JP2001094728A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JP2001094728A
JP2001094728A JP26735099A JP26735099A JP2001094728A JP 2001094728 A JP2001094728 A JP 2001094728A JP 26735099 A JP26735099 A JP 26735099A JP 26735099 A JP26735099 A JP 26735099A JP 2001094728 A JP2001094728 A JP 2001094728A
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Hiroyuki Okada
浩幸 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿等の平面的な被写体を複数の部分に分割
して撮像し、撮像データを貼り合わせて高解像度の全体
画像を得る画像入力装置において、照明としてフラッシ
ュ光を用いた場合のいわゆる「白とび」による画質劣化
を防止する。 【解決手段】 撮像ユニット100を中心として点対称
に2つの照明装置121,122を配置し、撮像光学系
101の光軸Lの移動方向に応じて、2つの照明装置1
21,122のうち、原稿5からの正反射光が直接撮像
光学系101に入射する照明装置(例えば122)を除
く他方の1つの照明装置(121)を発光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像を複数の
部分に分割して撮像し、撮像した画像データを合成する
画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタルカメラ等の撮像装
置を用いて領域をずらせて複数の画像を撮像し、撮像し
た画像データを合成して、より広範囲の画像を得たり、
あるいは撮像素子の見かけの解像力を高くする技術が提
案されている。この技術を応用して、原稿等を複数の部
分に分割して撮像し、撮像した画像を合成して高解像度
の画像データを得る画像入力装置が考えられる。
【0003】ディジタルカメラ等を撮像装置として画像
入力装置を構成する場合、撮像装置を原稿に対峙する位
置に保持するとともに、撮像装置を中心として対称に照
明装置を配置し、ほぼ均一に照明された状態で撮像装置
の光学系を移動させ、原稿を複数の部分に分割して撮像
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記画像入力装置で
は、実質的に原稿を接写することになるが、一般に、接
写状態では、原稿の表面で正反射した光が撮像装置の光
学系に直接入射し、画像の一部が白くとんでしまい(以
下、「白とび」と称する)、正常な画像が得られない場
合があるという問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、「白とび」による画像劣化を防止し
た画像入力装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像入力装置は、被写体像による光エネル
ギーを電気信号に変換する撮像素子と、被写体像を前記
撮像素子の受光面上に結像させる撮像光学系と、被写体
に対して前記撮像光学系を相対的に移動させる移動機構
と、被写体を照明するための複数の照明装置と、前記移
動機構による撮像光学系の移動方向に応じて、前記複数
の照明装置のうち前記被写体からの正反射光が直接前記
撮像光学系に入射する照明装置を除く少なくとも1つの
照明装置を発光させる発光制御装置とを具備する。
【0007】上記構成において、前記被写体は、前記撮
像素子に対して所定の位置関係を有するテーブル上に保
持されていることが好ましい。
【0008】また、被写体を複数の部分に分割して各部
分を撮像し、得られた各部分の画像データを貼り合わせ
て被写体全体の画像を得ることが好ましい。
【0009】さらに、前記撮像素子及び前記撮像光学系
は、互いに直交する2軸の周りに旋回可能な撮像ユニッ
トに保持されていることが好ましい。
【0010】さらに、前記複数の照明装置は、前記撮像
ユニットを中心として対称に配置されていることが好ま
しい。
【0011】さらに、前記照明装置はフラッシュ装置で
あることが好ましい。
【0012】さらに、前記照明装置のうち、前回非発光
の照明装置と今回非発光の照明装置とを交互に発光させ
るように撮像光学系の移動方向を制御することが好まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の画像入力装置の一実施形
