JPH11180967A - アミンの製造方法及びそのための触媒 - Google Patents
アミンの製造方法及びそのための触媒Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アミンの製造方法及びそのための触媒
【解決手段】 アミンは、1級又は2級アルコールとア
ンモニア、1級及び2級アミンの群から選択された窒素
化合物から、80〜250℃で、0.1〜40PMaの
圧力下にジルコニウム、銅及びニッケルを含有する触媒
の存在下に製造され、この際、触媒活性成分は、酸素含
有ジルコニウム化合物(ZrO2として計算して)20
〜85重量%、酸素含有銅化合物(CuOとして計算し
て)1〜30重量%、酸素含有ニッケル化合物(NiO
として計算)4〜70重量%(ここで、銅に対するニッ
ケルモル比は1より大きい)、酸素含有アルミニウム及
び/又はマンガン化合物(Al2O3及び/又はMnO
2として計算して)0〜10重量%を含有し、酸素含有
コバルト又はモリブデン化合物を含有しない。
ンモニア、1級及び2級アミンの群から選択された窒素
化合物から、80〜250℃で、0.1〜40PMaの
圧力下にジルコニウム、銅及びニッケルを含有する触媒
の存在下に製造され、この際、触媒活性成分は、酸素含
有ジルコニウム化合物(ZrO2として計算して)20
〜85重量%、酸素含有銅化合物(CuOとして計算し
て)1〜30重量%、酸素含有ニッケル化合物(NiO
として計算)4〜70重量%(ここで、銅に対するニッ
ケルモル比は1より大きい)、酸素含有アルミニウム及
び/又はマンガン化合物(Al2O3及び/又はMnO
2として計算して)0〜10重量%を含有し、酸素含有
コバルト又はモリブデン化合物を含有しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1級又は2級アル
コール及びアンモニア、1級及び2級アミンの群から選
択された窒素化合物から、80〜250℃で、0.1〜
40MPaの圧力下に、ジルコニウム、銅及びニッケル
を含有する触媒の存在下に、水素を用いてアミンを製造
する方法に関する。
コール及びアンモニア、1級及び2級アミンの群から選
択された窒素化合物から、80〜250℃で、0.1〜
40MPaの圧力下に、ジルコニウム、銅及びニッケル
を含有する触媒の存在下に、水素を用いてアミンを製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】DE−A−1953263は、コバル
ト、ニッケル及び銅を含有する触媒上で相応するアルコ
ールの還元的アミノ化によりアミンを製造する方法を記
載している。この触媒中の担体材料としてアルミナ又は
シリカが使用されている。これらの触媒を用いて、高い
温度及び圧力で良好な変換率が達成できるが、低い温度
及び圧力では変換率及び選択率がかなり低下する。
ト、ニッケル及び銅を含有する触媒上で相応するアルコ
ールの還元的アミノ化によりアミンを製造する方法を記
載している。この触媒中の担体材料としてアルミナ又は
シリカが使用されている。これらの触媒を用いて、高い
温度及び圧力で良好な変換率が達成できるが、低い温度
及び圧力では変換率及び選択率がかなり低下する。
【0003】EP−A−254335は、アルコールの
還元的アミノ化のためのその活性組成物中に付加的にハ
ロゲン化物を含有するアルミナ又はシリカ担体上のNi
−C0−Ru触媒を記載している。これらの触媒を用い
て達成される最大変換率は、僅かに61%である。
還元的アミノ化のためのその活性組成物中に付加的にハ
ロゲン化物を含有するアルミナ又はシリカ担体上のNi
−C0−Ru触媒を記載している。これらの触媒を用い
て達成される最大変換率は、僅かに61%である。
【0004】US−A−4151204は、金属、例え
ばコバルト、ニッケル又は銅、好ましくはニッケル又は
コバルトより成り、少量のジルコニウムがドーピングさ
れていてよく、ジルコニウムがニッケル又はコバルトに
対して0.005:1〜0.2:1のモル比で添加されて
いる、アミノアルコール製造用の触媒を記載している。
より多くのジルコニウム含量は、生成物の分解のような
副反応をもたらす。
ばコバルト、ニッケル又は銅、好ましくはニッケル又は
コバルトより成り、少量のジルコニウムがドーピングさ
れていてよく、ジルコニウムがニッケル又はコバルトに
対して0.005:1〜0.2:1のモル比で添加されて
いる、アミノアルコール製造用の触媒を記載している。
より多くのジルコニウム含量は、生成物の分解のような
副反応をもたらす。
【0005】EP−A−382049は、アルコールの
還元的アミノ化のための触媒及び方法を記載している。
その触媒活性成分が酸素含有ジルコニウム、銅、コバル
ト及びニッケル化合物を含有するこれらの触媒は良好な
活性及び選択性を有するが、それらの有効寿命は改善が
必要である。
還元的アミノ化のための触媒及び方法を記載している。
その触媒活性成分が酸素含有ジルコニウム、銅、コバル
ト及びニッケル化合物を含有するこれらの触媒は良好な
活性及び選択性を有するが、それらの有効寿命は改善が
必要である。
【0006】EP−A−696572及びEP−A−6
97395は、窒素化合物及び水素を用いるアルコール
の触媒作用アミノ化のためのニッケル、銅、酸化ジルコ
ニウム及び酸化モリブデンを含有する触媒を記載してい
る。この触媒を用いて高い変換率が達成されるが、副産
物(例えばエチルアミン)が形成され、それら自体及び
その二次副産物がその後処理を妨げる。
97395は、窒素化合物及び水素を用いるアルコール
の触媒作用アミノ化のためのニッケル、銅、酸化ジルコ
ニウム及び酸化モリブデンを含有する触媒を記載してい
る。この触媒を用いて高い変換率が達成されるが、副産
物(例えばエチルアミン)が形成され、それら自体及び
その二次副産物がその後処理を妨げる。
【0007】EP−A−514692は、銅、ニッケル
及び/又はコバルト、酸化ジルコニウム及び/又は酸化
アルミニウムを含有する、気相でのアンモニア又は1級
アミン及び水素を用いるアルコールの触媒作用アミノ化
のための触媒を記載している。この出願は、これらの触
媒中の銅に対するニッケルの原子比が0.1〜1.0、好
ましくは0.2〜0.5であるべき(実施例1参照)であ
り、さもないと、アルコールのアミノ化時に、収率を低
める副産物の量の増加が起こる(実施例6及び12参
照)ことを記載している。有利に使用される担体はアル
ミナである(実施例1〜5及び7〜11参照)。
及び/又はコバルト、酸化ジルコニウム及び/又は酸化
アルミニウムを含有する、気相でのアンモニア又は1級
アミン及び水素を用いるアルコールの触媒作用アミノ化
のための触媒を記載している。この出願は、これらの触
媒中の銅に対するニッケルの原子比が0.1〜1.0、好
ましくは0.2〜0.5であるべき(実施例1参照)であ
り、さもないと、アルコールのアミノ化時に、収率を低
める副産物の量の増加が起こる(実施例6及び12参
照)ことを記載している。有利に使用される担体はアル
ミナである(実施例1〜5及び7〜11参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記の欠点を除くこと
が本発明の1課題である。
が本発明の1課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題は、1級又は2
級アルコール及びアンモニア、1級及び2級アミンの群
から選択された窒素化合物から、80〜250℃で、1
〜400バールの圧力下に、ジルコニウム、銅及びニッ
ケルを含有する触媒の存在下で、水素を用いてアミンを
製造するための改善された方法により達成されることを
発見し、ここで、触媒活性組成物は、 酸素含有ジルコニウム化合物(ZrO2として計算して)20〜85重量%、 酸素含有銅化合物(CuOとして計算して) 1〜30重量%、 酸素含有ニッケル化合物(NiOとして計算して) 14〜70重量% (ここで、銅に対するニッケルのモル比は1より大きい) 酸素含有アルミニウム及び/又はマンガン化合物(Al2O3及び/又はMnO 2 として計算して) 0〜10重量% を含有し、酸素含有コバルト又はモリブデン化合物を含
有しない。
級アルコール及びアンモニア、1級及び2級アミンの群
から選択された窒素化合物から、80〜250℃で、1
〜400バールの圧力下に、ジルコニウム、銅及びニッ
ケルを含有する触媒の存在下で、水素を用いてアミンを
製造するための改善された方法により達成されることを
発見し、ここで、触媒活性組成物は、 酸素含有ジルコニウム化合物(ZrO2として計算して)20〜85重量%、 酸素含有銅化合物(CuOとして計算して) 1〜30重量%、 酸素含有ニッケル化合物(NiOとして計算して) 14〜70重量% (ここで、銅に対するニッケルのモル比は1より大きい) 酸素含有アルミニウム及び/又はマンガン化合物(Al2O3及び/又はMnO 2 として計算して) 0〜10重量% を含有し、酸素含有コバルト又はモリブデン化合物を含
有しない。
【0010】本発明による触媒は、担持されていない触
媒の形で使用するのが有利である。用語担持されていな
い触媒とは、担持された触媒と対照的に、触媒が触媒活
性組成物のみより成っているることを示す。担持されて
いない触媒は、粉末状に粉砕されている触媒活性組成物
