JPH1118713A - かぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料とした団子の製造方法 - Google Patents
かぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料とした団子の製造方法Info
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- JPH1118713A JPH1118713A JP9178680A JP17868097A JPH1118713A JP H1118713 A JPH1118713 A JP H1118713A JP 9178680 A JP9178680 A JP 9178680A JP 17868097 A JP17868097 A JP 17868097A JP H1118713 A JPH1118713 A JP H1118713A
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- heating
- pumpkin
- potato
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- steam
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- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
Abstract
品質の劣化がなく、また、団子を加熱調理中に触れたり
掻き混ぜたりしても変形することがなく、従来品のよう
に加熱調理に特別な技術を要せずとも簡単に調理できる
団子を製造できるかぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料
とする団子の製造方法を提供すること。 【解決手段】 原材料となるかぼちゃ若しくはじゃがい
もの皮を剥き、加熱したものに副材料となる馬鈴薯澱粉
とコーンスターチとを混合し、撹拌して均一に混ぜて粘
りが出たところで成型機に投入し、所定の食べ易い形状
に成形し、この成形材料を加熱機に入れて加熱し、その
後加熱を止めて20℃程度以下まで冷却し、これを凍結
して商品とするかぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料と
した団子の製造方法。
Description
じゃがいもを原材料とした団子の製造方法に関するもの
である。
ゃ団子若しくはじゃがいも団子の製造は、次のような製
造方法により行われている。
の皮を剥き、加熱したものに副材料となる馬鈴薯澱粉と
コーンスターチとを混合し、撹拌して均一に混ざり粘り
が出たところで成型機に投入して所定の食べ易い形状に
成形し、この成形材料を凍結し、袋詰めして商品とす
る。
家庭で解凍し加熱調理して食べるが、上記のような製造
法により商品化された団子は、炒めて調理する場合に触
れると変形してしまったり、茹でて調理する場合にかき
回すと溶けてしまうなどの欠点があり、また、このよう
なかぼちゃ団子やじゃがいも団子は加熱途中でも一見焼
けて(煮えて)いるように見えるため、どの程度加熱す
れば焼き(茹で)上がるのかの確認が非常に難しく、加
熱調理に多少の技術を要する。
たりくっついたりして品質が劣化してしまうという欠点
もある。
よる商品の欠点を見い出し、この欠点をなんとか解消で
きないかと試作実験を繰り返した結果、この従来の製造
工程の途中に簡単な加熱処理工程を加えることで従来商
品の欠点を解決した商品ができあがることを発見した。
加熱処理工程を加えるだけの簡易な製造方法により、前
記従来商品の欠点を解消した商品を製造できる画期的な
かぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料とした団子の製造
方法を提供するものである。
明の要旨を説明する。
の皮を剥き、加熱したものに副材料となる馬鈴薯澱粉と
コーンスターチとを混合し、撹拌して均一に混ぜて粘り
が出たところで成型機に投入し、所定の食べ易い形状に
成形し、この成形材料を加熱機に入れて加熱し、その後
加熱を止めて20℃程度以下まで冷却し、これを凍結し
て商品とすることを特徴とするかぼちゃ若しくはじゃが
いもを原材料とした団子の製造方法に係るものである。
て加熱する際、最初に加熱温度が3分程度で90℃程度
に達するように急激加熱を行い、続いて5分程度を加熱
温度が90℃程度を越えないように維持して加熱を行う
二段管理加熱方式を採用することを特徴とする請求項1
記載のかぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料とした団子
の製造方法に係るものである。
て加熱する際、加圧度を、最初の加圧度を後の加圧度よ
りも高くした二段加圧加熱方式を採用したことを特徴と
する請求項2記載のかぼちゃ若しくはじゃがいもを原材
料とした団子の製造方法に係るものである。
て加熱する際、加熱時間を、最初の加熱時間を後の加熱
時間よりも長くした二段加圧加熱方式を採用したことを
特徴とする請求項3記載のかぼちゃ若しくはじゃがいも
を原材料とした団子の製造方法に係るものである。
間加熱機内にこめたままで蒸し処理を行い、その後スチ
ームを放出して自然冷却することを特徴とする請求項1
