JP2003025561A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2003025561A JP2003025561A JP2001221000A JP2001221000A JP2003025561A JP 2003025561 A JP2003025561 A JP 2003025561A JP 2001221000 A JP2001221000 A JP 2001221000A JP 2001221000 A JP2001221000 A JP 2001221000A JP 2003025561 A JP2003025561 A JP 2003025561A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置構成を簡略化すると共に、画像形成の高
速化を容易に実現可能とする。 【解決手段】 読み出し信号生成部21aは、3つのバ
ッファメモリ23a、23b、23cから各色成分に分
けられた画像データをそれぞれ出力させるための3つの
読み出し信号を生成する。これら3つの読み出し信号
は、3つのヘッド7a、7b、7cの概略離隔距離に対
応した分だけタイミングがずれている。遅延時間制御信
号生成部21bは、同じ遅延ブロック24a、24b、
24cに含まれる遅延素子ごとにそこでの遅延時間をプ
ログラムするための3つの遅延時間制御信号を生成す
る。その遅延時間は、概略離隔距離からの3つのヘッド
7a、7b、7cの微小な位置ずれが補償されて用紙2
上においてドットずれがなくなるように決定される。
速化を容易に実現可能とする。 【解決手段】 読み出し信号生成部21aは、3つのバ
ッファメモリ23a、23b、23cから各色成分に分
けられた画像データをそれぞれ出力させるための3つの
読み出し信号を生成する。これら3つの読み出し信号
は、3つのヘッド7a、7b、7cの概略離隔距離に対
応した分だけタイミングがずれている。遅延時間制御信
号生成部21bは、同じ遅延ブロック24a、24b、
24cに含まれる遅延素子ごとにそこでの遅延時間をプ
ログラムするための3つの遅延時間制御信号を生成す
る。その遅延時間は、概略離隔距離からの3つのヘッド
7a、7b、7cの微小な位置ずれが補償されて用紙2
上においてドットずれがなくなるように決定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタやサーマルプリンタのほか、PLZTシャッタを
有する写真処理装置などの画像形成装置であって、複数
の記録素子が主走査方向に配列されたヘッドが副走査方
向に離隔して複数配置された画像形成装置に関する。
リンタやサーマルプリンタのほか、PLZTシャッタを
有する写真処理装置などの画像形成装置であって、複数
の記録素子が主走査方向に配列されたヘッドが副走査方
向に離隔して複数配置された画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多数のインク射出口が主走査方向にライ
ン状に配列されたヘッドに対して用紙を主走査方向と直
交する副走査方向に搬送しつつ、用紙に印刷を施すイン
クジェットプリンタが知られている。このようなインク
ジェットプリンタには、カラー画像または高解像度画像
を印刷可能とするために、副走査方向に離隔して配置さ
れた複数のヘッドを有するものがある。
ン状に配列されたヘッドに対して用紙を主走査方向と直
交する副走査方向に搬送しつつ、用紙に印刷を施すイン
クジェットプリンタが知られている。このようなインク
ジェットプリンタには、カラー画像または高解像度画像
を印刷可能とするために、副走査方向に離隔して配置さ
れた複数のヘッドを有するものがある。
【0003】上述したような副走査方向に離隔した複数
のヘッドを有するインクジェットプリンタでは、各ヘッ
ドから射出されたインクドットが用紙上においてわずか
にずれて画質が劣化するのを防止するために、ヘッドの
微小な位置ずれを含めてヘッド間の正確な離隔距離に応
じたタイミングで各ヘッドを駆動しなければならない。
そのための技術として、ヘッドを支持するステージを使
用し、ヘッド間の離隔距離がヘッドを駆動するラインク
ロックのずれと対応するように各ヘッドの位置をプリン
タ組み立て時にステージを移動させて精密に調整するも
のがある。また、別の技術として、ラインクロックをそ
の数倍〜10倍程度の周波数を有する高周波クロックか
ら分周して生成し、この高周波クロックからの分周タイ
ミングを制御してバッファメモリからの画像データの読
み出しタイミングを高精度に制御することによって、ヘ
ッドの微小な位置ずれを含めて複数のヘッドの副走査方
向への離隔を補償する技術がある。
のヘッドを有するインクジェットプリンタでは、各ヘッ
ドから射出されたインクドットが用紙上においてわずか
にずれて画質が劣化するのを防止するために、ヘッドの
微小な位置ずれを含めてヘッド間の正確な離隔距離に応
じたタイミングで各ヘッドを駆動しなければならない。
そのための技術として、ヘッドを支持するステージを使
用し、ヘッド間の離隔距離がヘッドを駆動するラインク
ロックのずれと対応するように各ヘッドの位置をプリン
タ組み立て時にステージを移動させて精密に調整するも
のがある。また、別の技術として、ラインクロックをそ
の数倍〜10倍程度の周波数を有する高周波クロックか
ら分周して生成し、この高周波クロックからの分周タイ
ミングを制御してバッファメモリからの画像データの読
み出しタイミングを高精度に制御することによって、ヘ
ッドの微小な位置ずれを含めて複数のヘッドの副走査方
向への離隔を補償する技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たステージを使用する技術には、ステージを使用する分
だけ装置構成が複雑になると共に装置が大型化してしま
うという問題がある。一方、高周波クロックを使用する
技術には、クロック周波数のさらなる増大への対応が難
しく、印刷の高速化を図ることが困難であるという問題
がある。
たステージを使用する技術には、ステージを使用する分
だけ装置構成が複雑になると共に装置が大型化してしま
うという問題がある。一方、高周波クロックを使用する
技術には、クロック周波数のさらなる増大への対応が難
しく、印刷の高速化を図ることが困難であるという問題
がある。
【0005】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、装置構成が比較的簡単であり、し
かも画像形成の高速化を容易に実現可能な画像形成装置
を提供することである。
であり、その目的は、装置構成が比較的簡単であり、し
かも画像形成の高速化を容易に実現可能な画像形成装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、複数の記録素子が主走
査方向に配列されたヘッドが副走査方向に離隔して複数
配置されており、これら複数のヘッドに対して記録媒体
を相対的に副走査方向に移動させつつ記録媒体に画像を
形成する画像形成装置において、記録媒体に記録される
画像に係る画像データを複数の成分に分けて記憶するた
めに、複数の前記ヘッドに対応して設けられた複数の記
憶部と、複数の前記ヘッドの離隔距離に応じてずれたタ
イミングで複数の前記記憶部のそれぞれから画像データ
を出力させるために複数の前記記憶部のそれぞれに供給
される複数の読み出し信号を生成する読み出し信号生成
手段と、複数の前記記憶部の少なくともいずれか1つか
ら出力される画像データを遅延させることが可能な1ま
たは複数の遅延回路と、1または複数の前記遅延回路の
それぞれにおける遅延時間を制御するための1または複
数の遅延時間制御信号を生成する遅延時間制御信号生成
手段とを備えていることを特徴としている。
に、請求項1の画像形成装置は、複数の記録素子が主走
査方向に配列されたヘッドが副走査方向に離隔して複数
配置されており、これら複数のヘッドに対して記録媒体
を相対的に副走査方向に移動させつつ記録媒体に画像を
形成する画像形成装置において、記録媒体に記録される
画像に係る画像データを複数の成分に分けて記憶するた
めに、複数の前記ヘッドに対応して設けられた複数の記
憶部と、複数の前記ヘッドの離隔距離に応じてずれたタ
イミングで複数の前記記憶部のそれぞれから画像データ
を出力させるために複数の前記記憶部のそれぞれに供給
