JPH1117828A - 送受信装置における受信情報判別方法及び装置並びに記録媒体 - Google Patents

送受信装置における受信情報判別方法及び装置並びに記録媒体

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JPH1117828A
JPH1117828A JP9181820A JP18182097A JPH1117828A JP H1117828 A JPH1117828 A JP H1117828A JP 9181820 A JP9181820 A JP 9181820A JP 18182097 A JP18182097 A JP 18182097A JP H1117828 A JPH1117828 A JP H1117828A
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JP9181820A
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Miyoshi Yoshioka
美佳 吉岡
Atsushi Nakamura
淳 中村
Fujiki Fujii
藤樹 藤居
Koji Maekawa
浩二 前川
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者の送信情報等に基づいて受信すべき情報
の選択条件を抽出し、その選択条件に基づき受信情報を
取捨選択する受信情報判別装置を提供すること 【解決手段】 送信先の情報を記憶する送信先情報記憶
部11と、前記送信先情報記憶部から選択条件を抽出す
る選択条件抽出部14と、その抽出部14で抽出された
選択条件を記憶する選択条件記憶部13とを備え、受信
した情報が選択条件記憶部に記憶された選択条件と合致
するかどうかを選択条件判断部17が判断し、その判断
結果に基づいて受信情報出力部18が所定の処理を実行
する。送信先情報記憶部には、利用者が送信する相手が
登録されているので、少なくとも係る登録した相手から
は、ダイレクトメールなどの不要な情報が送られてくる
蓋然性は低いため、その記憶部11から自動的に選択条
件を設定すると利用者にとって適した選択条件が生成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送受信装置におけ
る受信情報判別方法及び装置並びに記録媒体に関するも
ので、より具体的には、受信情報を選別する機能を備え
たものに関する。
【0002】
【発明の背景】従来の電子メール送受信装置や電話機、
FAX機といったメッセージ送受信装置は、送信の簡便
性を向上することに主眼がおかれており受信に対する操
作性は、簡便性が乏しく、受信した情報は全て受信者が
情報を確認し取捨選択をしなければならないものが多
い。
【0003】しかしながら、ダイレクトメールなど受信
者が要求しない情報が増加しつつあり、これら不要な情
報のために受信装置の記憶容量や出力を消費したり、受
信者が時間の大半を受信情報の選択に費やさなければな
らなくなってきている。
【0004】この問題を受けて、受信情報を選択するた
めに受信者が選択条件を設定し、受信情報の取捨選択を
自動で行う受信装置も存在しているが、それら選択条件
の設定にあっては、その操作性や保守が大変なため、利
用されにくかったり、利用されていたとしてもその選択
条件のために有用な受信情報を破棄してしまうという問
題がある。
【0005】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、利用者の送信情報や、過去の送受信履歴等に基づい
て自動的に受信すべき情報の選択条件を抽出することが
でき、さらにその抽出した選択条件に基づいて受信した
情報の取捨選択を自動的に行うことのできる送受信装置
における受信情報判別方法及び装置並びに記録媒体を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係る送受信装置における受信情報判別
方法では、送信先の情報を記憶した送信先情報記憶部か
ら選択条件を抽出し、その抽出された選択条件を選択条
件記憶部に記憶させ、受信した情報が前記選択条件記憶
部に記憶された選択条件と合致するかどうかを判断し、
その判断結果に基づいて所定の処理を実行し出力するよ
うにした(請求項1)。
【0007】そして、メッセージを送信する際に入力し
た送信先情報を取得し、その取得した送信先情報がすで
に前記送信先情報記憶部に登録されているか否かを判断
し、未登録の時には前記送信先情報記憶部に登録するた
めの処理を行うようにしてもよい(請求項2)。
【0008】送信メッセージ記憶部に記憶された過去の
送信履歴から選択条件を抽出し、その抽出した選択条件
を選択条件記憶部に記憶させ、受信した情報が前記選択
条件記憶部に記憶された選択条件と合致するかどうかを
判断する。そして、その判断結果に基づいて所定の処理
を実行し出力するようにしてもよい(請求項3)。
【0009】上記各発明を前提とし、選択条件が合致し
た場合に受信した情報をどのように出力するかを出力方
式記憶部に記憶保持させ、受信した情報を判断した結果
選択条件と合致した場合には、出力方式記憶部にある選
択条件と関連する出力方式を選択し、その出力方式で前
記受信した情報を出力するようにしてもよい(請求項
4)。
【0010】さらに、上記請求項4を前提とし、受信し
た情報が前記選択条件記憶部に記憶された前記判別条件
に合致しない場合に、受信情報の出力方式を指定し、そ
の指定に基づいて実行した前記受信情報の出力方式が一
定の条件を満たすときに前記受信した情報から選択条件
