JPH11190725A - 金属帯の超音波探傷方法および装置 - Google Patents

金属帯の超音波探傷方法および装置

Info

Publication number
JPH11190725A
JPH11190725A JP9360130A JP36013097A JPH11190725A JP H11190725 A JPH11190725 A JP H11190725A JP 9360130 A JP9360130 A JP 9360130A JP 36013097 A JP36013097 A JP 36013097A JP H11190725 A JPH11190725 A JP H11190725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
incident angle
ultrasonic
wave
setting
ultrasonic wave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9360130A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3773343B2 (ja
Inventor
Seiji Masui
誠二 増井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP36013097A priority Critical patent/JP3773343B2/ja
Publication of JPH11190725A publication Critical patent/JPH11190725A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3773343B2 publication Critical patent/JP3773343B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/11Analysing solids by measuring attenuation of acoustic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/02Indexing codes associated with the analysed material
    • G01N2291/023Solids
    • G01N2291/0234Metals, e.g. steel
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/042Wave modes
    • G01N2291/0421Longitudinal waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波探傷装置の探傷精度を向上する。 【解決手段】 第1タイヤ探触子13を鋼帯33の幅方
向一側部寄りに配置し、第1タイヤ探触子13から発生
される入射角設定用超音波を鋼帯33に入射して鋼帯3
3の幅方向他側面からの反射波を受信し、入射角設定用
超音波の入射角を変化させて前記他側面からの反射波の
強度が最大となる最適入射角を求め、第2タイヤ探触子
14の欠陥検出用超音波の入射角を前記求めた最適入射
角になるように制御する。欠陥検出用超音波の入射角が
最適入射角になるように制御されるので、超音波探傷精
度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属帯の欠陥を非
破壊で検出する超音波探傷方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に板厚の薄い金属帯の超音波探傷に
は、板波探傷が行われている。板波は、金属帯の板厚が
超音波の波長に比べて小さいときに、縦波と横波とが独
立して存在できなくなって発生する波動である。以後、
超音波探傷を板波探傷と呼ぶこととする。板波探傷は、
超音波を金属帯に入射して金属帯に板波を発生させ、発
生した板波を金属帯に伝播させて欠陥から反射される欠
陥エコーを検出することによって行われる。前記板波
は、図7に示すように超音波の周波数f、超音波の入射
角θおよび金属帯の板厚tが特定の関係を示すときに発
生する。図7の横軸は、周波数fと板厚tとの積であ
り、図7の縦軸は入射角θである。図7中のA0,S0
1,S1,…は板波のモードを表す。図7は、特開昭5
3−25484号公報および特開昭59−52750号
公報に開示されている。図7において、たとえば周波数
fと板厚tとの積が3.5のときには、入射角θがA,
B,C,Dの各点においてそれぞれA0,S0,A1,S1
モードの板波が発生する。このように、板波は多数のモ
ードを有しているので、実操業で板波探傷を行うには、
どのモードが適しているのかを事前に把握しておく必要
がある。すなわち、周波数fと板厚tとの積に対する最
適モードの周波数の入射角θ1(以後、基準入射角と呼
ぶ)を設定しておく必要がある。超音波の基準入射角θ
1の設定は次のようにして行われる。
【0003】(1)板厚、成分の異なる多数のサンプル
