JP2007168174A - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙(記録媒体)のページ間で生じる画質のバラつきをなくす。
【解決手段】ホームセンサ64がホームマークを検知したときに、制御部62へ入力される検知信号に同期して、用紙Pが搬送ベルト28へ給送されるように、用紙トレイから給紙される給紙タイミングを制御する。これにより、搬送ベルト28に積載された用紙Pは、駆動ロール24が所定の回転位置に達したときに、インク滴吐出領域へ到達すると共に、各インクジェット記録ヘッド32からインク滴が吐出されて、画像が記録される。これにより、インク滴の吐出時において、用紙Pの搬送速度が変動しても、用紙P上に着弾する液滴の位置ズレが常に一定となる。このため、用紙Pのページ間で生じる画質のバラつきをなくすことができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出装置に関する。
液滴吐出装置としては、無端状の搬送ベルト上に用紙を吸着させて、インクジェット記録ヘッドの下面へ用紙を搬送し、インクジェット記録ヘッドからインク滴を吐出して、用紙上に印字を行うインクジェット記録装置が知られている。
無端状の搬送ベルトは、駆動ロールと従動ロールとに張架されており、駆動ロールを回転させることにより、搬送ベルトは循環駆動(回転)する。
このような装置において、搬送ベルトの端部に等間隔のスリットを設け、センサにて該スリットを検出して、印字するタイミングの基準となる印字クロックを生成し、該印字クロックに同期して印字する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開平11−170623号公報
しかしながら、特許文献1のインクジェット記録装置において、搬送ベルトは、駆動ロールで駆動されているため、製造誤差等により駆動ロールが偏心していると、搬送ベルトの搬送速度にバラつきが発生する。この搬送速度のバラつきにより、インク滴の吐出時に搬送ベルトの搬送速度が変動するため、記録媒体上に着弾するインク滴の位置ズレが発生してしまう。この位置ズレの影響により、記録媒体上に形成される画像の品質が変化する。
インク滴の吐出時における搬送ベルトの速度変動の生じ方は、記録媒体のページ毎に異なるので、ページ毎に着弾位置のズレがバラつくことになり、記録媒体のページ間で画質バラつきが発生する。また、ページ間で発生する画質のバラつきは、搬送速度が速いほど顕著化してくる。
本発明は、上記事実を考慮し、記録媒体のページ間で生じる画質のバラつきをなくすことを目的とする。
本発明の請求項1に係る液滴吐出装置は、回転駆動する駆動ロールの回転力によって、液滴吐出領域へ記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって前記液滴吐出領域に搬送された記録媒体へ液滴を吐出して画像を記録する液滴吐出ヘッドと、前記記録媒体を前記搬送手段へ所定の給送タイミングで給送する給送手段と、前記駆動ロールの回転位置を検知する検知手段と、前記検知手段が検知した検知結果に基づき前記給送手段の給送タイミングを制御することにより、前記駆動ロールが所定の回転位置に達したときに、前記液滴吐出領域へ前記記録媒体を到達させてその記録媒体へ前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出開始させる制御手段と、備えたことを特徴とする。
この構成によれば、給送手段が記録媒体を搬送手段へ所定の給送タイミングで給送する。給紙手段から給送された記録媒体は、回転駆動する駆動ロールの回転力によって、搬送手段が液滴吐出領域へ記録媒体を搬送する。搬送手段によって液滴吐出領域に搬送された記録媒体へは、液滴吐出ヘッドにより液滴が吐出されて画像が記録される。
ここで、本発明に係る請求項1の構成では、検知手段が駆動ロールの回転位置を検知し、検知手段が検知した検知結果に基づき給送手段の給送タイミングを制御することにより、駆動ロールが所定の回転位置に達したときに、液滴吐出領域へ記録媒体を到達させてその記録媒体へ液滴吐出ヘッドから液滴を吐出開始させる。
このように、本発明に係る請求項1では、駆動ロールが所定の回転位置に達したときに、記録媒体へ液滴吐出ヘッドから液滴を吐出開始させるので、駆動ロールが偏心することにより、液滴の吐出時において、記録媒体の搬送速度が変動しても、記録媒体上に着弾する液滴の位置ズレが常に一定となる。このため、記録媒体のページ間で生じる画質のバラつきをなくすことができる。
