JPH11175711A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH11175711A
JPH11175711A JP9340260A JP34026097A JPH11175711A JP H11175711 A JPH11175711 A JP H11175711A JP 9340260 A JP9340260 A JP 9340260A JP 34026097 A JP34026097 A JP 34026097A JP H11175711 A JPH11175711 A JP H11175711A
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error
image processing
image
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JP9340260A
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Shigeo Hatake
茂雄 畠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例え誤差拡散法での2値化処理中に外来ノイ
ズ等により誤差拡散が正常に行なわれなくなっても、上
記誤動作の影響を最小限に抑える。 【解決手段】 2値化部405よりの誤差データを遅延
させるFIFO回路408が誤動作しても、FIFO制
御部409は、CPU回路210よりの入力イネーブル
信号をもとに所定のタイミングにてFIFO回路408
に対する初期化信号であるRRST、WRSTを出力す
る。CPU回路部210は、1ライン分の2値化が終了
するとイネーブル信号によりFIFO回路408をリセ
ットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は誤差拡散法に基づく
画像処理を行う画像処理装置及び方法に関し、例えば複
写機等に用いられる画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機等では、スキャナ一等で読
取った多値の画像データを、誤差拡散手法等を用いてレ
ーザー等の現像露光手段に適した階調に階調変換して中
間調画像を表現してきた。
【0003】従来のこの種の装置における画像処理の概
略を図6及び図7を参照して説明する。図6は従来のこ
の種の装置における階調変換処理部の構成を示すブロッ
ク図、図7は従来の誤差集配部の動作を説明するための
模式図である。
【0004】図6において、乱数・誤差加算部401で
は、入力される画像濃度データ(WB−ORG)、乱数
発生部403から出力されるRAND32信号、乱数発
生部403から出力されるRN信号、誤差集配部407
から出力されるV−error信号の各信号が入力され
る。
【0005】そして、乱数・誤差加算部401で入力さ
れる各信号の和演算を行い、上位6ビットの信号をbu
fh信号、下位5ビットの信号をbufl信号として出
力する。なお、上述したRN信号は、乱数発生ブロック
から選択的に発生される信号であり、RN=00であれ
ば乱数・誤差加算部401で−6し、RN=01or10
であれば−10し、RN=11であれば±0するための
ものである。
【0006】比較部402には、乱数・誤差加算部40
1よりのbufl信号と乱数発生部403から出力され
るRAND16信号が入力されており、両信号の比較を
行い、bufl>RAND16であれば出力信号BLを
1とし、その逆の条件であれば0とする。
【0007】乱数発生部403では入力信号WB−OR
Gの値によって制御したRAND32信号及びRN信号
を出力し、且つbufl信号が1であればRAND16
信号を所定の値に切替え出力する。加算部404は、b
ufh信号とBL信号とを加算し、plus信号として
出力する。
【0008】2値化部405には、加算部404よりの
plus信号が入力され、もしplus信号が0以下で
あれば2値化信号出力であるed−out信号を0とし
て、その他の条件であればed−out信号を1として
出力する。尚、この処理の際に入力信号WB−ORGが
255の場合は無条件でed−out信号を1とし、1
行目、1列、2列目は無条件でed−out信号を0と
して出力する。
【0009】さらにed−out信号の値が0の場合に
は(plus−0)の値を2値化時の誤差量を示す信号
であるerror信号として出力し、ed−outの値
が1の場合には(plus−16)の値を2値化誤差と