板を準備し、(2)超音波の周波数fを一定に固定し、
入射角θを変化させ、サンプル板の端面または側面から
反射される端面または側面エコーを検出し、端面または
側面エコーの強度を最大とする入射角θを求めて基準入
射角θ1として設定し、(3)板厚、成分と前記求めた
基準入射角θ1との対応関係をテーブルとしてまとめ
る。
【0004】したがって、実操業においては製造指令か
らの板厚および成分に対応する基準入射角θ1を前記テ
ーブルに基づいて容易に求めることができる。従来の板
波探傷は、超音波の入射角をこのようにして求めた基準
入射角θ1に固定することによって行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、前記基
準入射角θ1はサンプル板に基づいて設定されたもので
ある。実操業における金属板の成分は、公称成分が同一
であってもサンプル板の成分と異なることがあり、成分
が同一であっても結晶粒度がサンプル板と異なることが
ある。また金属帯の板厚は公称板厚が同一であってもサ
ンプル板の板厚と公差範囲内で異なることがあり、金属
帯の形状もサンプル板の形状と異なることがある。さら
に、パスラインの変動によって異なることがある。した
がって、実操業における超音波の最適な入射角は、前記
基準入射角θ1とずれることがしばしばある。前述のよ
うに、板波は周波数f、入射角θおよび板厚tが特定の
関係を示すときに発生するので、入射角のずれによって
板波の強度が減少したり、板波が全く発生しなくなった
りすることがある。この結果、超音波の入射角が前記基
準入射角θ1に固定されている従来の板波探傷法では、
欠陥の検出が正常に行われないことがしばしばあり、欠
陥の検出精度が低下してしまうという問題がある。この
問題に対する対策としては、入射角θを手動操作で変化
させ、オンラインにて常時適正な入射角θに追従させる
操作が行われている。しかしながら金属帯の走行速度お
よび探傷速度が高いので、入射角を常時適正な入射角θ
に追従させることは困難であった。
【0006】本発明の目的は、前記問題を解決し、金属
帯の成分、板厚、形状が変動しても欠陥の検出精度を高
精度に維持することのできる金属帯の超音波探傷方法お
よび装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行する金属
帯の幅方向一側面寄りから金属帯の幅方向に欠陥検出用
超音波探触子から発生される欠陥検出用超音波を入射
し、その反射波を受信して欠陥を検出する金属帯の超音
波探傷方法において、入射角設定用超音波探触子を金属
帯の幅方向一側面寄りに配置し、入射角設定用超音波探
触子から発生される入射角設定用超音波を金属帯に入射
して金属帯の幅方向他側面からの反射波を受信し、前記
入射角設定用超音波の入射角を変化させて前記他側面か
らの反射波の強度が最大となる最適入射角を求め、前記
欠陥検出用超音波の入射角を最適入射角になるように制
御することを特徴とする金属帯の超音波探傷方法であ
る。
【0008】本発明に従えば、入射角設定用超音波の入
射角を変化させて金属帯の幅方向他側面からの反射波の
強度が最大となる入射角が求められるので、金属帯の成
分、板厚および形状に変動があっても最適入射角を確実
に求めることができる。また、欠陥検出用超音波の入射
角が前記最適入射角になるように制御されるので、欠陥
の検出精度を低下させることなく超音波探傷を行うこと
ができる。したがって、金属帯の成分、板厚および形状
に変動があると欠陥の検出精度が低下する従来の超音波
探傷方法に比べて欠陥の検出精度を向上させることがで
きる。
【0009】また本発明は、超音波を発生する第1振動
子を有し、走行する金属帯の幅方向一側面寄りに配置さ
れ、金属帯の幅方向に第1振動子から発生される入射角
設定用超音波を入射して反射波を検出する入射角設定用
超音波探触子と、第1振動子を金属帯の走行方向に平行
な軸線まわりに角変位駆動する第1駆動手段と、入射角
設定用超音波の入射角を検出する第1角度検出手段と、
超音波を発生する第2振動子を有し、前記一側部寄りに
配置され、金属帯の幅方向に第2振動子から発生される
欠陥検出用超音波を入射して反射波を検出する欠陥検出
用超音波探触子と、第2振動子を金属帯の走行方向に平
行な軸線まわりに角変位駆動する第2駆動手段と、欠陥
検出用超音波の入射角を検出する第2角度検出手段と、
金属帯の種類に応じて超音波の入射角を設定する入射角
設定回路と、第1駆動手段を制御して第1振動子を予め
定める角変位範囲内で角変位させ入射角設定用超音波の
入射角を変化させる第1制御回路と、入射角設定用超音
波探触子および第1角度検出手段の出力に応答し、前記
予め定める角変位範囲内における反射波の強度が最大と
なる最適入射角を検出する最適入射角設定回路と、最適
入射角設定回路の出力に応答し、欠陥検出用超音波の入
射角を最適入射角になるように第2駆動手段を制御する
第2制御回路とを含むことを特徴とする金属帯の超音波
探傷装置である。
【0010】本発明に従えば、第1振動子を予め定める
角変位範囲内で、たとえば繰返して往復角変位させるよ
うに構成することができる。これによって、反射波の強
度を最大とする最適入射角が角変位周期毎に設定される