本発明の請求項2に係る液滴吐出装置は、請求項1の構成において、前記検知手段は、前記駆動ロールの回転位置を検知し、その検知信号を前記制御手段に送る検知センサであり、前記制御手段は、前記検知センサから送られる検知信号に同期して、前記給送手段に前記記録媒体を給送させることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る液滴吐出装置は、請求項1又は請求項2の構成において、前記搬送手段は、前記駆動ロールと従動ロールとに張架された無端状の搬送ベルトであることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る液滴吐出装置は、回転駆動する駆動ロールの回転力によって、液滴吐出領域へ記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によって前記液滴吐出領域に搬送された記録媒体へ液滴を吐出して画像を記録する液滴吐出ヘッドと、前記駆動ロールの回転位置を検知する検知手段と、前記検知手段が検知した検知結果に基づき、前記液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する吐出タイミングを制御することにより、前記駆動ロールが所定の回転位置に達したときに、前記記録媒体へ前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出開始させる制御手段と、備えたことを特徴とする。
この構成によれば、記録媒体は、回転駆動する駆動ロールの回転力によって、搬送手段が液滴吐出領域へ記録媒体を搬送する。搬送手段によって液滴吐出領域に搬送された記録媒体へは、液滴吐出ヘッドにより液滴が吐出されて画像が記録される。
ここで、本発明に係る請求項4の構成では、検知手段が駆動ロールの回転位置を検知し、検知手段が検知した検知結果に基づき、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する吐出タイミングを制御することにより、駆動ロールが所定の回転位置に達したときに、記録媒体へ液滴吐出ヘッドから液滴を吐出開始させる。
このように、本発明に係る請求項4では、駆動ロールが所定の回転位置に達したときに、記録媒体へ液滴吐出ヘッドから液滴を吐出開始させるので、駆動ロールが偏心することにより、液滴の吐出時において、記録媒体の搬送速度が変動しても、記録媒体上に着弾する液滴の位置ズレが常に一定となる。このため、記録媒体のページ間で生じる画質のバラつきをなくすことができる。
本発明の請求項5に係る液滴吐出装置は、請求項4の構成において、前記検知手段は、前記駆動ロールの回転位置を検知し、その検知信号を前記制御手段に送る検知センサであり、前記制御手段は、前記検知センサから送られる検知信号に同期して、前記液滴吐出ヘッドに液滴を吐出開始させることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る液滴吐出装置は、請求項4又は請求項5の構成において、前記搬送手段は、前記駆動ロールと、該駆動ロールに対向配置され該駆動ロールとの間で連続用紙を挟持して該連続用紙を搬送する従動ロールと、で構成されたことを特徴とする。
本発明は、上記構成としたので、記録媒体のページ間で生じる画質のバラつきをなくすことができる。
以下に、本発明の液滴吐出装置に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
〔第1実施形態〕
まず、液滴を吐出する液滴吐出装置として、インク滴を吐出して画像を記録するインクジェット記録装置を説明する。図1には、本実施形態に係るインクジェット記録装置10の全体構成が示されている。
インクジェット記録装置10の筐体14内の下部には、用紙(記録媒体)Pが積載収容された用紙トレイ16が備えられており、用紙トレイ16内に積載された用紙Pをフィードロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙Pは、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ロール対20で、下流(図1におけるA方向(以下、搬送方向Aという))へ搬送される。
用紙トレイ16の上方には、一方向(図1において、反時計回り方向)へ回転駆動する駆動ロール24、従動ロール26及びテンションロール23に張架された無端状の搬送ベルト28が配置されている。搬送ベルト28は、テンションロール23が搬送ベルト28をその内周から外周方向(図1において下方)へ押圧することにより、一定のテンションが付与される。また、搬送ベルト28は、駆動ロール24の回転力により、一方向(図1において、反時計回り方向)へ回転(循環駆動)する。
なお、駆動ロール24の周長は、例えば、80mmとされており、搬送ベルト28の長さは、例えば、A4サイズの用紙Pを3枚横送り出来る長さである690mmとされている。
搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴(液滴)が吐出されるインク滴吐出領域(液滴吐出領域)SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙Pは、搬送ベルト28で保持されてこのインク滴吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
