JPH05238178A - 再剥離性感圧接着葉書 - Google Patents
再剥離性感圧接着葉書Info
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- JPH05238178A JPH05238178A JP4415692A JP4415692A JPH05238178A JP H05238178 A JPH05238178 A JP H05238178A JP 4415692 A JP4415692 A JP 4415692A JP 4415692 A JP4415692 A JP 4415692A JP H05238178 A JPH05238178 A JP H05238178A
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- Japan
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- sheet
- pressure
- postcard
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- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】再び剥離することによってその接合面の情報を
見ることができる再剥離性感圧接着葉書に関するもの
で、剥離後における情報の判読性に優れた再剥離性感圧
接着葉書を提供することにある。 【構成】支持体上に接着剤層を設けてなるラベル用感圧
接着性シートを、非接着性葉書用シート上に強圧下で接
合して得られる再剥離性感圧接着葉書において、ラベル
用感圧接着性シートの接着剤層が、接着剤及びポリオレ
フィン粒子を基本成分として含有することを特徴とする
再剥離性感圧接着葉書である。
見ることができる再剥離性感圧接着葉書に関するもの
で、剥離後における情報の判読性に優れた再剥離性感圧
接着葉書を提供することにある。 【構成】支持体上に接着剤層を設けてなるラベル用感圧
接着性シートを、非接着性葉書用シート上に強圧下で接
合して得られる再剥離性感圧接着葉書において、ラベル
用感圧接着性シートの接着剤層が、接着剤及びポリオレ
フィン粒子を基本成分として含有することを特徴とする
再剥離性感圧接着葉書である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、再び剥離することによ
ってその接合面の情報を見ることができる再剥離性感圧
接着葉書に関するものである。
ってその接合面の情報を見ることができる再剥離性感圧
接着葉書に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】個人情報を載せた部分に粘着ラベルを貼
り付けて、その箇所の情報を隠蔽するタイプの機密性葉
書は、葉書料金で機密情報を郵送できるメリットから需
要が増加しつつある。こうしたタイプの葉書としては、
既に数種類のものが市販されているが、いずれも性能と
コストの何れかの面でまだ充分とは言えない状況にあ
る。例えば、実開昭６３−６８７０号に記載のものは、
剥離が接合面である粘着層以外の非粘着性の樹脂層から
生じて、一度そのラベルを葉書から剥がすと容易に再接
合出来ないように設計されており、ラベルの剥離が極め
て安定しているという特徴を有するが、使用される粘着
ラベルが多層構造を有するために、その製造に際して多
くの工程を必要として製造コストが極めて高くなり、郵
送料金の割安からくるコスト的なメリットが小さいもの
となっている。
り付けて、その箇所の情報を隠蔽するタイプの機密性葉
書は、葉書料金で機密情報を郵送できるメリットから需
要が増加しつつある。こうしたタイプの葉書としては、
既に数種類のものが市販されているが、いずれも性能と
コストの何れかの面でまだ充分とは言えない状況にあ
る。例えば、実開昭６３−６８７０号に記載のものは、
剥離が接合面である粘着層以外の非粘着性の樹脂層から
生じて、一度そのラベルを葉書から剥がすと容易に再接
合出来ないように設計されており、ラベルの剥離が極め
て安定しているという特徴を有するが、使用される粘着
ラベルが多層構造を有するために、その製造に際して多
くの工程を必要として製造コストが極めて高くなり、郵
送料金の割安からくるコスト的なメリットが小さいもの
となっている。
【０００３】また、本発明者等は、先に特願平１−２７
０８４９号、同１−３３９９９５号において、特定のＴ
型剥離力を有する感圧接着性シートと非接着性シートを
重て加圧処理することによって接合でき、且つ接合面を
剥離することによって再び接合面の情報を読むことがで
きる再剥離性の葉書が、製造コストの面で実開昭６３−
６８７０号の葉書より優れていることを明らかにした。
０８４９号、同１−３３９９９５号において、特定のＴ
