JPH10262173A - ラインセンサカメラ - Google Patents

ラインセンサカメラ

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JPH10262173A
JPH10262173A JP9064357A JP6435797A JPH10262173A JP H10262173 A JPH10262173 A JP H10262173A JP 9064357 A JP9064357 A JP 9064357A JP 6435797 A JP6435797 A JP 6435797A JP H10262173 A JPH10262173 A JP H10262173A
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JP
Japan
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light source
photographing
light
subject
line sensor
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Application number
JP9064357A
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Inventor
Keizo Ochi
圭三 越智
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被写体面照度が低い場合に撮影時間を延ばすこ
となく露出不足を解消し、被写体面照度に係わらず高画
質の撮影を実現する。 【解決手段】ラインセンサと副走査機構とによって2次
元の被写体像を撮影するラインセンサカメラ1におい
て、被写体に照明光を照射する光源91と、撮影開始要
求に呼応して光源91を点灯し、撮影終了後に光源91
を消灯する照明制御手段190と、光源91の点灯後に
撮影を開始させる撮影制御手段71とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラインセンサ(1
次元撮像デバイス)によって2次元像を撮影するライン
センサカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラインセンサとミラー回転機構な
どの副走査機構とを組み合わせて撮影を行うディジタル
カメラが提案されている(特公平4−67836号)。
この種のディジタルカメラはラインセンサカメラと呼称
されている。ラインセンサカメラには、エリアセンサを
使用するディジタルカメラに比べて高解像度の撮影が可
能であるという利点がある。例えば、A4サイズ程度の
大きさの文書の全体を、通常の文字を判読できるように
撮影することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のラインセンサカ
メラでは、被写体面照度が低い場合に露出不足によって
画質(S/N比)が低下してしまうという問題があっ
た。特に屋内撮影においては、被写体面照度が低いほ
ど、蛍光灯に代表される照明光源のいわゆるフリッカの
影響(濃度ムラや色むら)が顕著になる。露出不足に対
しては副走査を低速化して1ライン当たりの露出時間を
延ばす対策がある。ただし、1画面の撮影時間が延びる
ので、手振れによる画像の乱れが生じ易くなる。
【0004】なお、複写機やイメージリーダには走査期
間において照明を一定化する光量調整機能が設けられて
いるが、カメラにおいてはこの機能では外光の変動の影
響を無くすことができない。
【0005】本発明は、被写体面照度が低い場合に撮影
時間を延ばすことなく露出不足を解消し、被写体面照度
に係わらず高画質の撮影を実現することを目的としてい
る。他の目的は、撮影中の照度変化の影響を低減するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】被写体に対する照明のた
めの光源を設け、必要に応じて撮影中に照明を行うこと
ができるようにする。被写体の明るさ・撮影距離などの
環境条件と、手動又は自動で選択されるモード(動作設
定)とを合わせた撮影条件に応じて、照明を行いながら
又は照明を行わずに被写体を撮影する。例えば、文書の
撮影においては、風景の撮影よりも手振れが生じたとき
の影響が深刻であるので、撮影時間を短くする必要があ
る。したがって、高速の副走査を行うモードが選択され
