JPH1144675A - ホイール組付溶接部の超音波測定法 - Google Patents

ホイール組付溶接部の超音波測定法

Info

Publication number
JPH1144675A
JPH1144675A JP9204008A JP20400897A JPH1144675A JP H1144675 A JPH1144675 A JP H1144675A JP 9204008 A JP9204008 A JP 9204008A JP 20400897 A JP20400897 A JP 20400897A JP H1144675 A JPH1144675 A JP H1144675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
sensor
ultrasonic
welded
assembled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9204008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3761292B2 (ja
Inventor
Katsumi Mori
克己 森
Akira Suzuki
鈴木  朗
Hisao Aoki
尚夫 青木
Masahiro Edakawa
昌浩 枝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
Priority to JP20400897A priority Critical patent/JP3761292B2/ja
Publication of JPH1144675A publication Critical patent/JPH1144675A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3761292B2 publication Critical patent/JP3761292B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離不感帯があるにかかわらずホイール溶
接部の探傷測定が可能なホイール組付溶接部の超音波測
定法の提供。 【解決手段】 ホイール1を水中に浸漬して溶接部6を
ホイール組付溶接部の超音波測定法。センサーを倣い装
置8でリム2に倣わせながら測定するホイール組付溶接
部の超音波測定法。センサーにビーム集中型センサーを
使用し、超音波の周波数を約25MHzにして測定を実
行するホイール組付溶接部の超音波測定法。溶接の開先
角を約20°とし超音波入射角を約5°に設定して測定
を実行するホイール組付溶接部の超音波測定法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホイール組付溶接
部の超音波測定法に関し、とくにリムとディスクをレー
ザ溶接したホイールの溶接部を超音波により検査する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のホイール組付溶接部ののど厚の検
査は、抜取りによる、破壊検査法(切断し、断面を研磨
して、溶接溶け込み状況を観察する方法)によってい
る。しかし、検査に時間がかかりリアルタイムの全数検
査は不可能である。また、断面切断による方法であるた
め溶接部の一部しか見れない。他方、最近、レーザ溶接
による組付け自動車用ツーピースホイールの量産が開始
された。レーザ溶接による組付けホイールの量産は世界
でも初めてであるため、万全を期すために、全数で、し
かも非破壊(たとえば、超音波測定)で、のど厚検査を
行いたい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、超音波探傷測
定をホイールのレーザ溶接組付部に適用するには、つぎ
の問題が予想される。 近距離音場による不感帯がセンサー表面から約26
mmまでであり、板厚が約4mm、板表面から溶接部ま
での距離が約3mmのホイールは近距離音場に入ってし
まい、直接には測定できない。さらに詳しくは、超音波
の伝播の様子は振動子の大小、振動周波数に関係し、振
動子の前方媒体中で独特の音の大きさ分布が形成され
る。これを、音場といい、図9にその一例を示す。白い
所が音圧の高い所、黒い部分が低い所、または0の所で
ある。振動子から一定の距離x0 より遠い範囲で測定可
能となっている。x0 を近距離音場限界距離といい
(1)式で与えられる。 x0 = D2 /(4λ)= D2 f/(4C) ・・・・ (1) D:円形振動子の直径 mm λ:伝幡媒質中の波長 f:周波数 C:伝幡媒質中の音速 振動子の直径を5mm、周波数10MHzあるいは25
MHzで垂直探傷を行う場合のx0 を求めると、10M
Hzの時x0 =10.59mm、25MHzの時x0
26.48mmとなり、ホイールの板厚が約4mm、板
表面から溶接部までの距離が約3mmであるから、近距
離音場限界距離内に入ってしまい、直接には測定できな
いことがわかる。 ホイール自体の精度、とくに振れ精度が0.2〜
0.7mmと、測定レベルに比較して大きいため、測定
位置を再現(センサーを測定位置に常に合わせること)
が困難である。さらに詳しくは、図10に示すように、
ドラム試験と対応した場合、2.6mm以上でドラム試
験をクリアしていることから、のど厚3.0mm以上確
保、のど厚目標3.5mmを管理値としたい。したがっ
て、超音波測定による測定精度の目標値を、のど厚3.
