JP2003286164A - アセチルコリンエステラーゼ阻害剤 - Google Patents

アセチルコリンエステラーゼ阻害剤

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JP2003286164A
JP2003286164A JP2002091340A JP2002091340A JP2003286164A JP 2003286164 A JP2003286164 A JP 2003286164A JP 2002091340 A JP2002091340 A JP 2002091340A JP 2002091340 A JP2002091340 A JP 2002091340A JP 2003286164 A JP2003286164 A JP 2003286164A
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acetylcholine
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Shinji Azumaguchi
伸二 東口
Shinsuke Minamoto
伸介 源
Busaku Kin
武祚 金
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Pharma Foods Research Co Ltd
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PHARMAFOODS KENKYUSHO KK
Pharma Foods Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルツハイマー型痴呆症等のアセチルコリン
の低下によって引き起こされる病気の症状の治療・改善
効果が期待できる、安全で安価なアセチルコリンエステ
ラーゼ阻害剤を提供する。 【解決手段】 アセチルコリンエステラーゼ阻害剤の有
効成分としてカテキンを含有させる。このアセチルコリ
ンエステラーゼ阻害剤は、カテキンを0.01〜5質量
%含有することが好ましい。また、前記カテキンがエピ
ガロカテキンガレート、ガロカテキンガレート、エピカ
テキンガレート、カテキンガレート、エピガロカテキ
ン、ガロカテキン、エピカテキン、(+)カテキンから
選ばれた少なくとも一種以上であることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天然物由来の成分
を有効成分とするアセチルコリンエステラーゼ阻害剤に
関する。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会を迎えた現代において、老人
性痴呆患者の増加は大きな社会問題になってきている。
痴呆の症状は、人によって様々であるが、共通して見ら
れる症状として、記憶障害、見当識障害、判断力・思考
力・実行機能の低下等が挙げられる。
【0003】痴呆は、その原因によってアルツハイマー
型痴呆症と脳血管性痴呆症に大別することができる。例
えば、脳血管性痴呆は、脳梗塞によって脳の血管が詰ま
り、脳の組織が破壊されることによって起こる。そのた
め、脳血管性痴呆症においては、脳梗塞を起こす原因と
なった動脈硬化、高血圧、高脂血症、糖尿病等の治療・
予防が重要であり、これを通じて痴呆の進行を遅らせる
治療方法が採られている。また、特開2001−487
97号公報には、玉露抹を有効成分とする痴呆症治療経
口投与剤が開示されており、特に脳血管性痴呆症に対し
て症状の改善効果を有するとされている。
【0004】一方、痴呆患者の多くを占めているといわ
れるアルツハイマー型痴呆症は、原因が未だはっきりと
解明されていないが、その患者には、脳内の神経の伝達
物質であるアセチルコリンのレベルの低下が認められる
ことから、コリン作動性神経の機能低下が原因の一つで
あると考えられている(Weinstock M. : Neurodegenera
tion, 4, PP. 349-356, 1995)。そのため、アルツハイ
マー型痴呆症においては、アセチルコリンの濃度を高め
てコリン作動性神経の機能低下を防ぐことを目的とする
治療方法が主流となっている。すなわち、アセチルコリ
ンは、アセチルコリントランスフェラーゼによって合成
されて、アセチルコリンエステラーゼにより分解される
ことにより、一定の濃度に保たれているため、アセチル