型剥離力を有する感圧接着性シートと非接着性シートを
重て加圧処理することによって接合でき、且つ接合面を
剥離することによって再び接合面の情報を読むことがで
きる再剥離性の葉書が、製造コストの面で実開昭６３−
６８７０号の葉書より優れていることを明らかにした。
【０００４】しかし、かかるタイプの葉書を詳細に検討
した結果、更に改善の望まれる点を有することが分かっ
た。即ち、従来の感圧接着性のラベル用シートをそのま
ま使用した場合には、個人情報欄にプリンターで出力さ
れた情報が、例えば電子写真方式で出力された場合には
ラベルへのトナーの転移が発生し易く、また感圧複写方
式或いは感熱記録方式で出力された場合には印字が褪色
し易い等の問題を有する。そのため、本発明者等は以前
に特願平２−４０８３３５号において、接着剤層上に地
紋状のインキ層を設けることを提案しているがこれも完
全なものとは言えず、その地紋のパターンによっては記
録像が斑状に消失して判読出来ないケースが生じる。
した結果、更に改善の望まれる点を有することが分かっ
た。即ち、従来の感圧接着性のラベル用シートをそのま
ま使用した場合には、個人情報欄にプリンターで出力さ
れた情報が、例えば電子写真方式で出力された場合には
ラベルへのトナーの転移が発生し易く、また感圧複写方
式或いは感熱記録方式で出力された場合には印字が褪色
し易い等の問題を有する。そのため、本発明者等は以前
に特願平２−４０８３３５号において、接着剤層上に地
紋状のインキ層を設けることを提案しているがこれも完
全なものとは言えず、その地紋のパターンによっては記
録像が斑状に消失して判読出来ないケースが生じる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、剥離
後における情報の判読性に優れた再剥離性感圧接着葉書
を提供することにある。
後における情報の判読性に優れた再剥離性感圧接着葉書
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者等は検討した結
果、感圧接着性シートの接着剤層の基本成分として特定
の材料を併用することによって上記問題を解決できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
果、感圧接着性シートの接着剤層の基本成分として特定
の材料を併用することによって上記問題を解決できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【０００７】本発明は、支持体上に接着剤層を設けてな
るラベル用感圧接着性シートを、非接着性葉書用シート
上に強圧下で接合して得られる再剥離性感圧接着葉書に
おいて、該ラベル用感圧接着性シートの接着剤層が、接
着剤及びポリオレフィン粒子を基本成分として含有する
ことを特徴とする再剥離性感圧接着葉書である。
るラベル用感圧接着性シートを、非接着性葉書用シート
上に強圧下で接合して得られる再剥離性感圧接着葉書に
おいて、該ラベル用感圧接着性シートの接着剤層が、接
着剤及びポリオレフィン粒子を基本成分として含有する
ことを特徴とする再剥離性感圧接着葉書である。
【０００８】
【作用】本発明の再剥離性感圧接着葉書は、感圧接着性
シートの接着剤層が接着剤とポリオレフィン粒子を基本
成分として含有することが特徴である。接着剤として
は、例えばエチレン−酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、合成ゴ
ム系樹脂、天然ゴム系樹脂等が挙げられ、中でもガラス
転移点が−１００〜０℃のものが好ましい。
シートの接着剤層が接着剤とポリオレフィン粒子を基本
成分として含有することが特徴である。接着剤として
は、例えばエチレン−酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、合成ゴ
ム系樹脂、天然ゴム系樹脂等が挙げられ、中でもガラス
転移点が−１００〜０℃のものが好ましい。
【０００９】一方、ポリオレフィン粒子としては、例え
ばケミパールＷ−２００，Ｗ−３００，Ｗ−５００，ケ
ミパールＭ−２００，ケミパールＶ−１００等（以上、
三井石油化学工業製）、ハイテックＥ−４Ａ，Ｅ−５４
０３Ｂ，Ｅ−１０３Ｎ，Ｅ−４３３Ｎ，Ｓ−３１２１等
（以上、東邦化学工業製）、ポリロン３９３，５４０，
えー１０等（以上、中京油脂製）などが挙げられる。中
でも粒子径が０．１μｍ以上、より好ましくは１μｍ以
上のものがトナーの転移を効率良く防止できるので好ま
しい。因みにポリオレフィン粒子は、通常接着剤に対し
て５〜５００重量％の範囲、好ましくは１０〜１００重
量％の範囲で使用される。
ばケミパールＷ−２００，Ｗ−３００，Ｗ−５００，ケ
ミパールＭ−２００，ケミパールＶ−１００等（以上、
三井石油化学工業製）、ハイテックＥ−４Ａ，Ｅ−５４
０３Ｂ，Ｅ−１０３Ｎ，Ｅ−４３３Ｎ，Ｓ−３１２１等
（以上、東邦化学工業製）、ポリロン３９３，５４０，
えー１０等（以上、中京油脂製）などが挙げられる。中
でも粒子径が０．１μｍ以上、より好ましくは１μｍ以
上のものがトナーの転移を効率良く防止できるので好ま
しい。因みにポリオレフィン粒子は、通常接着剤に対し
て５〜５００重量％の範囲、好ましくは１０〜１００重
量％の範囲で使用される。
【００１０】接着剤層には、必要により更にシリカ，カ
オリン，クレー，炭酸カルシウム，水酸化アルミニウ
ム，酸化亜鉛，酸化チタン，メラミン樹脂粒子，ベンゾ
グアナミン樹脂粒子，澱粉粒子，パルプパウダー等の他
の顔料、カゼイン，寒天，アラビアゴム，アルギン酸ソ
ーダ，澱粉，酸化澱粉，エステル化澱粉，カルボキシメ
チルセルロース，ヒドロキシエチルセルロース，ポリビ
ニルアルコール，ポリビニルピロリドン，ポリアクリル
酸等の水溶性高分子、スチレン−ブタジエンラテック
ス，アクリロニトリル−ブタジエンラテックス等のラテ
ックス、ロジン系樹脂及びその誘導体，テルペン系樹
脂，クマロンインデン樹脂，キシレン樹脂，アルキルフ
ェノール樹脂，Ｃ5 乃至Ｃ9 系石油樹脂等の粘着付与
剤、各種パラフィンワックス，脂肪酸及びその誘導体，
高級アルコール類，金属石鹸類，シリコーン類等の離型
剤、接着性を高めるための接着剤含有カプセルやオイル
カプセル、帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防腐剤、酸化
防止剤、消泡剤等の助剤を添加してもよい。中でも、他
の顔料を併用した系は耐ブロッキング性に優れ、取り分
けパルプパウダーを併用した系はその効果が顕著であ
る。
オリン，クレー，炭酸カルシウム，水酸化アルミニウ
ム，酸化亜鉛，酸化チタン，メラミン樹脂粒子，ベンゾ
グアナミン樹脂粒子，澱粉粒子，パルプパウダー等の他
の顔料、カゼイン，寒天，アラビアゴム，アルギン酸ソ
ーダ，澱粉，酸化澱粉，エステル化澱粉，カルボキシメ
チルセルロース，ヒドロキシエチルセルロース，ポリビ
ニルアルコール，ポリビニルピロリドン，ポリアクリル
酸等の水溶性高分子、スチレン−ブタジエンラテック
ス，アクリロニトリル−ブタジエンラテックス等のラテ
ックス、ロジン系樹脂及びその誘導体，テルペン系樹
脂，クマロンインデン樹脂，キシレン樹脂，アルキルフ
ェノール樹脂，Ｃ5 乃至Ｃ9 系石油樹脂等の粘着付与
剤、各種パラフィンワックス，脂肪酸及びその誘導体，
高級アルコール類，金属石鹸類，シリコーン類等の離型
剤、接着性を高めるための接着剤含有カプセルやオイル
カプセル、帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防腐剤、酸化
防止剤、消泡剤等の助剤を添加してもよい。中でも、他
の顔料を併用した系は耐ブロッキング性に優れ、取り分
けパルプパウダーを併用した系はその効果が顕著であ
る。
【００１１】接着剤層形成に用いられる塗液としては、
水性系又は有機溶剤系又は無溶剤系（ホットメルト，電
離放射線）のいずれでも使用可能であるが、通常上記接
着剤をエマルジョンとした水性系の塗液が用いられる。
接着剤層は、上記成分を含有する塗液をエアーナイフコ
ーター、ブレードコーター、バーコーター等の塗工機或
いはグラビア印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、活
版印刷、オフセット印刷等の印刷機を用い、通常乾燥重
量が２〜３０ｇ／ｍ2 となるように支持体に塗布して形
成される。
水性系又は有機溶剤系又は無溶剤系（ホットメルト，電
離放射線）のいずれでも使用可能であるが、通常上記接
着剤をエマルジョンとした水性系の塗液が用いられる。
接着剤層は、上記成分を含有する塗液をエアーナイフコ
ーター、ブレードコーター、バーコーター等の塗工機或
いはグラビア印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、活
版印刷、オフセット印刷等の印刷機を用い、通常乾燥重
量が２〜３０ｇ／ｍ2 となるように支持体に塗布して形
成される。
【００１２】感圧接着性シートに用いられる支持体とし
ては、例えば、上質紙、印刷用塗工紙（微塗工紙，コー
ト紙，アート紙，キャストコート紙等）、合成紙、含浸
紙、ラミネート紙、金属蒸着紙等が挙げられるが、中で
も、上質紙，印刷用塗工紙は古紙として再利用できるた
めに特に好ましい。尚、これらに用いる紙の抄紙方法は
特に限定されず、古紙再生パルプを含んでいても構わな
い。また上記のシートに地紋等の印刷を施したシートを
使用されることもある。
ては、例えば、上質紙、印刷用塗工紙（微塗工紙，コー
ト紙，アート紙，キャストコート紙等）、合成紙、含浸
紙、ラミネート紙、金属蒸着紙等が挙げられるが、中で
も、上質紙，印刷用塗工紙は古紙として再利用できるた
めに特に好ましい。尚、これらに用いる紙の抄紙方法は
特に限定されず、古紙再生パルプを含んでいても構わな
い。また上記のシートに地紋等の印刷を施したシートを
使用されることもある。
【００１３】この感圧接着性シートは、更に必要に応じ
てシートの表面及び／又は裏面への印刷（一般情報の印
刷，地紋印刷），ミシン目とマージナルと打ち抜き等の
加工を適宜選択して施されてラベルとした後に、通常Ｚ
折り或いは巻取りにされる。
てシートの表面及び／又は裏面への印刷（一般情報の印
刷，地紋印刷），ミシン目とマージナルと打ち抜き等の
加工を適宜選択して施されてラベルとした後に、通常Ｚ
折り或いは巻取りにされる。
【００１４】一方、葉書用シートとしては、例えば、上
質紙、合成紙、含浸紙、ラミネート紙、金属蒸着紙、印
刷用塗工紙（微塗工紙，コート紙，アート紙，キャスト
コート等）、記録用塗工紙（感熱記録紙，感圧複写紙，
静電記録紙，熱転写記録用受像紙，印画紙，インキジェ
ット記録紙等）等が用いられる。尚、これらに用いる紙
の抄紙方法は特に限定されず、勿論古紙再生パルプを含
んでいても構わない。
質紙、合成紙、含浸紙、ラミネート紙、金属蒸着紙、印
刷用塗工紙（微塗工紙，コート紙，アート紙，キャスト
コート等）、記録用塗工紙（感熱記録紙，感圧複写紙，
静電記録紙，熱転写記録用受像紙，印画紙，インキジェ
ット記録紙等）等が用いられる。尚、これらに用いる紙
の抄紙方法は特に限定されず、勿論古紙再生パルプを含
んでいても構わない。
【００１５】この葉書用シートは、必要に応じて宛先
欄、金額欄、宣伝等の下地印刷、剥離安定化インキの印
刷、ミシン目とマージナル等の加工が適宜選択して施さ
れ、通常Ｚ折り或いは巻取りにされる。続いて、ライン
プリンター等の記録装置にかけられ個人情報が記録され
る。
欄、金額欄、宣伝等の下地印刷、剥離安定化インキの印
刷、ミシン目とマージナル等の加工が適宜選択して施さ
れ、通常Ｚ折り或いは巻取りにされる。続いて、ライン
プリンター等の記録装置にかけられ個人情報が記録され
る。
【００１６】続いて、該葉書用シートと上記ラベル用シ
ートは、葉書用シートの記録面とラベル用シートの接着
剤面を重ねながら加圧シール装置内に誘導され処理され
る。加圧シール装置としては、通常マージナル穴でシー
トを誘導するタイプで、シートのスリット、カット、折
り及び加圧等の処理を行うことが出来る箇所を適宜具備
した機械が用いられる。尚、葉書用シート及びラベル用
シートは、必ずしも連続シートとして扱われるものに限
定されず、枚葉のシートとして扱うことも可能である。
ートは、葉書用シートの記録面とラベル用シートの接着
剤面を重ねながら加圧シール装置内に誘導され処理され
る。加圧シール装置としては、通常マージナル穴でシー
トを誘導するタイプで、シートのスリット、カット、折
り及び加圧等の処理を行うことが出来る箇所を適宜具備
した機械が用いられる。尚、葉書用シート及びラベル用
シートは、必ずしも連続シートとして扱われるものに限
定されず、枚葉のシートとして扱うことも可能である。
【００１７】加圧処理は、通常加圧ロールを用いて５０
〜１０００kg／cm2 の圧力下で行われる。その際、シー
トを予め３０〜６０℃に加温すると接着力が安定するた
め加温装置を具備したものがより好ましい。本発明に使
用される記録装置としては、湿式或いは乾式の電子写真
法、熱転写記録法、感熱記録法、静電記録法、電解記録
法、インパクト法、インキジェット法、銀塩写真法等の
装置が選択使用される。
〜１０００kg／cm2 の圧力下で行われる。その際、シー
トを予め３０〜６０℃に加温すると接着力が安定するた
め加温装置を具備したものがより好ましい。本発明に使
用される記録装置としては、湿式或いは乾式の電子写真
法、熱転写記録法、感熱記録法、静電記録法、電解記録
法、インパクト法、インキジェット法、銀塩写真法等の
装置が選択使用される。
【００１８】
【実施例】以下、本発明の実施例を記載するが、本発明
がこれらの実施例のみに限定されないことは勿論であ
る。尚、実施例の中で特に断らない限り部とあるのは重
量部、％とあるのは重量％を意味する。
がこれらの実施例のみに限定されないことは勿論であ
る。尚、実施例の中で特に断らない限り部とあるのは重
量部、％とあるのは重量％を意味する。
【００１９】実施例１ （ラベル用連続シートの作成）アクリル酸エステル系エ
マルジョン（日本合成ゴム製，商品名：AE-923) １００
部（乾燥重量）とポリオレフィン粒子（ケミパールＷ−
２００，三井石油化学工業製，平均粒子径６μｍ）１０
０部（乾燥重量）を混合して固形分濃度を３０％に調整
して得た接着剤塗液を、８０ｇ／ｍ2 の含浸紙の原紙面
に乾燥重量が９ｇ／ｍ2 となるようにエアーナイフコー
ターで全面塗抹して感圧接着性シートを得た。続いて、
シートの表面（原紙面）に下地印刷した後にミシン目と
マージナルを入れてラベル用連続シート（図２のシート
をＺ折りしたもの）を得た。
マルジョン（日本合成ゴム製，商品名：AE-923) １００
部（乾燥重量）とポリオレフィン粒子（ケミパールＷ−
２００，三井石油化学工業製，平均粒子径６μｍ）１０
０部（乾燥重量）を混合して固形分濃度を３０％に調整
して得た接着剤塗液を、８０ｇ／ｍ2 の含浸紙の原紙面
に乾燥重量が９ｇ／ｍ2 となるようにエアーナイフコー
ターで全面塗抹して感圧接着性シートを得た。続いて、
シートの表面（原紙面）に下地印刷した後にミシン目と
マージナルを入れてラベル用連続シート（図２のシート
をＺ折りしたもの）を得た。
【００２０】（葉書用連続シートの作成）１４５ｇ／ｍ
2 のコート紙の表裏面に下地印刷し、続いてミシン目と
マージナルを入れ、更に電子写真方式のラインプリンタ
ーで住所、氏名、データ等の個人情報を出力して葉書用
連続シート（図１のシートをＺ折りしたもの）を得た。 （再剥離性感圧接着葉書の作成）葉書用連続シートのデ
ータを印字した上に上記ラベル用連続シートを図３の如
く重合わせながら加圧シール装置内に導入した後、先ず
予備接着し、続いてマージナルとミシン目を切断し、更
に５００kg／cm2 の圧力で加圧して再剥離性感圧接着葉
書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは実用上問題のない
レベルではあるがブロッキングを生じる傾向があった。
2 のコート紙の表裏面に下地印刷し、続いてミシン目と
マージナルを入れ、更に電子写真方式のラインプリンタ
ーで住所、氏名、データ等の個人情報を出力して葉書用
連続シート（図１のシートをＺ折りしたもの）を得た。 （再剥離性感圧接着葉書の作成）葉書用連続シートのデ
ータを印字した上に上記ラベル用連続シートを図３の如
く重合わせながら加圧シール装置内に導入した後、先ず
予備接着し、続いてマージナルとミシン目を切断し、更
に５００kg／cm2 の圧力で加圧して再剥離性感圧接着葉
書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは実用上問題のない
レベルではあるがブロッキングを生じる傾向があった。
【００２１】実施例２ （ラベル用連続シートの作成）アクリル酸エステル系エ
マルジョン（日本合成ゴム製、商品名：AE-923) ７５部
（乾燥重量）とポリオレフィン粒子（ケミパールＷ−２
００）７５部（乾燥重量）とパルプパウダー（アボセル
ＢＥ６００／３０，リッテンマイヤー製）５０部を混合
して固形分濃度を３０％に調整して得た接着剤塗液を、
８０ｇ／ｍ2 の含浸紙の原紙面に乾燥重量が９ｇ／ｍ2
となるようにエアーナイフコーターで全面塗抹して感圧
接着性シートを得た。続いて、シートの表面（原紙面）
に下地印刷した後にミシン目とマージナルを入れてラベ
ル用連続シート（図２のシートをＺ折りしたもの）を得
た。
マルジョン（日本合成ゴム製、商品名：AE-923) ７５部
（乾燥重量）とポリオレフィン粒子（ケミパールＷ−２
００）７５部（乾燥重量）とパルプパウダー（アボセル
ＢＥ６００／３０，リッテンマイヤー製）５０部を混合
して固形分濃度を３０％に調整して得た接着剤塗液を、
８０ｇ／ｍ2 の含浸紙の原紙面に乾燥重量が９ｇ／ｍ2
となるようにエアーナイフコーターで全面塗抹して感圧
接着性シートを得た。続いて、シートの表面（原紙面）
に下地印刷した後にミシン目とマージナルを入れてラベ
ル用連続シート（図２のシートをＺ折りしたもの）を得
た。
【００２２】（再剥離性感圧接着葉書の作成）実施例１
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは、殆どブロッキン
グを生じず、実施例１よりかなり良好であった。
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは、殆どブロッキン
グを生じず、実施例１よりかなり良好であった。
【００２３】実施例３ （ラベル用連続シートの作成）アクリル酸エステル系エ
マルジョン（日本合成ゴム製、商品名：AE-923) ８０部
（乾燥重量）とポリオレフィン粒子（ケミパールＷ−２
００）４０部（乾燥重量）とパルプパウダー（アボセル
ＢＥ６００／３０）４０部と合成シリカ（水沢化学工業
製、商品名：ミズカシルP-832)４０部を混合して固形分
濃度を３０％に調整して得た接着剤塗液を、８０ｇ／ｍ
2 の含浸紙の原紙面に乾燥重量が９ｇ／ｍ2 となるよう
にエアーナイフコーターで全面塗抹して感圧接着性シー
トを得た。続いて、シートの表面（原紙面）に下地印刷
した後にミシン目とマージナルを入れてラベル用連続シ
ート（図２のシートをＺ折りしたもの）を得た。
マルジョン（日本合成ゴム製、商品名：AE-923) ８０部
（乾燥重量）とポリオレフィン粒子（ケミパールＷ−２
００）４０部（乾燥重量）とパルプパウダー（アボセル
ＢＥ６００／３０）４０部と合成シリカ（水沢化学工業
製、商品名：ミズカシルP-832)４０部を混合して固形分
濃度を３０％に調整して得た接着剤塗液を、８０ｇ／ｍ
2 の含浸紙の原紙面に乾燥重量が９ｇ／ｍ2 となるよう
にエアーナイフコーターで全面塗抹して感圧接着性シー
トを得た。続いて、シートの表面（原紙面）に下地印刷
した後にミシン目とマージナルを入れてラベル用連続シ
ート（図２のシートをＺ折りしたもの）を得た。
【００２４】（再剥離性感圧接着葉書の作成）実施例１
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは、殆どブロッキン
グを生じず、実施例１よりかなり良好であった。
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは、殆どブロッキン
グを生じず、実施例１よりかなり良好であった。
【００２５】実施例４ ポリオレフィン粒子としてケミパールＷ−２００の代わ
りにケミパールＷ−５００（三井石油化学工業製，平均
粒子径２．５μｍ）を使用した以外は、実施例１と同様
にして再剥離性感圧接着葉書を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは実用上問題のない
レベルではあるがブロッキングを生じる傾向があった。
りにケミパールＷ−５００（三井石油化学工業製，平均
粒子径２．５μｍ）を使用した以外は、実施例１と同様
にして再剥離性感圧接着葉書を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは実用上問題のない
レベルではあるがブロッキングを生じる傾向があった。
【００２６】実施例５ ポリオレフィン粒子としてケミパールＷ−２００の代わ
りにケミパールＷ−５００（三井石油化学工業製）を使
用した以外は、実施例２と同様にして再剥離性感圧接着
葉書を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは、殆どブロッキン
グを生じず、実施例１よりかなり良好であった。
りにケミパールＷ−５００（三井石油化学工業製）を使
用した以外は、実施例２と同様にして再剥離性感圧接着
葉書を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは、殆どブロッキン
グを生じず、実施例１よりかなり良好であった。
【００２７】実施例６ ポリオレフィン粒子としてケミパールＷ−２００の代わ
りにケミパールＭ−２００（三井石油化学工業製，平均
粒子径６μｍ）を使用した以外は、実施例２と同様にし
て再剥離性感圧接着葉書を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは、殆どブロッキン
グを生じず、実施例１よりかなり良好であった。
りにケミパールＭ−２００（三井石油化学工業製，平均
粒子径６μｍ）を使用した以外は、実施例２と同様にし
て再剥離性感圧接着葉書を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は殆ど認められなかった。ま
た、Ｚ折りしたラベル用連続シートは、殆どブロッキン
グを生じず、実施例１よりかなり良好であった。
【００２８】実施例７ ポリオレフィン粒子としてケミパールＷ−２００の代わ
りにハイテックＥ−４３３Ｎ（東邦化学工業製）を使用
した以外は、実施例２と同様にして再剥離性感圧接着葉
書を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、若干トナーの脱落を認められたが、実用上
問題のないレベルであった。また、Ｚ折りしたラベル用
連続シートは、殆どブロッキングを生じず、実施例１よ
りかなり良好であった。
りにハイテックＥ−４３３Ｎ（東邦化学工業製）を使用
した以外は、実施例２と同様にして再剥離性感圧接着葉
書を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、若干トナーの脱落を認められたが、実用上
問題のないレベルであった。また、Ｚ折りしたラベル用
連続シートは、殆どブロッキングを生じず、実施例１よ
りかなり良好であった。
【００２９】実施例８ （ラベル用連続シートの作成）アクリル酸エステル系エ
マルジョン（日本合成ゴム製，商品名：AE-923) ８０部
（乾燥重量）とポリオレフィン粒子（ポリロンＥ−１
０，中京油脂製）４０部（乾燥重量）とパルプパウダー
（アボセルＢＥ６００／３０，リッテンマイヤー製）４
０部と合成シリカ（水沢化学工業製、商品名：ミズカシ
ルP-832)４０部を混合して固形分濃度を３０％に調整し
て得た接着剤塗液を、８０ｇ／ｍ2 の含浸紙の原紙面に
