JPH11186338A - ボンディング装置 - Google Patents

ボンディング装置

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JPH11186338A
JPH11186338A JP35532297A JP35532297A JPH11186338A JP H11186338 A JPH11186338 A JP H11186338A JP 35532297 A JP35532297 A JP 35532297A JP 35532297 A JP35532297 A JP 35532297A JP H11186338 A JPH11186338 A JP H11186338A
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JP
Japan
Prior art keywords
stage
bonding
temperature
bonding head
current
Prior art date
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JP35532297A
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English (en)
Inventor
Takafumi Ohashi
貴文 大橋
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被圧着物の熱圧着を、短時間でしかも被圧着物
に熱による悪影響を及ぼすことなく行なうことができる
ボンディング装置を提供する。 【解決手段】ボンディングヘッド13だけでなくステー
ジ10にもパルスヒータ11を備えさせ、ボンディング
ヘッド13とステージ11のパルスヒータ14,11に
それぞれ制御部17a,17bからパルス電流を供給す
るとともに、その両方の電流値を、前記ボンディングヘ
ッド13とステージ10の温度を測定する測温手段1
5,12による測定温度に基づいてそれぞれ制御するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ボンディング装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示パネルのリード配列部や
配線基板などへのLSIチップやヒートシールコネクタ
などの熱圧着は、従来、次のようなボンディング装置に
よって行なわれている。
【0003】図3は従来のボンディング装置の側面図で
あり、このボンディング装置は、互いに重ねられた被圧
着物(例えば液晶表示パネルとLSIチップ)A,Bを
支持するステージ1と、ボンディングヘッド2と、熱圧
着制御部5とからなっている。
【0004】前記ボンディングヘッド2は、図示しない
昇降機構によりステージ1上の被圧着物A,Bに押圧さ
れてその熱圧着を行なうものであり、このボンディング
ヘッド2の先端には、電流の供給により瞬時に発熱し電
流供給の停止により急速に降温するチップ状のパルスヒ
ータ3が設けられるとともに、このボンディングヘッド
2の先端部の温度(パルスヒータ3の発熱温度)を測定
するための熱電対等からなる測温手段4が設けられてい
る。
【0005】また、前記熱圧着制御部5は、前記ボンデ
ィングヘッド2のパルスヒータ3の発熱を制御するもの
であり、前記パルスヒータ3にパルス電流を供給すると
ともに、その電流値を前記測温手段4による測定温度に
基づいて制御する。
【0006】このボンディング装置による被圧着物A,
B相互の熱圧着は、ステージ1上に被圧着物A,Bをセ
ットし、その上にボンディングヘッド2を降下させてそ
の先端のパルスヒータ3により被圧着物A,Bを所定の
押圧力で加圧した後、熱圧着制御部5から前記パルスヒ
ータ3にパルス電流を供給させ、このパルスヒータ3を
発熱させることによって行なわれている。
【0007】この熱圧着制御部5からの電流供給は、手
動または自動的手段により熱圧着制御部5にON信号を
与えることによって開始されており、熱圧着制御部5
は、前記ON信号によってパルスヒータ3へのパルス電
流の供給を開始するとともに、前記測温手段4から継続
的にフィードバックされる温度信号に基づいて、前記パ
ルスヒータ3に供給するパルス電流値を、パルスヒータ
3の発熱温度が所定の熱圧着温度になるように制御す
る。
【0008】このため、前記被圧着物A,Bは、所定の
押圧力で加圧されながら所定の温度に加熱されて熱圧着