ので、金属帯の成分、板厚および形状に変動があって
も、超音波探傷の全期間にわたって最適入射角を確実に
求めることができる。したがって、金属帯に板波を安定
して伝播させることができる。
【0011】また本発明の前記第1振動子は、金属帯の
種類に対応した予め定めるほぼ最適な入射角度の両側に
予め定める角度範囲にわたる角変位量だけ往復角変位駆
動されることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、入射角設定用超音波の入
射角は角変位範囲が予め定められているので、全域を角
変位する場合に比べて角変位所要時間を短縮することが
できる。また角変位範囲が前記入射角設定回路によって
設定されたほぼ最適な入射角を中心として設定されてい
るので、予め定める角変位範囲を小さく設定しても入射
角設定用超音波の最適入射角を確実に求めることができ
る。したがって、角変位所要時間を短縮することがで
き、迅速に最適入射角を求めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る超音波探傷装置の電気的構成を示すブロック図であ
り、図2は図1に示す入射角設定用超音波探触子の構成
を簡略化して示す断面図である。超音波探傷装置11
は、入射角設定用超音波探触子13と、欠陥検出用超音
波探触子14と、入射角設定回路15と、第1制御回路
16と、最適入射角設定回路17と、第2制御回路18
と、第1駆動手段19と、第2駆動手段20と、第1処
理回路21と、第2処理回路22と、第1角度検出手段
26と、第2角度検出手段26aとを含んで構成され
る。
【0014】入射角設定用超音波探触子13は、たとえ
ばタイヤ探触子であり、図2に示すようにタイヤ23
と、第1振動子24とを含む。以後、入射角設定用超音
波探触子13を第1タイヤ探触子と略称する。第1タイ
ヤ探触子13は走行する金属帯、たとえば鋼帯33の幅
方向一側面寄りに配置される。タイヤ23は、たとえば
ポリウレタン系の弾性ゴムから成り、固定軸27に軸受
28を介して回転自在に軸支される。タイヤ23の内部
には、液体、たとえば水が一定圧の下に充填されてい
る。タイヤ23は、鋼帯33の表面上に媒質油34を介
して接触しながら回転する。固定軸27は、鋼帯33の
表面に平行で、かつ鋼帯33の走行方向(図2の紙面に
垂直な方向)に直角に延びる軸線を有しており、保持体
29を介してフレーム30に取付けられる。
【0015】第1振動子24は圧電材料、たとえばチタ
ン酸バリウムから成り、タイヤ23の内部に収納されて
いる。第1振動子24は、パルス発振器31から予め定
める一定周波数、たとえば2.25MHzの発信パルス
出力を受け、入射角設定用超音波を発生し、それを鋼帯
33に入射して鋼帯33に板波35を発生させる。発生
した板波35は、鋼帯33の幅方向他側面に向かって伝
播する。さらに第1振動子24は、前記他側面からの反
射波を受信し、それを側面反射信号として第1処理回路
21に送信する。
【0016】第1駆動手段19は、たとえばモータであ
り、タイヤ23の内部に収納されている。以後、第1駆
動手段19を第1モータと称す。前記第1振動子24
は、第1モータ19のモータ軸19aの一端部に取付け
られており、第1モータ19によって角変位駆動され
る。第1モータ19は、固定軸27に取付けられてお
り、モータ軸19aは、鋼帯33の表面に平行で、かつ
鋼帯33の走行方向に延びる軸線を有している。第1角
度検出手段26は、たとえば光電式ロータリエンコーダ
であり、第1モータ19のモータ軸19aの他端部に取
付けられている。以後、第1角度検出手段26を第1エ
ンコーダと称す。第1エンコーダ26は、モータ軸19
aの角変位量すなわち回転角度を検出する。
【0017】第1振動子24から発生された入射角設定
用超音波は、水、タイヤ23および媒質油34を経て鋼
帯33に入射される。前記超音波の入射角θは、図2に
示すように超音波の進行方向36と、法線K、換言すれ
ば鋼帯33の表面に垂直な直線K1との成す角度である
ので、第1振動子24の回転角すなわちモータ軸19a
の回転角度に比例する。したがって、前記第1エンコー
ダ26は前記入射角θおよびその角変位量を検出するこ
とができる。第1エンコーダ26の出力は、最適入射角
設定回路17に送られる。
【0018】欠陥検出用超音波探触子14は、第2振動
子25を有するタイヤ探触子であり、その構成は第1タ
イヤ探触子24と同一である。第2振動子25は、欠陥
検出用超音波を発生する。以後、欠陥検出用超音波探触
子14を第2タイヤ探触子14と略称する。第2タイヤ
探触子14は、第1タイヤ探触子13と同じ幅方向位置
で第1タイヤ探触子13の走行方向下流側に配置され
る。第2振動子25は、第2駆動手段である第2モータ
20によって角変位駆動され、その回転角度は第2角度
検出手段である第2エンコーダ26aによって検出され
る。したがって、第2振動子25から発生される欠陥検
出用超音波の入射角θは第2エンコーダ26aによって
検出される。第2振動子25は、鋼帯33の幅方向に欠
陥検出用超音波を入射して欠陥からの反射波を受信し、
欠陥信号を第2処理回路22に送信する。なお、第2モ