る。この場合は短い露出時間で十分な露光量が得られる
ように照明を行うのが望ましい。また、文書以外であっ
ても暗い場合には照明が有用である。
【0007】照明の明るさを可変とすることにより、露
出状態の適正化が容易になる。光源の輝度を測定して発
光量を調整することにより、撮影期間にわたって照明の
明るさを一定化する。また、被写体の輝度を測定して発
光量を調整すれば、フリッカを含む外光の変化を打ち消
し、撮影期間にわたって被写体の明るさを安定化するこ
とができる。被写体の輝度の測定に際しては、被写体の
輝度分布に依存しないようにするため、撮影期間にわた
って一定の部位の光量を測定し、又は光拡散部材を用い
て画角内の平均光量を測定する。測定形式としては、外
部測光形式、TTLダイレクト測光形式などがある。
【0008】ラインセンサカメラでは、エリアセンサを
用いたカメラと比べて1画面の撮影時間が長い。その撮
影時間にわたって連続的に十分な照明をするための光源
としては、キセノンランプに代表される放電管、白熱灯
などを用いることができる。ただし、発光効率、立上が
りの急峻性、コンパクト性などの上で放電管が好まし
い。放電管の光量制御は、銀塩カメラにおけるフラッフ
ュのフラット発光技術、すなわちIGBT(Insulated
Gate Bipolar Transistor)などのスイッチング素子を用
いて電力の供給を断続する制御手法によって実現するこ
とができる。
【0009】請求項1の発明のカメラは、ラインセンサ
と副走査機構とによって2次元の被写体像を撮影するラ
インセンサカメラであって、被写体に照明光を照射する
光源と、撮影開始要求に呼応して前記光源を点灯し、撮
影終了後に前記光源を消灯する照明制御手段と、前記光
源の点灯後に撮影を開始させる撮影制御手段とを有して
いる。
【0010】請求項2の発明のカメラは、撮影条件に応
じて前記光源による照明の要否を前記照明制御手段に指
示する照度設定手段を有し、前記照明制御手段が、前記
照度設定手段からの指示に従って前記光源を制御するも
のである。
【0011】請求項3の発明のカメラは、前記光源の輝
度に応じた信号を出力する発光量検出手段を有し、前記
照度設定手段が、撮影条件に応じて前記光源の輝度を設
定して前記照明制御手段に通知し、前記照明制御手段
が、撮影の開始から終了までの期間にわたって、前記光
源の輝度を前記照度設定手段から通知された設定値に保
つように前記信号に応じて前記光源を制御するものであ
る。
【0012】請求項4の発明のカメラは、被写体の明る
さを測定する測光手段を有し、前記照明制御手段が、撮
影条件に応じて被写体の明るさを設定して前記照明制御
手段に通知し、前記照明制御手段が、撮影の開始から終
了までの期間にわたって、被写体の明るさを前記照度設
定手段から通知された設定値に保つように前記測定手段
による測定結果に応じて前記光源を制御するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用したラインセ
ンサカメラ1の構成を示す図である。ラインセンサカメ
ラ1はハンディタイプのカメラであり、ディジタル画像
入力手段として利用される。ハウジング10の前面に被
写体光を内部に導くための窓10aが設けられており、
その後方に副走査のためのミラー14が配置されてい
る。被写体光はミラー14で反射し、結像のためのレン
ズユニット17を通ってラインセンサ11に入射する。
このようにミラー14を結像レンズ系の前側(被写体
側)に配置することにより、ハウジング10の前後方向
の寸法を小さくすることができる。
【0014】ラインセンサ11はCCDアレイからなる
カラー撮像デバイスであって、被写体像が結像する位置
に固定されている。ラインセンサ11の各画素は図中縦
方向に配列されている。ラインセンサ11としてCCD
センサに代えて他の撮像デバイス(例えば、MOS型撮
像デバイス)を用いることもできる。
【0015】ミラー14はスキャンモータ15の回転軸
に取り付けられており、この回転軸はラインセンサ11
の画素配列方向(主走査方向)と平行である。ミラー1
4の回転に伴って、被写体像は主走査方向と直交する副
走査方向に走査され、ラインセンサ11の受光面に1ラ
イン分ずつ順々に投影される。つまり、ミラー14とス
キャンモータ15とによって副走査機構13が構成され
ている。ラインセンサ11は、投影された被写体像を例
えばR,G,Bの3色に分解して電気信号に変換する。
副走査方向の撮影範囲(画角)は、ミラー14の回転角
度(回転移動量)に依存する。スキャンモータ15に