される複数の読み出し信号を生成する読み出し信号生成
手段と、複数の前記記憶部の少なくともいずれか1つか
ら出力される画像データを遅延させることが可能な1ま
たは複数の遅延回路と、1または複数の前記遅延回路の
それぞれにおける遅延時間を制御するための1または複
数の遅延時間制御信号を生成する遅延時間制御信号生成
手段とを備えていることを特徴としている。
【0007】また、請求項2の画像形成装置は、複数の
記録素子が主走査方向に配列されたヘッドが副走査方向
に離隔して複数配置されており、これら複数のヘッドに
対して記録媒体を相対的に副走査方向に移動させつつ記
録媒体に画像を形成する画像形成装置において、記録媒
体に記録される画像に係る画像データを複数の成分に分
けて記憶するために、複数の前記ヘッドに対応して設け
られた複数の記憶部と、複数の前記ヘッドの離隔距離に
応じてずれたタイミングで複数の前記記憶部のそれぞれ
から画像データを出力させるために複数の前記記憶部の
それぞれに供給される複数の読み出し信号を生成する読
み出し信号生成手段と、複数の前記読み出し信号の少な
くともいずれか1つを遅延させることが可能な1または
複数の遅延回路と、1または複数の前記遅延回路のそれ
ぞれにおける遅延時間を制御するための1または複数の
遅延時間制御信号を生成する遅延時間制御信号生成手段
とを備えていることを特徴としている。
記録素子が主走査方向に配列されたヘッドが副走査方向
に離隔して複数配置されており、これら複数のヘッドに
対して記録媒体を相対的に副走査方向に移動させつつ記
録媒体に画像を形成する画像形成装置において、記録媒
体に記録される画像に係る画像データを複数の成分に分
けて記憶するために、複数の前記ヘッドに対応して設け
られた複数の記憶部と、複数の前記ヘッドの離隔距離に
応じてずれたタイミングで複数の前記記憶部のそれぞれ
から画像データを出力させるために複数の前記記憶部の
それぞれに供給される複数の読み出し信号を生成する読
み出し信号生成手段と、複数の前記読み出し信号の少な
くともいずれか1つを遅延させることが可能な1または
複数の遅延回路と、1または複数の前記遅延回路のそれ
ぞれにおける遅延時間を制御するための1または複数の
遅延時間制御信号を生成する遅延時間制御信号生成手段
とを備えていることを特徴としている。
【0008】請求項1によると、それぞれが複数のヘッ
ドの(概略的な)離隔距離に対応した分だけタイミング
がずれた読み出し信号によって読み出された画像データ
を遅延回路においてヘッドの微小な位置ずれ量に応じて
遅延させることによって、ヘッドの微小な位置ずれを含
めて複数のヘッドの副走査方向への離隔を補償し、各ヘ
ッドから射出されたインクドットが用紙上においてわず
かにずれて画質が劣化するのを防止することができる。
また、ステージのようなヘッドの位置合わせ機構が不要
なので、装置構成を比較的簡単なものとすることができ
る。さらに、ヘッドに画像データが供給されるタイミン
グが読み出し信号および遅延時間制御信号の2種類の信
号によって決定されるので、全体として非常に高精度な
タイミング制御が可能であるにも拘わらず、読み出し信
号は比較的周波数が低くてよく、従って、高周波クロッ
クを生成する必要がなくなり、画像形成の高速化を比較
的容易に実現することが可能となる。
ドの(概略的な)離隔距離に対応した分だけタイミング
がずれた読み出し信号によって読み出された画像データ
を遅延回路においてヘッドの微小な位置ずれ量に応じて
遅延させることによって、ヘッドの微小な位置ずれを含
めて複数のヘッドの副走査方向への離隔を補償し、各ヘ
ッドから射出されたインクドットが用紙上においてわず
かにずれて画質が劣化するのを防止することができる。
また、ステージのようなヘッドの位置合わせ機構が不要
なので、装置構成を比較的簡単なものとすることができ
る。さらに、ヘッドに画像データが供給されるタイミン
グが読み出し信号および遅延時間制御信号の2種類の信
号によって決定されるので、全体として非常に高精度な
タイミング制御が可能であるにも拘わらず、読み出し信
号は比較的周波数が低くてよく、従って、高周波クロッ
クを生成する必要がなくなり、画像形成の高速化を比較
的容易に実現することが可能となる。
【0009】請求項2によると、それぞれが複数のヘッ
ドの(概略的な)離隔距離に対応した分だけタイミング
がずれた読み出し信号が記憶部に供給されるタイミング
を遅延回路においてヘッドの微小な位置ずれ量に応じて
遅延させることによって、ヘッドの微小な位置ずれを含
めて複数のヘッドの副走査方向への離隔を補償し、各ヘ
ッドから射出されたインクドットが用紙上においてわず
かにずれて画質が劣化するのを防止することができる。
また、ステージのようなヘッドの位置合わせ機構が不要
なので、装置構成を比較的簡単なものとすることができ
る。さらに、ヘッドに画像データが供給されるタイミン
グが読み出し信号および遅延時間制御信号の2種類の信
号によって決定されるので、全体として非常に高精度な
タイミング制御が可能であるにも拘わらず、読み出し信
号は比較的周波数が低くてよい。従って、高周波クロッ
クを生成する必要がなくなり、画像形成の高速化を比較
的容易に実現することが可能となる。
ドの(概略的な)離隔距離に対応した分だけタイミング
がずれた読み出し信号が記憶部に供給されるタイミング
を遅延回路においてヘッドの微小な位置ずれ量に応じて
遅延させることによって、ヘッドの微小な位置ずれを含
めて複数のヘッドの副走査方向への離隔を補償し、各ヘ
ッドから射出されたインクドットが用紙上においてわず
かにずれて画質が劣化するのを防止することができる。
また、ステージのようなヘッドの位置合わせ機構が不要
なので、装置構成を比較的簡単なものとすることができ
る。さらに、ヘッドに画像データが供給されるタイミン
グが読み出し信号および遅延時間制御信号の2種類の信
号によって決定されるので、全体として非常に高精度な
タイミング制御が可能であるにも拘わらず、読み出し信
号は比較的周波数が低くてよい。従って、高周波クロッ
クを生成する必要がなくなり、画像形成の高速化を比較
的容易に実現することが可能となる。
【0010】また、請求項1では各記憶部について画像
データのビット数に応じた数の遅延回路が必要になる
が、請求項2によると、各記憶部について1つの遅延回
路があればよく、装置構成をより簡略化することができ
る。しかも、請求項2によると、1つの記憶部について
1つの遅延回路が用いられるので、遅延回路の個体差に
起因して同一画素に係る画像データの遅延時間がずれて
しまうことがなく、記録媒体に形成される画像を高品質
なものとすることができる。
データのビット数に応じた数の遅延回路が必要になる
が、請求項2によると、各記憶部について1つの遅延回
路があればよく、装置構成をより簡略化することができ
る。しかも、請求項2によると、1つの記憶部について
1つの遅延回路が用いられるので、遅延回路の個体差に
起因して同一画素に係る画像データの遅延時間がずれて
しまうことがなく、記録媒体に形成される画像を高品質
なものとすることができる。
【0011】上述のように、請求項1、2の画像形成装
置は、複数の記憶部から複数のヘッドへの画像データの
供給タイミングを粗調整および微調整の2段階で制御可
能としたことにより、粗調整に使用する読み出し信号の
クロック周波数を低いものに維持しつつ、ヘッドの微小
な位置ずれに対応した微細なタイミング調整を可能とし
たものである。例えば、粗調整は、副走査方向の解像度
程度を単位とした調整を行うものであってよく、微調整
は、副走査方向の解像度の1/10程度を単位とした調
整を行うものであってよい。
置は、複数の記憶部から複数のヘッドへの画像データの
供給タイミングを粗調整および微調整の2段階で制御可
能としたことにより、粗調整に使用する読み出し信号の
クロック周波数を低いものに維持しつつ、ヘッドの微小
な位置ずれに対応した微細なタイミング調整を可能とし
たものである。例えば、粗調整は、副走査方向の解像度
程度を単位とした調整を行うものであってよく、微調整
は、副走査方向の解像度の1/10程度を単位とした調
整を行うものであってよい。
【0012】請求項1において、遅延回路は、複数の記
憶部のそれぞれに対応して設けられているか、或いは、
複数の記憶部からいずれか1つを除いたもののそれぞれ
に対応して設けられていることが好ましい。1つの記憶