本実施形態において、記録ヘッドアレイ30は、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
各インクジェット記録ヘッド32には、インクジェット記録ヘッド32を駆動制御する制御部(コントローラ)62が接続されている。制御部62は、例えば、画像情報に応じて使用するインク吐出口(ノズル)を決定すると共に、後述するように、インク滴を吐出する吐出タイミングを決定して、駆動信号をインクジェット記録ヘッド32に送る構成とされている(図3参照)。
記録ヘッドアレイ30の上流側には、電源が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール26との間で搬送ベルト28及び用紙Pを挟みつつ従動し、用紙Pを搬送ベルト28に押圧する押圧位置と、搬送ベルト28から離間した離間位置との間を移動可能とされている。押圧位置では、接地された従動ロール26との間に所定の電位差が生じるため、用紙Pに電荷を与えて搬送ベルト28に静電吸着させることができる。
なお、帯電ロール36よりもさらに上流側には、搬送ベルト28に給送する搬送ロール(給送手段)としてのレジロール12と、レジロール12に対向配置された従動ロール38が配置されている。
このレジロール12は、用紙Pの先端位置をあわせることにより、用紙Pのスキューを調整するスキュー調整機能を有している。このスキュー調整機能では、レジロール12と従動ロール38との間に形成されたニップ部へ、用紙Pの先端が幅方向(搬送方向Aと直交する方向)一端部から他端部に渡って導入され、用紙Pの先端が搬送方向Aに直交する状態になった際に、レジロール12が駆動して、用紙Pを搬送する。これにより、用紙Pのスキューが補正される。
記録ヘッドアレイ30の下流側には、剥離プレート(図示省略)が配置されており、用紙Pを搬送ベルト28から剥離することができる。剥離された用紙Pは、剥離プレートの下流側で排出経路44を構成する複数の排出ロール対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
用紙トレイ16と搬送ベルト28の間には、複数の反転用ロール対50で構成された反転経路17が設けられており、片面に画像記録された用紙Pを反転させて搬送ベルト28に保持させることで、用紙Pの両面への画像記録を容易に行えるようになっている。
搬送ベルト28と排紙トレイ46の間には、4色の各インクをそれぞれ貯留するインクタンク54が設けられている。インクタンク54のインクは、図示しないインク供給配管によって、記録ヘッドアレイ30に供給される。インクとしては、水性インク、油性インク、溶剤系インク等、公知の各種インクを使用できる。
記録ヘッドアレイ30の両側には、それぞれのインクジェット記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。インクジェット記録ヘッド32に対してメンテナンスを行う場合には、図2に示すように、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動し、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(バキューム、ダミージェット、ワイピング、キャッピング等)を行う。
次に、インク滴を吐出する吐出タイミングを制御する構成について説明する。
図3に示すように、搬送ベルト28の上方には、インクジェット記録ヘッド32の上流側の位置に、用紙Pの先端を検知するエントランスセンサ51が設けられている。
エントランスセンサ51には、制御部62が接続されており、用紙Pの先端を検知した検知信号が、エントランスセンサ51から制御部62へ入力される。
また、搬送ベルト28には、搬送ベルト28の回転軸方向(周方向と直交する方向)の一端部(用紙Pが積載されない位置)に、回転方向(周方向)に沿って、吐出タイミングを制御するために用いられる吐出タイミング用マーク52が複数設けられている。吐出タイミング用マーク52は等間隔に付されており、吐出タイミング用マーク52の間隔は、インクジェット記録装置10の搬送方向Aの解像度と同じになっている。これにより、解像度と等しい精度で、搬送ベルト28の移動量を検出することが可能となっている。
なお、吐出タイミング用マーク52の間隔を、インクジェット記録装置10の搬送方向の解像度の数倍にして、吐出タイミング用マーク52の間隔を解像度より粗くして付してもよい。
また、吐出タイミング用マーク52は、一列に配置せず、例えば、一列に配列された吐出タイミング用マーク52の間隔を解像度のN(Nは2以上の整数)倍にし、それをN列並列に、互いに搬送方向に1画素分ずらして搬送ベルト28上に設ける構成であってもよい。また、吐出タイミング用マーク52に替えて、搬送ベルト28にスリットを設けてもよい。
搬送ベルト28の回転軸方向一端部には、インクジェット記録ヘッド32の上流側の位置に、吐出タイミング用マーク52を読み取る読取センサ56が設けられている。読取センサ56は、搬送ベルト28が回転すると、吐出タイミング用マーク52が所定位置を通過するごとに、吐出タイミング用マーク52を検知する構成となっている。