を抽出するとともに、その抽出された選択条件を前記選
択条件記憶部に登録するための所定の処理を行うように
することもできる(請求項5)。
【0011】さらにまた、上記した各方法の発明を前提
とし、前記送信先情報記憶部にある送信先と、前記選択
条件記憶部にある選択条件と、前記出力方式記憶部にあ
る出力方式の少なくとも1つを編集可能としてもよい
(請求項6)。
【0012】上記した方法を実施するための装置として
は、例えば送信先の情報を記憶する送信先情報記憶部
と、前記送信先情報記憶部から選択条件を抽出する第1
選択条件抽出部(実施の形態では、「送信先情報からの
選択条件抽出部14,24並びに選択番号抽出部41」
に相当)と、前記第1選択条件抽出部で抽出された選択
条件を記憶する選択条件記憶部と、受信した情報が前記
選択条件記憶部に記憶された選択条件と合致するかどう
かを判断する選択条件判断部と、前記選択条件判断部の
判断結果に基づいて所定の処理を実行する出力部とを備
えて構成することができる(請求項7)。ここで所定の
処理とは、請求項9,10などに規定するように、受信
した情報を所定の出力方式で出力することはもちろんの
こと、例えば判断結果を出力したり、その判断結果とと
もに受信情報を出力することなども含む広い概念であ
る。
【0013】また、メッセージを送信する際に入力した
送信先情報(第2の実施の形態では送信メッセージ記憶
部24に記憶されている情報)を取得し、その取得した
送信先情報がすでに前記送信先情報記憶部に登録されて
いるか否かを判断し、未登録の時には登録するための処
理を行う送信先情報抽出部をさらに備えて構成してもよ
い(請求項8)。
【0014】また、別の解決手段としては、過去の送信
履歴を記憶する送信メッセージ記憶部と、前記送信メッ
セージ記憶部から選択条件を抽出する第2選択条件抽出
部(実施の形態では、「送信メッセージからの選択条件
抽出部26」に対応)と、前記第2選択条件抽出部で抽
出された選択条件を記憶する選択条件記憶部と、受信し
た情報が前記選択条件記憶部に記憶された選択条件と合
致するかどうかを判断する選択条件判断部と、前記選択
条件判断部の判断結果に基づいて予め定められた所定の
処理を実行する出力部とを備えて構成してもよい(請求
項9)。
【0015】また、選択条件が合致した場合に受信した
情報をどのように出力するかを記憶する出力方式記憶部
と、前記出力方式記憶部に記憶された出力方式を実行す
る受信情報出力部をさらに備え、前記選択条件判断部に
おいて選択条件と合致した場合には、出力方式記憶部に
ある選択条件と関連する出力方式を選択し、その出力方
式で前記受信した情報を出力するようにしてもよい(請
求項10)。
【0016】受信した情報が前記選択条件記憶部に記憶
された前記判別条件に合致しない場合に、受信情報の出
力方式を指定する操作部と、前記操作部に基づいて実行
される前記受信情報の出力方式が一定の条件を満たすと
きに前記受信した情報から選択条件を抽出するととも
に、その抽出された選択条件を前記選択条件記憶部に登
録するための所定の処理を行う第3選択条件抽出部(実
施の形態では「受信情報の操作からの選択条件抽出部3
7」に対応)とをさらに備えて構成してもよい(請求項
11)。
【0017】さらに、上記した各請求項に記載の装置を
前提とし、前記送信先情報記憶部にある送信先を編集す
る入力部(実施の形態では「送信先情報入力部12,2
2,電話番号情報入力部42」に対応)と、前記選択条
件記憶部にある選択条件を編集する入力部(実施の形態
では「選択条件入力部15,30,47」に対応)と、
前記出力方式記憶部にある出力方式を編集する入力部
(実施の形態では「出力方式入力部32,発信方式入力
部49」に対応)の少なくとも1つをさらに備えると、
自動的に登録した内容を利用者が修正できるので、より
好ましい(請求項12)。
【0018】さらに請求項13〜18に規定するよう
に、上記した各処理を実行するためのプログラムを格納
した記録媒体としてもよい。
【0019】本発明では、利用者がメッセージを送信す
る際に参照する宛先リストである送信先情報記憶部を備
え、(1)送信先情報から選択条件を抽出する機能と、
(2)過去の送信履歴を解析し、受信選択条件を抽出す
る機能の少なくとも1方を持っているため、受信した情
報の中で利用者の知らない送信元からの受信メッセージ
を判別できる。すなわち、利用者が頻繁に送信を行う先
から送られたメッセージは破棄するべきではないという
判断基準に基づいて、送信先情報に記憶されている相手
は、利用者が比較的頻繁に送信を行う可能性が高く、ま
た、送受信装置が保持する過去の送受信履歴からは実際
に送信した相手を知ることができるので、上記した
(1),(2)の少なくとも一方の機能を有している
と、利用者にとって有益な情報である可能性が高い。そ
して、係る判断は、利用者の過去の使用状況などに応じ
て設定されるので、その人にあった判断が行え、また受
信する選択条件が利用者にとって理解しやすくなる。
【0020】さらに、実際には、送信先情報に格納され
た相手や実際に送信した相手であっても、重要度・緊急
度が相違する。従って、選択条件に応じてそれぞれ適宜
に出力方式を変えることにより、例えば、受け取ったメ
ール等のメッセージを自動的に、緊急度のランク分けし
たフォルダに転送したり、カテゴリーごとに分けて記憶
させることができ、その後の利用者の処理が容易とな
る。しかも、選択条件は、自動的に生成することが可能
となるので、保守が簡易である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態である電子メール送受信装置の一部分である電子メー
ル受信装置を示している。同図に示すように、送信先の