を反応容器中に装入するか又は触媒活性組成物を粉砕
し、成形助剤と混合し、成形し、かつ熱処理し、次いで
触媒成形体、例えばビーズ、シリンダー、リング、コイ
ルとして反応器中に配置させることにより使用すること
ができる。
媒の形で使用するのが有利である。用語担持されていな
い触媒とは、担持された触媒と対照的に、触媒が触媒活
性組成物のみより成っているることを示す。担持されて
いない触媒は、粉末状に粉砕されている触媒活性組成物
を反応容器中に装入するか又は触媒活性組成物を粉砕
し、成形助剤と混合し、成形し、かつ熱処理し、次いで
触媒成形体、例えばビーズ、シリンダー、リング、コイ
ルとして反応器中に配置させることにより使用すること
ができる。
【0011】この触媒の最後の加熱処理の後で、水素を
用いるその還元の前のZrO2、NiO、CuO、Al
2O3及びMnO2として計算された各々の場合の濃度
データは、各々の場合に、他の記載がないかぎり、この
触媒の触媒活性組成物に基づいている。
用いるその還元の前のZrO2、NiO、CuO、Al
2O3及びMnO2として計算された各々の場合の濃度
データは、各々の場合に、他の記載がないかぎり、この
触媒の触媒活性組成物に基づいている。
【0012】この触媒の触媒活性組成物は、触媒活性成
分の合計量として定義され、実質的に触媒活性成分ジル
コニウム、ニッケル、銅及び場合によってはアルミニウ
ム及び/又はマンガンを含有している。
分の合計量として定義され、実質的に触媒活性成分ジル
コニウム、ニッケル、銅及び場合によってはアルミニウ
ム及び/又はマンガンを含有している。
【0013】ZrO2、NiO、CuO、Al2O3及
びMnO2として計算された触媒活性成分の合計は、通
常は、70〜100重量%、有利には80〜100重量
%、特に有利には90〜100重量%、非常に特別に有
利には100重量%である。
びMnO2として計算された触媒活性成分の合計は、通
常は、70〜100重量%、有利には80〜100重量
%、特に有利には90〜100重量%、非常に特別に有
利には100重量%である。
【0014】本発明による触媒の酸化ジルコニウム含有
率は、一般に、20〜85重量%、有利には25〜50
重量%である。
率は、一般に、20〜85重量%、有利には25〜50
重量%である。
【0015】触媒活性組成物中のAl2O3及び/又は
MnO2として計算された酸素含有アルミニウム及び/
又はマンガン化合物の含有率は、10重量%まで高める
ことができ、Al2O3及び/又はMnO2として計算
されたアルミニウム及び/又はマンガンジルコニウムに
対するZrO2として計算されたジルコニウムの重量比
は少なくとも2である。
MnO2として計算された酸素含有アルミニウム及び/
又はマンガン化合物の含有率は、10重量%まで高める
ことができ、Al2O3及び/又はMnO2として計算
されたアルミニウム及び/又はマンガンジルコニウムに
対するZrO2として計算されたジルコニウムの重量比
は少なくとも2である。
【0016】酸化ニッケル及び酸化銅として計算される
他の成分は、触媒活性組成物中に一般に15〜80重量
%、有利には50〜75重量%の合計量で存在し、銅に
対するニッケルのモル比は1より大きい。
他の成分は、触媒活性組成物中に一般に15〜80重量
%、有利には50〜75重量%の合計量で存在し、銅に
対するニッケルのモル比は1より大きい。
【0017】この触媒は、その触媒活性組成物中に、 酸素含有ジルコニウム化合物 20〜85重量%、有利に25〜50重量%、 酸素含有銅化合物 1〜30重量%、有利に10〜25重量%、 酸素含有ニッケル化合物 14〜70重量%、有利に40〜60重量% (ここで、銅に対するニッケルのモル比は1より大きい、有利には1.2より 大きい、特に有利には2〜6である)及び 酸素含有アルミニウム及び/又はマンガン化合物 0〜10重量% を含有し、ここで、Al2O3及び/又はMnO2とし
て計算されたアルミニウム及び/又はマンガンに対する
ZrO2として計算されたジルコニウムの重量比は、有
利には少なくとも5である。特に有利な触媒は、酸素含
有アルミニウム及び/又はマンガン化合物を含有しない
ものである。
て計算されたアルミニウム及び/又はマンガンに対する
ZrO2として計算されたジルコニウムの重量比は、有
利には少なくとも5である。特に有利な触媒は、酸素含
有アルミニウム及び/又はマンガン化合物を含有しない
ものである。
【0018】担持されていない触媒を製造するためには
種々の方法が可能である。これらは例えば成分ジルコニ
ウム、ニッケル及び銅の水酸化物、炭酸塩、酸化物及び
/又は他の塩の紛状混合物を水を用いて解膠させ、引き
続き、押出し成形し、かつ生じる組成物を加熱処理こと
により得ることができる。
種々の方法が可能である。これらは例えば成分ジルコニ
ウム、ニッケル及び銅の水酸化物、炭酸塩、酸化物及び
/又は他の塩の紛状混合物を水を用いて解膠させ、引き
続き、押出し成形し、かつ生じる組成物を加熱処理こと
により得ることができる。
【0019】しかしながら、本発明による触媒の製造の
ためには、一般に沈殿法が使用される。従って、これら
は、例えばニッケル及び銅元素を含有する塩水溶液か
ら、低い溶解性の酸素含有ジルコニウム化合物の懸濁液
の存在下に、無機塩基を用いてニッケル及び銅成分を合
体沈殿させ、引き続き洗浄し、乾燥させ、かつ生じる沈
殿を焼成させることにより得ることができる。使用でき
る低い溶解性の酸素含有ジルコニウム化合物の例は、酸
化ジルコニウム、酸化ジルコニウム水和物、ジルコニウ
ム燐酸塩、ホウ酸塩及び珪酸塩である。低い溶解性のジ
ルコニウム化合物の懸濁液は、これら化合物の微細粉末
を激しい撹拌下に水中に懸濁させることにより製造する
ことができる。この懸濁液は、ジルコニウム塩水溶液か
ら無機塩基を用いて低い溶解性のジルコニウム化合物を
沈殿させることにより有利に得られる。
ためには、一般に沈殿法が使用される。従って、これら
は、例えばニッケル及び銅元素を含有する塩水溶液か
ら、低い溶解性の酸素含有ジルコニウム化合物の懸濁液
の存在下に、無機塩基を用いてニッケル及び銅成分を合
体沈殿させ、引き続き洗浄し、乾燥させ、かつ生じる沈
殿を焼成させることにより得ることができる。使用でき
る低い溶解性の酸素含有ジルコニウム化合物の例は、酸
化ジルコニウム、酸化ジルコニウム水和物、ジルコニウ
ム燐酸塩、ホウ酸塩及び珪酸塩である。低い溶解性のジ
ルコニウム化合物の懸濁液は、これら化合物の微細粉末
を激しい撹拌下に水中に懸濁させることにより製造する
ことができる。この懸濁液は、ジルコニウム塩水溶液か
ら無機塩基を用いて低い溶解性のジルコニウム化合物を
沈殿させることにより有利に得られる。
【0020】本発明による触媒は、有利に、これら全て
の成分の合体沈殿(混合沈殿)により製造される。この
ことは、触媒成分を含有する熱い水性塩溶液に、水性無
機塩基、特にアルカリ金属塩基、例えば炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム又は水酸化カリウ
ムを、沈殿が終結するまで撹拌しながら添加することに
より行うのが有利である。使用される塩の特性は一般に
は厳密ではない、それというのも、この方法での重要な
ことは、水中の塩の溶解性、この比較的高い濃度の塩溶
液の製造のための基準は、それらが水中での良好な溶解
性を有することであるからである。個々の成分の塩の選
択時に、選択された塩中のアニオンが、不所望の沈殿を
起こすことにより又は錯体形成による沈殿を妨げ又は阻
止することにより結果的に相互に妨害しないことは勿論
自明のことと認めらいる。
の成分の合体沈殿(混合沈殿)により製造される。この
ことは、触媒成分を含有する熱い水性塩溶液に、水性無
機塩基、特にアルカリ金属塩基、例えば炭酸ナトリウ
ム、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム又は水酸化カリウ
ムを、沈殿が終結するまで撹拌しながら添加することに
より行うのが有利である。使用される塩の特性は一般に
は厳密ではない、それというのも、この方法での重要な
ことは、水中の塩の溶解性、この比較的高い濃度の塩溶
液の製造のための基準は、それらが水中での良好な溶解
性を有することであるからである。個々の成分の塩の選
択時に、選択された塩中のアニオンが、不所望の沈殿を
起こすことにより又は錯体形成による沈殿を妨げ又は阻
止することにより結果的に相互に妨害しないことは勿論
自明のことと認めらいる。
【0021】この沈殿反応で得られる沈殿物は、一般に
化学的に不均質であり、特に前記金属の酸化物、酸化物
水和物、水酸化物、炭酸塩及び不溶性で塩基性の塩の混
合物より成る。この沈殿の濾過性にとって、これらをエ
ージングさせ、即ち沈殿の後にしばらく放置し、この
際、加熱又は空気中を通すことが有利であると立証でき
る。
化学的に不均質であり、特に前記金属の酸化物、酸化物
水和物、水酸化物、炭酸塩及び不溶性で塩基性の塩の混
合物より成る。この沈殿の濾過性にとって、これらをエ
ージングさせ、即ち沈殿の後にしばらく放置し、この
際、加熱又は空気中を通すことが有利であると立証でき
る。
【0022】この沈殿法により得られた沈殿物を、更
に、慣用法で処理して本発明による触媒にする。洗浄の
後に、これらを一般に80〜200℃、有利に100〜
150℃で乾燥させ、次いで焼成させる。この焼成は一
