JPH11170623A - 印刷装置 - Google Patents
印刷装置Info
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- JPH11170623A JPH11170623A JP34534997A JP34534997A JPH11170623A JP H11170623 A JPH11170623 A JP H11170623A JP 34534997 A JP34534997 A JP 34534997A JP 34534997 A JP34534997 A JP 34534997A JP H11170623 A JPH11170623 A JP H11170623A
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- Japan
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- conveying
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Abstract
(57)【要約】
【課題】インラインに配置されたヘッドを有するプリン
タにより色ずれのない高品位のカラー画像を得る。 【解決手段】搬送ベルト21には、搬送方向の記録密度
と同じ密度でスリットが穿たれた金属板が取り付けられ
ている。搬送速度センサ28は、このスリットを検出し
て、クロックを生成する。黒、マゼンタ、シアン、黄を
記録する記録ヘッド31〜34は、このクロック信号に
同期して画像を印刷出力する。
タにより色ずれのない高品位のカラー画像を得る。 【解決手段】搬送ベルト21には、搬送方向の記録密度
と同じ密度でスリットが穿たれた金属板が取り付けられ
ている。搬送速度センサ28は、このスリットを検出し
て、クロックを生成する。黒、マゼンタ、シアン、黄を
記録する記録ヘッド31〜34は、このクロック信号に
同期して画像を印刷出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字媒体を搬送し
てその上に画像を形成する印字装置に関するものであ
る。
てその上に画像を形成する印字装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、印字媒体を搬送してその上に画像
を形成するフルカラー印字装置は、図9に示すように4
色(ブラック71、シアン72、マゼンタ73、イエロ
ー74)のインラインに配置されたプリントヘッドと、
印字媒体をプリントヘッドへ搬送する、モータで駆動さ
れるプーリー、ギア、ベルト等から形成される搬送手段
75を有している。副走査方向について各色の記録位置
を合わせて印字する場合、プリントヘッドへと搬送され
た印字媒体は、まずブラックヘッド71で印字が行わ
れ、そして所定の印字タイミングでシアンヘッド72、
マゼンタヘッド73、イエローヘッド74の順で印字が
行われる。そして図10のように、副走査方向で各色の
位置が合った高品位の画像が得られる構成となってい
る。
を形成するフルカラー印字装置は、図9に示すように4
色(ブラック71、シアン72、マゼンタ73、イエロ
ー74)のインラインに配置されたプリントヘッドと、
印字媒体をプリントヘッドへ搬送する、モータで駆動さ
れるプーリー、ギア、ベルト等から形成される搬送手段
75を有している。副走査方向について各色の記録位置
を合わせて印字する場合、プリントヘッドへと搬送され
た印字媒体は、まずブラックヘッド71で印字が行わ
れ、そして所定の印字タイミングでシアンヘッド72、
マゼンタヘッド73、イエローヘッド74の順で印字が
行われる。そして図10のように、副走査方向で各色の
位置が合った高品位の画像が得られる構成となってい
る。
【0003】このような印字装置では、シアンヘッド7
2以降の各色の印字タイミングは、印字媒体の搬送速度
∨と各ヘッド間の距離Wで決まる。このため、従来は印
字媒体を搬送する搬送手段75の駆動をステッピングモ
ータで行い、印字タイミングをステッピングモータの駆
動周波数から算出し、ステッピングモータの駆動周波数
と同期して各ヘッドによる印字を行っている。
2以降の各色の印字タイミングは、印字媒体の搬送速度
∨と各ヘッド間の距離Wで決まる。このため、従来は印
字媒体を搬送する搬送手段75の駆動をステッピングモ
ータで行い、印字タイミングをステッピングモータの駆