態について説明する。本実施形態の画像入力装置の外観
構成を図1に示す。撮像装置1は、テーブル3のほぼ中
央部(点O)に対峙するように、略L字状のアーム2の
先端に取り付けられている。アーム2の基底部には、電
源や撮像装置1を制御するための制御回路等を収納した
制御装置4が設けられている。テーブル3の面積は、こ
の画像入力装置で入力可能な最大寸法の原稿5を平面的
の保持しうるように設定されている。この実施形態で
は、最大寸法の原稿5を4つの部分A〜Dに分割して撮
像するように構成されている。
【0014】撮像装置1の構成を図2に示す。例えばズ
ームレンズ等の撮像光学系101及びCCD等の撮像素
子110(図4参照)は略筒状の筐体102の内部に収
納されている。筐体102は、略コの字状のフレーム1
05に設けられた第1軸103により、第1軸103を
中心として回転可能に軸支されている。また、フレーム
105は第1軸103に直交する第2軸104を中心と
して回転可能に軸支されている。また、第2軸104は
略L字状のフレーム106に固定されている。すなわ
ち、筐体102は、互いに直交する第1軸103と第2
軸104により旋回可能に軸支されており、各軸10
3,104の回りの旋回角度を制御することにより、例
えば図中一点鎖線で示す円107の範囲で、撮像光学系
101の光軸Lを任意の方向に向けることができる。筺
体102、軸103,104、フレーム105,106
及び駆動機構111,112(図4参照)により撮像ユ
ニット100を構成する。
【0015】撮像ユニット100を旋回駆動するための
駆動機構111,112として、各軸103,104を
モータと歯車等を用いて回転駆動しても良いし、また
は、筺体102の後端面を凸球面とし、凸球面とフレー
ム106との間に摩擦ローラを設け、摩擦ローラを回転
駆動することにより直接筺体102を旋回駆動させても
良い。さらに、変位方向が互いに直交するように配置さ
れた2つの圧電素子の交点に摩擦部材を設け、摩擦部材
により筺体102の凸球面を旋回駆動させるように構成
しても良い。
【0016】撮像ユニット100(又は初期位置におけ
る光軸L)を中心として、図中上下方向に点対称となる
ように第1照明装置121及び第2照明装置122が設
けられている。第1照明装置121及び第2照明装置1
22として、コンデンサに充電した電気エネルギーをキ
セノン管で放電し、光エネルギーに変換するフラッシュ
装置を用いる。フラッシュ装置を用いることにより、照
明装置を小型化及び高輝度化することができると共に、
カラー撮像における色調の補正が容易になる。
【0017】撮像装置1のアーム2への取付方向は、第
1照明装置121と第2照明装置122の配列が図1中
のX−X方向及びY−Y方向のいずれかと平行であれば
良く、特に限定されない。ここでは、第1照明装置12
1及び第2照明装置122がX−X方向に配列されてい
るものとする。
【0018】次に、撮像光学系101の移動方向と第1
照明装置121及び第2照明装置122の発光の関係を
図3に示す。図3(a)は、図1中左側の領域A又はB
を撮像する状態を示し、撮像光学系101の光軸Lは各
領域A又はBの中心点a又はbを向くように制御されて
いる。また、図中右側に位置する第1照明装置121が
発光し、領域A及びBを照度がほぼ均一となるように照
明する。図3(b)は同右側の領域C又はDを撮像する
状態を示し、撮像光学系101の光軸Lは各領域C又は
Dの中心点c又はdを向くように制御されている。ま
た、図中左側に位置する第2照明装置122が発光し、
領域C及びDを照度がほぼ均一となるように照明する。
【0019】例えば図3(a)の場合、第1照明装置1
21からは一点鎖線E1〜E2で示す範囲に光が照射さ
れる。第1照明装置121からの照射光のうち一部は一
点鎖線R1〜R2で示すように正反射され、残りは乱反
射される。原稿5の表面で乱反射された光のうち、実細
線L1〜L2で示される範囲の光が撮像光学系101に
より撮像素子上に結像される。
【0020】撮像光学系101に入射する乱反射光L1
〜L2が原稿5の表面に対してなす角度θは、反時計方
向に計って最大でも約90度である。一方、原稿5の表
面で正反射された光R1〜R2が原稿5の表面に対して
なす角度γは、反時計方向に計って90度以上である。
従って、図3(a)に示す構成によれば、第1照明装置
121から照射され、原稿5の表面で正反射される光R
1〜R2は撮像光学系101に入射することはなく、い
わゆる「白とび」現象は起こらない。図3(b)に示す
場合も同様である。
【0021】次に、本実施形態の制御系のブロック構成
を図4に示す。第1照明装置121及び第2照明装置1
22をそれぞれ前述のようにフラッシュ装置とし、各照