般に300〜800℃、有利には400〜600℃、特
に450〜550℃で実施される。
に、慣用法で処理して本発明による触媒にする。洗浄の
後に、これらを一般に80〜200℃、有利に100〜
150℃で乾燥させ、次いで焼成させる。この焼成は一
般に300〜800℃、有利には400〜600℃、特
に450〜550℃で実施される。
【0023】この焼成の後に、触媒は粉砕により特定の
粒径に調節されるか、又は粉砕し、次いで成形助剤、例
えばグラファイト又はステアリン酸と混合して打錠プレ
ス中で圧縮し、かつ熱処理することにより有利に調整さ
れれる。この熱処理のための温度は、一般に焼成のため
のそれに相応する。
粒径に調節されるか、又は粉砕し、次いで成形助剤、例
えばグラファイト又はステアリン酸と混合して打錠プレ
ス中で圧縮し、かつ熱処理することにより有利に調整さ
れれる。この熱処理のための温度は、一般に焼成のため
のそれに相応する。
【0024】この方法で製造された触媒は、それらの酸
素含有化合物の混合物の形で、即ち特に酸化物及び混合
酸化物として触媒活性金属を含有する。
素含有化合物の混合物の形で、即ち特に酸化物及び混合
酸化物として触媒活性金属を含有する。
【0025】このようにして製造された触媒は貯蔵さ
れ、適当な場合には、それ自体として市販される。それ
らは、アルコールの還元的アミノ化用の触媒として使用
される前に、通常は還元される。しかしながら、それら
は予め還元することなしに使用することもでき、この際
には、これらは還元的アミノ化の条件下に反応器中に存
在する水素により還元される。予めの還元のためには、
一般に、触媒を先ず窒素/水素雰囲気に、150〜20
0℃で、12〜20時間露呈させ、次いで、200〜4
00℃で約24時間までの間、水素雰囲気中で処理す
る。この予めの還元では、触媒中に存在する酸素含有金
属化合物のいくらかが還元されて相応する金属にされ、
これらが種々のタイプの酸素化合物と一緒に触媒の活性
形の中に存在する。
れ、適当な場合には、それ自体として市販される。それ
らは、アルコールの還元的アミノ化用の触媒として使用
される前に、通常は還元される。しかしながら、それら
は予め還元することなしに使用することもでき、この際
には、これらは還元的アミノ化の条件下に反応器中に存
在する水素により還元される。予めの還元のためには、
一般に、触媒を先ず窒素/水素雰囲気に、150〜20
0℃で、12〜20時間露呈させ、次いで、200〜4
00℃で約24時間までの間、水素雰囲気中で処理す
る。この予めの還元では、触媒中に存在する酸素含有金
属化合物のいくらかが還元されて相応する金属にされ、
これらが種々のタイプの酸素化合物と一緒に触媒の活性
形の中に存在する。
【0026】次の式Iのアミンは、特に市場で重要であ
る:
る:
【0027】
【化3】
【0028】[式中、R1及びR2は水素、C1〜C
20−アルキル、C3〜C12−シクロアルキル、アリ
ール、C7〜C20−アラルキル及びC7〜C20−ア
ルキルアリールであるか、又は一緒になって(CH2)
l−X−(CH2)mであり、R3及びR4は水素、ア
ルキル、例えばC1〜C200−アルキル、シクロアル
キル、例えばC3〜C12−シクロアルキル、C1〜C
20−ヒドロキシアルキル、アミノ−及び/又はヒドロ
キシル−置換C1〜C20−アルキル、アルコキシアル
キル、例えばC2〜C30−アルコキシアルキル、ジア
ルキルアミノアルキル、例えばC3〜C30−ジアルキ
ルアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、」例えば
C2〜C30−アルキルアミノアルキル、R5−(OC
R6R7CR8R9)n−(OCR6R7)、アリー
ル、ヘタリール、アラルキル、例えばC7〜C20−ア
ラルキル、ヘタリールアルキル、例えばC4〜C20−
ヘタリールアルキル、アルキルアリール、例えばC7〜
C20−アルキルアリール、アルキルヘタリール、例え
ばC4〜C20−アルキルヘタリール及びY−(C
H2)m−NR5−(CH2)qであるか、又は一緒に
なって(CH2)l−X−(CH2)mであるか又は、
R2及びR4は一緒になって(CH2)l−X−(CH
2)mであり、R5、R10は水素、C1〜C4−アル
キル、C12〜C40−アルキルフェニルであり、
R6、R7、R8、R9は水素、メチル又はエチルであ
り、XはCH2、酸素又はN−R5であり、YはN(R
10)2、ヒドロキシル、C2〜C20−アルキルアミ
ノアルキル又はC3〜C20−ジアルキルアミノアルキ
ルであり、nは1〜30の整数であり、l、m、qは1
〜4の整数である]。
20−アルキル、C3〜C12−シクロアルキル、アリ
ール、C7〜C20−アラルキル及びC7〜C20−ア
ルキルアリールであるか、又は一緒になって(CH2)
l−X−(CH2)mであり、R3及びR4は水素、ア
ルキル、例えばC1〜C200−アルキル、シクロアル
キル、例えばC3〜C12−シクロアルキル、C1〜C
20−ヒドロキシアルキル、アミノ−及び/又はヒドロ
キシル−置換C1〜C20−アルキル、アルコキシアル
キル、例えばC2〜C30−アルコキシアルキル、ジア
ルキルアミノアルキル、例えばC3〜C30−ジアルキ
ルアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、」例えば
C2〜C30−アルキルアミノアルキル、R5−(OC
R6R7CR8R9)n−(OCR6R7)、アリー
ル、ヘタリール、アラルキル、例えばC7〜C20−ア
ラルキル、ヘタリールアルキル、例えばC4〜C20−
ヘタリールアルキル、アルキルアリール、例えばC7〜
C20−アルキルアリール、アルキルヘタリール、例え
ばC4〜C20−アルキルヘタリール及びY−(C
H2)m−NR5−(CH2)qであるか、又は一緒に
なって(CH2)l−X−(CH2)mであるか又は、
R2及びR4は一緒になって(CH2)l−X−(CH
2)mであり、R5、R10は水素、C1〜C4−アル
キル、C12〜C40−アルキルフェニルであり、
R6、R7、R8、R9は水素、メチル又はエチルであ
り、XはCH2、酸素又はN−R5であり、YはN(R
10)2、ヒドロキシル、C2〜C20−アルキルアミ
ノアルキル又はC3〜C20−ジアルキルアミノアルキ
ルであり、nは1〜30の整数であり、l、m、qは1
〜4の整数である]。
【0029】従って、本発明の方法は、このアミンを得
るために有利に使用され、この場合に、式II: R4−CHR3−OH (II) の1級又は2級アルコールを式III:
るために有利に使用され、この場合に、式II: R4−CHR3−OH (II) の1級又は2級アルコールを式III:
【0030】
【化4】
【0031】の窒素化合物と反応させる[式中R1とR
2及びR3とR4は、前記のものを表す]。
2及びR3とR4は、前記のものを表す]。
【0032】化合物I、II及びIII中の置換基
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R
9、R10及び指数l、m及びnは、それぞれ相互に無
関係に次のものを表す: R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R
9、R10 − 水素、 R3、R4 − C1〜C200−アルキル、有利にC1〜C8−ア
ルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチルイソブチル、s−ブチル、t−ブチ
ル、n−ペンチル、イソペンチル、s−ペンチル、ネオ
ペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、
イソヘキシル、s−ヘキシル、n−ヘプチル、イソヘプ
チル、n−オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシ
ル、n−デシル、2−n−プロピル−n−ヘプチル、n
−トリデシル、2−n−ブチル−n−ノニル及び3−n
−ブチル−n−ノニル、特に有利にイソプロピル、2−
エチルヘキシル、n−デシル、2−n−プロピル−n−
ヘプチル、n−トリデシル、2−n−ブチル−n−ノニ
ル及び3−n−ブチル−n−ノニル及び有利にC40〜
C200−アルキル、例えばポリブチル、ポリイソブチ
ル、ポリプロピル、ポリイソプロピル及びポリエチル、
特に有利にポリブチル及びポリイソブチル、 − R1とR2又はR3とR4は一緒になって、 −(CH2)l−X−(CH2)m−基、 R1、R2、R3、R4 − C3〜C12−シクロアルキル、有利にC3〜C8
−シクロアルキル、例えばシクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル
及びシクロオクチル、特に有利にシクロペンチル、シク
ロヘキシル及びシクロオクチル、 − アリール、例えばフェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチル、1−アンスリル、2−アンスリル及び9−アン
スリル、有利にフェニル、1−ナフチル及び2−ナフチ
ル、特に有利にフェニル、 − C7〜C20−アルキルアリール、有利にC7〜C
12−アルキルフェニル、例えば2−メチルフェニル、
3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、2,4−ジ