ータ20および第2エンコーダ26aの構成は、第1モ
ータ19および第1エンコーダ26と同一である。
【0019】入射角設定回路15は、鋼帯33の種類、
たとえば板厚および鋼種(成分)に応じて超音波の前記
基準入射角θ1を設定する回路である。入射角設定回路
15はメモリ15aを有しており、メモリ15aには前
記鋼帯33の板厚と鋼種(成分)と、超音波の基準入射
角θ1との対応関係を示すテーブルがストアされてい
る。テーブルの一例を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】このテーブルに設定されている基準入射角
θ1は、前述のように多数のサンプル板に基づいて求め
た板波探傷の最適モードの基準入射角θ1である。さら
に、板波探傷の最適モードは図7に関連して述べた構成
と同様にして超音波の周波数f(本実施形態では2.2
5MHz)と鋼帯33の板厚tとの積に対応して前記A
〜Dの各点のうちいずれを選択するかが予め定められて
いる。鋼帯33の板厚および鋼種(成分)は、プロセス
コンピュータ41から入射角設定回路15に指令され
る。
【0022】第1制御回路16は、第1モータ19を制
御して第1振動子24を予め定める角変位範囲内で角変
位させ、入射角設定用超音波の入射角を順次的かつ周期
的に変化させる回路である。第1制御回路16の出力
は、角変位指令信号として第1モータ19に送られる。
第1処理回路21は、第1タイヤ探触子13の第1振動
子24の出力に応答し、鋼帯33の幅方向他側面からの
反射波の強度を検出する回路である。第1処理回路21
の出力は、最適入射角設定回路17に送られる。
【0023】最適入射角設定回路17は、最適入射角を
検出して設定する回路であり、最適角変位量設定回路3
7と、加算器38とから成る。最適角変位設定回路37
はメモリ37aを有し、入射角の最適角変位量を検出す
る回路である。前記最適角変位量設定回路37は、第1
エンコーダ26および第1処理回路21の出力に応答
し、入射角の角変位量と前記側面からの反射波の強度と
をメモリ37aにストアし、前記ストアしたデータの中
から前記側面からの反射波の強度が最大となる入射角の
角変位量を求める。加算器38は、入射角設定回路15
の出力と最適角変位量設定回路37の出力とを加算す
る。これによって、最適入射角設定回路17は、前記側
面からの反射波の強度が最大となる入射角を求め、前記
求めた入射角を最適入射角として設定することができ
る。
【0024】第2制御回路18は、最適入射角設定回路
17の出力に応答し、欠陥検出用超音波の入射角が最適
入射角になるように第2モータ20を制御する回路であ
る。第2処理回路22は、第2タイヤ探触子14の第2
振動子25の出力に応答し、欠陥からの反射波の強度を
検出するとともに、それに基づいて欠陥を検出する回路
である。欠陥の検出方法については後述する。走行距離
検出器39は、たとえばパルス発生器であり、鋼帯33
の走行距離を検出して出力を第2処理回路22に送る。
プリンタ40は、第2処理回路22の出力に応答し、欠
陥からの反射波の強度および欠陥発生位置をプリントア
ウトする。
【0025】図3は、図1に示す超音波探傷装置の動作
を説明するためのフローチャートである。図3を参照し
て本発明の超音波探傷方法、すなわち板波探傷方法を説
明する。ステップa1では、製造指令が発令され、板波
探傷される鋼帯33の鋼種および板厚がプロセスコンピ
ュータ41から指令される。ステップa2では、超音波
の基準入射角θ1が前記表1に基づいて設定される。基
準入射角θ1は、前述のように多数のサンプル板に基づ
いて設定されたほぼ最適な入射角である。ステップa3
では、第1および第2タイヤ探触子13,14によって
板波探傷が開始される。第1タイヤ探触子による板波探
傷は、第1制御回路16によって入射角設定用超音波の
入射角が基準入射角θ1になるように第1モータ19を
制御し、前記他側部側面から反射される反射波(以後、
側面エコーと呼ぶことがある)を受信することによって
行われる。また、第2タイヤ探触子14による板波探傷
は、第2制御回路18によって欠陥検出用超音波の入射
角が基準入射角θ1になるように第2モータ20を制御
し、欠陥から反射される反射波(以後、欠陥エコーと呼
ぶことがある)を受信することによって行われる。板波
探傷による欠陥エコーおよび側面エコーの検出は次のよ
うにして行われる。
【0026】図4は、超音波探傷による欠陥の検出方法
を説明するための模式図である。図4(1)に示すよう
に第1および第2タイヤ探触子13,14の第1および
第2振動子24,25から送信された入射角設定用およ
び欠陥検出用超音波は、基準入射角θ1で鋼帯33に入
射され、発生した板波が鋼帯33の幅方向一側面44寄
りから他側面43に伝播する。板波は、欠陥42および
他側面43で反射して矢符45方向に進行し、第1およ
び第2振動子24,25に戻り、電気信号に変換されて
第1および第2処理回路21,22に送信される。
【0027】第1および第2処理回路21,22では、
反射波の電気信号が図4(2)に示すように画面に現れ
る。すなわち、欠陥からの欠陥エコーFおよび他側面4
