JPH11175889A - 車載用オーディオビジュアルシステム - Google Patents

車載用オーディオビジュアルシステム

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JPH11175889A
JPH11175889A JP33906497A JP33906497A JPH11175889A JP H11175889 A JPH11175889 A JP H11175889A JP 33906497 A JP33906497 A JP 33906497A JP 33906497 A JP33906497 A JP 33906497A JP H11175889 A JPH11175889 A JP H11175889A
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JP
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weather
vehicle
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detecting
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JP33906497A
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English (en)
Inventor
Isao Taniguchi
功 谷口
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自車の極近くの現在の天候状態を把握または今
後の天候状態を予測して、適切な車両の走行支援ができ
る車載用オーディオビジュアルシステムを提供する。 【解決手段】車両に搭載され、映像を表示する表示手段
と、音声を出力する音声出力手段を備えた車載用オーデ
ィオビジュアルシステムにおいて、車両の周辺の気象状
況を検出する気象状況検出手段と、気象状況検出手段に
より検出された気象状況に基いて、車両の周辺の天候状
態を予測する天候予測手段を備え、予測した天候状態を
表示手段または音声出力手段に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の走行中に車
両周辺の天候を予測して表示部または音声出力部に出力
できる車載用オーディオビジュアルシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の車載用オーディオビジュア
ルシステムの構成を示すブロック図である。以下、図に
従って説明する。51はテレビ放送波を受信するテレビ
受信システムである。52はラジオ放送波を受信するF
M/AMラジオ、CD(コンパクトディスク)、MD
(ミニディスク)等のオーディオシステムである。22
はナビゲーションシステム6の地図情報、テレビ受信シ
ステム51の受信映像を表示する大型の2DIN液晶表
示部である。24はオーディオシステム52等の音声出
力を行うスピーカである。6は走行案内を行うナビゲー
ションシステムで、GPSシステムや、車速センサ、方
位センサ等により自車の位置を検出する自立航行システ
ム等からなる位置検出部、地図情報が記録されたCD−
ROMの読取装置(CD−ROMドライブ)等の地図デ
ータベースから構成されている。7は道路交通情報等を
取得するVICS受信機で、交通情報の他天気予報等も
取得できる。3はナビゲーションシステム6の位置検出
部及び対応する地図情報に基いて自車の位置を特定する
処理、表示処理、経路探索処理等を行うマイクロコンピ
ュータ等からなる制御部である。4は所望の出力部(2
DIN液晶表示部22、スピーカ24)の選択指示等を
行うための操作部で、押釦式スイッチ、ジョイスティッ
ク等の方向指示器、ナビゲーション画面上に表示するタ
ッチパネル式スイッチ等からなる。
【0003】先ず、ナビゲーションシステムの動作につ
いて説明する。位置検出部により検出された自車の位置
データは制御部3に送られる。制御部3は自車の位置に
対応する地図情報を地図データベースから読み出して表
示部22上に表示する。そして、経路案内を行う場合に
は、制御部3は出発地から目的地までを所定の条件に従
って(例えば、最短距離になるように)経路探索を行
い、自車位置(現在地)及び探索した経路を地図と共に
表示部22上に表示する。
【0004】次に、天気予報の表示方法または音声出力
方法について述べる。VICS受信機7で受信した天気
予報は制御部3に送られ、地図が表示されている表示部
22上に重畳して表示される。また、音声はスピーカ2
4に出力される。尚、オーディオシステム52で天気予
報を受信した場合は直接スピーカ24に出力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の天気予報の受信