メールアドレスを記憶する送信先情報記憶部11を有し
ている。この送信先情報記憶部11には、送信先(相
手)の名前とメールアドレスを関連付けて格納するよう
にしている。係る送信先情報記憶部11は、電子メール
を送信する際に送信先アドレスを入力する際に利用され
る(例えば、記憶部に格納された所望のアドレスをクリ
ックすることにより送信先アドレスの登録が行われ
る)。つまり、本来的には電子メール送信装置の一部に
組み込まれており、本形態ではそれを利用するようにし
ている。
【0022】そして、この送信先情報記憶部11に格納
されたデータは、送信先情報入力部12を用いて追加・
変更できるようになっている。すなわち、新たに送信先
を登録したり、すでに登録している送信先情報を削除し
たり、或いは、氏名やメールアドレスを訂正可能として
いる。
【0023】また、選択条件記憶部13は、受信したメ
ッセージをフィルタリングする条件を記憶する部分で、
具体的には受信を許容するメールアドレスを記憶保持さ
せる。そして、係る記憶させる選択条件は、送信先情報
記憶部11に格納されたデータのうち、所定の送信先情
報(メールアドレス)を選択条件抽出部14を用いて抽
出し、それを記憶部13に記憶するようになっている。
【0024】さらに、選択条件記憶部13に記憶された
選択条件は、その後に選択条件入力部15を用いてマニ
ュアルで編集することができるようになっている。すな
わち、当初受信を許容するとして登録していたメールア
ドレスが、その後に許容しないように変更する場合に
は、その選択条件入力部15を用いて削除する。なお、
この削除処理は、例えばそのデータ自体を消去してもよ
いし、或いは受信を許容する/しないのフラグを付けて
おき、係るフラグを変更する(データは残しておく)よ
うにしてもよい。
【0025】また、受信を許容している人のメールアド
レスが変更された場合には、それに併せて選択条件記憶
部13に格納されたデータも変更する。
【0026】そして、電子メールは受信部16を介して
受信され、選択条件判定部17に与えられる。この選択
条件判断部17は、受信部16によって取り込まれたメ
ールを、選択条件記憶部13に格納された選択条件と照
合して受信を許容されているメールか否かを判断し、そ
の判断結果とともに受信したメールを受信情報出力部1
8に与えるようになっている。つまり、受信した電子メ
ールの送信元のメールアドレスを、選択条件のリスト
(受信を許容したメールアドレス)と比較し一致するも
のがある場合には、受信を許容するメールと判断でき
る。そして受信情報出力部18は、上記判断結果が利用
者にわかるようにメールを出力するようになる。
【0027】次に、上記装置の作用について説明する。
図2は受信時の処理を示している。同図に示すように、
受信した情報のうち1メッセージを取り出し、処理を開
始する(ST1)。そして、受信した情報が選択条件
(メールアドレス)に合うかどうかを判断し(ST
2)、一致した場合は、「所定のメールボックスに移
動」といった処理をして受信したメールを出力し(ST
3)処理を終了する。一方、一致しなかった場合は受信
メールを通常の「受信メールボックスに格納する」など
の出力を行い(ST4)処理を終了する。
【0028】一方、送信先情報更新時の処理は、図3に
示すようになる。すなわち、選択条件入力部15を操作
し、メニューなどからメールアドレス帳の編集を選択す
ることにより送信先情報更新処理が開始される(ST1
1)。そして、利用者は、メールアドレスの編集を行う
(ST12)。つまり、表示画面上には、例えば図4に
示すようになっているものとする。図から明らかなよう
に、選択条件とするか否かのチェック欄が設けられてお
り、編集されたメールアドレス帳を元に選択条件を登録
しなおす(ST13)。
【0029】すなわち、一般に利用者が頻繁に送信を行
う相手や何らかの関係のある相手のメールアドレスは、
送信先情報記憶部11に登録していることが多い。そし
て、そのように送信先情報記憶部11に登録されている
ような相手から送られてきたメッセージは、破棄すべき
ではないと判断できる。そこで本形態では、電子メール
受信装置の受信機能において、利用者が頻繁に送信を行
う先から送られたメッセージは重要であり、それ以外の
電子メールは不要なものが含まれているおそれがあると
いう考えにたち、メールアドレスによって受信したメー
ルを自動的に判別し、それらを区分けして出力するよう
にする。その結果、利用者が逐次メールを判別せずに済
むため、受信に費やされる時間を短縮できる。
【0030】そして、リストに載っていない相手からの
電子メールでも必要なメールがあるが、可能性としては
リストに載っている相手からの方が重要・緊急性を有す
る確率が大きく、本形態のように大まかに分類すること
によってその後の利用者が自ら行う判断を短時間で行う
ことができる。さらに、本形態では、リストに載ってい
ない人からの電子メールでも、それをいきなり削除する
のではなく、そのことをわかるようにして出力するた
め、仮に係るリスト以外の人から重要な電子メールが送
られてきても、それを見ることは可能となる。
【0031】図5は本発明の第2の実施の形態を示して
おり、本実施の形態では、電子メール送受信装置に適用
した例である。まず送信側の説明をすると、符号21
は、送信先情報記憶部であり、一般的にメールアドレス
帳と呼ばれるものに相当し、送信先のメールアドレスを
記憶している。そして、この送信先情報記憶部21に格
納された情報は、送信先情報入力部22を用いて利用者
が編集することができるようになっている。
【0032】また、選択条件記憶部23は、受信したメ
ッセージをフィルタリングする条件を記憶する部分で、
