JPH11186548A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH11186548A
JPH11186548A JP35827597A JP35827597A JPH11186548A JP H11186548 A JPH11186548 A JP H11186548A JP 35827597 A JP35827597 A JP 35827597A JP 35827597 A JP35827597 A JP 35827597A JP H11186548 A JPH11186548 A JP H11186548A
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nitride film
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケ゛ート電極形成後の熱処理工程や基板洗浄工程
により、金属膜が変質せず、膜剥離および金属膜の抵抗
値の増加を起こさない半導体装置および半導体装置の製
造方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板1は、上面に半導体回路の素子が
形成される。素子分離膜2は、素子形成領域21と他の素子
形成領域との分離を行う。ケ゛ート酸化膜3は、半導体基板1
と多結晶シリコン4とを電気的に絶縁する。2〜10nmの厚さの
金属窒化膜51は、多結晶シリコン4とタンク゛ステン膜61との熱処理
工程におけるシリサイト゛化を防止している。ここで、金属窒
化膜51は、窒化チタン膜、窒化タンタル膜で構成され、2〜20nmの
で形成される。窒化タンク゛ステン膜91は、タンク゛ステン膜61上部に
形成される。ケ゛ート電極側壁膜6は、ケ゛ート酸化膜3、多結晶シリ
コン4,金属窒化膜51,タンク゛ステン膜61および窒化タンク゛ステン膜91
で形成されるケ゛ート電極の側壁に形成される。拡散層8
は、ソース領域、ト゛レイン領域となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOS(Meta
l-Oxide-Semiconductor)型電界効
果トランジスタによる半導体装置及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、MOSFET(電界効果トランジ
スタ)においては、ゲート電極の低抵抗化のため、この
ゲート電極上にシリサイド膜が形成される構造が用いら
れていた。しかし、デバイス(素子)の形成サイズの縮
小に伴い、ゲート電極の抵抗値は、より低抵抗化が求め
られている。このため、前記シリサイド膜より低抵抗で
ある金属模の採用が検討されている。
【0003】しかし、金属膜と多結晶シリコン膜との2
層構造では、熱処理中に、金属膜と多結晶シリコン膜と
の間でシリサイド化反応が起こり、金属膜による低抵抗
化の効果を保持することが不可能となる。そこで、金属
膜と多結シリコン膜との間にバリヤ層を形成する積層構
造が提案されている。(特開平1−303759号;1
995年、IEEE‐Transactions on Electron Devices、
42巻,第5号の915〜922頁、1995年5月31日;1993年、イ
ンターナショナル・エレクトロン・デバイセス・コンフ
ァレンスのテクニカル・ダイジェストの325〜328頁、19
93年12月6日;1993、インターナショナル・エレクトロ
ン・デバイセス・コンフアレンスのテクニカル・ダイジ
ェストの329〜332頁、1993年12月6日)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ゲート
電極形成後の熱処理工程や基板洗浄工程により、金属膜
が変質し、膜剥離が生じる欠点がある。また、この金属
膜の変質により、金属膜の抵抗値が増加してしまう問題
がある。
【0005】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、ゲート電極形成後の熱処理工程や基板洗浄工程に
より、金属膜が変質せず、膜剥離および金属膜の抵抗値
の増加を起こさない半導体装置および半導体装置の製造
方法を提供することを目的とする。特に、本発明は、ゲ
ート長が0.25μm以下のデザインルールのMOS電