してerror信号に出力する。なお、もしerror
信号の値が(−15〜0)の範囲外となった場合はリミ
ット化する。
【0010】FIFO回路406では2値化部405よ
りの2値化誤差信号であるerror信号を順々に格納
していき、読み出し時にはアドレス0番地から順次出力
信号FIFOerrorを出力していくことにより所定
時間遅延させ、今後2値化される画素に拡散させること
が可能に構成されている。
【0011】誤差集配部407には、図7に示すよう
に、FIFO回路406よりのFIFOerror信号
と、2値化部405よりのerror信号が入力され、
例えば図5に示す所定の加重係数で乗算されV−err
or信号として出力される。
【0012】このようにして注目画索に対して周辺画索
の誤差分を補正し、2値化することができる。そして、
上述したed−out信号が画像処理部から出力され、
プリンタ部等に入力され画像形成され、印刷出力され
る。
【0013】即ち、図6に示すように、従来は、各画索
の誤差分(error)を格納、及び読み出してくるた
めの遅延回路としてはFIFO回路406を用いてお
り、データを格納していく際には0番地から書込を開始
し、順々にアドレスをインクリメントしていき、最終ア
ドレスになればまた0番地からデータを書込んでいくと
いう一連の処理を1画像分(1転写紙分)繰返し行なう
ものであった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
外来ノイズ等の影響によりFIFO回路406への書込
が誤動作、もしくはFIFO回路406自体が誤動作す
る可能性があり、このような場合には間違った誤差デー
タが1画像分全てに影響を及ぼし、異常画像を出力して
しまうという欠点が存在していた。
【0015】さらに、上記のように異常画像が出力され
た場合、FIFO回路406の動作状態を外部から認識
する手段が存在していなかったので、階調変換部のどの
ブロックで異常動作を行っているのか確認することは困
難であった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した課題を
解決することを目的としてなされたもので、上述した課
題を解決する一手段として例えば以下の構成を備える。
【0017】即ち、誤差拡散法に基づく画像処理を行う
画像処理装置において、処理対象画像データに対する画
像処理を行う画像処理手段と、前記画像処理手段による
画像処理に伴ない発生する誤差を次に処理する画像デー
タに反映させるために前記誤差を所定期間保持する保持
手段と、処理画像の所定ライン毎の処理終了毎に前記保
持手段を初期状態に戻す初期化手段と、前記保持手段で
保持の誤差をこれから処理すべき画像データに拡散して
前記処理対象データを補正して次に処理する処理対象画
像データとする補正手段とを備えることを特徴とする。
【0018】そして例えば、前記画像処理手段は、少な
くともM>Nの関係にあるM値画像をN値画像に変換す
る変換処理を実行可能とする。
【0019】又例えば、前記保持手段は、読み出しカウ
ンタと書き込みカウンタとを含み、前記書き込みカウン
タのカウント値で指定される番地に前記誤差を格納し、
前記読み出しカウンタのカウント値で指定される番地よ
り格納値を読み出す構成であり、前記初期化手段は前記
読み出しカウンタと書き込みカウンタとを初期化するこ
とを特徴とする。
【0020】更に例えば、前記初期化手段は、前記読み
出しカウンタと書き込みカウンタとを独立したタイミン
グで初期状態に戻し、前記保持手段は各ラインの入力画
像情報の処理から導きだされる各画素の誤差情報を、次
のラインの処理開始時まで初期状態に戻すことを特徴と
する。
【0021】又例えば、前記保持手段は、読み出し、も
しくは書き込みアドレスがアクセス範囲以外のアドレス
値となった場合にその旨を報知可能であることを特徴と
する。あるいは、前記保持手段は、読み出し、もしくは
書き込みアドレスがアクセス範囲以外のアドレス値とな
った場合には初期化されるまで以降の読み出しもしくは
書き込み動作を停止することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。 [第1の実施の形態例]図1は本発明に係る一発明の実
施の形態例における画像処理の概略構成を示す図であ
る。図1において、画像読取り部209は、レンズ20
1、CCDセンサ202、アナログ信号処理部203等
より構成され、レンズ201を介しCCDセンサ202
に結像された原稿よりの反射画像が、CCDセンサ20
2によりR(赤)、G(緑)、B(青)のアナログ電気