コリンエステラーゼの活性を阻害してアセチルコリンの
分解を抑制し、アセチルコリンの減少を抑える方法であ
る。この方法では、症状を完全に治療することはできな
いものの、症状を改善したり、症状の進行を遅らせるこ
とができることが分かっている。
【0005】現在、アルツハイマー型痴呆症の治療薬と
して、例えば、タクリンやドネペジル等のアセチルコリ
ンエステラーゼ阻害剤が市販されている。また、天然物
由来の成分では、イチョウ葉エキスが、アルツハイマー
型痴呆症の症状を改善する効果を有すると言われてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
タクリンやドネペジル等のアセチルコリンエステラーゼ
阻害剤は、肝臓毒性や強い副作用を有するため、長期間
服用できず、また、高価であるという問題があった。
【0007】一方、イチョウ葉エキスは、副作用も少な
く、安価であるが、その効果については充分満足できる
ものではなかった。
【0008】したがって、本発明は、アルツハイマー型
痴呆症等のアセチルコリンの低下によって引き起こされ
る病気の症状の治療・改善効果が期待できる、安全で安
価なアセチルコリンエステラーゼ阻害剤を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者らは鋭意研究した結果、カテキンが優れた
アセチルコリンエステラーゼ活性阻害効果を有すること
を見出し、この知見に基いて本発明を完成するに至っ
た。
【0010】すなわち、本発明のアセチルコリンエステ
ラーゼ阻害剤は、カテキンを有効成分として含有するこ
とを特徴とする。
【0011】このアセチルコリンエステラーゼ阻害剤
は、カテキンを0.01〜5質量%含有することが好ま
しい。
【0012】また、前記カテキンがエピガロカテキンガ
レート、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレー
ト、カテキンガレート、エピガロカテキン、ガロカテキ
ン、エピカテキン、(+)カテキンから選ばれた少なく
とも一種以上であることが好ましい。
【0013】本発明のアセチルコリンエステラーゼ阻害
剤は、天然成分であるカテキンを有効成分として含有す
るので、安価であり、長期間服用しても副作用の問題が
なく、アルツハイマー型痴呆症等のアセチルコリンの低
下によって引き起こされる病気の症状の治療・改善効果
が期待できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明のアセチルコリンエステラ
ーゼ阻害剤の有効成分であるカテキンは、緑茶、柿、樹
木等に含まれるポリフェノールの1種の総称である。本
発明においては、緑茶由来のカテキンが好ましく用いら
れ、中でもエピガロカテキンガレート、ガロカテキンガ
レート、エピカテキンガレート、カテキンガレート、エ
ピガロカテキン、ガロカテキン、エピカテキン、(+)
カテキンから選ばれた少なくとも一種以上が好ましく用
いられ、特にエピガロカテキンガレートが好ましく用い
られる。
【0015】緑茶は古くから日常的に摂取されているも
のであり、緑茶の成分であるカテキンの安全性は非常に
高い。DDYマウスにカテキンを経口投与した急性毒性
試験では、LD50が雄で5g/kg体重以上、雌が
3.1g/kgと報告されている(「緑茶ポリフェノー
ル」農林水産省食品流通局委託事業 飲食料品用機能性
素材有効利用シリーズ No.10,pp19,199
1)。
【0016】本発明で用いられるカテキンは、緑茶から
公知の方法によって得ることができる(特開昭59−2
19384号公報、特開昭60−13780号公報、特
開昭61−130285号公報等に記載の方法)。
【0017】例えば、緑茶を熱水で抽出して得られた抽
出物を、酢酸エチル等の有機溶媒で分画することによ
り、エピガロカテキンガレート、ガロカテキンガレー
ト、エピカテキンガレート、カテキンガレート、エピガ
ロカテキン、ガロカテキン、エピカテキン、(+)カテ
キン等の混合物を得ることができる。本発明において
は、この混合物をそのまま用いてもよく、必要に応じて
更に分画精製してから用いてもよい。また、例えば、商
品名「PF−TP90」(株式会社ファーマフーズ研究
所製)、商品名「PF−EGCg90」(株式会社ファ
ーマフーズ研究所製)、「ポリフェノン」(株式会社東
京フードテクノ製)等の市販のものを用いることもでき