0mmとのど厚目標3.5mmを識別できる精度(検出
精度0.5mm)に設定する必要がある。ホイール自体
に0.5mm程度の振れがあるなかで、如何にして測定
誤差を少なくし、検出精度0.5mmを維持するかが重
要となる。また、測定精度の維持を阻害する主な外乱因
子として、上記のホイール自体の振れ(縦振れ、半径方
向の振れ)の他に、ホイールを載置するテーブルの振
れ、ホイールとテーブル間のチャッキング時の偏心、水
温の変化による屈折率の変化などがある。 測定位置の板厚が約3mm程度であるため、表面か
らの反射エコーと欠陥からの反射エコーが重なり、欠陥
エコーのみの検出ができない。さらに詳しくは、表面エ
コーと反射エコーとのビーム路程の差は1μsec程度
しかないため、センシングのゲート調整のみで、これら
を判別することは難しい。
【0004】本発明の課題は、近距離音場による不感帯
があるにかかわらずホイール溶接部の探傷測定ができ
る、ホイールの組付溶接部の超音波測定法を提供するこ
とである。本発明のもう一つの課題は、近距離音場によ
る不感帯があるにかかわらずホイール溶接部の探傷測定
ができるとともに、ホイール自体に振れがあるにかかわ
らず高精度で測定位置を合わせて測定できる、ホイール
の組付溶接部の超音波測定法を提供することである。本
発明のさらにもう一つの課題は、近距離音場による不感
帯があるにかかわらずホイール溶接部の探傷測定ができ
るとともに、表面からの反射エコーと欠陥からの反射エ
コーとを識別できる、ホイールの組付溶接部の超音波測
定法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明はつぎの通りである。 (1) リムとディスクを組付溶接したホイールを水中
に浸漬する工程と、超音波測定装置のセンサーをホイー
ルの組付溶接部に対向させる工程と、ホイールを1周回
転させてホイールの組付溶接部の複数点を超音波探傷測
定する工程と、からなるホイール組付溶接部の超音波測
定法。 (2) 前記センサーをホイールのリムを倣う倣い装置
に固定することによりセンサーをホイールの組付溶接部
の測定すべき部位に正確に対向させる(1)記載のホイ
ール組付溶接部の超音波測定法。 (3) 前記センサーにビーム集中型センサーを使用す
る(1)記載のホイール組付溶接部の超音波測定法。 (4) 前記超音波測定装置の超音波の周波数を約25
MHzに設定する(1)記載のホイール組付溶接部の超
音波測定法。 (5) 水中にヒータを設けて超音波探傷測定中水温を
一定に維持する(1)記載のホイール組付溶接部の超音
波測定法。 (6) 開先角を約20°に選定し、超音波入射角を約
5°に選定して超音波探勝測定を行う(1)記載のホイ
ール組付溶接部の超音波測定法。
【0006】上記(1)の方法では、水没式超音波測定
法を採用し水距離を置くことにより、近距離音場限界距
離外で測定することができる。上記(2)の方法では、
リムを倣う倣い装置を作製しそれにセンサーを取り付け
たので、ホイールを回転させたときリムの縦振れ(半径
方向振れ)に応じてセンサーもリム半径方向に移動する
ので、リムの縦振れがあってもセンサーは正しく溶接部
に対応することができる。上記(3)、(4)の方法で
は、センサーにビーム集中型センサーを使用する。ビー
ム集中型センサーは、見たいポイントに超音波ビームを
絞りこみ最大音圧を得るものである。ビーム径の1/3
に面状欠陥がかかればほぼ最大エコーに近い音圧が得ら
れる。超音波に使用される周波数が通常5〜10MHz
であるが、のど厚3.0mmと3.5mmの差0.5m
mを正確に検出するために、ビーム径ΔXを約1.5m
mに設定し(面状欠陥の約3倍のビーム径とするた
め)、後述する(2)式を用いて、周波数25MHzの
センサーを選定した。上記(5)の方法では、水温を一
定に保持するので、水の音速が一定となり屈折率も一定
になり、測定が温度の変化による外乱を受けにくい。上
記(6)の方法では、開先角を約20°に選定し、超音
波入射角を約5°に選定するので、水から鋼への屈折角