メチルフェニル、2,5−ジメチルフェニル、2,6−
ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3,5
−ジメチルフェニル、2,3,4−トリメチルフェニ
ル、2,3,5−ジメチルフェニル、2,3,6−トリ
メチルフェニル、2,4,6−トリメチルフェニル、2
−エチルフェニル、3−エチルフェニル、4−エチルフ
ェニル、2−n−プロピルフェニル、3−n−プロピル
フェニル及び4−n−プロピルフェニル、 − C7〜C20−アラルキル、有利にC7〜C12−
フェニルアルキル、例えばベンジル、1−フェニルエチ
ル、2−フェニルエチル、1−フェニルプロピル、2−
フェニルプロピル、3−フェニルプロピル、1−フェニ
ルブチル、2−フェニルブチル、3−フェニルブチル及
び4−フェニルブチル、特に有利にベンジル、1−フェ
ニルエチル及び2−フェニルエチル、 R1、R2 − C1〜C20−アルキル、有利にC1〜C8−アル
キル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチ
ル、n−ペンチル、イソペンチル、s−ペンチル、ネオ
ペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、
イソヘキシル、s−ヘキシル、n−ヘプチル、イソヘプ
チル、n−オクチル、特に有利にC1〜C8−アルキ
ル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル及びt−ブチ
ル、 R3、R4 − C1〜C20−ヒドロキシアルキル、有利にC1〜
C8−ヒドロキシアルキル、特に有利にC1〜C4−ヒ
ドロキシアルキル、例えばヒドロキシメチル、1−ヒド
ロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシ
−n−プロピル、2−ヒドロキシ−n−プロピル、3−
ヒドロキシ−n−プロピル及び1−ヒドロキシ−メチル
−エチル、 − アミノ−及びヒドロキシル−置換C1〜C20−ア
ルキル、有利にアミノ−及び/又はヒドロキシル−置換
C1〜C8−アルキル、特に有利にアミノ及び/又はヒ
ドロキシル−置換C1〜C4−アルキル、例えばN−
(ヒドロキシエチル)アミノエチル及びN−(アミノエ
チル)アミノエチル、 − C2〜C30−アルコキシアルキル、有利にC2〜
C20−アルコキシアルキル、特に有利にC2〜C8−
アルコキシアルキル、例えばメトキシメチル、エトキシ
メチル、n−プロポキシメチル、イソプロポキシメチ
ル、n−ブトキシメチル、イソブトキシメチル、s−ブ
トキシブチル、t−ブトキシメチル、1−メトキシエチ
ル及び2−メトキシエチル、特に有利に、C2〜C4−
アルコキシアルキル、例えばメトキシメチル、エトキシ
メチル、n−プロポキシメチル、イソプロポキシメチ
ル、n−ブトキシメチル、イソブトキシメチル、s−ブ
トキシブチル、t−ブトキシメチル、1−メトキシエチ
ル及び2−メトキシエチル、 − R5−(OCR6R7CR8R9)n−(OCR6
R7)、有利にR5−(OCHR7CHR9)n−(O
CR6R7)、特に有利にR5−(OCH2R7CHR
9)n−(OCR6R7)、 − C3〜C30−ジアルキルアミノアルキル、有利に
C3〜C20−ジアルキルアミノアルキル、特に有利に
C3〜C10−ジアルキルアミノアルキル、例えばジメ
チルアミノメチル、ジメチルアミノエチル、ジエチルア
ミノエチル、ジ−n−プロピルアミノエチル及びジイソ
プロピルアミノエチル、(R5)2N−(CH2)q、 − C2〜C30−アルキルアミノアルキル、有利にC
2〜C20−アルキルアミノアルキル、特に有利にC2
〜C8−アルキルアミノアルキル、例えばメチルアミノ
メチル、メチルアミノエチル、エチルアミノメチル、エ
チルアミノエチル及びイソプロピルアミノエチル、(R
5)HN−(CH2)q、 − Y−(CH2)m−NR5−(CH2)q、 − C4〜C20−ヘタリールアルキル、例えば2−ピ
リジルメチル、2−フラニルメチル、3−ピロリルメチ
ル及び2−イミダゾリルメチル、 − C4〜C20−アルキルヘタリール、例えば2−メ
チル−3−ピリジニル、4,5−ジメチル−2−イミダ
ゾリル、3−メチル−2−フラニル及び5−メチル−2
−ピラジニル、 − ヘタリール、例えば2−ピリジニル、3−ピリジニ
ル、4−ピリジニル、ピラジニル、3−ピロリル、2−
イミダゾリル、2−フラニル及び3−フラニル、 R5、R10 − C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
s−ブチル及びt−ブチル、有利にメチル及びエチル、
特に有利にメチル、 − C12〜C40−アルキルフェニル、有利にC14
〜C40−アルキルフェニル、例えば2−、3−、4−
ノニルフェニル、2−、3−、4−デシルフェニル、
2,3−、2,4−、2,5−、3,4−、3,5−ジ
ノニルフェニル、2,3−、2,4−、2,5−、3,
4−及び3,5−ジデシルフェニル、 R6、R7、R8、R9 −メチル及びエチル、有利にメチル、 X − CH2、酸素又はN−R5、 Y − N(R10)2、 − ヒドロキシル、 − C2〜C20−アルキルアミノアルキル、有利にC
2〜C16−アルキルアミノアルキル、例えばメチルア
ミノメチル、メチルアミノエチル、エチルアミノメチ
ル、エチルアミノエチル及びイソプロピルアミノエチ
ル、 − C3〜C20−ジアルキルアミノアルキル、有利に
C3〜C16−ジアルキルアミノアルキル、例えばジメ
チルアミノメチル、ジメチルアミノエチル、ジエチルア
ミノエチル、ジ−n−プロピルアミノエチル及びジイソ
プロピルアミノエチル、 l − 1〜4の整数、例えば1、2、3及び4、有利に2
及び3、特に有利に2、m、q − 1〜4の整数、例えば1、2、3及び4、有利に
2、3及び4、特に有利に2及び3、 n − 1〜10の整数、有利に1〜8の整数、例えば1、
2、3、4、5、6、7又は8、特に有利に1〜6の整
数、例えば1、2、3、4、5又は6。
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R
9、R10及び指数l、m及びnは、それぞれ相互に無
関係に次のものを表す: R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R
9、R10 − 水素、 R3、R4 − C1〜C200−アルキル、有利にC1〜C8−ア
ルキル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチルイソブチル、s−ブチル、t−ブチ
ル、n−ペンチル、イソペンチル、s−ペンチル、ネオ
ペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、
イソヘキシル、s−ヘキシル、n−ヘプチル、イソヘプ
チル、n−オクチル、イソオクチル、2−エチルヘキシ
ル、n−デシル、2−n−プロピル−n−ヘプチル、n
−トリデシル、2−n−ブチル−n−ノニル及び3−n
−ブチル−n−ノニル、特に有利にイソプロピル、2−
エチルヘキシル、n−デシル、2−n−プロピル−n−
ヘプチル、n−トリデシル、2−n−ブチル−n−ノニ
ル及び3−n−ブチル−n−ノニル及び有利にC40〜
C200−アルキル、例えばポリブチル、ポリイソブチ
ル、ポリプロピル、ポリイソプロピル及びポリエチル、
特に有利にポリブチル及びポリイソブチル、 − R1とR2又はR3とR4は一緒になって、 −(CH2)l−X−(CH2)m−基、 R1、R2、R3、R4 − C3〜C12−シクロアルキル、有利にC3〜C8
−シクロアルキル、例えばシクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル
及びシクロオクチル、特に有利にシクロペンチル、シク
ロヘキシル及びシクロオクチル、 − アリール、例えばフェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチル、1−アンスリル、2−アンスリル及び9−アン
スリル、有利にフェニル、1−ナフチル及び2−ナフチ
ル、特に有利にフェニル、 − C7〜C20−アルキルアリール、有利にC7〜C
12−アルキルフェニル、例えば2−メチルフェニル、
3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、2,4−ジ
メチルフェニル、2,5−ジメチルフェニル、2,6−
ジメチルフェニル、3,4−ジメチルフェニル、3,5
−ジメチルフェニル、2,3,4−トリメチルフェニ
ル、2,3,5−ジメチルフェニル、2,3,6−トリ
メチルフェニル、2,4,6−トリメチルフェニル、2
−エチルフェニル、3−エチルフェニル、4−エチルフ
ェニル、2−n−プロピルフェニル、3−n−プロピル
フェニル及び4−n−プロピルフェニル、 − C7〜C20−アラルキル、有利にC7〜C12−
フェニルアルキル、例えばベンジル、1−フェニルエチ
ル、2−フェニルエチル、1−フェニルプロピル、2−
フェニルプロピル、3−フェニルプロピル、1−フェニ
ルブチル、2−フェニルブチル、3−フェニルブチル及
び4−フェニルブチル、特に有利にベンジル、1−フェ
ニルエチル及び2−フェニルエチル、 R1、R2 − C1〜C20−アルキル、有利にC1〜C8−アル