乾燥重量が９ｇ／ｍ2 となるようにエアーナイフコータ
ーで全面塗抹して感圧接着性シートを得た。
マルジョン（日本合成ゴム製，商品名：AE-923) ８０部
（乾燥重量）とポリオレフィン粒子（ポリロンＥ−１
０，中京油脂製）４０部（乾燥重量）とパルプパウダー
（アボセルＢＥ６００／３０，リッテンマイヤー製）４
０部と合成シリカ（水沢化学工業製、商品名：ミズカシ
ルP-832)４０部を混合して固形分濃度を３０％に調整し
て得た接着剤塗液を、８０ｇ／ｍ2 の含浸紙の原紙面に
乾燥重量が９ｇ／ｍ2 となるようにエアーナイフコータ
ーで全面塗抹して感圧接着性シートを得た。
【００３０】続いて、シートの接着剤層上の一部分（図
６の斜線領域）にＵＶ硬化型黒色インキ（ＮＰ１８５黒
Ｎｏ３ＵＶ，大日本インキ化学工業製）を地紋印刷し、
更にシートの表面（原紙面）に下地印刷した後にミシン
目とマージナルを入れてラベル用連続シート（図２のシ
ートをＺ折りしたもの）を得た。
６の斜線領域）にＵＶ硬化型黒色インキ（ＮＰ１８５黒
Ｎｏ３ＵＶ，大日本インキ化学工業製）を地紋印刷し、
更にシートの表面（原紙面）に下地印刷した後にミシン
目とマージナルを入れてラベル用連続シート（図２のシ
ートをＺ折りしたもの）を得た。
【００３１】（再剥離性感圧接着葉書の作成）実施例１
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は全く認められず、実施例３
より更に改善されていた。また、Ｚ折りしたラベル用連
続シートのブロッキングは殆ど生じず、実施例１よりか
なり良好であった。
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落は全く認められず、実施例３
より更に改善されていた。また、Ｚ折りしたラベル用連
続シートのブロッキングは殆ど生じず、実施例１よりか
なり良好であった。
【００３２】比較例１ （ラベル用連続シートの作成）アクリル酸エステル系エ
マルジョン（日本合成ゴム製、商品名：AE-923) １００
部（乾燥重量）と合成シリカ（水沢化学工業製、商品
名：ミズカシルP-832)１００部（乾燥重量）を混合して
固形分濃度を３０％に調整して得た接着剤塗液を、８０
ｇ／ｍ2 の含浸紙の原紙面に乾燥重量が９ｇ／ｍ2 とな
るようにエアーナイフコーターで全面塗抹して感圧接着
性シートを得た。続いて、シートの表面（原紙面）に下
地印刷した後にミシン目とマージナルを入れてラベル用
連続シート（図２のシートをＺ折りしたシート）を得
た。
マルジョン（日本合成ゴム製、商品名：AE-923) １００
部（乾燥重量）と合成シリカ（水沢化学工業製、商品
名：ミズカシルP-832)１００部（乾燥重量）を混合して
固形分濃度を３０％に調整して得た接着剤塗液を、８０
ｇ／ｍ2 の含浸紙の原紙面に乾燥重量が９ｇ／ｍ2 とな
るようにエアーナイフコーターで全面塗抹して感圧接着
性シートを得た。続いて、シートの表面（原紙面）に下
地印刷した後にミシン目とマージナルを入れてラベル用
連続シート（図２のシートをＺ折りしたシート）を得
た。
【００３３】（再剥離性感圧接着葉書の作成）実施例１
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落が激しく、情報の判読ができ
なかった。
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落が激しく、情報の判読ができ
なかった。
【００３４】比較例２ （ラベル用連続シートの作成）アクリル酸エステル系エ
マルジョン（日本合成ゴム製、商品名：AE-923) ７５部
（乾燥重量）と合成シリカ（水沢化学工業製、商品名：
ミズカシルP-832)７５部（乾燥重量）とパルプパウダー
（アボセルＢＥ６００／３０）５０部を混合して固形分
濃度を３０％に調整して得た接着剤塗液を、８０ｇ／ｍ
2 の含浸紙の原紙面に乾燥重量が９ｇ／ｍ2 となるよう
にエアーナイフコーターで全面塗抹して感圧接着性シー
トを得た。続いて、シートの表面（原紙面）に下地印刷
した後にミシン目とマージナルを入れてラベル用連続シ
ート（図２のシートをＺ折りしたシート）を得た。
マルジョン（日本合成ゴム製、商品名：AE-923) ７５部
（乾燥重量）と合成シリカ（水沢化学工業製、商品名：
ミズカシルP-832)７５部（乾燥重量）とパルプパウダー
（アボセルＢＥ６００／３０）５０部を混合して固形分
濃度を３０％に調整して得た接着剤塗液を、８０ｇ／ｍ
2 の含浸紙の原紙面に乾燥重量が９ｇ／ｍ2 となるよう
にエアーナイフコーターで全面塗抹して感圧接着性シー
トを得た。続いて、シートの表面（原紙面）に下地印刷
した後にミシン目とマージナルを入れてラベル用連続シ
ート（図２のシートをＺ折りしたシート）を得た。
【００３５】（再剥離性感圧接着葉書の作成）実施例１