界効果トランジスタに効果がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体装置において、半導体基板と、この半導体基板上
において素子を形成するための素子形成領域を面方向に
区画する素子分離領域と、前記素子領域表面に設けられ
たゲート酸化膜と、このゲート酸化膜表面に設けられた
多結晶シリコン層と、この多結晶シリコン層表面に設け
られたバリヤ膜と、このバリヤ膜表面に設けられた金属
膜と、この金属膜の表面に設けられた窒化膜と、前記ゲ
ート酸化膜に隣接する素子形成領域に整合して設けられ
たドレイン領域およびソース領域とを具備することを特
徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体装置において、前記バリヤ膜として金属窒化膜を用
いることを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項
1記載の半導体装置において、前記バリヤ膜として窒化
絶縁膜を用いることを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、半導体装置の製造
方法において、半導体基板上に素子を形成するための素
子形成領域を面方向に区画する素子分離領域を形成する
素子分離領域形成工程と、前記素子形成領域の表面にゲ
ート酸化膜を形成する酸化膜作成工程と、前記ゲート酸
化膜表面に多結晶シリコン層を形成する多結晶シリコン
形成工程と、前記多結晶シリコン層表面にバリヤ層を形
成するバリヤ層形成工程と、前記バリヤ層上面に金属膜
を形成する金属膜形成工程と、前記ゲート酸化膜、前記
多結晶シリコン層、前記バリヤ層および前記金属膜から
なる積層構造をエッチングし、ゲート電極を形成するゲ
ート電極形成工程と、前記ゲート電極上面に対し所定の
角度を有する方向からこのゲート電極へ窒素原子をイオ
ン注入する注入工程と、前記ゲート電極に整合して前記
素子形成領域にソース領域およびドレイン領域を形成す
るソース・ドレイン形成工程とを有することを特徴とす
る。
【0009】請求項5記載の発明は、半導体装置の製造
方法において、半導体基板上に素子を形成するための素
子形成領域を面方向に区画する素子分離領域を形成する
素子分離領域形成工程と、前記素子形成領域の表面にゲ
ート酸化膜を形成する酸化膜作成工程と、前記ゲート酸
化膜表面に多結晶シリコン層を形成する多結晶シリコン
形成工程と、前記多結晶シリコン層表面にバリヤ層を形
成するバリヤ層形成工程と、前記バリヤ層上面に金属膜
を形成する金属膜形成工程と、前記金属膜上面に窒化シ
リコン膜を化学的気相成長法により形成する窒化膜形成
工程と、前記ゲート酸化膜、前記多結晶シリコン層、前
記バリヤ層、前記金属膜および窒化シリコン膜からなる
積層構造をエッチングし、ゲート電極を形成するゲート
電極形成工程と、前記ゲート電極上面に対し所定の角度
を有する方向からこのゲート電極へ窒素原子をイオン注
入する注入工程と、前記ゲート電極に整合して前記素子
形成領域にソース領域およびドレイン領域を形成するソ
ース・ドレイン形成工程とを有することを特徴とする。
【0010】請求項6記載の発明は、請求項4または請
求項5記載の半導体装置の製造方法において前記バリヤ
膜として金属窒化膜を用いることを特徴とする。請求項
7記載の発明は、請求項4または請求項5記載の半導体
装置の製造方法において、前記バリヤ膜として窒化絶縁
膜を用いることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる半導体装置の構造を示す断面図である。この図にお
いて、1はシリコン基板であり、上面に半導体回路の素
子が形成される。2は素子分離膜であり、素子形成領域
42と他の図に示さない素子形成領域との分離を行う。
【0012】3はゲート酸化膜であり、半導体基板1と
多結晶シリコン4とを電気的に絶縁している。51は2
〜10nmの厚さの金属窒化膜であり、多結晶シリコン
4と金属膜61との熱処理工程におけるシリサイド化を
防止している。ここで、金属窒化膜51は、窒化チタン
膜または窒化タンタル膜で構成され、2〜20nmの厚
さで形成される。
【0013】91は窒化金属膜であり、金属膜61上部
に形成されている。6はゲート電極側壁膜であり、ゲー
ト酸化膜3、多結晶シリコン4、金属窒化膜51、金属
膜61および窒化金属膜91で形成されるゲート電極4
1の側壁に形成される。8は拡散層であり、ソース領域
およびドレイン領域となる。