キル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチ
ル、n−ペンチル、イソペンチル、s−ペンチル、ネオ
ペンチル、1,2−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、
イソヘキシル、s−ヘキシル、n−ヘプチル、イソヘプ
チル、n−オクチル、特に有利にC1〜C8−アルキ
ル、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、s−ブチル及びt−ブチ
ル、 R3、R4 − C1〜C20−ヒドロキシアルキル、有利にC1〜
C8−ヒドロキシアルキル、特に有利にC1〜C4−ヒ
ドロキシアルキル、例えばヒドロキシメチル、1−ヒド
ロキシエチル、2−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシ
−n−プロピル、2−ヒドロキシ−n−プロピル、3−
ヒドロキシ−n−プロピル及び1−ヒドロキシ−メチル
−エチル、 − アミノ−及びヒドロキシル−置換C1〜C20−ア
ルキル、有利にアミノ−及び/又はヒドロキシル−置換
C1〜C8−アルキル、特に有利にアミノ及び/又はヒ
ドロキシル−置換C1〜C4−アルキル、例えばN−
(ヒドロキシエチル)アミノエチル及びN−(アミノエ
チル)アミノエチル、 − C2〜C30−アルコキシアルキル、有利にC2〜
C20−アルコキシアルキル、特に有利にC2〜C8−
アルコキシアルキル、例えばメトキシメチル、エトキシ
メチル、n−プロポキシメチル、イソプロポキシメチ
ル、n−ブトキシメチル、イソブトキシメチル、s−ブ
トキシブチル、t−ブトキシメチル、1−メトキシエチ
ル及び2−メトキシエチル、特に有利に、C2〜C4−
アルコキシアルキル、例えばメトキシメチル、エトキシ
メチル、n−プロポキシメチル、イソプロポキシメチ
ル、n−ブトキシメチル、イソブトキシメチル、s−ブ
トキシブチル、t−ブトキシメチル、1−メトキシエチ
ル及び2−メトキシエチル、 − R5−(OCR6R7CR8R9)n−(OCR6
R7)、有利にR5−(OCHR7CHR9)n−(O
CR6R7)、特に有利にR5−(OCH2R7CHR
9)n−(OCR6R7)、 − C3〜C30−ジアルキルアミノアルキル、有利に
C3〜C20−ジアルキルアミノアルキル、特に有利に
C3〜C10−ジアルキルアミノアルキル、例えばジメ
チルアミノメチル、ジメチルアミノエチル、ジエチルア
ミノエチル、ジ−n−プロピルアミノエチル及びジイソ
プロピルアミノエチル、(R5)2N−(CH2)q、 − C2〜C30−アルキルアミノアルキル、有利にC
2〜C20−アルキルアミノアルキル、特に有利にC2
〜C8−アルキルアミノアルキル、例えばメチルアミノ
メチル、メチルアミノエチル、エチルアミノメチル、エ
チルアミノエチル及びイソプロピルアミノエチル、(R
5)HN−(CH2)q、 − Y−(CH2)m−NR5−(CH2)q、 − C4〜C20−ヘタリールアルキル、例えば2−ピ
リジルメチル、2−フラニルメチル、3−ピロリルメチ
ル及び2−イミダゾリルメチル、 − C4〜C20−アルキルヘタリール、例えば2−メ
チル−3−ピリジニル、4,5−ジメチル−2−イミダ
ゾリル、3−メチル−2−フラニル及び5−メチル−2
−ピラジニル、 − ヘタリール、例えば2−ピリジニル、3−ピリジニ
ル、4−ピリジニル、ピラジニル、3−ピロリル、2−
イミダゾリル、2−フラニル及び3−フラニル、 R5、R10 − C1〜C4−アルキル、例えばメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、
s−ブチル及びt−ブチル、有利にメチル及びエチル、
特に有利にメチル、 − C12〜C40−アルキルフェニル、有利にC14
〜C40−アルキルフェニル、例えば2−、3−、4−
ノニルフェニル、2−、3−、4−デシルフェニル、
2,3−、2,4−、2,5−、3,4−、3,5−ジ
ノニルフェニル、2,3−、2,4−、2,5−、3,
4−及び3,5−ジデシルフェニル、 R6、R7、R8、R9 −メチル及びエチル、有利にメチル、 X − CH2、酸素又はN−R5、 Y − N(R10)2、 − ヒドロキシル、 − C2〜C20−アルキルアミノアルキル、有利にC
2〜C16−アルキルアミノアルキル、例えばメチルア
ミノメチル、メチルアミノエチル、エチルアミノメチ
ル、エチルアミノエチル及びイソプロピルアミノエチ
ル、 − C3〜C20−ジアルキルアミノアルキル、有利に
C3〜C16−ジアルキルアミノアルキル、例えばジメ
チルアミノメチル、ジメチルアミノエチル、ジエチルア
ミノエチル、ジ−n−プロピルアミノエチル及びジイソ
プロピルアミノエチル、 l − 1〜4の整数、例えば1、2、3及び4、有利に2
及び3、特に有利に2、m、q − 1〜4の整数、例えば1、2、3及び4、有利に
2、3及び4、特に有利に2及び3、 n − 1〜10の整数、有利に1〜8の整数、例えば1、
2、3、4、5、6、7又は8、特に有利に1〜6の整
数、例えば1、2、3、4、5又は6。
【0033】好適なアルコールは、実質的に全ての1級
及び2級の脂肪族アルコールである。脂肪族アルコール
は直鎖、分枝鎖又は環状であってよい。2級アルコール
は1級アミンと同様に良好にアミノ化される。アミノ化
されうるアルコール中の炭素の数には実際に限定はな
い。更にアルコールは、還元的アミノ化の条件下に不活
性である置換基、例えばアルコキシ、アルキレンオキシ
又はアルキルアミノ基を有していてよい。多価アルコー
ルがアミノ化されるべき際には、アミノアルコール、環
状アミン又はポリアミノ化された生成物を反応条件の調
節により得ることができる。1,5−ジオールのアミノ
化は、選択される反応条件に依存して1−アミノ−5−
ヒドロキシ、1,5−ジアミノ化合物又は1個の窒素原
子を有する6員の環を生じる。従って、ジグリコールか
ら、モノアミノジグリコール(=ADG=H2N−CH
2CH2−O−CH2CH2−OH)、ジアミノジグリ
コール、又は特に有利にモルホリンを得ることができ
る。相応して、ピペラジンは特に有利にジエタノールア
ミンから得られる。N−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
ラジンは、トリエタノールアミンから得ることができ
る。
及び2級の脂肪族アルコールである。脂肪族アルコール
は直鎖、分枝鎖又は環状であってよい。2級アルコール
は1級アミンと同様に良好にアミノ化される。アミノ化
されうるアルコール中の炭素の数には実際に限定はな
い。更にアルコールは、還元的アミノ化の条件下に不活
性である置換基、例えばアルコキシ、アルキレンオキシ
又はアルキルアミノ基を有していてよい。多価アルコー
ルがアミノ化されるべき際には、アミノアルコール、環
状アミン又はポリアミノ化された生成物を反応条件の調
節により得ることができる。1,5−ジオールのアミノ
化は、選択される反応条件に依存して1−アミノ−5−
ヒドロキシ、1,5−ジアミノ化合物又は1個の窒素原
子を有する6員の環を生じる。従って、ジグリコールか
ら、モノアミノジグリコール(=ADG=H2N−CH
2CH2−O−CH2CH2−OH)、ジアミノジグリ
コール、又は特に有利にモルホリンを得ることができ
る。相応して、ピペラジンは特に有利にジエタノールア
ミンから得られる。N−(2−ヒドロキシエチル)ピペ
ラジンは、トリエタノールアミンから得ることができ
る。
【0034】有利にアミノ化されるアルコールの例は次
のものである:メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、2−エチ
ルヘキサノール、トリデカノール、ステアリルアルコー
ル、パルミチルアルコール、シクロペンタノール、シク
ロヘキサノール、エタノールアミン、n−プロパノール
アミン、イソプロパノールアミン、n−ペンタノールア
ミン、n−ヘキサノールアミン、ジエタノールアミン、
N−アルキルジエチルエタノールアミン、ジイソプロパ
ノールアミン、N,N−ジメチルアミノエタノール、
N,N−ジエチルアミノエタノール、N,N−ジ−n−
プロピルアミノエタノール、N,N−ジイソプロピルア
ミノエタノール、N,N−ジ−n−ブチルアミノエタノ
ール、N,N−ジイソブチルアミノエタノール、N,N
−ジ−s−ブチルアミノエタノール、N,N−ジ−t−
ブチルアミノエタノール、N,N−ジメチルアミノプロ
パノール、N,N−ジエチルアミノプロパノール、N,
N−ジ−n−プロピルアミノプロパノール、N,N−ジ
イソプロピルアミノプロパノール、N,N−ジ−n−ブ
チルアミノプロパノール、N,N−ジイソブチルアミノ
プロパノール、N,N−ジ−s−ブチルアミノプロパノ
ール、N,N−ジ−t−ブチルアミノプロパノール、1
−ジメチルアミノ−4−ペンタノール、1−ジエチルア
ミノ−4−ペンタノール、エチレングリコール、1,2
−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコー
ル、ジグリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,2
−ビス[4−ヒドロキシシクロヘキシル]プロパン、メ