具体的な項目としては、メールアドレス、サブジェクト
だけでなくそれが受信したメッセージにある場合、無い
場合という有無の情報をもっている。また、個々の選択
条件は、出力方式記憶部31のもつデータと対応関係を
もつ。そして、係る記憶させる条件は、送信先情報記憶
部21に格納されたデータのうち、所望の送信先情報
(メールアドレス)を送信先情報からの選択条件抽出部
24を用いて抽出し、それを選択条件記憶部23に記憶
するようになっている。
【0033】一方、実際に電子メールを送信する場合に
は、送信メッセージ入力部28を用いて利用者が送信し
ようとするメッセージを入力する。この時、メッセージ
とともに、送信先のアドレスなどの所定の送信先情報も
入力するが、係る送信先情報は、上記した送信先情報記
憶部21に登録されたデータを利用する場合も有れば、
利用者が直接入力する場合もある。そして、送信部29
が、入力されたメッセージを所定のメールアドレスの相
手にメール送信する。
【0034】また、送信メッセージ入力部28を用いて
入力された利用者が送信したメールは、送信メッセージ
記憶部25に記憶される。そして、その送信メッセージ
記憶部25に記憶された情報のうちメールアドレスやサ
ブジェクトが送信メッセージ情報からの選択条件抽出部
26によって抽出され、選択条件記憶部23に記憶され
る。
【0035】さらにまた、送信先情報抽出部27を設
け、送信メッセージ記憶部25に記憶された情報のうち
メールアドレスを抽出し、その抽出したメールアドレス
が送信先情報記憶部21に記憶されていない場合には、
そのメールアドレスを記憶部21に追加登録するように
なっている。これにより、メール送信する都度その送信
先が登録積みか否かがチェックされ、一度送信した送信
先メールアドレスは送信先情報記憶部21に自動的或い
は利用者の確認を条件として半自動的に登録されるよう
になっている。以上がメール送信部側の構成である。
【0036】選択条件記憶部23に格納された選択条件
は、選択条件入力部30によって編集できるようになっ
ている。また、選択条件記憶部23と関連づけて出力方
式記憶部31が設けられている。この出力方式記憶部3
1には、受信したメールが選択条件にあった場合に、ど
のような出力をするのかを記憶しており、一例を示す
と、下記のようになっている。そして、この出力方式
は、選択条件記憶部23に格納されたすべてのデータに
ついて決定されている。
【0037】
【表1】 出力方式記憶部31には、出力方式入力部32が接続さ
れており、その記憶部31に記憶させた内容を利用者が
直接編集できるようになっている。
【0038】次に受信側の機能を説明すると、外部から
送られてくる電子メールは、受信部33を介して受信さ
れ、その受信した電子メールは、一旦選択条件判断部3
4に送られる。そして、そこにおいて取り込まれたメー
ルを、選択条件記憶部23に登録された選択条件と照合
し、合致する選択条件にあるか否か(有る場合にはどの
選択条件に合致するのか)を判断し、その判断結果とと
もに受け取った電子メールを受信情報出力部35に出力
する。
【0039】受信情報出力部35では、選択条件判断部
34によって判断された判断結果に対応する出力方式を
出力方式記憶部31から読み出し、受け取った電子メー
ルに対してその出力方式を実行する。
【0040】受信情報の操作部36は、利用者が受信し
たメールに対して所定の処理を行うとともに、どのよう
に操作したかという情報、例えば
【0041】
【表2】 といった内容を保持する。つまり、受信したメールの出
力方式が、必ずしも選択条件に合致して予め用意された
出力方式を自動的に実行できるとは限らず、必要に応じ
て受信情報の操作部36を用いて利用者がマニュアルで
操作することがある。また、一旦自動的に処理した出力
方式が誤っていたりした場合等にも、受信情報の操作部
36により受信したメールに対して所定の処理を行うこ
とができるようにしている。
【0042】そして、その受信情報の操作部36がもつ
(行った)情報と、出力方式記憶部31に登録した出力
方式の情報が、受信情報の操作からの選択条件抽出部3
7に与えられ、両情報が一致した場合に対象となったメ
ールのメールアドレスやサブジェクトを抽出し、選択条
件記憶部23に記憶させるようになっている。なお、こ
の記憶は自動的に行うようにしてもよく、或いは、利用
者の確認を条件として半自動的に行うようにしてもよ
い。
【0043】次に、上記した装置の作用を説明する。最
初に、受信時の処理を図6,図7を用いて説明する。ま
ず、1つのメールの受信処理を開始すると、受信した情
報が選択条件に合うかどうかを判断し(ST21)、一
致した場合は、その選択条件に対応する出力方式を抽出
して決定(ST22)、その決定した出力方式に従っ
て、受信した電子メールを出力する(ST23)。この
ように、予め登録された選択条件に一致するメールは、
利用者にとって有益な(有益の程度もある程度予測でき
る)ものであることが多く、そのまま所定の方式で出力
することにより、迅速に対処できる。
【0044】一方、ステップ11の分岐判断で、NOと
なった場合には、図7のステップ24に飛び、受信メー
ルを「受信メールボックスに格納する」などの通常の出
力処理を行う。そして、利用者が受信情報の操作部36
を操作し、例えば受信メールボックスを開いて「受信メ
ールボックスから削除する」といった操作を行った時
(ST25)に、その操作が出力方式と一致するかどう
かを判断する(ST26)。そして、一致しない場合に
は、そのまま処理を終了するが、一致した場合には受信
メールからメールアドレスやサブジェクト等の選択条件
を取り出す(ST27)。
【0045】それらメールアドレスやサブジェクトを
「受信メールボックスに格納する」という出力方式(ス
テップ25で行った出力方式)に対応する選択条件とし
て登録するかを図示省略の出力部(CRTディスプレイ
など)に出力表示し、利用者に問う(ST28)。そし
て、利用者が図示省略する入力装置(キーボード,マウ
スなど)を介して「登録する」と答えた場合は、メール
アドレスやサブジェクトを選択条件として選択条件記憶
部23に記憶し(ST29)処理を終了する。
【0046】次に、送信時の処理を図8,図9を用いて
説明する。まず、図8に示すように、利用者がメールを
送信すべく送信文書の作成をしようとしてメニューから
送信文書の作成を選択した状態(送信情報処理開始)と
なると、ステップ41以降の処理を行う。すなわち、利
用者が送信文書の作成を行うとともに、送信文書の送信
先を指定する(ST41)。この時、送信先情報記憶部
にある送信先を参照できる。
【0047】この時作成した送信メッセージは、送信メ
ッセージ記憶部25に格納される。そして、送信の実行
を行ったなら、送信先情報抽出部27は記憶部25に保
持された送信文書からメールアドレスやサブジェクトを
取り出す(ST42)。そして、メールアドレスが送信
先情報記憶部21に記憶されているかどうかを判断し
(ST43)、記憶されていなければ、利用者にそのメ
ールアドレスを送信先情報に追加するかどうかを問い合
わせる(ST44)。そして、利用者が図示省略する入
力装置(キーボード,マウスなど)を介して「登録す
る」と答えた場合はメールアドレスを送信先情報に追加
する(ST45)。その後、以下の送信先情報更新処理
を行う。
【0048】すなわち、送信先情報からの選択条件抽出
部24を作動させて上記追加したメールアドレスから更
新された送信先情報を取り出し(ST46)、選択条件
記憶部23をサーチしてその送信先が選択条件としてす
でに記憶されているかどうかを判断する(ST47)。
そして、もし記憶されていなければ、選択条件としてメ
ールアドレスを選択条件記憶部23に登録する(ST4
8)。これにより送信先情報更新処理が終了し、ステッ
プ49に飛ぶ。また、ステップ43,44のいずれの分
岐判断においてNOと判断された場合にも、ステップ4
9に飛ぶ。
【0049】ステップ49では、ステップ42で取り出
したメールアドレスやサブジェクトが選択条件記憶部2
3に記憶されているかどうかを判断し、記憶されていな
ければ、それらを選択条件に登録する(ST50)。以
上の処理を行った後、送信部29を動作させ、送信文書
を送信し(ST51)、処理を終了する。
【0050】次に、送信先情報更新時の処理を図10を
用いて説明する。まず、利用者が送信先情報を更新しよ
うとして送信先情報入力部22を用いてメニューなどか
らメールアドレス帳の編集を選択した状態になると、送
信先情報更新処理開始となる。そして、利用者は、メー
ルアドレスの追加や削除を行う(ST52)。
【0051】次いで、利用者が編集したメールアドレス
から更新された送信先情報を取り出し(ST53)、そ
の送信先が選択条件記憶部23に選択条件として記憶さ
れているかどうかを判断する(ST54)。そして、も
し記憶されていなければ、選択条件としてメールアドレ
ス等の送信先情報を登録する(ST55)。
【0052】以上のように構成すると、電子メール送受
信装置において、受信メッセージのメールアドレスやサ
ブジェクトによって自動的或いは利用者の確認要求付の
半自動的に受信操作を行える。一例を示すと、 ・受信したメールの送信元がメールアドレス帳に記憶さ
れていないならば受信したメールを削除用メールボック
スに移動する; ・受信したメールのサブジェクトや送信元によって受信
時に音を発生させ、受信メール閲覧時には最優先で表示
させる:といった処理が可能となる。
【0053】図11は、本発明の第3の実施の形態を示
している。本実施の形態は、上記した各実施の形態と相
違して、電話機に適用した例を示している。同図に示す
ように、符号41は送信先情報記憶部たる電話番号記憶
部であり、これは電話機に装備されている短縮ダイヤル
や電話番号帳に相当し、電話番号を記憶する部分であ
る。そして、この電話番号記憶部41に記憶された電話
番号に関する情報を電話番号情報入力部42を用いて利
用者がマニュアル操作で編集できるようになっている。
【0054】また、選択条件記憶部43には、受信した
電話メッセージをどのように対処するかを決定する電話
番号を記憶している。記憶する項目としては電話番号
と、かかってきた電話の相手先の番号がその番号であっ
た場合かなかった場合かという条件をもつ。そして、電
話番号情報からの選択番号抽出部44により、電話番号
記憶部41に記憶された電話番号を選択条件の電話番号
として取り出し、上記選択条件記憶部43に記憶させる
ようになっている。さらに、選択条件入力部47を用い
て、選択条件記憶部43がもつ選択条件を利用者が直接
編集できるようにしている。
【0055】一方、通話先入力部45は、利用者が普通
に電話番号をダイヤルしたり或いは電話番号記憶部41
に記憶された短縮ダイヤルを使ったり電話番号帳にある
電話番号を選択する部分である。そして、通話部46
が、その通話先入力部45を介して設定された相手先電
話番号に対して発呼し、通話を処理するようになってい
る。
【0056】出力方式記憶部たる発信方式記憶部48
は、かかってきた電話の番号が選択条件記憶部43に記
憶された電話番号との比較において、どのような出力を
するのかを記憶している部分であり、例えば、
【0057】
【表3】 といった内容をもち、選択条件記憶部43のもつデータ
と対応関係をもつ。そして、上記内容は、発信方式入力
部49を介して利用者がマニュアルで編集できるように
なっている。
【0058】電話番号抽出部50は、かかってきた電話
の電話番号を取り出し、その取り出した電話番号は通話
が終わった後も保持しており、選択条件入力部47にお
いて選択する電話番号を入力する時に参照できるように
している。
【0059】さらに電話番号抽出部50で抽出された電
話番号は、選択条件判断部51に与えられ、そこにおい
て与えられた電話番号と選択条件記憶部43のもつ選択
条件と照合し、一致/不一致などの判断をし、その判断
結果を発信方式決定部52に送るようになっている。
【0060】この発信方式決定部52では、発信方式記
憶部48をサーチし、選択番号判断部51によって判断
された電話メッセージにおいて、対応する発信方式を取
り出し、実行するようにしている。
【0061】次に、作用について説明する。まず、受信
時の処理は、図12に示すフローチャートのように、電
話がかかってきたならば受信処理開始状態となる。そし
て、電話番号抽出部50にて、かかって来た相手先の電
話番号を取り出し(ST61)、かかってきた番号が選
択番号の条件にあうかどうか判断する(ST62)。そ
して、条件にあった場合は、その選択番号の条件に対応
する出力方式によって処理する(ST63)。
【0062】一方、電話番号情報が更新された時の処理
は、図13に示すように、利用者が短縮ダイヤルや電話
番号帳といった電話番号情報を更新した時に電話番号情
報更新処理を開始する。
【0063】利用者が編集した電話番号情報から新たに
変更された電話番号情報を取り出し(ST71)、その
送信先が選択番号として記憶されているかどうかを判断
する(ST72)。また、もし記憶されていなければ、
選択番号として登録する(ST73)。これにより、更
新処理が終了する。
【0064】以上のように本発明を電話機に適用した場
合には、かかってきた電話の相手先によって種々の対応
が行える。一例を示すと、 ・かかってきた電話の相手先が短縮ダイヤルや電話番号
簿に記憶されていないならば留守番電話に使われるよう
にメッセージを発信して録音する; ・迷惑電話の相手先の番号を登録しておき、かかって来
た時に自動的に相手の声をそのまま発信しなおす;とい
った処理が可能となる。
【0065】上記した各実施の形態は、いずれも装置に
組み込んだ状態を前提として説明したが、上記した各処
理(例えば各図に示したフローチャートを実行するため
の処理)をコンピュータに実行させるためのプログラム
とし、係るプログラムは所定の記録媒体に記録して提供
するようにしてもよい。
【0066】図14,図15に示すように、記録媒体と
しては、フロッピーディスク(FD)60やCD−RO
M61などがあり、係る記録媒体60,61に格納され
たプログラムは、FDドライブ62やCD−ROMドラ
イブ63を介してコンピュータ64に接続された(内蔵
された)HDユニット65にインストールされ、これに
より、コンピュータ64は、上記した各実施の形態で説
明した装置を構成することになる。
【0067】また、図示の例では主として第1,第2の
実施の形態に対応する図であるが、電話機などにおいて
も例えばプログラムを格納したROMなどの記憶媒体を
電話機本体或いはその付属設備に装着したりすることに
より実現できる。
【0068】具体的には、各実施の形態における記憶部
11,13,21,23,25,31,41,43,4
8などは、HDユニット65により実現され、各抽出部
14,24,26,27,37,44,50や選択条件
判断部17,34,51等は、例えば使用の都度HDユ
ニット65から内部メモリ66に転送され、そこにおい
て各種処理を高速に行うことができる。また、入力部1
2,15,22,28,30,32,36,42,4
7,49等は、キーボード67等により実現される。さ
らに、受信部16,38等はモデム68により実現さ
れ、出力部18,35等は、図示の例ではCRTディス
プレイ(表示装置)69に対応するが、プリンタその他
各種の出力装置を用いることができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る送受信装置
における受信情報判別方法及び装置並びに記録媒体で
は、利用者の送信情報や、過去の送受信履歴等に基づい
て自動的に受信すべき情報の選択条件を抽出することが
できる。さらにその抽出した選択条件に基づいて受信し
た情報の取捨選択を自動的に行うことができる。その結
果、ダイレクトメールなど受信者(利用者)が要求しな
い情報があっても、それを適切に排除でき、これら不要
な情報のために受信装置の記憶容量や出力を消費した
り、受信者が時間の大半を受信情報の選択に費やすよう
なことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】受信処理の作用を説明するフローチャートであ
る。
【図3】選択条件の更新処理を説明するフローチャート
である。
【図4】メールアドレス帳の一例を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す図である。
【図6】受信処理の作用を説明するフローチャート(そ
の1)である。
【図7】受信処理の作用を説明するフローチャート(そ
の2)である。
【図8】送信処理の作用を説明するフローチャート(そ
の1)である。
【図9】送信処理の作用を説明するフローチャート(そ
の2)である。
【図10】選択条件の更新処理を説明するフローチャー
トである。
【図11】本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図12】受信処理の作用を説明するフローチャートで
ある。
