JPH11179585A - クリームはんだ - Google Patents
クリームはんだInfo
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- JPH11179585A JPH11179585A JP9353594A JP35359497A JPH11179585A JP H11179585 A JPH11179585 A JP H11179585A JP 9353594 A JP9353594 A JP 9353594A JP 35359497 A JP35359497 A JP 35359497A JP H11179585 A JPH11179585 A JP H11179585A
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- JP
- Japan
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- solder
- resin
- solder powder
- alloy
- plated film
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Abstract
なパターン形成ができるクリームはんだを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 はんだ粉末を樹脂の微粒子を核とし、そ
の表面にはんだ合金として、融点250℃以下の合金の
めっきまたは同合金を構成する単体金属の積層被膜を形
成した粒子を用いるものである。
Description
付けに用いられる、はんだ粉末とフラックスとを混練し
たクリームはんだに関する。
アトマイズ法によって得られたものが用いられていた。
このアトマイズ法によって得られたはんだ粉末をふるい
にかけてある粒度分布をもったはんだ粉末とし、これを
フラックスと混練してクリームはんだとしていた。たと
えば、はんだ粉末の粒度分布は、20μm以上50μm
以下というものである。
リームはんだでは、はんだ粒子の酸化の問題から粒径1
0μm以下のものを作ることができなかった。そのた
め、クリームはんだを微細に印刷しようとすると限界が
あった。また、実際のクリームはんだには10μm以下
のはんだ粒子も混入しているため、リフロー後のはんだ
ボールの発生の原因にもなっていた。従って、本発明
は、酸化させることなくはんだ粒子を10μm以下に微
粉にして微細なパターン形成ができるクリームはんだを
提供することを目的とする。
従来のようにはんだ合金のみで構成するのではなく、樹
脂の微粒子を核とし、その表面にはんだ合金として、融
点250℃以下の合金のめっきまたは同合金を構成する
単体金属の積層被膜を形成した粒子を用いるものであ
る。
だ粉末とフラックスからなり、前記はんだ粉末が、表面
にニッケルめっき被膜および融点250℃以下の合金め
っき被膜を順次形成された粒径10μm以下の樹脂ボー
ルからなることを特徴とする。また、本発明のクリーム
はんだは、はんだ粉末とフラックスからなり、前記はん
だ粉末が、表面にニッケルめっき被膜および融点250
℃以下の合金を構成する単体金属のめっき被膜の積層膜
が順次形成された粒径10μm以下の樹脂ボールからな
ることを特徴とする。
ては、Sn−Pb、Sn−Pb−Ag、Sn−Ag、S
n−Ag−Bi、Sn−Pb−Bi、In−Biなどが
好適に用いられる。樹脂ボールを構成する樹脂材料は、
熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂いずれでもよい。樹脂ボー
ルは、まず前処理として、たとえばフッ酸と硝酸を含む
処理液で処理した後、塩化第一錫の塩酸酸性液でセンセ
タイジング、次いで塩化パラジウムの塩酸酸性液でアク
チベイチングにより活性化処理をし、硫酸ニッケル、リ
ン酸二水素ナトリウムおよびクエン酸ナトリウムからな
る無電解めっき浴を用いて下地めっきとしてニッケルの
めっき被膜を形成する。このニッケルのめっき被膜は、
0.1〜1.0μmの厚みが適当である。
た樹脂ボールに電解めっきにより合金めっきまたは合金
を構成する単体金属の積層めっき被膜を形成する。この
電解めっきは、バレルを用いる方法が適当である。合金
のめっき被膜または合金を構成する単体金属の積層めっ
き被膜の厚みは、1〜3μmが好ましい。
5mmピッチ以下のクリームはんだの印刷も簡単に行う
ことができるとともに、リフロー後のはんだボール不良
もない。以下に、本発明の種々の実施形態にかかるクリ
ームはんだを図1および図2に基づいて詳細に説明す
る。
mの樹脂ボール2にニッケルのめっき被膜3を形成した
のち、SnとPbとの共晶はんだのめっき被膜4を形成
したものである。このようにして作製したはんだ粉末を
フラックスと混ぜ合わせることによりクリームはんだを
調製する。このクリームはんだでは、フラックス含有量
は15wt%以下である。フラックスとしては、従来の
クリームはんだと同じくロジン、ヒマシ油等が使われ
る。このように、本発明のクリームはんだでは、樹脂ボ
ール2の径を5μmと微細にかつ均一にしているため
に、微細なパターン形成ができるとともに、酸化度が非
常に少ないためにリフロー後のはんだボールがない。
μmの樹脂ボール12にニッケルのめっき被膜13を形
成したのち、めっきによりSn被膜14aとPb被膜1
4bをそれぞれ単体の膜として形成したものである。こ
のはんだ粉末をフラックスと混ぜ合わせることによりク
リームはんだを調製する。このクリームはんだでも、フ
ラックスには実施例1と同様のものを用いることができ
る。このように、本実施の形態では、はんだ合金を構成
する単体金属のめっき被膜を積層して形成しているため
に、はんだ組成が制御しやすいという特徴をもってい
る。
るものではなく、種々の形態で実施することができる。
たとえば、めっきの際にフラックス成分、たとえばめっ
き浴に光沢剤として添加されるものをめっき被膜中に吸
蔵させれば、クリームはんだにするためにフラックス以
外の増粘剤やチクソ剤等だけを前記のはんだ粉末と混ぜ
合わせてクリームはんだを作製することができる。
ールがなく、かつ微細なパターン形成ができるクリーム
はんだを提供することができる。
のはんだ粉末の断面模式図である。
だのはんだ粉末の断面模式図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 はんだ粉末とフラックスからなり、前記
はんだ粉末が、表面にニッケルめっき被膜および融点2
50℃以下の合金めっき被膜を順次形成された粒径10
μm以下の樹脂ボールからなることを特徴とするクリー
ムはんだ。 - 【請求項2】 はんだ粉末とフラックスからなり、前記
はんだ粉末が、表面にニッケルめっき被膜および融点2
50℃以下の合金を構成する単体金属のめっき被膜の積
層膜が順次形成された粒径10μm以下の樹脂ボールか
らなることを特徴とするクリームはんだ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35359497A JP3795650B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | クリームはんだ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35359497A JP3795650B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | クリームはんだ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11179585A true JPH11179585A (ja) | 1999-07-06 |
JP3795650B2 JP3795650B2 (ja) | 2006-07-12 |
Family
ID=18431902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35359497A Expired - Fee Related JP3795650B2 (ja) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | クリームはんだ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3795650B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004158212A (ja) * | 2002-11-01 | 2004-06-03 | Sekisui Chem Co Ltd | 実装用導電性微粒子 |
JP2004249359A (ja) * | 2003-02-21 | 2004-09-09 | Sekisui Chem Co Ltd | ハンダペースト及び導電接続構造体 |
JP2004303956A (ja) * | 2003-03-31 | 2004-10-28 | Sekisui Chem Co Ltd | プリント基板の製造方法 |
JP2018089683A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | テトス カンパニー,リミテッド | はんだ粒子 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0536306A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-12 | Sekisui Fine Chem Kk | 導電性微粒子、電極接続構造体及びその製造方法 |
JPH05337679A (ja) * | 1992-06-04 | 1993-12-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | クリーム半田用半田粉末およびその製造方法 |
JPH07155980A (ja) * | 1993-12-09 | 1995-06-20 | Nec Kansai Ltd | 接合方法 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35359497A patent/JP3795650B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2018089683A (ja) * | 2016-12-06 | 2018-06-14 | テトス カンパニー,リミテッド | はんだ粒子 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3795650B2 (ja) | 2006-07-12 |
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