が約20°となり開先面で反射したエコーはそのままセ
ンサーに戻るが、水とホイールとの境界面で反射したエ
コーは反射角5°で反射してセンサーに戻らない。その
ため、表面からの反射エコーと欠陥からの反射エコーと
を識別できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明実施例のホイール組付溶接
部の超音波測定法を図1〜図7を参照して説明する。本
発明実施例のホイール組付溶接部の超音波測定法は、図
1に示すように、リム2とディスク3を組付溶接したホ
イール1を水4中に浸漬する工程と、超音波測定装置の
センサー5をホイールの組付溶接部6に対向させる工程
と、ホイール1を1周回転させてホイールの組付溶接部
6の複数点を超音波探傷測定する工程と、からなる。な
お図1中7はターンテーブルである。水浸法による超音
波検査のため、センサー5とホイール1との間に水距離
をおくことができ、それによってホイール溶接部6を近
距離音場限界距離外で測定することができ、測定可能に
なる。ホイールの溶接部の水浸法による超音波検査、測
定では、センサー5から出た超音波は、水中を音速約1
480m/secで伝わり、ホイール表面で一部は表面
エコーとして反射する。表面で、約94%が反射する。
残りの超音波は屈折して、ホイール材料内部に入射す
る。ホイール内部に入射した超音波は縦波として音速5
900m/secで伝播する。溶接部に溶け込み不足や
レーザの狙い位置ずれなどによる開先残りがあるとそこ
で反射し、反射エコーとしてセンサーに戻る。溶接部に
何の欠陥も無いときはそのまま伝幡し、センサーには戻
らない。溶接部に欠陥があった場合に、ブラウン管8上
に移る探傷図形をモデル化して、図2に示す。
【0008】超音波試験における、溶接部のど厚(溶け
込み深さ)の保証レベルと目標値をつぎの如く設定し
た。ドラム試験との対応で、2.6mm以上でドラム試
験をクリアしていることから、のど厚3.0mm以上、
のど厚目標3.5mmを管理値とした。したがって、超
音波測定における測定精度の目標を、図10において、
のど厚3.0mmとのど厚目標3.5mmとを識別でき
ることに設定した。
【0009】この検出精度0.5mmを維持するため
に、センサー5をビーム集中型センサーとし、狙い角
(入射角)を所定範囲の角度(4°〜6°)に設定し
た。まず、ビーム集中型センサーについて説明する。ビ
ーム集中型センサーは、図3に概念を示すように、見た
いポイントに超音波ビームを絞り込み、最大の音圧を得
るものである。ビーム径の1/3が面状欠陥にかかれば
ほぼ最大エコーに近い音圧が得られるとされている。超
音波に使用される周波数は通常5〜10MHzである
が、0.5mm(のど厚3.0mmとのど厚目標3.5
mmとの差)を正確に検出するために、ビーム径ΔXを
約1.5mmに設定し、次式により周波数約25MHz
のセンサーを選定した。 ΔX=1.22×(λF/a) ・・・・・・・・(2) ΔX:ビーム径(約1.5) λ:波長(水中)mm F:焦点距離mm(25mm) a:振動子径mm(5mm) f=Cs /λ ・・・・・・・・・・・・・・・・(3) f:周波数 Cs :鋼中の音速=5900m/sec
【0010】つぎにセンサー狙い角(入射角)の選定に
ついて説明する。センシングは、送信と受信を1個の探
触子で行う1探触子法で行う。水中と鋼中では音速が異
なるため、ホイール表面で屈折が起こる。この時の屈折
角は(4)式(スネルの法則)により求められる。表面
エコーと反射エコーのビーム路程の差は1μsec程度
しかないため、センシングのゲート調整のみでこれらを
判別することは難しい。そこで、開先角度(屈折角度)
と反射角度の差を利用し、表面エコーの影響(音圧)を
極力回避できるように角度設定を行い、入射角は4°〜
6°を採用した。この入射角、反射角、屈折角の関係を