る。
【0018】本発明のアセチルコリンエステラーゼ阻害
剤は、上記カテキンを0.01〜5質量%含有すること
が好ましく、0.02〜2質量%含有することがより好
ましく、0.05〜1質量%含有することが特に好まし
い。
【0019】また、他の原料として、各種ビタミン類
(例えば、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB12、
ビタミンB2、ビタミンB1、β−カロチン、アスタキ
サンチン等)、ミネラル類(例えば、カルシウム、マグ
ネシウム、鉄、亜鉛等)、ホスファチジルコリン、ホス
ファチジルセリン、イチョウ葉エキス、ワインポリフェ
ノール、テアフラビン、シソ油、DHA(ドコサヘキサ
エン酸)等の機能性成分、賦形剤(例えば、デキストリ
ン、乳糖等)、香料、甘味料、安定剤、乳化剤などを適
宜含むことができる。
【0020】本発明のアセチルコリンエステラーゼ阻害
剤は、医薬品、医薬部外品、健康食品等として利用する
ことができる。その製品形態は、特に制限はなく、例え
ば、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、シロップ剤、ドリ
ンク剤等の任意の形態をとることができる。また、清涼
飲料、乳製品(加工乳、ヨーグルト)、菓子類(ゼリ
ー、チョコレート、ビスケット、ガム、錠菓)等の各種
飲食品に配合することもできる。
【0021】本発明のアセチルコリンエステラーゼ阻害
剤の投与量は、1日当たり100〜1000mgが好ま
しく、100〜600mgがより好ましく、300〜6
00mgが特に好ましい。投与量が少な過ぎると充分な
薬理効果が期待できず、多過ぎると苦味による不快感を
生じる場合がある。
【0022】なお、本発明のアセチルコリンエステラー
ゼ阻害剤を飲食品に配合する場合、その配合量は、上記
の好ましい投与量に基いて適宜設定すればよい。
【0023】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお、以下の実施例において、タクリンは商品名
「コグネックス」(Warner Lambert社製)、緑茶カテキ
ンは商品名「PF−TP75」(株式会社ファーマフー
ズ研究所製)、エピガロカテキンガレートは商品名「P
F−EGCg90」(株式会社ファーマフーズ研究所
製)を使用した。
【0024】実施例1 6.62質量%エピガロカテキンガレート水溶液(以
下、原液という)を調製し、これを滅菌水で適宜希釈し
て試料溶液とした。
【0025】また、常法にしたがって培養したPC12
細胞株(ATCC CRL-1721)に、その5倍量の10mM T
ris−HCl緩衝液(1M NaCl、50mM Mg
Cl2、1%Triton X−100を含む。pH7.
2)を加え、均一にホモジナイズした後、10,000
gで30分間遠心分離して、その上清をアセチルコリン
エステラーゼ溶液(以下、酵素溶液という。)とした。
【0026】96穴プレートに、50mMリン酸緩衝液
(pH8.0)(以下、単にリン酸緩衝液という。)3
0μl、試料溶液10μl、酵素溶液10μlを入れた
後、反応基質液(0.5mMアセチルコリンと1mM
5,5-dithio-bis(2-nitro benzonic acid)を含むリン酸
緩衝液。以下同じ。)50μlを入れて100μlと
し、37℃の恒温器に入れて30分間酵素反応を行なっ
た後、プレートリーダーで405nmにおける吸光度
(SR)を測定した。
【0027】また、酵素溶液の代わりにリン酸緩衝液1
0μlを用いて、上記と同様にして酵素反応を行ない、
吸光度(SC)を測定した。
【0028】また、試料溶液の代わりにリン酸緩衝液1
0μlを用いて、上記と同様にして酵素反応を行ない、
吸光度(ER)を測定した。
【0029】また、試料と酵素溶液の代わりにそれぞれ
リン酸緩衝液を10μl用いて、上記と同様にして吸光
度(EC)を測定した。
【0030】そして、得られた各吸光度から、下記式に
よりエピガロカテキンガレートのアセチルコリンエステ
ラーゼ活性阻害率(%)を求めた。その結果を図1に示
す。
【0031】
【数1】
【0032】図1から、エピガロカテキンガレートの5
0%阻害濃度(IC50)は原液の0.001倍、すなわ
ち0.00662質量%となり、エピガロカテキンガレ
ートが優れたアセチルコリンエステラーゼ阻害活性を有
することが示唆された。