動周波数から算出し、ステッピングモータの駆動周波数
と同期して各ヘッドによる印字を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下のような欠点がある。 1.搬送手段を形成するギアやプーリの部品形状のばら
つきにより、製品毎に印字媒体の搬送速度が異なる。 2.印字媒体は給送手段より供給されて搬送手段に渡さ
れるが、この給送手段から搬送手段に印字媒体を受け渡
す時に、搬送手段による搬送速度が変動し、印字媒体の
搬送速度の変化を生じてしまう。
来例では以下のような欠点がある。 1.搬送手段を形成するギアやプーリの部品形状のばら
つきにより、製品毎に印字媒体の搬送速度が異なる。 2.印字媒体は給送手段より供給されて搬送手段に渡さ
れるが、この給送手段から搬送手段に印字媒体を受け渡
す時に、搬送手段による搬送速度が変動し、印字媒体の
搬送速度の変化を生じてしまう。
【0005】このため、搬送手段を駆動する駆動モータ
の駆動周波数に基づいてプリントヘッドの印字を行う
と、駆動周波数から算出された搬送距離と実際に搬送さ
れた距離とが異なるため、副走査方向で色の色ずれが発
生し(図11)、画像品位の低下を引き起こす原因とな
っていた。
の駆動周波数に基づいてプリントヘッドの印字を行う
と、駆動周波数から算出された搬送距離と実際に搬送さ
れた距離とが異なるため、副走査方向で色の色ずれが発
生し(図11)、画像品位の低下を引き起こす原因とな
っていた。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、印字媒体の搬送速度に対応して各色の印字を行い、
色ずれのない高品位の画像を得ることのできる印字装置
及びその制御方法を提供することを目的とする。
で、印字媒体の搬送速度に対応して各色の印字を行い、
色ずれのない高品位の画像を得ることのできる印字装置
及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、印刷媒体を搬送する搬送手段と、搬送さ
れる印字媒体に対して印刷を行う、搬送方向について所
定距離離れた複数の印刷ヘッドと、前記搬送手段で搬送
される印刷媒体の搬送速度に応じて同期信号を生成する
同期信号生成手段と、前記生成手段で生成した同期信号
に基づいて、前記複数の印刷ヘッドにより画像を印刷す
べく制御する制御手段とを備える。
め、本発明は、印刷媒体を搬送する搬送手段と、搬送さ
れる印字媒体に対して印刷を行う、搬送方向について所
定距離離れた複数の印刷ヘッドと、前記搬送手段で搬送
される印刷媒体の搬送速度に応じて同期信号を生成する
同期信号生成手段と、前記生成手段で生成した同期信号
に基づいて、前記複数の印刷ヘッドにより画像を印刷す
べく制御する制御手段とを備える。
【0008】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は本発
明の実施例であるフルカラーインクジェットプリンタの
断面図である。図1に示すようにインクジェットプリン
タは給紙部1、用紙搬送部2、インクジェットヘッド3
及びスタッカ4等を備えている。以下に各々の構成を説
明する。
明の実施例であるフルカラーインクジェットプリンタの
断面図である。図1に示すようにインクジェットプリン
タは給紙部1、用紙搬送部2、インクジェットヘッド3
及びスタッカ4等を備えている。以下に各々の構成を説
明する。
【0009】給紙部1は用紙をプリンタ本体に供給し、
用紙をセットするトレイ11、セットされた用紙12、
用紙を給紙するピックアップローラ13、ピックアップ
ローラで給紙された用紙を用紙搬送部2へと導く搬送ロ
ーラ14・15、用紙の重送を防止する分離ガイド1
6、用紙の斜行を補正するシャッタ17等から構成され
る。
用紙をセットするトレイ11、セットされた用紙12、
用紙を給紙するピックアップローラ13、ピックアップ
ローラで給紙された用紙を用紙搬送部2へと導く搬送ロ
ーラ14・15、用紙の重送を防止する分離ガイド1
6、用紙の斜行を補正するシャッタ17等から構成され
る。
【0010】用紙搬送部2は、給紙部からヘッド部を通
してプリンタ出口まで用紙を搬送する。図2は、本実施
形態の用紙搬送部2の平面図を示す。図1及び図2にお
いて、用紙搬送部2は、用紙を搬送する3本の搬送ベル
ト21a,21b,21c、搬送ベルトを駆動するため
のモータ22、搬送ベルト21を駆動するためのプーリ
