JPH11187214A - 書画入力装置 - Google Patents

書画入力装置

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JPH11187214A
JPH11187214A JP9366543A JP36654397A JPH11187214A JP H11187214 A JPH11187214 A JP H11187214A JP 9366543 A JP9366543 A JP 9366543A JP 36654397 A JP36654397 A JP 36654397A JP H11187214 A JPH11187214 A JP H11187214A
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JP9366543A
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Inventor
Toshio Uchikawa
敏男 内川
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Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な機構と操作で画像入力時の照明装置の
写り込みを的確に防止可能とした書画入力装置を提供す
る。 【構成】 書画入力装置は、原稿を撮像する撮像部
(4)と、前記原稿を載置する載置面を備えた原稿台
(1)と、前記原稿台に回転可能に取り付けられ前記撮
像部を回転可能に支持しかつ伸縮可能な支持部材(2、
3)と、前記支持部材に内蔵されかつ前記載置面上に載
置された原稿を照明する照明装置(6)とを具備し、前
記支持部材の伸縮と、前記原稿台に対する前記支持部材
の回転角度位置と、前記支持部材に対する前記撮像部の
回転角度位置とを調整することで、前記撮像部が前記載
置面上に載置された原稿を撮像するときの前記照明装置
の写り込みを防止可能とするよう構成される。簡単な機
構と操作で画像入力時の照明の写り込みを防止すること
ができ、装置の小型化、簡素化、低コスト化も可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書画入力装置に関
し、特に、書画原稿などを撮像するときの照明の写り込
みを防止した書画入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、書画原稿などを撮影して対応する
画像信号に変換し、この画像信号によって書画原稿など
の画像を例えばモニタテレビジョンあるいは投影型テレ
ビジョンなどに表示する書画入力装置が知られている。
【0003】図3は、従来の書画入力装置を正面からみ
たときの撮像カメラ、書画原稿、および照明装置の位置
関係を示す概念図である。原稿台20上に載置された書
画原稿21の表面または原稿面を、2つの照明装置2
2、23によって両脇の斜め上方から照明し、書画原稿
21の撮影光束26をカメラレンズ25を備えた撮像カ
メラ24で撮像することにより、書画原稿21の画像入
力を行なうことができる。
【0004】このとき、照明装置22、23の照明光束
27、28が書画原稿21の表面または原稿面で正反射
した成分29、30が撮像カメラ24に入力すれば、撮
像カメラ24で書画原稿21を撮影したときに照明装置
22、23が写り込んでしまい、この照明装置が写り込
んだ部分では照度が大きすぎて書画原稿21の文字情報
などを的確に表示できなくなってしまう。なお、ここで
原稿面で正反射した成分とは、原稿面に入射する入射光
のうち、原稿面で入射角と等しい反射角で反射した反射
光のことである。
【0005】従来の書画入力装置では、画像入力時のこ
の照明装置22、23の写り込みを防ぐために、図3の
ように、照明光束27、28が書画原稿21の原稿面で
正反射した成分29、30が撮像カメラ24に入力しな
い位置に、照明装置22、23を配置させていた。言い
換えれば、撮影光束26を書画原稿21の原稿面で正反
射させたときの撮影反射光線31の外側または範囲外
に、2つの照明装置22、23を図示しない位置決め装
置で位置決めして配置させていた。
【0006】これにより、画像入力時の照明または照明