【0014】次に、本発明の一実施形態による応用例を
図1を用いて説明する。ここで、ゲート電極41は、ゲ
ート長が0.25μmである。ゲート電極41は、19
0nmの厚さの多結晶シリコン膜4と4nmの厚さの窒
化チタン膜51と50nmの厚さのタングステン膜61
の積層構造で形成されている。また、タングステン膜6
1は、表面部を5nmの厚さの窒化タングステン膜91
で覆われている。
【0015】ここで、多結晶シリコン膜4は、CVD法
で形成された多結晶シリコンの膜である。中間層である
窒化チタン膜51は、反応性スパッタ法により形成され
る。さらに、上層のタングステン膜61は、スパッタ法
で形成された膜であり、表面部が窒素原子のイオン注入
により窒化タングステン膜91とされている。
【0016】この積層構造のため、熱処理温度900℃
においても、タングステン膜51は窒化タングステン膜
91に保護され、酸化されなかった。また、中間層の窒
化チタン膜51により、タングステン膜61と多結晶シ
リコン膜4との界面におけるシリサイド化は起こらな
い。この結果、タングステン膜61の低抵抗を維持する
ことが出来る効果がある。また、ここで、窒化タングス
テン膜の代わりに窒化シリコン膜を用いても同様の結果
を得ることができる。
【0017】次に、図2を参照して、一実施形態の製造
方法を説明する。図2は、一実施形態の製造工程の流れ
を示す半導体装置の断面図を示している。まず、図2
(a)において、シリコン半導体基板1表面には、素子
分離領域2が酸化工程により形成される。そして、素子
形成領域21上面には、ゲート酸化膜3が形成される。
さらに、ゲート酸化膜3上面には、多結晶シリコン膜4
がCVD(化学的気相成長法)により形成される。
【0018】そして、前記多結晶シリコン膜4上面に
は、膜厚が2〜20nmの金属窒化膜51を堆積させ
る。さらに、この金属窒化膜51上面には、高融点金属
であるタングステン膜61がスパッタリング法により3
0〜100nmの厚さで形成される。
【0019】次に、図2(b)において、通常のリソグ
ラフィ工程におけるパターンニングに用いられる図に示
さないマスク層が形成される。そして、このマスク層を
用いたエッチング工程において、積層された多結晶シリ
コン膜4、金属窒化膜51およびタングステン膜61が
エッチングにより加工され、ゲート電極41が形成され
る。そして、このゲート電極41に斜め方向から窒素原
子をイオン注入することで、タングステン膜61の厚さ
2〜5nmの表面部は、窒化タングステン膜91とされ
る。
【0020】次に、図2(c)において、ゲート電極4
1の側面にゲート電極側壁膜6が形成される。そして、
ゲート電極41およびシリコン基板1の素子形成領域2
1へ砒素原子またはBF2などがイオン注入される。こ
れにより、拡散層8は形成される。この結果、MOSF
ETは完成する。
【0021】次に、図2を用いて一実施形態の製造方法
を応用した工程例を説明する。まず、図2(a)におい
て、シリコン半導体基板1表面には、素子分離領域2が
LOCOS(Local Oxidation of
Silicon)法により形成される。そして、素子形
成領域21上面には、5nmの厚さのゲート酸化膜3が
熱酸化法により形成される。さらに、ゲート酸化膜3上
面には、180nmの厚さで多結晶シリコン膜4が減圧
CVD法により形成される。
【0022】そして、前記多結晶シリコン膜4上面に
は、反応性スパッタ法により膜厚が4nmの窒化チタン
膜51を堆積させる。さらに、この窒化チタン膜51上
面には、スパッタ法により高融点金属であるタングステ
ン膜61がスパッタリング法により50nmの厚さで形
成される。
【0023】次に、図2(b)において、通常のリソグ
ラフィ工程におけるパターンニングに用いられる図に示
さないマスク層が形成される。そして、このマスク層を
用いたエッチング工程において、積層された多結晶シリ
コン膜4、窒化チタン膜51およびタングステン膜61
がエッチングにより加工され、ゲート長0.25μmの
ゲート電極41が形成される。そして、このゲート電極
41に斜め方向から窒素原子を1×1015cm-2のドー
ズ量でイオン注入することにより、タングステン膜61
の厚さ5nmの表面部は、窒化タングステン膜91とさ
れる。
【0024】次に、図2(c)において、ゲート電極4
1の側面に絶縁膜(SiO2)側壁6が形成される。そ
して、ゲート電極41およびシリコン基板1の素子形成
