモリー3から出力
処理部4に読み出されるからである。なお、A/D変換
部2からフレームメモリー3へのデータ転送において、
表示行単位にデータを送る構成とすることにより、第1
の実施形態のものでも、データ検出部11が表示行毎に
表示データの有無を検出することが可能となる。
【0024】上記のように構成されたAC型プラズマデ
ィスプレイパネルの駆動装置の動作について、図5を参
照して説明する。なお、以下の説明では、1フィールド
期間の第一行にのみ表示データが有って第二行から第N
行にわたって表示データが無い場合について説明する。
図5は本発明の第2の実施形態であるAC型プラズマデ
ィスプレイパネルの駆動装置における、一行目以外の表
示行に表示データが無いときの駆動タイミングを示す波
形図である。図5において、まず書き込み期間では、第
一行目に表示データが有るので、表示データのあるデー
タ電極D1〜DMに正の書き込みパルス電圧+V
W(V)、第一行目の走査電極SCN1に負の走査パルス
電圧−VS(V)を印加して、前記第一行目の表示デー
タのあるデータ電極D1〜DMと第一行目の走査電極SC
1との交点部において書き込み放電を起こす。続い
て、第二行目は、表示データが無いので、データ電極D
1〜DMは0(V)である。従って、第二行目の走査電極
SCN2に負の走査パルス電圧−VS(V)が印加されて
も、前記データ電極D1〜DMと第二行目の走査電極SC
2との交点部において書き込み放電が起こらない。同
様な動作が引き続いて行われ、最後に第N行目の走査電
極SCNNに負の走査パルス電圧−VS(V)が印加され
ても、データ電極D1〜DMは0(V)であるので、前記
データ電極D1〜DMと第N行目の走査電極SCNNとの
交点部において書き込み放電が起こらない。
【0025】続く維持期間において、第一行目の維持電
極SUS1と走査電極SCN1には負の維持パルス電圧−
m(V)が交互に印加されており、前述の書き込み放
電を起こした第一行目の交点部で維持放電が開始され
る。その後維持パルス電圧−Vm(V)の印加を続けて
いる間、維持放電が継続維持される。一方、維持電極S
US2〜SUSNと走査電極SCN2〜SCNNには維持パ
ルス電圧−Vm(V)が印加されないので、それらの電
極の間では維持放電は開始せずに維持放電が起こらな
い。その結果、一行目の画像のみが発光表示される。続
く消去期間において、全ての維持電極SUS1〜SUSN
に負の細幅消去パルス電圧−Ve(V)を印加すると、
第一行目に消去放電が起こり、維持放電が停止し、第二
行目以降の行では消去放電も起こらず、もちろん維持放
電は停止したままである。
【0026】上述の説明では、第一行目にのみ表示デー
タが有るときについて説明したが、第一行目以外の行、
または複数の行に表示データが有るときも同様な動作が
行われ、表示データの無い表示行に対応した対の走査電
極SCNおよび維持電極SUSを駆動する駆動電力の浪
費を防止することができる。
【0027】上記の第1及び第2の実施形態では、表示
データがなく表示がなされないときに、維持駆動回路1
03のみの動作を停止する例を示したが、本発明はこれ
に限るものではなく、維持駆動回路103と走査駆動回
路102または消去駆動回路104、あるいはこれら全
ての駆動回路を停止させる構成例も本発明の実施形態と
同様の効果が得られるので本発明に含まれる。また、書
き込み駆動回路101、走査駆動回路102、維持駆動
回路103および消去駆動回路104を備えたAC型プ
ラズマディスプレイパネルの駆動装置での構成例につい
て説明したが、前記書き込み駆動回路101、走査駆動
回路102、維持駆動回路103および消去駆動回路1
04以外の駆動回路を備えたプラズマディスプレイパネ
ルの駆動装置においても、本発明の実施形態と同様の効
果が得られるので本発明に含まれる。また、各駆動回路
101,102,103毎に、その駆動タイミングを指
示する駆動タイミング発生部8,9,10を設けた構成
例について説明したが、タイミングパルス発生部6を全
ての駆動回路に直接接続してそれら全ての駆動回路での
各々の駆動タイミングを指示し駆動する構成としてもよ
い。さらに、本発明は他の種々のAC型プラズマディス
プレイパネルやDC型プラズマディスプレイパネルにも
適用できるものである。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、1フィールド又は1サ
ブフィールド期間内に表示データがない場合には、維持
駆動回路の動作を停止して維持パルス信号の出力を停止
する。したがってたとえ充放電回路に抵抗成分があった
としても充放電のための電流による電力の損失がなく、
プラズマディスプレイパネルの消費電力が大幅に削減さ
れる。特にプラズマディスプレイパネルの使用準備中あ
るいは動作待期中などで長時間表示データが無いときの
消費電力の削減効果が顕著である。また、表示データの
有無を表示行毎に検出することにより、長時間にわたっ
て1画面中の数行にしか表示が無いときの消費電力の削
減効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】AC型プラズマディスプレイパネルの主要部の
構成を示す一部切欠き斜視図。
【図2】本発明の第1の実施形態であるAC型プラズマ
ディスプレイパネルの駆動装置のブロック図。
【図3】本発明の第1の実施形態であるAC型プラズマ
ディスプレイパネルの駆動装置における、1フィールド
期間に表示データが無いときの駆動タイミングを示す波
形図。
【図4】本発明の第2の実施形態であるAC型プラズマ
ディスプレイパネルの駆動装置のブロック図。
【図5】本発明の第2の実施形態であるAC型プラズマ