装置の写り込みを防止し、書画原稿における文字などの
情報の的確な表示を可能としていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の書画入力装置では、照明装置が2つ必要であ
り、また照明装置を書画原稿から離して配置するために
必要な光量が大きくなり、消費電力が増大するとともに
装置が大型化してしまうという問題があった。
【0008】更に、装置が複雑で、また照明の位置決め
装置が必要になるなど必要な部品点数も多くなり、コス
トが増大してしまうという問題があった。
【0009】本発明の目的は、上述の従来技術における
問題点に鑑み、簡単な機構と操作で画像入力時の照明ま
たは照明装置の写り込みを的確に防止可能とした書画入
力装置を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、1つの照明装置で原
稿を的確に照明することが可能な書画入力装置を提供す
ることである。
【0011】本発明の更に他の目的は、原稿を的確に照
明し、かつ装置の小型化、簡素化、低コスト化が可能な
書画入力装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、書画入力装置は、原稿
を撮像する撮像部と、前記原稿を載置する載置面を備え
た原稿台と、前記原稿台に回転可能に取り付けられ、か
つ前記撮像部を回転可能に支持する支持部材と、前記支
持部材に内蔵され、かつ前記載置面上に載置された前記
原稿を照明する照明装置とを具備し、前記原稿台に対す
る前記支持部材の回転角度位置および前記支持部材に対
する前記撮像部の回転角度位置を調整することによっ
て、前記撮像部が前記載置面上に載置された前記原稿を
撮像するときの前記照明装置の写り込みを防止可能とす
るよう構成される。これにより、照明装置を支持部材に
内蔵でき、また撮像部および支持部材を回転して位置決
めすることで画像入力時の照明の写り込みを防止するこ
とができる。照明装置は1台で済み、かつ単純な機構で
照明の写り込みを防止できるので、装置の小型化、簡素
化、低コスト化が可能となる。照明の写り込み防止の操
作も容易である。
【0013】また、請求項2に記載の発明では、書画入
力装置は、原稿を撮像する撮像部と、前記原稿を載置す
る載置面を備えた原稿台と、前記原稿台に回転可能に取
り付けられ、かつ前記撮像部を回転可能に支持する支持
部材と、前記支持部材に内蔵され、かつ前記載置面上に
載置された前記原稿を照明する照明装置とを具備し、前
記原稿台に対する前記支持部材の回転角度位置および前
記支持部材に対する前記撮像部の回転角度位置を調整す
ることによって、前記照明装置の照明光の前記原稿面で
正反射した成分が前記撮像部に入力しない位置に前記撮
像部および前記照明装置を配置させるよう構成される。
これにより、照明装置を支持部材に内蔵でき、また撮像
部および支持部材を回転して位置決めすることで画像入
力時の照明の写り込みを的確に防止することができる。
照明装置は1台で済み、かつ単純な機構で照明の写り込
みを的確に防止できるので、装置の小型化、簡素化、低
コスト化が可能となる。照明の写り込み防止の操作も容
易である。
【0014】また、請求項3に記載の発明では、請求項
2に係る書画入力装置において、前記支持部材を倒す方
向に前記原稿台に対する前記支持部材の回転角度位置を
調整することによって、前記照明装置の照明光の前記原
稿面で正反射した成分が前記撮像部に入力しない位置に
前記撮像部および前記照明装置を配置させるよう構成さ
れる。これにより、支持部材を倒す方向に回転して位置
決めすることで、照明の写り込みを防止した位置に撮像
部および照明装置を的確に配置させることができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明では、書画入
力装置は、原稿を撮像する撮像部と、前記原稿を載置す
る載置面を備えた原稿台と、前記原稿台に回転可能に取
り付けられ、前記撮像部を回転可能に支持し、かつ伸縮
可能な支持部材と、前記支持部材に内蔵され、かつ前記
載置面上に載置された前記原稿を照明する照明装置とを
具備し、前記支持部材の伸縮を調整することによって、
前記撮像部が前記載置面上に載置された前記原稿を撮像
するときの前記照明装置の写り込みを防止可能とするよ
