JPH11170745A - 名刺シート - Google Patents

名刺シート

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JPH11170745A
JPH11170745A JP35240497A JP35240497A JPH11170745A JP H11170745 A JPH11170745 A JP H11170745A JP 35240497 A JP35240497 A JP 35240497A JP 35240497 A JP35240497 A JP 35240497A JP H11170745 A JPH11170745 A JP H11170745A
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sheet
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 少ない枚数の名刺を体裁よく簡易に作製する
ことができる名刺シートを提供する。 【解決手段】 名刺シートは、プリンタ搬送用台紙14
と名刺用紙12が感圧粘着剤またはホットメルト型ヒー
トシール接着剤13a,13bにより剥離可能に疑似接
着されて2層からなる名刺シート10に形成されてお
り、当該名刺シートの名刺用紙は複数の名刺サイズに型
抜きされた状態でプリンタ搬送用台紙に支持されている
ことを特徴とする。この名刺シートの表面に汎用プリン
タで印字し台紙より剥離することで容易に名刺を作製す
ることができる。また、名刺用紙のプリンタ搬送用台紙
側に印字圧により発色する自己発色性の感圧記録材が塗
布された形態とすることができ、その場合には両面から
の印字が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小ロットの名刺を作
製するための名刺シート、すなわち、汎用のプリンタ等
にて印字可能な名刺シートであり、プリント後に型抜き
部分から剥離して名刺として使用できる名刺作製用媒体
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、小ロットの名刺を作製することは困
難であり、小数の使用しか予定されないのに100枚単
位の名刺を作製して高額の費用負担となる場合が多かっ
た。また、プリンタで印字できるラベルシートは従来か
ら市販されていて、これに自分の氏名とか住所をプリン
トして、名刺サイズの台紙に切り貼りして簡易名刺を作
ることは可能であった。また、OCR用紙等を用いた一
般プリント用厚紙にプリントして断裁し、簡易名刺とす
ることもできた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ラベルシート
の場合、小ロットの製作はできるが、宛て名ラベルを貼
り付けるため、見た目が悪く美麗な名刺はできなかっ
た。また、厚紙のプリントは、個別の名刺サイズにする
際、はさみ、カッターで切り離すか、あらかじめ用紙に
設けられたミシン目で切り離す必要があり、手間がかか
る他、ミシン目の場合は体裁の良いものはできず、いず
れも使用者を満足させるものではなかった。そこで、本
発明は、小ロットであっても美麗な名刺を簡易かつ迅速
に作製することを可能とすべく鋭意研究して完成された
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1記載の発明は、プリンタ搬送用台紙
と名刺用紙が感圧粘着剤により剥離可能に疑似接着され
て2層からなる名刺シートに形成されており、当該名刺
シートの名刺用紙は複数の名刺サイズに型抜きされた状
態でプリンタ搬送用台紙に支持されていることを特徴と
する名刺シート、にある。かかる名刺シートであるため
体裁の良い名刺を小ロットでも製造することが容易にで
きる。
【0005】上記課題を解決するための本発明の請求項