23、用紙の先端を検知する紙センサ27、用紙を搬送
ベルトに導くローラ24、プリンタ出口に用紙を導くた
めの排紙ローラ25、26等から構成されている。ま
た、搬送ベルトの速度を検知するための速度センサ28
が搬送ベルトに対向して設けられている。
してプリンタ出口まで用紙を搬送する。図2は、本実施
形態の用紙搬送部2の平面図を示す。図1及び図2にお
いて、用紙搬送部2は、用紙を搬送する3本の搬送ベル
ト21a,21b,21c、搬送ベルトを駆動するため
のモータ22、搬送ベルト21を駆動するためのプーリ
23、用紙の先端を検知する紙センサ27、用紙を搬送
ベルトに導くローラ24、プリンタ出口に用紙を導くた
めの排紙ローラ25、26等から構成されている。ま
た、搬送ベルトの速度を検知するための速度センサ28
が搬送ベルトに対向して設けられている。
【0011】インクジェットヘッド3は画像を形成する
ための印刷ヘッドであり、フルカラー画像形成のため4
色(ブラックヘッド31、シアンヘッド32、マゼンタ
ヘッド33、イエローヘッド34)の構成からなる。な
お、本実施形態においては、各ヘッドは熱エネルギをイ
ンクに印加した際に膜沸騰により生じる気泡の圧力でイ
ンクを吐出する、いわゆるバブルジェット方式を採用し
ている。また、このヘッドは本実施例ではラインヘッド
であるものとする。
ための印刷ヘッドであり、フルカラー画像形成のため4
色(ブラックヘッド31、シアンヘッド32、マゼンタ
ヘッド33、イエローヘッド34)の構成からなる。な
お、本実施形態においては、各ヘッドは熱エネルギをイ
ンクに印加した際に膜沸騰により生じる気泡の圧力でイ
ンクを吐出する、いわゆるバブルジェット方式を採用し
ている。また、このヘッドは本実施例ではラインヘッド
であるものとする。
【0012】スタッカ4は画像形成された用紙をストッ
クするもので、用紙を排紙トレイヘと導く排紙ローラ4
1・42、排紙された用紙をストックするための排紙ト
レイ43等から構成される。
クするもので、用紙を排紙トレイヘと導く排紙ローラ4
1・42、排紙された用紙をストックするための排紙ト
レイ43等から構成される。
【0013】給紙から画像形成、用紙スタックまでのプ
ロセスを図1を参照して簡単に説明する。
ロセスを図1を参照して簡単に説明する。
【0014】給紙部1より用紙搬送部2に導かれた1枚
の用紙12は、モータ22,プーリ23により駆動され
る搬送ベルト21上に導かれる。用紙12が、インクジ
ェットヘッド31・32・33・34(各々ブラック、
シアン、マゼンタ、イエロー)の下部を通過する際、各
インクジェットヘッドから吐出されたインクにより画像
が形成される。画像形成された後、用紙12はモータ2
2により駆動される排紙ローラ25・26まで搬送ベル
ト21によって導かれる。用紙12はさらに排紙ローラ
41・42によって排紙トレイ43に導かれ、画像形成
が完了する。
の用紙12は、モータ22,プーリ23により駆動され
る搬送ベルト21上に導かれる。用紙12が、インクジ
ェットヘッド31・32・33・34(各々ブラック、
シアン、マゼンタ、イエロー)の下部を通過する際、各
インクジェットヘッドから吐出されたインクにより画像
が形成される。画像形成された後、用紙12はモータ2
2により駆動される排紙ローラ25・26まで搬送ベル
ト21によって導かれる。用紙12はさらに排紙ローラ
41・42によって排紙トレイ43に導かれ、画像形成
が完了する。
【0015】次に本実施形態の説明を行う。図3は、本
実施形態におけるプリンタの搬送ベルト21aの詳細平
面図である。搬送ベルト21aの全周には、同じ間隔で
スリット29aを配置している極薄ステンレス29を取
り付けてある。このため、スリット29aが搬送ベルト
21aと一体に移動可能となっている。このスリット2
9aの間隔はインクジェットプリンタの搬送方向につい
ての解像度と同じとなっており、搬送ベルトの移動量の
検出能力が解像度と等しくなるように構成されている。
そしてスリット29aは、搬送される用紙の紙基準より
外側に位置しており、用紙に覆われることはない。また
スリット29aの真上には、例えばステンレスに光を照
射し、その反射光を検出してスリットの通過速度を測定
するなどの方式によるベルト速度センサ28を配置して
ある。このより、搬送ベルト21a上で用紙が搬送され
ている場合にも、搬送ベルト21aの搬送距離を、ベル
