JPH1119027A - 内視鏡形状検出装置 - Google Patents

内視鏡形状検出装置

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JPH1119027A
JPH1119027A JP9176121A JP17612197A JPH1119027A JP H1119027 A JPH1119027 A JP H1119027A JP 9176121 A JP9176121 A JP 9176121A JP 17612197 A JP17612197 A JP 17612197A JP H1119027 A JPH1119027 A JP H1119027A
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澄洋 内村
Akira Taniguchi
明 谷口
Koji Fujio
浩司 藤尾
Kazunari Nakamura
一成 中村
Toshiaki Noguchi
利昭 野口
Tsukasa Ishii
司 石井
Kazuhiro Atono
和弘 後野
Nobuyuki Michiguchi
信行 道口
Masahiro Kudo
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    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/005Flexible endoscopes
    • A61B1/009Flexible endoscopes with bending or curvature detection of the insertion part

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で正確に内視鏡の挿入形状を検出
することが可能な内視鏡形状検出装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡1の挿入部には、所定部位の姿勢
を電気信号に変換する3方向ジャイロ10が所定間隔毎
に複数設けられている。内視鏡形状検出装置3内には、
各3方向ジャイロ10のアナログ出力をそれぞれデジタ
ルデータとして検出する姿勢検出回路11と、検出され
たデジタルデータを監視・蓄積して内視鏡の挿入形状デ
ータを生成するデータ処理回路12と、得られた挿入形
状データを基に映像信号を生成する信号処理手段13と
が設けられている。表示装置4には、内視鏡形状検出装
置3から出力される映像信号が入力され、挿入形状デー
タをもとにした内視鏡形状画像が表示されるようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡挿入部の被
検部内での形状を検出する内視鏡形状検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分
野で広く用いられるようになった。特に、医療用分野で
使用される挿入部が軟性の内視鏡では、この挿入部を屈
曲した体腔内に口や肛門などから挿入することにより、
切開することなく体腔内深部の臓器を診断したり、必要
に応じて内視鏡に設けた管路チャンネル内に処置具を挿
通してポリープ等を切除するなどの治療処置を行うこと
ができる。
【0003】例えば内視鏡を肛門側から挿入して大腸等
の下部消化管内を検査する場合、屈曲した体腔内に挿入
部を円滑に挿入するためにはある程度の熟練を要する。
つまり、内視鏡の挿入作業を行う場合、体腔内の屈曲に
応じて挿入部に設けた湾曲部を湾曲させる等の作業を円
滑に行って挿入する必要があり、そのためには挿入部の
先端位置等が、体腔内のどこに位置しているなど、現在
の内視鏡挿入部の湾曲状態等を知ることができると便利
である。このように大腸検査等において体腔内での内視
鏡挿入部の形状を知ることにより、挿入作業が容易にな
り、患者に与える苦痛を軽減できる。
【0004】そこで、内視鏡の挿入部にX線不透過部を
形成し、X線による透視により内視鏡の挿入形状を得
て、挿入部の先端位置や挿入部の湾曲状態を検出するこ
とが考えられている。
【0005】しかし、X線による内視鏡形状の検出装置
は大型であり、X線を照射するための装置を検査室に設
けるためには検査室が十分に広くなければならない。ま
た、術者は、内視鏡検査の際に、内視鏡の操作のほか
に、X線を照射する操作を行わなければならなくなるの
で、術者にかかる負担が大きくなると共に、頻繁にX線
照射を行うと被爆量が増大して患者や術者に対して有害
になるおそれがあり、X線は内視鏡挿入部の挿入状態を
検出する手段としては必ずしも好ましいものではない。