2記載の発明は、プリンタ搬送用台紙と名刺用紙がヒー
トシール接着剤により剥離可能に疑似接着されて2層か
らなる名刺シートに形成されており、当該名刺シートの
名刺用紙は複数の名刺サイズに型抜きされた状態でプリ
ンタ搬送用台紙に支持されていることを特徴とする名刺
シート、にある。かかる名刺シートであるため体裁の良
い名刺を小ロットでも製造することが容易にできる。
【0006】上記課題を解決するための本発明の請求項
3記載の発明は、請求項2記載の名刺シートにおいて、
名刺用紙のプリンタ搬送用台紙側には印字圧により発色
する自己発色性の感圧記録材が塗布されていて、プリン
タ搬送用台紙を介してインパクトプリンタによる印字記
録が可能とされていることを特徴とする。かかる名刺シ
ートであるため、表裏両面からの印字が可能であって、
幅広い用途に使用することができる。
【0007】上記課題を解決するための本発明の請求項
4記載の発明は、請求項1から請求項3記載の名刺シー
トにおいて、型抜きされた個々の名刺の所定位置に、予
め会社、団体等を表すマークが印刷または貼着されてい
ることを特徴とする。かかる名刺シートであるため、マ
ーク入りの名刺を容易に作製することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明することとする。図1は、本発明の名刺シ
ートの第1の実施形態、図2は、第2の実施形態、図3
は、第3の実施形態を説明する図である。まず、第1の
実施形態の場合は、図1(B)のA−A線における断面
図である図1(A)に図示されるように、プリンタ搬送
用台紙14上に、感圧粘着剤による疑似接着層13a,
13bを介して名刺用紙12が接着している状態にあ
る。名刺用紙には、図1(B)平面図のように、名刺サ
イズに型抜きされた名刺11が複数形成されており、表
面に氏名等を印字した後、疑似接着層から剥離すること
により簡単に名刺を作製することができる。型抜きによ
る切断線16は、打ち抜き刃型により名刺用紙12を貫
通するが、搬送用台紙14には到らない深さに型抜きさ
れている。
【0009】本発明の名刺シートの第2の実施形態の場
合は、図2(B)のA−A線における断面図である図2
(A)に図示されるように、プリンタ搬送用台紙14上
にホットメルト型ヒートシール接着剤による疑似接着層
13cを介して名刺用紙12が接着している状態にある
点で、感圧接着剤による第1の実施形態の場合と相違し
ている。名刺サイズに型抜きされた名刺11には、ホロ
グラムにより形成したマーク18が貼着して設けられて
いる。名刺用紙12が名刺サイズに型抜きされているこ
と、表面に印字した後、疑似接着層から剥離できること
は第1の実施形態と同一である。
【0010】本発明の名刺シートの第3の実施形態の場
合は、図3(B)のA−A線における断面図である図3
(A)に図示されるように、プリンタ搬送用台紙14上
にホットメルト型ヒートシール接着剤による疑似接着層
13cを介して名刺用紙12が接着している状態にある
が、名刺用紙の搬送用台紙14側には、自己発色性の記
録材による自己発色層15が設けられていることに特徴
がある。名刺用紙には、図3(B)の平面図のように、
名刺サイズに型抜きされた名刺11が複数形成されてい
ることは第1、第2の実施形態の場合と同様である。名
刺11にはあらかじめプレプリントしたマーク17が設
けられている。第3の実施形態の場合は感圧性自己発色
層15により、第1、第2の実施形態と異なり、表面側
のみならず、搬送用台紙側からの印字も可能であって、
結果的に両面印刷が可能となる。第3の実施形態の場合
は、自己発色性記録材による自己発色層15を設けるの
で疑似接着層13cはホットメルト型ヒートシール接着
剤によるのが好ましい。
【0011】名刺シートは通常のプリンタで印字可能な
サイズ、例えば、A4とかB5のサイズであって、名刺
の大きさにもよるが、通常、4〜10面程度の名刺を型