図4に示す。 sinθL /CL =sinθS /CS ・・・・・・・(4) θL =arcsin{(CL /CS )sinθS } =4.9217 (約5°) ここで、 θL :入射角(センサーの狙い角) CL :水中の音速=1480m/sec CS :鋼中の音速=5900m/sec θS :屈折角=開先角度=20° これによって、入射角は4°〜6°とし、開先角度を2
0°とした。
【0011】つぎに、測定精度0.5mmの維持につい
て説明する。測定精度の維持を阻害する主な外乱因子に
は、以下の項目が挙げられる。 (1)テーブルの振れ (2)ホイールとテーブル間のチャッキング時の偏心 (3)ホイール自体の振れ (4)水温の変化による屈折率の変化
【0012】このうち、水温の変化による屈折率の変化
は、水中ヒータを設けて水温を一定に制御することによ
り対策される。水の音速と温度との関係式はつぎの通り
である。 VW =1404.4+4.8215T−0.04756
2T2+0.00013541T3W :水の音速 T:水温 (℃) 水温10℃と30℃の時の超音波の入射角はそれぞれ
4.8°、5.0°となる。夏と冬では水温の違いか
ら、超音波の屈折角に影響を与え、センサーの最適狙い
角(入射角)が変化することが予測されるため、水槽に
ヒータを入れ、水温を一定にするようにした。
【0013】外乱のうち、テーブルの振れ、ホイールと
テーブル間のチャッキング時の偏心、ホイール自体の振
れに対しては、図5に示すように、リム2に倣う倣い装
置8を設け、倣い装置8にセンサー5を固定することに
より対策する。さらに詳しくは、量産時の測定ではライ
ンタクトタイムの要請から、溶接部全体を超音波でスキ
ャンさせることはできない。そこて、ホイールの溶接部
を1周させ、1周につき2000ポイントの測定でのど
厚の検査を行う方法をとる。この測定を行う場合、テー
ブルの振れ、ホイールとテーブル間のチャッキング時の
偏心、ホイール自体の振れにより、センサーの狙い位置
がずれてしまう可能性がある。それを防止するため、図
5に示すように、リム2を倣う治具(倣い装置)8を製
作し、倣い装置8にセンサー5を固定し、倣い装置8は
倣いローラ9を有し、倣いローラ9をリム2の外周面に
バネ10により付勢して当てる。リム2が変位してもそ
れにつれて倣い装置8も同量変位するので、溶接部とセ
ンサー5は一定の位置関係を保持する。
【0014】超音波で測定する場合、通常、既知の寸法
のゲージと比較して良否を判定する。このゲージに相当
するものとして、図6に示すような、ホイール軸芯に対
し角度20°、深さ3mmの人工欠陥11を有するマス
ターホイール2を使用することにした。
【0015】上記測定方法を用いて測定試験を実行し
た。試験を繰返し20回行って、倣い改善前(比較例)
と倣い改善後(本発明)の欠陥数N、欠陥率(=欠陥数
/2000×100)、欠陥長さLを測定した。図7は
その結果を示している。図7からわかるように、倣い装
置の導入改善後、精度良く、ばらつきが小さく、測定で
きることがわかる。とくに、欠陥長さの繰返し20回の
測定試験では、ばらつきσ=0と信頼性が高いことがわ
かった。
【0016】反射してくるエコーを、欠陥と見なすかど
うかの音圧レベル設定に閾値設定がある。とくに、周波
数25MHzでの測定は、周波数が高いため、閾値の選
定によっては、結晶粒界での散乱の影響を受けることが
ある。このような欠陥の無い母材部分でも欠陥として評
価してしまう様子を図8に示す。閾値には図8より20
0を選定した。これによって、欠陥のみを欠陥としてカ
ウントできるようになる。
【0017】
【発明の効果】請求項1の方法によれば、水没式超音波
測定法を採用し水距離を置くことにより、近距離音場限
界距離外で測定することができる。請求項2の方法によ
れば、リムを倣う倣い装置を作製しそれにセンサーを取
り付けたので、ホイールを回転させたときリムの縦振れ
(半径方向振れ)に応じてセンサーもリム半径方向に移
動するので、リムの縦振れがあってもセンサーは正しく
溶接部に対応することができる。請求項3の方法によれ
ば、センサーにビーム集中型センサーを使用するので、
0.5mmの測定精度を出せる。請求項4の方法によれ
ば、周波数25MHzのセンサーを選定したので、0.