う構成される。これにより、照明装置を支持部材に内蔵
でき、また支持部材の伸縮を調整することで画像入力時
の照明の写り込みを防止することができる。照明装置は
1台で済み、かつ単純な機構で照明の写り込みを防止で
きるので、装置の小型化、簡素化、低コスト化が可能と
なる。照明の写り込み防止の操作も容易である。また、
撮像カメラと原稿との間の撮影距離を変えることなく、
すなわち原稿の倍率を変えることなく、画像入力時の照
明の写り込みを防止することも可能である。
【0016】また、請求項5に記載の発明では、書画入
力装置は、原稿を撮像する撮像部と、前記原稿を載置す
る載置面を備えた原稿台と、前記原稿台に回転可能に取
り付けられ、前記撮像部を回転可能に支持し、かつ伸縮
可能な支持部材と、前記支持部材に内蔵され、かつ前記
載置面上に載置された前記原稿を照明する照明装置とを
具備し、前記支持部材の伸縮を調整することによって、
前記照明装置の照明光の前記原稿面で正反射した成分が
前記撮像部に入力しない位置に前記撮像部および前記照
明装置を配置させるよう構成される。これにより、照明
装置を支持部材に内蔵でき、また支持部材の伸縮を調整
することで画像入力時の照明の写り込みを的確に防止す
ることができる。照明装置は1台で済み、かつ単純な機
構で照明の写り込みを的確に防止できるので、装置の小
型化、簡素化、低コスト化が可能となる。照明の写り込
み防止の操作も容易である。また、撮像カメラと原稿と
の間の撮影距離を変えることなく、すなわち原稿の倍率
を変えることなく、画像入力時の照明の写り込みを防止
することも可能である。
【0017】また、請求項6に記載の発明では、請求項
5に係る書画入力装置において、前記支持部材の伸縮を
調整するとともに、前記原稿台に対する前記支持部材の
回転角度位置および前記支持部材に対する前記撮像部の
回転角度位置を調整することによって、前記照明装置の
照明光の前記原稿面で正反射した成分が前記撮像部に入
力しない位置に前記撮像部および前記照明装置を配置さ
せるよう構成される。これにより、撮像カメラと原稿と
の間の撮影距離を変えることなく、照明の写り込みを防
止しかつ原稿の画像に歪みが生じない位置に撮像部およ
び照明装置を的確に配置させることができる。
【0018】また、請求項7に記載の発明では、請求項
4〜6のいずれか1項に記載の書画入力装置において、
前記支持部材の前記撮像部を回転可能に支持する先端部
分だけが伸縮可能なよう構成される。これにより、撮像
部を照明装置から的確に離すことができるので、照明の
写り込みを防止した位置に撮像部および照明装置をより
的確に配置させることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る書画入力装置
につき図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施形態に係る書画入力装置の概略的な側面図である。
【0020】図1に示される書画入力装置は、原稿台
1、第1の支柱2、第2の支柱3、撮像カメラ4を備え
ている。
【0021】原稿台1は上面すなわち載置面10に書画
原稿、ある程度の厚みを有する立体物、スライドフィル
ムなどの図示しない原稿または被写体を載置できるよう
構成されている。また、図示はしないが、電源や後述の
照明装置6のON、OFFスイッチや絞りコントロール
スイッチなどの操作スイッチが取り付けられている。
【0022】第1の支柱2には、図1の断面部分に示さ
れるように、照明装置6が内蔵され、照明窓7を通して
原稿台1の載置面10に載置された原稿を照明するよう
構成されている。
【0023】撮像カメラ4にはカメラレンズ5が取り付
けられている。撮像カメラ4は撮像素子(図示せず)と
画像処理回路(図示せず)を内蔵し、カメラレンズ5に
より原稿の画像光を入射結像し、光電変換して対応する
画像信号として出力するよう構成されている。また、出
力された画像信号は、例えば図示しないモニタテレビジ
ョンあるいは投影型テレビジョンなどに入力され、原稿
の画像が表示される。
【0024】原稿台1と第1の支柱2はヒンジ8によっ
て回転可能にかつ任意の回転位置に固定可能に連結され
ている。第1の支柱2と第2の支柱3は本実施形態では
固定して連結されている。第2の支柱3と撮像カメラ4
はヒンジ9によって回転可能にかつ任意の回転位置に固