信号に変換される。変換された画像情報はアナログ信号
処理部203に入力され、R、G、Bの各色ごとにサン
プル&ホールド、ダークレベルの補正等が実施された後
にA/D変換され、対応するデジタル信号として出力さ
れる。その後、デジタル化されたフルカラー信号は画像
処理部204に入力される。
【0023】画像処理部204ではシェーデイング補
正、色補正、γ補正等の読取り系で必要な補正処理や、
スムージング処理、エッジ強調、その他の処理、加工等
が行われプリンタ部205に出力される。
【0024】プリンタ部205は、公知のレーザ等から
なる露光制御部、画像形成部、転写紙の搬送制御部等に
より構成されており、入力された画像信号により転写紙
上に画像を記録する。
【0025】また、CPU回路部210は、本実施の形
態例全体の制御を司るCPU206、CPU206の制
御プログラム等を記憶するROM207、RAM208
等により構成され、画像読取り部209、画像処理部2
04、プリンタ部205等を制御し、本装置のシーケン
スを統括的に制御する。 (画像処理部)上述した画像処理部204の詳細構成を
図2を参照して以下に説明する。図2は図1に示す画像
処理部204の詳細構成ブロック図である。
【0026】図2において、図1に示すアナログ信号処
理部203より出力されるR、G、Bのデジタルカラー
画像信号は、シェーディング補正部301に入力され
る。シェーディング補正部301では、原稿を読取るC
CDセンサ202の特性のバラツキ及び、公知の原稿走
査系の原稿照明用ランプの配光特性の補正を行ってい
る。
【0027】シェーディング補正部301で補正演算さ
れた画像信号は、階調補正部302に入力され、R、
G、Bの輝度信号からプリンタ205で印刷出力可能
な、例えばY(黄)、M(マゼンタ)、C(シアン)、
K(黒)の濃度データに変換される。
【0028】濃度データに変換された画像信号は、カラ
ー/モノクロ変換部303に入力され、モノクロデータ
(8ビット)として出力される。そして、カラー/モノ
クロ変換部303から出力されたデータは階調変換処理
部304に入力され、疑似中間調表現として誤差拡散処
理が行われる。
【0029】次に本実施の形態例に特有の構成を備える
図2に示す階調補正部の詳細構成を図3及び図4を参照
して説明する。図3は本実施の形態例における図2に示
す階調補正部の詳細構成を示すブロック図、図4は図3
に示す階調補正部の動作タイミングチャートである。図
3において、上述した図6と同様構成には同一番号を付
し詳細説明を省略する。
【0030】即ち、入力濃度画像データ(WB−OR
G)が乱数・誤差加算部401に入力され、その後の処
理によって2値化データ(ed−out)、及び誤差デ
ータ(error)が出力されるまでの動作は図6で説
明した従来例と同様なので、詳細説明は省略する。
【0031】本実施の形態例においては、2値化部40
5よりの誤差データ(error信号)を遅延させるF
IFO回路408が相違しており、更に、該FIFO回
路408の書き込み、読み出しを制御するFIFO制御
部409が備えられている点が大きく相違している。
【0032】以下、このFIFO回路408の構成及び
制御を説明する。
【0033】図3において、FIFO回路408は、2
値化部405よりのerror信号を一時記憶するレジ
スタ部、レジスタ部にerror信号を書込む際のレジ
スタアドレス値を出力する書き込みカウンタ、及びレジ
スタ部に書き込まれている書き込みデータを読み出す番
地を指定する為の読み出しカウンタとを備えており、上
記両カウンタはカウント値をリセットするためのリセッ
ト入力が可能である。
【0034】このカウンタリセット入力として、読み出
しカウンタをリセットするためのRRST信号、書込カ
ウンタをリセットするためのWRST信号が入力可能に
構成されている。
【0035】FIFO制御部409は、図1に示すCP
U回路210よりイネーブル信号が入力され、その入力
イネーブル信号をもとに所定のタイミングにてFIFO
回路408に対するRRST、WRSTを出力する。
【0036】次に、以上の構成を備える本実施の形態例
における画像処理部の動作について図4のタイミングチ
ャートをもとに説明する。
【0037】CPU回路部210からのイネーブル信号
が’H’から’L’になるタイミングで画像データ(W
B−ORG)が乱数・誤差加算部401に入力されると
ともに、FIFO制御部409よりRRST信号が’
L’から’H’に変化し出力される。
【0038】これによって、FIFO回路408の読み
出しカウンタのリセットが解除され、FIFO回路40
8の0番地から順々に格納データがFIFOerror
として出力される(図4のAのタイミング)。最初は何
も格納されていないため、誤差は出力されない。誤差集
配部407は従来例と同様の処理によって誤差拡散を行
い、2値化部405より次の画素の2値化の際の誤差デ
ータであるerror信号が最初の2値化データの取り
込より2画素めから順次出力される。
【0039】さらに、このerror信号の出力タイミ
ングにあわせてFIFO制御部409よりWRST信号
が’L’から’H’に変化し出力される。これによって
FIFO回路408は書き込み可能状態となりFIFO
回路408に2値化誤差データであるerrorが順々
に格納されていく(Bのタイミング)。
【0040】次に1ライン分の画素の2値化が終了する
と、CPU回路部210からのイネーブル信号が’L’
から’H’に変化する(つまりこのタイミングが1ライ
ン終了となり、イネーブル信号が’L’の期間が画像デ
ータ有効となる)。このタイミングでFIFO制御部4
09よりRRST信号が’H’から’L’に変化し出力
される。そして、FIFO回路408の読み出し動作は
リセット状態になる(Cのタイミング)。
【0041】その後、(B−A)の時間分遅れたタイミ
ングでFIFO制御部409よりのWRST信号が’
H’から’L’に変化し出力される。そして、FIFO
回路408の書込動作はリセット状態となる(Dのタイ
ミング)。
【0042】上記A〜Dまでの一連の動作を1ライン目
から最終ラインまで行なう。ちなみに、2ライン目は図
4に示すA’〜D’までの動作である。
【0043】以上説明したように本実施の形態例によれ
ば、1ライン分の2値化終了毎にFIFO回路408を
リセットするため、例え1ラインの途中で外来ノイズ等
の影響によりFIFO回路408への書込が誤動作、も
しくはFIFO回路408自体が誤動作しても、次のラ
インの2値化データに影響を与えることを防止でき、上
記誤動作の影響を最小限に抑えることができる。
【0044】[第2の実施の形態例]本発明に係る第2
の発明の実施の形態例の概略ブロック構成を図5に示
す。図5において、上述した第1の実施の形態例におけ
る図3に示す構成と同様構成には同一番号を付し詳細説
明を省略する。第2の実施の形態例においては、FIF
O回路410の構成が後述するように図3の構成と異な
っている。
【0045】第2の実施の形態例においては、FIFO
回路410が図3に示す第1の実施の形態例のFIFO
回路408にオーバーフローフラグ(OVF)端子を追
加した構成となっている。つまり、外来ノイズ等により
通常動作から外れ、本来読み出し、書き込むことはない
最終アドレスまで読み出し/書き込みカウンタのカウン
トが進んでしまった場合、FIFO回路410のOVF
端子からオーバーフロー(OVF)信号がCPU回路部
210に出力可能に構成されている。
【0046】このため、第2の実施の形態例によれば、
CPU回路210で階調変換処理部304で誤動作が起
きたことを明確に認知できる。更に、第2の実施の形態
例のFIFO回路410は、読み出し/書き込みカウン
タのカウントが進んでオーバーフローした場合には、カ
ウンタのそれ以上のカウントアップが停止し、FIFO
回路410の読み出し、書込アドレスのインクリメント
動作は一時停止する。
【0047】以上説明したように第2の発明の実施の形
態例によれば、第1の実施の形態例と同様の作用効果を
奏するとともに、更にCPU回路210に階調変換処理
部304の動作不良(2値化誤差遅延回路であるFIF
O回路210の動作不良)を知ることができ、適切な処
理が可能となる。、
【0048】[他の実施形態例]なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0049】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0050】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0051】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0052】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0053】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
え画像処理の一部において不具合が発生しても、その影
響を最小限に抑えることができる。
【0055】また、画像の2値化時に画像変換精度が落
ちても、その影響を最小限に抑えることができる。更
に、誤差拡散法を採用して多値情報を2値化情報に変換
する際に2値化誤差の不必要な拡散を防止できる。
【0056】更に、本発明によれば、誤差拡散法を採用
して多値情報を2値化情報に変換する際に2値化誤差の
不必要な拡散を防止できるとともに、2値化時の誤処理
が発生してもその旨を認識することが可能となる。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一発明の実施の形態例における画
像処理の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す画像処理部204の詳細構成ブロッ
ク図である。
【図3】本実施の形態例における図2に示す階調補正部
の詳細構成を示すブロック図である。
【図4】図4は図3に示す階調補正部の動作タイミング
チャートである。
【図5】本発明に係る第2の発明の実施の形態例の概略
ブロック構成図である。
【図6】従来の階調変換処理部の構成を示すブロック図
である。
【図7】従来の誤差集配部の動作を説明するための模式
図である。
【符号の説明】
201 レンズ 202 CCDセンサ 203 アナログ信号処理部 204 画像処理部 205 プリンタ部 206 CPU 207 ROM 208 RAM 209 画像読取り部 210 CPU回路部 301 シェーディング補正部 303 カラー/モノクロ変換部 304 階調変換処理部 401 乱数・誤差加算部 402 比較部 403 乱数発生部 404 加算部 405 2値化部 406、408、410 FIFO回路 407 誤差集配部 409 FIFO制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誤差拡散法に基づく画像処理を行う画像
    処理装置において、 処理対象画像データに対する画像処理を行う画像処理手
    段と、 前記画像処理手段による画像処理に伴ない発生する誤差
    を次に処理する画像データに反映させるために前記誤差
    を所定期間保持する保持手段と、 処理画像の所定ライン毎の処理終了毎に前記保持手段を
    初期状態に戻す初期化手段と、 前記保持手段で保持の誤差をこれから処理すべき画像デ
    ータに拡散して前記処理対象データを補正して次に処理
    する処理対象画像データとする補正手段とを備えること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理手段は、少なくともM>N
    の関係にあるM値画像をN値画像に変換する変換処理を
    実行可能とすることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、読み出しカウンタと書
    き込みカウンタとを含み、前記書き込みカウンタのカウ
    ント値で指定される番地に前記誤差を格納し、前記読み
    出しカウンタのカウント値で指定される番地より格納値
    を読み出す構成であり、前記初期化手段は前記読み出し
    カウンタと書き込みカウンタとを初期化することを特徴
    とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記初期化手段は、前記読み出しカウン
    タと書き込みカウンタとを独立したタイミングで初期状
    態に戻し、前記保持手段は各ラインの入力画像情報の処
    理から導きだされる各画素の誤差情報を、次のラインの
    処理開始時まで初期状態に戻すことを特徴とする請求項
    3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、読み出し、もしくは書
    き込みアドレスがアクセス範囲以外のアドレス値となっ
    た場合にその旨を報知可能であることを特徴とする請求
    項3又は請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は、読み出し、もしくは書
    き込みアドレスがアクセス範囲以外のアドレス値となっ
    た場合には初期化されるまで以降の読み出しもしくは書
    き込み動作を停止することを特徴とする請求項5記載の
    画像処理装置。
JP9340260A 1997-12-10 1997-12-10 画像処理装置 Withdrawn JPH11175711A (ja)

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