ディスプレイパネルの駆動装置における、一行目以外の
表示行に表示データが無いときの駆動タイミングを示す
波形図。
【図6】AC型プラズマディスプレイパネルの電極配置
図。
【図7】従来の例のAC型プラズマディスプレイパネル
の駆動装置のブロック図。
【図8】従来の例のAC型プラズマディスプレイパネル
の駆動装置における1フィールド期間の駆動タイミング
を示す波形図。
【図9】従来の例のAC型プラズマディスプレイパネル
の駆動装置における、1フィールド期間に表示データが
無いときの駆動タイミングを示す波形図。
【符号の説明】
1 レベル調整部 2 A/D変換部 3 フレームメモリー 4 出力処理部 5 同期分離部 6 タイミングパルス発生部 7 メモリー制御部 8 走査駆動タイミング発生部 9 維持駆動タイミング発生部 10 消去駆動タイミング発生部 11,21 データ検出部 100 プラズマディスプレイパネル 100A 接続部 101 書き込み駆動回路 102 走査駆動回路 103 維持駆動回路 104 消去駆動回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込み駆動回路、走査駆動回路、維持
    駆動回路および消去駆動回路を備えたプラズマディスプ
    レイパネルの駆動装置において、1フィールド期間内の
    表示データの有無を検出するデータ検出部を備え、この
    データ検出部の出力信号により表示データのないことが
    判定されたとき、前記走査駆動回路、前記維持駆動回路
    および前記消去駆動回路の内の少なくとも一つの動作を
    前記の1フィールド期間中停止させる制御手段を有する
    ことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 書き込み駆動回路、走査駆動回路、維持
    駆動回路および消去駆動回路を備えたプラズマディスプ
    レイパネルの駆動装置において、1フィールド期間を複
    数の期間に分割したサブフィールド期間内の表示データ
    の有無を検出するデータ検出部を備え、このデータ検出
    部の出力信号により表示データのないことが判定された
    とき、前記走査駆動回路、前記維持駆動回路および前記
    消去駆動回路の内の少なくとも一つの動作を前記のサブ
    フィールド期間中停止させる制御手段を有することを特
    徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記データ検出部が、1画面を構成する
    複数の表示行の各表示行毎に、表示データの有無を検出
    することを特徴とする請求項1または2に記載のプラズ
    マディスプレイパネルの駆動装置。
  4. 【請求項4】 書き込み駆動回路、走査駆動回路、維持
    駆動回路および消去駆動回路を備えたプラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法であって、 1フィールド期間内の表示データの有無を検出するステ
    ップと、 このデータの有無の検出出力信号により表示データのな
    いことを判定したとき、前記走査駆動回路、前記維持駆
    動回路および前記消去駆動回路の内の少なくとも一つの
    動作を前記の1フィールド期間中停止させるステップと
    を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル
    の駆動方法。
  5. 【請求項5】 書き込み駆動回路、走査駆動回路、維持
    駆動回路および消去駆動回路を備えたプラズマディスプ
    レイパネルの駆動方法であって、 1フィールド期間を複数の期間に分割したサブフィール
    ド期間内の表示データの有無を検出するステップと、 このデータ有無の検出出力信号により表示データのない
    ことを判定したとき、前記走査駆動回路、前記維持駆動
    回路および前記消去駆動回路の内の少なくとも一つの動
    作を前記のサブフィールド期間中停止させるステップと
    を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル
    の駆動方法。
  6. 【請求項6】 前記検出するステップにおいて、1画面
    を構成する複数の表示行の各表示行毎に、表示データの
    有無を検出することを特徴とする請求項4または5に記
    載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法。
JP10028919A 1997-10-24 1998-02-10 プラズマディスプレイパネルの駆動装置及び駆動方法 Pending JPH11190984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10028919A JPH11190984A (ja) 1997-10-24 1998-02-10 プラズマディスプレイパネルの駆動装置及び駆動方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-292782 1997-10-24
JP29278297 1997-10-24
JP10028919A JPH11190984A (ja) 1997-10-24 1998-02-10 プラズマディスプレイパネルの駆動装置及び駆動方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11190984A true JPH11190984A (ja) 1999-07-13