読取センサ56には、制御部62が接続されており、吐出タイミング用マーク52を検知した検知信号が、読取センサ56から制御部62へ入力される。吐出タイミング用マーク52が通過するごとに入力される検知信号の一つ一つが、吐出タイミングの基準となる印字クロック(基準クロック)の1クロックを構成し、このクロック数(所定位置を通過した吐出タイミング用マーク52の数)をカウントすることにより、搬送ベルト28の移動量が検出される。
以上の構成により、まず、ユーザ等からの印字指令(画像記録指令)に基づき給紙された用紙Pが、搬送ベルト28に導入され、用紙Pの先端が、エントランスセンサ51の下方を通過すると、エントランスセンサ51が用紙Pの先端を検知し、その検知信号が制御部62に入力される(図5参照)。用紙Pの先端を検知した検知信号が、制御部62に入力されると、制御部62は、これを起点に、読取センサ56から入力される印字クロックのクロック数(所定位置を通過した吐出タイミング用マーク52の数)をカウントする。
エントランスセンサ51から各インクジェット記録ヘッド32のノズルまでの距離は(図5のL1〜L4参照)、所定の設計値によって規定されており、印字クロックのクロック数を所定カウントすることで、用紙Pがインク滴吐出領域SEにおけるノズルの直下へ搬送されるタイミングがわかる。製造ばらつきにより、エントランスセンサ51から各インクジェット記録ヘッド32のノズルまでの距離が、設定値に対して誤差がある場合は、所定のクロック数を増減させることにより、補正制御を行う。
なお、図5中のL1は、エントランスセンサ51からイエローのインクジェット記録ヘッド32のノズルまでの距離を示し、L2は、エントランスセンサ51からマゼンタのインクジェット記録ヘッド32のノズルまでの距離を示し、L3は、エントランスセンサ51からシアンのインクジェット記録ヘッド32のノズルまでの距離を示し、L4は、エントランスセンサ51からブラックのインクジェット記録ヘッド32のノズルまでの距離を示している。
制御部62は、図5に示すように、印字クロックのクロック数を所定カウントすることにより、吐出タイミングを生成し、各インクジェット記録ヘッド32へ駆動信号を送る。これにより、各インクジェット記録ヘッド32は、インク滴の吐出を開始し、画像情報に応じた画像が用紙Pに画像が記録される。
また、搬送ベルト28に吐出タイミング用マーク52を設ける構成に替えて、図4に示すように、駆動ロール24の回転軸方向の一端部に、吐出タイミング用マーク52が複数付されたエンコーダフィルム58を設ける構成であってもよい。この構成では、エンコーダフィルム58は、駆動ロール24と同軸上に設けられており、駆動ロール24と一体に回転する。搬送ベルト28に吐出タイミング用マーク52を設ける構成と、同様に、吐出タイミング用マーク52は、駆動ロール24に周方向に沿って、等間隔に付されており、吐出タイミング用マーク52の間隔は、インクジェット記録装置10の搬送方向の解像度と同じになっている。
また、駆動ロール24の回転軸方向の一端部には、吐出タイミング用マーク52を読み取るエンコーダセンサ60が設けられている。エンコーダセンサ60には、制御部62が接続されており、吐出タイミング用マーク52を検知した検知信号が、エンコーダセンサ60から制御部62へ入力される。
この構成により、搬送ベルト28に吐出タイミング用マーク52を設ける構成と同様に、インク滴を吐出する吐出タイミングを制御できる。
ところで、本実施形態に係るインクジェット記録装置10において、記録解像度を600dpi、ヘッド駆動周波数:18KHzで、インクジェット記録ヘッド32を駆動した場合、搬送ベルト28のベルト搬送速度は、762mm/secとなる。インクジェット記録ヘッド32がインク滴を8m/secの速度で、インクジェット記録ヘッド32から用紙Pへ噴射すると共に、インクジェット記録ヘッド32の下面と用紙面との間隔が2mmとした場合、実際に、インク滴が噴射されてから、用紙P上にインク滴が着弾するときの位置は、図6に示すように、搬送方向Aに沿って190μmずれることになる(図6のL参照)。
搬送ベルト28の搬送速度は、駆動ロール24が偏心していると、その偏心により変動する。搬送ベルト28の搬送速度に、例えば±5%の振れが存在すると、着弾位置は±10μmの幅で変動することになる。この場合において、搬送ベルト28の搬送速度の変動幅は20μmとなり、最大で20μmずれることになる。このずれにより、2次色などの画質に影響がでてくることになる。
インク滴の吐出時における搬送ベルト28の速度変動の生じ方は、用紙Pのページ毎に異なるので、ページ毎に着弾位置のズレがバラつくことになり、用紙Pのページ間で画質バラつきが発生する。
ここで、搬送ベルト28へ用紙Pが給送される給送タイミングを制御することにより、駆動ロール24の偏心により生じる用紙Pのページ間での画質のバラつきをなくす構成について説明する。
駆動ロール24の外周面には、ホームマーク(図示省略)が一箇所に付されている。図3に示すように、このホームマーク(図示省略)を読み取るホームセンサ64が、駆動ロール24の外周に設けられている。
ホームセンサ64は、図7に示すように、制御部62のCPU65と接続されており、ホームマークを検知した検知信号が、ホームセンサ64からCPU65へ入力される。これにより、駆動ロール24が所定の回転位置(ホームポジション)にきたことが検出される。また、ホームマークを検知した検知信号が、ホームセンサ64からCPU65へ入力されると、印字クロックをカウントする制御部62のカウンタ回路67へ、CPU65からクリア信号が入力され、カウンタ回路67がカウントする印字クロックのクロック数が0に戻される。
本実施形態では、以下のように、ホームセンサ64がホームマークを検知したときに、制御部62へ入力される検知信号に同期して、用紙Pが搬送ベルト28へ給送されるように、用紙トレイから給紙される給紙タイミングを制御する。なお、本実施形態では、図8に示すように、ホームセンサ64がホームマークを検知するタイミング、すなわち、駆動ロール24が一周するタイミングにあわせて、駆動ロール24の搬送速度が、設定値に対して高低を繰り返すように、変動するものとする。
まず、用紙トレイ16から搬送ベルト28までの給送時間と、ホームセンサ64がホームマークを検知してから次にホームマークを検知するまでの所要時間と、を特定する。
本実施形態では、図8に示すように、例えば、用紙トレイ16からレジロール12までの搬送時間が240msecに設定され、レジロール12において用紙Pのスキューを補正するためのウエイト時間が30msecに設定され、レジロール12から搬送ベルト28までの搬送時間が20msecに設定されている。従って、用紙トレイ16から搬送ベルト28までの給送時間が290msecとなっている。この給送時間290msecは、印字クロックに換算すると、5220カウント(5220ドット)分に相当する。
ホームセンサ64がホームマークを検知してから次にホームマークを検知するまでの所要時間は、例えば、104.5msecとなっている。この所要時間104.5msecは、印字クロックに換算すると、1890カウント(1890ドット)分に相当する。
従って、給送時間の5220カウントは、450カウントを加えることにより、所要時間1890カウントを3倍したカウント数5670カウントと一致する。
そこで、本実施形態では、ホームセンサ64から検知信号が入力された時点から450カウントした時点で、制御部62のCPU65へ割り込み(int信号)を発生させるように構成する。これにより、搬送ベルト28を駆動開始すると共にインクジェット記録ヘッド32が画像記録できる準備状態になった時点において、割り込みが発生すると、CPU65は、フィードロール18に駆動信号を送り、用紙トレイ16から給紙を開始する。この後は、ホームセンサ64からの検知信号の入力が3回毎後に発生する割り込みによって、フィードロール18に駆動信号を送り、用紙トレイ16から給紙を開始する。
これにより、ホームセンサ64がホームマークを検知する検知タイミングと、搬送ベルト28に用紙Pが積載される積載タイミングが一致するため、ホームセンサ64がホームマークを検知したときに、制御部62へ入力される検知信号に同期して、搬送ベルト28に用紙Pが積載される。
搬送ベルト28に積載された用紙Pをインク滴吐出領域へ搬送ベルト28によって搬送して、インク滴吐出領域へ到達した用紙Pへ各インクジェット記録ヘッド32からインク滴を吐出させて、画像を記録する。これにより、駆動ロール24が所定の回転位置に達したときに、インク滴の吐出が開始される。
このように、駆動ロール24が所定の回転位置に達したときに、インク滴の吐出が開始されることにより、インク滴の吐出時において、用紙Pの搬送速度が変動しても、用紙P上に着弾する液滴の位置ズレが常に一定となる。このため、用紙Pのページ間で生じる画質のバラつきをなくすことができる。
なお、本実施形態では、用紙トレイ16から給紙するタイミングを制御することで、レジロール12が搬送ベルト28に給送する給送タイミングを制御したが、搬送経路22の他の箇所(例えば、レジロール12)で、用紙Pの搬送を一時停止するウエイト時間をとることにより、レジロール12が搬送ベルト28に給送する給送タイミングを制御してよい。
また、本実施形態では、画像記録モードが、高速モードと、高画質モードとの選択が可能となっている。高速モードが選択された場合、図9(A)に示すように、用紙の間隔を最短にして(例えば、20mm)、画像を記録することで、画像記録速度を高速にする。
この高速モードで、同一原稿を複数枚画像記録する場合、用紙ごとに画像記録時の搬送速度の変動が、用紙P上の各エリアによって異なり、搬送速度の変動が異なるエリアに画像記録されることになる。