5mmの測定精度を出せる。請求項5の方法によれば、
水温を一定に保持するので、水の音速が一定となり屈折
率も一定になり、測定が温度の変化による外乱を受けに
くい。請求項6の方法によれば、開先角を約20°に選
定し、超音波入射角を約5°に選定するので、表面から
の反射エコーと欠陥からの反射エコーとを識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の水浸法を実施する装置の断
面図である。
【図2】欠陥があった場合の探傷図形図ある。
【図3】ビーム収束型センサーの概略図ある。
【図4】入射角、屈折角、反射角の関係図である。
【図5】倣い装置の側面図である。
【図6】マスターホイールの一部断面図である。
【図7】倣い装置導入前後の測定精度向上状況図であ
る。
【図8】欠陥率、欠陥長さ、欠陥数と閾値との関係図で
ある。
【図9】振動子の作る音場の一例の側面図である。
【図10】ホイールの、のど厚近傍の断面図である。
【符号の説明】
1 ホイール 2 リム 3 ディスク 4 水 5 センサー 6 溶接部 7 ターンテーブル 8 倣い装置 12 マスターホイール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 枝川 昌浩 東京都千代田区四番町5番地9 トピー工 業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リムとディスクを組付溶接したホイール
    を水中に浸漬する工程と、 超音波測定装置のセンサーをホイールの組付溶接部に対
    向させる工程と、 ホイールを1周回転させてホイールの組付溶接部の複数
    点を超音波探傷測定する工程と、からなるホイール組付
    溶接部の超音波測定法。
  2. 【請求項2】 前記センサーをホイールのリムを倣う倣
    い装置に固定することによりセンサーをホイールの組付
    溶接部の測定すべき部位に正確に対向させる請求項1記
    載のホイール組付溶接部の超音波測定法。
  3. 【請求項3】 前記センサーにビーム集中型センサーを
    使用する請求項1記載のホイール組付溶接部の超音波測
    定法。
  4. 【請求項4】 前記超音波測定装置の超音波の周波数を
    約25MHzに設定する請求項1記載のホイール組付溶
    接部の超音波測定法。
  5. 【請求項5】 水中にヒータを設けて超音波探傷測定中
    水温を一定に維持する請求項1記載のホイール組付溶接
    部の超音波測定法。
  6. 【請求項6】 開先角を約20°に選定し、超音波入射
    角を約5°に選定して超音波探勝測定を行う請求項1記
    載のホイール組付溶接部の超音波測定法。
JP20400897A 1997-07-30 1997-07-30 ホイール組付溶接部の超音波測定法 Expired - Fee Related JP3761292B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20400897A JP3761292B2 (ja) 1997-07-30 1997-07-30 ホイール組付溶接部の超音波測定法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20400897A JP3761292B2 (ja) 1997-07-30 1997-07-30 ホイール組付溶接部の超音波測定法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1144675A true JPH1144675A (ja) 1999-02-16
JP3761292B2 JP3761292B2 (ja) 2006-03-29

Family

ID=16483250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20400897A Expired - Fee Related JP3761292B2 (ja) 1997-07-30 1997-07-30 ホイール組付溶接部の超音波測定法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3761292B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4711818A (en) * 1986-05-27 1987-12-08 Xerox Corporation Fusing member for electrostatographic reproducing apparatus
JP2004233144A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Daido Steel Co Ltd 接合部の検査方法および検査装置
JP2007147548A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 National Maritime Research Institute 隅肉溶接ののど厚値測定方法及びのど厚値測定装置
US7523554B2 (en) 2003-06-17 2009-04-28 Honda Motor Co., Ltd. Method of manufacturing a wheel rim
