JPH11175204A - 機器管理装置 - Google Patents

機器管理装置

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JPH11175204A
JPH11175204A JP9343540A JP34354097A JPH11175204A JP H11175204 A JPH11175204 A JP H11175204A JP 9343540 A JP9343540 A JP 9343540A JP 34354097 A JP34354097 A JP 34354097A JP H11175204 A JPH11175204 A JP H11175204A
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JP
Japan
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saving mode
power saving
power supply
device management
power
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Application number
JP9343540A
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English (en)
Inventor
Michihiro Kawamura
導博 川村
Masashi Kadokura
正史 門倉
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被管理機器の電源制御と同期して省電力モー
ドへ移行できる機器管理装置を提供すること。 【解決手段】 本発明は、複写機C等の被管理機器のデ
ータを収集して所定の回線を介して管理コンピュータへ
そのデータを送信する機器管理装置1であり、被管理機
器が省電力モードに入ったことを検知して本体回路への
電源供給を省電力モードに切り換える電源供給手段18
を備えているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被管理機器のデー
タを収集して所定の回線を介して管理コンピュータへそ
のデータを送信する機器管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やファクシミリ等の事務機
器、あるいは電力機器、自動販売機などの機器における
動作履歴や課金情報等の各種管理データを収集し、公衆
回線等を介して管理センターのホストコンピュータへ送
信する機器管理装置が多く適用されている。
【0003】このような機器管理装置では、予め定めら
れた時刻に複写機等の被管理機器のデータを収集して管
理センターのホストコンピュータへそのデータを送信す
る処理(以下、「定期通報」と言う。)や、ホストコン
ピュータからの送信要求を受けてデータの収集を行い、
そのデータをホストコンピュータへ送信する処理などが
行われている。
【0004】一方、近年の省エネルギー対策により、特
開平8−142456号公報では、複写機等の画像形成
装置において、一定時間キー操作や処理が行われなかっ
た場合は、ロジック系の給電を停止するという技術が開
示されている。
【0005】この複写機等の被管理機器における省エネ
ルギー対策に伴い、これに接続される機器管理装置の省
エネルギー対策も望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】機器管理装置の省エネ
ルギー対策としては、被管理機器と同様に一定時間所定
のキー操作や処理が行われなかった場合に本体回路への
給電を停止することが考えられる。しかしながら、給電
が停止している間に管理センターのホストコンピュータ
からデータの送信要求があった場合など、外部からの通
信に対して応答ができないという問題が生じる。
【0007】また、機器管理装置の内部に省電力モード
への切り換えを行うロジックを搭載して制御を行うこと
も考えられるが、被管理機器との同期がとれないためデ
ータ収集等を行えないという不都合が生じる。
【0008】例えば、定期通報を行う場合、機器管理装
置が被管理機器のデータを収集して管理センターのホス
トコンピュータへ送信することになるが、定期通報を行
う場合に被管理機器が省電力モードになっているとデー
タの収集を行えないことになる。また、管理センターの
ホストコンピュータからデータの送信要求があった場合
に機器管理装置の省電力モードを解除して被管理機器の
データ収集を行うことになるが、この際、被管理機器が
省電力モードになっているとデータ通信が行えないとい
う問題が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するために成された機器管理装置である。すなわ