3からの側面エコーEが鋼帯33の幅方向位置に対応し
て現れる。さらに画面には、入射波信号Pも現れる。図
4(2)の横軸は、鋼帯33の幅方向距離を表してお
り、図4(2)の縦軸は反射波の強度を表している。こ
れによって、エコーの高さを測定すれば反射波の強度を
検出することができる。しかしながら、画面には複数の
エコーが現れるので、検出したいエコーを誤検知するお
それがある。したがって、図4(2)に示すように幅方
向距離B1,B2の位置にゲートを設け、第2処理回路
22のように欠陥エコーを検出する場合には、B1以上
B2以下の領域に現れるエコーのみを抽出し、第1処理
回路21のように側面エコーを検出する場合には、B2
以上の領域に現れるエコーのみを抽出する。また、ノイ
ズNを欠陥エコーおよび側面エコーであると誤検知しな
いように図4(2)中に直線L1で示す反射波強度のし
きい値を設定し、しきい値を超えるエコーのみを欠陥エ
コーおよび側面エコーであると判定している。
【0028】再び図3を参照して、ステップa4では最
適入射角の探索が行われる。最適入射角の探索は、次の
ようにして行われる。
【0029】図5は、入射角の角変位順序を説明するた
めの図である。図5の直線K1は、前述のように鋼帯3
3の表面に垂直な直線であり、直線K2は直線K1との
成す角度が前記基準入射角θ1である直線である。また
直線K3は、直線K1との成す角度が前記基準入射角θ
1に予め定める最大角変位量Δθ2を加算した角度(=
θ1+Δθ2)である直線であり、直線K4は直線K1
との成す角度が(θ1−Δθ2)である直線である。し
たがって直線K3およびK4は、直線K2を中心として
+Δθ2,−Δθ2だけそれぞれ角変位した位置に存在
する。さらに、直線K3と直線K4とで囲まれる領域
(図5の斜線領域)は、角変位範囲を形成する。
【0030】本実施の形態では、入射角設定用超音波の
入射角は次のような予め定める角変位順序で変化する。 (a)直線K2を入射角の角変位の出発位置とし、直線
K3に向かって単位角変位量ずつ角変位する。 (b)直線K3に到達すると、出発位置である直線K2
に向かって連続的に角変位する。 (c)直線K2に到達すると直線K4に向かって単位角
変化量ずつ角変位する。 (d)直線K4に到達すると、出発位置である直線K2
に向かって連続的に角変位する。 (e)前記(a)〜(d)の一連の往復角変位を繰返
す。 なお、前記(a)および(c)においては前記反射波の
強度が検出され、前記(b)および(d)においては前
記反射波の強度が検出されない。
【0031】図6は、最適入射角の探索方法を説明する
ためのフローチャートである。ステップb1では、最大
角変位量Δθ2および単位角変位量Δθ3が設定され
る。最大角変位量Δθ2は、最適入射角を探索するため
の角変位範囲を定めるものであり、たとえば5°に設定
される。単位角変位量Δθ3は、順次的に行われる角変
位の1回当たりの角変位量であり、たとえば0.1°に
設定される。ステップb2では、第1タイヤ探触子13
の入射角設定用超音波の入射角が基準入射角θ1である
か否かが判断される。この判断が否定であれば、第1制
御回路16によって前記入射角が基準入射角θ1になる
ように制御される。この判断が肯定であれば、ステップ
b3に進む。
【0032】ステップb3では、入射角がΔθ3だけ増
加される。ステップb4では、Δθ3の累積値であるΣ
Δθ3が第1エンコーダ26によって検出されるととも
に、側面エコー強度が第1処理回路21によって検出さ
れる。さらに、これらの検出値は最適角変位量設定回路
37に送られ、そのメモリ37aに表2に示すようにス
トアされる。
【0033】
【表2】
【0034】ステップb5では、ΣΔθ3=Δθ2であ
るか否かが判断される。この判断が否定であれば、角変
位量が最大角変位量Δθ2に達していないので、再度ス
テップb3に戻る。このステップb3,b4,b5,b
3を巡る処理は、ステップb5の判断が肯定になるまで
繰返される。この間、入射角がΔθ3ずつ増加する毎に
前記検出値が前記メモリ37aの表2に順次ストアされ
る。ステップb5の判断が肯定であれば、ステップb6
に進む。ステップb6では、入射角が減少され、基準入
射角θ1に向かって戻される。ステップb7では、ステ
ップb2と同様に入射角が基準入射角θ1であるか否か
が判断される。この判断が肯定であれば、ステップb8
に進む。
【0035】ステップb8では、入射角が−Δθ3だけ
減少される。ステップb9では、ステップb4と同様に
Σ−Δθ3と側面エコー強度とが検出されるとともに、
検出値が表2にストアされる。ステップb10では、Σ
−Δθ3=−Δθ2であるか否かが判断される。この判
断が否定であれば、角変位量が最大角変位量−Δθ2に
達していないので、再度ステップb8に戻る。このステ
ップb8,b9,b10,b8を巡る処理は、ステップ
b10の判断が肯定になるまで繰返される。この間、入
射角が−Δθ3ずつ減少する毎に前記検出値が表2に順
次ストアされる。ステップb11では、入射角が増加さ
れ、再度基準入射角θ1に向かって戻される。ステップ
b12では、ステップb2と同様に入射角が基準入射角
θ1であるか否かが判断される。この判断が肯定であれ
