JPH1118722A - 記憶力および学習能力を増強させる効果を有する脳機能を活性化する飲食物 - Google Patents

記憶力および学習能力を増強させる効果を有する脳機能を活性化する飲食物

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JPH1118722A
JPH1118722A JP9178706A JP17870697A JPH1118722A JP H1118722 A JPH1118722 A JP H1118722A JP 9178706 A JP9178706 A JP 9178706A JP 17870697 A JP17870697 A JP 17870697A JP H1118722 A JPH1118722 A JP H1118722A
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chewing gum
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Tetsuya Seki
哲哉 関
Toshio Takiguchi
俊男 滝口
Yoshihisa Suzuki
義久 鈴木
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Lotte Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、安価でかつ安全性、安定性
に優れ、記憶力および学習能力を増強させる効果を有す
る脳機能を活性化する機能を十分に発現でき、しかも日
常気軽に喫食できる呈味性に優れた飲食物を提供するこ
とにある。 【解決手段】 エピガロカテキンガレートを飲食物に配
合させることにより記憶力および学習能力を増強させ脳
機能を活性化さ得る飲食物を提供する。また、エピガロ
カテキンガレートをチューインガムに配合することによ
り、脳機能の活性化において他の飲食物と比較して顕著
な優れた効果を有するチューインガムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶力および学習
能力を増強させる効果を有する飲食物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、記憶力および学習能力を増強させ
る効果を有する天然成分としては、乳酸菌発酵成分(特
開平9−23848号)、テアニン(特開平8−733
50号)、γ−リノレン酸(特開平1−279827
号)などが知られている。しかしながら、従来の天然物
は高価であったり、その効果も曖昧であった。また、一
般的にそれら天然物は、光、熱などに不安定であり、飲
食物に配合して使用する場合には、安定性の面で問題が
生じている。このため、安価でかつ安全性、安定性に優
れ、その機能を十分に発現でき、しかも呈味性に優れて
いる日常気軽に喫食できる飲食物の開発が望まれてい
た。
【0003】一方、マウスの実験で咀嚼運動が脳機能を
活性化させ、学習能力を高めることが明らかになってい
る(歯科基礎医学会誌、第31巻、第72〜82頁、1
989年)。人(小児)における実験でも、咬合力の強
い小児は知能指数も高いことにより、人(小児)の咬合
力と知能指数との間に高い相関があることが示唆され
(小児歯科学雑誌、第32巻、第3号、第494〜50
4頁、1994年)、人においても咀嚼運動と脳機能と
の間に関係があることが解明されてきている。さらに、
チューインガムを咀嚼することにより脳血流が増加し、
脳機能を活性化されることが明らかになっている(宇宙
航空環境医学、第26巻、第91〜96頁、1989年
および日本咀嚼学会雑誌、第2巻 No.1、第49〜
54頁、1992年)が、より記憶力の増強および学習
能力を増強させる効果を有する飲食物の開発が望まれて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安価
でかつ安全性、安定性に優れ、記憶力および学習能力を
増強させる効果を有する脳機能を活性化する機能を十分
に発現でき、しかも日常気軽に喫食できる呈味性に優れ
た飲食物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究したところ、日常飲用に供してい
る緑茶の可溶性成分の一種であるエピガロカテキンガレ
ートが記憶力および学習能力を増強させ脳機能を活性化
させる効果を有することを初めて見出し、本発明を完成
するに至った。
【0006】即ち、エピガロカテキンガレートを飲食物
に配合させることにより記憶力および学習能力を増強さ
せ脳機能を活性化さ得る飲食物を提供するものである。
【0007】また、エピガロカテキンガレートをチュー
インガムに配合することにより、脳機能の活性化におい
て他の飲食物と比較して顕著な優れた効果を有するチュ
ーインガムを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の飲食物としては、チュー
インガム、チョコレート、キャンディ、ビスケット、ス
ナック、パン、乳製品、魚肉練り製品、畜肉製品、冷菓
ならびに飲料など、従来一般的に食用に供される飲食物
が適宜利用できる。
【0009】本発明で使用するエピガロカテキンガレー
トは、緑茶の呈味性分の一種であるカテキンの一つで、
乾燥緑茶中に10〜20%程度含まれ、口臭除去作用な
らびに虫歯菌などに対する抗菌作用を有することが知ら
れている。また、長い間緑茶として日常摂取されている
ので、その安全性については問題がないことは明らかで
ある。
【0010】エピガロカテキンガレートは、緑茶などか
ら公知の方法で抽出、精製したものを使用することがで
き、必要であれば合成したものを使用することもでき
る。本発明で使用したエピガロカテキンガレートは、栗
田工業株式会社製の(−)−エピガロカテキンガレート
で、その純度は95%以上である。
【0011】エピガロカテキンガレートの飲食物への配
合量は、0.05%以上、好ましくは0.1%以上であ
る。0.05%未満では十分な効果は期待できず、0.
1%以上飲食物へ配合することが好ましい。5%以上を
飲食物へ配合して使用すると、エピガロカテキンガレー
トが有する特有の苦味および収斂味のため、嗜好性の面
で好ましくない。また、5%以上飲食物に配合して使用
しても、効果の向上はあまり期待できず、経済的な面で
好ましくない。
【0012】エピガロカテキンガレートの1日あたりの
摂取量としては、5mg未満の摂取量では十分な効果が
期待できないので、5mg以上、好ましくは10mg以
上摂取できるように飲食物に配合するのが好ましい。
【0013】以下に試験例、実施例を挙げて本発明につ
いて説明するが、これらは本発明の範囲を制限するもの
ではない。
【0014】
【実施例】試験例1 1.実験方法 実験にはマウス(Balb種)を使用する。マウスは生
後20日目に離乳し、同腹を2群に分け、それぞれ水の
み摂取させる対照群(24匹)ならびにEGCg(エピ
ガロカテキンガレート)0.1%水溶液摂取群(24
匹)とした。動物は、固形飼料(日本クレア製 CE−
2)を自由摂取、室温22±2℃、湿度55±5%、6
〜18時点灯ならびに18〜6時消灯の明暗周期条件下
で飼育した。
【0015】実験には、群馬大学型条件回避反応実験装
置(小原医科産業)を使用した。この実験装置は、コン
ピューターで実験スケジュールを制御し、一度に8匹の
マウスに条件回避学習を実施することができる。
【0016】実験スケジュールは、試行間隔25秒毎に
5秒間警告ブザー音と光の条件刺激が提示され、その直
後にケージの金属製格子に5秒間電流が流れるようにし
た。ただし、5秒間の条件刺激提示中に動物がケージ内
のレバーを押すと電気ショックを回避することができ
る。さらに、通電中に動物がレバーを押した場合にも電
気ショックを途中から免れることができる。
【0017】実験は、100回の警告のうち何回回避し
たかを百分率で表し、これを回避率(%)とした。実験
は、100試行を1セッションとして、生後8週より1
日1セッション、20セッションまで実施した。
【0018】2.実験結果
【表1】
【0019】8セッションまでは、両群とも同じような
学習成績であったが、9セッション目よりEGCg0.
1%水溶液摂取群の回避率が水摂取群より高くなり、成
績が良好となった。t検定を行った結果、13セッショ
ン以降では有意(p<0.05)にEGCg0.1%水
溶液摂取群の回避率が水摂取群より高い結果となった。
【0020】また、マウス1匹あたりの1日飲水量は、
水摂取群:6.6±1.6g、EGCg0.1%水溶液
摂取群:6.4±1.9gであり、両群に有意な差は認
められなかった。マウスの体重の変化については、実験
開始時(8週齢)において、水摂取群では21.3±
2.5g、EGCg0.1%水溶液摂取群では21.4
±2.2gであり、実験終了時ではそれぞれ23.8±
2.1g、24.0±2.6gに増加していたが、実験
期間中を通じて両群間の体重の変化には有意な差は認め
られなかった。
【0021】3.結論 EGCg0.1%水溶液摂取群は水摂取群に対し、9セ
ッション目から高い回避率を示し、13セッション目以
降においては有意な差(p<0.05)が認められた。
このことからEGCgの摂取により学習効果と記憶力が
増強されることが明らかとなった。
【0022】実施例1 チューインガム ガムベースをニーダーに入れ、約120℃で溶解撹拌
し、これを50℃まで冷却したところで混合機に投入
し、混合中のガムベースに還元麦芽糖、還元麦芽糖水
飴、軟化剤、色素、香料、EGCgを表2に示す混合比
で投入し、次いでこれを射出成形機によりシート状に押
し出すとともに、圧延し、裁断機により1枚当たり3.
33gのチューインガムを得た。
【0023】
【表2】
【0024】実施例2 チョコレート チョコレートの製造は定法に従い、まずカカオマス、カ
カオ脂、粉糖、レシチン、全脂粉乳、香料、EGCgを
表3に示す混合比でミキサーで混合し、リファイニング
およびコンチング終了後、テンパリングを行った。その
後、型流し、冷却工程、切断工程を経て、一粒当たり
3.33gのチョコレートを得た。
【0025】
【表3】
【0026】実施例3 キャンディー 砂糖、水飴および水を鍋に入れて煮沸し、煮沸温度が1
25℃に達した後、撹拌しながら練乳を加えた。その
後、撹拌しながら更に煮沸し、煮沸温度が130℃に達
したらバターを加え、引き続き煮沸し、130℃に達し
た後に火から下ろし、バニラエッセンス、EGCgを添
加した。撹拌しながら冷却板に流し込み、80℃まで冷
却した後に、棒状にして適当な長さに切断し、一粒当た
り3.33gのキャンディーを得た。
【0027】キャンディー一粒当たりの各材料の混合比
を表4に示す。
【0028】
【表4】
【0029】実施例4 飲料 300mlの精製水を70℃に加熱し、これにミネラ
ル、調味料、酸味料およびEGCgを加え、撹拌・混合
した。これに砂糖、ぶどう糖果糖液糖および1500m
lの精製水を加えて撹拌・溶解し、1μmのフィルター
で濾過し、適量の水を加えて最終的に3000mlに適
量調節し、香料を加えて撹拌した。中間タンクで糖度お
よび酸度を調整し、85℃まで加温した後、80℃にて
缶に充填した。
【0030】一缶(190g)当たりの各材料の混合比
を表5に示す。
【0031】
【表5】
【0032】試験例2 エピガロカテキンガレート配合チューインガムの咀嚼に
よる小児の学習能力増強効果を検討する目的で、幼稚園
に在籍する5歳6カ月〜6歳6カ月までの園児120名
(男60名、女60名)を対照に試験を実施した。
【0033】1.試験方法 120名の園児を非摂取群(24名)、対照群(24
名)、実験A群(24名)、実験B群(24名)ならび
に実験C群(24名)の5群に分け、非摂取群には何も
与えず、対照群には実施例1のEGCg無添加の対照品
であるチューインガムを、実験A群には実施例1による
EGCg0.1%配合チューインガムを、実験B群には
同じくEGCg1.0%配合チューインガム、実験C群
には実施例3によるEGCg0.1%配合キャンディー
をそれぞれ1日3枚(キャンディーは1日3粒)ずつ2
8日摂取させた。
【0034】摂取方法は、チューインガム、キャンディ
ーともに1日3回、午前9時、午後12時、午後3時と
し、チューインガムは1回当たり5分以上咀嚼させ、キ
ャンディーについてはなくなるまで舐めさせた(約5
分)。
【0035】本試験で用いたガムは、実施例1による非
う蝕性の還元麦芽糖を使用したシュガーレスチューイン
ガムであり、ガムの硬さは一般市販品と同等で、香味は
ミックスフルーツ味である。チューインガムの重量は1
枚当たり3.33gである。
【0036】また、本試験で用いたキャンディーは、実
施例3による非う蝕性の還元麦芽糖を使用したシュガー
レスキャンディーであり、香味はミックスフルーツ味で
1粒当たりの重量は3.33gである。
【0037】数唱テストは、日本版WISC−R知能検
査法の問題を採用した。表6に数唱テストの問題を示
す。なお、テストは本発明品の摂取の前と後に各1回、
合計2回実施した。
【0038】
【表6】
【0039】これは、テスターが読み上げた数字を、被
験者が直ちにその順に答える順唱、その逆に答える逆唱
で構成され、順唱の7問、逆唱の7問、合計14問であ
る。採点方法は日本版WISC−R知能検査法の198
9年の修正尺度に基づき、それぞれ第1系列、第2系列
ともに正答を2点、いずれか正解を1点、正解なしを0
点とした。最高得点は、順唱14点、逆唱14点であ
る。なお、これらの検査は児童心理学に精通し、知能テ
ストに熟練したテスターが個別に行った。
【0040】2.試験結果 各被験者の数唱テストの結果を表7(非摂取群)、表8
(対照群)、表9(実験群A)、表10(実験群B)な
らびに表11(実験群C)に示す。
【0041】
【表7】
【0042】
【表8】
【0043】
【表9】
【0044】
【表10】
【0045】
【表11】
【0046】また、テストの平均点を表12に示す。
【0047】
【表12】
【0048】数唱テストの平均点において、性差ならび
に月齢との有意な相関関係は認められなかった。
【0049】非摂取群の順唱の平均点の第1回目は4.
88±1.06、28日経過後の第2回目が4.88±
1.06、逆唱の平均点の第1回目は3.00±0.4
2、第2回目が2.96±0.64であった。対照群の
順唱の平均点のガム摂取前の第1回目は4.75±1.
42、ガム摂取後の第2回目が5.13±1.56、逆
唱の平均点はガム摂取前が2.71±0.90、ガム摂
取後が3.25±0.83であった。実験A群の順唱の
平均点はガム摂取前が4.92±1.42、ガム摂取後
が6.00±1.17、逆唱の平均点はガム摂取前が
2.63±0.76、ガム摂取後が3.63±0.91
であった。実験B群の順唱の平均点はガム摂取前が4.
92±1.26、ガム摂取後が6.71±0.82、逆
唱の平均点はガム摂取前が3.04±0.64、ガム摂
取後が4.13±0.58であった。実験C群の順唱の
平均点はキャンディー摂取前が4.75±0.88、キ
ャンディー摂取後が5.21±0.84、逆唱の平均点
はキャンディー摂取前が2.88±0.58、キャンデ
ィー摂取後が3.29±0.47であった。
【0050】ガムまたはキャンディー摂取前後における
得点の差(ガム咀嚼後の粗点−ガム咀嚼前の粗点または
キャンディー摂取後の粗点−キャンディー摂取前の粗
点)のベアードt検定を行った結果、非摂取群には有意
な変化は認められなかったが、対照群、実験A群、実験
B群および実験C群において、順唱、逆唱ともに危険率
5%にて有意な得点の上昇が認められた。
【0051】ガムまたはキャンディー摂取前後における
得点の差について、各群の平均点につてt検定を行った
ところ、順唱においては非摂取群と対照群、実験A群、
実験B群および実験C群の間に有意な差が認められた。
同時に、対照群と、実験A群および実験B群の間、実験
A群と実験B群および実験C群の間、実験B群と実験C
群の間に有意な差が認められた。
【0052】逆唱については、非摂取群と対照群、実験
A群、実験B群および実験C群との間に有意な差が認め
られ、同時に、対照群と実験A群および実験B群の間、
実験C群と実験A群および実験B群との間において危険
率5%にて有意な差が認められた。
【0053】3.結論 本試験において、以下のような結論が得られた。
【0054】(1) チューインガムの摂取により、数唱テ
ストの順唱および逆唱の得点は有意に増加した。
【0055】(2) 一般のチューインガムである対照群と
比較して、EGCg配合チューインガム摂取群では、数
唱テストの順唱および逆唱の得点が有意に増加した。
【0056】(3) EGCg0.1%配合チューインガム
摂取群と比較して、EGCg1.0%配合チューインガ
ム摂取群は、数唱テストの順唱において、有意に得点が
増加した。
【0057】(4) EGCg0.1%配合キャンディーの
摂取により、数唱テストの順唱および逆唱の得点は有意
に増加した。
【0058】(5) EGCg0.1%配合チューインガム
の摂取群は、同量のEGCg配合量であるEGCg0.
1%配合キャンディー群よりも、数唱テストの順唱、逆
唱ともに有意に得点が上昇した。
【0059】以上のように、EGCgを0.1%および
1.0%配合したチューインガム(1枚当たり3.33
g)を、1日当たり3枚ずつ連続28日間摂取すると数
唱テストの得点が有意に増加したことから、このような
チューインガムは小児の記憶力の増進効果を有し、学習
能力増強効果を有すると結論される。また、その効果
は、EGCgの配合量が多いチューインガム(1.0%
配合)が少ないチューインガム(0.1%配合)より顕
著であった。そしてこの効果は、EGCg配合量が同じ
であっても、キャンディーよりもチューインガムに顕著
な効果が認められた。
【0060】
【発明の効果】本発明の記憶力および学習能力を増強さ
せる効果を有する脳機能を活性化する飲食物は、安価で
かつ安全性、安定性に優れ、記憶力および学習能力を増
強させる効果を有する脳機能を活性化する機能を十分に
発現でき、しかも日常気軽に喫食できる呈味性に優れて
いるという効果を有する。
【0061】また、エピガロカテキンガレートをチュー
インガムに配合することにより、脳機能の活性化におい
て他の飲食物と比較して顕著な優れた効果を有するチュ
ーインガムを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 311/62 C07D 311/62

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エピガロカテキンガレートを有効成分と
    する記憶力および学習能力を増強させる効果を有する脳
    機能を活性化する飲食物。
  2. 【請求項2】 飲食物がチューインガムである請求項1
    記載の飲食物。
  3. 【請求項3】 エピガロカテキンガレートを0.05%
    以上、好ましくは0.1%以上配合した請求項1または
    2記載の飲食物。
  4. 【請求項4】 エピガロカテキンガレートを一日あたり
    5mg以上、好ましくは10mg以上摂取できるように
    配合した請求項1〜3のいずれか一つの項に記載の飲食
    物。
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