JPH11175356A - 複合機、複合システム、ジョブ処理方法および記憶媒体 - Google Patents

複合機、複合システム、ジョブ処理方法および記憶媒体

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JPH11175356A
JPH11175356A JP35021197A JP35021197A JPH11175356A JP H11175356 A JPH11175356 A JP H11175356A JP 35021197 A JP35021197 A JP 35021197A JP 35021197 A JP35021197 A JP 35021197A JP H11175356 A JPH11175356 A JP H11175356A
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JP
Japan
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job
execution
unit
interrupt
executed
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JP35021197A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Morita
裕康 森田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のジョブを実行するような場合、他のジ
ョブから割り込まれたくないジョブを他のジョブから割
り込まれずに実行することができ、交互に実行する場合
でもユーザの意図しないタイミングで交互に実行するこ
とを回避できる複合機を提供する。 【解決手段】 デジタル複合機では、ジョブの割り込み
要求を受け付けると、受け付けた割り込みジョブの実行
単位を設定する。中央処理装置8は実行中のジョブと割
り込みジョブとを同時に実行するための実行条件を判定
する。実行中のジョブと割り込みジョブとが条件付きで
同時に実行でき、実行中のジョブの実行単位がジョブ全
体に設定されている場合、実行中のジョブが終了するま
で待ち、ジョブ全体に設定されていない場合、実行中の
ジョブと割り込みジョブを実行単位毎に交互に実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合機、ネットワ
ークインターフェースを介して複数の機器が接続された
複合システム、ジョブ処理方法および記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複合機として、プリント、コピー
およびファクシミリ機能を有するディジタル複合機が知
られている。このデジタル複合機では、本体操作部ある
いはコンピュータインターフェースを通じて処理要求を
出してジョブを投入することが可能である。同時に複数
のジョブが投入された場合、システムが決めた適当なタ
イミングで実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
デジタル複合機では、複数のジョブを実行するタイミン
グは、システムが決めたタイミングであるので、ユーザ
の意図しないタイミングで別のジョブが割り込んでしま
うという問題があった。このため、緊急のジョブを実行
中に別のジョブが割り込んで処理が終わらないというこ
ともあった。
【0004】また、これら複数のジョブの実行する際、
共通に必要なリソースが確保できないと、確保できなか
ったジョブは実行待ちになるが、それぞれのジョブの処
理の進行具合によっては、この共通リソースを確保する
タイミングがまちまちで、ユーザからみて適切でないタ
イミングでそれそれの処理がなされることがあった。例
えば、複合機でスキャンと印刷ジョブを同時に実行した
場合、交互にスキャンする枚数と、印刷する枚数がまち
まちになることがある。
【0005】そこで、本発明は、複数のジョブを実行す
るような場合、他のジョブから割り込まれたくないジョ
ブを他のジョブから割り込まれずに実行することがで
き、交互に実行する場合でもユーザの意図しないタイミ
ングで交互に実行することを回避できる複合機、複合シ
ステム、ジョブ処理方法および記憶媒体を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の複合機は、複数のジョブ
機能を有する複合機において、ジョブを実行単位に設定
する設定手段と、該設定された実行単位で前記ジョブの
実行を停止させる停止手段と、該停止した後、実行待ち
になっている他のジョブの実行を開始させる開始手段と
を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の複合機は、請求項1に係
る複合機において前記ジョブの割り込み要求を受け付け
る受付手段を備え、前記設定手段は、前記割り込みジョ
ブを実行単位に設定することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の複合機は、請求項2に係
る複合機において実行中のジョブと前記割り込みジョブ
が無条件で並行処理可能であるか否かを判別する判別手
段と、該無条件での並行処理が不可能であって、前記実
行中のジョブの実行単位がジョブ全体である場合、該実
行中のジョブが終了するまで待機してから前記割り込み
ジョブを実行する待機手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項4に記載の複合機は、請求項2に係
る複合機において実行中のジョブと前記割り込みジョブ
が無条件で並行処理可能であるか否かを判別する判別手
段と、該無条件での並行処理が不可能であって、前記実
行中のジョブの実行単位がジョブ全体でない場合、前記
停止手段により前記実行中のジョブを前記実行単位で停
止させた後、前記開始手段により前記割り込みジョブを
開始させる動作を交互に繰り返す繰返手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の複合システムは、ネット
ワークを介して複数の機器が接続され、複数のジョブ機
能を有する複合システムにおいて、ジョブを実行単位に
設定する設定手段と、該設定された実行単位で前記ジョ
ブの実行を停止させる停止手段と、該停止した後、実行
待ちになっている他のジョブの実行を開始させる開始手
段と、前記ジョブの割り込み要求を受け付ける受付手段
と、実行中のジョブと前記割り込みジョブが並行処理可
能であるか否かを判別する判別手段とを備えたことを特
徴とする。
【0011】請求項6に記載のジョブ処理方法は、複数
のジョブを処理するジョブ処理方法において、ジョブを
実行単位に設定し、該設定された実行単位で前記ジョブ
の実行を停止させ、該停止した後、実行待ちになってい
る他のジョブの実行を開始させることを特徴とする。
【0012】請求項7に記載のジョブ処理方法は、請求
項6に係るジョブ処理方法において前記ジョブの割り込
み要求を受け付け、実行中のジョブと前記割り込みジョ
ブが無条件で並行処理可能であるか否かを判別し、該無
条件での並行処理が不可能であって、前記実行中のジョ
ブの実行単位がジョブ全体である場合、該実行中のジョ
ブが終了するまで待機してから前記割り込みジョブを実
行することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載のジョブ処理方法は、請求
項6に係るジョブ処理方法において前記ジョブの割り込
み要求を受け付け、実行中のジョブと前記割り込みジョ
ブが無条件で並行処理可能であるか否かを判別し、該無
条件での並行処理が不可能であって、前記実行中のジョ
ブの実行単位がジョブ全体でない場合、前記実行中のジ
ョブを前記実行単位で停止させた後、前記割り込みジョ
ブを開始させる動作を交互に繰り返すことを特徴とす
る。
【0014】請求項9に記載の記憶媒体は、複数のジョ
ブ機能を有する複合機、あるいはネットワークを介して
複数の機器が接続され、複数のジョブ機能を有する複合
システムに搭載された中央処理装置により実行されるプ
ログラムが格納された記憶媒体において、前記プログラ
ムは、ジョブを実行単位に設定する手順と、該設定され
た実行単位で前記ジョブの実行を停止させる手順と、該
停止した後、実行待ちになっている他のジョブの実行を
開始させる手順と含むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の複合機、複合システム、
ジョブ処理方法および記憶媒体の実施の形態について説
明する。
【0016】[第1の実施形態]図1は第1の実施の形
態におけるデジタル複合機の構成を示すブロック図であ
る。デジタル複合機は画像形成部1、制御部2、印刷部
3、スキャナ部4、操作部5、ファクシミリ(Fax)
インターフェース(I/F)6およびコンピュータイン
ターフェース7から構成されており、それぞれ専用イン
ターフェースで制御部2に接続されている。また、制御
部2は中央処理装置(CPU)8および記憶装置(メモ
リ)9からなり、これらは内部インターフェースで接続
されている。
【0017】図2はデジタル複合機の動作処理手順を示
すフローチャートである。この処理プログラムはメモリ
9に格納されており、CPU8によって実行される。
【0018】まず、操作部5またはコンピュータインタ
ーフェース7を通じてコピー機能、プリント機能および
ファクシミリ機能のいずれかの機能におけるジョブの割
り込み要求を受け付ける(ステップS201)。
【0019】受け付けた割り込みジョブの実行単位(最
小実行単位)を設定する(ステップS202)。そし
て、記憶装置9の実行待ちキューに、ステップS201
で受け付けた割り込みジョブを登録する(ステップS2
03)。中央処理装置8は現在実行中のジョブがあるか
否かを判別する(ステップS204)。現在実行中のジ
ョブがない場合、実行待ちキューに登録されたジョブを
実行し(ステップS211)、処理を終了する。
【0020】一方、ステップS204で現在実行中のジ
ョブがある場合、中央処理装置8は実行中のジョブとス
テップS201で受け付けた割り込みジョブとを同時に
実行するための実行条件を判定する(ステップS20
5)。
【0021】ステップS205の判定結果、実行中のジ
ョブとS201で受け付けた割り込みジョブとが無条件
で同時に実行できるか、つまり並行処理可能であるか否
かを判別する(ステップS206)。無条件で同時に実
行できる場合、ステップS201で受け付けた割り込み
ジョブと現在実行中のジョブを実行する(ステップS2
07)。
【0022】一方、無条件で同時に実行できない場合、
ステップS205の判定結果、実行中のジョブとS20
1で受け付けた割り込みジョブが条件付きで同時に実行
できるか否かを判別する(ステップS208)。条件付
きで同時に実行できる場合、実行中のジョブの実行単位
がジョブ全体に設定されているか否かを判別する(ステ
ップS209)。
【0023】ジョブの実行単位がジョブ全体に設定され
ている場合、実行中のジョブが終了するまで待ち(ステ
ップS212)、ジョブ全体に設定されていない場合、
実行中のジョブとステップS201で受け付けた割り込
みジョブを交互に実行する(ステップS210)。
【0024】一方、ステップS208で条件付きで同時
に実行できない場合、実行中のジョブが終了するまで待
つ(ステップS212)。
【0025】そして、ステップS212で実行中のジョ
ブが終了した後、すなわち、ステップS201で受け付
けた割り込みジョブ、あるいは既に実行していたジョブ
のいずれかを終了した後、中央処理装置8は記憶装置9
の実行待ちキューに登録されているジョブがあるか否か
を判別する(ステップS213)。
【0026】実行待ちキューに登録されているジョブが
ある場合、再びステップS204の処理に戻って同様の
処理を行う。一方、登録されているジョブがない場合、
処理を終了する。
【0027】図3はステップS205において実行中の
ジョブと割り込み要求されたジョブを同時に実行する場
合の条件を判定する実行条件判定処理手順を示すフロー
チャートである。
【0028】中央処理装置8はコピー、ファクシミリ
(Fax)送信など複合機が処理できる各処理を行うた
めに必要な機能部品を示した表を記憶装置9から参照
し、割り込みジョブの処理に必要な機能部品を挙げる
(ステップS301)。図5は記憶装置9に格納された
各ジョブの処理に必要な機能部品の表を示す図である。
図において、「○」および「△」はそれぞれの処理に用
いられる機能部品を示している。 中央処理装置8はス
テップS301の結果と現在実行中のジョブ処理で使用
している機能部品とを比較し、割り込みジョブと実行中
のジョブが競合しないか否か判別する(ステップS30
2)。実行中のジョブと競合しない場合、判定結果を
「同時実行可能」に設定し(ステップS303)、処理
を終了する。
【0029】一方、実行中のジョブと競合する場合、中
央処理装置8は、割り込みジョブが実行中のジョブと別
の出力部を利用できるか否か判別する(ステップS30
4)。別の出力部を利用できる場合、判定結果を「条件
付き同時実行可能」に設定し(ステップS305)、処
理を終了する。また一方、別の出力部を利用できない場
合、判定結果を「同時実行不可」に設定し(ステップS
306)、処理を終了する。
【0030】図4はステップS205での判定が「条件
付き同時実行可能」であった場合、既に実行中のジョブ
と割り込みジョブを同時実行させるステップ210の処
理手順を示したフローチャートである。
【0031】まず、現在実行中のジョブとは別の出力部
の使用権を獲得して設定する(ステップS401)。中
央処理装置8は割り込みジョブの実行単位を設定する
(ステップS402)。
【0032】そして、中央処理装置8は現在実行中のジ
ョブが予め定められた実行単位だけ処理したか否かを判
別する(ステップS403)。予め定められた実行単位
だけ処理した場合、実行中のジョブを停止する(ステッ
プS404)。一方、予め定められた実行単位だけジョ
ブを終了していない場合、実行中のジョブの処理を続行
し(ステップS410)、ステップS403の処理に戻
る。
【0033】ステップSS404で実行中のジョブを停
止した後、中央処理装置8は割り込みジョブを実行し
(ステップS405)、割り込みジョブがステップS4
02で設定した実行単位だけ処理したか否かを判別する
(ステップS406)。
【0034】実行単位だけ処理した場合、割り込みジョ
ブが終了したか否かを判別する(ステップS407)。
割り込みジョブが終了している場合、処理を終了する。
一方、割り込みジョブが終了していない場合、割り込み
ジョブを停止し(ステップS408)、ステップS40
4で停止させていたジョブを再開する(ステップS40
9)。この後、ステップS403の処理に戻って同様の
処理を繰り返す。
【0035】[第2の実施形態]第2実施形態では、ネ
ットワークを介して単一の機能を持つ複数の機器とコン
ピュータが接続された複合システムに適用した場合を示
す。
【0036】図6は第2の実施形態における複合システ
ムの構成を示すブロック図である。図6において、60
1はサーバーコンピュータであり、システム内の機器の
処理キューをメモリ606に格納する。602はプリン
タ、603はFaxモデム、604はクライアントコン
ピュータ、605はスキャナである。この複合システム
では、コピー機能はスキャナ605とプリンタ602を
用い、Fax送信はスキャナ605とFaxモデム60
3を用い、サーバーコンピュータ601の指示により機
器を組み合わせて動作させることで実現できる。
【0037】図7および図8は複合システムにおける動
作処理手順を示すフローチャートである。この処理プロ
グラムはメモリ606に格納されており、サーバコンピ
ュータ601によって実行される。
【0038】まず、クライアントコンピュータ604ま
たは各機器の操作部から投入された、ジョブの割り込み
要求を受け付け(ステップS701)、割り込みジョブ
の実行に必要なデバイスをリザーブする(ステップS7
02)。
【0039】そして、ステップS701で受け付けた割
り込みジョブの実行単位を設定する(ステップS70
2)。サーバーコンピュータ601はその実行待ちキュ
ーにステップS701で受け付けた割り込みジョブを登
録する(ステップS704)。
【0040】サーバーコンピュータ601は現在実行中
のジョブがあるか否かを判別する(ステップS70
5)。現在実行中のジョブがない場合、ステップS70
4で実行待ちキューに登録されたジョブを実行し(ステ
ップS712)、処理を終了する。
【0041】一方、現在実行中のジョブがない場合、サ
ーバーコンピュータ601で実行中のジョブとステップ
S701で受け付けた割り込みジョブを同時に実行でき
る条件を判定する(ステップS706)。ステップS7
06の判定結果、実行中のジョブとステップS701で
受け付けた割り込みジョブが無条件で同時に実行できる
か否かを判別する(ステップS707)。
【0042】無条件で同時に実行できる場合、ステップ
S701で受け付けた割り込みジョブと現在実行中のジ
ョブを実行する(ステップS708)。一方、無条件で
同時に実行できない場合、ステップS706の判定結
果、実行中のジョブとステップS701で受け付けた割
り込みジョブが条件付きで同時に実行できるか否かを判
別する(ステップS709)。
【0043】条件付きで同時に実行できる場合、実行中
のジョブの実行単位がジョブ全体に設定されているか否
かを判別する(ステップS710)。実行単位がジョブ
全体に設定されている場合、現在実行中のジョブと同時
に処理できないので、実行中のジョブが終了するまで待
つ(ステップS713)。一方、実行単位がジョブ全体
に設定されていない場合、実行中のジョブとステップS
701で受け付けた割り込みジョブを交互に実行する
(ステップS711)。
【0044】ステップS713を処理した後、すなわ
ち、ステップS701で受け付けた割り込みジョブある
いは既に実行されていたジョブのいずれかが終了した
後、終了したジョブで使用していた機器(デバイス)を
開放(リリース)し(ステップS714)、サーバーコ
ンピュータ601は実行待ちキューに登録されているジ
ョブがあるか否かを判別する(ステップS715)。処
理待ちジョブがある場合、再びステップS705の処理
に戻って同様の処理を行う。一方、処理待ちジョブがな
い場合、処理を終了する。
【0045】尚、本発明はシステムあるいは装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。この場合、本発明を達成
するためのソフトウェアによって表されるプログラムを
格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読み出すこ
とによってそのシステムあるいは装置が本発明の効果を
享受することが可能となる。記憶媒体としては、例えば
フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光
磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気
テープ、不揮発性のメモリカードなどを用いることがで
きる。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の複合機によれ
ば、設定手段によりジョブを実行単位に設定し、停止手
段により該設定された実行単位で前記ジョブの実行を停
止させ、該停止した後、開始手段により実行待ちになっ
ている他のジョブの実行を開始させるので、複数のジョ
ブを実行するような場合でも予めユーザが定めた処理単
位毎にジョブを実行させることができ、他のジョブから
割り込まれたくないジョブについては実行単位を「ジョ
ブ全体」とすることで、他のジョブから割り込まれずに
実行することができる。尚、請求項5に記載の複合シス
テムおよび請求項6に記載のジョブ処理方法においても
同様の効果を得ることができる。
【0047】請求項2に記載の複合機によれば、前記ジ
ョブの割り込み要求を受け付ける受付手段を備え、前記
設定手段は、前記割り込みジョブを実行単位に設定する
ので、実行中のジョブと割り込みジョブとの間で処理を
調整することができる。
【0048】請求項3に記載の複合機によれば、判別手
段により実行中のジョブと前記割り込みジョブが無条件
で並行処理可能であるか否かを判別し、該無条件での並
行処理が不可能であって、前記実行中のジョブの実行単
位がジョブ全体である場合、待機手段により該実行中の
ジョブが終了するまで待機してから前記割り込みジョブ
を実行するので、実行単位を「ジョブ全体」とすること
で簡単に他のジョブからの割り込みを回避できる。尚、
請求項7に記載のジョブ処理方法においても同様の効果
を得ることができる。
【0049】請求項4に記載の複合機によれば、判別手
段により実行中のジョブと前記割り込みジョブが無条件
で並行処理可能であるか否かを判別し、該無条件での並
行処理が不可能であって、前記実行中のジョブの実行単
位がジョブ全体でない場合、前記停止手段により前記実
行中のジョブを前記実行単位で停止させた後、前記開始
手段により前記割り込みジョブを開始させる動作を繰返
手段により交互に繰り返すので、交互に実行する場合で
もユーザが定めた単位で交互に実行することができ、ユ
ーザの意図しないタイミングで交互に実行されることを
回避できる。尚、請求項8に記載のジョブ処理方法にお
いても同様の効果を得ることができる。
【0050】請求項9に記載の記憶媒体によれば、複数
のジョブ機能を有する複合機、あるいはネットワークを
介して複数の機器が接続され、複数のジョブ機能を有す
る複合システムに搭載された中央処理装置により実行さ
れるプログラムが格納された記憶媒体において、前記プ
ログラムは、ジョブを実行単位に設定する手順と、該設
定された実行単位で前記ジョブの実行を停止させる手順
と、該停止した後、実行待ちになっている他のジョブの
実行を開始させる手順と含むので、複合機あるいは複合
システムの汎用性、拡張性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるデジタル複合機の構
成を示すブロック図である。
【図2】デジタル複合機の動作処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】ステップS205において実行中のジョブと割
り込み要求されたジョブを同時に実行する場合の条件を
判定する実行条件判定処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】ステップS205での判定が「条件付き同時実
行可能」であった場合、既に実行中のジョブと割り込み
ジョブを同時実行させるステップ210の処理手順を示
したフローチャートである。
【図5】記憶装置9に格納された各ジョブの処理に必要
な機能部品の表を示す図である。
【図6】第2の実施形態における複合システムの構成を
示すブロック図である。
【図7】複合システムにおける動作処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図7につづく複合システムにおける動作処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 制御部 8 中央処理装置(CPU) 9、606 記憶装置(メモリ) 601 サーバーコンピュータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のジョブ機能を有する複合機におい
    て、 ジョブを実行単位に設定する設定手段と、 該設定された実行単位で前記ジョブの実行を停止させる
    停止手段と、 該停止した後、実行待ちになっている他のジョブの実行
    を開始させる開始手段とを備えたことを特徴とする複合
    機。
  2. 【請求項2】 前記ジョブの割り込み要求を受け付ける
    受付手段を備え、 前記設定手段は、 前記割り込みジョブを実行単位に設定することを特徴と
    する請求項1記載の複合機。
  3. 【請求項3】 実行中のジョブと前記割り込みジョブが
    無条件で並行処理可能であるか否かを判別する判別手段
    と、 該無条件での並行処理が不可能であって、前記実行中の
    ジョブの実行単位がジョブ全体である場合、該実行中の
    ジョブが終了するまで待機してから前記割り込みジョブ
    を実行する待機手段とを備えたことを特徴とする請求項
    2記載の複合機。
  4. 【請求項4】 実行中のジョブと前記割り込みジョブが
    無条件で並行処理可能であるか否かを判別する判別手段
    と、 該無条件での並行処理が不可能であって、前記実行中の
    ジョブの実行単位がジョブ全体でない場合、前記停止手
    段により前記実行中のジョブを前記実行単位で停止させ
    た後、前記開始手段により前記割り込みジョブを開始さ
    せる動作を交互に繰り返す繰返手段とを備えたことを特
    徴とする請求項2記載の複合機。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して複数の機器が接続
    され、複数のジョブ機能を有する複合システムにおい
    て、 ジョブを実行単位に設定する設定手段と、 該設定された実行単位で前記ジョブの実行を停止させる
    停止手段と、 該停止した後、実行待ちになっている他のジョブの実行
    を開始させる開始手段と、 前記ジョブの割り込み要求を受け付ける受付手段と、 実行中のジョブと前記割り込みジョブが並行処理可能で
    あるか否かを判別する判別手段とを備えたことを特徴と
    する複合システム。
  6. 【請求項6】 複数のジョブを処理するジョブ処理方法
    において、 ジョブを実行単位に設定し、 該設定された実行単位で前記ジョブの実行を停止させ、 該停止した後、実行待ちになっている他のジョブの実行
    を開始させることを特徴とするジョブ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記ジョブの割り込み要求を受け付け、 実行中のジョブと前記割り込みジョブが無条件で並行処
    理可能であるか否かを判別し、 該無条件での並行処理が不可能であって、前記実行中の
    ジョブの実行単位がジョブ全体である場合、該実行中の
    ジョブが終了するまで待機してから前記割り込みジョブ
    を実行することを特徴とする請求項6記載のジョブ処理
    方法。
  8. 【請求項8】 前記ジョブの割り込み要求を受け付け、 実行中のジョブと前記割り込みジョブが無条件で並行処
    理可能であるか否かを判別し、 該無条件での並行処理が不可能であって、前記実行中の
    ジョブの実行単位がジョブ全体でない場合、前記実行中
    のジョブを前記実行単位で停止させた後、前記割り込み
    ジョブを開始させる動作を交互に繰り返すことを特徴と
    する請求項6記載のジョブ処理方法。
  9. 【請求項9】 複数のジョブ機能を有する複合機、ある
    いはネットワークを介して複数の機器が接続され、複数
    のジョブ機能を有する複合システムに搭載された中央処
    理装置により実行されるプログラムが格納された記憶媒
    体において、 前記プログラムは、 ジョブを実行単位に設定する手順と、 該設定された実行単位で前記ジョブの実行を停止させる
    手順と、 該停止した後、実行待ちになっている他のジョブの実行
    を開始させる手順と含むことを特徴とする記憶媒体。
JP35021197A 1997-12-05 1997-12-05 複合機、複合システム、ジョブ処理方法および記憶媒体 Pending JPH11175356A (ja)

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JP2010124491A (ja) * 2000-07-05 2010-06-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成方法

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