ばステップb13に進む。
【0036】ステップb13では、最適角変位量Δθ1
の検出が行われる。この処理は、前記表2にストアした
側面エコー強度を対比し、側面エコー強度が最大となる
角変位量(ΣΔθ3,Σ−Δθ3)を求め、前記求めた
角変位量を最適角変位量Δθ1とすることによって行わ
れる。ステップb14では、最適入射角θ4の設定が行
われ、最適入射角の探索のための一連の処理が完了す
る。この処理は、最適入射角θ4を(1)式に基づいて
算出することによって行われる。 θ4 = θ1+Δθ1 …(1)
【0037】このように、最適入射角θ4の探索が側面
エコー強度の最大値に基づいて行われるので、信頼性の
高い最適入射角θ4を確実に設定することができる。ま
た、角変位の順序および角変位範囲が予め定められてい
るので、それらが定められていない場合に比べて最適入
射角θ4を迅速に探索することができる。さらに、角変
位範囲が基準入射角θ1を中心として設定されており、
基準入射角θ1は前述のように多数のサンプル板から求
められたほぼ最適な角度に設定されているので、最適入
射角θ4は基準入射角θ1の近辺にあり、角変位範囲を
小さく設定しても最適入射角θ4を確実に求めることが
できる。
【0038】再び図3を参照して、ステップa5では第
2タイヤ探触子14から発生される欠陥検出用超音波の
入射角の設定変更が行われる。前記入射角の設定変更
は、ステップa2で設定した基準入射角θ1をステップ
a4で設定した最適入射角θ4に設定変更することによ
って行われる。設定変更後、欠陥検出用超音波の入射角
は第2制御回路18によって最適入射角θ4になるよう
に制御される。ステップa6では、コイルエンドか否か
が判断される。この判断が否定であれば、ステップa4
に戻り、再度最適入射角の探索が行われる。このステッ
プa4,a5,a6,a4を巡る処理は、ステップa6
の判断が肯定になるまで繰返して行われる。したがっ
て、新たに最適入射角が探索されるごとに、すなわち一
連の角変位の繰返し周期毎に欠陥検出用超音波の入射角
の設定変更が行われる。また、次の設定変更が行われる
までは、入射角は設定された最適入射角θ4のまま一定
に保持される。ステップa6の判断が肯定であれば、超
音波探傷装置11の一連の動作が完了する。
【0039】このように、第1タイヤ探触子13から発
生される入射角設定用超音波の最適入射角度が一連の角
変位の繰返し周期毎に求められるので、鋼帯33の全長
にわたって最適入射角を把握することができる。また第
2タイヤ探触子14から発生される欠陥検出用超音波の
入射角が角変位の繰返し周期毎に前記求めた最適入射角
に設定変更されるので、鋼帯33の材質(成分、結晶粒
度)、板厚および形状に変動が生じても欠陥検出精度を
高精度に維持することができる。
【0040】本発明の他の実施の形態として入射角の角
変位の出発位置を直線K2に代って直線K3または直線
K4にしてもよい。この場合には、直線K3またはK4
から直線K4またはK3に向かって順次的に角変位し、
直線K4またはK3に到達後、反対方向に角変位する往
復角変位が繰返して行われる。また、角変位中、常時前
記反射波の強度が検出される。これによって、角変位の
繰返し周期が短くなるので、最適入射角の設定変更周期
を短縮することができ、欠陥の検出精度を向上すること
ができる。さらに、角変位を一定周期で繰返して行わな
いで、断続的に行うように構成してもよく、1回だけ行
うように構成してもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の本発明によ
れば、金属帯の成分、板厚および形状に変動があっても
欠陥検出用超音波の入射角が最適入射角になるように制
御されるので、欠陥の検出精度を低下させることなく超
音波探傷を行うことができる。したがって、金属帯の成
分、板厚および形状の変動によって欠陥の検出精度が低
下する従来の超音波探傷方法に比べて欠陥の検出精度を
向上させることができる。
【0042】また請求項2記載の本発明によれば、超音
波探傷の全期間にわたって最適入射角を確実に求めるこ
とができるので、金属帯に板波を安定して伝播させるこ
とができる。したがって超音波探傷装置の信頼性を向上
することができる。
【0043】また請求項3記載の本発明によれば、入射
角設定用超音波の入射角の予め定める角変位範囲を小さ
く設定しても入射角設定用超音波の最適入射角を確実に
求めることができるので、角変位所要時間を短縮するこ
とができる。したがって、迅速に最適入射角を求めるこ
とができ、欠陥の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である超音波探傷装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す入射角設定用超音波探触子の構成を
簡略化して示す断面図である。
【図3】図1に示す超音波探傷装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】超音波探傷による欠陥の検出方法を説明するた
めの模式図である。
【図5】入射角の角変位順序を説明するための図であ
る。