明装置121,122にはそれぞれ第1フラッシュ回路
131及び第2フラッシュ回路132が接続されてい
る。各フラッシュ回路131,132は、それぞれ昇圧
回路、充電用コンデンサ、トリガ回路等を含む。各フラ
ッシュ回路には、それぞれコンデンサにフラッシュの発
光が可能な電荷が充電されたか否かを検出するための第
1電圧検出部141及び第2電圧検出部142が接続さ
れている。各電圧検出部141,142は、それぞれ電
圧センサを含み、コンデンサの端子間電圧を検出する。
【0022】演算制御部151は、例えば演算や処理を
行うCPU、画像データ等を一時的に記憶するためのR
AM、所定の演算プログラム等を記憶したROM等で構
成され、撮像ユニット100による撮像光学系101の
光軸Lの方向制御、撮像素子110による撮像制御、各
電圧検出部141,142及びフラッシュ回路131,
132を介した各照明装置121,122によるフラッ
シュの発光制御、撮像した画像データの合成等を行う。
記憶部152は、例えばRAMやフラッシュメモリ等の
メモリであり、撮像素子110により撮像した複数の画
像データ等を一時的に記憶する。画像処理部153は、
例えば上記CPU、RAM、ROM等で構成され、上記
演算処理部151とは異なるプログラムを実行すること
により、撮像素子110からの画像信号の増幅、A/D
変換、ガンマ補正等を行う。
【0023】次に、本実施形態における画像入力動作に
ついて説明する。画像入力動作を示すフローチャートを
図5に示す。原稿5をテーブル3上にセットし、スイッ
チ(図示せず)をオンすると、演算制御部151は、撮
像光学系101の光軸Lが原稿5の中心点oから領域A
の中心点aを向くように、撮像ユニット100の駆動機
構111,112を駆動する(ステップS1)。撮像光
学系101の光軸Lが点aに移動すると、演算制御部1
51は、第1電圧検出部141を介して、第1フラッシ
ュ回路131のコンデンサにフラッシュ発光可能な電荷
が充電されているか否かを判断する(ステップS3)。
コンデンサに充電されると(ステップS3でYES)、
演算制御部151は撮像素子110を制御して領域Aの
撮像を開始すると共に、第1電圧検出部141を介して
第1フラッシュ回路131を制御し、フラッシュ光を発
光させる(ステップS5)。領域Aの撮像が完了する
と、演算制御部151は、画像処理部153により所定
の画像処理を行った後、撮像した領域Aの画像データを
記憶部152に記憶する(ステップS7)。
【0024】次に、演算制御部151は、撮像光学系1
01の光軸Lが領域Cの中心点cを向くように、撮像ユ
ニット100の駆動機構111,112を駆動する(ス
テップS9)。撮像光学系101の光軸Lが点cに移動
すると、演算制御部151は、第2電圧検出部142を
介して、第2フラッシュ回路132のコンデンサにフラ
ッシュ発光可能な電荷が充電されているか否かを判断す
る(ステップS11)。コンデンサに充電されると(ス
テップS11でYES)、演算制御部151は撮像素子
110を制御して領域Cの撮像を開始すると共に、第2
電圧検出部142を介して第2フラッシュ回路132を
制御し、フラッシュ光を発光させる(ステップS1
3)。領域Cの撮像が完了すると、演算制御部151
は、画像処理部153により所定の画像処理を行った
後、撮像した領域Cの画像データを記憶部152に記憶
する(ステップS15)。
【0025】次に、演算制御部151は、撮像光学系1
01の光軸Lが領域Bの中心点bを向くように、撮像ユ
ニット100の駆動機構111,112を駆動する(ス
テップS17)。撮像光学系101の光軸Lが点bに移
動すると、演算制御部151は、第1電圧検出部141
を介して、第1フラッシュ回路131のコンデンサにフ
ラッシュ発光可能な電荷が充電されているか否かを判断
する(ステップS19)。コンデンサに充電されると
(ステップS19でYES)、演算制御部151は撮像
素子110を制御して領域Bの撮像を開始すると共に、
第1電圧検出部141を介して第1フラッシュ回路13
1を制御し、フラッシュ光を発光させる(ステップS2
1)。領域Bの撮像が完了すると、演算制御部151
は、画像処理部153により所定の画像処理を行った
後、撮像した領域Bの画像データを記憶部152に記憶
する(ステップS23)。
【0026】次に、演算制御部151は、撮像光学系1
01の光軸Lが領域Dの中心点dを向くように、撮像ユ
ニット100の駆動機構111,112を駆動する(ス
テップS25)。撮像光学系101の光軸Lが点cに移
動すると、演算制御部151は、第2電圧検出部142
を介して、第2フラッシュ回路132のコンデンサにフ
ラッシュ発光可能な電荷が充電されているか否かを判断
する(ステップS27)。コンデンサに充電されると