抜き形成することができる。名刺用紙には、個々の名刺
の所定の位置に共通のマーク17等を予めプレプリント
しておいてもよい。また、ホログラムにより形成したマ
ーク18を転写して貼着しておいても良い。これらのマ
ークは、所定の会社のマークであったり、特定目的の団
体や同好会のマークとすることができる。
【0012】名刺用紙は、プリント後、剥離した際にカ
ールが生じると体裁が悪いので、適当の厚さのある用紙
が必要である。この用紙としては、上質紙、アート紙、
コート紙、キャスト紙等の一般紙を挙げることができ、
木材パルプ、填料、サイズ剤、紙力増強剤など、通常の
杪紙で用いられる材料を必要に応じて使用することがで
きる。一般的には、110〜135kg/46の上質の
厚紙が好ましい。また、搬送用台紙は、プリンタ搬送用
台紙として一定の強度のある紙が必要であって名刺用紙
と同様のものを使用することができるが、一般的には、
55kg/46程度の上質紙が好ましい。本発明の第3
の実施形態の場合は、プリンタ搬送用台紙を介して印字
するため、鮮明な印字を得るためにはできるだけ薄手で
かつ強度のある搬送用台紙を使用するのが望ましい。
【0013】このような名刺シートの製造は、まずプリ
ンタ搬送用台紙と名刺用紙または自己発色層を有する名
刺用紙を疑似接着する必要がある。2枚の紙基材等を疑
似接着させる技術は各種の方法があるが、本発明では、
感圧粘着剤で剥離可能に接着させるか、ホットメルト型
のヒートシール接着剤を使用することで剥離可能に疑似
接着でき、名刺としても使用し易く、また、コストの低
減を図ることも可能となる。
【0014】<第1の実施形態の名刺シートの製造>第
1の実施形態の場合は、自己発色層を含まないため、搬
送用台紙と名刺用紙を疑似接着させる工程から開始され
る。感圧接着剤による接着状態は剥離不能な状態から剥
離可能な状態と各種の状態となり得るが、これらの接着
性の制御は配合上または塗布量の制御から調整可能で
る。本発明に使用する感圧粘着剤は、粘着主剤100重
量部に対して無機充填剤を5重量部〜100重量部の割
合で添加した配合物に、該無機充填剤と反応性を有する
カップリング剤を0.1重量〜1.0重量%の割合で添
加したことを特徴とする。また、これに粘着主剤と相溶
性を有しない樹脂を適宜量の割合で添加して使用しても
よい。
【0015】本発明に使用する感圧粘着剤の粘着主剤
は、ガラス転移点(Tg)が低く、ベタツキ感(タック
感)の強い樹脂、例えば天然ゴム(NR)、エステル化
天然ゴム、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、クロ
ロプレンゴム、ポリ酢酸ビニル、ポリメチルメタクリレ
ート(PMMA)等が挙げられる。好ましくは、粘着剤
としての必要な物性である「粘着剤同士の自着性を保持
しつつ、基材との密着性を自着性よりも大きくする」こ
とを目的として、例えば天然ゴム(NR)にアンカー効
果の高いポリメチルメタクリレートやスチレンブタジエ
ンゴム等を適宜割合で混合して使用するとよい。
【0016】粘着主剤における、天然ゴム(NR)等の
加圧により粘着性を発現する成分と、ポリメチルメタク
リレートやスチレンブタジエンゴム等のアンカー効果を
有する成分との割合は1/30〜1/1(重量比)とす
るとよい。粘着主剤は、通常、0.01μm〜3μm程
度の微粒子のものが使用される。粘着主剤は、無機充填
剤等を含有させた感圧粘着剤(ドライ)中、50重量%
〜90重量%、好ましくは70重量%〜80重量%とす
るとよく、50重量%より少ないと十分な接着性、耐熱
性を得ることができなく、また、90%を越えると、ブ
ロッキングが生じ、好ましくない。
【0017】粘着主剤には、粘着付与剤として、ロジ
ン、水添ロジン、不均化ロジン、重合ロジン、変性ロジ
ン、ロジンエステル、水添ロジンエステル、不均化ロジ
ンエステル、重合ロジンエステル等を耐シリコーン性を