【図6】最適入射角の探索方法を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】超音波の周波数と超音波の入射角と金属帯の板
厚との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
11 超音波探傷装置 13 第1タイヤ探触子 14 第2タイヤ探触子 15 入射角設定回路 16 第1制御回路 17 最適入射角設定回路 18 第2制御回路 19 第1モータ 20 第2モータ 21 第1処理回路 22 第2処理回路 23 タイヤ 24 第1振動子 25 第2振動子 26 第1エンコーダ 26a 第2エンコーダ 27 固定軸 31 パルス発振器 33 鋼帯 34 媒質油 37 最適角変位量設定回路 38 加算器 39 走行距離検出器 40 プリンタ 41 プロセスコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する金属帯の幅方向一側面寄りから
    金属帯の幅方向に欠陥検出用超音波探触子から発生され
    る欠陥検出用超音波を入射し、その反射波を受信して欠
    陥を検出する金属帯の超音波探傷方法において、 入射角設定用超音波探触子を金属帯の幅方向一側面寄り
    に配置し、入射角設定用超音波探触子から発生される入
    射角設定用超音波を金属帯に入射して金属帯の幅方向他
    側面からの反射波を受信し、前記入射角設定用超音波の
    入射角を変化させて前記他側面からの反射波の強度が最
    大となる最適入射角を求め、前記欠陥検出用超音波の入
    射角を最適入射角になるように制御することを特徴とす
    る金属帯の超音波探傷方法。
  2. 【請求項2】 超音波を発生する第1振動子を有し、走
    行する金属帯の幅方向一側面寄りに配置され、金属帯の
    幅方向に第1振動子から発生される入射角設定用超音波
    を入射して反射波を検出する入射角設定用超音波探触子
    と、 第1振動子を金属帯の走行方向に平行な軸線まわりに角
    変位駆動する第1駆動手段と、 入射角設定用超音波の入射角を検出する第1角度検出手
    段と、 超音波を発生する第2振動子を有し、前記一側部寄りに
    配置され、金属帯の幅方向に第2振動子から発生される
    欠陥検出用超音波を入射して反射波を検出する欠陥検出
    用超音波探触子と、 第2振動子を金属帯の走行方向に平行な軸線まわりに角
    変位駆動する第2駆動手段と、 欠陥検出用超音波の入射角を検出する第2角度検出手段
    と、 金属帯の種類に応じて超音波の入射角を設定する入射角
    設定回路と、 第1駆動手段を制御して第1振動子を予め定める角変位
    範囲内で角変位させ入射角設定用超音波の入射角を変化
    させる第1制御回路と、 入射角設定用超音波探触子および第1角度検出手段の出
    力に応答し、前記予め定める角変位範囲内における反射
    波の強度が最大となる最適入射角を検出する最適入射角
    設定回路と、 最適入射角設定回路の出力に応答し、欠陥検出用超音波
    の入射角を最適入射角になるように第2駆動手段を制御
    する第2制御回路とを含むことを特徴とする金属帯の超
    音波探傷装置。
  3. 【請求項3】 前記第1振動子は、金属帯の種類に対応
    した予め定めるほぼ最適な入射角度の両側に予め定める
    角度範囲にわたる角変位量だけ往復角変位駆動されるこ
    とを特徴とする請求項2記載の金属帯の超音波探傷装
    置。
JP36013097A 1997-12-26 1997-12-26 金属帯の超音波探傷方法および装置 Expired - Fee Related JP3773343B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36013097A JP3773343B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 金属帯の超音波探傷方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36013097A JP3773343B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 金属帯の超音波探傷方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11190725A true JPH11190725A (ja) 1999-07-13
JP3773343B2 JP3773343B2 (ja) 2006-05-10

Family

ID=18468037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36013097A Expired - Fee Related JP3773343B2 (ja) 1997-12-26 1997-12-26 金属帯の超音波探傷方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3773343B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013238510A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Central Research Institute Of Electric Power Industry 溶接金属形状の推定方法、推定装置及び推定プログラム