は、回転角度及び回転速度を検知するための回転センサ
55が取り付けられている。
【0016】レンズユニット17は内焦型であり、入射
光の一部がAF(オートフォーカシング)に利用され
る。レンズユニット17には電動ズーミングのためのア
クチュエータ18が取付けられている。アクチュエータ
18は可動レンズの位置を示すエンコーダを内蔵してい
る。ラインセンサカメラ1のファインダ19は光学式で
ある。
【0017】ハウジング10の前面の上部に測光センサ
51、測距センサ54、及び照明のための発光ユニット
91が組み付けられ、上面にはレリーズスイッチ63及
びモードスイッチ68が配置されている。モードスイッ
チ68は、文書モードと風景モードとを含む撮影モード
の切換えに用いられる。
【0018】図2はラインセンサカメラ1の要部の機能
ブロック図である。ラインセンサカメラ1は、適時に撮
影環境を測定する測定系40、被写体像を画像信号に変
換する撮像系60、画像信号を量子化する信号処理系8
0、及び被写体の明るさを最適化するための照明系90
を有している。測定系40は、測光センサ51、測距セ
ンサ54、及びラインセンサカメラ1の全体制御を担う
CPU71から構成されている。撮像系60は、ライン
センサ11、スキャンモータ15、回転センサ55、モ
ータ駆動回路150、レンズ駆動回路180、及び撮像
制御回路120からなる。信号処理系80は、入力信号
をサンプリングホールドして増幅するアナログ処理回路
81、A/D変換器83、及び画像補正などを行うディ
ジタル処理回路85からなる。信号処理系80から出力
される撮影データD20が被写体の撮影情報としてイン
タフェース75を介して外部装置へ送り出される。外部
装置としては、コンピュータシステムに代表される画像
編集装置、ICカードを含む記憶媒体、プリンタ・ディ
スプレイなどの画像出力装置がある。照明系90は、本
発明の光源としての発光ユニット91と発光制御回路1
90とから構成されている。
【0019】CPU71は、メインスイッチ61を含む
各種スイッチ及び各種センサからの信号に応じて、プロ
グラムで規定された処理を実行する。例えば回転センサ
55の出力信号によってスキャンモータ15の回転角度
及び回転速度を検知し、被写体像が所定の速度で走査さ
れるように適切な指示をモータ駆動回路150に与え
る。RAM72はCPU71によるプログラム実行のワ
ークエリアである。
【0020】撮像制御回路120は、CPU71からの
スタート信号に呼応してラインセンサ11の制御を開始
し、CCDの積分(電荷蓄積)のタイミングを規定する
信号をラインセンサ11へ出力する。ラインセンサ11
は積分終了信号に呼応して各画素の光電変換信号をラッ
チし、画素の配列順に信号処理系80へ出力する。この
主走査は撮影期間においてライン周期(ΔT)毎に繰り
返される。
【0021】本実施形態では、CPU71は、撮影に先
立って測光センサ51及び測距センサ54の出力に基づ
いてモードに適した照明の光量(照明不要の場合は零)
を設定し、発光制御回路190に通知する。発光制御回
路190は、CPU71によって設定された光量を撮影
期間にわたって維持するように発光ユニット91を制御
する。
【0022】図3は発光ユニット91及び発光制御回路
190のブロック図、図4は発光制御の一例を示す発光
波形図である。発光ユニット91は、照明光を放つキセ
ノンランプ92、放電エネルギーを蓄えるコンデンサ9
3、放電を誘発するトリガ回路94、放電路を開閉する
スイッチング素子としてのIGBT95、及び光量モニ
タ用のフォトセンサ96から構成されている。また、発
光制御回路190は、コントローラ191、スイッチン
グドライバ192、コンパレータ193、測光回路19
4、及びD/A変換器195から構成されている。
【0023】コントローラ191には、CPU71から
発光量の設定値DLが通知される。設定値DLはコント
ローラ191からD/A変換器195へ転送され、アナ
ログ信号の形式で測光回路194に与えられる。CPU
71から発光指示を受けると、コントローラ191はス
イッチングドライバ192及びトリガ回路94に対して
発光の開始を指示する。まず、スイッチングドライバ1
92によってIGBT95がオンされ、次にトリガ回路
94によってキセノンランプ92の放電が開始される。
キセノンランプ92の発光が始まると、放射された光の
一部がフォトセンサ96に入射し、照明光量に応じた信
号S1が測光回路194に入力される。測光回路194
は、照明光量が設定値DLに達すると、コンパレータ1