【0033】実施例2 スコポラミンを投与されたマウスは、脳内のアセチルコ
リンエステラーゼ活性が増加し、その結果、アセチルコ
リンの量が急激に減少して、記憶と認識障害を誘発され
る。このようなマウスは学習記憶障害モデルマウス(健
忘症モデルマウス)として一般にアルツハイマー型痴呆
症の研究の実験系として広く利用されている(神経精神
薬理12, 217-278, 1990等参照)。
【0034】この系を利用して、カテキンのアセチルコ
リンエステラーゼ阻害活性について以下の方法により調
べた。
【0035】ICRマウス(6週齢、雄)100匹を5
群(各群20匹)に分けて、表1に示す試料を2週間毎
日経口投与した。なお、試料はそれぞれ水溶液として投
与し、摂餌及び摂水は自由とした。
【0036】
【表1】
【0037】その後、各群のマウスの腹腔に、スコポラ
ミン(Sigma社製)を1mg/kg体重注射して、18
0分後に血液を採取し、血清を分離し、血清中のアセチ
ルコリンエステラーゼ活性をコリンエステラーゼ活性測
定キット(Sigma社製)を用いて測定した。
【0038】具体的には、96穴プレートに、リン酸緩
衝液30μl、各群の血清10μl、反応基質液50μ
lを入れて、37℃の恒温器の中で30分間酵素反応を
行なった後、プレートリーダーで405nmにおける吸
光度を測定した(対照群の吸光度A、試験群の吸光度C
とする。)。また、血清の代わりにリン酸緩衝液10μ
l(ブランク)を用いて上記と同様にして酵素反応を行
ない、その吸光度を測定し、吸光度(B)とした。
【0039】そして、下記式により、アセチルコリンエ
ステラーゼ活性阻害率を求めた。その結果を表2に示
す。
【0040】
【数2】
【0041】
【表2】
【0042】表2から、緑茶カテキンを投与した試験群
2、エピガロカテキンガレートを投与した試験群3、4
において、アセチルコリンエステラーゼ活性が阻害され
ていることが分かる。
【0043】また、試験群3、4の結果から、エピガロ
カテキンガレートの濃度に依存してアセチルコリンエス
テラーゼ活性が阻害されていることが示唆される。特に
試験群4では、抗痴呆薬(アセチルコリンエステラーゼ
阻害剤)として使用されているタクリンに匹敵する阻害
効果を示すことが分かる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアセチル
コリンエステラーゼ阻害剤は、天然成分であるカテキン
を有効成分として含有するので、安価であり、長期間服
用しても副作用の問題がない。そして、このアセチルコ
リンエステラーゼ阻害剤を摂取することにより、アルツ
ハイマー型痴呆症等のアセチルコリンの低下によって引
き起こされる病気の症状の治療・改善効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 in vtroでエピガロカテキンガレートのアセ
チルコリンエステラーゼ活性阻害効果を測定した結果を
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金 武祚 京都府京都市南区吉祥院石原堂の後西町24 番5 株式会社ファーマフーズ研究所内 Fターム(参考) 4B018 MD08 ME14 4C086 AA01 AA02 BA08 MA01 MA04 MA17 MA35 MA37 MA41 MA43 MA52 NA14 ZA16 ZC20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテキンを有効成分として含有すること
    を特徴とするアセチルコリンエステラーゼ阻害剤。
  2. 【請求項2】 カテキンを0.01〜5質量%含有す
    る、請求項1に記載のアセチルコリンエステラーゼ阻害
    剤。
  3. 【請求項3】 前記カテキンがエピガロカテキンガレー
    ト、ガロカテキンガレート、エピカテキンガレート、カ
    テキンガレート、エピガロカテキン、ガロカテキン、エ
    ピカテキン、(+)カテキンから選ばれた少なくとも一
    種以上である、請求項1又は2に記載のアセチルコリン
    エステラーゼ阻害剤。
JP2002091340A 2002-03-28 2002-03-28 アセチルコリンエステラーゼ阻害剤 Pending JP2003286164A (ja)

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