【0006】また、特開平2−218330号公報に示
されるように、内視鏡の挿入を容易にするために挿入方
向を検出する装置が提案されているが、このような装置
では挿入方向の検出の基準が観察像の明るさのみであ
り、被検部位によっては挿入方向の検出が難しかった
り、精度良く検出できない場合があり、挿入部を円滑に
挿入することが困難な場合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
の装置では、観察像の明るさで挿入方向を検出するもの
では挿入部を円滑に挿入するために十分な挿入形状の検
出ができなかったり、X線を照射して挿入形状を検出す
るものでは装置構成が大型で複雑化するなどの問題点が
あった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で正確に内視鏡の挿入形状を検出するこ
とが可能な内視鏡形状検出装置を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による内視鏡形状
検出装置は、内視鏡の挿入部に複数配設され、この配設
した点の回転角を検出し電気信号に変換する回転角検出
手段を直交する3軸上に配置してなる姿勢検出センサ手
段と、前記姿勢検出センサ手段の出力を所定間隔で標本
化する姿勢検出手段と、複数の前記姿勢検出手段が標本
化した複数の姿勢情報から内視鏡の挿入形状を検出する
形状検出手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図5は本発明の第1実
施形態に係り、図1は内視鏡装置のシステム構成を示す
構成図、図2は内視鏡形状検出装置の構成を示す構成
図、図3は姿勢検出回路の構成を示すブロック図、図4
は第1実施形態の動作を説明するためのフローチャー
ト、図5は第1実施形態の形状検出処理を説明する作用
説明図である。
【0011】図1に示すように、内視鏡装置は、体腔内
に挿入され対象部位の観察、処置を行うための内視鏡1
と、この内視鏡1を接続し内視鏡で得られた対象部位の
画像を観察するための内視鏡観察装置2と、内視鏡1と
接続され内視鏡挿入部の形状を検出する内視鏡形状検出
装置3と、内視鏡観察装置2より出力される内視鏡画像
と内視鏡形状検出装置3より出力される内視鏡形状画像
とを表示する表示装置4とを備えて構成されている。
【0012】内視鏡1は、体腔内に挿入する挿入部1a
の基端部に操作部1bが連設され、この操作部1bより
ライトガイドや信号ケーブルを内蔵したユニバーサルコ
ード5が延出して構成されており、ユニバーサルコード
5の端部が内視鏡観察装置2に接続されている。また、
操作部1bより信号伝送ケーブル6が延出しており、こ
の信号伝送ケーブル6を介して内視鏡形状検出装置3と
接続されている。そして、内視鏡形状検出装置3と内視
鏡観察装置2とが接続ケーブル7を介して接続され、信
号の伝送が行われるようになっている。
【0013】内視鏡観察時には、術者によって検査ベッ
ド8に横たわる患者9の体腔内に内視鏡1の挿入部1a
を挿入し、挿入部1aの先端部に組み込まれた撮像素子
により対象部位の画像を得る。このとき、内視鏡観察装
置2からの撮像素子駆動信号により撮像素子において光
電変換が行われ、得られた画像は内視鏡観察装置2へ電
気信号(撮像信号)として伝送される。内視鏡観察装置
2の内部では、内視鏡1からの撮像信号を処理して対象
部位の画像を映像信号に変換し、表示装置4に出力す
る。表示装置4は、内視鏡観察装置2の出力を受信して
画像表示を行うことにより、内視鏡画像として患者体内
の観察画像を術者に視覚的に提供する。
【0014】次に、図2及び図3を参照して、内視鏡形
状検出装置3の構成について説明する。
【0015】内視鏡形状検出装置3は、内視鏡1の所定
部位の姿勢を電気信号に変換する3方向ジャイロ(ジャ
イロスコープ)10と、この3方向ジャイロ10のアナ
ログ出力をデジタルデータとして検出する姿勢検出回路
11と、姿勢検出回路11で検出されたデジタルデータ
を監視・蓄積して内視鏡の挿入形状データを生成するデ
ータ処理回路12と、データ処理回路12で得られた挿
入形状データを基に映像信号を生成する信号処理手段1
3とを備えて構成され、この信号処理手段13から出力
される映像信号を視覚的な画像として表示する表示装置
4に接続されている。
【0016】直交する3方向の傾きの変位を検出する3
方向ジャイロ10は、内視鏡1の挿入部1aの内部に複
数設けてあり、先端部から基端部まで所定の間隔(隣り
のジャイロまでの区間で挿入部1aの曲率が一定となる
間隔)で配置してある。そして、各々の3方向ジャイロ
10に姿勢検出回路11が接続されている。なお、3方
向ジャイロ10は、挿入部1aに設けるのに限らず、挿
入部1aのチャンネル内に挿入可能なプローブに複数設
けて挿入部1a内に配置するようにしても良い。
【0017】この3方向ジャイロ10は、図3に示すよ
うに、±90度の範囲で傾きに比例した電圧信号に変換
する圧電振動ジャイロ10aを3軸直交系の各軸方向の
傾き変位を検出するように配置して構成してあり、各々
の圧電振動ジャイロ10aが姿勢検出回路11に接続さ
れている。
【0018】姿勢検出回路11は、各々の圧電振動ジャ
イロ10aごとに設けられた3つの同一の回路系統から
構成され、一対一で圧電振動ジャイロ10aの出力する
電気信号が入力される。それぞれの回路系統は、ローパ
スフィルタ(以降、LPFと記す)11a、増幅回路1
1b、アナログ−デジタル変換器(以降、ADCと記
す)11cから構成されている。さらに姿勢検出回路1
1は、前記3系統の各ADC11cで変換され出力され
るデータを取り込み、データ処理回路12の要求するタ
イミングで出力するデータバッファ11dを備えてい
る。
【0019】次に、図4及び図5を参照して、第1実施
形態に係る内視鏡形状検出装置の動作について説明す
る。
【0020】内視鏡形状検出装置3は、術者により形状
検出の動作の開始が指示されると、まずステップS1
で、データ処理回路12内に設けられた図示しない監視
タイマーや内視鏡の挿入形状データを記憶するための記
憶手段としてのメモリなどのパラメータを初期化する。
このときに姿勢検出回路11のADC11cのA/D変
換周期も所定値にセットされる。
【0021】次に、ステップS2で、前記監視タイマー
の計数が開始されると共にADC11cのA/D変換も
開始され、各姿勢検出回路11のデータバッファ11d
において、検出された3方向ジャイロ10の各軸方向の
角度変位量を表す電圧データがラッチされる。そしてス
テップS3で、前記データバッファ11dのデータはデ
ータ処理回路12に読み込まれ、圧電振動ジャイロ10
aの特性に対応させた変位量に変換された後、3方向ジ
ャイロ10の各ポイント毎に姿勢データとしてメモリ内
のデータに加算され蓄積される。この後、ステップS4
で監視タイマーの計数が終了したか否か判断し、終了し
ていない場合はステップS2に戻ることにより、監視タ
イマーが所定の値までの計数を終了するまでこの蓄積処
理を繰り返す。
【0022】そして、監視タイマーの計数が終了する
と、ステップS5に進み、この所定時間内に蓄積した姿
勢データから各ポイント毎での軸ベクトルを算出する。
この軸ベクトルは、内視鏡1の操作部1bから挿入部1
aの先端部へ沿った方向を正の向きとし、大きさ1の単
位ベクトルとして算出する。
【0023】次いで、ステップS6で、各ポイントの軸
ベクトルを用いて挿入形状データを生成する。この過程
では、最も操作部よりに配置された一番目の3方向ジャ
イロを原点とし、このジャイロの検出した軸ベクトルと
次のポイントに配置された二番目の3方向ジャイロの検
出した軸ベクトルとを含む平面を基準面とした座標系を
考える。
【0024】図5を基に挿入形状データの生成手順を説
明する。図5は前記座標系における基準面上での隣り合
う2つのポイントの軸ベクトルを示す説明図である。
【0025】まず、各3方向ジャイロ10は、隣のジャ
イロまでの区間で内視鏡1の挿入部1aの曲率が一定と
なる間隔に配置することによりジャイロ間内視鏡形状は
円弧を描くことになるため、図5に示すように、2つの
軸ベクトルの内積より求めたベクトルのなす角θ1を中
心角とし、配置した間隔すなわち円弧の長さから半径r
1を算出する。この求めた中心角θ1と半径r1および
検出点P1の座標値から検出点P2の座標値を求める。
【0026】次に、この検出点P2と検出点P3を次の
区間として、中心角θ2と半径r2および検出点P2の
座標値から検出点P3の座標値を求める。
【0027】同様の算出処理を最後の区間まで繰り返
し、全ジャイロの位置座標を確定し、内視鏡の挿入形状
データを生成する。
【0028】このようにしてデータ処理回路12で生成
した挿入形状データは、信号処理手段13に伝送されて
映像信号に変換され、表示装置4に内視鏡形状画像とし
て表示される。
【0029】図4に戻り、ステップS7で形状検出の動
作が終了したか否かを判断し、終了していない場合はス
テップS2に戻ることにより、形状検出動作の終了まで
以上の処理を繰り返す。これにより、術者によって形状
検出の終了が選択され指示されるまで内視鏡形状画像の
表示の更新が繰り返される。
【0030】以上説明したように、第1実施形態では、
内視鏡挿入部内部に複数個の空間姿勢を検出する手段を
設けると共に、所定時間内の各個所の姿勢情報を記憶す
る手段と、各姿勢情報から内視鏡の挿入形状情報を生成
する手段と、挿入形状情報を視覚的に表示する手段とを
設けることにより、内視鏡挿入形状を術者に提供するよ
うになっている。このとき、既知の間隔で設けられた空
間姿勢検出手段からの姿勢変化量を所定時間間隔で採取
したデータから内視鏡挿入部の軸ベクトルを算出し、こ
の軸ベクトルと既知の距離から内視鏡の挿入形状を検出
して表示手段に表示するようにしている。
【0031】第1実施形態によれば、内視鏡形状検出の
ためにX線などの外部より信号発生する手段を設ける必
要がないため、システムが簡単な構成で内視鏡の挿入形
状を検出し表示することができる。また、形状検出の際
にX線による被爆等のおそれがなく、安全に内視鏡の挿
入形状を得ることが可能である。
【0032】また、内視鏡挿入部の各検出ポイントでの
姿勢と検出手段の設置間隔のデータから簡略な推定処理
の繰り返しのみで挿入形状データを生成することができ
るため、処理の高速化を図ることが可能である。また、
各検出ポイントでの挿入部の方向ベクトルが検出される
ため、挿入形状データ生成時のデータ補間処理の精度が
向上し、形状をより正確に求めることが可能となる。
【0033】図6ないし図9は本発明の第2実施形態に
係り、図6は内視鏡形状検出装置の構成を示す構成図、
図7は状態変化検出回路の構成を示すブロック図、図8
は第2実施形態の動作を説明するためのフローチャー
ト、図9は第2実施形態の形状検出処理を説明する作用
説明図である。
【0034】図6に示すように、内視鏡1は、挿入部1
aの先端側に湾曲可能な湾曲部1cと対物光学系等を備
えた先端部1dとを有しており、操作部1bには、内視
鏡1の先端部1dの向きを変えるための湾曲操作部1e
(上下方向湾曲用),1f(左右方向湾曲用)が設けら
れている。また、内視鏡1には、術者が内視鏡1の挿入
部1aを挿入・抜去した長さを表す挿抜量と捻って回転
させた回転量とを検出して電気信号に変換する挿抜・回
転量検出手段15と、内視鏡1の湾曲操作部1e,1f
の操作量を湾曲部1cの湾曲量として検出し電気信号に
変換する湾曲量検出手段16とを設けている。
【0035】内視鏡形状検出装置3は、前記挿抜・回転
量検出手段15と湾曲量検出手段16の出力をデジタル
データとして検出する状態変化検出回路17と、状態変
化検出回路17で検出されたデジタルデータを監視・蓄
積して内視鏡の挿入形状データを生成するデータ処理回
路12と、データ処理回路12で得られた挿入形状デー
タを基に映像信号を生成する信号処理手段13とを備え
て構成され、この信号処理手段13から出力される映像
信号を視覚的な画像として表示する表示装置4に接続さ
れている。
【0036】挿抜・回転量検出手段15は、図7に示す
ように、内視鏡1の挿入部1aに常に接触して自由な方
向に回転する検出ボール15aと、この検出ボール15
aと常に接触して挿入部1aの長手方向の移動量を検出
する挿抜量検出用ロータリーエンコーダ15bと、同じ
く検出ボール15aと常に接触して挿入部1aの外周方
向の回転量を検出する回転量検出用ロータリーエンコー
ダ15cとから構成されている。また、湾曲量検出手段
16は、湾曲操作部1e,1fのそれぞれの回転軸に常
に接触して上下左右方向の湾曲量を検出する湾曲量検出
用ロータリーエンコーダ16a,16bから構成されて
いる。
【0037】状態変化検出回路17は、各々のロータリ
ーエンコーダごとに設けられた4つの同一の回路系統か
ら構成され、それぞれの回路系統は、LPF17a,増
幅回路17b,ADC17cを有している。さらに、状
態変化検出回路17は、前記4系統の各ADC17cで
変換され出力されるデータをラッチして貯え、データ処
理回路12の要求するタイミングで出力するデータバッ
ファ17dを備えている。
【0038】次に、図8及び図9を参照して、第2実施
形態に係る内視鏡形状検出装置の動作について説明す
る。
【0039】内視鏡形状検出装置3は、術者により形状
検出の動作の開始が指示されると、まずステップS11
で、データ処理回路12内に設けられた図示しない監視
タイマーや状態変化を表すデジタルデータを記憶するた
めの記憶手段としてのメモリなどのパラメータを初期化
する。このときに状態変化検出回路17のADC17c
のA/D変換周期も所定値にセットされる。
【0040】次に、ステップS12で、前記監視タイマ
ーの計数が開始されると共にADC17cのA/D変換
も開始され、状態変化検出回路17のデータバッファ1
7dにおいて、検出された内視鏡1の挿入部1aの挿抜
量、回転量、湾曲量の変化分を表す電圧データがラッチ
される。そしてステップS13で、前記データバッファ
17dのデータはデータ処理回路12に読み込まれ、ロ
ータリーエンコーダの特性に対応させた変位量に変換さ
れた後、所定の変位量より大きいかどうか、すなわち内
視鏡の状態変化があったか否かが判断される。
【0041】ステップS13で、変位量が所定の量より
小さい場合はそのまま監視タイマーの計数を続ける。一
方、変位量が所定の量より大きい場合はステップS14
〜S19の処理に移り、各状態変化を記憶するメモリに
変位量を蓄積した後、監視タイマーの計数を続ける。す
なわち、ステップS14の判断で内視鏡の状態変化が回
転量の変化である場合はステップS15で内視鏡回転量
の増減分をメモリに蓄積し、ステップS16の判断で内
視鏡の状態変化が挿入量の変化である場合はステップS
17で内視鏡挿入量の増減分をメモリに蓄積し、ステッ
プS18の判断で内視鏡の状態変化が内視鏡先端部の湾
曲量の変化である場合はステップS19で湾曲量及び湾
曲方向をメモリに蓄積する。
【0042】なおここで、前記の挿入量、回転量、湾曲
量は、図8の(a)に示すように挿入部軸ベクトルと先
端部軸ベクトルとを設定した場合に、湾曲量は図8の
(b)に示すように挿入部軸ベクトルと先端部軸ベクト
ルとのなす角、挿入量は図8の(c)に示すように挿入
部軸ベクトルに沿った先端部軸ベクトルの移動量、回転
量は図8の(d)に示すように挿入部軸ベクトルを中心
軸とした先端部軸ベクトルの回転角というようにそれぞ
れ定義される。
【0043】この後、ステップS20で監視タイマーの
計数が終了したか否か判断し、終了していない場合はス
テップS12に戻ることにより、監視タイマーが所定の
値までの計数を終了するまでこの蓄積処理を繰り返す。
【0044】そして、監視タイマーの計数が終了する
と、ステップS21に進み、この所定時間内に蓄積した
各変位量のデータから内視鏡1の先端部1dの軌跡を算
出する。次いで、ステップS22で、前段階で求めた先
端部1dの軌跡から内視鏡の挿入形状データを生成し、
画像化する。このとき、データ処理回路12により生成
された挿入形状データは信号処理手段13に伝送されて
映像信号に変換され、表示装置4に内視鏡形状画像とし
て表示される。
【0045】その後、ステップS23で形状検出の動作
が終了したか否かを判断し、終了していない場合はステ
ップS12に戻ることにより、形状検出動作の終了まで
以上の処理を繰り返す。これにより、術者によって形状
検出の終了が選択され指示されるまで内視鏡形状画像の
表示の更新が繰り返される。
【0046】以上説明したように、第2実施形態では、
術者が行う内視鏡挿入の挿抜量・回転量・湾曲量を検出
する手段を内視鏡に設けると共に、所定時間内の各変化
量を記憶する手段と、挿入操作情報から内視鏡先端部の
移動の軌跡を算出し内視鏡の挿入形状情報を生成する手
段と、挿入形状情報を視覚的に表示する手段とを設ける
ことにより、内視鏡挿入形状を術者に提供するようにな
っている。このとき、所定時間間隔で採取した術者の行
う内視鏡挿入の操作情報から内視鏡先端の移動した軌跡
を空間座標として算出し、内視鏡の挿入形状を検出して
表示手段に表示するようにしている。
【0047】第2実施形態によれば、内視鏡自体に検出
手段を外付けで設けることができるため、内視鏡形状検
出のために特別な内視鏡を準備する必要がなく、既存の
システムと組み合わせて使用することが可能であり、第
1実施形態と同様に簡単な構成で正確な内視鏡の挿入形
状を検出できる効果が得られる。
【0048】さらに、図10及び図11を参照して、第
2実施形態の変形例について説明する。図10は圧力検
出回路の構成を示すブロック図、図11は第2実施形態
の変形例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0049】この変形例では、図10に示すように、内
視鏡1の挿入部1aの側面部に複数の圧力センサ18を
設け、内視鏡形状検出装置3には圧力検出回路19を設
けるようにしている。複数の圧力センサ18は、挿入部
1aの軸方向及び周方向にそれぞれ所定の間隔で設けら
れ、周方向の位置毎に挿入部軸方向の各ポイントのセン
サがそれぞれまとめられてマルチプレクサ20に接続さ
れている。そして、各マルチプレクサ20が圧力検出回
路19に接続されている。
【0050】圧力検出回路19は、状態変化検出回路1
7と同様に、各々のマルチプレクサ20ごとに複数(図
では4つ)の同一の回路系統(LPF19a,増幅回路
19b,ADC19c)を有すると共に、各ADC19
cから出力されるデータを取り込み、データ処理回路1
2の要求するタイミングで出力するデータバッファ19
dを備えて構成されている。
【0051】図11に示すように本変形例では、図8に
示した第2実施形態の動作手順において、内視鏡の状態