定可能に連結されている。
【0025】図1の実線で示された位置は、撮像カメラ
4が原稿台1の載置面10上に載置された図示しない原
稿を最大に画像入力できる位置である。しかしながら、
この位置においては、照明装置6の照明光束11が原稿
の表面すなわち原稿面における写り込み面15で正反射
した成分である照明写り込み光線12は、撮像カメラ4
の撮影光束13の内側または範囲内にあるので、撮像カ
メラ4に入力してしまう(この位置では照明光束が写り
込み面15以外の原稿面で正反射した成分は撮像カメラ
4には入力しない)。言い換えれば、撮像カメラ4の撮
影光束13を原稿面で正反射させたときの撮影反射光線
14の内側または範囲内に照明装置6があるために、撮
像カメラ4による原稿の画像入力時に、照明装置6が写
り込んでしまう。この場合、原稿の写り込み面15での
照度が大きくなりすぎるので、原稿における文字などの
情報は写り込み面15では認識できなくなり、原稿の画
像を的確に表示することができなくなってしまう。
【0026】図1の2点鎖線で示された位置は、本実施
形態の書画入力装置において、照明装置6の写り込みを
防止した位置である。原稿台1に対する第1の支柱2の
回転角度位置と、第2の支柱3に対する撮像カメラ4の
回転角度位置とを調整することによって、撮像カメラ4
と第1および第2の支柱2、3とを実線の位置から2点
鎖線の写り込み防止位置に回転して移動させることがで
きる。
【0027】この写り込み防止位置においては、撮像カ
メラ4の撮影光束13aを図示しない原稿の表面または
原稿面で正反射させたときの撮影反射光線14aの外側
または範囲外に、照明装置6が位置している。このた
め、照明装置6の照明光束が原稿面で正反射した成分は
撮像カメラ4には入力しないので、原稿の画像入力時に
照明装置6の写り込みは生じない。ただし撮像カメラ4
と原稿との撮影距離は短くなるので、原稿の倍率は増大
する。
【0028】図1の実線の位置において、第2の支柱3
に対する撮像カメラ4の回転角度位置だけを調整するこ
とによって原稿の画像入力時の照明装置6の写り込みを
防ぐこともできるが、この場合は得られる原稿の画像に
若干歪みを生じてしまう。しかしながら、原稿の大きさ
があまり大きくない場合など、原稿の画像の歪みがそれ
程問題にならない場合であれば、第2の支柱3に対する
撮像カメラ4の回転角度位置だけを調整することによっ
て原稿の画像入力時の照明装置6の写り込みを防止して
もよい。
【0029】また本実施形態の書画入力装置は、図示は
しないが、原稿台1と第1の支柱2、および第2の支柱
3と撮像カメラ4の回転角度位置を調整する(第1の支
柱2および第2の支柱3を図1の2点鎖線の位置よりも
倒し、かつ撮像カメラ4はカメラレンズ5が原稿台に当
たらないように回転させる)ことで、第1の支柱2、第
2の支柱3および撮像カメラ4を装置の原稿台1に格納
または収納することができるので、持ち運びや収納にも
便利である。
【0030】図2は本発明の第2の実施形態に係る書画
入力装置の概略的な側面図である。図2に示される書画
入力装置は、第2の支柱3が第1の支柱2に対して伸縮
可能となるように構成され、かつ原稿台1に延長用載置
台16が設けられている以外は、図1の書画入力装置と
ほぼ同様の構成を有する。
【0031】延長用載置台16は原稿台1に格納自在に
格納され、かつ原稿台1からスライド式に自由に引出し
て任意の位置で固定し、上面すなわち載置面17上に原
稿を載置できるように構成されている。
【0032】第2の支柱3は、例えば第1の支柱2に対
してスライド式に自由に引出して伸縮可能で、かつ固定
可能に連結されている。
【0033】図2の実線で示された位置は、図1の実線
の位置と同じく、撮像カメラ4が原稿台1の載置面上に
載置された図示しない原稿を最大に取り込める位置であ
る。しかしながら、この位置においては、図1の場合と
同様、撮像カメラ4で原稿を撮影したときに、照明装置
6の写り込みが生じてしまう。
【0034】図2の2点鎖線で示された位置は、本実施
形態の書画入力装置において、照明装置6の写り込みを
防止した位置である。第2の支柱3を第1の支柱2から
スライド式に引出して固定し、原稿台1に対する第1の
支柱2の回転角度位置と第2の支柱3に対する撮像カメ