Family

ID=26367066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10028919A Pending JPH11190984A (ja) 1997-10-24 1998-02-10 プラズマディスプレイパネルの駆動装置及び駆動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11190984A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043986A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2006293181A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Hitachi Ltd プラズマディスプレイ表示装置及び駆動回路
US7136032B2 (en) 2001-10-19 2006-11-14 Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited Plasma display apparatus
WO2007004299A1 (ja) * 2005-07-06 2007-01-11 Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited プラズマディスプレイの駆動方法及び装置
WO2007004298A1 (ja) * 2005-07-06 2007-01-11 Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited プラズマディスプレイの駆動方法及び装置
US7391390B2 (en) 2003-10-16 2008-06-24 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel driving method and device
WO2009040983A1 (ja) * 2007-09-26 2009-04-02 Panasonic Corporation 駆動装置、駆動方法およびプラズマディスプレイ装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003043986A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイパネルの駆動方法
US7136032B2 (en) 2001-10-19 2006-11-14 Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited Plasma display apparatus
US7391390B2 (en) 2003-10-16 2008-06-24 Samsung Sdi Co., Ltd. Plasma display panel driving method and device
CN100423051C (zh) * 2003-10-16 2008-10-01 三星Sdi株式会社 等离子体显示屏驱动方法及装置
JP2006293181A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Hitachi Ltd プラズマディスプレイ表示装置及び駆動回路
WO2007004299A1 (ja) * 2005-07-06 2007-01-11 Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited プラズマディスプレイの駆動方法及び装置
WO2007004298A1 (ja) * 2005-07-06 2007-01-11 Fujitsu Hitachi Plasma Display Limited プラズマディスプレイの駆動方法及び装置
WO2009040983A1 (ja) * 2007-09-26 2009-04-02 Panasonic Corporation 駆動装置、駆動方法およびプラズマディスプレイ装置
KR101048978B1 (ko) 2007-09-26 2011-07-12 파나소닉 주식회사 구동 장치, 구동 방법 및 플라즈마 디스플레이 장치
US8416228B2 (en) 2007-09-26 2013-04-09 Panasonic Corporation Driving device, driving method and plasma display apparatus
JP5275244B2 (ja) * 2007-09-26 2013-08-28 パナソニック株式会社 駆動装置、駆動方法およびプラズマディスプレイ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3633761B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動装置
JP5112618B2 (ja) プラズマディスプレイ装置及びその駆動方法
JP2002328648A (ja) Ac型プラズマディスプレイパネルの駆動方法および駆動装置
JP2000020021A (ja) プラズマディスプレイパネル駆動方法
JP2004191530A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JPH10288973A (ja) 面放電型プラズマディスプレイパネルの駆動方法
US20040021653A1 (en) Method and apparatus for driving plasma display panel
JP3539291B2 (ja) Ac型プラズマディスプレイの駆動方法及び駆動装置
JPH10105111A (ja) 交流放電メモリ型プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2000066636A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2001272946A (ja) Ac型プラズマディスプレイパネルとその駆動方法
JPH11352925A (ja) Pdpの駆動方法
JP2000214823A5 (ja)
JPH1195717A (ja) プラズマディスプレイの駆動方法
JPH09244575A (ja) プラズマ・ディスプレイ・パネルの駆動装置
JP3233120B2 (ja) 交流放電型プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JPH11190984A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動装置及び駆動方法
JP2000098972A (ja) プラズマディスプレイパネル駆動装置
JP2000305513A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動装置および駆動方法
JP2004061702A (ja) プラズマディスプレイ装置
US20030057855A1 (en) Method and device to drive a plasma display
JPH07210113A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JPH10177364A (ja) プラズマディスプレイパネル表示装置の駆動制御装置
JPH1091116A (ja) プラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP4186273B2 (ja) プラズマ表示装置及びその駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050203

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050527

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20061129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080401

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080722