(ステップS27でYES)、演算制御部151は撮像
素子110を制御して領域Dの撮像を開始すると共に、
第2電圧検出部142を介して第2フラッシュ回路13
2を制御し、フラッシュ光を発光させる(ステップS2
9)。領域Dの撮像が完了すると、演算制御部151
は、画像処理部153により所定の画像処理を行った
後、撮像した領域Dの画像データを記憶部152に記憶
する(ステップS31)。
【0027】各領域A,C,B,Dの順に画像が撮像さ
れると、演算制御部151は、記憶部152から全画像
データを読み出し(ステップS33)、各領域A,B,
C,Dの画像データを貼り合わせ、原稿5の画像データ
を作成する(ステップS35)。さらに、貼り合わせた
画像データをメモリーカード、フロッピーディスク、C
D−R等の外部記録媒体に出力し(ステップS37)、
画像入力動作を終了する。
【0028】このように、第1照明装置121と第2照
明装置122を交互に発光させるように撮像領域の順番
を決定しているので、一方の照明装置(前回非発光の照
明装置)を発光して所定の領域の画像を撮像している間
に、他方の照明装置(今回非発光の照明装置)用のコン
デンサの充電を行うことができ、コンデンサの充電に伴
う待ち時間を短縮することができる。その結果、全画像
入力動作に要する時間を短縮することができる。
【0029】なお、上記実施形態では、原稿5を4つの
部分A〜Dに分割して撮像するように構成したが、2つ
の部分や6つの部分等、分割数は特に限定されない。ま
た、原稿5のサイズが小さい場合、原稿5を複数の部分
に分割して撮像する必要はなく、テーブル3の中心から
ずれた位置に原稿5を載置し、撮像光学系101の光軸
Lを意図的に傾けて撮像することにより、「白とび」現
象を発生させることなく、高画質の画像を入力すること
ができる。
【0030】また、2つの照明装置121,122を図
1中X−X方向又はY−Y方向のいずれかに配列するよ
うに構成したが、照明装置の数は2つに限定されず、4
つ又はそれ以上であっても良い。また、配列方向もX−
X方向又はY−Y方向のいずれかに複数列配列しても良
い。
【0031】さらに、上記実施形態では、撮像光学系1
01及び撮像素子110を筐体102に収納し、筐体1
02を互いに直交する2軸103,104の回りに旋回
させることにより撮像光学系101の光軸Lを移動させ
るように構成したが、これに限定されるものではない。
例えば、撮像素子110及び撮像光学系101の一部
(例えば後群)を固定し、撮像光学系101の他の部分
(例えば前群)を移動させるように構成しても良い。あ
るいは、撮像光学系101を固定し、撮像素子110を
光軸Lに対して平行移動させるように構成しても良い。
さらに、撮像光学系の前方にミラーを設け、このミラー
を移動させるように構成しても良い。
【0032】さらに、上記実施形態では、照明装置とし
てフラッシュ装置を用いたが、これに限定されるもので
はなく、高輝度でかつ小型のハロゲンランプやキセノン
ランプ等を用いてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像入力
装置は、被写体像による光エネルギーを電気信号に変換
する撮像素子と、被写体像を前記撮像素子の受光面上に
結像させる撮像光学系と、被写体に対して前記撮像光学
系を相対的に移動させる移動機構と、被写体を照明する
ための複数の照明装置と、前記移動機構による撮像光学
系の移動方向に応じて、前記複数の照明装置のうち前記
被写体からの正反射光が直接前記撮像光学系に入射する
照明装置を除く少なくとも1つの照明装置を発光させる
発光制御装置とを具備する。
【0034】ずなわち、原稿等の平面的な被写体を複数
の部分に分割して撮像する際、至近距離からフラッシュ
光を発光させても、被写体表面からの正反射光は撮像光
学系には入射しない。その結果、いわゆる「白とび」現
象は発生せず、高画質の画像を入力することができる。
【0035】また、前記被写体を、前記撮像素子に対し
て所定の位置関係を有するテーブル上に保持することに
より、被写体と撮像装置との位置関係があらかじめ設定
されるため、撮像動作を自動的に行うことが可能とな
る。
【0036】また、被写体を複数の部分に分割して各部
分を撮像し、得られた各部分の画像データを貼り合わせ
て被写体全体の画像を得ることにより、被写体のサイズ
が大きい場合であっても、高解像度の画像データを得る
ことができる。あるいは、被写体のサイズが小さい場合
であっても、撮像素子の見かけの解像度を高くすること
ができる。
【0037】さらに、前記撮像素子及び前記撮像光学系
を、互いに直交する2軸の周りに旋回可能な撮像ユニッ
トに保持することにより、上記被写体を複数の部分に分