部に対応する遅延回路を省略することができるのは、ヘ
ッドの位置ずれが相対的なものであって当該1つの記憶
部以外に対応した遅延回路での遅延時間を制御すること
で補償可能だからである。同様に、請求項2において、
遅延回路は、複数の読み出し信号のそれぞれに対応して
設けられているか、或いは、複数の読み出し信号からい
ずれか1つを除いたもののそれぞれに対応して設けられ
ていることが好ましい。
憶部のそれぞれに対応して設けられているか、或いは、
複数の記憶部からいずれか1つを除いたもののそれぞれ
に対応して設けられていることが好ましい。1つの記憶
部に対応する遅延回路を省略することができるのは、ヘ
ッドの位置ずれが相対的なものであって当該1つの記憶
部以外に対応した遅延回路での遅延時間を制御すること
で補償可能だからである。同様に、請求項2において、
遅延回路は、複数の読み出し信号のそれぞれに対応して
設けられているか、或いは、複数の読み出し信号からい
ずれか1つを除いたもののそれぞれに対応して設けられ
ていることが好ましい。
【0013】また、請求項3の画像形成装置は、複数の
記録素子が主走査方向に配列されたヘッドが副走査方向
に離隔して複数配置されており、これら複数のヘッドに
対して記録媒体を相対的に副走査方向に移動させつつ記
録媒体に画像を形成する画像形成装置において、複数の
前記ヘッドに対応して設けられており、記録媒体に記録
される画像に係る画像データが複数の成分に分けて供給
される複数の第1の遅延部と、複数の前記第1の遅延部
のそれぞれにおける遅延時間を制御するための複数の第
1の遅延時間制御信号を生成する第1の遅延時間制御信
号生成手段と、複数の前記第1の遅延部の少なくともい
ずれか1つから出力される画像データまたは複数の第1
の遅延時間制御信号の少なくともいずれか1つを遅延さ
せることが可能な1または複数の第2の遅延部と、1ま
たは複数の前記第2の遅延部のそれぞれにおける遅延時
間を制御するための1または複数の第2の遅延時間制御
信号を生成する第2の遅延時間制御信号生成手段とを備
えていることを特徴としている。
記録素子が主走査方向に配列されたヘッドが副走査方向
に離隔して複数配置されており、これら複数のヘッドに
対して記録媒体を相対的に副走査方向に移動させつつ記
録媒体に画像を形成する画像形成装置において、複数の
前記ヘッドに対応して設けられており、記録媒体に記録
される画像に係る画像データが複数の成分に分けて供給
される複数の第1の遅延部と、複数の前記第1の遅延部
のそれぞれにおける遅延時間を制御するための複数の第
1の遅延時間制御信号を生成する第1の遅延時間制御信
号生成手段と、複数の前記第1の遅延部の少なくともい
ずれか1つから出力される画像データまたは複数の第1
の遅延時間制御信号の少なくともいずれか1つを遅延さ
せることが可能な1または複数の第2の遅延部と、1ま
たは複数の前記第2の遅延部のそれぞれにおける遅延時
間を制御するための1または複数の第2の遅延時間制御
信号を生成する第2の遅延時間制御信号生成手段とを備
えていることを特徴としている。
【0014】請求項3によると、2段階の遅延部を設
け、各段階での遅延時間を独立に制御可能としたことに
より、各段階で使用される遅延時間制御信号のクロック
周波数を低いものにまたはビット数を小さいものに維持
しつつ、ヘッドの微小な位置ずれに対応した微細なタイ
ミング調整を行うことが可能になる。
け、各段階での遅延時間を独立に制御可能としたことに
より、各段階で使用される遅延時間制御信号のクロック
周波数を低いものにまたはビット数を小さいものに維持
しつつ、ヘッドの微小な位置ずれに対応した微細なタイ
ミング調整を行うことが可能になる。
【0015】請求項3において、第1および第2の遅延
部が遅延時間のプログラムが可能な遅延素子などの遅延
回路で構成されていて遅延時間制御信号がその遅延時間
をプログラムするための制御信号であってもよいし、或
いは、第1および第2の遅延部がバッファメモリなどの
記憶素子で構成されていて遅延時間制御信号がその読み
出し信号であってもよい。また、さらなる別の構成とし
て、第1および第2の遅延部の一方がバッファメモリな
どの記憶素子で構成されており、他方が遅延時間のプロ
グラムが可能な遅延素子などの遅延回路で構成されてい
てもよい。
部が遅延時間のプログラムが可能な遅延素子などの遅延
回路で構成されていて遅延時間制御信号がその遅延時間
をプログラムするための制御信号であってもよいし、或
いは、第1および第2の遅延部がバッファメモリなどの
記憶素子で構成されていて遅延時間制御信号がその読み
出し信号であってもよい。また、さらなる別の構成とし
て、第1および第2の遅延部の一方がバッファメモリな
どの記憶素子で構成されており、他方が遅延時間のプロ
グラムが可能な遅延素子などの遅延回路で構成されてい
てもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しつつ説明する。
について、図面を参照しつつ説明する。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態による
画像形成装置であるインクジェットプリンタの概略構成
を示す図である。図1に示すように、本実施の形態のイ
ンクジェットプリンタ1は、略直方体の筐体11内に、
ドットインパクト印字ユニット5と、先端検出センサ6
と、インクジェット印刷ユニット7と、駆動ローラ対8
を含む多数の搬送ローラ対15と、カッター9とを有し
ている。筐体11内には、ロール状に巻回された巻回部
2aが形成された長尺の用紙2が配置されている。用紙
2の巻回部2aは、軸中心の回りに回動可能とされたド
ラム3に保持されている。また、後述するように、イン
クジェットプリンタ1の各部分の動作は、筐体11内に
配置されたコントローラ20によって制御される。
画像形成装置であるインクジェットプリンタの概略構成
を示す図である。図1に示すように、本実施の形態のイ
ンクジェットプリンタ1は、略直方体の筐体11内に、
ドットインパクト印字ユニット5と、先端検出センサ6
と、インクジェット印刷ユニット7と、駆動ローラ対8
を含む多数の搬送ローラ対15と、カッター9とを有し
ている。筐体11内には、ロール状に巻回された巻回部
2aが形成された長尺の用紙2が配置されている。用紙
2の巻回部2aは、軸中心の回りに回動可能とされたド
ラム3に保持されている。また、後述するように、イン
クジェットプリンタ1の各部分の動作は、筐体11内に
配置されたコントローラ20によって制御される。
【0018】駆動ローラ対8によって巻回部2aから巻
きほどかれた用紙2は、多数の搬送ローラ対15に挟持
されることによって下流側へと搬送され、ドットインパ
クト印字ユニット5、先端検出センサ6およびインクジ
ェット印刷ユニット7を順次通過する。その後、用紙2
はカッター9で所定の長さに切断された後、排出口12
より排出される。
きほどかれた用紙2は、多数の搬送ローラ対15に挟持
されることによって下流側へと搬送され、ドットインパ
クト印字ユニット5、先端検出センサ6およびインクジ
ェット印刷ユニット7を順次通過する。その後、用紙2
はカッター9で所定の長さに切断された後、排出口12
より排出される。
【0019】カッター9に最も近い搬送ローラ対15で
ある駆動ローラ対8は、コントローラ20によって制御
されたモータ17によって駆動される。一方、カッター
9よりも上流側にある駆動ローラ対8以外の搬送ローラ
対15は、すべて従動ローラ対である。なお、カッター
9よりも下流側にある搬送ローラ対15は、それぞれが
図示しない駆動源と連結されることによって駆動ローラ
対となっている。
ある駆動ローラ対8は、コントローラ20によって制御
されたモータ17によって駆動される。一方、カッター
9よりも上流側にある駆動ローラ対8以外の搬送ローラ
対15は、すべて従動ローラ対である。なお、カッター
9よりも下流側にある搬送ローラ対15は、それぞれが
図示しない駆動源と連結されることによって駆動ローラ
対となっている。
【0020】ドットインパクト印字ユニット5は、一方
向に配列された多数の細いピンがインクリボンを介して
用紙2を選択的に叩くことによって印字を行うものであ
る。ドットインパクト印字ユニット5は、コントローラ
20からの信号に基づいて、インクジェット印刷ユニッ
ト7による印刷面とは反対側の面に、印刷が行われた日
時、整理番号、補正値などの付加情報を印刷する。
向に配列された多数の細いピンがインクリボンを介して
用紙2を選択的に叩くことによって印字を行うものであ
る。ドットインパクト印字ユニット5は、コントローラ
20からの信号に基づいて、インクジェット印刷ユニッ
ト7による印刷面とは反対側の面に、印刷が行われた日
時、整理番号、補正値などの付加情報を印刷する。
【0021】先端検出センサ6は、発光ダイオードなど
の発光素子とフォトダイオードなどの受光素子とが用紙
2の搬送経路を介して対向するように配置されたフォト
カプラであって、発光素子と受光素子との間に用紙2が
あるときにオフとなり、用紙2がないときにオンとなる
ような信号を出力する。従って、先端検出センサ6の出
力信号がオンからオフに変わった時刻を知ることで、用
紙2の先端が先端検出センサ6と対向する位置を通過し
たことを検出することが可能である。
の発光素子とフォトダイオードなどの受光素子とが用紙
2の搬送経路を介して対向するように配置されたフォト
カプラであって、発光素子と受光素子との間に用紙2が
あるときにオフとなり、用紙2がないときにオンとなる
ような信号を出力する。従って、先端検出センサ6の出
力信号がオンからオフに変わった時刻を知ることで、用
紙2の先端が先端検出センサ6と対向する位置を通過し
たことを検出することが可能である。
【0022】インクジェット印刷ユニット7は、コント
ローラ20からの信号に基づいてインク射出口(ノズ
ル)から液状のインクをドットごとに吹き出すことによ
って、搬送されてきた用紙2上に所望の画像を形成する
ものであり、圧電素子を使ってノズルからインクを吹き
出す方式、バブルジェット(登録商標)方式或いはその
他の方式のいずれを採用したものであってもよい。
ローラ20からの信号に基づいてインク射出口(ノズ
ル)から液状のインクをドットごとに吹き出すことによ
って、搬送されてきた用紙2上に所望の画像を形成する
ものであり、圧電素子を使ってノズルからインクを吹き
出す方式、バブルジェット(登録商標)方式或いはその
他の方式のいずれを採用したものであってもよい。
【0023】本実施の形態において、インクジェット印
刷ユニット7内には、用紙2にカラー画像を印刷できる
ように、多数のノズルが主走査方向にライン状に配列さ
れた3つのヘッド7a、7b、7c(図2参照)が副走
査方向に離隔して配置されている。ヘッド7aは印刷さ
れる画像データを色分解して得られた画像のシアン
(C)成分を印刷するためのものであり、ヘッド7bは
画像のマゼンタ(M)成分を印刷するためのものであ
り、ヘッド7cは画像のイエロー(Y)成分を印刷する
ためのものである。
刷ユニット7内には、用紙2にカラー画像を印刷できる
ように、多数のノズルが主走査方向にライン状に配列さ
れた3つのヘッド7a、7b、7c(図2参照)が副走
査方向に離隔して配置されている。ヘッド7aは印刷さ
れる画像データを色分解して得られた画像のシアン
(C)成分を印刷するためのものであり、ヘッド7bは
画像のマゼンタ(M)成分を印刷するためのものであ
り、ヘッド7cは画像のイエロー(Y)成分を印刷する
ためのものである。
【0024】カッター9は、用紙2に対してドットイン
パクト印字ユニット5と同じ側に配置された固定刃9a
と、用紙2を挟んで固定刃9aと対向するように配置さ
れた移動刃9bとを有している。固定刃9aおよび移動
刃9bは、ともに、用紙2の幅よりも若干大きな幅を有
する矩形刃である。
パクト印字ユニット5と同じ側に配置された固定刃9a
と、用紙2を挟んで固定刃9aと対向するように配置さ
れた移動刃9bとを有している。固定刃9aおよび移動
刃9bは、ともに、用紙2の幅よりも若干大きな幅を有
する矩形刃である。
【0025】移動刃9bは、支点10aを中心に回動可
能であって支点10aにおいて「く」の字形に曲げられ
た支持部材10によって支持されている。支持部材10
には、コントローラ20によって制御されたモータ18
から回転トルクが加えられる。これにより、移動刃9b
は、支持部材10の回動に伴って上下に往復動すること
ができるようになっており、搬送経路を上流側から搬送
されてきた印刷済みの用紙2を、固定刃9aとの相互作
用によって幅方向に沿って切断する。
能であって支点10aにおいて「く」の字形に曲げられ
た支持部材10によって支持されている。支持部材10
には、コントローラ20によって制御されたモータ18
から回転トルクが加えられる。これにより、移動刃9b
は、支持部材10の回動に伴って上下に往復動すること
ができるようになっており、搬送経路を上流側から搬送
されてきた印刷済みの用紙2を、固定刃9aとの相互作
用によって幅方向に沿って切断する。
【0026】コントローラ20は、図示しない入力イン
ターフェイスから供給された画像データを一時的に記憶
する。また、コントローラ20は、以下に詳述するよう
に、記憶された画像データをシアン、マゼンタ、イエロ
ーの3つの色成分に分け、これら3つの色成分が3つの
ヘッド7a、7b、7cに互いの離隔距離(微小な位置
ずれ分を含む)に応じてずれたタイミングで供給される
ように、適切な制御を行う。
ターフェイスから供給された画像データを一時的に記憶
する。また、コントローラ20は、以下に詳述するよう
に、記憶された画像データをシアン、マゼンタ、イエロ
ーの3つの色成分に分け、これら3つの色成分が3つの
ヘッド7a、7b、7cに互いの離隔距離(微小な位置
ずれ分を含む)に応じてずれたタイミングで供給される
ように、適切な制御を行う。
【0027】次に、コントローラ20の詳細構造につい
て、図2を参照して説明する。図2に示すように、コン
トローラ20は、タイミング制御部21と、画像データ
メモリ22と、3つのバッファメモリ(好ましくはFI
FO)23a、23b、23cと、遅延時間のプログラ
ムが可能な3つの遅延ブロック24a、24b、24c
とを含んでいる。タイミング制御部21は、画像データ
メモリ22からインクジェット印刷ユニット7の3つの
ヘッド7a、7b、7c(各ヘッドにおいて、紙面に垂
直な主走査方向に多数のノズルが配列されている)へ画
像データが供給されるタイミングを色ごとに制御する。
画像データメモリ22は、外部から供給された印刷に係
る画像データをシアン、マゼンタ、イエローの3成分ご
とにビットマップデータとして記憶する。本実施の形態
において、画像データメモリに記憶される画像データ
は、シアン、マゼンタ、イエローの3成分のそれぞれに
ついて、1画素が8ビットのデータ長をもっている。従
って、3つの遅延ブロック24a、24b、24cに
は、1ビットに1つ、合計8つの遅延素子が含まれてい
る。
て、図2を参照して説明する。図2に示すように、コン
トローラ20は、タイミング制御部21と、画像データ
メモリ22と、3つのバッファメモリ(好ましくはFI
FO)23a、23b、23cと、遅延時間のプログラ
ムが可能な3つの遅延ブロック24a、24b、24c
とを含んでいる。タイミング制御部21は、画像データ
メモリ22からインクジェット印刷ユニット7の3つの
ヘッド7a、7b、7c(各ヘッドにおいて、紙面に垂
直な主走査方向に多数のノズルが配列されている)へ画
像データが供給されるタイミングを色ごとに制御する。
画像データメモリ22は、外部から供給された印刷に係
る画像データをシアン、マゼンタ、イエローの3成分ご
とにビットマップデータとして記憶する。本実施の形態
において、画像データメモリに記憶される画像データ
は、シアン、マゼンタ、イエローの3成分のそれぞれに
ついて、1画素が8ビットのデータ長をもっている。従
って、3つの遅延ブロック24a、24b、24cに
は、1ビットに1つ、合計8つの遅延素子が含まれてい
る。
【0028】3つのバッファメモリ23a、23b、2
3cはそれぞれ画像データメモリ22に接続されてお
り、図示しない指令部から画像データメモリ22に指令
が与えられると、バッファメモリ23aには画像データ
メモリ22から画像データのシアン成分が、バッファメ
モリ23bには画像データメモリ22から画像データの
マゼンタ成分が、バッファメモリ23cには画像データ
メモリ22から画像データのイエロー成分が実質的に同
時に供給される。3つのバッファメモリ23a、23
b、23cにそれぞれ接続された3つの遅延ブロック2
4a、24b、24cは、3つのバッファメモリ23
a、23b、23cから出力された画像データをプログ