【図13】選択条件の更新処理を説明するフローチャー
トである。
【図14】本発明に係る記録媒体を実施するシステム構
成を示す図である。
【図15】本発明に係る記録媒体を実施するシステム構
成を示す図である。
【符号の説明】
11 送信先情報記憶部 12 送信先情報入力部 13 選択条件記憶部 14 送信先情報からの選択条件抽出部(第1選択条件
抽出部) 15 選択条件入力部 16 受信部 17 選択条件判断部 18 受信情報出力部 21 送信先情報記憶部 22 送信先情報入力部 23 選択条件記憶部 24 送信先情報からの選択条件抽出部(第1選択条件
抽出部) 25 送信メッセージ記憶部 26 送信メッセージからの選択条件抽出部(第2選択
条件抽出部) 27 送信先情報抽出部 28 送信先メッセージ入力部 29 送信部 30 選択条件入力部 31 出力方式記憶部 32 出力方式入力部 33 受信部 34 選択条件判断部 35 受信情報出力部 36 受信情報の操作部 37 受信情報の操作からの選択条件抽出部(第3選択
条件抽出部) 41 電話番号記憶部 42 電話番号情報入力部 43 選択条件記憶部 44 選択番号抽出部 45 通話先入力部 46 通話部 47 選択条件入力部 48 発信方式記憶部 49 発信方式入力部 50 電話番号抽出部 51 選択番号判断部 52 発信方式決定部 60 FD(記録媒体) 61 CD−ROM(記録媒体) 62 FDドライブ 63 CD−ROMドライブ 64 コンピュータ 65 HDユニット 66 内部メモリ 67 キーボード 68 モデム 69 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 浩二 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オ ムロン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信先の情報を記憶した送信先情報記憶
    部から選択条件を抽出し、 その抽出された選択条件を選択条件記憶部に記憶させ、 受信した情報が前記選択条件記憶部に記憶された選択条
    件と合致するかどうかを判断し、 その判断結果に基づいて所定の処理を実行し出力するよ
    うにしたことを特徴とする送受信装置における受信情報
    判別方法。
  2. 【請求項2】 メッセージを送信する際に入力した送信
    先情報を取得し、その取得した送信先情報がすでに前記
    送信先情報記憶部に登録されているか否かを判断し、未
    登録の時には前記送信先情報記憶部に登録するための処
    理を行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    送受信装置における受信情報判別方法。
  3. 【請求項3】 送信メッセージ記憶部に記憶された過去
    の送信履歴から選択条件を抽出し、 その抽出した選択条件を選択条件記憶部に記憶させ、 受信した情報が前記選択条件記憶部に記憶された選択条
    件と合致するかどうかを判断し、 その判断結果に基づいて所定の処理を実行し出力するよ
    うにしたことを特徴とする送受信装置における受信情報
    判別方法。
  4. 【請求項4】 選択条件が合致した場合に受信した情報
    をどのように出力するかを出力方式記憶部に記憶保持さ
    せ、 受信した情報を判断した結果選択条件と合致した場合に
    は、出力方式記憶部にある選択条件と関連する出力方式
    を選択し、その出力方式で前記受信した情報を出力する
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の送受信装置における受信情報判別方法。
  5. 【請求項5】 受信した情報が前記選択条件記憶部に記
    憶された前記判別条件に合致しない場合に、受信情報の
    出力方式を指定し、 その指定に基づいて実行した前記受信情報の出力方式が
    一定の条件を満たすときに前記受信した情報から選択条
    件を抽出するとともに、その抽出された選択条件を前記
    選択条件記憶部に登録するための所定の処理を行うよう
    にしたことを特徴とする請求項4に記載の送受信装置に
    おける受信情報判別方法。
  6. 【請求項6】 前記送信先情報記憶部にある送信先と、 前記選択条件記憶部にある選択条件と、 前記出力方式記憶部にある出力方式の少なくとも1つを
    編集可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の送受信装置における受信情報判別方法。
  7. 【請求項7】 送信先の情報を記憶する送信先情報記憶
    部と、 前記送信先情報記憶部から選択条件を抽出する第1選択
    条件抽出部と、 前記第1選択条件抽出部で抽出された選択条件を記憶す
    る選択条件記憶部と、 受信した情報が前記選択条件記憶部に記憶された選択条
    件と合致するかどうかを判断する選択条件判断部と、 前記選択条件判断部の判断結果に基づいて所定の処理を
    実行する出力部とを備えたことを特徴とする送受信装置
    における受信情報判別装置。
  8. 【請求項8】 メッセージを送信する際に入力した送信
    先情報を取得し、その取得した送信先情報がすでに前記
    送信先情報記憶部に登録されているか否かを判断し、未
    登録の時には登録するための処理を行う送信先情報抽出
    部をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載の送
    受信装置における受信情報判別装置。