変化の変位量を蓄積する際に、挿抜量、回転量、湾曲量
の蓄積の他に、内視鏡1の挿入部1aの側面の圧力変化
量を蓄積する動作を加えたものである。すなわち、ステ
ップS18及びS19の後に、ステップS24の判断で
内視鏡の状態変化が内視鏡の側面の圧力変化である場合
はステップS25で圧力変化のあった位置及び変化量を
メモリに蓄積する。他のステップは第2実施形態と同様
であり、説明を省略する。
【0052】圧力センサ18の出力はマルチプレクサ2
0を介して圧力検出回路19に送られ、ここで各ポイン
トの圧力が検出されて電圧データとしてデータバッファ
19dにラッチされる。このデータはデータ処理回路1
2に読み込まれ、各ポイントの圧力変化量のデータに変
換されて前述のように挿抜量などと同様の手順で蓄積さ
れる。
【0053】この圧力データは、各ポイントで内視鏡1
の挿入部1aが体腔内組織と接触している圧力を表して
おり、その部分の挿入部1aが先端部1dの軌跡からず
れたことを示している。したがって、各変位量のデータ
から算出した先端部1dの軌跡を基に内視鏡の挿入形状
データを生成する際に、先端部以外の挿入部分につい
て、この圧力データに基づいて補正を行う。
【0054】この変形例では、内視鏡挿入部と体腔内組
織との接触の度合いによって挿入形状データの生成時に
補正を行うことにより、より正確な挿入形状を求めるこ
とができる。
【0055】図12及び図13は本発明の第3実施形態
に係り、図12は内視鏡形状検出装置及び内視鏡自動挿
入制御装置のシステム構成を示す構成図、図13は第3
実施形態の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0056】図12に示すように、内視鏡1は、制御信
号に応じて内視鏡1の湾曲部1cを駆動して先端部1d
の向きを変えると共に、挿入部1aを体腔内に進行もし
くは後退させる湾曲・挿抜駆動手段21を備えている。
この内視鏡1は、湾曲・挿抜駆動手段21を含む内視鏡
1の制御及び信号処理を行う自動挿入制御装置22に接
続されており、自動挿入制御装置22には、内視鏡形状
検出装置3と表示装置4とが接続されている。
【0057】内視鏡1には、照明光を先端部1dへ伝送
するライトガイド23、照明光を先端部1dから対象部
位へ出射する配光レンズ24、対象部位からの反射光に
よる像を通過させる対物レンズ25、対象部位の像を操
作部1bへ伝送するイメージガイド26、通常観察用の
視野の観察窓と自動挿入用の視野の観察窓とを切り換え
る視野マスク27、対象部位の像を結像する結像レンズ
28、結像された対象部位の像を光電変換するCCD等
の固体撮像素子29が設けられている。また、自動挿入
制御装置22には、ライトガイド23に照明光を供給す
るための光源30及び集光レンズ31と、内視鏡1の固
体撮像素子29から出力される撮像信号を基に映像信号
を生成する信号処理手段13とが設けられている。
【0058】自動挿入制御装置22内の光源30から出
射され、集光レンズ31で集光された照明光は、ライト
ガイド23の端部に入射してこのライトガイド23,配
光レンズ24を経て先端部1dより対象部位へ照射され
る。照明された対象部位の像は、対物レンズ25,イメ
ージガイド26,視野マスク27,結像レンズ28を経
て固体撮像素子29によって光電変換され、対象部位の
画像の撮像信号として自動挿入制御装置22内の信号処
理手段13に送られて信号処理が施され、映像信号に変
換される。この映像信号は表示装置4に送られて内視鏡
画像として患者体内の観察画像が表示される。
【0059】また、自動挿入制御装置22は、前記光源
30の点灯を制御すると共に、固体撮像素子29により
撮像された対象部位の画像を基に内視鏡1の挿入部1a
を進行・後退させるための挿抜方向を検出して湾曲・挿
抜駆動手段21を制御する湾曲・挿抜制御手段32を備
えている。
【0060】一方、内視鏡形状検出装置3は、自動挿入
制御装置22の湾曲・挿抜制御手段32から制御データ
の情報を取り込み記憶する制御データ記憶手段33と、
記憶された制御データから内視鏡1の挿入形状データを
生成するデータ処理回路12と、生成された挿入形状デ
ータから湾曲・挿抜制御手段32で検出した挿抜方向を
補正する挿抜方向補正手段34とを備えている。
【0061】また、データ処理回路12により生成した
挿入形状データは、自動挿入制御装置22の信号処理手
段13で映像信号に変換されて表示装置4へ送られ、表
示装置4において内視鏡1の挿入形状を表す内視鏡形状
画像を選択的に表示できるようになっている。
【0062】次に、図13を参照して、第3実施形態に
係る内視鏡形状検出装置の動作について説明する。な
お、自動挿入制御装置22の動作については、ここでは