可能な車載用オーディオビジュアルシステムにおいて
は、受信した情報をナビゲーションの表示部やスピーカ
に出力できるが、VICS等による天気情報は、例えば
○○県南部の天候等の広範囲の天候、または予報であっ
て、現在、自車のいる極近くの天候とは必ずしも一致せ
ず、適切な車両の走行支援ができないという問題があ
る。
【0006】本発明は、自車の極近くの現在の天候状態
を把握または今後の天候状態を予測して、適切な車両の
走行支援ができる車載用オーディオビジュアルシステム
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車両に搭載され、映像を表示する表示手段
と、音声を出力する音声出力手段を備えた車載用オーデ
ィオビジュアルシステムにおいて、前記車両の周辺の気
象状況を検出する気象状況検出手段と、前記気象状況検
出手段により検出された気象状況に基いて、前記車両の
周辺の天候状態を予測する天候予測手段を備えたことを
特徴とするものである。
【0008】また、前記気象状況検出手段は、大気圧を
検出する大気圧検出手段であって、前記車両の高度を検
出する機能を有し、経路案内を行うナビゲーション手段
と、前記ナビゲーション手段により検出した前記車両の
高度に基いて、前記大気圧検出手段により検出した大気
圧を補正する高度補正手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
【0009】また、前記車載用オーディオビジュアルシ
ステムの出力が接続されている前記表示手段または前記
音声出力手段を判断する判断手段を有し、前記判断手段
が、前記車載用オーディオビジュアルシステムの出力が
接続されていると判断した前記表示手段または前記音声
出力手段に、前記天候状態を出力する出力制御手段を備
えたことを特徴とするものである。
【0010】また、交通情報を受信する交通情報受信手
段と、前記交通情報受信手段が受信状態にあるか否かを
検出する受信状態検出手段と、前記交通情報受信手段が
交通情報を受信するように指示された時に、前記受信状
態検出手段が、前記交通情報受信手段が受信状態にない
ことを検出した時には、前記表示手段または前記音声出
力手段に、前記天候状態を出力する天候出力手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0011】また、前記天候予測手段により予測された
天候状態が変化した時には、前記表示手段に表示する前
記天候状態を点滅表示する点滅手段を備えたことを特徴
とするものである。また、前記表示手段または前記音声
出力手段への、前記天候状態の出力を開始してから所定
時間が経過した時には、前記天候状態の出力を中断する
中断手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、前記中断手段により前記表示手段ま
たは前記音声出力手段への、前記天候状態の出力が中断
されている間に、前記天候予測手段により予測された天
候状態が変化した時には、新たに予測された天候状態の
出力を再開する再開始手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0013】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の車載用オーデ
ィオビジュアルシステムの構成を示すブロック図であ
る。図2は本発明の第1の実施例の車載用オーディオビ
ジュアルシステムの天候表示処理を説明するためのフロ
ーチャートである。以下、図に従って説明する。
【0014】1は天候状態を判断するための情報を取得
する情報検出部で、大気圧を検出する気圧センサ11、
湿度を検出する湿度センサ12、温度を検出する温度セ
ンサ13、雨量を検出する雨量センサ14で構成され
る。6は車両の走行案内を行うナビゲーションシステム
で、GPSシステムや、車速センサ、方位センサ等によ
り自車の位置を検出する自立航行システム等からなる位
置検出部、地図情報が記録されたCD−ROMの読取装
置(CD−ROMドライブ)等の地図データベース、位
置検出部及び対応する地図情報に基いて自車の位置を特
定する処理、表示処理、経路探索処理等を行うマイクロ
コンピュータ等から構成される。3は情報検出部1の情
報に基づき天候の状況を判断すると共にナビゲーション
システム6及び本システム全体の制御も行う制御部であ
る。51はテレビ放送波を受信するテレビ受信システム
である。52はラジオ放送波を受信するFM/AMラジ
オ、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディス
ク)等のオーディオシステムである。2は情報検出部1
に基いて制御部3が判断した天候状態を出力する出力部
で、フロントガラスに映像を投影するヘッドアップディ
スプレイ21、ナビゲーションシステム6の地図情報、
テレビ受信システム51の受信映像を表示する大型の2