93に所定の電圧信号S2を出力する。これに呼応して
コンパレータ193の出力が反転し、スイッチングドラ
イバ192がIGBT95をオフする。これにより、照
明光量が設定値DLよりも低下すると、電圧信号S2は
ノンアクティブとなり、再びコンパレータ193の出力
が反転し、スイッチングドライバ192がIGBT95
をオンする。このような放電のオンオフ制御を発光停止
指示があるまで繰り返すことにより、図4のように撮影
期間T1にわたって照明光量が設定値DLの近辺の値に
維持される。
【0024】図5はラインセンサカメラ1の概略の動作
を示すフローチャートである。バッテリーが装着されて
制御電源が投入されると、CPU71は各種の制御レジ
スタなどの初期設定(#1)及び制御対象の初期調整
(#2)を行い、スイッチ操作を待つ。
【0025】ユーザーがメインスイッチ61を操作する
と、メインスイッチ61がオン状態である起動中であれ
ば、制御対象への駆動電流の供給を絶つOFF動作処理
を行い、起動中でなければ制御対象に駆動電流を供給す
るON動作処理を行う(#3〜#6)。起動中において
モードスイッチ68が操作されると、循環形式でモード
設定の切換えを行う(#7、#8)。本実施形態では、
文字情報の記録に適した文書モードと、自然画像の記録
に適した風景モードとが設けられている。そして、ユー
ザーがレリーズスイッチ63を操作して撮影開始を指示
すると、レリーズ動作を行う(#9、#10)。
【0026】図6は図5のレリーズ動作サブルーチンの
フローチャートである。測光センサ51及び測距センサ
54の出力を取り込んで消灯状態における被写体の明る
さ(照度)及び対物間距離を測定し(#101)、モー
ドをチェックする(#102)。文書モードの場合には
必ず照明を行うので、ステップ#105へ進み、測光及
び測距の結果に応じてラインセンサ11の露出の過不足
が生じないように発光量の設定値DLを算出する。風景
モードの場合には、被写体の明るさが一定値以下であり
且つ対物間距離が一定値以下のとき、すなわち照明が必
要であるときに発光量の設定値DLを算出する(#10
3〜#105)。設定値DLを算出して照明系90のコ
ントローラ191に通知した後、コントローラ191に
発光開始を指示する(#106)。なお、照明が不要で
あるきにはステップ#106をジャンプする。
【0027】続いて、モータ駆動回路150及び撮像制
御回路120に対して撮影動作の開始を指示し(#10
7)、所定ライン数の撮影が終了するまで撮影データD
20を逐次に外部へ出力するための制御を実行する(#
108、#109)。撮影が終了すると、スキャンモー
タ15及びラインセンサ11の駆動を停止させ(#11
0)、その後にコントローラ191に発光停止を指示す
る(#111)。
【0028】図7は発光制御回路190の動作のフロー
チャートである。発光開始指示に呼応してIGBT95
をオンし(#201)、トリガ回路94を駆動してキセ
ノンランプ92を点灯する(#202)。そして、上述
したように照明光量の検出結果に応じてIGBT95を
オンオフする動作を発光停止指示があるまで行う(#2
03〜#209)。CPU71からの発光停止指示を受
けると、IGBT95をオフして待機する(#21
0)。
【0029】図8は発光制御の他の例を示す発光波形図
である。図8の例は、フリッカに代表される外光の変化
を打ち消すように照明光量を制御するものである。撮影
の開始以前だけでなく、撮影中も測光センサ51によっ
て被写体の明るさを連続的に測定し、被写体の明るさが
撮影期間にわたってほぼ一定になるように発光ユニット
91に対するフィードバック制御を行う。例えば図3と
同様の回路構成によるときには、CPU71が発光量の
設定値DLを外光の変化に応じてリアルタイムに変更す
る。外光の光量が増加すれば設定値DLを小さくし、逆
に外光の光量が減少すれば設定値DLを大きくする。こ
のとき、設定値DLは実質的に被写体の明るさの目標値
であり、コントローラ191は間接的に測光センサ51
の出力を発光量に反映させる。これにより、フリッカな
どの外光の変化のある環境での撮影であっても、被写体
の明るさを一定に保つことができ、照度むらのない高品
位の撮影画像が得られる。
【0030】なお、このように外光の変化に応じて照明
光量を調整する技術はラインセンサカメラ以外の撮像手
段に適用可能である。例えば、銀塩カメラでスリット撮
影を行う場合、エリアセンサを用いたビデオカメラで撮
影を行う場合など、瞬間的ではない照明が必要な場合に
応用し、フレーム間の明るさのばらつきを防止すること