目的として添加してもよい。粘着付与剤は、感圧粘着剤
中、固形分比で5重量%〜50重量%、好ましくは15
重量%〜40重量%の割合で含有され、5重量%より少
ないとシリコーン離型剤塗布後の接着性が低下し、50
重量%を越えると感圧接着性が低下する。
【0018】無機充填剤は、上記の粘着主剤にブロッキ
ング防止や筆記適性の改良を目的として添加されるもの
で、マイクロシリカ、合成ゼオライト、活性アルミナゲ
ル、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、タルク、
クレー、カオリン、活性白土、シラスバルーン等の微粒
状物質が挙げられる。これらの無機充填剤は、粘着主剤
とは親和性を有しないものであるが、後述するカップリ
ング剤を添加することにより、粘着主剤と親和性を有す
るに至るものである。無機充填剤の粒径は、0.01μ
m〜30μm、好ましくは0.5μm〜10μmの範囲
にあるものが好適である。無機充填剤の添加量は、粘着
主剤100重量部に対して、5重量部〜100重量部、
好ましくは20重量部〜80重量部、最も好ましくは4
0重量部〜60重量部の割合で添加するとよい。
【0019】本発明に使用する感圧粘着剤は、粘着主
剤、無機充填剤、シランカップリング剤の各成分により
基本的に構成されるが、必要に応じて、さらに、粘着層
表面における粘着性を制御し、耐ブロッキング性を付与
することを目的として、粘着主剤と相溶性を有しない樹
脂を添加すると好ましい。
【0020】以上、本発明に使用する感圧粘着剤におけ
る主要成分について説明したが、その他に感圧粘着剤に
は、名刺に適用した際のハンドリング性やNIP(ノン
インパクトプリンタ)搬送性等の滑り性の向上、また耐
ブロッキング性の向上を目的としてポリエチレンワック
ス、カルナウバワックス等のワックス類、又は、金属石
鹸(脂肪酸、樹脂酸、ナフテン酸等のアルカリ金属塩以
外の金属塩)等を、感圧粘着剤100重量部に対して
0.01重量部〜20重量部、好ましくは1重量部〜5
重量部の割合で添加することができる。20重量部より
多いと筆記適性が悪化したり、接着不良等の問題が生じ
るので、その使用量は少ない方が好ましい。
【0021】感圧粘着剤の塗布量は、乾燥後で0.1g
〜10g/m2 、好ましくは1.0〜5.0g/m2
範囲で塗布することが好ましい。この範囲内であれば、
感圧粘着剤上から印刷あるいは印字した時に、インキが
感圧粘着剤中を透過し、基材にまで到達させることがで
き、剥離した場合の印字層の転移を防止できる。さらに
は、ブロッキング、パイリング(粉落ち)等も防止で
き、充分な密着性と印字性、筆記性が得られる。感圧粘
着剤の塗工は、グラビアロールコート、グラビアリバー
スコート、ワイヤーバーコート、ブレードコート、エア
ナイフコート、ダイレクトロールコート、ダイコート、
リバースロールコート等各種の方法で塗工することがで
きる。感圧粘着剤は安定した接着のため、名刺用紙とプ
リンタ搬送用台紙の双方の面に塗布することが好まし
い。感圧粘着剤が塗布された、名刺用紙とプリンタ搬送
用台紙は、感圧粘着剤の塗布された面同士を合わせて、
圧着ローラを通過させて圧着一体化させる。
【0022】疑似接着したシートを所定のサイズに断裁
した後、個々の名刺形状を形成するための型抜きを行
う。型抜きは型抜きの刃が名刺用紙を打ち抜いて、搬送
用台紙を打ち抜かない深さに行う必要がある。110〜
135kg/46の上質紙では、160μm〜200μ
m程度の厚さになるので、その厚みよりは刃先を高く
し、プリンタ搬送用台紙に達する高さにはならないよう
にする必要がある。なお、シートの断裁と型抜きの順序
は上述とは逆の順序で行うことももちろん可能である。
型抜きが完了すれば、本発明の第1の実施形態の名刺シ
ートが完成する。
【0023】<第2の実施形態の名刺シートの製造>第
2の実施形態の場合も、自己発色層を含まないため、搬