ト速度センサ28により検出した搬送速度を積分するこ
とで算出可能となっている。
実施形態におけるプリンタの搬送ベルト21aの詳細平
面図である。搬送ベルト21aの全周には、同じ間隔で
スリット29aを配置している極薄ステンレス29を取
り付けてある。このため、スリット29aが搬送ベルト
21aと一体に移動可能となっている。このスリット2
9aの間隔はインクジェットプリンタの搬送方向につい
ての解像度と同じとなっており、搬送ベルトの移動量の
検出能力が解像度と等しくなるように構成されている。
そしてスリット29aは、搬送される用紙の紙基準より
外側に位置しており、用紙に覆われることはない。また
スリット29aの真上には、例えばステンレスに光を照
射し、その反射光を検出してスリットの通過速度を測定
するなどの方式によるベルト速度センサ28を配置して
ある。このより、搬送ベルト21a上で用紙が搬送され
ている場合にも、搬送ベルト21aの搬送距離を、ベル
ト速度センサ28により検出した搬送速度を積分するこ
とで算出可能となっている。
【0016】なお、スリット29aの間隔は、ヘッド3
がラインヘッドの場合には非常に密なものとなる。この
ため、ラインヘッドの場合には、スリットを搬送方向に
ついて1列に配置せず、例えば1列に配置されたスリッ
トの間隔を記録密度のN(Nは整数)倍にし、それをN
列並列に、互いに搬送方向の1画素分ずらして搬送ベル
ト上に配設する。このようにすれば、1列のスリットは
記録密度のN倍の間隔で済む。これを各列毎に設けられ
たセンサでデジタル信号として検知し、それら検知信号
の排他的論理和を計算するなどすることで、ラインヘッ
ドで記録される各ラインと同期した信号を得ることがで
きる。
がラインヘッドの場合には非常に密なものとなる。この
ため、ラインヘッドの場合には、スリットを搬送方向に
ついて1列に配置せず、例えば1列に配置されたスリッ
トの間隔を記録密度のN(Nは整数)倍にし、それをN
列並列に、互いに搬送方向の1画素分ずらして搬送ベル
ト上に配設する。このようにすれば、1列のスリットは
記録密度のN倍の間隔で済む。これを各列毎に設けられ
たセンサでデジタル信号として検知し、それら検知信号
の排他的論理和を計算するなどすることで、ラインヘッ
ドで記録される各ラインと同期した信号を得ることがで
きる。
【0017】図4は、本実施形態のプリンタのインクジ
ェットヘッド3を制御する制御部を表すブロック図であ
る。パソコン54から画像データが、搬送ベルト速度セ
ンサ28から検出されたクロックがヘッド制御回路52
に送信される。そしてヘッド制御回路52からインクジ
ェットヘッド3にインク吐出の指令を出す。
ェットヘッド3を制御する制御部を表すブロック図であ
る。パソコン54から画像データが、搬送ベルト速度セ
ンサ28から検出されたクロックがヘッド制御回路52
に送信される。そしてヘッド制御回路52からインクジ
ェットヘッド3にインク吐出の指令を出す。
【0018】次に、ヘッド制御回路52によるインクジ
ェットヘッド3の吐出シーケンスの説明を行う。搬送さ
れてきた用紙の先端を紙センサ27で検出すると同時
に、ベルト速度センサ28により搬送ベルトのスリット
数(クロック数)を力ウントする。画像の吐出位置は転
送された画像データとカウントしたクロック数により決
定する。そして先にも述べたが、クロック数と解像度が
等しいため、その後の画像作成は検出したクロックと同
期して、インクジェットヘッドヘ画像信号に対応したイ
ンク吐出の信号を送ることにより行われる。
ェットヘッド3の吐出シーケンスの説明を行う。搬送さ
れてきた用紙の先端を紙センサ27で検出すると同時
に、ベルト速度センサ28により搬送ベルトのスリット
数(クロック数)を力ウントする。画像の吐出位置は転
送された画像データとカウントしたクロック数により決
定する。そして先にも述べたが、クロック数と解像度が
等しいため、その後の画像作成は検出したクロックと同
期して、インクジェットヘッドヘ画像信号に対応したイ
ンク吐出の信号を送ることにより行われる。
【0019】図5は、搬送ベルト速度センサ28で検出
されたクロックに従って、ヘッド制御回路52により各
色のヘッドを駆動するタイミングを示すタイミング図で
ある。図5(a)は通常の制御状態、すなわち、搬送ベ
ルト速度センサ28により検出されたクロック信号40
に同期した各ヘッドの吐出タイミングを示す。図5
(b)〜図5(d)は、ヘッド制御回路52のヘッド制
御能力を超えた状態を示す。クロック信号40が信号4
1のようになった場合は、もっとも淡色であるイエロー
を間引きする。42のようになった場合はマゼンダが吐
出完了まで次のブラック吐出を待機する。43のように
なった場合はブラック吐出のみとして他の色は間引きす
る。但し、画像データが単色のみの場合は前記クロック
信号に関わらず優先的に吐出を行い、2から3色の場合
は濃色から優先的に吐出を行う。
されたクロックに従って、ヘッド制御回路52により各
色のヘッドを駆動するタイミングを示すタイミング図で
ある。図5(a)は通常の制御状態、すなわち、搬送ベ
ルト速度センサ28により検出されたクロック信号40
に同期した各ヘッドの吐出タイミングを示す。図5
(b)〜図5(d)は、ヘッド制御回路52のヘッド制
御能力を超えた状態を示す。クロック信号40が信号4
1のようになった場合は、もっとも淡色であるイエロー
を間引きする。42のようになった場合はマゼンダが吐
出完了まで次のブラック吐出を待機する。43のように
なった場合はブラック吐出のみとして他の色は間引きす
る。但し、画像データが単色のみの場合は前記クロック
信号に関わらず優先的に吐出を行い、2から3色の場合
は濃色から優先的に吐出を行う。
【0020】しかし、前記クロック信号40が43の状
態を2回以上連続で発生した場合はマシンの異常状態と
判断し、即座に全色ヘッド吐出を中止する。
態を2回以上連続で発生した場合はマシンの異常状態と
判断し、即座に全色ヘッド吐出を中止する。
【0021】以上のように制御することで、クロック信
号がヘッド制御能力を超えた場合にも対処できる。
号がヘッド制御能力を超えた場合にも対処できる。
【0022】なお、本発明はラインヘッドであってもシ
リアルヘッドであっても適用できる。 (第2の実施形態)図6・図7は第2の実施形態の用紙
搬送ベルト61近傍の正面図及び平面図である。エンコ
ーダ62は、搬送ベルト61に接したコロ63と同軸で
あり、コロ63から回転を伝達される。コロ63は紙基
準の外側に位置し、また搬送ベルト61と確実に同期す
るようにその表面にセラミック粒子をコートした構成に
なっている。上記の構成により、搬送ベルトの搬送とと
もに回転するエンコーダ62からの信号をクロック信号
として用い、印字のタイミングを決定する。 (第3の実施の形態)図8は第3の実施形態の搬送ベル
ト65近傍の正面図である。回転数をエンコーダ66に
伝達するコロ67が、搬送される用紙68に直接作用す
る構成とされているために、用紙の移動速度を直接検出
して、印字のタイミングを決定することができる。 (第4の実施の形態)また、エンコーダを搬送ベルトを
駆動する駆動軸に作用させて搬送ベルトの移動速度を検
出して、印字のタイミングを決定してもよい。
リアルヘッドであっても適用できる。 (第2の実施形態)図6・図7は第2の実施形態の用紙
搬送ベルト61近傍の正面図及び平面図である。エンコ
ーダ62は、搬送ベルト61に接したコロ63と同軸で
あり、コロ63から回転を伝達される。コロ63は紙基
準の外側に位置し、また搬送ベルト61と確実に同期す
るようにその表面にセラミック粒子をコートした構成に
なっている。上記の構成により、搬送ベルトの搬送とと
もに回転するエンコーダ62からの信号をクロック信号
として用い、印字のタイミングを決定する。 (第3の実施の形態)図8は第3の実施形態の搬送ベル
ト65近傍の正面図である。回転数をエンコーダ66に
伝達するコロ67が、搬送される用紙68に直接作用す
る構成とされているために、用紙の移動速度を直接検出
して、印字のタイミングを決定することができる。 (第4の実施の形態)また、エンコーダを搬送ベルトを
駆動する駆動軸に作用させて搬送ベルトの移動速度を検
出して、印字のタイミングを決定してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印字媒体の搬送量に基づいてクロック信号を生成し、そ
のクロック信号に同期して各ヘッドによる画像の記録を
行うため、色ずれのない高品位の画像を得ることが可能
となる。
印字媒体の搬送量に基づいてクロック信号を生成し、そ
のクロック信号に同期して各ヘッドによる画像の記録を
行うため、色ずれのない高品位の画像を得ることが可能
となる。
【0024】
【図1】本発明の第1の実施例に係る装置全体の断面図
である。
である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る用紙搬送部の平面