〜4のいずれか1項に記載のかぼちゃ若しくはじゃがい
もを原材料とした団子の製造方法に係るものである。
単な作用効果を示して実施の一例を示した図面に基づい
て説明する。
たものに馬鈴薯澱粉とコーンスターチとを混合して撹拌
し、均一に混ぜて粘りが出たところで成型機に投入し、
所定の食べ易い形状に成形する。そしてこの成形材料を
加熱機に入れて加熱し、その後加熱を止めて20℃程度
以下まで冷却し、これを凍結して商品とする。このよう
に加熱したものを凍結した団子1であるから、解凍すれ
ば直ちに食することができ、おでんの具や鍋物の具に好
適な食材となる。また、万一自然解凍してしまっても変
形などによる品質の劣化がない。また、団子1を加熱調
理中に触れたり掻き混ぜたりしても変形することがな
く、従って、従来品のように加熱調理に特別な技術を要
せずとも簡単に調理できる。また、電子レンジでの調理
にも対応可能である。また、従来の製造工程の途中に加
熱機を用いることによって簡単に行える加熱処理工程を
加えただけの製造方法であるから、従来製法に比して特
別製造作業が厄介化することもない。
に加熱温度が3分程度で90℃程度に達するように急激
加熱を行い、続いて5分程度を加熱温度が90℃程度を
越えないように維持して加熱を行う二段管理加熱方式を
採用するから、この二段管理加熱によって成形材料に芯
まで良く火が通り、且つ蒸し過ぎや加熱し過ぎのない一
層おいしい団子1ができあがる。
度を、最初の加圧度を後の加圧度よりも高くした二段加
圧加熱方式を採用したから、最初に加圧度を高くして加
熱することで急激に加熱温度が上昇して急激加熱が行わ
れ、その後加圧度を低くして加熱することで緩やかに温
度上昇が抑えられて加熱温度を維持した状態で加熱が行
われるため、請求項2の発明に近い製造方法となりおい
しい団子1ができあがる。
時間を、最初の加熱時間を後の加熱時間よりも長くした
二段加圧加熱方式を採用したから、最初に短い時間で急
激加熱が行われ、その後最初よりも長い時間加熱温度が
維持された状態での加熱が行われるため、一層請求項2
の発明に近い製造方法となりおいしい団子1ができあが
る。
ままで蒸し処理を行い、その後スチームを放出して自然
冷却するから、自然冷却後の団子1が適度に水分を含
み、これによりその後の凍結処理時に団子1が凍結し易
くなるから製造能率が向上する。
ので、図1,図2は第一実施例、図3は第二実施例であ
る。
もの皮を剥き、適宜な手段により加熱したものに副材料
となる馬鈴薯澱粉とコーンスターチとを混合し、撹拌し
て均一に混ざり粘りが出たところで成型機に投入して所
定の食べ易い形状に成形する。
m,厚さ10mm,重さ12g程度の小円板形状に成形
し、この成形材料を冷凍パンに多数並べてスチーム加熱
機に入れ、約10分間蒸す。
ふやけて10%程度直径が大きくなり、水っぽくなって
食味が落ちてしまうので、できるだけ直接蒸気が当たら
ず熱気だけが当たるようにする。
90℃程度に達するように急激加熱し、続いて約5分加
熱温度が90℃程度を越えないように維持する二段管理
加熱を行う。
こめたまま蒸す。
やかぼちゃの微妙な水分により多少前後する。
それから冷凍庫に入れて急速冷凍する。
する。
れる。
料をスチーム加熱機に入れて約10分間蒸す際に、加圧
することで加熱温度調整を行う二段加圧加熱方式を採用
した場合である。
ると、最初に8kg/cm2の加圧度を加えて加熱温度が約3
分で90℃程度に達するように急激加熱を行い、続いて
4〜5kg/cm2の加圧度に変えて約5分加熱温度が90℃
を越えないように維持して加熱を行う。
ム噴射を止めて約2分蒸気をこめたまま蒸す。
る。
に主として馬鈴薯澱粉,コーンスターチを使用するが、
その他の栄養付加材や調味材などを適宜加えたりして栄
養付加価値のある団子1にしたり、味の付いた団子1に
したりと、所望の調理団子を製造できるように製造方法
を選択しても良い。
法により所定形状に成形した成形材料を加熱機に入れて
加熱したものを凍結した団子とするから、解凍すれば直
ちに食することができ、おでんの具や鍋物の具に好適な
食材となる。
どによる品質の劣化がない。
ぜたりしても変形することがなく、従って、従来品のよ
うに加熱調理に特別な技術を要せずとも簡単に調理でき
る上、電子レンジでの調理にも対応可能である。
造できる画期的なかぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料
とする団子の製造方法となる。
用することによって簡単に行える加熱処理工程を加えた
だけであるから、従来製法に比して特別製造作業が厄介
化することもない秀れたかぼちゃ若しくはじゃがいもを
原材料とする団子の製造方法となる。
料をスチーム加熱機を使用して加熱する際、最初に加熱
温度が90℃程度に達するように急激加熱を行い、続い
て5分程度を加熱温度が90℃程度を越えないように維
持して加熱を行う二段管理加熱方式を採用するから、こ
の二段管理加熱によって成形材料に芯まで良く火が通
り、且つ蒸し過ぎや加熱し過ぎのない一層おいしい団子
ができあがる。
料をスチーム加熱機を使用して加熱する際、加圧度を、
最初の加圧度を後の加圧度よりも高くした二段加圧加熱
方式を採用したから、最初に加圧度を高くして加熱する
ことで急激に加熱温度が上昇して急激加熱が行われ、そ
の後加圧度を低くして加熱することで緩やかに温度上昇
が抑えられて加熱温度を維持した状態で加熱が行われる