トキシエタノール、プロポキシエタノール、ブトキシエ
タノール、ポリイソブチルアルコール、ポリプロピルア
ルコール、ポリエチレングリコールエーテル、ポリプロ
ピレングリコールエーテル及びポリブチレングリコール
エーテル。最後に挙げられているポリアルキレングリコ
ールエーテルは、本発明の反応により、それらの遊離ヒ
ドロキシル基の変更により相応するアミンに変換され
る。
のものである:メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノ
ール、n−ペンタノール、n−ヘキサノール、2−エチ
ルヘキサノール、トリデカノール、ステアリルアルコー
ル、パルミチルアルコール、シクロペンタノール、シク
ロヘキサノール、エタノールアミン、n−プロパノール
アミン、イソプロパノールアミン、n−ペンタノールア
ミン、n−ヘキサノールアミン、ジエタノールアミン、
N−アルキルジエチルエタノールアミン、ジイソプロパ
ノールアミン、N,N−ジメチルアミノエタノール、
N,N−ジエチルアミノエタノール、N,N−ジ−n−
プロピルアミノエタノール、N,N−ジイソプロピルア
ミノエタノール、N,N−ジ−n−ブチルアミノエタノ
ール、N,N−ジイソブチルアミノエタノール、N,N
−ジ−s−ブチルアミノエタノール、N,N−ジ−t−
ブチルアミノエタノール、N,N−ジメチルアミノプロ
パノール、N,N−ジエチルアミノプロパノール、N,
N−ジ−n−プロピルアミノプロパノール、N,N−ジ
イソプロピルアミノプロパノール、N,N−ジ−n−ブ
チルアミノプロパノール、N,N−ジイソブチルアミノ
プロパノール、N,N−ジ−s−ブチルアミノプロパノ
ール、N,N−ジ−t−ブチルアミノプロパノール、1
−ジメチルアミノ−4−ペンタノール、1−ジエチルア
ミノ−4−ペンタノール、エチレングリコール、1,2
−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコー
ル、ジグリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−
ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,2
−ビス[4−ヒドロキシシクロヘキシル]プロパン、メ
トキシエタノール、プロポキシエタノール、ブトキシエ
タノール、ポリイソブチルアルコール、ポリプロピルア
ルコール、ポリエチレングリコールエーテル、ポリプロ
ピレングリコールエーテル及びポリブチレングリコール
エーテル。最後に挙げられているポリアルキレングリコ
ールエーテルは、本発明の反応により、それらの遊離ヒ
ドロキシル基の変更により相応するアミンに変換され
る。
【0035】この還元的アミノ化で使用できるアミノ化
剤は、アンモニア及び1級又は2級の脂肪族又は環状脂
肪族アミンの双方である。
剤は、アンモニア及び1級又は2級の脂肪族又は環状脂
肪族アミンの双方である。
【0036】アミノ化剤としてアンモニアが使用される
場合には、アルコール性ヒドロキシル基が、先ず遊離ア
ミノ基(−NH2)に変換される。こうして形成された
1級アミンは、更にアルコールと反応して、相応する2
級アミンを生じ、これ自体は更にアルコールと反応し
て、相応する対称性3級アミンを生じることができる。
こうして、必要に応じて、反応混合物の組成に応じて、
かつ使用反応条件−圧力、温度、反応時間に依存して、
有利に、1級、2級又は3級アミンを製造することがで
きる。
場合には、アルコール性ヒドロキシル基が、先ず遊離ア
ミノ基(−NH2)に変換される。こうして形成された
1級アミンは、更にアルコールと反応して、相応する2
級アミンを生じ、これ自体は更にアルコールと反応し
て、相応する対称性3級アミンを生じることができる。
こうして、必要に応じて、反応混合物の組成に応じて、
かつ使用反応条件−圧力、温度、反応時間に依存して、
有利に、1級、2級又は3級アミンを製造することがで
きる。
【0037】こうして、多価アルコールから、分子内還
元的アミノ化により、環状アミン、例えばピロリジン又
はピペリジン、ピペラジン及びモルホリンを製造するこ
とができる。
元的アミノ化により、環状アミン、例えばピロリジン又
はピペリジン、ピペラジン及びモルホリンを製造するこ
とができる。
【0038】1級又は2級アミンは、アンモニアと同様
にアミノ化剤として使用することができる。
にアミノ化剤として使用することができる。
【0039】これらのアミノ化剤は、非対称的に置換さ
れたジ−又はトリアルキルアミン、例えばエチルジイソ
プロピルアミン及びエチルジシクロヘキシルアミンを製
造するために有利に使用される。アミノ化剤として有利
に使用されるモノ−及びジアルキルアミンの例は、次の
ものである:メチルアミン、ジメチルアミン、エチルア
ミン、ジエチルアミン、プロピルアミン、ジイソプロピ
ルアミン、ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルア
ミン及びシクロヘキシルアミン。
れたジ−又はトリアルキルアミン、例えばエチルジイソ
プロピルアミン及びエチルジシクロヘキシルアミンを製
造するために有利に使用される。アミノ化剤として有利
に使用されるモノ−及びジアルキルアミンの例は、次の
ものである:メチルアミン、ジメチルアミン、エチルア
ミン、ジエチルアミン、プロピルアミン、ジイソプロピ
ルアミン、ブチルアミン、ペンチルアミン、ヘキシルア
ミン及びシクロヘキシルアミン。
【0040】アミノ化剤は、アミノ化されるべきアルコ
ール性ヒドロキシル基に対して化学量論的量で使用する
ことができる。しかしながら、このアミノ化剤は、過剰
に、一般に、アミノ化されるべきアルコール性ヒドロキ
シル基1モル当たり5モル以上の過剰で使用するのが有
利である。特にアンモニアは、一般に、反応されるべき
アルコール性ヒドロキシル基1モル当たり1.5〜25
0倍、有利に5〜100倍、特に10〜80倍のモル過
剰で使用される。アンモニア及び1級又は2級アミンの
双方の大過剰が可能である。
ール性ヒドロキシル基に対して化学量論的量で使用する
ことができる。しかしながら、このアミノ化剤は、過剰
に、一般に、アミノ化されるべきアルコール性ヒドロキ
シル基1モル当たり5モル以上の過剰で使用するのが有
利である。特にアンモニアは、一般に、反応されるべき
アルコール性ヒドロキシル基1モル当たり1.5〜25
0倍、有利に5〜100倍、特に10〜80倍のモル過
剰で使用される。アンモニア及び1級又は2級アミンの
双方の大過剰が可能である。
【0041】水素は、一般に、アルコール成分1リット
ル当たり5〜400リットル、有利に50〜200リッ
トルの量で反応に供給され、記載のリットルはそれぞれ
の場合に、標準温度及び圧力(S.T.P)に対して変
更されている。
ル当たり5〜400リットル、有利に50〜200リッ
トルの量で反応に供給され、記載のリットルはそれぞれ
の場合に、標準温度及び圧力(S.T.P)に対して変
更されている。
【0042】この反応は、一般に付加的溶剤なしに実施
される。高分子量出発化合物又は室温で高粘凋性又は固
体である生成物が反応する際には、反応条件下に不活性
である溶剤、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、
N−メチルピロリドン又はエチレングリコールジメチル
エーテルを使用することも有利であり得る。
される。高分子量出発化合物又は室温で高粘凋性又は固
体である生成物が反応する際には、反応条件下に不活性
である溶剤、例えばテトラヒドロフラン、ジオキサン、
N−メチルピロリドン又はエチレングリコールジメチル
エーテルを使用することも有利であり得る。
【0043】この反応は、通常80〜300℃、有利に
120〜230℃、特に有利に130〜220℃で実施
される。この反応は、一般に0.1〜40MPaの圧力
で実施される。しかしながら、1〜25PMa、特に3
〜22MPaの圧力を使用するのが有利である。
120〜230℃、特に有利に130〜220℃で実施
される。この反応は、一般に0.1〜40MPaの圧力
で実施される。しかしながら、1〜25PMa、特に3
〜22MPaの圧力を使用するのが有利である。
【0044】より高い温度及びより高い全体的圧力を使
用することができる。アミノ化剤、アルコール成分及び
この反応で形成される生成物の、及び場合によっては存
在する溶剤の前記温度での部分圧の合計より成る反応容
器中の全体の圧力は、水素を注入することにより有利に
調節されて、所望の反応圧を生じる。
用することができる。アミノ化剤、アルコール成分及び
この反応で形成される生成物の、及び場合によっては存
在する溶剤の前記温度での部分圧の合計より成る反応容
器中の全体の圧力は、水素を注入することにより有利に
調節されて、所望の反応圧を生じる。
【0045】本発明の方法の選択率にとって、不活性パ
ッキング成分を有する触媒成形体を、それらを希釈する
ように反応器中で混合することが有利である。このよう
な触媒製造時のこのパッキング成分の割合は、20〜8
0、特に30〜60、殊に40〜50容量部であってよ
い。
ッキング成分を有する触媒成形体を、それらを希釈する
ように反応器中で混合することが有利である。このよう
な触媒製造時のこのパッキング成分の割合は、20〜8
0、特に30〜60、殊に40〜50容量部であってよ
い。
【0046】この実際の方法では、一般に、アルコール
及びアミノ化剤を、有利に所望の圧力下に所望の反応温
度で外部から加熱される固定床反応器中に通常存在する
触媒中に同時に供給する。空間速度は、一般に触媒1リ
ットル、1時間当たりアルコール0.02〜3、有利に
0.5〜2、特に有利に0.1〜1.6リットルである。
この関係で、反応成分をそれを反応器に供給する前に、
好ましくは反応温度まで加熱するのが有利である。
及びアミノ化剤を、有利に所望の圧力下に所望の反応温
度で外部から加熱される固定床反応器中に通常存在する
触媒中に同時に供給する。空間速度は、一般に触媒1リ
ットル、1時間当たりアルコール0.02〜3、有利に
0.5〜2、特に有利に0.1〜1.6リットルである。
この関係で、反応成分をそれを反応器に供給する前に、
好ましくは反応温度まで加熱するのが有利である。
【0047】反応器は、上昇流又は下降流で作業でき、
即ち反応成分をこの反応器に底部から頂部に、又は頂部
から底部に通すことができる。この方法は、回分法でも
連続的にも実施できることは自明である。双方の場合
に、過剰のアミノ化剤を水素と一緒に再循環させること
ができる。この反応で変換が不完全である場合には、未
反応の出発物質を同様に反応帯域に戻すことができる。
即ち反応成分をこの反応器に底部から頂部に、又は頂部
から底部に通すことができる。この方法は、回分法でも
連続的にも実施できることは自明である。双方の場合
に、過剰のアミノ化剤を水素と一緒に再循環させること
ができる。この反応で変換が不完全である場合には、未
反応の出発物質を同様に反応帯域に戻すことができる。
【0048】反応排出物が有利に減圧された後に、過剰
のアミノ化剤及び水素をそれから除去し、生じるアミノ
化生成物を蒸留、液体抽出または結晶化により精製す
る。過剰なアミノ化剤及び水素は反応帯域に戻すのが有
利である。同様なことが未反応の又は不完全に反応した
アルコール成分にも当てはまる。
のアミノ化剤及び水素をそれから除去し、生じるアミノ
化生成物を蒸留、液体抽出または結晶化により精製す
る。過剰なアミノ化剤及び水素は反応帯域に戻すのが有
利である。同様なことが未反応の又は不完全に反応した
アルコール成分にも当てはまる。
【0049】この反応の間に形成される水は、一般に、
この変換率、反応速度、選択率及びこの触媒の有効寿命
に不利に作用せず、従って、反応生成物から、後者が蒸
留により後処理される際にのみ有利に除去される。
この変換率、反応速度、選択率及びこの触媒の有効寿命
に不利に作用せず、従って、反応生成物から、後者が蒸
留により後処理される際にのみ有利に除去される。
【0050】本発明により得られるアミンは、特に燃料
添加剤(US−A−3275554;DE−A−212
5939及びDE−A−3611230)、界面活性
剤、薬剤及び収穫物保護剤及び加硫促進剤を製造するた
めの中間体として好適である。
添加剤(US−A−3275554;DE−A−212
5939及びDE−A−3611230)、界面活性
剤、薬剤及び収穫物保護剤及び加硫促進剤を製造するた
めの中間体として好適である。
【0051】
【実施例】A.触媒の製造触媒Aの製造(本発明による) 硝酸ニッケル、硝酸銅及び酢酸ジルコニウムの水溶液
(これは、NiO 4.48%、CuO 1.52%及び
ZrO2 2.82%を含有する)を、撹拌容器中で一
定流速、70℃で、20%濃度炭酸ナトリウム水溶液
で、ガラス電極で測定したpH値を7.0に保持するよ
うな方法で、同時に沈殿させた。
(これは、NiO 4.48%、CuO 1.52%及び
ZrO2 2.82%を含有する)を、撹拌容器中で一
定流速、70℃で、20%濃度炭酸ナトリウム水溶液
で、ガラス電極で測定したpH値を7.0に保持するよ
うな方法で、同時に沈殿させた。
【0052】生じる懸濁液を濾過し、フィルターケーキ
を、濾液の電導度が約20mSになるまで、脱イオン水
で洗浄した。次いで、このフィルターケーキを150℃
で乾燥炉中又はスプレー乾燥機中で乾燥させた。この方
法で得られた水酸化物/炭酸塩混合物を500℃で4時
間熱処理した。
を、濾液の電導度が約20mSになるまで、脱イオン水
で洗浄した。次いで、このフィルターケーキを150℃
で乾燥炉中又はスプレー乾燥機中で乾燥させた。この方
法で得られた水酸化物/炭酸塩混合物を500℃で4時
間熱処理した。
【0053】この方法で得られた触媒Aは、組成: NiOとして計算したNi 51重量% CuOとして計算したCu 17重量% ZrO2として計算したZr 32重量% を有した。
【0054】この触媒粉末をグラファイト3重量%と混
合し、5×3mmの錠剤に成形した。
合し、5×3mmの錠剤に成形した。
【0055】触媒Bの製造(DE−A−1953263
による比較試験用) 直径4mmを有するアルミナ押出成形体を、Co及びN
i各々5重量%及びCu 2重量%(金属として計算)
を含有する溶液で被覆した。この溶液は金属硝酸塩を含
有した。
による比較試験用) 直径4mmを有するアルミナ押出成形体を、Co及びN
i各々5重量%及びCu 2重量%(金属として計算)
を含有する溶液で被覆した。この溶液は金属硝酸塩を含
有した。
【0056】約15分間の含浸の後に、この押出成形体
を120℃で乾燥させ、次いで520℃で熱処理した。
を120℃で乾燥させ、次いで520℃で熱処理した。
【0057】次いで、この含浸/乾燥/熱処理を繰り返
した。生じた触媒Bは組成: Al2O3として計算したAl 76重量% CuOとして計算したCu 4重量% CoOとして計算したCo 10重量% NiOとして計算したNi 10重量% を有した。
した。生じた触媒Bは組成: Al2O3として計算したAl 76重量% CuOとして計算したCu 4重量% CoOとして計算したCo 10重量% NiOとして計算したNi 10重量% を有した。
【0058】触媒Cの製造(EP−A−382049に
よる比較試験用) 触媒CをEP−A−382049に基づく比較試験のた
めに次のようにして製造した:ジルコニウム、銅(I
I)、コバルト(II)及びニッケル(II)塩の溶液
を、1.208kg/lの比重を有する炭酸ナトリウム
溶液と同時に、水中に懸濁された新たに沈殿された二酸
化ジルコニウムを含有する沈殿装置中にポンプ導入し
た。この沈殿の間のこの溶液のpHを6.0で一定に保
持し、無機塩溶液の消費の後にpHを7.5に高めた。
沈殿物を洗浄し、120℃で恒量まで乾燥させ、400
℃で恒量になるまで焼成させた。生じた粗製触媒組成物
を粉砕し、グラファイト3重量%と混合し、打錠し、再
度520℃で3時間焼成した。生じた触媒Cは組成: ZrO2として計算したZr 76重量% CuOとして計算したCu 4重量% CoOとして計算したCo 10重量% NiOとして計算したNi 10重量% を有した。
よる比較試験用) 触媒CをEP−A−382049に基づく比較試験のた
めに次のようにして製造した:ジルコニウム、銅(I
I)、コバルト(II)及びニッケル(II)塩の溶液
を、1.208kg/lの比重を有する炭酸ナトリウム
溶液と同時に、水中に懸濁された新たに沈殿された二酸
化ジルコニウムを含有する沈殿装置中にポンプ導入し
た。この沈殿の間のこの溶液のpHを6.0で一定に保
持し、無機塩溶液の消費の後にpHを7.5に高めた。
沈殿物を洗浄し、120℃で恒量まで乾燥させ、400
℃で恒量になるまで焼成させた。生じた粗製触媒組成物
を粉砕し、グラファイト3重量%と混合し、打錠し、再
度520℃で3時間焼成した。生じた触媒Cは組成: ZrO2として計算したZr 76重量% CuOとして計算したCu 4重量% CoOとして計算したCo 10重量% NiOとして計算したNi 10重量% を有した。
【0059】触媒Dの製造(EP696572による比
較試験用) 触媒Aと同様であるが、洗浄の後に、ヘプタモリブデン
酸アンモニウムをEP−A−696572の8頁に記載
のようになお湿っているフィルターケーキ中に導入して
この触媒を製造すると、生じた触媒Dは次の組成: NiOとして計算したNi 50重量% CuOとして計算したCu 17重量% MoO3として計算したMo 1.5重量% ZrO2として計算したZr 31.5重量% を有した。
較試験用) 触媒Aと同様であるが、洗浄の後に、ヘプタモリブデン
酸アンモニウムをEP−A−696572の8頁に記載
のようになお湿っているフィルターケーキ中に導入して
この触媒を製造すると、生じた触媒Dは次の組成: NiOとして計算したNi 50重量% CuOとして計算したCu 17重量% MoO3として計算したMo 1.5重量% ZrO2として計算したZr 31.5重量% を有した。
【0060】この触媒粉末をグラファイト3重量%と混
合し、5×3mmの錠剤に成形した。
合し、5×3mmの錠剤に成形した。
【0061】B.ジグリコールの還元的アミノ化による
モルホリンの製造例1(本発明による) 連続的に処理された高圧反応器に触媒A 500cm3
を装入し、1時間当たりジグリコール270cm3及び
液体アンモニア500cm3を通した。この触媒温度を
180℃に調節し、この反応器中の圧力を、水素の同時
注入により200バールに調節した。過剰のアンモニア
を、それが減圧された後に反応排出物から留去した。集
められた反応排出物のガスクロマトグラフィによる分析