略図である。
略図である。
【図3】本発明の第1の実施例に搬送ベルトの詳細平面
図である。
図である。
【図4】本発明の第1の実施例の制御部を表すブロック
図である。
図である。
【図5】本発明の第1の実施例の制御方法を表すタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例に搬送ベルトの詳細正面
図である。
図である。
【図7】本発明の第2の実施例に搬送ベルトの詳細平面
図である。
図である。
【図8】本発明の第3の実施例に搬送ベルトの詳細正面
図である。
図である。
【図9】従来の技術を説明するプリンタの断面図であ
る。
る。
【図10】高品位の画像を説明する図である。
【図11】従来の課題となる画像を表す図である。
1 給紙部 2 用紙搬送部 3 BJヘッド 4 スタッカー 21 搬送ベルト 28 ベルト速度センサ 29a スリット
Claims (8)
- 【請求項1】 印刷媒体を搬送する搬送手段と、 搬送される印字媒体に対して印刷を行う、搬送方向につ
いて所定距離おいて配設された複数の印刷ヘッドと、 前記搬送手段で搬送される印刷媒体の搬送速度に応じて
同期信号を生成する同期信号生成手段と、 前記生成手段で生成した同期信号に基づいて、前記複数
の印刷ヘッドにより画像を印刷すべく制御する制御手段
とを備えることを特徴とする印刷装置。 - 【請求項2】 前記搬送手段は、印刷媒体を搬送する搬
送ベルトを有し、前記生成手段は、前記搬送ベルト全周
上に等間隔で並ぶスリットと、前記スリットの有無を検
出するセンサとを有することを特徴とする請求項1に記
載の印刷装置。 - 【請求項3】 前記生成手段で生成された同期信号に基
づいて、画像データの吐出を補正することを特徴とする
前記請求項1または2に記載の印刷装置。 - 【請求項4】 前記搬送手段は、印刷媒体を搬送する搬
送ベルトを有し、前記生成手段は、前記搬送ベルトに接
する回転体と、該回転体の回転を信号として出力するエ
ンコーダとを有することを特徴とする請求項1に記載の
印刷装置。 - 【請求項5】 前記搬送手段は、印刷媒体を搬送する搬
送ベルトを有し、前記生成手段は、前記搬送ベルト上に
載置された記録媒体に接する回転体と、該回転体の回転
を信号として出力するエンコーダとを有することを特徴
とする請求項1に記載の印刷装置。 - 【請求項6】 前記搬送手段は、印刷媒体を搬送する搬
送ベルトを有し、前記生成手段は、前記搬送ベルトを駆
動する駆動軸の回転を信号として出力するエンコーダを
有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 【請求項7】 前記複数の印刷ヘッドは、黒,シアン,
マゼンタ,イエローの各色を印刷するヘッドを含み、前
記制御手段は、各色のヘッドの距離に相当する時間ずら
して、かつ前記同期信号に同期して各色の画像を印刷す
ることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 - 【請求項8】 前記複数の印刷ヘッドは、インクを吐出
して印刷するインクジェット方式であることを特徴とす
る請求項1または8に記載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34534997A JPH11170623A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34534997A JPH11170623A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11170623A true JPH11170623A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18376003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34534997A Pending JPH11170623A (ja) | 1997-12-15 | 1997-12-15 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11170623A (ja) |
Cited By (9)
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