DIN液晶表示部22、音響出力状態を簡単に表示する
1行の文字表示の可能な液晶表示部23、オーディオシ
ステム52等の音声出力を行うスピーカ24で構成され
る。4は所望の出力部2の選択指示等を行うための操作
部で、押釦式スイッチ、ジョイスティック等の方向指示
器、ナビゲーション画面上に表示するタッチパネル式ス
イッチ等からなる。以下、図に従って説明する。
【0015】次に、表示処理について図2のフローチャ
ートに従って説明する。尚、本処理は制御部3が現在接
続されている出力部2(ヘッドアップディスプレイ2
1、2DIN液晶表示部22、液晶表示部23、スピー
カ24)がいずれであるかを判断し、その出力部2に出
力するものである。ステップS11では、天候予測を出
力するように指示されているか否かを判断して出力する
ように指示されておればステップS12に移り、指示さ
れていなければ別の処理に移る。この判断は使用者が行
った操作部4のキー操作の状態から行う。
【0016】ステップS12では、天候を予測するため
の情報を取り込みステップS13に移る。つまり、気圧
センサ11、湿度センサ12、温度センサ13及び雨量
センサ14により検出したデータを制御部3に取り込
む。ステップS13では、天候を予測してステップS1
4に移る。つまり、各センサ(11〜14)により検出
したデータを基に天候を予測する。各センサ(11〜1
4)の検出データと天候との関係を、過去の検出データ
と天候の相関関係に基いて予め制御部3のメモリに記憶
しておいたマップに従って判断する。例えば、気圧セン
サ11で検出した現在地の気圧をナビゲーションシステ
ム6により検出した高度データで補正を加えた気圧が高
ければ天候が良く、低ければ天候が悪いと判断する。ま
た、車両の走行中に随時取得した気圧が上昇する方向な
らば天候は良い方向へ、下降する方向ならば天候は悪い
方向に推移していると判断する。雨量センサ14は時間
当りの雨量を検出して大雨か小雨か、また、走行中に随
時取得した雨量が減少する方向ならば天候は回復すると
判断する。湿度センサ12で検出した湿度が高ければ天
候が悪く、低ければ天候が良いと判断する。また、走行
中に随時取得した湿度が低下する方向ならば天候は良く
なる方向に推移していると判断する。温度センサ13で
検出した温度で現状の気温を、また、走行中に随時取得
した温度(高度補正済データ)から温かくなる方向にあ
るか、寒くなる方向にあるかを判断する。これらの相関
を基に複数の検出センサの検出データの組合せで総合的
に天候を判断する。
【0017】ステップS14では、2DIN液晶表示部
22が接続状態にあるか否かを判断して接続状態にあれ
ばステップS16に移り、接続状態になければステップ
S15に移る。つまり、現在制御部3に接続されている
機器(出力部2)に天候を出力するために、出力部2が
ヘッドアップディスプレイ21、2DIN液晶表示部2
2、液晶表示部23、スピーカ24のいずれであるかを
判断する。この判断は、例えばナビゲーションシステム
6が動作中かテレビ受信システム51が受信中であれば
2DIN液晶表示部22が接続されていると判断する。
ステップS15では、液晶表示部23が接続状態にある
か否かを判断して接続状態にあればステップS17に移
り、接続状態になければステップS18に移る。例え
ば、液晶表示部23を備えたオーディオシステム52が
動作中であれば液晶表示部23が接続されていると判断
する。
【0018】ステップS16では、2DIN液晶表示部
22上に天候を表示して別の処理に移る。つまり、制御
部3は情報検出部1の各検出部(11〜14)からの入
力に基いて天候を判断して、その結果を2DIN液晶表
示部22上に表示する。尚、同時にスピーカ24により
音声出力するように設定することも可能である。また、
2DIN液晶表示部22上に表示する代わりにヘッドア
ップディスプレイ21に表示するように設定することも
可能である。この場合は、運転中に視線を変える必要も
なく安全運転に寄与できる。ステップS17では、液晶
表示部23上に天候を表示して別の処理に移る。つま
り、制御部3は情報入力部1の各検出部(11〜14)
からの入力に基いて天候を判断して、その結果を液晶表
示部23上に表示する。尚、同時にスピーカ24により
音声出力するように設定することも可能である。ステッ
プS18では、スピーカ24に音声出力して別の処理に
移る。つまり、制御部3は情報入力部1の各検出部(1
1〜14)からの入力に基いて天候を判断して、その結
果をスピーカ24に音声出力する。
【0019】ここで表示形態について若干述べる。2D
IN液晶表示部22、液晶表示部23上に表示する場合
には、画面上の予め設定された位置に表示する。右
から左へメッセージが流れるように表示する。また、表
示期間として常時表示する。所定時間が経過すると
表示を止める。天候が変わった時のみ表示する。さら
に、天候のみを表示する。天候の他に情報検出部1