割して撮像する際の撮像光学系を移動させるための機構
を簡単かつ小型にすることができ、撮像装置全体を小型
化することも可能となる。
【0038】さらに、前記複数の照明装置を、前記撮像
ユニットを中心として対称に配置することにより、上記
被写体を複数の部分に分割して撮像する際の撮像光学系
の移動及び位置制御が容易になる。
【0039】さらに、前記照明装置をフラッシュ装置と
することにより、小型でかつ高輝度の照明を得ることが
できる。
【0040】さらに、前記照明装置のうち、前回非発光
の照明装置と今回非発光の照明装置とを交互に発光させ
るように撮像光学系の移動方向を制御することにより、
フラッシュ発光用コンデンサの充電のための待ち時間を
短くすることができ、上記被写体を複数の部分に分割し
て撮像する際の画像入力全体に時間を短縮することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像入力装置の一実施形態の外観構
成を示す図である。
【図2】 上記実施形態における撮像装置の詳細な構成
を示す図である。
【図3】 上記実施形態における撮像光学系の移動方向
と照明装置の発光の関係を示す図である。
【図4】 上記実施形態における本実施形態の制御系の
ブロック構成を示す図である。
【図5】 上記実施形態における画像入力動作を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1:撮像装置 2:アーム 3:テーブル 4:制御装置 5:原稿 100:撮像ユニット 101:撮像光学系 102:筐体 103:回転軸 104:回転軸 105:フレーム 106:フレーム 121:第1照明装置 122:第2照明装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 G06F 15/64 320F Fターム(参考) 2H053 AC00 CA06 CA21 DA03 DA06 5B047 AA02 BB04 BC05 BC15 CA14 CA17 CA19 CB04 CB09 5C072 AA01 BA17 CA02 CA09 CA12 DA02 DA21 EA05 EA08 LA12 LA14 RA06 5C076 AA36 BA01 BB40 CA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像による光エネルギーを電気信号
    に変換する撮像素子と、被写体像を前記撮像素子の受光
    面上に結像させる撮像光学系と、被写体に対して前記撮
    像光学系を相対的に移動させる移動機構と、被写体を照
    明するための複数の照明装置と、前記移動機構による撮
    像光学系の移動方向に応じて、前記複数の照明装置のう
    ち前記被写体からの正反射光が直接前記撮像光学系に入
    射する照明装置を除く少なくとも1つの照明装置を発光
    させる発光制御装置とを具備する画像入力装置。
  2. 【請求項2】 前記被写体は、前記撮像素子に対して所
    定の位置関係を有するテーブル上に保持されていること
    を特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
  3. 【請求項3】 被写体を複数の部分に分割して各部分を
    撮像し、得られた各部分の画像データを貼り合わせて被
    写体全体の画像を得ることを特徴とする請求項1又は2
    記載の画像入力装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像素子及び前記撮像光学系は、互
    いに直交する2軸の周りに旋回可能な撮像ユニットに保
    持されていることを特徴とする請求項1から3のいずれ
    かに記載の画像入力装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の照明装置は、前記撮像ユニッ
    トを中心として対称に配置されていることを特徴とする
    請求項4記載の画像入力装置。
  6. 【請求項6】 前記照明装置はフラッシュ装置であるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像
    入力装置。
  7. 【請求項7】 前記照明装置のうち、前回非発光の照明
    装置と今回非発光の照明装置とを交互に発光させるよう
    に撮像光学系の移動方向を制御することを特徴とする請
    求項6記載の画像入力装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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