  9. 【請求項9】 過去の送信履歴を記憶する送信メッセー
    ジ記憶部と、 前記送信メッセージ記憶部から選択条件を抽出する第2
    選択条件抽出部と、 前記第2選択条件抽出部で抽出された選択条件を記憶す
    る選択条件記憶部と、 受信した情報が前記選択条件記憶部に記憶された選択条
    件と合致するかどうかを判断する選択条件判断部と、 前記選択条件判断部の判断結果に基づいて予め定められ
    た所定の処理を実行する出力部とを備えたことを特徴と
    する送受信装置における受信情報判別装置。
  10. 【請求項10】 選択条件が合致した場合に受信した情
    報をどのように出力するかを記憶する出力方式記憶部
    と、 前記出力方式記憶部に記憶された出力方式を実行する受
    信情報出力部をさらに備え、 前記選択条件判断部において選択条件と合致した場合に
    は、出力方式記憶部にある選択条件と関連する出力方式
    を選択し、その出力方式で前記受信した情報を出力する
    ようにしたことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1
    項に記載の送受信装置における受信情報判別装置。
  11. 【請求項11】 受信した情報が前記選択条件記憶部に
    記憶された前記判別条件に合致しない場合に、受信情報
    の出力方式を指定する操作部と、 前記操作部に基づいて実行される前記受信情報の出力方
    式が一定の条件を満たすときに前記受信した情報から選
    択条件を抽出するとともに、その抽出された選択条件を
    前記選択条件記憶部に登録するための所定の処理を行う
    第3選択条件抽出部とをさらに備えたことを特徴とする
    請求項10に記載の送受信装置における受信情報判別装
    置。
  12. 【請求項12】 前記送信先情報記憶部にある送信先を
    編集する入力部と、 前記選択条件記憶部にある選択条件を編集する入力部
    と、 前記出力方式記憶部にある出力方式を編集する入力部の
    少なくとも1つをさらに備えたことを特徴とする請求項
    7〜11のいずれか1項に記載の送受信装置における受
    信情報判別装置。
  13. 【請求項13】 送信先の情報を記憶した送信先情報記
    憶部から選択条件を抽出する処理、 その抽出された選択条件を選択条件記憶部に記憶させる
    処理、 受信した情報が前記選択条件記憶部に記憶された選択条
    件と合致するかどうかを判断する処理、 その判断結果に基づいて所定の処理を実行し出力する処
    理、をコンピュータに実行させる命令を含む送受信装置
    における受信情報判別プログラムを格納したコンピュー
    タが読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 メッセージを送信する際に入力した送
    信先情報を取得する処理、 その取得した送信先情報がすでに前記送信先情報記憶部
    に登録されているか否かを判断する処理、 判断結果が未登録の時には前記送信先情報記憶部に登録
    するための処理、 を実行させるプログラムを格納した請求項13に記載の
    記録媒体。
  15. 【請求項15】 送信メッセージ記憶部に記憶された過
    去の送信履歴から選択条件を抽出する処理、 その抽出した選択条件を選択条件記憶部に記憶させる処
    理、 受信した情報が前記選択条件記憶部に記憶された選択条
    件と合致するかどうかを判断する処理、 その判断結果に基づいて所定の処理を実行し出力する処
    理、をコンピュータに実行させる命令を含む送受信装置
    における受信情報判別プログラムを格納したコンピュー
    タが読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 選択条件が合致した場合に受信した情
    報をどのように出力するかを出力方式記憶部に記憶保持
    させておき、 受信した情報を判断した結果、選択条件と合致した場合
    には、前記出力方式記憶部にある選択条件と関連する出
    力方式を選択し、その出力方式で前記受信した情報を出
    力する処理を実行するプログラムをさらに含むことを特
    徴とする請求項13〜15のいずれか1項に記載の記録
    媒体。
  17. 【請求項17】 受信した情報が前記選択条件記憶部に
    記憶された前記判別条件に合致しない場合に、受信情報
    の出力方式を指定する処理、 その指定に基づいて実行した前記受信情報の出力方式が
    一定の条件を満たすときに前記受信した情報から選択条
    件を抽出するとともに、その抽出された選択条件を前記
    選択条件記憶部に登録するための所定の処理を行うため
    のプログラムをさらに含むことを特徴とする請求項16
    に記載の記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記送信先情報記憶部にある送信先を
    編集する処理、 前記選択条件記憶部にある選択条件を編集する処理、 前記出力方式記憶部にある出力方式を編集する処理の少
    なくとも1つの処理を実行するプログラムをさらに含む
    ことを特徴とする請求項13〜17のいずれか1項に記
    載の記録媒体。
JP9181820A 1997-06-24 1997-06-24 送受信装置における受信情報判別方法及び装置並びに記録媒体 Withdrawn JPH1117828A (ja)

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