領域21へ20keVのエネルギーにより3×1015
-2のドーズ量の砒素原子または10keVのエネルギ
ーにより3×1015cm-2のドーズ量のBF2などがイ
オン注入される。そして、この後の熱処理により、拡散
層8は形成される。この結果、MOSFETは完成す
る。
【0025】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構
成の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、図3
に示す第二の実施形態による断面構造を有するMOSF
ETも本発明に含まれる。
【0026】図3は本発明の一実施形態による半導体装
置の構造を示す断面図である。この図において、1はシ
リコン基板であり、上面に半導体回路の素子が形成され
る。20は素子分離膜であり、素子形成領域22と他の
図に示さない素子形成領域との分離を行う。
【0027】13はゲート酸化膜であり、半導体基板1
と多結晶シリコン4とを電気的に絶縁している。52は
窒化シリコン膜であり、多結晶シリコン4とモリブデン
膜62との熱処理工程におけるシリサイド化を防止して
いる。ここで、モリブデン膜62は、厚さ2〜10nm
の窒化モリブデン膜92および窒化シリコン膜10で覆
われている。
【0028】ここで、中間バリヤ層の窒化シリコン膜5
2は、リーク電流が流れる程度の薄膜であり、かつ熱処
理による多結晶シリコン4とモリブデン膜62との界面
におけるシリサイド化反応が起こらない1〜10nm程
度の厚さがよい。17はゲート電極側壁膜であり、ゲー
ト酸化膜13、多結晶シリコン4、窒化シリコン膜5
2、モリブデン膜62および窒化タングステン膜91で
形成されるゲート電極の側壁に形成される。18は拡散
層であり、ソース領域およびドレイン領域となる。
【0029】次に、本発明の第二の実施形態による応用
例を図3を用いて説明する。ここで、ゲート電極41
は、ゲート長が0.12μmである。ゲート電極42
は、150nmの厚さの多結晶シリコン膜4と2nmの
厚さの窒化シリコン膜52と40nmの厚さのモリブデ
ン膜62の積層構造で形成されている。また、モリブデ
ン膜62は、表面部を10nmの厚さの窒化シリコン膜
10で覆われている。
【0030】さらに、モリブデン膜62の側面は、窒化
モリブデン膜92で覆われている。ここで、多結晶シリ
コン膜4は、CVD法で形成された多結晶シリコンの膜
である。中間層である窒化シリコン膜52は、アンモニ
アガス雰囲気中において、急速熱処理法により多結晶シ
リコン膜4の表面部を窒化処理することにより形成され
る。さらに、上層のモリブデン膜62は、スパッタ法で
形成された膜である。
【0031】この積層構造のため、熱処理温度900℃
においても、モリブデン膜62は窒化シリコン膜10お
よび窒化モリブデン膜92に保護され、酸化されなかっ
た。また、中間層の窒化シリコン膜52により、モリブ
デン膜62と多結晶シリコン膜4との界面におけるシリ
サイド化は起こらない。この結果、モリブデン膜62の
低抵抗を維持することが出来る効果がある。また、ここ
で、窒化シリコン膜10の代わりに窒化モリブデン膜を
用いても同様の結果を得ることができる。
【0032】次に、図4を参照して、第二の実施形態の
製造方法を説明する。図4は、第二の実施形態の製造工
程の流れを示す半導体装置の断面図を示している。ま
ず、図4(a)において、シリコン半導体基板1表面に
は、素子分離領域20が形成されている。そして、素子
形成領域22上面には、ゲート酸化膜13が形成され
る。さらに、ゲート酸化膜13上面には、多結晶シリコ
ン膜4がCVD(化学的気相成長法)により形成され
る。
【0033】そして、前記多結晶シリコン膜4上面に
は、膜厚1〜10nmの窒化シリコン膜52を摂氏0℃
以下の基板ホルダー上において反応性スパッタ法により
堆積させる。さらに、この窒化シリコン膜52上面に
は、高融点金属膜62がスパッタリング法により10〜
80nmの厚さで形成される。そして、この高融点金属
膜62上には、窒化シリコン膜10が2〜10nmの厚
さで形成される。
【0034】次に、図4(b)において、通常のリソグ
ラフィ工程におけるパターンニングに用いられる図に示
さないマスク層が形成される。そして、このマスク層を
用いたエッチング工程において、積層された多結晶シリ
コン膜4、窒化シリコン膜52および高融点金属膜62