される。なお、その熱圧着時間はあらかじめ設定されて
おり、その時間が経過すると、熱圧着制御部5が自動的
にパルス電流の供給を停止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のボ
ンディング装置は、ボンディングヘッド2により加熱さ
れる被圧着物A,Bの熱がステージ1に奪われてしまう
ため、被圧着物A,Bの温度上昇が遅く、したがって、
熱圧着時間を長くとらなければならないし、また長時間
の熱圧着を行なうと、被圧着物A,Bが熱による悪影響
を受け、特に、熱に弱い液晶表示パネルやLSIチップ
等の場合は、これらが熱破壊してしまうおそれがあると
いう問題をもっていた。
【0010】この発明は、被圧着物の熱圧着を、短時間
でしかも被圧着物に熱による悪影響を及ぼすことなく行
なうことができるボンディング装置を提供することを目
的としたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のボンディング
装置は、電気発熱体を備えたステージと、電気発熱体を
備えたボンディングヘッドと、前記ボンディングヘッド
とステージの少なくとも一方の温度を測定する測温手段
と、前記ボンディングヘッドとステージの電気発熱体に
それぞれ電流を供給するとともにその両方の電流値を前
記測温手段による測定温度に基づいてそれぞれ制御する
制御手段とからなることを特徴とするものである。
【0012】この発明のボンディング装置によれば、ボ
ンディングヘッドだけでなく、ステージも電気発熱体を
備えているため、このステージをその電気発熱体への電
流の供給により加熱することができ、したがって、被圧
着物の熱をステージで奪うことなく、ボンディングヘッ
ドとステージとの両方で被圧着物を加熱することができ
るから、被圧着物の熱圧着を短時間で行なうことができ
る。
【0013】しかも、このボンディグ装置によれば、前
記制御手段によりボンディングヘッドとステージの電気
発熱体にそれぞれ電流を供給するとともに、その両方の
電流値を、前記ボンディングヘッドとステージの少なく
とも一方の温度を測定する測温手段による測定温度に基
づいてそれぞれ制御するようにしているため、ボンディ
ングヘッドとステージの両方を、前記熱圧着を行なう短
い時間だけ所定の温度に加熱することができ、したがっ
て、被圧着物に熱による悪影響を及ぼすことはない。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明のボンディング装置は、
上記のように、ボンディングヘッドだけでなくステージ
にも電気発熱体を備えさせ、ボンディングヘッドとステ
ージの電気発熱体にそれぞれ電流を供給するとともに、
その両方の電流値を、前記ボンディングヘッドとステー
ジの少なくとも一方の温度を測定する測温手段による測
定温度に基づいてそれぞれ制御することにより、被圧着
物の熱圧着を、短時間でしかも被圧着物に熱による悪影
響を及ぼすことなく行なえるようにしたものである。
【0015】この発明のボンディング装置において、前
記ボンディングヘッドとステージの電気発熱体はそれぞ
れパルスヒータが好ましい。この発明の一実施形態とし
ては、前記測温手段を、前記ボンディングヘッドとステ
ージの両方に設け、前記制御手段を、前記ボンディング
ヘッドの電気発熱体に電流を供給するとともにその電流
値を前記ボンディングヘッドに設けられた第1の測温手
段による測定温度に基づいて制御する第1の制御部と、
前記ステージの電気発熱体に電流を供給するとともにそ
の電流値を前記ステージに設けられた第2の測温手段に
よる測定温度に基づいて制御する第2の制御部とで構成
する形態があり、このような構成とすれば、ボンディン
グヘッドとステージの両方の温度をそれぞれ所定の熱圧
着温度に精度良く制御することができる。
【0016】また、この発明の他の実施形態としては、
前記測温手段を、前記ボンディングヘッドとステージの
いずれか一方だけに設け、前記制御手段を、前記ボンデ
ィングヘッドと前記ステージの両方の電気発熱体にそれ
ぞれ電流を供給するとともにその電流値を前記測温手段
による測定温度に基づいて制御する単一の制御部で構成
する形態があり、このような構成とすれば、ボンディン
グ装置の構成を簡易化することができる。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例を示すボンデ
ィング装置の側面図であり、このボンディング装置は、
互いに重ねられた被圧着物(例えば液晶表示パネルとL