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落が激しく、情報の判読ができ
なかった。
と同様にして得た葉書用連続シート上に上記ラベル用連
続シートを図３の如く重合わせながら加圧シール装置内
に導入した後、先ず予備接着し、続いてマージナルとミ
シン目を切断し、更に５００kg／cm2 の圧力で加圧して
再剥離性感圧接着葉書（図４及び図５）を得た。 （評価）ラベルの剥がされた箇所の葉書上の文字を観察
したところ、トナーの脱落が激しく、情報の判読ができ
なかった。
【００３６】
【発明の効果】このように、本発明の再剥離性感圧接着
葉書は、剥離後における情報の判読性が極めて優れたも
のである。
葉書は、剥離後における情報の判読性が極めて優れたも
のである。
【図１】非接着性の葉書用連続シートの一例を示す平面
図である。
図である。
【図２】感圧接着性シートであるラベル用連続シートの
一例を示す平面図である。
一例を示す平面図である。
【図３】図１の葉書用シート上に、図２のラベル用シー
トを重ねた状態を示したものである。
トを重ねた状態を示したものである。
【図４】本発明の再剥離性感圧接着葉書の一例で、図３
の重ねたシートを汎用の加圧シール装置内に誘導し、マ
ージナルとミシン目の切断を行った後に加圧処理して得
られる。
の重ねたシートを汎用の加圧シール装置内に誘導し、マ
ージナルとミシン目の切断を行った後に加圧処理して得
られる。
【図５】図４の再剥離性感圧接着葉書のＡ−Ａ線におけ
る断面図である。
る断面図である。
【図６】感圧接着性シートであるラベル用連続シートの
一例を示す裏面（接着面）からの平面図である。
一例を示す裏面（接着面）からの平面図である。
１：葉書用連続シート ２：ミシン目 ３：マージナル穴 ４：個人情報（住所・氏名） ５：個人情報（データ） ６：ラベル用連続シート ７：再剥離性感圧接着葉書 ８：葉書 ９：ラベル １０：支持体 １１：接着剤層 １２：インキの微細模様印刷領域
Claims (3)
- 【請求項１】支持体上に接着剤層を設けてなるラベル用
感圧接着性シートを、非接着性葉書用シート上に強圧下
で接合して得られる再剥離性感圧接着葉書において、該
ラベル用感圧接着性シートの接着剤層が、接着剤及びポ
リオレフィン粒子を基本成分として含有することを特徴
とする再剥離性感圧接着葉書。 - 【請求項２】接着剤層が、更に他の顔料を含有する請求
項１記載の再剥離性感圧接着葉書。 - 【請求項３】ポリオレフィン粒子の平均粒子径が０．１
μｍ以上である請求項１又は２記載の再剥離性感圧接着
葉書。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4415692A JPH05238178A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 再剥離性感圧接着葉書 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4415692A JPH05238178A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 再剥離性感圧接着葉書 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05238178A true JPH05238178A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12683756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4415692A Pending JPH05238178A (ja) | 1992-02-29 | 1992-02-29 | 再剥離性感圧接着葉書 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05238178A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014181049A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Inoac Corp | 包装用シート材 |
-
1992
- 1992-02-29 JP JP4415692A patent/JPH05238178A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014181049A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Inoac Corp | 包装用シート材 |
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