がエッチングにより加工され、ゲート電極42が形成さ
れる。そして、このゲート電極42に斜め方向から窒素
原子をイオン注入することで、高融点金属膜62の側面
部に窒化金属膜92が厚さ2〜5nmで形成される。
【0035】次に、図4(c)において、ゲート電極4
2の側面にゲート電極側壁膜17が形成される。そし
て、ゲート電極42およびシリコン基板1の素子形成領
域22へ砒素原子またはBF2などがイオン注入され
る。これにより、拡散層18は形成される。この結果、
MOSFETは完成する。
【0036】次に、図4を用いて第二の実施形態の製造
方法を応用した工程例を説明する。まず、図4(a)に
おいて、シリコン半導体基板1表面には、素子分離領域
20が通常のトレンチ法により形成される。そして、素
子形成領域22上面には、4nmの厚さのゲート酸化膜
13が熱酸化法により形成される。さらに、ゲート酸化
膜13上面には、180nmの厚さで多結晶シリコン膜
4が減圧CVD法により形成される。
【0037】そして、前記多結晶シリコン膜4上面に
は、反応性スパッタ法により膜厚が2nmの窒化シリコ
ン膜52を堆積させる。さらに、この窒化シリコン膜5
2上面には、スパッタ法により高融点金属であるモリブ
デン膜62がスパッタリング法により50nmの厚さで
堆積される。
【0038】次に、図4(b)において、通常のリソグ
ラフィ工程におけるパターンニングに用いられる図に示
さないマスク層が形成される。そして、このマスク層を
用いたエッチング工程において、積層された多結晶シリ
コン膜4、窒化シリコン膜52およびモリブデン膜62
がエッチングにより加工され、ゲート長0.2μmのゲ
ート電極42が形成される。そして、このゲート電極4
2に30度の斜め方向から窒素原子を1×1015cm-2
のドーズ量でイオン注入することにより、モリブデン膜
62の厚さ5nmの側面部は、窒化モリブデン膜92と
される。
【0039】次に、図4(c)において、ゲート電極4
2の側面に絶縁膜(SiO2)側壁17が形成される。
そして、ゲート電極42およびシリコン基板1の素子形
成領域22へ砒素原子またはBF2などがイオン注入さ
れる。そして、この後の熱処理により、拡散層18は形
成される。この結果、MOSFETは完成する。
【0040】次に、図5を参照して、第三の実施形態の
製造方法を説明する。図5は、第三の実施形態の製造工
程の流れを示す半導体装置の断面図を示している。ま
ず、図5(a)において、シリコン半導体基板1表面に
は、素子分離領域20が形成されている。そして、素子
形成領域28上面には、ゲート絶縁膜83が形成され
る。さらに、ゲート絶縁膜83上面には、多結晶シリコ
ン膜4がCVD(化学的気相成長法)により形成され
る。
【0041】そして、前記多結晶シリコン膜4上面に
は、膜厚1〜10nmの窒化シリコン膜11が急速熱処
理法において堆積される。さらに、この窒化シリコン膜
11上面には、高融点金属膜62がスパッタリング法に
より30〜100nmの厚さで形成される。
【0042】次に、図5(b)において、通常のリソグ
ラフィ工程におけるパターンニングに用いられる図に示
さないマスク層が形成される。そして、このマスク層を
用いたエッチング工程において、積層された多結晶シリ
コン膜4、窒化シリコン膜11および高融点金属膜62
がエッチングにより加工され、ゲート電極43が形成さ
れる。そして、このゲート電極43に斜め方向から窒素
原子をイオン注入することで、高融点金属膜膜62の表
面部および側面部に窒化金属膜92が厚さ2〜5nmで
形成される。
【0043】次に、図5(c)において、ゲート電極4
3の側面にゲート電極側壁膜17が形成される。そし
て、ゲート電極43およびシリコン基板1の素子形成領
域28へ砒素原子またはBF2などがイオン注入され
る。これにより、拡散層18は形成される。この結果、
MOSFETは完成する。
【0044】次に、図5を用いて第三の実施形態の製造
方法を応用した工程例を説明する。まず、図5(a)に
おいて、シリコン半導体基板1表面には、素子分離領域
20が通常のトレンチ法により形成される。そして、素
子形成領域28上面には、3nmの厚さのゲート窒化酸
化膜83が熱窒化酸化法により形成される。さらに、ゲ
ート窒化酸化膜83上面には、150nmの厚さで多結
晶シリコン膜4が減圧CVD法により形成される。
【0045】そして、前記多結晶シリコン膜4上面に
は、アンモニアガス雰囲気中の急速熱処理法により膜厚