ち、本発明は、被管理機器のデータを収集して所定の回
線を介して管理コンピュータへそのデータを送信する機
器管理装置であり、被管理機器が省電力モードに入った
ことを検知して本体回路への電源供給を省電力モードに
切り換える電源供給手段を備えているものである。
【0010】このような本発明では、電源供給手段によ
って被管理機器が省電力モードに入ったことを検知して
本体回路への電源供給を省電力モードに切り換えること
から、被管理機器の省電力モードへの移行に同期して機
器管理装置も省電力モードへ移行できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の機器管理装置に
おける実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本実
施形態の機器管理装置を説明するブロック図、図2は被
管理機器の一例である複写機を説明するブロック図、図
3は本実施形態の機器管理装置を用いた遠方監視システ
ムの構成図である。
【0012】すなわち、図1に示すように、本実施形態
の機器管理装置1は、各部の電力源となる電源11と、
一定時間をカウントする計時手段12と、キー操作等を
検知する外部入力検出手段13と、複写機Cとの通信を
行う通信手段14と、回線から送られる着信を検知する
着信検出手段15と、回線を介してホストコンピュータ
(図示せず)等の外部機器と通信を行うモデム通信手段
16と、各部の制御を行うCPU17と、各種の信号
〜に基づいて本体回路への電源供給を制御する電源供
給手段18とを備えている。
【0013】本実施形態の機器管理装置1では、特に複
写機Cから省電力モードとなった旨の信号を電源供給
手段18が受けて、これに同期して本体回路への電源供
給を停止し、機器管理装置1も省電力モードへ移行する
点に特徴がある。
【0014】また、電源供給手段18は、複写機Cから
の信号以外にも、CPU17から受ける信号、着信
検出手段13から受ける信号、計時手段12から受け
る信号、外部入力検出手段13から受ける信号によ
って省電力モードへ移行するか否かの判断を行ってい
る。
【0015】CPU17は、回線を利用して発信動作を
行う場合、モデム通信手段16が着信を検出した場合、
CPU17の給電が入った場合(イニシャライズ時)に
省電力モードを解除する旨の信号を電源供給手段18
へ送る。
【0016】一方、CPU17は、回線を利用した処理
を行っていない場合は省電力モードへ切り換え可能な旨
の信号を電源供給手段18へ送る。
【0017】着信検出手段15は、回線上に呼出し信号
(例えば、16Hz〜20Hz)があることを検知した
場合に省電力モードを解除する旨の信号を電源供給手
段18へ送る。一方、上記呼出し信号を検知しない場合
には省電力モードへ切り換え可能な旨の信号を電源供
給手段18へ送る。
【0018】計時手段12は、予め設定された時間のカ
ウントを行い、定められた時刻になると省電力モードを
解除する旨の信号を電源供給手段18へ送る。
【0019】外部入力検出手段13は、キー操作等の外
部入力処理を検知した場合には省電力モードを解除する
旨の信号を電源供給手段18へ送る。一方、キー操作
等の外部入力処理を検知しない場合には省電力モードへ
切り換え可能な旨の信号を電源供給手段18へ送る。
【0020】電源供給手段18は、複写機Cから送られ
る信号と同期をとりながら、各部から送られる信号
〜に基づいて本体回路への電源供給を制御して省電力
モードへの移行および解除を行っている。
【0021】図2に示すように、複写機Cには、電源2
1、計時手段22、キー操作&動作検出手段23、通信
手段24、CPU25、電源供給手段26が設けられて
おり、この電源供給手段26によって省電力モードへの
移行および解除を行っている。
【0022】複写機Cでは、その計時手段22で所定の
設定時間をカウントし、その設定時間が経過した段階で
CPU25へ所定の信号を出力している。CPU25
は、計時手段22から出力される所定の信号を受けた段
階で電源供給手段26に省電力モードへ移行する旨の信
号を送る。電源供給手段26はCPU25からこの信号
を受けると複写機Cのロジックへの電源供給を停止して
省電力モードへ移行することになる。
【0023】また、このロジックへの電源供給のための
ラインは、図1に示す本実施形態の機器管理装置1にお
ける電源供給手段18へ並列に送られている。複写機C
が省電力モードへ移行すると、このラインに流れていた
電源電圧(例えば、+5V)が無くなる(例えば、0
V)。
【0024】つまり、機器管理装置1の電源供給手段1
8では、このラインを流れる電源電圧を信号として受
けており、複写機Cが省電力モードでない場合には電源
電圧(例えば、+5V)と等しいHighレベルの信
号、複写機Cが省電力モードの場合には電源電圧が無い
(例えば、0V)状態と等しいLowレベルの信号とし
て、複写機Cの省電力モードと同期した状態信号を得る
ことができるようになっている。
【0025】図3に示すように、複数の複写機(例え
ば、C1〜C4の4台)が設置されている場合には、各
複写機C1〜C4に対応して各々機器管理装置(例え
ば、1a〜1d)が接続されている。各機器管理装置1
a〜1dは、構内交換機PBXおよび電話回線網を介し
て管理センターのホストコンピュータHとの間でデータ
通信を行えるようになっている。
【0026】各複写機C1〜C4は、先に説明したよう
な構成によって省電力モードの設定および解除を行って
いる。また、この各複写機C1〜C4に接続された各機
器管理装置1a〜1dも、対応する各C1〜C4の省電
力モードの設定および解除に同期するとともに各種の信
号に基づいた省電力モードの設定および解除を行ってい
る。
【0027】次に、複写機における電源制御の一例を図
4のフローチャートに基づいて説明する。先ず、複写機
の電源投入(イニシャライズ)によってロジックへの電
源供給を開始する(ステップS101)。次いで、計数
手段であるタイマーのリセットを行うとともに、計時を
開始する(ステップS102)。
【0028】タイマーの計時を開始した後、キー入力が
あったか否かを判断する(ステップS103)。キー入
力があった場合にはタイマーをリセットして新たに計時
を開始する(ステップS102)。
【0029】また、タイマーの計時を開始した後、デー
タ通信を行うか否かの判断を行う(ステップS10
4)。データ通信を行う場合にはタイマーをリセットし
て新たに計時を開始する(ステップS102)。
【0030】すなわち、タイマーの計時の途中でキー入
力やデータ通信を行う場合にはタイマーをリセットし、
新たに計時を始めることになる。これによって、キー入
力やデータ通信の処理を行う間はロジックへの電源が保
持されていることになる。
【0031】次に、タイマーの計時が所定時間を経過し
たか否かの判断を行う(ステップS105)。
【0032】ここでタイマーの計時が所定時間を経過し
ている場合には、省電力モードへ移行してロジックへの
電源供給を停止する(ステップS106)。そして、省
電力モードへ移行した旨を機器管理装置へ通知すること
になる(ステップS107)。なお、本実施形態では、
ここでの通知として先に説明したような複写機の電源供
給ラインを流れる信号(電圧)によるものを用いてい
る。また、応用例としては、ロジックへの電源供給停止
(ステップS106)の前にデータ通信において通知す
ることも考えられる。
【0033】省電力モードへ移行した後は、キー入力が
あった時点で再度ステップS101から開始することに
なる。
【0034】これを繰り返すことによって、処理を行う
必要のない場合にはロジックへの電源供給を停止する省
電力モードへ移行し、処理を行う場合にはロジックへの
電源供給を開始して省電力モードを解除する制御が可能
となる。
【0035】次に、図5のフローチャートに基づいて本
実施形態の機器管理装置における電源制御の一例を説明
する。先ず、機器管理装置の電源投入(イニシャライ
ズ)によって本体回路への電源供給を開始する(ステッ
プS201)。
【0036】次に、キー入力があったか否かを判断する
(ステップS202)。キー入力があった場合はホスト
コンピュータへの通信処理を行う(ステップS20
3)。
【0037】また、キー入力がなかった場合にはホスト
コンピュータへの通知を行うか否かの判断を行う(ステ
ップS204)。ホストコンピュータへ通知を行う場合
には、ステップS203のホストコンピュータへの通知
処理へ進む。
【0038】次に、回線を介して送られる着信(例え
ば、16Hz〜20Hz)を検知したか否かを判断する
(ステップS205)。着信を検知した場合には着信応
答処理(ステップS206)を行う。
【0039】また、複写機から省電力モードになった旨
の通知を受けたか否かの判断を行う(ステップS20
7)。
【0040】つまり、キー入力もホストコンピュータへ
の通知も着信検知もなく、しかも複写機から省電力モー
ドの通知があった場合、省電力モード処理(ステップS
208)に入ることになる。
【0041】図6は省電力モード処理を説明するフロー
チャートである。省電力モード処理では、先ず、本体回
路への電源供給を停止する(ステップS301)。
【0042】その後、定期通報時刻であるか否か(ステ
ップS302)、キー入力があったか否か(ステップS
303)、着信検出をしたか否か(ステップS30
4)、省電力モードの解除の通知があったか否か(ステ
ップS305)の判断を行い、いずれか1つでもあった
場合には図5に示すステップS201より処理を再開す
る。
【0043】一方、機器管理装置が省電力モードに入っ
た状態で、定期通報時刻となった場合、図6に示すステ
ップS302の処理でYesとなり、本体回路への電源
供給を開始する(ステップS201)。
【0044】そして、ステップS204の判断でホスト
コンピュータへの通知をするものがあるとなった場合、
回線を介して管理センターのホストコンピュータへその
データを送信する処理を行う。
【0045】定期通報処理が終わった後は、ステップS
301へ戻り、再び本体回路への電源供給を停止する。
これによって再び省電力モードへ移行できるようにな
る。
【0046】このような処理により、複写機との同期を
とりながら省電力モードへ移行できるとともに、キー入
力やデータ通信、定期通報等の必要な処理が発生した場
合には省電力モードを解除してその処理を的確に行うこ
とができるようになる。
【0047】図7は、モデム通信手段16(図1参照)
を用いたデータ通信処理を説明するフローチャートであ
る。このデータ通信処理は、図5のステップS203の
処理に関するものである。
【0048】すなわち、先ずモデム通信手段16(図1
参照)は、所定の相手方に対する回線接続処理を実行す
る(ステップS401)。この接続処理が正常に行われ
た場合にはステップS402の判断でYesとなり、所
定のデータ通信を行うことになる(ステップS40
3)。
【0049】次いで、データ通信が正常に終了したか否
かを判断する(ステップS404)。正常に終了した場
合には省電力モードへ移行可能である旨の信号(図1
参照)をCPU17(図1参照)を介して電源供給手段
(図1参照)へ出力する(ステップS408)。
【0050】一方、正常に終了しなかった場合にはモデ
ム通信手段16(図1参照)からCPU17(図1参
照)へエラー信号を出力する(ステップS407)。C
PU17は、このエラー信号を受けた後、データ通信処
理が終了したものを判断して省電力モードへ移行可能で
ある旨の信号(図1参照)を電源供給手段(図1参
照)へ出力する(ステップS408)。
【0051】また、回線接続処理(ステップS401)
を行い、回線接続が正常に行われなかった場合(ステッ
プS402でNo)、リトライを行うか否かの判断を行
う(ステップS405)。リトライが設定されている場
合にはそのリトライが設定回数以下であるか否かを判断
し(ステップS406)、設定回数以下である場合には
ステップS401へ戻って再度回線接続処理を試みる。
【0052】一方、リトライが設定されていない場合
(ステップS405でNo)またはリトライが設定回数
を越えている場合(ステップS406でNo)は、ステ
ップS407に進んでモデム通信手段16(図1参照)
からCPU17(図1参照)へエラー信号を出力する
(ステップS407)。
【0053】CPU17は、このエラー信号を受けた
後、データ通信処理が終了したものを判断して省電力モ
ードへ移行可能である旨の信号(図1参照)を電源供
給手段(図1参照)へ出力する(ステップS408)。
【0054】このように、データ通信を行う場合には、
省電力モードが解除されて回線接続およびデータ通信を
行い、回線接続やデータ通信が正常に終了するか、また
はエラーとなってデータ通信が終了した場合には省電力
モードへ移行可能である旨の信号(図1参照)が出力
されることになる。
【0055】電源供給手段18(図1参照)はこの信号
(図1参照)を受けた段階で他の信号および〜
が全て省電力モードへ移行可能である旨を示している場
合に、図5のステップS208に示す省電力モード処理
を実行し、本体回路への電源供給を停止することにな
る。
【0056】本実施形態の機器管理装置では、このよう
な処理によって被管理機器である複写機の省電力モード
への移行と同期するとともに、各種の信号に基づいて省
電力モードへの移行を制御でき、省エネルギー対策と必
要な場合の電源供給とを両立できるようになる。
【0057】以下、上記の処理に基づいた本実施形態の
機器管理装置における省電力モード制御の具体例を説明
する。なお、この説明では図1を参照するものとする。
【0058】(その1)複写機Cは一定時間キー入力等
がなかった場合に自動的に省電力モードへと移行する。
また、この省電力モードによってロジックへの電源供給
が停止することにより、機器管理装置1に対しては複写
機Cが省電力モードに入ったことを示す信号となる。
【0059】機器管理装置1は、この複写機が省電力モ
ードに入ったことを示す信号を受けると、これに同期
して省電力モードへ移行することになる。
【0060】(その2)機器管理装置1が管理センター
のホストコンピュータとデータ通信を行っている間、被
管理機器である複写機Cが省電力モードへ移行してこれ
と同期して機器管理装置1が省電力モードになってしま
うと、ホストコンピュータとの通信が途切れて通信エラ
ーとなってしまう。
【0061】そこで、本実施形態の機器管理装置1で
は、モデム通信手段16が発信動作を行っているときは
CPU17にその旨の信号を出力する。機器管理装置1
の電源供給手段18は複写機Cから省電力モードを示す
信号が入力していても、CPU17からモデム通信手
段16が発信動作中であって省電力モードに移行できな
い旨(省電力モードを解除する旨)の信号を受けてい
る間は複写機Cと同期した省電力モードへの移行処理を
行わないようにする。
【0062】電源供給手段18は、複写機Cから省電力
モードに入ったことを示す信号とCPU17からモデ
ム通信手段16が発信動作を終えて省電力モードへ移行
可能な旨の信号との両方を受けた段階で省電力モード
へと移行する。これによって、ホストコンピュータとの
データ通信中に省電力モードへ移行してしまうことがな
くなり、通信エラーを避けることが可能となる。
【0063】(その3)モデム通信手段16が発信動作
を行っている間はCPU17から電源供給手段18にそ
の旨の信号が出力されている。この信号は、モデム
通信手段16がリダイアル(回線が話中の場合)または
リトライ(通信中に回線断となった場合)の待機中にも
出力される。このため、電源供給手段18は、モデム通
信手段16がリダイアルまたはリトライの待機中であっ
ても省電力モードへ移行しないで電源の供給を続けるこ
とになる。
【0064】ただし、リダイアルまたはリトライは予め
設定された回数を実行するが、その設定回数だけ実行し
ても通信が完了しない場合もある。この場合はモデム通
信手段16からエラー信号をCPU17に出力する。
【0065】CPU17はこのエラー信号を受けること
で、モデム通信手段16による発信動作が終了したもの
と判断し、電源供給手段18へ省電力モードへ移行可能
な旨の信号を出力する。これによって、機器管理装置
1を省電力モードへ移行させることができるようにな
る。
【0066】(その4)機器管理装置1が省電力モード
に入っている状態で、管理センターのホストコンピュー
タからの着信があった場合、このままでは通信を行えな
いことになる。そこで、本実施形態の機器管理装置1で
は、回線からの着信を着信検出手段15で検知すること
により、省電力モードを解除する旨の信号を電源供給
手段18へ出力している。
【0067】電源供給手段18は、着信検出手段15か
ら出力されたこの信号を受けると、本体回路への電源
供給を再開する。これによって、CPU17およびモデ
ム通信手段16が立ち上がることになる。
【0068】その後、CPU17は一定時間モデム通信
手段16が動作を行う旨(省電力モードを解除する旨)
の信号を出力する。この間、モデム通信手段16は回
線からの着信を検出して応答を行い、通信を開始したこ
とをCPU17へ伝える。この動作によって、省電力モ
ードに入っている時に着信すると自動的に省電力モード
を解除して通信を行うことができるようになる。
【0069】なお、一定時間モデム通信手段16から通
信を開始した旨の通知がCPU17に送られない場合に
は、CPU17から省電力モードへ移行可能な旨の信号
が出力され、再び省電力モードへと移行できるように
なる。
【0070】(その5)機器管理装置1は、予め設定さ
れた日時に管理センターのホストコンピュータと定期通
報を行っている。この定期通報を行う段階で省電力モー
ドに入っていると通信を行うことができない。そこで、
本実施形態の機器管理装置1では、計時手段12におい
てその時計機能を利用し、予め設定された定期通報の日
時になると、省電力モードを解除する旨の信号を出力
するようにしている。
【0071】この信号を電源供給手段18が受けるこ
とで、電源供給手段18から本体回路への電源供給が再
開され省電力モードを解除することになる。これによっ
て、定期通報の際に省電力モードに入っていてもそれを
解除してデータ通信を行うことが可能となる。
【0072】なお、この定期通報によるデータ通信が終
了した後は、計時手段12から省電力モードへ移行可能
な旨の信号が出力され、電源供給手段18から本体回
路への電源供給が停止して再び省電力モードへ移行する
ことになる。
【0073】(その6)ユーザが機器管理装置1を用い
て被管理機器である複写機Cの診断を行いたい場合は所
定のキー操作を行うことになる。この際、省電力モード
のままだと管理センターのホストコンピュータと通信で
きないことになる。そこで、本実施形態の機器管理装置
1では、キー操作があると外部入力検出手段13がそれ
を検知し、省電力モードを解除する旨の信号を出力し
ている。
【0074】この信号を電源供給手段18が受けるこ
とで、電源供給手段18から本体回路への電源供給が再
開され省電力モードを解除することになる。これによっ
て、機器管理装置はデータにより複写機Cの診断を行
い、ホストコンピュータへ送信することが可能となる。
【0075】なお、この診断によるデータ通信が終了し