SIチップ)A,Bを支持するステージ10と、ボンデ
ィングヘッド13と、熱圧着制御手段16とからなって
いる。
【0018】前記ステージ10は、断熱材からなるステ
ージ本体10aの上に、電流の供給により瞬時に発熱し
電流供給の停止により急速に降温するパネル状の電気発
熱体として例えばパルスヒータ11を設けるとともに、
このステージ10の上面部の温度(パルスヒータ11の
発熱温度)を測定するための熱電対等からなる測温手段
(以下、テーブル測温手段という)12を設けたもので
ある。
【0019】また、前記ボンディングヘッド13は、図
示しない昇降機構によりステージ10上の被圧着物A,
Bに押圧されてその熱圧着を行なうものであり、このボ
ンディングヘッド13の先端には、電流の供給により瞬
時に発熱し電流供給の停止により急速に降温するチップ
状の電気発熱体としてパルスヒータ14が設けられると
ともに、このボンディングヘッド2の先端部の温度(パ
ルスヒータ14の発熱温度)を測定するための熱電対等
からなる測温手段(以下、ヘッド測温手段という)15
が設けられている。
【0020】また、前記熱圧着制御手段16は、前記ボ
ンディングヘッド13のパルスヒータ14と、前記ステ
ージ10のパルスヒータ11との両方の発熱を制御する
ものであり、この制御手段16は、第1と第2の2つの
制御部17a,17bからなっている。
【0021】第1の制御部16aは、前記ボンディング
ヘッド13のパルスヒータ14にパルス電流を供給する
とともにその電流値を前記ヘッド測温手段15(第1の
測温手段)による測定温度に基づいて制御するものであ
り、前記パルスヒータ14とヘッド測温手段15はそれ
ぞれケーブル18a,19aを介して第1の制御部16
aに接続されている。
【0022】また、第2の制御部17bは、前記ステー
ジ10のパルスヒータ11にパルス電流を供給するとと
もにその電流値を前記ステージ測温手段12(第2の測
温手段)による測定温度に基づいて制御するものであ
り、前記パルスヒータ11とステージ測温手段12はそ
れぞれケーブル18a,19bを介して第2の制御部1
7bに接続されている。
【0023】このボンディング装置による被圧着物A,
B相互の熱圧着は、ステージ10上(パルスヒータ11
の上)に被圧着物A,Bをセットし、その上にボンディ
ングヘッド13を降下させてその先端のパルスヒータ1
4により被圧着物A,Bを所定の押圧力で加圧した後、
前記第1および第2の制御部17a,17bから前記ボ
ンディングヘッド13のパルスヒータ14および前記テ
ーブル10のパルスヒータ11にそれぞれパルス電流を
供給させ、これらのパルスヒータ14およびパルスヒー
タ11をそれぞれ発熱させることによって行なう。
【0024】前記第1および第2の制御部17a,17
bからの電流供給は、手動または自動的手段により制御
部17a,17bの両方にON信号を与えることによっ
て同時に開始させる。なお、自動的手段による場合は、
例えば被圧着物A,Bへのボンディングヘッド13の押
付け反力が所定の加圧力に達したときに前記昇降機構の
から出力される信号をON信号として制御部17a,1
7bに入力すればよい。
【0025】第1の制御部17aは、前記ON信号によ
ってボンディングヘッド13のパルスヒータ14へのパ
ルス電流の供給を開始するとともに、前記ヘッド測温手
段15から継続的にフィードバックされる温度信号に基
づいて、前記パルスヒータ14に供給するパルス電流値
を、パルスヒータ14の発熱温度が所定の熱圧着温度に
なるように制御する。
【0026】また、第2の制御部17bは、前記ON信
号によってステージ10のパルスヒータ11へのパルス
電流の供給を開始するとともに、前記ステージ測温手段
12から継続的にフィードバックされる温度信号に基づ
いて、前記パルスヒータ11に供給するパルス電流値
を、パルスヒータ11の発熱温度が所定の熱圧着温度
(ボンディングヘッド13のパルスヒータ14の発熱温
度とほぼ同じ温度)になるように制御する。
【0027】このため、前記被圧着物A,Bは、所定の
押圧力で加圧されながらボンディングヘッド13とステ
ージ10との両方によって所定の温度に加熱されて熱圧
着される。なお、その熱圧着時間はあらかじめ設定して
おき、その時間が経過したときに、制御部17a,17
bに自動的にパルス電流の供給を停止させる。
【0028】このボンディング装置によれば、ボンディ
ングヘッド13だけでなく、ステージ10もパルスヒー
タ11を備えているため、このステージ10をそのパル