ため、請求項2の発明に近い製造方法となりおいしい団
子ができあがる。
料をスチーム加熱機を使用して加熱する際、加熱時間
を、最初の加熱時間を後の加熱時間よりも長くした二段
加圧加熱方式を採用したから、最初に短い時間で急激加
熱が行われ、その後最初よりも長い時間加熱温度が維持
された状態での加熱が行われるため、一層請求項2の発
明に近い製造方法となりおいしい団子ができあがる。
ム加熱終了後スチームを数分間加熱機内にこめたままで
蒸し処理を行い、その後スチームを放出して自然冷却す
るから、自然冷却後の団子が適度に水分を含み、これに
よりその後の凍結処理時に団子が凍結し易くなるから製
造能率が向上する。
ある。
す斜視図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 原材料となるかぼちゃ若しくはじゃがい
もの皮を剥き、加熱したものに副材料となる馬鈴薯澱粉
とコーンスターチとを混合し、撹拌して均一に混ぜて粘
りが出たところで成型機に投入し、所定の食べ易い形状
に成形し、この成形材料を加熱機に入れて加熱し、その
後加熱を止めて20℃程度以下まで冷却し、これを凍結
して商品とすることを特徴とするかぼちゃ若しくはじゃ
がいもを原材料とした団子の製造方法。 - 【請求項2】 成形材料をスチーム加熱機を使用して加
熱する際、最初に加熱温度が3分程度で90℃程度に達
するように急激加熱を行い、続いて5分程度を加熱温度
が90℃程度を越えないように維持して加熱を行う二段
管理加熱方式を採用することを特徴とする請求項1記載
のかぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料とした団子の製
造方法。 - 【請求項3】 成形材料をスチーム加熱機を使用して加
熱する際、加圧度を、最初の加圧度を後の加圧度よりも
高くした二段加圧加熱方式を採用したことを特徴とする
請求項2記載のかぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料と
した団子の製造方法。 - 【請求項4】 成形材料をスチーム加熱機を使用して加
熱する際、加熱時間を、最初の加熱時間を後の加熱時間
よりも長くした二段加圧加熱方式を採用したことを特徴
とする請求項3記載のかぼちゃ若しくはじゃがいもを原
材料とした団子の製造方法。 - 【請求項5】 スチーム加熱終了後スチームを数分間加
熱機内にこめたままで蒸し処理を行い、その後スチーム
を放出して自然冷却することを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項に記載のかぼちゃ若しくはじゃがいもを
原材料とした団子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9178680A JPH1118713A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | かぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料とした団子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9178680A JPH1118713A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | かぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料とした団子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1118713A true JPH1118713A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16052685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9178680A Ceased JPH1118713A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | かぼちゃ若しくはじゃがいもを原材料とした団子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1118713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005137219A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Ezaki Glico Co Ltd | じゃがいも類似加工食品及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP9178680A patent/JPH1118713A/ja not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005137219A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Ezaki Glico Co Ltd | じゃがいも類似加工食品及びその製造方法 |
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