た後は、CPU17よりデータ通信処理が終了したもの
として省電力モードへ移行可能な旨の信号が出力さ
れ、電源供給手段18から本体回路への電源供給が停止
して再び省電力モードへ移行することになる。
【0076】(その7)本実施形態の機器管理装置1
は、各部から送られる信号〜の信号のうち、一つで
も省電力モードを解除する旨の信号があった場合にいは
本体回路への給電を開始する。これによって、機器管理
装置1が省電力モードに入っている状態で何らかの処理
が必要となった場合でも即座にその処理を行うことが可
能となる。
【0077】例えば、機器管理装置1が省電力モードに
入っている間に回線からの着信を検知すると着信検出手
段15から電源供給手段18へ省電力モードを解除する
旨の信号が出力される。この信号によって省電力モ
ードが解除され、通信を行うことが可能となる。
【0078】また、この通信が終了すると着信検知手段
15からは省電力モードへ移行可能な旨の信号が出力
される。この際、先の通信中に複写機Cの省電力モード
が解除されている場合にはその旨の信号が出力されて
いることになり、省電力モードへ移行可能な旨の信号
が出力されていても省電力モードへ移行することはな
い。
【0079】(その8)管理センターのホストコンピュ
ータからの着信には、被管理機器である複写機C内のデ
ータ(プログラム等)を変更するようなデータ通信もあ
る。このような場合、機器管理装置1は先に説明したよ
うに自動的に省電力モードを解除して通信を行うことが
できるが、複写機Cが省電力モードのままだとデータの
変更を行うことができない。
【0080】そこで、本実施形態の機器管理装置1で
は、管理センターのホストコンピュータから複写機C内
のデータを変える旨の要求を受けると、その要求内容を
一旦メモリ(図示せず)に保存して通信を終了する。
【0081】この通信終了によって、CPU17からは
省電力モードへ移行可能な旨の信号が出力され、この
際複写機Cが省電力モードに入っている場合には機器管
理装置1も省電力モードへ移行する。
【0082】一方、通信終了時、複写機Cの省電力モー
ドが解除されている場合には機器管理装置1も省電力モ
ードへ移行することがないため、メモリに保存したデー
タを複写機Cへ送信してデータの変更を行う。
【0083】また、通信終了時、複写機Cが省電力モー
ドになっていて機器管理装置1も省電力モードへ移行し
た後、複写機Cの省電力モードが解除された場合には機
器管理装置1も省電力モードが解除されることから、こ
の段階でメモリに保存されたデータを複写機Cへ送信し
てデータの変更を行う。
【0084】また、通信終了時、複写機Cが省電力モー
ドになっていて機器管理装置1も省電力モードへ移行し
た後、機器管理装置1の省電力モードが解除された場合
には、複写機Cの省電力モードが解除されているか否か
を確認し、解除されていればメモリに保存されたデータ
を複写機Cへ送信してデータの変更を行うようにする。
【0085】これにより、変更データを的確に複写機C
へ送信できるとともに、省電力モードの解除を最小限に
することが可能となる。
【0086】(その9)上記の例では、機器管理装置1
が複写機Cの省電力モードを検出し、これに同期して機
器管理装置1も省電力モードに入るようにしていたが、
反対に機器管理装置1の通信中等のステータスを複写機
Cが受けて、これに基づき複写機Cの省電力モード制御
を行ってもよい。
【0087】例えば、複写機Cが省電力モードに入れる
状態にあり、機器管理装置1が通信中またはリトライ待
機中など省電力モードに入れない状態にある場合、機器
管理装置1から複写機Cに対してそのステータスを通知
する。
【0088】複写機Cは、機器管理装置1が省電力モー
ドに入れない状態にあるステータスを受けた場合は、省
電力モードに移行する処理を行わずに待機しておく。ま
た、機器管理装置1の通信等が終了した場合にはそのス
テータスを複写機Cに通知する。このステータスを受け
ることで複写機Cは省電力モードへ移行することにな
る。
【0089】なお、上記実施形態では、電源供給手段1
8へ送る信号〜として、省電力モードの解除を行う
旨と省電力モードへ移行可能な旨とを用いる説明をした
が、この信号〜として単なるON、OFFの信号を
用いてもよい。
【0090】また、被管理機器として複写機Cを例にし
たが、本発明はこれに限定されず他の機器(ファクシミ
リ、電力機器、自動販売機等)であっても同様である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の機器管理
装置によれば次のような効果がある。すなわち、被管理
機器が省電力モードに入ったことを検知して本体回路へ
の電源供給を省電力モードに切り換えることから、被管
理機器の省電力モードへの移行に同期して機器管理装置
も省電力モードへ移行できるようになる。