スヒータ11へのパルス電流の供給により加熱すること
ができ、したがって、被圧着物A,Bの熱をステージ1
0で奪うことなく、ボンディングヘッド13とステージ
10との両方で被圧着物A,Bを加熱することができる
から、被圧着物A,Bの熱圧着を短時間で行なうことが
できる。
【0029】しかも、このボンディグ装置によれば、前
記制御手段16によりボンディングヘッド13とステー
ジ10のパルスヒータ14,11にそれぞれパルス電流
を供給するとともに、その両方の電流値を、前記ボンデ
ィングヘッド13およびステージ10の温度を測定する
測温手段15,12による測定温度に基づいてそれぞれ
制御するようにしているため、ボンディングヘッド13
とステージ10の両方を、前記熱圧着を行なう短い時間
だけ所定の温度に加熱することができ、したがって、被
圧着物A,Bに熱による悪影響を及ぼすことはないか
ら、前記被圧着物A,Bが熱に弱い液晶表示パネルやL
SIチップ等であっても、これらが熱破壊してしまうこ
とはない。
【0030】すなわち、被圧着物A,Bの熱をステージ
10で奪わないようにするとともに、ボンディングヘッ
ド13とステージ10との両方で被圧着物A,Bを加熱
する方法としては、ステージ1 0をあらかじめ所定温度
に加熱しておくことも考えられるが、このようにステー
ジ1 0をあらかじめ所定温度に加熱しておいたのでは、
被圧着物A,Bがステージ10上にセットされた時点か
ら熱圧着終了までの時間にわたって加熱されるため、被
圧着物A,Bが熱による悪影響を受けるし、また、ステ
ージ10の加熱時間が長くなる分だけ電力の消費も大き
くなる。
【0031】これに対して、上記ボンディング装置で
は、被圧着物A,Bをステージ10上にセットした後
に、ボンディングヘッド13とステージ10のパルスヒ
ータ14,11にそれぞれパルス電流を供給してこれら
を同時に加熱するようにしているため、被圧着物A,B
が加熱されるのは熱圧着時間だけであり、したがって、
被圧着物A,Bに熱による悪影響を及ぼすことはない
し、また電力の消費も少なくてすむ。
【0032】また、上記実施例では、ボンディングヘッ
ド13とステージ10の両方にそれぞれ測温手段15,
12を設け、熱圧着制御手段16を、ボンディングヘッ
ド13のパルスヒータ14にパルス電流を供給するとと
もにその電流値をヘッド測温手段15による測定温度に
基づいて制御する第1の制御部17aと、ステージ10
のパルスヒータ11にパルス電流を供給するとともにそ
の電流値をステージ測温手段12による測定温度に基づ
いて制御する第2の制御部17bとで構成しているた
め、ボンディングヘッド13とステージ10の両方の温
度をそれぞれ所定の熱圧着温度に精度良く制御すること
ができる。
【0033】図2はこの発明の第2の実施例を示すボン
ディング装置の側面図である。このボンディング装置
は、ボンディングヘッド13とステージ10のいずれか
一方、例えばボンディングヘッド13だけに測温手段1
5を設け、熱圧着制御手段16を、ボンディングヘッド
13とステージ10の両方のパルスヒータ14,11に
それぞれパルス電流を供給するとともにその電流値を前
記測温手段15による測定温度に基づいて制御する単一
の制御部17で構成したものであり、他の構成は上記第
1 の実施例と同じである。
【0034】すなわち、この実施例は、ボンディングヘ
ッド13とステージ10の両方の加熱温度を、1つの制
御部17により、ボンディングヘッド13とステージ1
0のいずれか一方の温度の測定値に基づいて制御するよ
うにしたものであり、この実施例によれば、ボンディン
グ装置の構成を簡易化することができる。
【0035】なお、この実施例のように、例えばボンデ
ィングヘッド13の温度だけを測定し、その測定温度に
基づいてボンディングヘッド13とステージ10の両方
の加熱温度を制御する場合は、ステージ10のパルスヒ
ータ11に供給するパルス電流の電流値を、このパルス
ヒータ11の電流−発熱特性と、ボンディングヘッド1
3のパルスヒータ14の電流−発熱特性との差に応じて
補正するのが好ましく、このようにすれば、ボンディン
グヘッド13とステージ10の両方の加熱温度をほぼ等
しくすることができる。
【0036】ただし、ボンディングヘッド13とステー
ジ10の両方のパルスヒータ14,11の電流−発熱特
性がほぼ等しい場合は、両方のパルスヒータ14,11
に供給するパルス電流の電流値は同じでよい。
【0037】また、上記第1および第2の実施例では、