送用台紙と名刺用紙を疑似接着させる工程から開始され
る。第2の実施形態の場合は、疑似接着をホットメルト
型のヒートシール接着剤により剥離可能に接着して実現
する。ホットメルト型のヒートシール接着剤には天然系
と合成系がある。天然系のワクス類でホットメルトラミ
ネーションに使用するワックスとしては、パラフィンワ
ックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャー
・トロップッシュワックス、変性ワックス等がある。合
成系のワックスでは、ポリエチレンやポリプロピレン等
のオレフィンを主たる成分とする低分子量ワックスのほ
か、エチレン−酢酸ビニル系共重合体をワックスとブレ
ンドして好適に使用することができる。このホットメル
ト型接着剤に換えて、ホットメルト適性を有するポリエ
チレン系、スチレンブタジエン共重合体等のジエン系、
アクリル酸エステル共重合体系、ポリビニルエーテル系
等の高分子に粘着付与剤等を加えてなるホットメルト型
接着剤を使用することもできる。
【0024】ホットメルト型接着剤による接着状態も剥
離不能な状態から剥離可能な状態と各種の状態となり得
る。感圧粘着剤と同様に、接着力調整や筆記適性の改良
を目的として無機充填剤等の各種添加剤を添加すること
ができる。添加される無機材料には、マイクロシリカ、
合成ゼオライト、活性アルミナゲル、炭酸カルシウム、
酸化亜鉛、酸化チタン、タルク、クレー、カオリン、活
性白土、シラスバルーン等の微粒状物質が挙げられる。
無機充填剤の粒径は、0.01μm〜30μm、好まし
くは0.5μm〜10μmの範囲にあるものが好適であ
る。
【0025】ホットメルト型ヒートシール接着剤は、接
着剤をアプリケータ中で加熱しながら溶融している状態
で基材に塗工し、接着剤が冷却して固化する前に他方の
基材を積層して加圧して疑似接着させる。塗工する基材
は、搬送用紙側にするのが剥離後に名刺用紙の接着剤残
存が少なくなるので好ましい。ホットメルト型接着剤の
塗布量は、0.5g〜20g/m2 、好ましくは1.0
〜10.0g/m2 の範囲で塗布することが好ましい。
ホットメルト型ヒートシール接着剤の塗工は、ダイレク
トロールコート、ワイヤーバーコート、ブレードコー
ト、エアナイフコート、ダイコート、リバースロールコ
ート等各種の方法で塗工することができる。疑似接着し
たシートの断裁、個々の名刺形状の型抜きは、第1の実
施形態と同様に行う。
【0026】<第3の実施形態の名刺シートの製造>名
刺用紙は、自己発色性感圧記録材を基材に塗布し、その
発色面の上に疑似接着層を設けたものとすることができ
る。自己発色性感圧記録材は、発色性無色染料を溶解し
た油を含有するマイクロカプセルと、無色染料を発色さ
せる顕色材を、混合あるいは重ねて支持体上に塗布した
ものである。感圧記録層は、ノーカーボン複写紙から発
展したもので、その構成としては、無色染料を内包する
マイクロカプセルを支持体に設ける工程と、さらにその
上に酸性白土、フェノール樹脂、有機酸性物質などの電
子受容性物質(顕色剤)を設ける工程からなる2層塗工
法や、上記2成分の少なくとも1成分をマイクロカプセ
ル化し、混合して塗工する1層塗工法とがある。
【0027】本発明の名刺シートの自己発色性感圧記録
材には、従来から公知のものを特に制限なく使用するこ
とができる。例えば、マイクロカプセル化の方法やマイ
クロカプセルの壁材、発色剤や顕色剤等である。マイク
ロカプセルの壁材としては、ポリウレタン、ポリ尿素、
エポキシ樹脂、尿素/ホルマリン樹脂、メラミン/ホル
マリン樹脂などが使用できる。発色剤としては、トリア
リルメタン系化合物、ジアリールメタン系化合物、キサ
ンテン系化合物、スピロピラン系化合物等がある。顕色
剤としては、活性白土、酸性白土、ベントナイト、コロ
イダルシリカ、硅酸アルミニウム、サリチル酸のような
有機酸、有機酸と金属化合物の混合物等を使用すること