【0092】また、省電力モードに入っている状態で何
らかの処理が必要な場合には本体回路へ電源を供給して
省電力モードを解除することから、必要な処理を即座に
行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の機器管理装置を説明するブロッ
ク図である。
【図2】 被管理機器の一例である複写機を説明するブ
ロック図である。
【図3】 本実施形態を用いた遠方監視システムの構成
図である。
【図4】 複写機の電源制御の一例を説明するフローチ
ャートである。
【図5】 本実施形態における電源制御の一例を説明す
るフローチャートである。
【図6】 省電力モード処理を説明するフローチャート
である。
【図7】 モデム通信手段によるデータ通信処理を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1…機器管理装置、11…電源、12…計時手段、13
…外部入力検出手段、14…通信手段、15…着信検出
手段、16…モデム通信手段、17…CPU、18…電
源供給手段、C…複写機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被管理機器のデータを収集して所定の回
    線を介して管理コンピュータへそのデータを送信する機
    器管理装置において、 前記被管理機器が省電力モードに入ったことを検知し、
    本体回路への電源供給を省電力モードに切り換える電源
    供給手段を備えていることを特徴とする機器管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の構成に加え、 前記回線を介して行われるデータ通信が終了した後に前
    記電源供給手段へ省電力モードへの切り換え可能信号を
    送る回線通信検出手段を備えていることを特徴とする機
    器管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の構成に加え、 前記回線を介して外部機器の呼出しを行った後に前記電
    源供給手段へ省電力モードへの切り換え可能信号を送る
    回線通信検出手段を備えていることを特徴とする機器管
    理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の構成に加え、 前記回線を介して外部機器の呼出しを行う際、所定回数
    呼び出しても送信が完了しない場合に発生する呼出しエ
    ラーを検知して前記電源供給手段へ省電力モードへの切
    り換え可能信号を送る回線通信検出手段を備えているこ
    とを特徴とする機器管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の構成に加え、 前記回線を介して送られる着信を検出した場合、前記電
    源供給手段へ省電力モードの解除信号を送る着信検出手
    段を備えていることを特徴とする機器管理装置。
  6. 【請求項6】 前記電源供給手段は、定期的に前記管理
    コンピュータとの通信を行う際に省電力モードを解除す
    ることを特徴とする機器管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の構成に加え、 前記管理コンピュータからデータの送信要求があった際
    に前記被管理機器が省電力モードになっている場合、そ
    の省電力モードが解除された後に前記データの送信を行
    う通信手段を備えていることを特徴とする機器管理装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の構成に加え、 前記被管理機器の省電力モードを制御するためのステー
    タスを前記被管理機器へ送信する通信手段を備えている
    ことを特徴とする機器管理装置。
JP9343540A 1997-12-15 1997-12-15 機器管理装置 Pending JPH11175204A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008262393A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理システムおよびその制御方法
JP2014089533A (ja) * 2012-10-29 2014-05-15 Fujitsu Ten Ltd 制御システム
JP2022064895A (ja) * 2017-08-18 2022-04-26 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及び制御装置

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