ラ4の回転角度位置とを適宜調整することによって、撮
像カメラ4と第1および第2の支柱2、3とを実線の位
置から2点鎖線の写り込み防止位置に移動させることが
できる。また、必要に応じて延長用載置台16をスライ
ド式に引出して固定し、原稿台1の載置面10上または
延長用載置台16の載置面17上に、あるいは原稿台1
の載置面10から延長用載置台16の載置面17にまた
がって、原稿を載置する。
【0035】この写り込み防止位置においては、撮像カ
メラ4の撮影光束13bを図示しない原稿の表面または
原稿面で正反射させたときの撮影反射光線14bの外側
または範囲外に照明装置6が位置している。このため、
照明装置6の照明光束が原稿面で正反射した成分は撮像
カメラ4には入力しないので、原稿の画像入力時に照明
装置6の写り込みは生じない。
【0036】また、図2の書画入力装置においては、撮
像カメラ4と原稿との間の撮影距離が、実線の位置と2
点鎖線の写り込み防止位置とで変わらない。このため、
原稿の倍率を変えることなく照明装置6の写り込みを防
止することができる。
【0037】また、原稿台1の載置面10や延長用載置
台16の載置面17に、光の正反射または鏡面反射を防
ぐ例えばつや消しなどの表面処理を施しておけば、照明
装置6の照明光束が原稿台1の載置面10および延長用
載置台16の載置面17の原稿が載置されていない部分
で正反射する成分の影響を抑制またはなくすことができ
るのでより好ましい。
【0038】具体的な実施形態をあげたが、本発明は、
撮像カメラを原稿台に支持する支持部材が照明装置を内
蔵し、原稿台と支持部材との回転角度位置、支持部材と
撮像カメラとの回転角度位置、または支持部材の長さを
調整することによって撮像カメラが原稿を撮像するとき
の照明装置の写り込みを防止するような構成であればよ
く、前述の実施形態には限定されない。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜7記載の発明
によれば、支持部材が照明装置を内蔵し、また簡単な機
構および操作によって画像入力時の照明または照明装置
の写り込みを防止することができるので、装置の小型
化、簡素化、低コスト化、操作性の向上などが可能とな
る。また、照明装置は1台で済み、照明の位置決め装置
なども不要となる。
【0040】また、請求項4〜7記載の発明によれば、
撮像カメラと原稿との間の撮影距離を変えることなく、
すなわち原稿の倍率を変えることなく、画像入力時の照
明装置の写り込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る書画入力装置の
概略的な側面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る書画入力装置の
概略的な側面図である。
【図3】従来の書画入力装置を正面からみたときの撮像
カメラ、書画原稿、および照明装置の位置関係を示す概
念図である。
【符号の説明】
1 原稿台 2 第1の支柱 3 第2の支柱 4 撮像カメラ 5 カメラレンズ 6 照明装置 7 照明窓 8 ヒンジ 9 ヒンジ 10 載置面 11 照明光束 12 照明写り込み光線 13、13a、13b 撮影光束 14、14a、14b 撮影反射光線 15 写り込み面 16 延長用載置台 17 載置面 20 原稿台 21 原稿 22、23 照明 24 撮像カメラ 25 カメラレンズ 26 撮影光束 27、28 照明光束 29、30 照明光の原稿面での正反射成分 31 撮影反射光線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を撮像する撮像部と、 前記原稿を載置する載置面を備えた原稿台と、 前記原稿台に回転可能に取り付けられ、かつ前記撮像部
    を回転可能に支持する支持部材と、 前記支持部材に内蔵され、かつ前記載置面上に載置され
    た前記原稿を照明する照明装置と、 を具備し、前記原稿台に対する前記支持部材の回転角度
    位置および前記支持部材に対する前記撮像部の回転角度
    位置を調整することによって、前記撮像部が前記載置面
    上に載置された前記原稿を撮像するときの前記照明装置
    の写り込みを防止可能としたことを特徴とする書画入力
    装置。