は、次の組成: モルホリン: 29% アミノジグリコール: 26% ジグリコール: 40% エチルアミン: 1400ppm 水を包含する他の化合物:<5% を示した。
モルホリンの製造例1(本発明による) 連続的に処理された高圧反応器に触媒A 500cm3
を装入し、1時間当たりジグリコール270cm3及び
液体アンモニア500cm3を通した。この触媒温度を
180℃に調節し、この反応器中の圧力を、水素の同時
注入により200バールに調節した。過剰のアンモニア
を、それが減圧された後に反応排出物から留去した。集
められた反応排出物のガスクロマトグラフィによる分析
は、次の組成: モルホリン: 29% アミノジグリコール: 26% ジグリコール: 40% エチルアミン: 1400ppm 水を包含する他の化合物:<5% を示した。
【0062】モルホリン選択率は48%であった。
【0063】例2(比較例) 例1に記載の試験を触媒Bを用いて実施する際に、比較
可能なジグリコール変換率を達成するためには、他は例
1のそれと同じ反応条件で、温度を220℃に調節する
ことが必要であった。集められた反応排出物のガスクロ
マトグラフィの分析は次の組成: モルホリン: 17% アミノジグリコール: 37% ジグリコール:42% 水を包含する他の化合物: 4% を示した。
可能なジグリコール変換率を達成するためには、他は例
1のそれと同じ反応条件で、温度を220℃に調節する
ことが必要であった。集められた反応排出物のガスクロ
マトグラフィの分析は次の組成: モルホリン: 17% アミノジグリコール: 37% ジグリコール:42% 水を包含する他の化合物: 4% を示した。
【0064】モルホリン選択率は29%であった。
【0065】このように、触媒Bは、必要な反応温度が
本発明による触媒Aより高く、かなり低いモルホリン選
択率を示したので、明確に反応性が低かった。
本発明による触媒Aより高く、かなり低いモルホリン選
択率を示したので、明確に反応性が低かった。
【0066】例3(比較例) 例1に記載の試験を触媒Cを用いて実施する際に、他は
例1と同じ反応条件で、比較可能なジグリコール変換率
を達成するためには、温度を185℃に調節することが
必要であった。集められた反応排出物のガスクロマトグ
ラフィの分析は次の組成: モルホリン: 27% アミノジグリコール: 31% ジグリコール: 36% 水を包含する他の化合物: 6% を示した。
例1と同じ反応条件で、比較可能なジグリコール変換率
を達成するためには、温度を185℃に調節することが
必要であった。集められた反応排出物のガスクロマトグ
ラフィの分析は次の組成: モルホリン: 27% アミノジグリコール: 31% ジグリコール: 36% 水を包含する他の化合物: 6% を示した。
【0067】モルホリン選択率は42%であった。
【0068】この触媒は、この試験が数日続いた後に分
解したので、不適当であった。
解したので、不適当であった。
【0069】例4(比較例) 例1に記載の試験を触媒Dを用いて実施する際に、比較
可能なジグリコール変換率を達成するためには、他は例
1のそれと同じ反応条件で、温度を190℃に調節する
ことが必要であった。集められた反応排出物のガスクロ
マトグラフィの分析は次の組成: モルホリン: 21% アミノジグリコール: 30% ジグリコール: 43% エチルアミン: 5200ppm 水を包含する他の化合物: <6% を示した。
可能なジグリコール変換率を達成するためには、他は例
1のそれと同じ反応条件で、温度を190℃に調節する
ことが必要であった。集められた反応排出物のガスクロ
マトグラフィの分析は次の組成: モルホリン: 21% アミノジグリコール: 30% ジグリコール: 43% エチルアミン: 5200ppm 水を包含する他の化合物: <6% を示した。
【0070】モルホリン選択率は37%であった。
【0071】触媒Dは、この反応に関してかなり低いモ
ルホリン選択率を示し、更に例1における本発明による
触媒Aによるよりも明らかに多い妨害性エチルアミンの
形成を示した。
ルホリン選択率を示し、更に例1における本発明による
触媒Aによるよりも明らかに多い妨害性エチルアミンの
形成を示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハン−ペーター メルダー ドイツ連邦共和国 ノイホーフェン ヤー ンシュトラーセ 35 (72)発明者 フィリップ ブスケンス ベルギー国 ホーホストラーテン ルーン ホウツヴェーク 69 (72)発明者 グイド ヴォイト ドイツ連邦共和国 フラインスハイム ボ ルンガッセ 13 (72)発明者 フランク フンケ ドイツ連邦共和国 リムブルガーホーフ フォン−デニス−シュトラーセ 3
Claims (9)
- 【請求項1】 1級又は2級アルコール及びアンモニ
ア、1級及び2級アミンの群から選択された窒素化合物
から、80〜250℃で、0.1〜40MPaの圧力下
に、ジルコニウム、銅及びニッケルを含有する触媒の存
在下に水素を用いてアミンを製造する方法において、こ
の触媒活性組成物は、 酸素含有ジルコニウム化合物(ZrO2として計算して)20〜85重量%、 酸素含有銅化合物(CuOとして計算して) 1〜30重量%、 酸素含有ニッケル化合物(NiOとして計算して) 14〜70重量% (ここで、銅に対するニッケルのモル比は1より大きい) 酸素含有アルミニウム及び/又はマンガン化合物(Al2O3及び/又はMnO 2 として計算して) 0〜10重量% を含有し、酸素含有コバルト又はモリブデン化合物を含
有しないことを特徴とする、アミンの製造法。 - 【請求項2】 アルミニウム及び/又はマンガン酸素化
合物が存在する場合には、アルミニウム及び/又はマン
ガン(Al2O3及び/又はMnO2として計算して)
に対するジルコニウム化合物(ZrO2として計算し
て)の重量比は少なくとも5である、請求項1に記載の
方法。 - 【請求項3】 触媒活性組成物は、酸素含有ジルコニウ
ム化合物(ZrO2として計算して)25〜50重量
%、酸素含有銅化合物(CuOとして計算して)10〜
25重量%及び酸素含有ニッケル化合物(NiOとして
計算して)40〜60重量%を含有する(ここで、銅に
対するニッケルのモル比は1より大きい)、請求項1に
記載の方法。 - 【請求項4】 式I: 【化1】 [式中、R1及びR2は水素、C1〜C20−アルキ
ル、C3〜C12−シクロアルキル、アリール、C7〜
C20−アラルキル及びC7〜C20−アルキルアリー
ルであるか、又は一緒になって(CH2)l−X−(C
H2)mであり、R3及びR4は水素、アルキル、シク
ロアルキル、ヒドロキシアルキル、アミノ−及び/又は
ヒドロキシル−置換アルキル、アルコキシアルキル、ジ
アルキルアミノアルキル、アルキルアミノアルキル、R
5−(OCR6R7CR8R9)n−(OCR
6R7)、アリール、ヘタリール、アラルキル、ヘタリ
ールアルキル、アルキルアリール、アルキルヘタリール
及びY−(CH2)m−NR5−(CH2)qである
か、又は一緒になって(CH2)l−X−(CH2)m
であるか又は、R2及びR4は一緒になって(CH2)
l−X−(CH2)mであり、R5、R10は水素、C
1〜C4−アルキル、C12〜C40−アルキルフェニ
ルであり、R6、R7、R8、R9は水素、メチル又は
エチルであり、XはCH2、酸素又はN−R5であり、
YはN(R10)2、ヒドロキシル、C2〜C20−ア
ルキルアミノアルキル又はC3〜C20−ジアルキルア
ミノアルキルであり、nは1〜30の整数であり、l、
m、qは1〜4の整数である]のアミンを、式II: R4−CHR3−OH (II) の1級又は2級アルコール及び式III: 【化2】 の窒素化合物から製造するための、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項5】 反応を120〜230℃で実施する、請
求項1に記載の方法。 - 【請求項6】 反応を1〜25MPaの圧力下で実施す
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 反応を3〜22MPaの圧力下に実施す
る、請求項1に記載の方法。 - 【請求項8】 その触媒活性組成物が、 酸素含有ジルコニウム化合物(ZrO2として計算して)20〜85重量%、 酸素含有銅化合物(CuOとして計算して) 1〜30重量%、 酸素含有ニッケル化合物(NiOとして計算して) 14〜70重量% (ここで、銅に対するニッケルのモル比は1より大きい) 酸素含有アルミニウム及び/又はマンガン化合物(Al2O3及び/又はMn O2として計算して) 0〜10重量% を含有し、酸素含有コバルト又はモリブデン化合物を含
有しない、触媒。 - 【請求項9】 その触媒活性組成物が 酸素含有ジルコニウム化合物(ZrO2として計算して)25〜50重量%、 酸素含有銅化合物(CuOとして計算して) 10〜25重量%、 酸素含有ニッケル化合物(NiOとして計算して) 40〜60重量% (ここで、銅に対するニッケルのモル比は1より大きい) 酸素含有アルミニウム及び/又はマンガン化合物(Al2O3及び/又はMn O2として計算して) 0〜10重量% を含有し、酸素含有コバルト又はモリブデン化合物を含
有しない、請求項8に記載の触媒。
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