により検出した気圧、湿度、温度、雨量等も参考値とし
て追加表示する等の方法がある。これらは予め表示形態
に関して操作部4により制御部3に登録しておき、必要
に応じて表示形態を〜から適宜選択すればよい。
【0020】以上のように本実施例では、情報入力部か
らの検出データに基いて自車の位置における局部的な天
候が把握及び予測できて安全運転に有効である。また、
自動的に出力機器の接続状態を判断して天候データを出
力するので使用者は煩わしさから開放される。図3は本
発明の第2の実施例の車載用オーディオビジュアルシス
テムの天候表示処理を説明するためのフローチャートで
ある。以下、図に従って説明する。尚、本処理は制御部
3が現在接続されている出力部2(ヘッドアップディス
プレイ21、2DIN液晶表示部22、液晶表示部2
3、スピーカ24)がいずれであるかを判断した後、利
用者による出力部2の変更を可能にするものである。ま
た、本例のシステム構成は第1の実施例と同じであるの
で説明は省略する。また、本例のステップS21〜ステ
ップS25は、第1の実施例のステップS11〜ステッ
プS15と対応して同じ処理を行うのでフローチャート
のみを記述し、詳細な説明は省略する。
【0021】ステップS21では、天候予測を出力する
ように指示されているか否かを判断して出力するように
指示されておればステップS22に移り、指示されてい
なければ別の処理に移る。ステップS22では、天候を
予測するための情報を取り込みステップS23に移る。
ステップS23では、天候を予測してステップS24に
移る。ステップS24では、2DIN液晶表示部22が
接続状態にある否かを判断して接続状態にあればステッ
プS26に移り、接続状態になければステップS25に
移る。ステップS25では、液晶表示部23が接続状態
にある否かを判断して接続状態にあればステップS27
に移り、接続状態になければステップS28に移る。
【0022】ステップS26では、2DIN液晶表示部
22上に「現在、2DIN液晶表示部が接続されていま
す。2DIN液晶表示部上に表示しますか」と表示して
ステップS29に移る。ステップS27では、液晶表示
部23上に「現在、液晶表示部が接続されています。液
晶表示部上に表示しますか」と表示してステップS29
に移る。ステップS28では、音声で「現在、スピーカ
が接続されています。スピーカに出力しますか」と出力
してステップS29に移る。
【0023】ステップS29では、どの出力部2が選択
されたかを判断して、2DIN液晶表示部22が選択さ
れたらステップS30に移り、液晶表示部23が選択さ
れたらステップS31に移り、スピーカ24が選択され
たらステップS32に移る。つまり、使用者が操作部4
によりどの出力部2を選択したかをスイッチの状態等か
ら判断する。
【0024】ステップS30では、2DIN液晶表示部
22上に天候を表示して別の処理に移る。つまり、制御
部3は情報入力部1の各検出部(11〜14)からの入
力に基いて天候を判断して、その結果を2DIN液晶表
示部22上に表示する。尚、同時にスピーカ24により
音声出力するように設定することも可能である。また、
2DIN液晶表示部22上に表示する代わりにヘッドア
ップディスプレイ21に表示するように設定することも
可能である。ステップS31では、液晶表示部23上に
天候を表示して別の処理に移る。つまり、制御部3は情
報入力部1の各検出部(11〜14)からの入力に基い
て天候を判断して、その結果を液晶表示部23上に表示
する。尚、同時にスピーカ24により音声出力するよう
に設定することも可能である。ステップS32では、ス
ピーカ24に音声出力して別の処理に移る。つまり、制
御部3は情報入力部1の各検出部(11〜14)からの
入力に基いて天候を判断して、その結果をスピーカ24
に音声出力する。
【0025】以上のように本実施例では、情報入力部か
らの検出データに基いて自車の位置における局部的な天
候が把握及び予測できて安全運転に有効である。また、
自動的に出力機器の接続状態を判断して天候データを出
力するので使用者は煩わしさから開放される。さらに、
使用者が別の出力機器を選択することも可能になる。図
4は本発明の第3の実施例の車載用オーディオビジュア
ルシステムの天候表示処理を説明するためのフローチャ
ートである。以下、図に従って説明する。尚、本処理は
制御部3が検出データを基に把握した天候が変化した時
のみ表示を行うものである。また、本例のシステム構成
は第1の実施例と同じであるので説明は省略する。ま
た、本例のステップS41〜ステップS43は、第1の
実施例のステップS11〜ステップS13と対応して同
じ処理を行うのでフローチャートのみを記述し、詳細な
説明は省略する。
【0026】ステップS41では、天候予測を出力する
ように指示されているか否かを判断して出力するように
指示されておればステップS42に移り、指示されてい
なければ別の処理に移る。ステップS42では、天候を