高画質モードが選択された場合は、上記のように、ホームセンサ64がホームマークを検知したときに、制御部62へ入力される検知信号に同期して、搬送ベルト28へ積載する。これにより、図9(B)に示すように、用紙P上の各エリアで生じる駆動ロール24の速度変動が、ページ毎に等しく起こる。従って、ページ毎での速度変動はほぼ一様になるため、着弾ずれもページ毎で同様にでき、ページ間での印字画質を均一にすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
第2実施形態に係るインクジェット記録装置100は、長尺状に形成された連続用紙にインク滴を吐出して、画像を記録するものである。
図10に示すように、インクジェット記録装置100は、連続用紙としてのロール紙102を備えている。ロール紙102は、長尺状に形成された用紙が巻き回されたものであり、ロール紙102の一端が引き出されている。
引き出されたロール紙102の一端は、一方向(図10において、反時計回り方向)へ回転駆動する駆動ロール104と、駆動ロール104に対向配置された従動ロール106との間で挟持され、駆動ロール104の回転力によって、下流(図10におけるA方向(以下、搬送方向Aという))へ搬送される。
駆動ロール104の上流側には、記録ヘッドアレイ108が配置されており、プラテン110に対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ108からインク滴(液滴)が吐出されるインク滴吐出領域(液滴吐出領域)SEとなっている。搬送経路を搬送された用紙Pは、このインク滴吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ108に対向した状態で、記録ヘッドアレイ108から画像情報に応じたインク滴が付着される。
記録ヘッドアレイ108は、有効な記録領域が用紙Pの幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)112が搬送方向Aに沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
各インクジェット記録ヘッド112には、インクジェット記録ヘッド112を駆動制御する制御部(コントローラ)124が接続されている。制御部124は、CPU126を備え、このCPU126が、例えば、画像情報に応じて使用するインク吐出口(ノズル)を決定すると共に、後述するように、インク滴を吐出する吐出タイミングを決定して、駆動信号をインクジェット記録ヘッド112に送る構成とされている。
記録ヘッドアレイ108の上流側には、ロール紙102を搬送する搬送ロール対114が設けられている。この搬送ロール対114の上流側には、ロール紙102をR状に保持すると共に、ロール紙102に所定の張力を付与する従動ロール116が設けられている。
また、駆動ロール104の回転軸方向の一端部には、吐出タイミング用マーク118が複数付されたエンコーダフィルム120が設けられている。エンコーダフィルム120は、駆動ロール104と同軸上に設けられており、駆動ロール104と一体に回転する。
吐出タイミング用マーク118は、駆動ロール104に周方向に沿って、等間隔に付されており、吐出タイミング用マーク118の間隔は、インクジェット記録装置100の搬送方向Aの解像度と同じになっている。これにより、解像度と等しい精度で、ロール紙102の移動量を検出することが可能となっている。
なお、吐出タイミング用マーク118の間隔を、インクジェット記録装置100の搬送方向の解像度の数倍にして、吐出タイミング用マーク118の間隔を解像度より粗くしてもよい。
駆動ロール104の回転軸方向の一端部には、吐出タイミング用マーク118を読み取るエンコーダセンサ122が設けられている。エンコーダセンサ122は、駆動ロール104が回転すると、吐出タイミング用マーク118が所定位置を通過するごとに、吐出タイミング用マーク118を検知する構成となっている。
エンコーダセンサ122には、制御部124のCPU126が接続されており、吐出タイミング用マーク118を検知した検知信号が、エンコーダセンサ122からCPU126へ入力される。吐出タイミング用マーク118が通過するごとに入力される検知信号の一つ一つが、吐出タイミングの基準となる印字クロック(基準クロック)の1クロックを構成し、このクロック数(所定位置を通過した吐出タイミング用マーク118の数)をカウントすることにより、ロール紙102の移動量が検出される。
また、駆動ロール104の外周面には、ホームマーク(図示省略)一箇所に付されている。このホームマーク(図示省略)を読み取るホームセンサ128が、駆動ロール104の外周に設けられている。
ホームセンサ128は、制御部124のCPU126と接続されており、ホームマークを検知した検知信号が、ホームセンサ128からCPU126へ入力される。これにより、駆動ロール104が所定の回転位置(ホームポジション)にきたことが検出される。
本実施形態では、以下のように、ホームセンサ128がホームマークを検知したときに、CPU126へ入力される検知信号に同期して、インク滴の吐出が開始されるように、制御部124がインク滴を吐出する吐出開始タイミングを制御する。なお、本実施形態では、図11に示すように、ホームセンサ128がホームマークを検知するタイミング、すなわち、駆動ロール104が一周するタイミングにあわせて、駆動ロール104の搬送速度が、設定値に対して高低を繰り返すように、変動するものとする。
制御部124のCPU126は、ユーザ等からの印字指令(画像記録指令)を受けると、ホームセンサ128から入力される検知信号に同期して、イエローのインクジェット記録ヘッド112へ駆動信号を送り、イエローのインクジェット記録ヘッド112のインク滴の吐出を開始させる。
イエローのインクジェット記録ヘッド112のインク滴の吐出を開始される時点を起点に、エンコーダセンサ122から入力される印字クロックのクロック数(所定位置を通過した吐出タイミング用マーク118の数)をカウントする。
イエローのインクジェット記録ヘッド112のノズルから、他の各インクジェット記録ヘッド112のノズルまでの距離は(図13のL5〜L7参照)、所定の設計値によって規定されており、印字クロックのクロック数を所定カウントすることで、用紙Pがインク滴吐出領域SEにおけるノズルの直下へ搬送されるタイミングがわかる。製造ばらつきにより、イエローのインクジェット記録ヘッド112ノズルから、他の各インクジェット記録ヘッド112のノズルまでの距離が、設定値に対して誤差がある場合は、所定のクロック数を増減させることにより、補正制御を行う。
なお、図12中のL5は、イエローのインクジェット記録ヘッド112のノズルからマゼンタのインクジェット記録ヘッド112のノズルまでの距離を示し、L6は、イエローのインクジェット記録ヘッド112のノズルからシアンのインクジェット記録ヘッド112のノズルまでの距離を示し、L7は、イエローのインクジェット記録ヘッド112のノズルからブラックのインクジェット記録ヘッド112のノズルまでの距離を示している。
印字クロックのクロック数を所定カウントすることにより、吐出タイミングを生成し、マゼンタ、シアン、ブラックの各インクジェット記録ヘッド112へ駆動信号を送る。これにより、イエローのインクジェット記録ヘッド112からインク滴の吐出を開始し、マゼンタ、シアン、ブラックの順に、各インクジェット記録ヘッド112からインク滴を吐出して、画像情報に応じた画像が用紙Pに画像が記録される。
制御部124のCPU126は、所定のページを画像記録中にユーザ等から、次のページの印字指令を受けると、画像記録中のページの印字終了後に入力されるホームセンサ128の検知信号と同期させて、イエローのインクジェット記録ヘッド112のインク滴の吐出を開始させる。
上記のように、ホームセンサ128がホームマークを検知したときに、CPU126へ入力される検知信号に同期して、インク滴の吐出を開始することにより、図13に示すように、用紙P上の各エリアで生じる駆動ロール104の速度変動が、ページ毎に等しくなる。ページ毎での速度変動はほぼ一様になるため、着弾ずれもページ毎で同様にでき、ページ間での印字画質を均一にすることができる。
なお、上記の第1、第2実施形態では、液滴を吐出する液滴吐出装置として、インクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置について説明し、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドとして、インクを吐出して画像を記録するインクジェット記録ヘッドについて説明した。しかし、本発明に係る液滴吐出装置としては、記録用紙上へ画像を記録するものに限定されるものではなく、また、吐出する液体もインクに限定されるものではない。
例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成する装置、溶接状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成する装置など、工業的に用いられる液滴吐出装置及びその液滴吐出装置に用いられる液滴吐出ヘッド全般に対して、本発明を適用することができる。本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、第1実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す図である。 図2は、第1実施形態に係るインクジェット記録装置において、メンテナンス状態を示す図である。 図3は、第1本実施形態に係る搬送ベルトとその周辺部の構成を示す図である。 図4は、第1本実施形態に係る吐出タイミング用マークを駆動ロール側に設けた変形例を示す図である。 図5は、第1実施形態に係るインクジェット記録ヘッドにおける吐出タイミングを示す図である。 図6は、第1実施形態に係るインクジェット記録装置において生じるインクの着弾ズレを示す図である。 図7は、第1実施形態に係るインクジェット記録装置における制御系を示す図である。 図8は、第1実施形態に係るインクジェット記録装置において、ホームセンサから制御部へ入力される検知信号に同期して、用紙を搬送ベルトへ給送させる場合の動作を示す図である。 図9は、第1実施形態に係る画像記録モードにおける用紙と駆動ロールの速度変動との関係を示した図である。(A)が高速モードの場合を示し、(B)が高画質モードの場合を示す。 図10は、第2実施形態に係るインクジェット記録装置の全体構成を示す図である。 図11は、第2実施形態に係るインクジェット記録装置において、ホームセンサがホームマークを検知するタイミングと、駆動ロールの速度変動との関係を示した図である。 図12は、第2実施形態に係るインクジェット記録ヘッドにおける吐出タイミングを示す図である。 図13は、第2実施形態に係るインクジェット記録装置で搬送される用紙と、駆動ロールの速度変動との関係を示した図である。
符号の説明
10 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
12 レジロール
24 駆動ロール
26 従動ロール
28 搬送ベルト(搬送手段)
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
38 従動ロール
62 制御部(制御手段)
64 ホームセンサ(検知手段、検知センサ)
100 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
104 駆動ロール(搬送手段)
106 従動ロール(搬送手段)
112 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
124 制御部(制御手段)
128 ホームセンサ(検知手段、検知センサ)

Claims (6)

  1. 回転駆動する駆動ロールの回転力によって、液滴吐出領域へ記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって前記液滴吐出領域に搬送された記録媒体へ液滴を吐出して画像を記録する液滴吐出ヘッドと、
    前記記録媒体を前記搬送手段へ所定の給送タイミングで給送する給送手段と、
    前記駆動ロールの回転位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した検知結果に基づき前記給送手段の給送タイミングを制御することにより、前記駆動ロールが所定の回転位置に達したときに、前記液滴吐出領域へ前記記録媒体を到達させてその記録媒体へ前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出開始させる制御手段と、
    備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記検知手段は、前記駆動ロールの回転位置を検知し、その検知信号を前記制御手段に送る検知センサであり、
    前記制御手段は、前記検知センサから送られる検知信号に同期して、前記給送手段に前記記録媒体を給送させることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記搬送手段は、前記駆動ロールと従動ロールとに張架された無端状の搬送ベルトであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 回転駆動する駆動ロールの回転力によって、液滴吐出領域へ記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段によって前記液滴吐出領域に搬送された記録媒体へ液滴を吐出して画像を記録する液滴吐出ヘッドと、
    前記駆動ロールの回転位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した検知結果に基づき、前記液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する吐出タイミングを制御することにより、前記駆動ロールが所定の回転位置に達したときに、前記記録媒体へ前記液滴吐出ヘッドから液滴を吐出開始させる制御手段と、
    備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
  5. 前記検知手段は、前記駆動ロールの回転位置を検知し、その検知信号を前記制御手段に送る検知センサであり、
    前記制御手段は、前記検知センサから送られる検知信号に同期して、前記液滴吐出ヘッドに液滴を吐出開始させることを特徴とする請求項4に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記搬送手段は、前記駆動ロールと、該駆動ロールに対向配置され該駆動ロールとの間で連続用紙を挟持して該連続用紙を搬送する従動ロールと、で構成されたことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の液滴吐出装置。
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