  2. 【請求項2】 原稿を撮像する撮像部と、 前記原稿を載置する載置面を備えた原稿台と、 前記原稿台に回転可能に取り付けられ、かつ前記撮像部
    を回転可能に支持する支持部材と、 前記支持部材に内蔵され、かつ前記載置面上に載置され
    た前記原稿を照明する照明装置と、 を具備し、前記原稿台に対する前記支持部材の回転角度
    位置および前記支持部材に対する前記撮像部の回転角度
    位置を調整することによって、前記照明装置の照明光の
    前記原稿面で正反射した成分が前記撮像部に入力しない
    位置に前記撮像部および前記照明装置を配置させること
    を特徴とする書画入力装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材を倒す方向に前記原稿台に
    対する前記支持部材の回転角度位置を調整することによ
    って、前記照明装置の照明光の前記原稿面で正反射した
    成分が前記撮像部に入力しない位置に前記撮像部および
    前記照明装置を配置させることを特徴とする請求項2に
    記載の書画入力装置。
  4. 【請求項4】 原稿を撮像する撮像部と、 前記原稿を載置する載置面を備えた原稿台と、 前記原稿台に回転可能に取り付けられ、前記撮像部を回
    転可能に支持し、かつ伸縮可能な支持部材と、 前記支持部材に内蔵され、かつ前記載置面上に載置され
    た前記原稿を照明する照明装置と、 を具備し、前記支持部材の伸縮を調整することによっ
    て、前記撮像部が前記載置面上に載置された前記原稿を
    撮像するときの前記照明装置の写り込みを防止可能とし
    たことを特徴とする書画入力装置。
  5. 【請求項5】 原稿を撮像する撮像部と、 前記原稿を載置する載置面を備えた原稿台と、 前記原稿台に回転可能に取り付けられ、前記撮像部を回
    転可能に支持し、かつ伸縮可能な支持部材と、 前記支持部材に内蔵され、かつ前記載置面上に載置され
    た前記原稿を照明する照明装置と、 を具備し、前記支持部材の伸縮を調整することによっ
    て、前記照明装置の照明光の前記原稿面で正反射した成
    分が前記撮像部に入力しない位置に前記撮像部および前
    記照明装置を配置させることを特徴とする書画入力装
    置。
  6. 【請求項6】 前記支持部材の伸縮を調整するととも
    に、前記原稿台に対する前記支持部材の回転角度位置お
    よび前記支持部材に対する前記撮像部の回転角度位置を
    調整することによって、前記照明装置の照明光の前記原
    稿面で正反射した成分が前記撮像部に入力しない位置に
    前記撮像部および前記照明装置を配置させることを特徴
    とする請求項5に記載の書画入力装置。
  7. 【請求項7】 前記支持部材の前記撮像部を回転可能に
    支持する先端部分だけが伸縮可能なことを特徴とする請
    求項4〜6のいずれか1項に記載の書画入力装置。
JP9366543A 1997-12-24 1997-12-24 書画入力装置 Pending JPH11187214A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6893575B2 (en) 2001-09-20 2005-05-17 Seiko Epson Corporation Mask and method of manufacturing the same, electro-luminescence device and method of manufacturing the same, and electronic instrument
JP2009139965A (ja) * 2009-01-16 2009-06-25 Casio Comput Co Ltd 投影装置
US7576768B2 (en) 2004-01-15 2009-08-18 Elmo Company, Limited Imaging apparatus
JP2012227843A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Fujitsu Frontech Ltd イメージスキャナ装置

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