CN105319267A (zh) * 2014-07-28 2016-02-10 宝山钢铁股份有限公司 一种消除钢管超声波探伤机组探伤误报的方法
JP2017530374A (ja) * 2014-09-19 2017-10-12 エロプ・アクティーゼルスカブElop As 超音波信号変換器のための装置、方法およびシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013238510A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Central Research Institute Of Electric Power Industry 溶接金属形状の推定方法、推定装置及び推定プログラム
CN105319267A (zh) * 2014-07-28 2016-02-10 宝山钢铁股份有限公司 一种消除钢管超声波探伤机组探伤误报的方法
JP2017530374A (ja) * 2014-09-19 2017-10-12 エロプ・アクティーゼルスカブElop As 超音波信号変換器のための装置、方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3773343B2 (ja) 2006-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10578586B2 (en) Weld analysis using Lamb waves and a neural network
JP4955359B2 (ja) 超音波探傷装置及び超音波探傷方法
JP3773343B2 (ja) 金属帯の超音波探傷方法および装置
JP2008151705A (ja) 超音波厚さ測定方法および装置
EP0595573A1 (en) Time-of-flight method for sizing cracks through fluid-filled gaps
JP4633268B2 (ja) 超音波探傷装置
KR101358343B1 (ko) 이종 재질의 내층을 갖는 레이어 구조체의 내부 진단 장치 및 이를 이용한 내부 진단 방법
JPH1144675A (ja) ホイール組付溶接部の超音波測定法
JPH08128994A (ja) アレイ型探傷器におけるアレイ探触子及びこの入射角制御装置
JP2003322642A (ja) 板波超音波探傷方法及びその装置
JPH08136518A (ja) 超音波検査装置
JP2006313110A (ja) 超音波探傷方法及び装置
JP2000180426A (ja) オンラインロール表面傷検査方法及びその装置
JP2001324484A (ja) 超音波探傷方法および超音波探傷装置
JP2003028841A (ja) 超音波探傷方法及びその装置
SU1293630A1 (ru) Способ ультразвукового контрол изделий
JPH09304355A (ja) 金属薄板の超音波探傷装置
JP2003050117A (ja) 厚さ測定方法及び厚さ測定装置
JPH10293124A (ja) 焼入硬化層深さ検査装置
JPS6228862B2 (ja)
KR20070005767A (ko) 레이저를 이용한 스파이럴 용접 파이프의 용접결함 탐상
JP3573967B2 (ja) 板波超音波探傷方法
JPS63150663A (ja) 鋼板の音響異方性測定装置
JPH058462U (ja) 薄板突合わせ溶接部の欠陥検査装置
SU1518781A1 (ru) Способ ультразвукового контрол характеристик однонаправленных неровностей поверхности издели

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060214

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100224

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110224

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120224

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130224

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140224

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees