JP2008246859A - 位置補正システム及び位置補正方法 - Google Patents

位置補正システム及び位置補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008246859A
JP2008246859A JP2007091429A JP2007091429A JP2008246859A JP 2008246859 A JP2008246859 A JP 2008246859A JP 2007091429 A JP2007091429 A JP 2007091429A JP 2007091429 A JP2007091429 A JP 2007091429A JP 2008246859 A JP2008246859 A JP 2008246859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay time
recording
data
pixel
number data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007091429A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Okumura
孝之 奥村
Kenichi Satake
健一 佐武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2007091429A priority Critical patent/JP2008246859A/ja
Publication of JP2008246859A publication Critical patent/JP2008246859A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】ラインヘッド型のカラーインクジェットプリンタにおいて、複雑な制御回路を必要とせず、安価に、簡単な構成で、1画素未満の精度で各画像の記録位置を補正することにある。
【解決手段】位置補正システム1は、記録媒体の搬送方向に複数のヘッド12を有するインクジェットプリンタ100と、プリンタ100に画像データを送信するPC3とを備え、複数のヘッド12により記録媒体上にそれぞれ記録された複数の画像間の記録位置を補正するための位置補正システムであって、PC3は、画像データを送信する際に、画像の画素単位の補正量を得るための画素数データと、画像の1画素未満の補正量を得るためのクロック数データとをさらにプリンタ100に送信し、プリンタ100は、画素数データに基づいて第1遅延時間を生成し、クロック数データに基づいて第2遅延時間を生成し、第1遅延時間と第2遅延時間とを加算して総遅延時間だけ遅延させてヘッド12による記録動作を行わせる。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録媒体の搬送方向に複数の記録ヘッドを有するインクジェット記録装置と、インクジェット記録装置に画像データを送信する情報処理装置とを備え、複数の記録ヘッドにより記録媒体上にそれぞれ記録された複数の画像間の記録位置を補正するための位置補正システム及び位置補正方法に関する。
ラインヘッド型カラーインクジェットプリンタは、記録媒体の搬送方向に並べて配置された各色に対応する複数の記録ヘッドを有している。この種のプリンタでは、各記録ヘッドにより記録媒体上に記録された画像間の記録位置にズレが生じると、良好なカラー画像が得られない。そこで、このような画像間のズレが生じないよう、記録媒体における各画像の記録位置を調整するための位置補正機能が知られている。
これに関連する従来の技術として、特許文献1及び2に示されるようなものが既に提案されている。特許文献1には、各記録ヘッドによる記録動作のタイミングを調整することにより、各画像間の位置調整を行うことが記載されている。また、特許文献2には、記録ヘッドのノズルごとに位置調整を行うことが記載されている。
特開2005−111990号公報 特開2006−150655号公報
位置補正を精度よく行うためには、画素単位の大きさの補正量に留まることなく、1画素未満の大きさの補正も行うことが重要である。
しかしながら、特許文献1では、そのような記録動作のタイミングを制御するための具体的な制御回路等については記載されていない。また、特許文献2では、実現するのに大容量のメモリが必要となり、コストが増大する。
本発明の目的は、ラインヘッド型のカラーインクジェットプリンタにおいて、複雑な制御回路を必要とせず、安価に、簡単な構成で、1画素未満の精度で各画像の記録位置を補正することにある。
発明1に係る位置補正システムは、記録媒体の搬送方向に複数の記録ヘッドを有するインクジェット記録装置と、インクジェット記録装置に画像データを送信する情報処理装置とを備え、複数の記録ヘッドにより記録媒体上にそれぞれ記録された複数の画像間の記録位置を補正するための位置補正システムであって、情報処理装置は、画像データを送信する際に、画像の画素単位の補正量を得るための画素数データと、画像の1画素未満の補正量を得るためのクロック数データ又は遅延時間データとをさらにインクジェットプリンタに送信し、インクジェット記録装置は、画素数データに基づいて第1遅延時間を生成し、クロック数データ又は遅延時間データに基づいて第2遅延時間を生成し、第1遅延時間と第2遅延時間とを加算して総遅延時間だけ遅延させて記録ヘッドによる記録動作を行わせる。
このシステムでは、情報処理装置からインクジェット記録装置に画像データが送信されると、インクジェット記録装置において、画素数データに基づいて第1遅延時間が生成されるとともに、クロック数データ又は遅延時間データに基づいて第2遅延時間が生成され、これらを加算した総遅延時間だけ遅延されて記録動作が行われる。ここで、第1遅延時間によって画素単位の補正量が得られるとともに、第2遅延時間によって1画素未満の補正量が得られるので、1画素未満の精度で画像間の位置を調整することができる。
したがって、このシステムによれば、複雑な制御回路を設けることなく、簡単な構成により安価に、1画素未満の精度で各記録ヘッドにより記録される画像間の記録位置を補正することができる。
発明2に係る位置補正方法は、記録媒体の搬送方向に複数の記録ヘッドを有するインクジェット記録装置と、インクジェット記録装置に画像データを送信する情報処理装置とにより行われ、複数の記録ヘッドにより記録媒体上にそれぞれ記録された複数の画像間の記録位置を補正するための位置補正方法であって、情報処理装置が、画像データを送信する際に、画像の画素単位の補正量を得るための画素数データと、画像の1画素未満の補正量を得るためのクロック数データ又は遅延時間データとをさらにインクジェットプリンタに送信するステップと、インクジェット記録装置が、画素数データに基づいて第1遅延時間を生成するステップと、インクジェット記録装置が、クロック数データ又は遅延時間データに基づいて第2遅延時間を生成するステップと、インクジェット記録装置が、第1遅延時間と第2遅延時間とを加算した総遅延時間だけ遅延させて記録ヘッドによる記録動作を行わせるステップとを含む。
この方法によれば、情報処理装置からインクジェット記録装置に画像データが送信されると、インクジェット記録装置において、画素数データに基づいて第1遅延時間が生成されるとともに、クロック数データ又は遅延時間データに基づいて第2遅延時間が生成され、これらを加算した総遅延時間だけ遅延されて記録動作が行われる。ここで、第1遅延時間によって画素単位の補正量が得られるとともに、第2遅延時間によって1画素未満の補正量が得られるので、1画素未満の精度で画像間の位置を調整することができる。
したがって、この方法によれば、複雑な制御回路を設けることなく、簡単な構成により安価に、1画素未満の精度で各記録ヘッドにより記録される画像間の記録位置を補正することができる。
本発明によれば、情報処理装置からインクジェット記録装置に画像データが送信されると、インクジェット記録装置において、画素数データに基づいて第1遅延時間が生成されるとともに、クロック数データ又は遅延時間データに基づいて第2遅延時間が生成され、これらを加算した総遅延時間だけ遅延されて記録動作が行われる。ここで、第1遅延時間によって画素単位の補正量が得られるとともに、第2遅延時間によって1画素未満の補正量が得られるので、1画素未満の精度で画像間の位置を調整することができる。
したがって、本発明によれば、複雑な制御回路を設けることなく、簡単な構成により安価に、1画素未満の精度で各記録ヘッドにより記録される画像間の記録位置を補正することができる。
本発明の位置補正システム及び位置補正方法について、その実施の形態を示すことで、具体的に説明する。但し、本発明は以下の説明に限定されるものではない。
図1に、本発明の位置実施形態が採用された位置補正システム1を示す。
このシステム1は、インクジェットプリンタ100と、このインクジェットプリンタ100と図示しないLAN(Local Area Network)ケーブルにより接続されたパーソナルコンピュータ(以下、PC)3とを備えている。なお、本実施形態では、1台のPC3とプリンタ100が接続された位置補正システム1を例に説明するが、PC3以外に、他のPC等の情報処理装置が、プリンタ100に接続されても良い。また、プリンタ100と情報処理装置とは、LANケーブルに限らず、USBケーブル等の他の通信ケーブルにより接続されてもよい。
〔1〕PC
PC3は、プリンタ100のプリンタドライバがインストールされており、プリンタ100に記録動作を行わせるための画像データを含む印字命令を送信することができる。この印字命令には、後述する位置補正動作を行うための印字命令も含まれる。この印字命令には、画像データの他、プリンタ100の各ヘッド12による記録動作を開始させるための出力トリガー信号、画素数データ、及びクロック数データが含まれ、プリンタ100に対し順次直列に送信される。なお、これらデータ及び信号は、特定の順序で送信されるに限らず、並列に送信されても良い。
これら出力トリガ信号、画素数データ、クロック数データは、位置補正動作を行う場合などカラー画像の印字命令がなされた場合は、各色の画像について生成される。
PC3は、入力装置としてのキーボード及びマウスと、出力装置としてのディスプレイを備えており、ディスプレイ上に表示される操作画面をマウス等で操作するなど、公知の方法により、プリンタ100に対し印字命令を送信することができる。
〔2〕インクジェットプリンタ
インクジェット記録装置として、以下、多数のノズルを備えるヘッドが設けられた、ラインヘッド型インクジェットプリンタ100を例に挙げて説明する。
プリンタ100としては、特開2006−123397号公報(2006年5月18日公開)に記載されている技術を好適に利用することができる。ラインヘッド型インクジェットプリンタの構造の一例を、図2に示す。図2は、インクジェットプリンタの要部構成を示す正面図である。
図2に示すプリンタ100は、印刷用紙Pの搬送方向に並べられた4つのヘッド12を有するラインヘッド型カラーインクジェットプリンタである。各ヘッド12は、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの各色のインク粒子が吐出される。各ヘッド12は、同図において、用紙Pの搬送方向と直交する方向(図の紙面に直行する方向)に細長い矩形の外形を有している。プリンタ100には、設置姿勢において下方に給紙装置114が、上方に紙受け部116が、その中間に搬送ユニット120がそれぞれ設けられている。さらに、プリンタ100には、これらの動作を制御する制御装置130が備えられている。
給紙装置114は、積層された複数の矩形の用紙Pを収容可能な用紙収容部115と、用紙収容部115内において最も上にある用紙Pを1枚ずつ搬送ユニット120に向けて送り出す給紙ローラ146とを有している。用紙収容部115内には、用紙Pがその長辺と平行な方向に給紙されるように収容されている。用紙収容部115と搬送ユニット120との間には、搬送経路に沿って複数の送りローラ118が適宜配置されている。給紙装置114から排出された印刷用紙Pは、その一方の短辺を先端として、送りローラ118によって搬送ユニット120へと送られる。
搬送ユニット120は、エンドレスの搬送ベルト111と、搬送ベルト111が巻き掛けられた複数のベルトローラ106とを備えている。個々のベルトローラ106間に巻き掛けられた搬送ベルト111には所定の張力が発生するようになっている。また、搬送ベルト111の一方の面(搬送面127)には、粘着性のシリコンゴムによる処理が施されており、印刷用紙Pは搬送面127に確実に粘着させられる。若しくは、搬送ベルト111に小径の穴を多数開けておき、搬送ベルト111の印刷用紙Pが保持される面と逆の面側から空気を吸引するファンなどの吸引手段を設け、印刷用紙Pを空気の吸引力により搬送ベルト111に保持する構造としてもよい。また、搬送面127はヘッド12と対向するように配される。給紙装置114から送り出された印刷用紙Pは、その上面(印刷面)にヘッド12によって印刷が施されつつ搬送ベルト111により搬送されて、紙受け部116に到達する。紙受け部116では、印刷が施された複数の印刷用紙Pが重なり合うように載置される。
4つのヘッド12は、用紙搬送方向に沿って互いに近接配置されている。4つのヘッド12の各底面(吐出面13)には、微小径を有する多数のノズル(図示せず)が設けられている。ノズルから吐出されるインク色は、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)、ブラック(K)のいずれかであって、同じヘッド12に属する多数のノズルから吐出されるインク色は同じである。なおかつ、4つのヘッド12に属する多数のインク吐出口からは、マゼンタ、イエロー、シアン、ブラックの4色から選択された互いに異なる色のインクが吐出される。
吐出面13と搬送ベルト111の搬送面127との間には、僅かな隙間が形成されている。印刷用紙Pは、この隙間を矢印で示す搬送方向に沿って搬送される。吐出面13の下方を印刷用紙Pが順次通過する際、印刷用紙Pの上面に向けてノズルからインクが画像データに応じて吐出されることで、印刷用紙P上に所望のカラー画像が形成される。
用紙搬送方向における搬送ユニット120の下流には、剥離プレート140が設けられている。剥離プレート140は、その搬送ユニット120側端部が印刷用紙Pと搬送ベルト111との間に入り込むことによって、搬送ベルト111の搬送面127に粘着させられている印刷用紙Pを搬送面127から剥離する。
搬送ユニット120と紙受け部116との間には、複数の送りローラ121が配置されている。搬送ユニット120から排出された印刷用紙Pは、送りローラ121によって紙受け部116へ送られる。
搬送方向において最も上流側にあるヘッド12の上流には、搬送ベルト111上における印刷用紙Pの先端位置を検出するために、発光素子と受光素子とから構成される光学センサである紙面センサ133が配置されている。紙面センサ133からの出力信号によって印字用紙Pの先端が検出位置に到達したことが分かるので、それに合わせて制御装置130からヘッド12に吐出信号が供給される。こうして、印字用紙P上に、インクによって画像が形成される。この画像とは、文字、記号、図形等を含む。
制御装置130は、図示しない操作盤等を介してユーザから受け付けた指示や各種センサの検知結果に応じて、プリンタ100の各部との間でデータ信号及び制御信号の送受信を行い、画像形成動作、後述の位置補正動作等を統括的に制御するものである。具体的には、制御装置130は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等によって構成可能である。CPUは種々の演算を行い、プログラムを実行することがきる。ROMにはCPUによって行われる制御に関するプログラムや、プリンタ100内の各部の動作に関するプログラム等が格納されている。また、RAMは、CPUの作業領域として機能する他、ユーザの入力内容等を保持する領域等を有している。
制御装置130と、各ヘッド12との間には、ヘッドドライバ9が設けられている。ヘッドドライバ9は、PC3から送られる画像データに応じて各ヘッド12の圧電素子(図示せず)を駆動するためのものであり、各圧電素子に対する通電のオン・オフを切り換える。
制御装置130は、位置補正動作を行う際に、図3に示すように、画素数レジスタ41、第1遅延時間カウンタ42、クロック数レジスタ43、第2遅延時間カウンタ44として機能し、これらの協調動作により遅延制御を行う。
〔3〕位置補正動作