予測するための情報を取り込みステップS43に移る。
ステップS43では、天候状態を把握してステップS4
4に移る。
【0027】ステップS44では、前回の予測結果と比
較して天候状態が変化したか否かを判断して変化してお
ればステップS45に移り、変化していなければ別の処
理に移る。つまり、同じ天候内容を継続して表示してお
くと、ナビゲーション画面やテレビ画面が見難いので、
使用者が天候状態が認識できたら表示を止めて、本来の
ナビゲーション画面、オーディオビジュアル画面に戻す
ための判断を行う。
【0028】ステップS45では、天候判断結果を点滅
表示してステップS46に移る。つまり、前回と天候の
判断結果が変化したので、利用者に注意を促すために点
滅表示する。また、音声で「ピーピー」と鳴らして注意
を喚起するようにしてもよい。ステップS46では、5
秒間経過したか否かを判断して5秒間経過すればステッ
プS47に移り、経過しなければ待機する。つまり、点
滅表示を5秒間だけ継続するための処理である。
【0029】ステップS47では、表示を通常表示に変
更してステップS48に移る。つまり、表示を見易いよ
うに通常の表示に戻す。この通常表示は第1の実施例と
同様に予め設定された表示形態〜の内容で表示され
る。ステップS48では、5分間経過したか否かを判断
して5分間経過すればステップS49に移り、経過しな
ければ待機する。つまり、通常表示を5分間だけ継続す
るための処理である。ステップS49では、表示を中断
してステップS41に戻る。つまり、同じ表示を継続し
ても意味がないので、本来のナビゲーション画面、オー
ディオビジュアル画面に戻す。
【0030】以上のように本実施例では、情報入力部か
らの検出データに基いて自車の位置における局部的な天
候が把握及び予測できて安全運転に有効である。また、
天候の表示を必要最小限にして、本来のナビゲーション
画面、オーディオビジュアル画面が有効に表示できる。
図5は本発明の第4の実施例の車載用オーディオビジュ
アルシステムの天候表示処理を説明するためのフローチ
ャートである。以下、図に従って説明する。尚、本処理
は交通情報を受信するように指示された時に、交通情報
が受信可能な状態であれば交通情報を受信し、受信不可
能な状態ならば天候を表示するものである。また、本例
のシステム構成は第1の実施例と同じであるので説明は
省略する。
【0031】ステップS51では、交通情報を受信する
ように指示されているか否かを判断して受信するように
指示されておればステップS52に移り、指示されてい
なければステップS54に移る。この判断は、交通情報
を受信するためにオーディオシステム52の交通情報専
用の受信周波数(例えば、1620kHz)が選択され
ているか否かに基いて行う。尚、FM多重放送等で送信
されているVICS情報が受信可能なFM受信機(VI
CS受信機)を含むオーディオシステム52で受信指示
がされているかで判断する。
【0032】ステップS52では、交通情報が受信可能
か否かを判断して受信可能ならばステップS53に移
り、受信不可能ならばステップS54に移る。この判断
は交通情報を受信するためにオーディオシステム52の
交通情報専用の周波数(例えば、1620kHz)の受
信信号レベルに基いて行う。ステップS53では、受信
した交通情報を出力部2に出力して別の処理に移る。つ
まり、予め指定された出力部2に出力する。例えば、ナ
ビゲーションシステム6の動作中では2DIN液晶表示
部22上のナビゲーション画面に重畳して受信した交通
情報が表示される。
【0033】ステップS54では、天候予測を出力する
ように指示されているか否かを判断して出力するように
指示されておればステップS55に移り、指示されてい
なければ別の処理に移る。ステップS55では、天候を
予測するための情報を取り込みステップS56に移る。
ステップS56では、天候を予測してステップS57に
移る。ステップS57では、予測した天候を指定された
出力部2に出力して処理を終える。この処理は第1の実
施例と同様に出力部2の出力機器の接続状態を判断し
て、その機器に出力する。また、表示形態も予め設定さ
れた表示形態〜で表示される。
【0034】以上のように本実施例では、情報入力部か
らの検出データに基いて自車の位置における局部的な天
候が把握及び予測できて安全運転に有効である。また、
交通情報が受信できない時には自動的に天気が予測でき
て便利である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、自車
の極近くの現在の天候状態を把握または今後の天候状態
を予測して、適切な車両の走行支援ができる車載用オー
ディオビジュアルシステムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の車載用オーディオビジ
ュアルシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の車載用オーディオビジ
ュアルシステムの天候表示処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図3】本発明の第2の実施例の車載用オーディオビジ
ュアルシステムの天候表示処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】本発明の第3の実施例の車載用オーディオビジ
ュアルシステムの天候表示処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】本発明の第4の実施例の車載用オーディオビジ
ュアルシステムの天候表示処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】従来の車載用オーディオビジュアルシステムの
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・情報入力部、 23・・・液晶
表示部、11・・・気圧センサ、 24・
・・スピーカ、12・・・湿度センサ、
3・・・・制御部、13・・・温度センサ、
4・・・・操作スイッチ、14・・・雨量センサ、
6・・・・ナビゲーションシステム、2
・・・・出力部、 51・・・テレビ
受信システム、22・・・2DIN表示部、
52・・・オーディオシステム。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載され、映像を表示する表示手
    段と、音声を出力する音声出力手段を備えた車載用オー
    ディオビジュアルシステムにおいて、 前記車両の周辺の気象状況を検出する気象状況検出手段
    と、 前記気象状況検出手段により検出された気象状況に基い
    て、前記車両の周辺の天候状態を予測する天候予測手段
    を備えたことを特徴とする車載用オーディオビジュアル
    システム。
  2. 【請求項2】 前記気象状況検出手段は、 大気圧を検出する大気圧検出手段であって、 前記車両の高度を検出する機能を有し、経路案内を行う
    ナビゲーション手段と、 前記ナビゲーション手段により検出した前記車両の高度
    に基いて、前記大気圧検出手段により検出した大気圧を
    補正する高度補正手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の車載用オーディオビジュアルシステム。
  3. 【請求項3】 前記車載用オーディオビジュアルシステ
    ムの出力が接続されている前記表示手段または前記音声
    出力手段を判断する判断手段を有し、 前記判断手段が、前記車載用オーディオビジュアルシス
    テムの出力が接続されていると判断した前記表示手段ま
    たは前記音声出力手段に、前記天候状態を出力する出力
    制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の車載
    用オーディオビジュアルシステム。
  4. 【請求項4】 交通情報を受信する交通情報受信手段
    と、 前記交通情報受信手段が受信状態にあるか否かを検出す
    る受信状態検出手段と、 前記交通情報受信手段が交通情報を受信するように指示
    された時に、前記受信状態検出手段が、前記交通情報受
    信手段が受信状態にないことを検出した時には、前記表
    示手段または前記音声出力手段に、前記天候状態を出力
    する天候出力手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の車載用オーディオビジュアルシステム。
  5. 【請求項5】 前記天候予測手段により予測された天候
    状態が変化した時には、前記表示手段に表示する前記天
    候状態を点滅表示する点滅手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の車載用オーディオビジュアルシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記表示手段または前記音声出力手段へ
    の、前記天候状態の出力を開始してから所定時間が経過
    した時には、 前記天候状態の出力を中断する中断手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の車載用オーディオビジュアル
    システム。
  7. 【請求項7】 前記中断手段により前記表示手段または
    前記音声出力手段への、前記天候状態の出力が中断され
    ている間に、 前記天候予測手段により予測された天候状態が変化した
    時には、 新たに予測された天候状態の出力を再開する再開始手段
    を備えたことを特徴とする請求項6記載の車載用オーデ
    ィオビジュアルシステム。
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