JP2010014554A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Toyota Motor Corp 溶接溶け込み深さ評価方法
CN105945429A (zh) * 2016-06-30 2016-09-21 哈尔滨工业大学(威海) 超声辅助水下激光切割装置及方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4711818A (en) * 1986-05-27 1987-12-08 Xerox Corporation Fusing member for electrostatographic reproducing apparatus
JP2004233144A (ja) * 2003-01-29 2004-08-19 Daido Steel Co Ltd 接合部の検査方法および検査装置
US7523554B2 (en) 2003-06-17 2009-04-28 Honda Motor Co., Ltd. Method of manufacturing a wheel rim
JP2007147548A (ja) * 2005-11-30 2007-06-14 National Maritime Research Institute 隅肉溶接ののど厚値測定方法及びのど厚値測定装置
JP4701457B2 (ja) * 2005-11-30 2011-06-15 独立行政法人海上技術安全研究所 隅肉溶接ののど厚値測定方法及びのど厚値測定装置
JP2010014554A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Toyota Motor Corp 溶接溶け込み深さ評価方法
CN105945429A (zh) * 2016-06-30 2016-09-21 哈尔滨工业大学(威海) 超声辅助水下激光切割装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3761292B2 (ja) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6155117A (en) Edge detection and seam tracking with EMATs
KR101163549B1 (ko) 위상배열 초음파 탐상용 기본 보정시험편
US9952183B2 (en) Focusing wedge for ultrasonic testing
JP2007101329A (ja) 溶接部溶け込み深さ探査方法及び溶接部溶け込み深さ探査装置
US7762137B2 (en) Method for checking a weld between two metal pipelines
US6588278B1 (en) Ultrasonic inspection device and ultrasonic probe
KR20220004184A (ko) 초음파 탐상 방법, 초음파 탐상 장치, 강재의 제조 설비 열, 강재의 제조 방법, 및 강재의 품질 보증 방법
JP3535417B2 (ja) 超音波による欠陥高さ測定装置及び欠陥高さ測定方法
JP3761292B2 (ja) ホイール組付溶接部の超音波測定法
JP2001021542A (ja) 溶接線横割れ欠陥長さ測定方法
JP4067203B2 (ja) スポット溶接の検査方法
KR20100124238A (ko) 위상배열 초음파 탐상을 위한 보정(대비)시험편 및 보정절차
JPH07244028A (ja) 球状被検体の超音波探傷装置およびその方法
JP5609540B2 (ja) 漏洩弾性表面波を用いた欠陥検出方法及び欠陥検出装置
CN106323207A (zh) 一种复合坯焊缝熔深检测装置和方法
KR20120015027A (ko) 접촉매질 막 유지를 위한 종파 탐촉자 웨지 및 이를 이용한 종파 탐촉자
CN110320275A (zh) 提升超声探头声场有效覆盖范围的方法和超声检测楔块
JP2001330594A (ja) 金属管接合体の検査方法
JPH0545346A (ja) 超音波探触子
SU1310710A1 (ru) Способ контрол качества акустического контакта при ультразвуковой дефектоскопии
JPH0336921Y2 (ja)
JPH09318605A (ja) 超音波表面sh波による溶接部の検査法
JPH08278297A (ja) 基準欠陥探傷用治具および基準欠陥探傷用治具を用いた超音波探傷方法
JPH07325070A (ja) 超音波法による欠陥深さの測定方法
JP2000028588A (ja) 超音波探傷法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051028

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100120

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110120

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees