JP2002215369A - 分散印刷制御装置、分散印刷制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

分散印刷制御装置、分散印刷制御方法及び記憶媒体

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JP2002215369A
JP2002215369A JP2001007920A JP2001007920A JP2002215369A JP 2002215369 A JP2002215369 A JP 2002215369A JP 2001007920 A JP2001007920 A JP 2001007920A JP 2001007920 A JP2001007920 A JP 2001007920A JP 2002215369 A JP2002215369 A JP 2002215369A
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Takayuki Kaneko
貴之 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散印刷を実行中にエラーが発生した場合
に、全印刷処理にかかる時間を短縮できるようにする。 【解決手段】 ネットワークに接続された複数の印刷デ
バイスを利用して複数部数の印刷を行う際に、上記印刷
を行う各印刷デバイスの制御を行い、上記ネットワーク
に接続された複数の印刷デバイスを利用して印刷を実行
しているときに、上記何れかの印刷デバイスでエラーが
発生した場合には、上記エラーが発生した印刷デバイス
で印刷する部数を、印刷可能な他の印刷デバイスに振り
分けて印刷処理させるようにして、分散印刷を実行して
いる時にエラーが発生した際に、最短の時間で全ての印
刷処理を終了させることができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は分散印刷制御装置、
分散印刷制御方法及び記憶媒体に関し、特に、ネットワ
ーク印刷デバイスを用いた分散印刷時におけるエラーリ
カバリ方法に関する発明である。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク上の印刷デバイス端
末(プリンタ、FAX、コピー機及びそれらの複合機
等)を用いて複数部の印刷処理を行う際に、複数台の印
刷デバイス端末を用いて分散印刷をすることにより印刷
処理にかかる時間を削減する技術が提供されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では分散印刷を行う時に、特定のデバイスでエラー
が発生した場合において、エラー発生デバイスのエラー
箇所を取り除かない限り、そのデバイスに割り当てられ
た部数の印刷を完了することができなかった。
【0004】分散印刷の目的の一つは、印刷時間の短縮
であるにも関わらず、特定のデバイスでエラーが発生し
た場合にはそのデバイスが印刷可能な状態になるまでユ
ーザが望む印刷処理を完了させることができなかったの
で、最終的に印刷完了するまでのトータル時間が分散印
刷をしない場合と比較して遅くなる可能性が生じるとい
う問題があった。
【0005】本発明は上述の問題点にかんがみ、エラー
が発生した場合には、そのデバイスに割り当てていた印
刷部数をほかのデバイスに再分配し、さらに、エラー回
復時には、印刷中のデバイスにおける印刷状況を明確に
把握し、エラー回復デバイスも考慮した最適部数による
印刷再開を行うことにより、エラーが発生したときに要
する印刷時間を短縮できるようにすることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の分散印刷制御装
置は、ネットワークに接続された複数の印刷デバイスを
利用して複数部数の印刷を行う際に、上記印刷を行う各
印刷デバイスの制御を行う分散印刷制御装置であって、
上記ネットワークに接続された複数の印刷デバイスを利
用して印刷を実行しているときに、上記何れかの印刷デ
バイスでエラーが発生した場合には、上記エラーが発生
した印刷デバイスで印刷する部数を、印刷可能な他の印
刷デバイスで印刷処理させるようにする手段を具備する
ことを特徴と示している。また、本発明の他の特徴とす
るところは、ネットワークに接続された複数の印刷デバ
イスを利用して複数部数の印刷を行う際に、上記印刷を
行う各印刷デバイスの制御を行う分散印刷制御装置であ
って、上記複数部数の印刷を行う際に、対象とする出力
先の印刷デバイスリストを決定する印刷デバイスリスト
決定手段と、上記印刷デバイスリストに記載された印刷
デバイスの印刷能力を判断する印刷能力判断手段と、上
記印刷能力判断手段によって判断された各印刷デバイス
の印刷能力に応じた印刷部数を算出する印刷部数算出手
段と、上記ネットワークに接続された複数の印刷デバイ
スのそれぞれに、印刷能力に応じた部数を印刷するよう
に指示するコマンドを送信する印刷コマンド送信手段と
を具備することを特徴と示している。また、本発明のそ
の他の特徴とするところは、上記ネットワークに接続さ
れた複数の印刷デバイスのそれぞれが分散印刷を行って
いる時に、何れかの印刷デバイスにおいてエラーが発生
したら、印刷処理を一時中断するように指示するコマン
ドを各印刷デバイスに送信する中断コマンド送信手段
と、上記エラーが発生した印刷デバイスの未処理印刷部
数を取得する未処理部数取得手段と、上記未処理部数取
得手段によって取得した未処理部数を印刷可能な印刷デ
バイスに振り分ける印刷部数変更手段とを具備すること
を特徴としている。また、本発明のその他の特徴とする
ところは、上記エラーが発生した印刷デバイスから送ら
れるエラー回復メッセージを受信するエラー回復メッセ
ージ受信手段と、上記エラー回復メッセージ受信手段に
よってエラー回復メッセージが受信された時に、印刷処
理を一時中断するように指示するコマンドを各印刷デバ
イスに送信する中断コマンド送信手段と、上記中断コマ
ンドが送信されて印刷処理が一時中断された時点におけ
る各印刷デバイスの印刷未処理部数を取得する印刷未処
理部数取得手段と、上記印刷未処理部数取得手段で取得
した印刷部数をもとにして、印刷可能なデバイスの能力
に応じた印刷部数を算出する印刷部数算出手段と、上記
印刷部数算出手段によって算出された印刷部数に基づい
て、印刷能力に応じた印刷部数を各印刷デバイスに対し
て通知する印刷部数通知手段と、上記印刷部数通知手段
によって通知された印刷部数を印刷するように指示する
コマンドを各印刷デバイスに送信する印刷再開要求手段
とを具備することを特徴としている。
【0007】本発明の分散印刷制御方法は、ネットワー
クに接続された複数の印刷デバイスを利用して複数部数
の印刷を行う際に、上記印刷を行う各印刷デバイスの制
御を行う分散印刷制御方法であって、上記ネットワーク
に接続された複数の印刷デバイスを利用して印刷を実行
しているときに、上記何れかの印刷デバイスでエラーが
発生した場合には、上記エラーが発生した印刷デバイス
で印刷する部数を、印刷可能な他の印刷デバイスで印刷
処理させるようにすることを特徴としている。また、本
発明の他の特徴とするところは、ネットワークに接続さ
れた複数の印刷デバイスを利用して複数部数の印刷を行
う際に、上記印刷を行う各印刷デバイスの制御を行う分
散印刷制御方法であって、上記複数部数の印刷を行う際
に、対象とする出力先の印刷デバイスリストを決定する
印刷デバイスリスト決定処理と、上記印刷デバイスリス
トに記載された印刷デバイスの印刷能力を判断する印刷
能力判断処理と、上記印刷能力判断処理によって判断さ
れた各印刷デバイスの印刷能力に応じた印刷部数を算出
する印刷部数算出処理と、上記ネットワークに接続され
た複数の印刷デバイスのそれぞれに、印刷能力に応じた
部数を印刷するように指示するコマンドを送信する印刷
コマンド送信処理とを行うことを特徴としている。ま
た、本発明のその他の特徴とするところは、上記ネット
ワークに接続された複数の印刷デバイスのそれぞれが分
散印刷を行っている時に、何れかの印刷デバイスにおい
てエラーが発生したら、印刷処理を一時中断するように
指示するコマンドを各印刷デバイスに送信する中断コマ
ンド送信処理と、上記エラーが発生した印刷デバイスの
未処理印刷部数を取得する未処理部数取得処理と、上記
未処理部数取得処理によって取得した未処理部数を印刷
可能な印刷デバイスに振り分ける印刷部数変更処理とを
行うことを特徴としている。また、本発明のその他の特
徴とするところは、上記エラーが発生した印刷デバイス
から送られるエラー回復メッセージを受信するエラー回
復メッセージ受信処理と、上記エラー回復メッセージ受
信処理によってエラー回復メッセージが受信された時
に、印刷処理を一時中断するように指示するコマンドを
各印刷デバイスに送信する中断コマンド送信処理と、上
記中断コマンドが送信されて印刷処理が一時中断された
時点における各印刷デバイスの印刷未処理部数を取得す
る印刷未処理部数取得処理と、上記印刷未処理部数取得
処理で取得した印刷部数をもとにして、印刷可能なデバ
イスの能力に応じた印刷部数を算出する印刷部数算出処
理と、上記印刷部数算出処理によって算出された印刷部
数に基づいて、印刷能力に応じた印刷部数を各印刷デバ
イスに対して通知する印刷部数通知処理と、上記印刷部
数通知処理によって通知された印刷部数を印刷するよう
に指示するコマンドを各印刷デバイスに送信する印刷再
開要求処理とを行うことを特徴としている。
【0008】本発明の記憶媒体は、上記の何れかに記載
の各手段の機能をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したことを特徴と示している。また、本発
明の他の特徴とするところは、上記の何れかに記載の方
法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
したことを特徴と示している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の分
散印刷制御装置、分散印刷制御方法及び記憶媒体の実施
の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)本実施の形態の分散印刷制御装置
は、以下に詳述するように、複数部の印刷処理を、少な
くとも1台以上のネットワーク印刷デバイスを用いて分
散印刷する場合において、特定のデバイスの印刷機能が
停止した時に、ユーザに負担させる時間的なコストを最
小限に押さえるためのものである。
【0010】図1は、本実施の形態のデバイス検索シス
テムが動作可能な、少なくとも1台以上の電子計算機
(以下、PCと略す)と、少なくとも1台以上のネット
ワーク印刷デバイス(プリンタ等)を有するネットワー
クの構成例を示す図である。
【0011】図1において、101はネットワークに接
続可能なデスクトップPC、102はネットワークに接
続可能なノートPC、103はネットワーク内の印刷デ
バイスを一元管理可能な印刷サーバPCで、これらは、
本実施の形態における分散印刷プログラムが実行可能な
電子計算機であり、後述するように分散印刷に使用する
出力先デバイスリストを保持あるいは作成可能な機能を
有している。
【0012】104、111、114及び115はMFP
(Multi Function Peripheral:スキャナ、FAX等
を搭載したコピー機であるが、ネットワークプリンタと
しても使用可能なもの)で、特に、104は本実施の形
態における分散印刷プログラムが実行可能なCPU、補
助記憶装置、RAM等を有するMFPである。112はカ
ラープリンタ、113はモノクロプリンタである。
【0013】これらのデバイスを相互に接続するネット
ワーク(LAN)121は、ファイアウォール131を
介してインターネット141に接続されており、インタ
ーネット141を介して他のネットワーク151も接続
することも可能である。
【0014】図2は、一般的なパーソナルコンピュータ
の内部構成を示す図の一例であり、図1におけるデスク
トップPC101、ノートPC102及びサーバPC1
03の内部構成はこのようになっている。
【0015】図2において、201は本実施の形態を制
御するCPU、202はCPU201のワークエリアを
提供するRAM、203は本実施の形態のプログラムを
提供するハードディスク(補助記憶装置:フロッピー
(登録商標)ディスク、CD−ROM等でもよい)、2
04は本実施の形態においてユーザにメッセージを通知
する目的で使用される画像表示装置(具体的にはCRT
ディスプレイ、DSTN液晶ディスプレイ等)である。
【0016】205は、ユーザのコマンドを入力するユ
ーザコマンド入力装置(具体的にはマウス、キーボード
等)、206はLAN220を介して、ネットワークプ
リンタ、他のネットワーク機器あるいは他のPCと双方
向にデータをやりとりするためのネットワークインタフ
ェースカード(NIC)である。208はメインバスで
ある。なお、本実施の形態においては、LAN220は
図1におけるLAN121と同じものである。
【0017】図3は、図1に示した印刷デバイス10
4、111、112、113、114、115の内部構
成を示す図の一例である。図3において、301は印刷
処理を制御するCPU、302はCPU301のワーク
エリアを提供するRAM、303は印字データのスプー
リング、印字制御プログラム等を格納する際に用いる補
助記憶装置(具体的にはハードディスク、ROM等)、
308はメインバスである。
【0018】306はLAN320を介して、他のネッ
トワークプリンタ、ネットワーク機器と双方向にデータ
をやり取りするためのNICである。304はタッチパ
ネル等の画像表示装置で、印刷デバイスの状態や、エラ
ーメッセージ等をユーザに表示する場合に用いることが
できる。
【0019】305はユーザコマンド入力装置(タッチ
パネル等)で、印刷処理中断等の印刷デバイスの制御を
ユーザが手動で行うためのものである。304、305
は単一のUIとして用いることができるが、特にこれら
304、305が装備されていないデバイスに関しても
本実施の形態は適用できる。なお、本実施の形態におい
ては、LAN320は図1におけるLAN121と同じ
ものである。
【0020】図4は、本実施の形態のデバイス検索シス
テムのプログラム(以下、特に断らない限り、印刷制御
プログラムと呼ぶ)における、印刷実行PC101の動
作について説明したフローチャートである。これら一連
の処理の判断と実行は、ハードウェア的にはPC101
内部のCPU201によって行われる。
【0021】PC101において、アプリケーション等
から印刷要求がなされると、本実施の形態で対象とする
印刷制御プログラムを起動し、印刷デバイスから処理要
求を受け付けるための受信ポートをオープンする(ステ
ップS401)。
【0022】この操作により、印刷デバイスから本実施
の形態に関する処理要求を受信した時には、オペレーテ
ィングシステムが受信イベントを発行し、受信イベント
がプログラムに通知される。
【0023】PC101は、受信ポートをオープンする
と、オペレーティングシステムからのイベント受信待機
状態を保持する(ステップS402)。PC101は、
イベントを取得すると(ステップS403)、取得した
イベントが、ユーザによる印刷開始要求であったら印刷
開始処理を行い(ステップS405)、再びイベント待
機状態を保持する(ステップS402)。
【0024】一方、ステップS404の判定の結果、印
刷処理要求でなかった場合にはステップS406に進ん
でエラーメッセージであるか否かを判定する。この判定
の結果、印刷デバイスからのエラーメッセージであった
ら「印刷部数変更処理1」を行い(ステップS40
7)、その後、再びイベント待機状態を保持する(ステ
ップS402)。
【0025】また、ステップS406の判定の結果、エ
ラーメッセージではなかった場合にはステップS408
に進んでエラー回復メッセージであるか否かを判定す
る。この判定の結果、印刷デバイスからのエラー回復メ
ッセージであったら「印刷部数変更処理2」を行い(ス
テップS409)、その後、再びイベント待機状態を保
持する(ステップS402)。
【0026】また、ステップS408の判定の結果、エ
ラー回復メッセージでなかった場合にはステップS41
0に進んで印刷終了メッセージであるか否かを判定す
る。この判定の結果、印刷終了メッセージであったら印
刷終了処理を行い(ステップS411)、その後、再び
イベントメッセージ待機状態を保持する(ステップS4
02)。
【0027】また、ステップS410の判定の結果、そ
れ以外のイベントであった場合(例えば画像表示装置2
04の再描画要求イベント等)その他の処理(例えば、
画像表示装置204の再描画)をして(ステップS41
2)、再びイベント待機状態を保持する(ステップS4
02)。
【0028】図5は、図4における印刷開始処理(ステ
ップS405)の詳細を説明するフローチャートであ
る。図4において、印刷処理開始要求イベントを受信す
ると、図5の処理が開始され、印刷制御プログラムは、
図2の補助記憶装置203に保存(設定)されている出
力先デバイスリストを取得し(ステップS501)、リ
ストに記載されている印刷デバイスのデバイス状態(以
下、ステータスと呼ぶ)及び印刷能力(本実施の形態で
は1分間あたりに印刷可能な枚数とする)を取得する
(ステップS502)。ステータス及び印刷能力の取得
は、印刷デバイスとネットワーク経由で通信することに
より得ることができる。印刷デバイスのステータスを全
て取得できた場合はステップS507に進む。
【0029】また、ステップS503の判定の結果、印
刷デバイスのステータスを取得できなかった場合にはス
テップS504に進み、一定時間が経過するまで待機す
る。そして、一定時間が経過した場合には、ステップS
505に進み、ステータスを取得できなかったデバイス
が存在するか否かを判定する。
【0030】この判定の結果、ステータスを取得できな
かったデバイスが存在する場合にはステップS506に
進み、ステータス取得のできなかった印刷デバイスを出
力先デバイスリストから削除し、その後、ステップ(ス
テップS507)に進む。また、ステップS505の判
定の結果、ステータスを取得できなかったデバイスが存
在しない場合には、ステップS505からステップS5
07に直接進む。
【0031】ステップS507においては、出力先デバ
イスリストに記載されているデバイスの中に印刷不能メ
ッセージを返信するものがあったか否かを判定する。こ
の判定の結果、出力先デバイスのステータスは取得でき
たものの印刷デバイスが印刷不能であった場合(用紙切
れ、トナー切れ等)にはステップS508に進み、その
印刷デバイスを出力先デバイスリストから削除あるいは
印刷不能フラグを立てるなどにより印刷可能デバイスと
区別する。
【0032】次に、ステップS509に進み、最終的に
得られた出力先デバイスリストに記載されている印刷デ
バイスにその印刷能力に応じた部数(部数設定方法は後
述参照のこと)の印刷要求をするとともに、印字データ
を送信し、印刷データを送信した印刷デバイスのリスト
をRAM202に一時保存する(ステップS510)。
【0033】図6は、本実施の形態における出力先デバ
イスリスト(ステップS501参照)の一例であり、図
7はステータス、印刷能力取得後(図5のステップS5
07参照)の出力先デバイスリストの一例である。図6
及び図7におけるデバイス名はそれぞれ図1におけるデ
バイス名と同である。
【0034】図6及び図7において、ネットワークアド
レスはIPアドレスで表記されているが、IPXアドレ
ス、印刷制御プログラムで特有の出力ポート名などで区
別する場合にも本発明は適用できる。
【0035】また、本実施の形態では、印刷能力として
1分間あたりに印刷可能な枚数(以下、ppmと略す)
を適用しているが、実際の印刷デバイスではステープル
機能の使用、複数の排紙ピンの制御などによるトータル
出力時間が重要視されることがあるが、どのような印刷
能力の定義付けにおいても本発明は適用することができ
る。
【0036】図7は、MFP1、Printer1及びPrinter2
が印刷可能でMFP2がトナー切れ、MFP3がステータス取
得失敗であることを示している。また印刷能力はそれぞ
れ20(ppm)、40(ppm)、60(ppm)、60(pp
m)、不明である。以下では、文書ファイル120部を
印刷する場合における分散印刷方法と、エラー発生時に
おける処理の一例を示す。
【0037】図7において、印刷可能デバイスはMFP
1、Printer1、Printer2であるので、本実施の形態の
図5(ステップS508)における出力先デバイスリス
トは図8のようになる。ここで、MFP2はトナー補給を
すれば印刷可能となるので出力先デバイスリストに加え
ることもできるが、本実施の形態では説明簡略化のため
に省略することとする。
【0038】本実施の形態において、個々の印刷デバイ
スが処理する印刷部数の設定方法は印刷能力に比例する
ものとする。例えばMFP1が処理する印刷部数は (MFP1の印刷部数)=(MFP1の印刷能力)/(全体の印刷能力)× (全印刷部数) =20ppm/(20ppm+40ppm+60ppm)×120部 =20部 となる。
【0039】印刷部数の設定方法に関しては印刷制御プ
ログラムの仕様によるものなので、必ずしも本設定方法
が適用されるというわけではない。本実施の形態の方法
による各印刷デバイスの印刷部数の初期値を図9に示
す。
【0040】図10は、図4における印刷デバイスから
のエラー発生メッセージを受信したときにおける「印刷
部数変更処理1」の詳細を説明するフローチャートであ
る。図4において、エラーメッセージを受信すると、印
刷制御プログラムは出力先デバイスに記載されている印
刷デバイスに印刷一時中断要求をし(ステップS100
1)、印刷デバイスからのメッセージ待機状態を保持す
る(ステップS1002)。
【0041】印刷処理一時中断要求をしたすべての印刷
デバイスから一時中断済みメッセージを受信すると、エ
ラー発生したデバイスの印刷未処理部数を取得し(ステ
ップS1003)、出力先デバイスリストに記載されて
いる印刷デバイスに、印刷能力に応じた部数の追加印刷
要求メッセージを送信するとともに、印刷再開要求をす
る(ステップS1004)。これにより、「印刷部数変
更処理1」を終了し、図4のイベント待機状態を保持す
る(ステップS402)。
【0042】図11は、図10のステップS1003で
取得した印刷未処理部数の一例である。図11は、Prin
ter2が紙ジャムにより印刷続行不可能であることを示
しており、印刷未処理部数は30部であることを示して
いる。
【0043】この段階で、印刷可能な印刷デバイスはMF
P1及びPrinter1であるので、図10のステップS10
04の手順に従って、MFP1及びPrinter1に対して印刷
能力に応じた追加印刷要求メッセージを送信する。図1
2は、MFP1及びPrinter1に追加印刷要求をする部数を
示す図である。
【0044】図13は、図4においてエラー発生印刷デ
バイスからエラー回復メッセージを受信した場合におけ
る「印刷部数変更処理2」の詳細を説明するフローチャ
ートである。
【0045】図4において、エラー回復メッセージを受
信すると、印刷制御プログラムは出力先デバイスリスト
に記載されている印刷デバイスに印刷処理一時中断要求
をし(ステップS1301)、印刷デバイスからのメッ
セージ受信状態を保持する(ステップS1302)。
【0046】印刷処理一時中断要求をしたすべての印刷
デバイスから一時中断済みメッセージを受信すると、印
刷制御プログラムは印刷処理一時中断中のデバイスから
印刷未処理部数を取得する(ステップS1303)。
【0047】印刷制御プログラムは印刷未処理の全部数
を計算し、印刷可能デバイスに対し、印刷能力に応じた
部数の印刷要求とともに、印刷再開要求を送信し(ステ
ップS1304)、「印刷部数変更処理2」を終了し、
図4のイベント待機状態を保持する(ステップS40
2)。
【0048】図14は、図13のステップS1303で
取得した印刷未処理部数の一例である。この段階で印刷
可能なデバイスはMFP1、Printer1、Printer2であ
る。印刷制御プログラムはこれらの印刷デバイスの能力
に応じ、印刷部数を変更し、印刷再開要求を印刷デバイ
スに対して送信する。
【0049】図15は、各印刷デバイスの印刷能力及び
変更後の印刷部数の一例を示している。なお、本実施の
形態ではPeer to Peer型のネットワークを対象として
説明したが、ネットワーク内の印刷デバイスを一元管理
することのできるプリントサーバがあるような場合で、
クライアントPCが印刷処理を行う場合にはプリントサ
ーバを経由して行うClient−Server型のネットワーク環
境においても本発明は適用できる。
【0050】(第1の実施の形態の効果)上述した第1
の実施の形態によれば、分散印刷におけるエラー発生時
に最適なリカバリー印刷を行うことができ、エラーが発
生した際の印刷時間を大幅に短縮することができる。
【0051】すなわち、複数部の印刷データを複数台の
印刷デバイスで分散印刷処理を行う場合に、印刷デバイ
スにエラー(紙ジャム、トナー切れ等)が発生した際
に、エラー発生デバイスで未処理の印刷部数を他の印刷
デバイスに自動的に振り分けることができるようにな
る。
【0052】さらに、エラー発生デバイスが印刷可能状
態に復帰すると、印刷処理を自動的に一時中断し、印刷
可能デバイスに適切な印刷部数を振り分け直すことがで
きるようになる。これにより、少なくとも1台以上の印
刷デバイスを用い、分散印刷処理を行う場合に、最短の
時間で全ての印刷処理を終了することが可能となり、ユ
ーザが印刷処理に費やす時間を短縮することができる。
【0053】(第2の実施の形態)上述した第1の実施
の形態では、PC101からの印刷要求における本発明
の適用例を説明したが、印刷クライアントデバイスは必
ずしもPC101である必要はない。近年オフィス等で
使われているMFPには印刷処理を制御するCPU、補助
記憶装置等が搭載されているものもある。
【0054】このようなタイプの印刷デバイスに、本発
明で対象とする印刷制御プログラムを搭載することによ
り、MFPからも分散印刷要求、印刷時のエラーリカバリ
を行わせることが可能になる。
【0055】図4は、本実施の形態のデバイス検索シス
テムのプログラム(以下、特に断らない限り、印刷制御
プログラムと呼ぶ)における、MFP104の動作につい
て説明したフローチャートとして考えることも可能であ
る。これら一連の処理の判断と実行は、ハードウェア的
にはMFP104内部のCPU301によって行われる。
【0056】本実施の形態は、MFPのスキャナ機能を用
いて作成した印字データを複数部印刷する際に、複数台
の印刷デバイスを用いて分散印刷を行う際の、エラー発
生時の処理に関するものであるが、制御フローは第1の
実施の形態とほぼ同様であるので詳細な説明は省略す
る。
【0057】(第2の実施の形態の効果)上述した第2
の実施の形態によれば、分散印刷におけるエラー発生時
に最適なリカバリー印刷を行って、エラーが発生した際
の印刷時間を短縮することができる。すなわち、MFPの
複写機能を使用して、複数部の印刷を行う際にも第1の
実施の形態と同様の効果を得ることができるようにな
る。
【0058】(第3の実施の形態)上記第1の実施の形
態及び第2の実施の形態では、印刷制御プログラムが出
力先デバイスリストを予め保持していることを前提にし
て説明をしたが、印刷制御プログラムは必ずしも出力先
デバイスリストを保持している必要はない。
【0059】本実施の形態では、それ以外のケースとし
て、印刷実行時にネットワーク内の印刷デバイスを探索
することのより、出力先デバイスを動的に取得す事例を
説明する。対象とするネットワーク図、PC、印刷デバ
イスの内部構成図等は第1の実施の形態と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0060】また、制御プログラムの詳細に関しても第
1の実施の形態における説明を流用することとする。た
だし、図4における印刷開始処理(ステップS405)
に関してはデバイス探索を考慮して、図16のフローチ
ャートを用いて詳細な説明を行う。
【0061】図16は、図4における印刷開始処理(ス
テップS405)の詳細を説明するフローチャートであ
り、図4において、本実施の形態の印刷制御プログラム
における、印刷実行PC101のブロードキャスト探索
によるネットワーク印刷デバイス検索時の処理を説明し
たフローチャートである。これら一連の処理の判断と実
行は、ハードウェア的にはPC101内部のCPU20
1によって行われる。図16は、図5の処理を置き換え
た処理として考えることができる。
【0062】図4において、印刷処理開始要求イベント
を受信すると、印刷制御プログラムは、図16に示され
た印刷前処理を実行する。図4において、印刷処理開始
要求イベントを受信すると、印刷制御プログラムは、L
AN121に接続されたネットワーク機器に対してデバ
イス探索処理を開始する(ステップS1601)ととも
に、一定時間探索結果待機状態を保持する(ステップS
1602)。
【0063】一定時間経過後に探索処理を終了し、探索
結果を取得し(ステップS1603)、探索処理で発見
することのできたデバイスをもとにデバイスリストを作
成する(ステップS1604)。
【0064】デバイスリストに記載されているデバイス
の中からユーザが任意の少なくとも1台以上の印刷デバ
イスを選択することにより出力先デバイス候補リストを
作成する(ステップS1605)。
【0065】印刷制御プログラムは出力先デバイス候補
リストに記載されている印刷デバイスのステータスを取
得し、印刷可能である印刷デバイスを判断し、出力先デ
バイスリストを作成する(ステップS1606〜ステッ
プS1612)。
【0066】印刷制御プログラムは、出力先印刷デバイ
スリストに対応した印刷データを、プリンタドライバ等
を用いて作成し、各印刷デバイスに対し、印刷能力に応
じた部数の印刷実行を指示する(ステップS161
3)。以下、分散印刷時のエラーリカバリ処理は第1の
実施の形態と同様なので省略する。
【0067】(第3の実施の形態の効果)上述した第3
の実施の形態によれば、あらかじめ出力先デバイスリス
トを保持しない場合にでも、印刷前処理においてネット
ワーク上に接続されたデバイスを探索することによりデ
バイスリストを作成し、ユーザはデバイスリストに記載
されている印刷デバイスリストの中から出力デバイスを
任意に作成できるようになる。
【0068】これにより、第1の実施の形態で示した効
果に加えて、出力先デバイスリストを作成する際に、よ
り動的なデバイスリストを作成することができる。
【0069】(本実施の形態の他の実施の形態)以上に
説明した本実施形態の分散印刷制御装置及び分散印刷制
御方法は、コンピュータのCPUあるいはMPU、RA
M、ROMなどで構成されるものであり、RAMやRO
Mに記憶されたプログラムが動作することによって実現
できる。したがって、コンピュータが上記機能を果たす
ように動作させるプログラムを、例えばCD−ROMの
ような記録媒体に記録し、コンピュータに読み込ませる
ことによって実現できるものである。上記プログラムを
記録する記録媒体としては、CD−ROM以外に、フロ
ッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気
ディスク、不揮発性メモリカード等を用いることができ
る。
【0070】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムを実行することにより上述の実施形態の機能が実現さ
れるだけでなく、そのプログラムがコンピュータにおい
て稼働しているOS(オペレーティングシステム)ある
いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実
施形態の機能が実現される場合や、供給されたプログラ
ムの処理の全てあるいは一部がコンピュータの機能拡張
ボードや機能拡張ユニットにより行われて上述の実施形
態の機能が実現される場合も、かかるプログラムは本実
施の形態の実施形態に含まれる。
【0071】また、本実施の形態をネットワーク環境で
利用するべく、全部あるいは一部のプログラムが他のコ
ンピュータで実行されるようになっていても良い。例え
ば、画面入力処理は、遠隔端末コンピュータで行われ、
各種判断、ログ記録等は他のセンターコンピュータ等で
行われるようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】本実施の形態は上述したように、本実施
の形態によれば、ネットワークを介して接続されている
複数の印刷デバイスを使用して分散印刷を行っている時
に、或る印刷デバイスにエラーが発生した場合には、上
記エラーが発生した印刷デバイスが処理する印刷部数
を、他の印刷デバイスに振り分けて行うことができるの
で、分散印刷を実行している時にエラーが発生した場合
には、最短の時間で全ての印刷処理を終了することが可
能となり、ユーザが印刷処理に費やす時間を短縮するこ
とができる。
【0073】また、本発明の他の特徴によれば、印刷デ
バイスリストに記載された印刷デバイスの能力に応じて
印刷部数を振り分けるようにしたので、分散印刷におけ
るエラー発生時に最適なリカバリー印刷を行うことが可
能となり、エラーが発生した際の印刷時間を大幅に短縮
することができる。
【0074】また、本発明のその他の特徴によれば、印
刷前処理においてネットワーク上に接続されたデバイス
を探索することによりデバイスリストを作成するように
したので、出力先デバイスリストを予め保持しない場合
でも、ユーザはデバイスリストに記載されている印刷デ
バイスリストの中から出力デバイスを任意に決定するこ
とができ、出力先デバイスリストを作成する際に、より
動的なデバイスリストを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態で対象とする印刷制御プログラム
が動作可能なネットワークの構成を示す図である。
【図2】一般的なパーソナルコンピュータの内部構成を
示した図である。
【図3】一般的な印刷デバイスの内部構成を示した図で
ある。
【図4】印刷クライアント(PCあるいはMFP)の動作
を示すフローチャートである。
【図5】印刷クライアントにおける印刷開始時の詳細を
説明するフローチャートである。
【図6】デバイスリストの一例を示す図である。
【図7】デバイスリストの一例を示す図である。
【図8】デバイスリストの一例を示す図である。
【図9】デバイスリストの一例を示す図である。
【図10】エラー発生時における印刷部数変更処理1の
詳細を説明するフローチャートである。
【図11】デバイスリストの一例を示す図である。
【図12】デバイスリストの一例を示す図である。
【図13】エラー回復時における印刷部数変更処理2の
詳細を説明するフローチャートである。
【図14】デバイスリストの一例を示す図である。
【図15】デバイスリストの一例を示す図である。
【図16】印刷クライアントにおけるデバイス探索手順
を含む印刷開始時の詳細を説明するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101 デスクトップPC 102 ノートPC 103 印刷サーバPC 104、111、114、115 MFP(Multi Functi
on Peripheral) 112 カラープリンタ 113 モノクロプリンタ 121 ネットワーク(LAN) 131 ファイアウォール 141 インターネット 151 他のネットワーク 201 CPU 202 RAM 203 ハードディスク 204 画像表示装置 205 ユーザコマンド入力装置 206 ネットワークインタフェースカード(NIC) 208 メインバス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数の印刷デ
    バイスを利用して複数部数の印刷を行う際に、上記印刷
    を行う各印刷デバイスの制御を行う分散印刷制御装置で
    あって、 上記ネットワークに接続された複数の印刷デバイスを利
    用して印刷を実行しているときに、上記何れかの印刷デ
    バイスでエラーが発生した場合には、上記エラーが発生
    した印刷デバイスで印刷する部数を、印刷可能な他の印
    刷デバイスで印刷処理させるようにする手段を具備する
    ことを特徴とする分散印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 ネットワークに接続された複数の印刷デ
    バイスを利用して複数部数の印刷を行う際に、上記印刷
    を行う各印刷デバイスの制御を行う分散印刷制御装置で
    あって、 上記複数部数の印刷を行う際に、対象とする出力先の印
    刷デバイスリストを決定する印刷デバイスリスト決定手
    段と、 上記印刷デバイスリストに記載された印刷デバイスの印
    刷能力を判断する印刷能力判断手段と、 上記印刷能力判断手段によって判断された各印刷デバイ
    スの印刷能力に応じた印刷部数を算出する印刷部数算出
    手段と、 上記ネットワークに接続された複数の印刷デバイスのそ
    れぞれに、印刷能力に応じた部数を印刷するように指示
    するコマンドを送信する印刷コマンド送信手段とを具備
    することを特徴とする記載の分散印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 上記ネットワークに接続された複数の印
    刷デバイスのそれぞれが分散印刷を行っている時に、何
    れかの印刷デバイスにおいてエラーが発生したら、印刷
    処理を一時中断するように指示するコマンドを各印刷デ
    バイスに送信する中断コマンド送信手段と、 上記エラーが発生した印刷デバイスの未処理印刷部数を
    取得する未処理部数取得手段と、 上記未処理部数取得手段によって取得した未処理部数を
    印刷可能な印刷デバイスに振り分ける印刷部数変更手段
    とを具備することを特徴とする請求項2に記載の分散印
    刷制御装置。
  4. 【請求項4】 上記エラーが発生した印刷デバイスから
    送られるエラー回復メッセージを受信するエラー回復メ
    ッセージ受信手段と、 上記エラー回復メッセージ受信手段によってエラー回復
    メッセージが受信された時に、印刷処理を一時中断する
    ように指示するコマンドを各印刷デバイスに送信する中
    断コマンド送信手段と、 上記中断コマンドが送信されて印刷処理が一時中断され
    た時点における各印刷デバイスの印刷未処理部数を取得
    する印刷未処理部数取得手段と、 上記印刷未処理部数取得手段で取得した印刷部数をもと
    にして、印刷可能なデバイスの能力に応じた印刷部数を
    算出する印刷部数算出手段と、 上記印刷部数算出手段によって算出された印刷部数に基
    づいて、印刷能力に応じた印刷部数を各印刷デバイスに
    対して通知する印刷部数通知手段と、 上記印刷部数通知手段によって通知された印刷部数を印
    刷するように指示するコマンドを各印刷デバイスに送信
    する印刷再開要求手段とを具備することを特徴とする請
    求項2または3に記載の分散印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続された複数の印刷デ
    バイスを利用して複数部数の印刷を行う際に、上記印刷
    を行う各印刷デバイスの制御を行う分散印刷制御方法で
    あって、 上記ネットワークに接続された複数の印刷デバイスを利
    用して印刷を実行しているときに、上記何れかの印刷デ
    バイスでエラーが発生した場合には、上記エラーが発生
    した印刷デバイスで印刷する部数を、印刷可能な他の印
    刷デバイスで印刷処理させるようにすることを特徴とす
    る分散印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 ネットワークに接続された複数の印刷デ
    バイスを利用して複数部数の印刷を行う際に、上記印刷
    を行う各印刷デバイスの制御を行う分散印刷制御方法で
    あって、 上記複数部数の印刷を行う際に、対象とする出力先の印
    刷デバイスリストを決定する印刷デバイスリスト決定処
    理と、 上記印刷デバイスリストに記載された印刷デバイスの印
    刷能力を判断する印刷能力判断処理と、 上記印刷能力判断処理によって判断された各印刷デバイ
    スの印刷能力に応じた印刷部数を算出する印刷部数算出
    処理と、 上記ネットワークに接続された複数の印刷デバイスのそ
    れぞれに、印刷能力に応じた部数を印刷するように指示
    するコマンドを送信する印刷コマンド送信処理とを行う
    ことを特徴とする分散印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 上記ネットワークに接続された複数の印
    刷デバイスのそれぞれが分散印刷を行っている時に、何
    れかの印刷デバイスにおいてエラーが発生したら、印刷
    処理を一時中断するように指示するコマンドを各印刷デ
    バイスに送信する中断コマンド送信処理と、 上記エラーが発生した印刷デバイスの未処理印刷部数を
    取得する未処理部数取得処理と、 上記未処理部数取得処理によって取得した未処理部数を
    印刷可能な印刷デバイスに振り分ける印刷部数変更処理
    とを行うことを特徴とする請求項6に記載の分散印刷制
    御方法。
  8. 【請求項8】 上記エラーが発生した印刷デバイスから
    送られるエラー回復メッセージを受信するエラー回復メ
    ッセージ受信処理と、 上記エラー回復メッセージ受信処理によってエラー回復
    メッセージが受信された時に、印刷処理を一時中断する
    ように指示するコマンドを各印刷デバイスに送信する中
    断コマンド送信処理と、 上記中断コマンドが送信されて印刷処理が一時中断され
    た時点における各印刷デバイスの印刷未処理部数を取得
    する印刷未処理部数取得処理と、 上記印刷未処理部数取得処理で取得した印刷部数をもと
    にして、印刷可能なデバイスの能力に応じた印刷部数を
    算出する印刷部数算出処理と、 上記印刷部数算出処理によって算出された印刷部数に基
    づいて、印刷能力に応じた印刷部数を各印刷デバイスに
    対して通知する印刷部数通知処理と、 上記印刷部数通知処理によって通知された印刷部数を印
    刷するように指示するコマンドを各印刷デバイスに送信
    する印刷再開要求処理とを行うことを特徴とする請求項
    6または7に記載の分散印刷制御方法。
  9. 【請求項9】 上記請求項1〜4の何れかに記載の各手
    段の機能をコンピュータに実行させるためのプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 上記請求項5〜8の何れかに記載の方
    法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
    したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶
    媒体。
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