が2nmの窒化シリコン膜11を堆積させる。さらに、
この窒化シリコン膜11上面には、スパッタ法により高
融点金属であるモリブデン膜62がスパッタリング法に
より40nmの厚さで堆積される。
【0046】次に、図5(b)において、通常のリソグ
ラフィ工程におけるパターンニングに用いられる図に示
さないマスク層が形成される。そして、このマスク層を
用いたエッチング工程において、積層された多結晶シリ
コン膜4、窒化シリコン膜11およびモリブデン膜62
がエッチングにより加工され、ゲート長0.12μmの
ゲート電極43が形成される。そして、このゲート電極
43に35度の斜め方向から窒素原子を5×1014cm
-2のドーズ量でイオン注入することにより、モリブデン
膜62の厚さ3nmの表面部および側面部は、窒化モリ
ブデン膜92とされる。
【0047】次に、図5(c)において、ゲート電極4
3の側面に絶縁膜(SiO2)側壁17が形成される。
そして、ゲート電極43およびシリコン基板1の素子形
成領域28へ砒素原子またはBF2などがイオン注入さ
れる。そして、この後の熱処理により、拡散層18は形
成される。この結果、MOSFETは完成する。
【0048】次に、図6を参照して、第四の実施形態の
製造方法を説明する。図6は、第四の実施形態の製造工
程の流れを示す半導体装置の断面図を示している。ま
ず、図6(a)において、シリコン半導体基板1表面に
は、素子分離領域20が形成されている。そして、素子
形成領域24上面には、ゲート絶縁膜33が形成され
る。さらに、ゲート絶縁膜33上面には、多結晶シリコ
ン膜4が減圧CVD(化学的気相成長法)により形成さ
れる。
【0049】そして、前記多結晶シリコン膜4上面に
は、膜厚1〜10nmの窒化シリコン膜11が急速熱処
理法において堆積される。さらに、この窒化シリコン膜
11上面には、高融点金属膜62がスパッタリング法に
より30〜100nmの厚さで形成される。そして、こ
の高融点金属膜62上には、窒化シリコン膜10がCV
D法により形成される。
【0050】次に、図6(b)において、通常のリソグ
ラフィ工程におけるパターンニングに用いられる図に示
さないマスク層が形成される。そして、このマスク層を
用いたエッチング工程において、積層された多結晶シリ
コン膜4、窒化シリコン膜11および高融点金属膜62
がエッチングにより加工され、ゲート電極44が形成さ
れる。そして、このゲート電極44に斜め方向から窒素
原子をイオン注入することで、高融点金属膜膜62の表
面部および側面部に窒化金属膜92が厚さ2〜5nmで
形成される。
【0051】次に、図6(c)において、ゲート電極4
4の側面にゲート電極側壁膜17が形成される。そし
て、ゲート電極44およびシリコン基板1の素子形成領
域24へ砒素原子またはBF2などがイオン注入され
る。これにより、拡散層18は形成される。この結果、
MOSFETは完成する。
【0052】次に、図6を用いて一実施形態の製造方法
を応用した工程例を説明する。まず、図6(a)におい
て、シリコン半導体基板1表面には、素子分離領域20
が通常のトレンチ法により形成される。そして、素子形
成領域24上面には、3nmの厚さのゲート窒化酸化膜
33が熱窒化酸化法により形成される。さらに、ゲート
窒化酸化膜33上面には、150nmの厚さで多結晶シ
リコン膜4が減圧CVD法により形成される。
【0053】そして、前記多結晶シリコン膜4上面に
は、アンモニアガス雰囲気中の急速熱処理法により膜厚
が2nmの窒化シリコン膜11を堆積させる。さらに、
この窒化シリコン膜11上面には、スパッタ法により高
融点金属であるモリブデン膜62がスパッタリング法に
より40nmの厚さで堆積される。そして、このモリブ
デン膜62上には、CVD法により窒化シリコン膜10
を10nmの厚さで形成する。
【0054】次に、図6(b)において、通常のリソグ
ラフィ工程におけるパターンニングに用いられる図に示
さないマスク層が形成される。そして、このマスク層を
用いたエッチング工程において、積層された多結晶シリ
コン膜4、窒化シリコン膜11およびモリブデン膜62
がエッチングにより加工され、ゲート長0.1μmのゲ
ート電極44が形成される。そして、このゲート電極4
4に35度の斜め方向から窒素原子を5×1014cm-2
のドーズ量でイオン注入することにより、モリブデン膜
62の厚さ3nmの側面部は、窒化モリブデン膜92と
される。
【0055】次に、図6(c)において、ゲート電極4
4の側面に絶縁膜(SiO2)側壁17が形成される。
そして、ゲート電極44およびシリコン基板1の素子形
成領域24へ7keVのエネルギで2×1015cm-2
ドーズ量で砒素原子または4keVのエネルギで2×1
15cm-2のドーズ量でBF2などがイオン注入され
る。そして、この後の熱処理により、拡散層18は形成
される。この結果、MOSFETは完成する。
【0056】上述したように、本発明による半導体装置
の構造は、金属膜の熱処理における表面酸化および金属
膜表面への窒化膜形成による表面酸化防止効果の実験結
果に基づくものである。一般的に、高融点金属膜は、半
導体作成プロセスにおける熱処理工程や酸化工程におい
て酸化され、電気抵抗率が上昇してしまうため、金属膜
堆積後には、半導体装置に対して高温熱処理工程を実施
することが出来なかった。
【0057】一方、本発明によれば、金属膜表面に金属
窒化物または窒化シリコン膜を形成することにより、熱
処理における金属膜の酸化を防止し、膜剥離や電気抵抗
上昇を防止することが出来る。第7図は、表面に堆積す
る窒化膜の膜厚と熱処理後の電気抵抗率の変化との関係
を示したものである。
【0058】図7から判るように、表面窒化膜(金属窒
化物または窒化シリコン膜)の膜厚が2nm以上では電
気抵抗の上昇が起こらない。しかしながら、表面窒化膜
の膜厚が2nm未満では、電気抵抗が上昇する。これに
より、金属表面に2nm以上の表面窒化膜を形成するこ
とにより、ゲート電極の金属膜の酸化を防止でき、耐熱
性のあるゲート電極を形成することができる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、ゲート電極の中間バリ
ヤ層としてアモルファス膜を用い、かつゲート電極の金
属膜の上面に金属膜の酸化を防ぐ膜を形成するため、金
属膜形成後にこの酸化膜の表面を酸化させずに熱処理が
可能となり、金属膜の結晶粒を大型化でき、金属膜の電
気伝導率を向上させることが出来る。
【0060】また、本発明によれば、ゲート電極を形成
するシリコン膜と金属膜との間にアモルファス絶縁膜ま
たはアモルファス導体膜を介挿することにより、熱処理
においてシリコン膜と金属膜との間のシリサイド化が防
止できるため、膜剥離および金属抵抗の上昇などのゲー
ト電極の劣化を生じさせずに金属膜形成後の熱処理が可
能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による半導体装置の構成
を示す縦断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態による半導体装置の製造
過程を示す半導体装置の縦断面図である。
【図3】 本発明の第二の実施形態による半導体装置の
構成を示す縦断面図である。
【図4】 本発明の第二の実施形態による半導体装置の
製造過程を示す半導体装置の縦断面図である。
【図5】 本発明の第三の実施形態による半導体装置の
製造過程を示す半導体装置の縦断面図である。
【図6】 本発明の第四の実施形態による半導体装置の
製造過程を示す半導体装置の縦断面図である。
【図7】 表面に堆積する窒化膜の膜厚と熱処理後の電
気抵抗率の変化との関係を示す図である。
【符号の説明】
1 半導体基板(シリコン基板) 2、20 素子分離酸化膜 3、13、23、33 ゲート酸化膜(ゲート絶縁膜) 4 多結晶シリコン膜 6、17 ゲート電極側壁膜 8、18 拡散層 10、11、52 窒化シリコン膜 21、22、24、28 素子形成領域 41、42、43、44 ゲート電極 51 金属窒化膜(窒化タングステン膜、窒化チタン
膜、窒化タンタル膜) 61 タングステン膜(高融点金属膜) 62 モリブデン膜(高融点金属膜) 83 ゲート窒化酸化膜(ゲート絶縁膜) 91 窒化タングステン膜(窒化金属膜) 92 窒化モリブデン膜(窒化金属膜)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 この半導体基板上において素子を形成するための素子形
    成領域を面方向に区画する素子分離領域と、 前記素子領域表面に設けられたゲート酸化膜と、 このゲート酸化膜表面に設けられた多結晶シリコン層
    と、 この多結晶シリコン層表面に設けられたバリヤ膜と、 このバリヤ膜表面に設けられた金属膜と、 この金属膜の表面に設けられた窒化膜と、 前記ゲート酸化膜に隣接する素子形成領域に整合して設
    けられたドレイン領域およびソース領域とを具備するこ
    とを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記バリヤ膜として金属窒化膜を用いる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記バリヤ膜として窒化絶縁膜を用いる
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に素子を形成するための素
    子形成領域を面方向に区画する素子分離領域を形成する
    素子分離領域形成工程と、 前記素子形成領域の表面にゲート酸化膜を形成する酸化
    膜作成工程と、 前記ゲート酸化膜表面に多結晶シリコン層を形成する多
    結晶シリコン形成工程と、 前記多結晶シリコン層表面にバリヤ層を形成するバリヤ
    層形成工程と、 前記バリヤ層上面に金属膜を形成する金属膜形成工程
    と、 前記ゲート酸化膜、前記多結晶シリコン層、前記バリヤ
    層および前記金属膜からなる積層構造をエッチングし、
    ゲート電極を形成するゲート電極形成工程と、 前記ゲート電極上面に対し所定の角度を有する方向から
    このゲート電極へ窒素原子をイオン注入する注入工程
    と、 前記ゲート電極に整合して前記素子形成領域にソース領
    域およびドレイン領域を形成するソース・ドレイン形成
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に素子を形成するための素
    子形成領域を面方向に区画する素子分離領域を形成する
    素子分離領域形成工程と、 前記素子形成領域の表面にゲート酸化膜を形成する酸化
    膜作成工程と、 前記ゲート酸化膜表面に多結晶シリコン層を形成する多
    結晶シリコン形成工程と、 前記多結晶シリコン層表面にバリヤ層を形成するバリヤ
    層形成工程と、 前記バリヤ層上面に金属膜を形成する金属膜形成工程
    と、 前記金属膜上面に窒化シリコン膜を化学的気相成長法に
    より形成する窒化膜形成工程と、 前記ゲート酸化膜、前記多結晶シリコン層、前記バリヤ
    層、前記金属膜および窒化シリコン膜からなる積層構造
    をエッチングし、ゲート電極を形成するゲート電極形成
    工程と、 前記ゲート電極上面に対し所定の角度を有する方向から
    このゲート電極へ窒素原子をイオン注入する注入工程
    と、 前記ゲート電極に整合して前記素子形成領域にソース領
    域およびドレイン領域を形成するソース・ドレイン形成
    工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記バリヤ膜として金属窒化膜を用いる
    ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の半導体
    装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記バリヤ膜として窒化絶縁膜を用いる
    ことを特徴とする請求項4または請求項5記載の半導体
    装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100338935B1 (ko) * 1999-11-10 2002-05-31 박종섭 반도체소자의 게이트 형성방법
KR100380153B1 (ko) * 2001-06-29 2003-04-11 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 제조 방법
WO2004073071A1 (ja) * 2003-02-12 2004-08-26 Hitachi, Ltd. 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6962853B2 (en) 2000-01-20 2005-11-08 Matsushita Electronic Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method for fabricating the same

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