ができる。
【0031】上述の実施形態によれば、照明手段として
キセノンランプ92(放電管)を用いたので、白熱灯を
用いる場合と比べて小さな電源で高輝度の照明を実現す
ることができ、消費電力が小さい。また、発光の開始か
ら短時間で光量が安定するので、レリーズ操作から撮影
開始までのタイムラグが短い。
【0032】キセノンランプ92の近傍に配置されたフ
ォトセンサ96によって直接に照明光量を検出するの
で、高精度の光量モニタが可能となり、照明を確実に安
定化することができる。
【0033】光量の制御形式はスイッチング制御に限ら
れず、白熱灯を用いる場合には電圧制御を行ってもよ
い。カメラの構造、電気回路構成、動作シーケンスなど
は、本発明の主旨にそって適宜変更することができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1乃至請求項4の発明によれば、
被写体面照度が低い場合に撮影時間を延ばすことなく露
出不足を解消し、被写体面照度に係わらず高画質の撮影
を実現することができる。
【0035】請求項2の発明によれば、必要なときのみ
に照明を行って不要の電力消費及び露出過剰を防ぐこと
ができる。請求項3の発明によれば、より多様な状況に
おいて適正な露出の撮影が可能になる。
【0036】請求項4の発明によれば、撮影中の外光変
化の有無に係わらず、明るさのむらのない撮影像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したラインセンサカメラの構成を
示す図である。
【図2】ラインセンサカメラの要部の機能ブロック図で
ある。
【図3】発光ユニット及び発光制御回路のブロック図で
ある。
【図4】発光制御の一例を示す発光波形図である。
【図5】ラインセンサカメラの概略の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】図5のレリーズ動作サブルーチンのフローチャ
ートである。
【図7】発光制御回路の動作のフローチャートである。
【図8】発光制御の他の例を示す発光波形図である。
【符号の説明】
1 ラインセンサカメラ 11 ラインセンサ 13 副走査機構 40 測定系(測光手段) 71 CPU(照明制御手段、照度設定手段) 91 発光ユニット(光源) 96 フォトセンサ(発光量検出手段) 191 コントローラ(照明制御手段) DL 設定値(光源の輝度の設定値) S96 信号 T1 撮影期間(撮影の開始から終了までの期間)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/335 H04N 1/04 103E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラインセンサと副走査機構とによって2次
    元の被写体像を撮影するラインセンサカメラであって、 被写体に照明光を照射する光源と、 撮影開始要求に呼応して前記光源を点灯し、撮影終了後
    に前記光源を消灯する照明制御手段と、 前記光源の点灯後に撮影を開始させる撮影制御手段と、
    を有したことを特徴とするラインセンサカメラ。
  2. 【請求項2】撮影条件に応じて前記光源による照明の要
    否を前記照明制御手段に指示する照度設定手段を有し、 前記照明制御手段は、前記照度設定手段からの指示に従
    って前記光源を制御する請求項1記載のラインセンサカ
    メラ。
  3. 【請求項3】前記光源の輝度に応じた信号を出力する発
    光量検出手段を有し、 前記照度設定手段は、撮影条件に応じて前記光源の輝度
    を設定して前記照明制御手段に通知し、 前記照明制御手段は、撮影の開始から終了までの期間に
    わたって、前記光源の輝度を前記照度設定手段から通知
    された設定値に保つように前記信号に応じて前記光源を
    制御する請求項2記載のラインセンサカメラ。
  4. 【請求項4】被写体の明るさを測定する測光手段を有
    し、 前記照明制御手段は、撮影条件に応じて被写体の明るさ
    を設定して前記照明制御手段に通知し、 前記照明制御手段は、撮影の開始から終了までの期間に
    わたって、被写体の明るさを前記照度設定手段から通知
    された設定値に保つように前記測定手段による測定結果
    に応じて前記光源を制御する請求項2記載のラインセン
    サカメラ。
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