ラムされた時間だけ遅延させる。3つの遅延ブロック2
4a、24b、24cから出力された3つの色成分に分
けられた画像データは、インクジェット印刷ユニット7
の3つのヘッド7a、7b、7cにそれぞれ供給され
る。そして、ヘッド7a、7b、7cが供給された画像
データに基づいて駆動されると、ノズルからインクが射
出されて用紙2に所望のカラー画像が描かれる。
3cはそれぞれ画像データメモリ22に接続されてお
り、図示しない指令部から画像データメモリ22に指令
が与えられると、バッファメモリ23aには画像データ
メモリ22から画像データのシアン成分が、バッファメ
モリ23bには画像データメモリ22から画像データの
マゼンタ成分が、バッファメモリ23cには画像データ
メモリ22から画像データのイエロー成分が実質的に同
時に供給される。3つのバッファメモリ23a、23
b、23cにそれぞれ接続された3つの遅延ブロック2
4a、24b、24cは、3つのバッファメモリ23
a、23b、23cから出力された画像データをプログ
ラムされた時間だけ遅延させる。3つの遅延ブロック2
4a、24b、24cから出力された3つの色成分に分
けられた画像データは、インクジェット印刷ユニット7
の3つのヘッド7a、7b、7cにそれぞれ供給され
る。そして、ヘッド7a、7b、7cが供給された画像
データに基づいて駆動されると、ノズルからインクが射
出されて用紙2に所望のカラー画像が描かれる。
【0029】本実施の形態において、タイミング制御部
21は、読み出し信号生成部21aと、遅延時間制御信
号生成部21bと、設定記憶部21cと、センサ制御部
21dとを有している。
21は、読み出し信号生成部21aと、遅延時間制御信
号生成部21bと、設定記憶部21cと、センサ制御部
21dとを有している。
【0030】センサ制御部21dは、先端検出センサ6
の動作を制御すると共に先端検出センサ6からの信号を
受け取って、これを上述した指令部に供給する。指令部
は、用紙2の所望の位置から印刷が始められるような適
切なタイミングで画像データメモリ22に指令を出す。
これに応じて、画像データメモリ22からバッファメモ
リ23a、23b、23cへと各成分に分けられた画像
データが供給される。
の動作を制御すると共に先端検出センサ6からの信号を
受け取って、これを上述した指令部に供給する。指令部
は、用紙2の所望の位置から印刷が始められるような適
切なタイミングで画像データメモリ22に指令を出す。
これに応じて、画像データメモリ22からバッファメモ
リ23a、23b、23cへと各成分に分けられた画像
データが供給される。
【0031】読み出し信号生成部21aは、3つのバッ
ファメモリ23a、23b、23cから各色成分に分け
られた画像データをそれぞれ出力させるための3つの読
み出し信号を生成する。これら3つの読み出し信号は、
3つのヘッド7a、7b、7cの概略離隔距離に対応し
た分だけタイミングがずれている。この点について、図
3(a)に基づいて説明する。図3(a)は、3つの読
み出し信号CR、MR、YRの一例を描いたタイミングチ
ャートである。図3(a)に示すように、読み出し信号
CR、MR、YRはパルス列信号となっており、オンとな
ったときに画像データの1画素分(8ビット)のデータ
が対応する遅延ブロック24a、24b、24cに出力
される。なお、各パルスのオン領域に書かれた文字は、
例えば(1l−1)であれば、それが1枚の画像の第1
ラインの1ドット目の画素を読み出すパルスであり、
(1l−2)であれば、それが1枚の画像の第1ライン
の2ドット目の画素を読み出すパルスであることを示し
ている。
ファメモリ23a、23b、23cから各色成分に分け
られた画像データをそれぞれ出力させるための3つの読
み出し信号を生成する。これら3つの読み出し信号は、
3つのヘッド7a、7b、7cの概略離隔距離に対応し
た分だけタイミングがずれている。この点について、図
3(a)に基づいて説明する。図3(a)は、3つの読
み出し信号CR、MR、YRの一例を描いたタイミングチ
ャートである。図3(a)に示すように、読み出し信号
CR、MR、YRはパルス列信号となっており、オンとな
ったときに画像データの1画素分(8ビット)のデータ
が対応する遅延ブロック24a、24b、24cに出力
される。なお、各パルスのオン領域に書かれた文字は、
例えば(1l−1)であれば、それが1枚の画像の第1
ラインの1ドット目の画素を読み出すパルスであり、
(1l−2)であれば、それが1枚の画像の第1ライン
の2ドット目の画素を読み出すパルスであることを示し
ている。
【0032】本実施の形態では、用紙2の搬送速度を勘
案して算出されたヘッド7a、7b、7c間の概略離隔
距離が互いに読み出し信号100パルス分に相当してい
るものとする。従って、図3(a)に示すように、読み
出し信号MRは読み出し信号100パルス分だけ読み出
し信号CRよりもタイミングが遅れており、読み出し信
号YRは読み出し信号100パルス分だけ読み出し信号
MRよりもタイミングが遅れている。言い換えると、読
み出し信号CRの(201l−1)パルスは、読み出し
信号MRの(101−1)パルスおよび読み出し信号YR
の(1l−1)パルスと同時にオンになる。
案して算出されたヘッド7a、7b、7c間の概略離隔
距離が互いに読み出し信号100パルス分に相当してい
るものとする。従って、図3(a)に示すように、読み
出し信号MRは読み出し信号100パルス分だけ読み出
し信号CRよりもタイミングが遅れており、読み出し信
号YRは読み出し信号100パルス分だけ読み出し信号
MRよりもタイミングが遅れている。言い換えると、読
み出し信号CRの(201l−1)パルスは、読み出し
信号MRの(101−1)パルスおよび読み出し信号YR
の(1l−1)パルスと同時にオンになる。
【0033】遅延時間制御信号生成部21bは、同じ遅
延ブロック24a、24b、24cに含まれる遅延素子
ごとにそこでの遅延時間をプログラムするための3つの
遅延時間制御信号を生成する。その遅延時間は、概略離
隔距離からの3つのヘッド7a、7b、7cの微小な位
置ずれが補償されて用紙2上においてドットずれがなく
なるように決定されるべきものである。具体的には、イ
ンクジェットプリンタ1から排出された印刷済みの用紙
2を肉眼で観察すること、或いは、インクジェット印刷
ユニット7よりも下流側に設けられたドットずれ検出セ
ンサ(図示せず)で行われる自動的なドット位置ずれ検
出に基づいて、遅延素子での遅延時間をプログラムする
各遅延時間制御信号の内容が決定される。なお、ドット
ずれ検出センサが用いられる場合、遅延時間制御信号生
成部21bで生成される遅延時間制御信号の内容が自動
的に設定記憶部21cに記憶される。各遅延ブロック2
4a、24b、24cは、遅延時間制御信号生成部21
bで生成された遅延時間制御信号でプログラムされた遅
延時間だけ、3つのバッファメモリ23a、23b、2
3cから出力された画像データの各成分を遅延させてヘ
ッド7a、7b、7cに供給する。
延ブロック24a、24b、24cに含まれる遅延素子
ごとにそこでの遅延時間をプログラムするための3つの
遅延時間制御信号を生成する。その遅延時間は、概略離
隔距離からの3つのヘッド7a、7b、7cの微小な位
置ずれが補償されて用紙2上においてドットずれがなく
なるように決定されるべきものである。具体的には、イ
ンクジェットプリンタ1から排出された印刷済みの用紙
2を肉眼で観察すること、或いは、インクジェット印刷
ユニット7よりも下流側に設けられたドットずれ検出セ
ンサ(図示せず)で行われる自動的なドット位置ずれ検
出に基づいて、遅延素子での遅延時間をプログラムする
各遅延時間制御信号の内容が決定される。なお、ドット
ずれ検出センサが用いられる場合、遅延時間制御信号生
成部21bで生成される遅延時間制御信号の内容が自動
的に設定記憶部21cに記憶される。各遅延ブロック2
4a、24b、24cは、遅延時間制御信号生成部21
bで生成された遅延時間制御信号でプログラムされた遅
延時間だけ、3つのバッファメモリ23a、23b、2
3cから出力された画像データの各成分を遅延させてヘ
ッド7a、7b、7cに供給する。
【0034】図3(b)は、遅延ブロック24a、24
b、24cからそれぞれヘッド7a、7b、7cに供給
される画像データ(ヘッド駆動信号)CW、MW、YWの
一例を描いたタイミングチャートである。なお、ここで
は、すべての画素についてシアン、マゼンタ、イエロー
の各成分の濃度が同じであり、しかも各色について1画
素が1つのパルスで印刷されると仮定して説明する。
b、24cからそれぞれヘッド7a、7b、7cに供給
される画像データ(ヘッド駆動信号)CW、MW、YWの
一例を描いたタイミングチャートである。なお、ここで
は、すべての画素についてシアン、マゼンタ、イエロー
の各成分の濃度が同じであり、しかも各色について1画
素が1つのパルスで印刷されると仮定して説明する。
【0035】図3(b)は、ヘッド7bが微小な位置ず
れを起こしてヘッド7aの方向にドット間隔の半分だけ
近づいており、そのために、遅延時間制御信号生成部2
1bから出力される遅延時間制御信号が、遅延ブロック
24bに含まれる遅延素子での遅延時間を1/2ドット
分(パルスのオン時間の1/2=T)とプログラムした
場合のヘッド7a、7b、7cに供給される画像データ
CW、MW、YWを描いたものである。このようにヘッド
の微小な位置ずれ量に応じて遅延ブロック24a、24
b、24cでの遅延時間を調整することで、用紙2上で
のドットずれをきわめて効果的に防止することができ
る。
れを起こしてヘッド7aの方向にドット間隔の半分だけ
近づいており、そのために、遅延時間制御信号生成部2
1bから出力される遅延時間制御信号が、遅延ブロック
24bに含まれる遅延素子での遅延時間を1/2ドット
分(パルスのオン時間の1/2=T)とプログラムした
場合のヘッド7a、7b、7cに供給される画像データ
CW、MW、YWを描いたものである。このようにヘッド
の微小な位置ずれ量に応じて遅延ブロック24a、24
b、24cでの遅延時間を調整することで、用紙2上で
のドットずれをきわめて効果的に防止することができ
る。
【0036】設定記憶部21cは、読み出し信号生成部
21aで生成される3つの読み出し信号のタイミングず
れ量、および、遅延時間制御信号生成部21bで生成さ
れる3つの遅延時間制御信号の内容を書き換え可能に記
憶する。これによって、一旦電源がオフになった後に設
定記憶部21cの記憶内容を再度読み込むようにすれ
ば、容易に前回と同様の制御を再現することが可能であ
る。
21aで生成される3つの読み出し信号のタイミングず
れ量、および、遅延時間制御信号生成部21bで生成さ
れる3つの遅延時間制御信号の内容を書き換え可能に記
憶する。これによって、一旦電源がオフになった後に設
定記憶部21cの記憶内容を再度読み込むようにすれ
ば、容易に前回と同様の制御を再現することが可能であ
る。
【0037】以上説明したように、本実施の形態のイン
クジェットプリンタ1によると、ステージのようなヘッ
ドの位置合わせ機構を用いることなく、ヘッド7a、7
b、7cの微小な位置ずれを補償して用紙2上でのドッ
トずれを防止することができる。従って、装置構成が比
較的簡単で安価なものとすることができる。
クジェットプリンタ1によると、ステージのようなヘッ
ドの位置合わせ機構を用いることなく、ヘッド7a、7
b、7cの微小な位置ずれを補償して用紙2上でのドッ
トずれを防止することができる。従って、装置構成が比
較的簡単で安価なものとすることができる。
【0038】また、ヘッド7a、7b、7cに画像デー
タが供給されるタイミングが読み出し信号および遅延時
間制御信号の2種類の信号によって決定されるので、全
体として非常に高精度なタイミング制御を行って用紙2
上でのドットずれをきわめて効果的に防止できるにも拘
わらず、読み出し信号CR、MR、YRをラインクロック
と同じ周波数にすることができるので、タイミング制御
部21の回路構成が簡略なものとなる。従って、高周波
クロックを生成する必要がなくなり、高速印刷を比較的
容易に実現することが可能となる。
タが供給されるタイミングが読み出し信号および遅延時
間制御信号の2種類の信号によって決定されるので、全
体として非常に高精度なタイミング制御を行って用紙2
上でのドットずれをきわめて効果的に防止できるにも拘
わらず、読み出し信号CR、MR、YRをラインクロック
と同じ周波数にすることができるので、タイミング制御
部21の回路構成が簡略なものとなる。従って、高周波
クロックを生成する必要がなくなり、高速印刷を比較的
容易に実現することが可能となる。
【0039】なお、本実施の形態のインクジェットプリ
ンタ1のコントローラ20は3つのバッファメモリ23
a、23b、23cのそれぞれに対して遅延ブロックが
設けられているが、遅延ブロックは必ずしも3つすべて
のバッファメモリに対してそれぞれ設けられている必要
はなく、いずれか2つのバッファメモリに対して設けら
れていてもよい。
ンタ1のコントローラ20は3つのバッファメモリ23
a、23b、23cのそれぞれに対して遅延ブロックが
設けられているが、遅延ブロックは必ずしも3つすべて
のバッファメモリに対してそれぞれ設けられている必要
はなく、いずれか2つのバッファメモリに対して設けら
れていてもよい。
【0040】また、本実施の形態の変形例として、バッ
ファメモリ23a、23b、23cの代わりに遅延ブロ
ックを用い、そこでの遅延時間をタイミング制御部21
で生成した遅延時間制御信号でプログラムするようにし
てもよい。また、遅延ブロック24a、24b、24c
の代わりにバッファメモリを用い、そこに供給される読
み出し信号のタイミングをヘッドの微小な位置ずれに応
じてずらすようにタイミング制御部21で読み出し信号
を生成してもよい。
ファメモリ23a、23b、23cの代わりに遅延ブロ
ックを用い、そこでの遅延時間をタイミング制御部21
で生成した遅延時間制御信号でプログラムするようにし
てもよい。また、遅延ブロック24a、24b、24c
の代わりにバッファメモリを用い、そこに供給される読
み出し信号のタイミングをヘッドの微小な位置ずれに応
じてずらすようにタイミング制御部21で読み出し信号
を生成してもよい。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態によるイ
ンクジェットプリンタについて、図4に基づいて説明す
る。図4は、本実施の形態のインクジェットプリンタの
コントローラの詳細構造を説明するためのブロック図で
ある。なお、本実施の形態のインクジェットプリンタ
は、コントローラ以外は図1で説明した第1の実施の形
態のものと同様であるので、ここではその詳細な説明を
省略する。
ンクジェットプリンタについて、図4に基づいて説明す
る。図4は、本実施の形態のインクジェットプリンタの
コントローラの詳細構造を説明するためのブロック図で
ある。なお、本実施の形態のインクジェットプリンタ
は、コントローラ以外は図1で説明した第1の実施の形
態のものと同様であるので、ここではその詳細な説明を
省略する。
【0042】図4に示すように、コントローラ30は、
タイミング制御部31と、画像データメモリ32と、3
つのバッファメモリ(好ましくはFIFO)33a、3
3b、33cと、タイミング制御部31と2つのバッフ
ァメモリ33a、33bとの間に配置されていて遅延時
間のプログラムが可能な2つの遅延素子34a、34b
とを含んでいる。タイミング制御部31は、画像データ
メモリ32からインクジェット印刷ユニット7の3つの
ヘッド7a、7b、7cへ画像データが供給されるタイ
ミングを色ごとに制御する。画像データメモリ32は、
外部から供給された印刷に係る画像データをシアン、マ
ゼンタ、イエローの3成分ごとにビットマップデータと
して記憶する。本実施の形態において、画像データメモ
リに記憶される画像データは、シアン、マゼンタ、イエ
ローの3成分のそれぞれについて、1画素が8ビットの
データ長をもっている。
タイミング制御部31と、画像データメモリ32と、3
つのバッファメモリ(好ましくはFIFO)33a、3
3b、33cと、タイミング制御部31と2つのバッフ
ァメモリ33a、33bとの間に配置されていて遅延時
間のプログラムが可能な2つの遅延素子34a、34b
とを含んでいる。タイミング制御部31は、画像データ
メモリ32からインクジェット印刷ユニット7の3つの
ヘッド7a、7b、7cへ画像データが供給されるタイ
ミングを色ごとに制御する。画像データメモリ32は、
外部から供給された印刷に係る画像データをシアン、マ
ゼンタ、イエローの3成分ごとにビットマップデータと
して記憶する。本実施の形態において、画像データメモ
リに記憶される画像データは、シアン、マゼンタ、イエ
ローの3成分のそれぞれについて、1画素が8ビットの
データ長をもっている。
【0043】3つのバッファメモリ33a、33b、3
3cはそれぞれ画像データメモリ32に接続されてお
り、図示しない指令部から画像データメモリ32に指令
が与えられると、バッファメモリ33aには画像データ
メモリ32から画像データのシアン成分が、バッファメ
モリ33bには画像データメモリ32から画像データの
マゼンタ成分が、バッファメモリ33cには画像データ
メモリ32から画像データのイエロー成分が実質的に同
時に供給される。3つのうちの2つのバッファメモリ3
3a、33bにそれぞれ接続された2つの遅延素子34
a、34bは、タイミング制御部31から2つのバッフ
ァメモリ33a、33bにそれぞれ供給される読み出し
信号をプログラムされた時間だけ遅延させる。3つのバ
ッファメモリ33a、33bから出力された3つの色成
分に分けられた画像データは、インクジェット印刷ユニ
ット7の3つのヘッド7a、7b、7cにそれぞれ供給
される。そして、ヘッド7a、7b、7cが供給された
画像データに基づいて駆動されると、ノズルからインク
が射出されて用紙2に所望のカラー画像が描かれる。
3cはそれぞれ画像データメモリ32に接続されてお
り、図示しない指令部から画像データメモリ32に指令
が与えられると、バッファメモリ33aには画像データ
メモリ32から画像データのシアン成分が、バッファメ
モリ33bには画像データメモリ32から画像データの
マゼンタ成分が、バッファメモリ33cには画像データ
メモリ32から画像データのイエロー成分が実質的に同
時に供給される。3つのうちの2つのバッファメモリ3
3a、33bにそれぞれ接続された2つの遅延素子34
a、34bは、タイミング制御部31から2つのバッフ
ァメモリ33a、33bにそれぞれ供給される読み出し
信号をプログラムされた時間だけ遅延させる。3つのバ
ッファメモリ33a、33bから出力された3つの色成
分に分けられた画像データは、インクジェット印刷ユニ
ット7の3つのヘッド7a、7b、7cにそれぞれ供給
される。そして、ヘッド7a、7b、7cが供給された
画像データに基づいて駆動されると、ノズルからインク
が射出されて用紙2に所望のカラー画像が描かれる。
【0044】本実施の形態において、タイミング制御部
31は、読み出し信号生成部31aと、遅延時間制御信
号生成部31bと、設定記憶部31cと、センサ制御部
31dとを有している。
31は、読み出し信号生成部31aと、遅延時間制御信
号生成部31bと、設定記憶部31cと、センサ制御部
31dとを有している。
【0045】センサ制御部31dは、先端検出センサ6
の動作を制御すると共に先端検出センサ6からの信号を
受け取って、これを上述した指令部に供給する。指令部
は、用紙2の所望の位置から印刷が始められるような適
切なタイミングで画像データメモリ32に指令を出す。
これに応じて、画像データメモリ32からバッファメモ
リ33a、33b、33cへと各成分に分けられた画像
データが供給される。
の動作を制御すると共に先端検出センサ6からの信号を
受け取って、これを上述した指令部に供給する。指令部
は、用紙2の所望の位置から印刷が始められるような適
切なタイミングで画像データメモリ32に指令を出す。
これに応じて、画像データメモリ32からバッファメモ
リ33a、33b、33cへと各成分に分けられた画像
データが供給される。
【0046】読み出し信号生成部31aは、3つのバッ
ファメモリ33a、33b、33cから各色成分に分け
られた画像データをそれぞれ出力させるための3つの読
み出し信号を生成する。これら3つの読み出し信号は、
図3(a)で説明したのと同様に、3つのヘッド7a、
7b、7cの概略離隔距離に対応した分だけタイミング
がずれている。読み出し信号生成部31aで生成された
読み出し信号は、バッファメモリ33a、33bには遅
延素子34a、34bを介して供給され、バッファメモ
リ33cには直接供給される。
ファメモリ33a、33b、33cから各色成分に分け
られた画像データをそれぞれ出力させるための3つの読
み出し信号を生成する。これら3つの読み出し信号は、
図3(a)で説明したのと同様に、3つのヘッド7a、
7b、7cの概略離隔距離に対応した分だけタイミング
がずれている。読み出し信号生成部31aで生成された
読み出し信号は、バッファメモリ33a、33bには遅
延素子34a、34bを介して供給され、バッファメモ
リ33cには直接供給される。
【0047】遅延時間制御信号生成部31bは、各遅延
素子34a、34bでの遅延時間をプログラムするため
の2つの遅延時間制御信号を生成する。その遅延時間
は、概略離隔距離からの3つのヘッド7a、7b、7c
の微小な位置ずれが補償されて用紙2上においてドット
ずれがなくなるように決定されるべきものである。具体
的には、インクジェットプリンタ1から排出された印刷
済みの用紙2を肉眼で観察すること、或いは、インクジ
ェット印刷ユニット7よりも下流側に設けられたドット
ずれ検出センサ(図示せず)で行われる自動的なドット
位置ずれ検出に基づいて、遅延素子での遅延時間をプロ
グラムする各遅延時間制御信号の内容が決定される。な
お、ドットずれ検出センサが用いられる場合、遅延時間
制御信号生成部31bで生成される遅延時間制御信号の
内容が自動的に設定記憶部31cに記憶される。各遅延
素子34a、34bは、遅延時間制御信号生成部31b
で生成された遅延時間制御信号でプログラムされた遅延
時間だけ、読み出し信号生成部31aで生成された読み
出し信号を遅延させバッファメモリ33a、33bに供
給する。このようにヘッドの微小な位置ずれ量に応じて
遅延素子34a、34bでの遅延時間を調整すること
で、用紙2上でのドットずれをきわめて効果的に防止す
ることができる。
素子34a、34bでの遅延時間をプログラムするため
の2つの遅延時間制御信号を生成する。その遅延時間
は、概略離隔距離からの3つのヘッド7a、7b、7c
の微小な位置ずれが補償されて用紙2上においてドット
ずれがなくなるように決定されるべきものである。具体
的には、インクジェットプリンタ1から排出された印刷
済みの用紙2を肉眼で観察すること、或いは、インクジ
ェット印刷ユニット7よりも下流側に設けられたドット
ずれ検出センサ(図示せず)で行われる自動的なドット
位置ずれ検出に基づいて、遅延素子での遅延時間をプロ
グラムする各遅延時間制御信号の内容が決定される。な
お、ドットずれ検出センサが用いられる場合、遅延時間
制御信号生成部31bで生成される遅延時間制御信号の
内容が自動的に設定記憶部31cに記憶される。各遅延
素子34a、34bは、遅延時間制御信号生成部31b
で生成された遅延時間制御信号でプログラムされた遅延
時間だけ、読み出し信号生成部31aで生成された読み
出し信号を遅延させバッファメモリ33a、33bに供
給する。このようにヘッドの微小な位置ずれ量に応じて
遅延素子34a、34bでの遅延時間を調整すること
で、用紙2上でのドットずれをきわめて効果的に防止す
ることができる。
【0048】設定記憶部31cは、読み出し信号生成部
31aで生成される3つの読み出し信号のタイミングず
れ量、および、遅延時間制御信号生成部31bで生成さ
れる2つの遅延時間制御信号の内容を書き換え可能に記
憶する。これによって、一旦電源がオフになった後に設
定記憶部31cの記憶内容を再度読み込むようにすれ
ば、容易に前回と同様の制御を再現することが可能であ
る。
31aで生成される3つの読み出し信号のタイミングず
れ量、および、遅延時間制御信号生成部31bで生成さ
れる2つの遅延時間制御信号の内容を書き換え可能に記
憶する。これによって、一旦電源がオフになった後に設
定記憶部31cの記憶内容を再度読み込むようにすれ
ば、容易に前回と同様の制御を再現することが可能であ
る。
【0049】以上説明したように、本実施の形態による
と、第1の実施の形態と同様、ステージのようなヘッド
の位置合わせ機構を用いる必要がなくなって、装置構成
を比較的簡単で安価なものとすることができると共に、
ヘッド7a、7b、7cに画像データが供給されるタイ
ミングが読み出し信号および遅延時間制御信号の2種類
の信号によって決定されるのでタイミング制御部31の
回路構成が簡略なものとなって高速印刷を比較的容易に
実現することが可能となる。