ができる。
【0028】自己発色性感圧記録層のバインダーとして
は、でんぷん類、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロースなどのセルロース誘導体、でんぷんの如き水性天
然高分子化合物、ポリビニルアルコール、変性ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸
のような水溶性合成高分子化合物、ポリ酢酸ビニル、ポ
リアクリル酸エステル、スチレン/ブタジエン共重合
体、エチレン/酢酸ビニル共重合体等のラテックス等を
使用することもできる。自己発色性感圧記録層の充填剤
としては、タルク、カオリン、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、酸化チタン、酸化珪素、水酸化アルミニウ
ム等を使用することができる。
【0029】自己発色性感圧記録材の塗工方法として
は、グラビアロールコート、グラビアリバースコート、
ワイヤーバーコート、ブレードコート、ダイレクトロー
ルコート、ダイコート、リバースロールコート、エアナ
イフ塗工等の各種の方法で塗工することができる。自己
発色性感圧記録材の塗工量は、マイクロカプセル等の含
有量によっても異なるが、乾燥後の塗工量が、2〜20
g/m2 となる程度に塗工するのが適当である。自己発
色性感圧記録材の塗工後の名刺用紙は、第2の実施形態
の場合と同様にホットメルト型ヒートシール接着剤を塗
布し、名刺用紙とプリンタ搬送用台紙を塗工中に一体化
させる。
【0030】本発明の名刺シートの名刺用紙表面(感圧
記録層の無い側)に記録する際は、美麗な印字が必要な
ことから、レーザープリンタやタイプライター、インパ
クトプリンタ、あるいはワードプロセッサを用いること
が好ましい。また、感熱溶融転写記録やインクジェット
記録による印字も可能である。また、大量な印字を行う
場合は、直接、活版印刷やオフセット印刷を行うことも
勿論可能である。また、電子写真方式を用いることもで
きる。本発明の名刺シートの名刺用紙裏面(感圧記録層
面)に記録する際は、タイプライターやインパクトプリ
ンタ等の印圧を加えて印字するドットプリンタ等を用い
ることが可能である。個々の名刺に剥離する前の印字は
プリンタ搬送用台紙を介して印字を行うことになる。こ
れらの場合に、インクリボンを使用する必要がないのは
自明である。また、当然ではあるが、個々の名刺に剥離
後または剥離前にボールペンや鉛筆などで加圧して記録
することも可能である。名刺裏面への印刷は、メッセー
ジや広告文等の印刷であっても良い。
【0031】
【実施例】(実施例1)名刺用紙として上質紙、115
kg/46に、天然ゴムラテックス(水系エマルジョ
ン)を主成分とし、マイクロシリカ(平均粒径1.8μ
m)、シランカップリング剤等を添加した組成の感圧粘
着剤を、乾燥時の塗工量が、5g/m2 となるように、
プリンタ搬送用紙とする上質紙、55kg/46に、グ
ラビアコート法で塗工した後、100°Cで1分感乾燥
させた。
【0032】名刺用紙に、プリンタ搬送用台紙と同様に
同一の感圧粘着剤を3g/m2 となるように、グラビア
コート法で塗工し乾燥した。感圧粘着剤塗工後の名刺用
紙と搬送用台紙を圧着シーラー(大日本印刷(株)製
「メールシーラー9000」)を使用し、そのロールギ
ャップを120μmとなるようにして通過させて圧着一
体化させた。この接着シートに名刺サイズがA4サイズ
に8枚形成されるように型抜きし、その後、A4サイズ
に断裁し本発明の第1の実施形態の名刺シートを完成し
た。完成後の名刺シートは0.31mm厚であった。
【0033】粘着剤塗布面表面のタック感は、用紙の圧
着前も圧着後に剥離した際も手指に粘着せず良好であっ
た。シール後の粘着剤層間の接着力は、90g/25m
m以上(オリエンテック(株)社製「テンシロンRTA