詳しい説明は省略するが、特開平2−218330号公
報に開示されているように、通常観察よりも狭い視野を
スキャンして暗い方向を検出することにより、内視鏡の
挿入方向を検出でき、その検出した挿入方向に内視鏡が
挿入されるよう挿入制御を行うことによって、挿入部1
aを容易に自動挿入することができる。
【0063】このとき、湾曲・挿抜制御手段32は、固
体撮像素子29から出力される撮像信号を基に、目標の
挿抜方向データ、湾曲部1cの湾曲制御データ、及び挿
入部1aの挿抜制御データを算出し、これらのデータに
よって湾曲・挿抜駆動手段21を制御して挿入部1aを
駆動する。また、前記3つのデータは、内視鏡形状検出
装置3の制御データ記憶手段33に記憶される。
【0064】内視鏡形状検出装置3は、術者により形状
検出の動作の開始が指示されると、まずステップS31
で、データ処理回路12内に設けられた図示しない監視
タイマーや湾曲・挿抜の制御データを記憶するための記
憶手段としてのメモリなどのパラメータを初期化する。
【0065】次に、ステップS32で、前記監視タイマ
ーの計数が開始され、データ処理回路12において湾曲
・挿抜制御手段32によって算出され制御データ記憶手
段33に記憶された目標の挿抜方向データ、湾曲部1c
の湾曲制御データ、及び挿入部1aの挿抜制御データの
読み込みを開始する。そしてステップS33で、これら
の3つのデータが、所定の量より大きいかどうか、すな
わち内視鏡の状態変化があったか否かが判断される。
【0066】ステップS33で、前記データが所定の量
より小さい場合はそのまま監視タイマーの計数を続け
る。一方、所定の量より大きい場合はステップS34〜
S37の処理に移り、各制御データを対応するメモリに
蓄積した後、監視タイマーの計数を続ける。すなわち、
ステップS34の判断で内視鏡の状態変化が挿入量の変
化である場合はステップS35で内視鏡挿入量の増減分
をメモリに蓄積し、ステップS36の判断で内視鏡の状
態変化が内視鏡先端部の湾曲量の変化である場合はステ
ップS37で湾曲量及び湾曲方向をメモリに蓄積する。
【0067】この後、ステップS38で監視タイマーの
計数が終了したか否か判断し、終了していない場合はス
テップS32に戻ることにより、監視タイマーが所定の
値までの計数を終了するまでこの蓄積処理を繰り返す。
【0068】そして、監視タイマーの計数が終了する
と、ステップS39に進み、この所定時間内に蓄積した
各制御量のデータから内視鏡1の先端部1dの軌跡を算
出する。次いで、ステップS40で、前段階で求めた先
端部1dの軌跡から内視鏡の挿入形状データを生成し、
信号処理手段13に伝送する。そして、この伝送された
挿入形状データは信号処理手段13によって映像信号に
変換され、表示装置4に出力されて内視鏡形状画像とし
て表示される。
【0069】その後、ステップS41で形状検出の動作
が終了したか否かを判断し、終了していない場合はステ
ップS32に戻ることにより、形状検出動作の終了まで
以上の処理を繰り返す。これにより、術者によって形状
検出の終了が選択され指示されるまで内視鏡形状画像の
表示の更新が繰り返される。
【0070】さらに、本実施形態では予め挿入形状のサ
ンプルデータをデータ処理回路12内のメモリに記憶し
ておき、現在生成された挿入形状データと比較すること
により、先端部1dがどの部位に存在しているかを推定
することができる。挿抜方向補正手段34は、この推定
された部位情報から湾曲量に制限範囲を設定し、予め読
み込んでおいた挿抜方向データを補正する。この補正デ
ータが自動挿入制御装置22の湾曲・挿抜制御手段32
に伝送されると、湾曲・挿抜制御手段32は補正された
挿抜方向データに基づき、次の湾曲量と挿抜量を算出す
る。
【0071】以上説明したように、第3実施形態では、
内視鏡の挿抜方向を判断することにより湾曲制御と挿抜
制御を行う内視鏡自動挿入装置から湾曲制御情報と挿抜
制御情報の値を所定時間毎に取り込み蓄積する記憶手段
と、記憶手段のデータを処理して形状情報を得る形状情
報生成手段と、この形状情報に基づき自動挿入の挿抜方
向を補正する挿抜方向補正手段とを設けることにより、
自動挿入を容易に行うことができるようになっている。
このとき、内視鏡の湾曲制御情報と挿抜制御情報の蓄積
データから挿入された内視鏡挿入部の形状を生成し、全
体の形状とあらかじめ記憶しておいたサンプル形状デー
タと比較することにより現在の内視鏡先端が患者の体内
でどの部位に存在するかを判断する。そして、検出した
挿抜方向を各部位によって所定の範囲で限定し必要に応
じて補正するようにしている。
【0072】第3実施形態によれば、自動挿入制御装置
から制御データを読み込む構成だけで挿入形状を検出す
ることができるため、挿入方向の検出をより厳密にで
き、正確な内視鏡の挿入形状検出が可能であると共に、
第1実施形態と同様にシステム構成を簡単にすることが
できる効果が得られる。
【0073】[付記] (1) 内視鏡の挿入部に複数配設され、この配設した
点の回転角を検出し電気信号に変換する回転角検出手段
を直交する3軸上に配置してなる姿勢検出センサ手段
と、前記姿勢検出センサ手段の出力を所定間隔で標本化
する姿勢検出手段と、複数の前記姿勢検出手段が標本化
した複数の姿勢情報から内視鏡の挿入形状を検出する形
状検出手段と、を備えたことを特徴とする内視鏡形状検
出装置。
【0074】(2) 前記姿勢検出センサ手段は、ジャ
イロスコープであることを特徴とする付記1に記載の内
視鏡形状検出装置。
【0075】(3) 術者が行う内視鏡挿入部の挿抜操
作の操作量を検出する操作量検出センサ手段と、前記操
作量検出センサ手段の出力を所定間隔で標本化する操作
量検出手段と、複数の前記操作量検出手段が標本化した
複数の操作量情報から内視鏡の挿入形状を検出する形状
検出手段と、を備えたことを特徴とする内視鏡形状検出
装置。
【0076】(4) 内視鏡自動挿入制御装置と組み合
わせて使用する内視鏡形状検出装置において、前記内視
鏡自動挿入制御装置の行う挿抜操作の制御データを取り
込み記憶する記憶手段と、所定間隔で読み出した前記記
憶手段のデータから内視鏡の挿入形状を検出する形状検
出手段と、を備えたことを特徴とする内視鏡形状検出装
置。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で正確に内視鏡の挿入形状を検出することが可
能な内視鏡形状検出装置を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡装置のシス
テム構成を示す構成図
【図2】第1実施形態の内視鏡形状検出装置の構成を示
す構成図
【図3】姿勢検出回路の構成を示すブロック図
【図4】第1実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャート
【図5】第1実施形態の形状検出処理を説明する作用説
明図
【図6】本発明の第2実施形態に係る内視鏡形状検出装
置の構成を示す構成図
【図7】状態変化検出回路の構成を示すブロック図
【図8】第2実施形態の動作を説明するためのフローチ
ャート
【図9】第2実施形態の形状検出処理を説明する作用説
明図
【図10】第2実施形態の変形例に係る圧力検出回路の
構成を示すブロック図
【図11】第2実施形態の変形例の動作を説明するため
のフローチャート
【図12】本発明の第3実施形態に係る内視鏡形状検出
装置及び内視鏡自動挿入制御装置のシステム構成を示す
構成図
【図13】第3実施形態の動作を説明するためのフロー
チャート
【符号の説明】 1…内視鏡 1a…挿入部 1c…湾曲部 1d…先端部 2…内視鏡観察装置 3…内視鏡形状検出装置 4…表示装置 10…3方向ジャイロ 10a…圧電振動ジャイロ 11…姿勢検出回路 11a…ローパスフィルタ(LPF) 11b…増幅回路 11c…アナログ−デジタル変換器(ADC) 11d…データバッファ 12…データ処理回路 13…信号処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 一成 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野口 利昭 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 石井 司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 後野 和弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 道口 信行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 工藤 正宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部に複数配設され、この配
    設した点の回転角を検出し電気信号に変換する回転角検
    出手段を直交する3軸上に配置してなる姿勢検出センサ
    手段と、 前記姿勢検出センサ手段の出力を所定間隔で標本化する
    姿勢検出手段と、 複数の前記姿勢検出手段が標本化した複数の姿勢情報か
    ら内視鏡の挿入形状を検出する形状検出手段と、 を備えたことを特徴とする内視鏡形状検出装置。
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