JPH11187632A - モーターの回転軸の停止状態保持機構 - Google Patents

モーターの回転軸の停止状態保持機構

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JPH11187632A
JPH11187632A JP36507397A JP36507397A JPH11187632A JP H11187632 A JPH11187632 A JP H11187632A JP 36507397 A JP36507397 A JP 36507397A JP 36507397 A JP36507397 A JP 36507397A JP H11187632 A JPH11187632 A JP H11187632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
permanent magnet
rotating shaft
coupling plate
motor
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP36507397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigehito Ozaki
重仁 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANRYUUSHA KK
Original Assignee
SANRYUUSHA KK
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Publication date
Application filed by SANRYUUSHA KK filed Critical SANRYUUSHA KK
Priority to JP36507397A priority Critical patent/JPH11187632A/ja
Publication of JPH11187632A publication Critical patent/JPH11187632A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モーターが通電状態でないときに自動的に回
転軸の停止状態を保持する。 【解決手段】 回転軸1に、該回転軸1の軸方向に移動
自在且つ回転自在に永久磁石2を設ける。該永久磁石2
の移動方向の端部に連結突起3を設ける。また、永久磁
石2と同心にステーター8を配置する。モーターへの通
電を停止したときコイル9への通電を停止する。これに
より永久磁石2が回転軸1に固定した結合板4と不動状
態の固定結合板6に接触するよう移動する。そして連結
突起3が結合板4と固定結合板6に設けた凹部5、7に
入り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモーターの回転軸の
停止状態保持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場等においてはモーターが動力源とし
て様々な分野で用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然して、従来のモータ
ーは通電状態でないときは回転軸がフリーの状態となっ
ている。このため、例えば停電したとき、外力によって
回転自由となり、外力が加えられると位置が不確実とな
る。
【0004】即ち、外力で動かされると制御のために停
電時にも記憶している位置と現実の位置が異なるため制
御不良となる。このことから従来この点の改善が望まれ
ていた。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みなされたものであ
って、モーターが通電状態でないときは自動的に回転軸
の停止状態を保持する、即ち、フリーの状態にならない
ようにすることができるようになしたモーターの回転軸
の停止状態保持機構を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】而して、上記課題を解決
するための本発明に係る手段は、次の通りである。
【0007】(1)永久磁石の磁気回路と、永久磁石に
おいて該永久磁石の安定点へ移動しようとする力とによ
って回転軸の停止状態を保持させ、同一の磁気回路にお
いて発生させる電磁力が永久磁石との相互力により回転
軸の停止状態の保持を解除するようになしたモーターの
回転軸の停止状態保持機構。
【0008】(2)回転軸の所要の部位に、所定のスト
ロークで該回転軸の軸方向に移動自在且つ回転自在に設
け、移動方向の両端部を異なった磁極とした永久磁石
と、該永久磁石の移動方向のいずれかの端部に設けた連
結突起と、回転軸の前記永久磁石が移動する範囲内の適
宜の部位に固定し、外縁部に前記連結突起の一部が入り
込む凹部を設けた結合板と、前記結合板と同心且つ同一
平面に不動状態に配置し、内縁部に前記連結突起の一部
が入り込む凹部を設けた固定結合板と、前記永久磁石と
同心に配置すると共に該永久磁石の移動方向の中央部よ
り前記固定結合板側に寄せた位置に不動状態に配置し、
磁極を前記永久磁石に対向させたステーターと、電磁力
を発生するコイルとからなるモーターの回転軸の停止状
態保持機構。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。図1乃至図4は本発明の
第1実施形態を示すものであり、図1はモーターが非通
電時における状態の説明図、図2はモーターが通電時に
おける状態の説明図、図3は永久磁石の平面図、図4は
永久磁石と結合板及び固定結合板の横断面図である。
【0010】図中、1はモーターの回転軸である。2は
永久磁石である。また該永久磁石2は、回転軸1の所要
の部位に、所定のストロークで該回転軸1の軸方向に移
動自在且つ回転自在に設けている。そしてまた、移動方
向の両端部を異なった磁極としている。
【0011】3、3は前記永久磁石2の移動方向のいず
れかの端部の外縁部に設けた連結突起である。4は結合
板であり、回転軸1の前記永久磁石2が移動する範囲内
の適宜の部位に固定している。そしてまた外縁部には前
記連結突起3の一部が入り込む凹部5を設けている。
【0012】6は固定結合板である。また該固定結合板
6は、前記結合板4と同心且つ同一平面に不動状態に配
置している。そしてまた内縁部に前記連結突起3の一部
が入り込む凹部7を設けている。8はステーターであ
る。また、該ステーター8は前記永久磁石2と同心に配
置すると共に該永久磁石2の移動方向の中央部より前記
固定結合板6側に寄せた位置に不動状態に配置してい
る。そしてまた磁極8a、8bを前記永久磁石2に対向
させている。9は電磁力を発生するコイルである。ま
た、10はばねであるが、これは必ずしも用いる必要は
ない。尚、該ばね10はコイル9への通電が停止された
とき、永久磁石2の元の方向への移動を補助するための
ものである。
【0013】次に、本実施形態の作用について説明す
る。モーターに通電していない状態は、図1に示す通り
であり、この状態ではコイル9には通電していない。し
たがって、この場合、永久磁石2の磁束はN極からステ
ーター8を通ってS極への磁路を流れ、もって該永久磁
石2は結合板4と固定結合板6側に移動し、それらに接
している。そして永久磁石2の端部に設けた連結突起3
が結合板4と固定結合板6の夫々に設けた凹部5、7に
同時に入り込んでいる。これにより結合板4と固定結合
板6の回転方向での一体性が生じ、回転軸1はフリーの
状態ではなくなり、自由に回転し得なくなる。
【0014】また、ステーター8が永久磁石2の移動方
向の中央部より固定結合板6側に寄っているから、永久
磁石2の磁極がバランスしていない状態となり、永久磁
石2は結合板4及び固定結合板6の方向へ移動しようと
する力を生じたままである。もって、強固に固定状態を
保持することができる。
【0015】また、モーターに通電している状態は、図
2に示す通りであり、この状態ではコイル9に通電され
て励磁される。このとき、ステーター8にはその磁極8
aにN極、磁極8bにS極が生じるように励磁される。
尚、勿論永久磁石2の極性が逆ならステーターの励磁も
逆にする。
【0016】これにより、各磁極8a、8bと永久磁石
2の反発、吸引力の方向は、永久磁石2が結合板4及び
固定結合板6と離れる方向となる。そして永久磁石2の
N極とコイル9の励磁により発生した磁極8bのS極が
吸引し、吸引の安定点まで永久磁石2が移動しようとす
る。尚、図示した実施形態においてはばね10を押し下
げ、安定点より手前で停止している。したがって、連結
突起3が結合板4と固定結合板6の凹部5、7から外
れ、もって回転軸1は自由に回転できる状態となる。
【0017】そしてまた、モーターへの通電が停止した
ときは、再びコイル9への通電を停止すれば図1に示す
状態に戻すことができる。
【0018】また、本実施形態ではコイル9への通電に
より連結突起3が結合板4及び固定結合板6の凹部5、
7から外れるようにしているが、逆向きに構成してコイ
ル9への通電により連結突起3が結合板4及び固定結合
板6の凹部5、7に入り込むようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は上記の如き構成、作用であるか
ら、モーターが通電状態でないときに自動的に回転軸の
停止状態を保持することができるものである。もって停
電時において回転軸が外力によって動かされることがな
く、制御のために停電時にも記憶している位置と現実の
位置とのずれを防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のモーターが非通電時における状態の説
明図である。
【図2】モーターが通電時における状態の説明図であ
る。
【図3】永久磁石の平面図である。
【図4】永久磁石と結合板及び固定結合板の横断面図で
ある。
【符号の説明】
1 モーターの回転軸 2 永久磁石 3、3 連結突起 4 結合板 5 凹部 6 固定結合板 7 凹部 8 ステーター 9 コイル 10 ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石の磁気回路と、永久磁石におい
    て該永久磁石の安定点へ移動しようとする力とによって
    回転軸の停止状態を保持させ、同一の磁気回路において
    発生させる電磁力が永久磁石との相互力により回転軸の
    停止状態の保持を解除するようになしたモーターの回転
    軸の停止状態保持機構。
  2. 【請求項2】 回転軸の所要の部位に、所定のストロー
    クで該回転軸の軸方向に移動自在且つ回転自在に設け、
    移動方向の両端部を異なった磁極とした永久磁石と、該
    永久磁石の移動方向のいずれかの端部に設けた連結突起
    と、回転軸の前記永久磁石が移動する範囲内の適宜の部
    位に固定し、外縁部に前記連結突起の一部が入り込む凹
    部を設けた結合板と、前記結合板と同心且つ同一平面に
    不動状態に配置し、内縁部に前記連結突起の一部が入り
    込む凹部を設けた固定結合板と、前記永久磁石と同心に
    配置すると共に該永久磁石の移動方向の中央部より前記
    固定結合板側に寄せた位置に不動状態に配置し、磁極を
    前記永久磁石に対向させたステーターと、電磁力を発生
    するコイルとからなるモーターの回転軸の停止状態保持
    機構。
JP36507397A 1997-12-19 1997-12-19 モーターの回転軸の停止状態保持機構 Pending JPH11187632A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36507397A JPH11187632A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 モーターの回転軸の停止状態保持機構

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JP36507397A JPH11187632A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 モーターの回転軸の停止状態保持機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11187632A true JPH11187632A (ja) 1999-07-09

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ID=18483368

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36507397A Pending JPH11187632A (ja) 1997-12-19 1997-12-19 モーターの回転軸の停止状態保持機構

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JP (1) JPH11187632A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112112A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Seiko Precision Inc 電磁アクチュエータ及びこれを備えた駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009112112A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Seiko Precision Inc 電磁アクチュエータ及びこれを備えた駆動装置

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