−100」)あって良好であり、また容易に剥離するこ
ともできた。この名刺シートの表面にワードプロセッサ
による熱溶融転写で、氏名等を印字したところ、通常の
名刺に遜色しない美麗な名刺を作製することができた。
【0034】(実施例2)名刺用紙として上質紙、11
5kg/46に、クリスタルバイオレットラクトン内包
マイクロカプセル(平均粒子径6μm)と顕色剤、でん
ぷん粒子、カオリンクレー等からなる自己発色性感圧記
録材を塗工量が、8g/m2 となるように、グラビアコ
ート法で塗工した。
【0035】上記により自己発色性感圧記録材を塗布し
た名刺用紙と搬送用紙とを、搬送用紙側に、パラフィン
ワックスに無機充填剤(炭酸カルシウム)等を添加した
ホットメルト型ヒートシール接着剤をグラビアコート法
で、4g/m2 となるように塗工しながら、名刺用紙の
記録材塗布面とが一体になるように重ね合わせて加圧し
疑似接着させた。この接着シートにオフセット印刷で、
マーク17を印刷した後、名刺サイズがA4サイズに8
枚形成されるように型抜きし、その後、A4サイズに断
裁し本発明の第3の実施形態の名刺シートを完成した。
完成後の名刺シートは0.3mm厚であった。この名刺
シートの表面にレーザープリンタで、氏名等を印字し、
裏面にインパクトプリンタで、広告文を印字し、台紙か
ら剥離したところ、通常の名刺に遜色しない美麗な名刺
を作製することができた。
【0036】
【発明の効果】本発明の名刺シートは、名刺サイズに型
抜きされた名刺用紙が疑似接着層を介して搬送用台紙上
に一体に形成されているので、汎用のプリンタ装置で印
字して容易に体裁の良い名刺を作製することができる。
また、本発明の他の実施態様の名刺シートでは、上記名
刺用紙の疑似接着層側に自己発色性感圧記録材層が設け
られているので、プリンタ搬送用台紙側からも印字記録
することができ、両面に印字した名刺を作製することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の名刺シートの第1の実施形態を説
明する図である。
【図2】 本発明の名刺シートの第2の実施形態を説
明する図である。
【図3】 本発明の名刺シートの第3の実施形態を説
明する図である。
【符号の説明】
10 名刺シート 11 名刺 12 名刺用紙 13a,13b 疑似接着層 13c 疑似接着層 14 搬送用台紙 15 自己発色層 16 型抜きによる切断線 17 マーク 18 ホログラムにより形成したマーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ搬送用台紙と名刺用紙が感圧粘
    着剤により剥離可能に疑似接着されて2層からなる名刺
    シートに形成されており、当該名刺シートの名刺用紙は
    複数の名刺サイズに型抜きされた状態でプリンタ搬送用
    台紙に支持されていることを特徴とする名刺シート。
  2. 【請求項2】 プリンタ搬送用台紙と名刺用紙がヒート
    シール接着剤により剥離可能に疑似接着されて2層から
    なる名刺シートに形成されており、当該名刺シートの名
    刺用紙は複数の名刺サイズに型抜きされた状態でプリン
    タ搬送用台紙に支持されていることを特徴とする名刺シ
    ート。
  3. 【請求項3】 名刺用紙のプリンタ搬送用台紙側には印
    字圧により発色する自己発色性の感圧記録材が塗布され
    ていて、プリンタ搬送用台紙を介してインパクトプリン
    タ等による印字記録が可能とされていることを特徴とす
    る請求項2記載の名刺シート。
  4. 【請求項4】 型抜きされた個々の名刺の所定位置に、
    予め会社、団体等を表すマークが印刷または貼着されて
    いることを特徴とする請求項1から請求項3記載の名刺
    シート。
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