ここで、図4に基づいて、システム1により行われる位置補正動作について説明する。
まず、画素数のデータとクロック数のデータは、位置補正量測定用画像を出力し、その測定結果から求める。具体的には各色の出力画像(用紙の搬送方向に直交する方向の1ドットラインの線画像)の内、もっとも用紙搬送方向上流側に描画された色の画像を基準にし、他の色の画像の基準とした色の画像に対する用紙搬送方向のずれ量を測定する。次に測定した各色のズレ量から基準とした色の画像に他の色を重ね合わせるための、画素数のデータとクロック数のデータを算出し、PC3に印字命令と共に出力可能な状態で記憶させておく。PC3からの印字命令がプリンタ100に送られると(S1のY)、この印字命令に含まれる遅延させるべき画素数を示す画素数データ、遅延させるべきクロック数を示すクロック数データはそれぞれ、画素数レジスタ41、クロック数レジスタ43に格納される(S2)。ここで、出力トリガー信号が有効になると(S3のY)、第1遅延時間カウンタ42は、ヘッドドライバ9を駆動するための駆動周波数クロック(例えば20kHz)の立ち上がりでカウントアップを開始する(S4)。なお、駆動周波数クロックの立ち下がりでカウントアップが開始されても良い。そして、第1遅延時間カウンタ42のカウント値が、画素数レジスタ41の値と一致すると(S5のY)、画素単位の補正量で遅延された出力トリガー信号が第2遅延時間カウンタ44へ出力され、第2遅延時間カウンタ44において、制御装置130で生成される内部クロック(例えば10MHz)の立ち上がりでカウントアップが開始される(S6)。なお、内部クロックの立ち下がりでカウントアップが開始されても良い。第2遅延時間カウンタ44でのカウント値が、クロック数レジスタ44の値と一致すると(S7)、さらに1画素未満の補正量について遅延された出力トリガー信号がヘッドドライバ9へ出力され(S8)、該当する色のヘッド12による記録動作が行われる。このような一連の動作が、各色の画像について行われ、それぞれのヘッド12により記録動作が行われることで、記録媒体上に得られるカラー画像の位置補正が行われる。
このように、出力トリガー信号は、第1遅延時間カウンタ42において、画素数データに基づいて画素単位で遅延され、また、第2遅延時間カウンタ44において、クロック数データに基づいて1画素未満の時間遅延される。このように遅延された出力トリガー信号によってヘッドドライバ9が駆動されることにより、記録媒体の搬送方向において1画素未満の精度で他のヘッド12により記録される画像に対し位置調整することができる。
以上のように構成された位置補正システム1によれば、複雑な制御回路を設けることなく、制御装置130の簡単な構成により安価に、1画素未満の精度で各ヘッドで記録される画像間の記録位置を補正することができる。
〔4〕他の実施形態
上記実施形態のシステム1では、1画素未満の遅延時間を生成するためのデータとしてクロック数データが用られたが、これに代えて遅延時間データが用いられても良い。以下、この場合の位置補正システム及び方法について説明する。ここでは、上記実施形態との相違に注目して説明する。
図5に、本発明の他の実施形態による位置補正システムにおいて、位置補正動作により行われる処理の流れを示すためのブロック図を示す。
ここで説明する位置補正システムは、クロック数レジスタ243の上流側に、遅延時間レジスタ245、除算器246が設けられている点、及びPCからの印字命令に、クロック数データに代えて遅延時間データが含まれているほかは、上記実施形態と同様に構成されている。PCで生成される遅延時間データは、ヘッド12による記録動作を1画素未満の補正量で遅延させるための時間データである。また、除算器246は、論理回路で構成され、内部クロック1周期分の時間データ(定数)が入力される。
このシステムでは、PCからプリンタに印字命令が送信されると、印字命令に含まれる画素数データ、遅延時間データはそれぞれ、画素数レジスタ241、遅延時間レジスタ245に格納される。遅延時間レジスタ245に格納された遅延時間データは、除算器246に出力される。除算器246に入力された遅延時間データは、除算器246に入力される時間データにより除算され、クロック数データとしてクロック数レジスタ244に出力される。このような状態で、出力トリガー信号が有効になると、上記実施形態と同様に、第1遅延時間カウンタ242においてカウントアップがなされ、画素数レジスタ241の値と一致すると、この時間だけ遅延された出力トリガー信号が第2遅延時間カウンタ44に出力され、カウントアップがなされる。そして、ここでのカウント値が、クロック数レジスタ243の値と一致すると、さらに遅延された出力トリガー信号が、ヘッドドライバ9に出力される。
このように、PCから出力される出力トリガー信号は、第1及び第2遅延時間カウンタで遅延された時間だけ遅延してヘッドドライバ9を駆動させるので、ここでも、1画素未満の精度で位置補正を行うことができる。
以上、異なる欄に記載した事項は互いに適宜組み合わせることが可能であり、さらに公知の技術を組み合わせることも可能である。このようにして得られる技術についても、本発明に含まれることはいうまでもない。
本発明の実施の一形態である位置補正システムを示すブロック図である。 プリンタ100の要部構成を示す正面図である。 位置補正動作で行われる信号の流れを示すブロック図である。 位置補正動作で行われる処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の他の実施の一形態である位置補正システムにおいて行われる処理の流れを示すブロック図である。

Claims (2)

  1. 記録媒体の搬送方向に複数の記録ヘッドを有するインクジェット記録装置と、前記インクジェット記録装置に画像データを送信する情報処理装置とを備え、前記複数の記録ヘッドにより記録媒体上にそれぞれ記録された複数の画像間の記録位置を補正するための位置補正システムであって、
    前記情報処理装置は、前記画像データを送信する際に、前記画像の画素単位の補正量を得るための画素数データと、前記画像の1画素未満の補正量を得るためのクロック数データ又は遅延時間データとをさらにインクジェットプリンタに送信し、
    前記インクジェット記録装置は、前記画素数データに基づいて第1遅延時間を生成し、前記クロック数データ又は遅延時間データに基づいて第2遅延時間を生成し、前記第1遅延時間と前記第2遅延時間とを加算して総遅延時間だけ遅延させて前記記録ヘッドによる記録動作を行わせる、
    位置補正システム。
  2. 記録媒体の搬送方向に複数の記録ヘッドを有するインクジェット記録装置と、前記インクジェット記録装置に画像データを送信する情報処理装置とにより行われ、前記複数の記録ヘッドにより記録媒体上にそれぞれ記録された複数の画像間の記録位置を補正するための位置補正方法であって、
    前記情報処理装置が、前記画像データを送信する際に、前記画像の画素単位の補正量を得るための画素数データと、前記画像の1画素未満の補正量を得るためのクロック数データ又は遅延時間データとをさらにインクジェットプリンタに送信するステップと、
    前記インクジェット記録装置が、前記画素数データに基づいて第1遅延時間を生成するステップと、
    前記インクジェット記録装置が、前記クロック数データ又は遅延時間データに基づいて第2遅延時間を生成するステップと、
    前記インクジェット記録装置が、前記第1遅延時間と前記第2遅延時間とを加算した総遅延時間だけ遅延させて前記記録ヘッドによる記録動作を行わせるステップと、
    を含む位置補正方法。
JP2007091429A 2007-03-30 2007-03-30 位置補正システム及び位置補正方法 Pending JP2008246859A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091429A JP2008246859A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 位置補正システム及び位置補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007091429A JP2008246859A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 位置補正システム及び位置補正方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008246859A true JP2008246859A (ja) 2008-10-16

Family

ID=39972380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007091429A Pending JP2008246859A (ja) 2007-03-30 2007-03-30 位置補正システム及び位置補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008246859A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107940A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Ricoh Co Ltd カラー画像位置検出装置及びそれを備えたカラー画像形成装置
JP2012143935A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Fujifilm Corp 記録ヘッド、画像形成装置及び液体吐出装置
JP2014530124A (ja) * 2011-09-13 2014-11-17 フジフィルムディマティックス, インコーポレイテッド 有遅延液体ジェット噴射
JP2017094371A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社神戸製鋼所 連続鋳造設備のタンディッシュ

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0890794A (ja) * 1994-09-26 1996-04-09 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法及び駆動回路
JP2001030543A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Canon Inc 記録装置
JP2003025561A (ja) * 2001-07-23 2003-01-29 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
JP2005169784A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Canon Inc 画像記録装置
JP2006272950A (ja) * 2005-03-03 2006-10-12 Konica Minolta Holdings Inc 液滴吐出装置及び液滴吐出方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0890794A (ja) * 1994-09-26 1996-04-09 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法及び駆動回路
JP2001030543A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Canon Inc 記録装置
JP2003025561A (ja) * 2001-07-23 2003-01-29 Noritsu Koki Co Ltd 画像形成装置
JP2005169784A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Canon Inc 画像記録装置
JP2006272950A (ja) * 2005-03-03 2006-10-12 Konica Minolta Holdings Inc 液滴吐出装置及び液滴吐出方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012107940A (ja) * 2010-11-16 2012-06-07 Ricoh Co Ltd カラー画像位置検出装置及びそれを備えたカラー画像形成装置
JP2012143935A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Fujifilm Corp 記録ヘッド、画像形成装置及び液体吐出装置
JP2014530124A (ja) * 2011-09-13 2014-11-17 フジフィルムディマティックス, インコーポレイテッド 有遅延液体ジェット噴射
JP2017094371A (ja) * 2015-11-26 2017-06-01 株式会社神戸製鋼所 連続鋳造設備のタンディッシュ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5106173B2 (ja) 印刷装置および印刷処理方法
JP4979784B2 (ja) プリント装置
US7819491B2 (en) Ink jet head driver
JP4872337B2 (ja) 液滴吐出装置
JP2010274637A (ja) インク滴吐出制御方法ならびにインクジェット記録装置
JP2007237402A (ja) 液滴吐出装置
US20180236768A1 (en) Inkjet recording apparatus, inkjet recording method
JP6740875B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2008246859A (ja) 位置補正システム及び位置補正方法
JP2011189717A (ja) 画像形成装置
JP5176285B2 (ja) 画像記録装置
US8292387B2 (en) Image recording device and image recording method
US20090162122A1 (en) Image forming apparatus
JP5265495B2 (ja) インクジェット記録装置及び画像処理装置
JP2010076113A (ja) 印刷装置および印刷方法
US10160205B2 (en) Inkjet recording apparatus, inkjet recording method
JP2014104679A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の制御方法
JP5268852B2 (ja) インクジェット記録装置及び画像処理装置
JP2010188632A (ja) 液滴吐出装置及び液滴吐出方法
JP6602082B2 (ja) インクジェット印刷方法およびインクジェット印刷装置
JP6988222B2 (ja) 画像形成装置
JP6325400B2 (ja) インクジェット印刷方法およびインクジェット印刷装置
US10974518B2 (en) Image forming apparatus
JP2010115783A (ja) 画像形成装置
JP2016107429A (ja) 検査装置、画像形成装置、及び検査方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20091023

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20091030

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A521 Written amendment

Effective date: 20120110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120810

A02 Decision of refusal

Effective date: 20121113

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02