ボンディングヘッド13とステージ10の両方の電気発
熱体14,11をパルスヒータとしたが、これらの電気
発熱体は、電流の供給により瞬時に発熱し電流供給の停
止により急速に降温する特性のものであれば、他の発熱
体であってもよい。
【0038】
【発明の効果】この発明のボンディング装置は、電気発
熱体を備えたステージと、電気発熱体を備えたボンディ
ングヘッドと、前記ボンディングヘッドとステージの少
なくとも一方の温度を測定する測温手段と、前記ボンデ
ィングヘッドとステージの電気発熱体にそれぞれ電流を
供給するとともにその両方の電流値を前記測温手段によ
る測定温度に基づいてそれぞれ制御する制御手段とから
なることを特徴とするものであり、このボンディング装
置によれば、被圧着物の熱圧着を、短時間でしかも被圧
着物に熱による悪影響を及ぼすことなく行なうことがで
きる。
【0039】この発明のボンディング装置において、前
記測温手段を、前記ボンディングヘッドとステージの両
方に設け、前記制御手段を、前記ボンディングヘッドの
電気発熱体に電流を供給するとともにその電流値を前記
ボンディングヘッドに設けられた測温手段による測定温
度に基づいて制御する第1の制御部と、前記ステージの
電気発熱体に電流を供給するとともにその電流値を前記
ステージに設けられた測温手段による測定温度に基づい
て制御する第2の制御部とで構成すれば、ボンディング
ヘッドとステージの両方の温度をそれぞれ所定の熱圧着
温度に精度良く制御することができる。
【0040】また、前記測温手段を、前記ボンディング
ヘッドとステージのいずれか一方だけに設け、前記制御
手段を、前記ボンディングヘッドと前記ステージの両方
の電気発熱体にそれぞれ電流を供給するとともにその電
流値を前記測温手段による測定温度に基づいて制御する
単一の制御部で構成すれば、ボンディング装置の構成を
簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示すボンディング装
置の側面図。
【図2】この発明の第2の実施例を示すボンディング装
置の側面図。
【図3】従来のボンディング装置の側面図。
【符号の説明】
10…ステージ 11…パルスヒータ(電気発熱体) 12…測温手段 13…ボンディングヘッド 14…パルスヒータ(電気発熱体) 15…測温手段 16…熱圧着制御手段 17,17a,17b…制御部 A,B…被圧着物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気発熱体を備えたステージと、電気発熱
    体を備えたボンディングヘッドと、前記ボンディングヘ
    ッドとステージの少なくとも一方の温度を測定する測温
    手段と、前記ボンディングヘッドとステージの電気発熱
    体にそれぞれ電流を供給するとともにその両方の電流値
    を前記測温手段による測定温度に基づいてそれぞれ制御
    する制御手段とからなることを特徴とするボンディング
    装置。
  2. 【請求項2】前記ボンディングヘッドとステージの電気
    発熱体はそれぞれパルスヒータであることを特徴とする
    請求項1に記載のボンディング装置。
  3. 【請求項3】前記測温手段は、前記ボンディングヘッド
    とステージの両方に設けられており、前記制御手段は、
    前記ボンディングヘッドの電気発熱体に電流を供給する
    とともにその電流値を前記ボンディングヘッドに設けら
    れた第1の測温手段による測定温度に基づいて制御する
    第1の制御部と、前記ステージの電気発熱体に電流を供
    給するとともにその電流値を前記ステージに設けられた
    第2の測温手段による測定温度に基づいて制御する第2
    の制御部とからなっていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のボンディング装置。
  4. 【請求項4】前記測温手段は、前記ボンディングヘッド
    とステージのいずれか一方に設けられており、前記制御
    手段は、前記ボンディングヘッドと前記ステージの両方
    の電気発熱体にそれぞれ電流を供給するとともにその電
    流値を前記測温手段による測定温度に基づいて制御する
    単一の制御部からなっていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載のボンディング装置。
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