と、第1の実施の形態と同様、ステージのようなヘッド
の位置合わせ機構を用いる必要がなくなって、装置構成
を比較的簡単で安価なものとすることができると共に、
ヘッド7a、7b、7cに画像データが供給されるタイ
ミングが読み出し信号および遅延時間制御信号の2種類
の信号によって決定されるのでタイミング制御部31の
回路構成が簡略なものとなって高速印刷を比較的容易に
実現することが可能となる。
【0050】また、第1の実施の形態では各バッファメ
モリ23a、23b、23cについて画像データのビッ
ト数に応じた数(ここでは8個)の遅延素子を有する遅
延ブロックが必要になるが、本実施の形態によると、各
バッファメモリ33a、33b、33cについて1つの
遅延素子があればよい。従って、装置構成を大幅に簡略
化することが可能となる。しかも、本実施の形態では、
1つのバッファメモリについて1つの遅延素子が用いら
れるので、遅延素子の個体差に起因して同一画素に係る
画像データの遅延時間がずれてしまうことがなく、用紙
2に印刷される画像を高品質なものとすることができ
る。
モリ23a、23b、23cについて画像データのビッ
ト数に応じた数(ここでは8個)の遅延素子を有する遅
延ブロックが必要になるが、本実施の形態によると、各
バッファメモリ33a、33b、33cについて1つの
遅延素子があればよい。従って、装置構成を大幅に簡略
化することが可能となる。しかも、本実施の形態では、
1つのバッファメモリについて1つの遅延素子が用いら
れるので、遅延素子の個体差に起因して同一画素に係る
画像データの遅延時間がずれてしまうことがなく、用紙
2に印刷される画像を高品質なものとすることができ
る。
【0051】なお、本実施の形態のインクジェットプリ
ンタのコントローラ30は2つのバッファメモリ33
a、33bのそれぞれに対して遅延素子34a、34b
が設けられているが、遅延素子は3つすべてのバッファ
メモリ33a、33b、33cに対してそれぞれ設けら
れていてもよいし、別の2つのバッファメモリ(例えば
バッファメモリ33a、33c或いはバッファメモリ3
3b、33c)に対して設けられていてもよい。
ンタのコントローラ30は2つのバッファメモリ33
a、33bのそれぞれに対して遅延素子34a、34b
が設けられているが、遅延素子は3つすべてのバッファ
メモリ33a、33b、33cに対してそれぞれ設けら
れていてもよいし、別の2つのバッファメモリ(例えば
バッファメモリ33a、33c或いはバッファメモリ3
3b、33c)に対して設けられていてもよい。
【0052】なお、本実施の形態の変形例として、バッ
ファメモリ33a、33b、33cの代わりに遅延素子
を用い、そこでの遅延時間をタイミング制御部31で生
成した遅延時間制御信号でプログラムするようにしても
よい。また、遅延素子34a、34bの代わりにバッフ
ァメモリを用い、そこに供給される読み出し信号のタイ
ミングをヘッドの微小な位置ずれに応じてずらすように
タイミング制御部31で読み出し信号を生成してもよ
い。
ファメモリ33a、33b、33cの代わりに遅延素子
を用い、そこでの遅延時間をタイミング制御部31で生
成した遅延時間制御信号でプログラムするようにしても
よい。また、遅延素子34a、34bの代わりにバッフ
ァメモリを用い、そこに供給される読み出し信号のタイ
ミングをヘッドの微小な位置ずれに応じてずらすように
タイミング制御部31で読み出し信号を生成してもよ
い。
【0053】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能なものである。例えば、上述した実施
の形態では、インクジェットプリンタのコントローラ内
に画像データメモリがあるとしたが、画像データメモリ
はプリンタに接続される外部機器(例えばパソコン)側
にあってもよい。同様に、画像データメモリおよびバッ
ファメモリがプリンタに接続される外部機器側にあって
もよいし、画像データメモリ、バッファメモリおよび遅
延素子(遅延ブロック)がプリンタに接続される外部機
器側にあってもよい。
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能なものである。例えば、上述した実施
の形態では、インクジェットプリンタのコントローラ内
に画像データメモリがあるとしたが、画像データメモリ
はプリンタに接続される外部機器(例えばパソコン)側
にあってもよい。同様に、画像データメモリおよびバッ
ファメモリがプリンタに接続される外部機器側にあって
もよいし、画像データメモリ、バッファメモリおよび遅
延素子(遅延ブロック)がプリンタに接続される外部機
器側にあってもよい。
【0054】また、上述の実施の形態では、副走査方向
に離隔して配置された複数のヘッドをカラー画像を形成
するために用いているが、複数のヘッドを高解像度画像
を印刷するために用いてよい。或いは、さらにヘッドの
数を増やしてカラー高解像度画像を印刷するようにして
もよい。また、上述の実施の形態では用紙2の先端を検
出する先端検出センサ6を用いているが、印刷開始位置
が問題にならない場合などはこのようなセンサを設けな
くともよい。
に離隔して配置された複数のヘッドをカラー画像を形成
するために用いているが、複数のヘッドを高解像度画像
を印刷するために用いてよい。或いは、さらにヘッドの
数を増やしてカラー高解像度画像を印刷するようにして
もよい。また、上述の実施の形態では用紙2の先端を検
出する先端検出センサ6を用いているが、印刷開始位置
が問題にならない場合などはこのようなセンサを設けな
くともよい。
【0055】本発明の画像形成装置は、上述した実施の
形態のようなインクジェットプリンタだけではなく、サ
ーマルプリンタのほか、レーザヘッド、PLZTシャッ
タ、蛍光管を用いたVFP、液晶シャッタまたはLED
ヘッドを有する写真処理装置など、広く画像形成装置一
般に適用することが可能である。
形態のようなインクジェットプリンタだけではなく、サ
ーマルプリンタのほか、レーザヘッド、PLZTシャッ
タ、蛍光管を用いたVFP、液晶シャッタまたはLED
ヘッドを有する写真処理装置など、広く画像形成装置一
般に適用することが可能である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1による
と、それぞれが複数のヘッドの(概略的な)離隔距離に
対応した分だけタイミングがずれた読み出し信号によっ
て読み出された画像データを遅延回路においてヘッドの
微小な位置ずれ量に応じて遅延させることによって、ヘ
ッドの微小な位置ずれを含めて複数のヘッドの副走査方
向への離隔を補償し、各ヘッドから射出されたインクド
ットが用紙上においてわずかにずれて画質が劣化するの
を防止することができる。また、ステージのようなヘッ
ドの位置合わせ機構が不要なので、装置構成を比較的簡
単なものとすることができる。さらに、ヘッドに画像デ
ータが供給されるタイミングが読み出し信号および遅延
時間制御信号の2種類の信号によって決定されるので、
全体として非常に高精度なタイミング制御が可能である
にも拘わらず、読み出し信号は比較的周波数が低くてよ
く、従って、高周波クロックを生成する必要がなくな
り、画像形成の高速化を比較的容易に実現することが可
能となる。
と、それぞれが複数のヘッドの(概略的な)離隔距離に
対応した分だけタイミングがずれた読み出し信号によっ
て読み出された画像データを遅延回路においてヘッドの
微小な位置ずれ量に応じて遅延させることによって、ヘ
ッドの微小な位置ずれを含めて複数のヘッドの副走査方
向への離隔を補償し、各ヘッドから射出されたインクド
ットが用紙上においてわずかにずれて画質が劣化するの
を防止することができる。また、ステージのようなヘッ
ドの位置合わせ機構が不要なので、装置構成を比較的簡
単なものとすることができる。さらに、ヘッドに画像デ
ータが供給されるタイミングが読み出し信号および遅延
時間制御信号の2種類の信号によって決定されるので、
全体として非常に高精度なタイミング制御が可能である
にも拘わらず、読み出し信号は比較的周波数が低くてよ
く、従って、高周波クロックを生成する必要がなくな
り、画像形成の高速化を比較的容易に実現することが可
能となる。
【0057】請求項2によると、それぞれが複数のヘッ
ドの(概略的な)離隔距離に対応した分だけタイミング
がずれた読み出し信号が記憶部に供給されるタイミング
を遅延回路においてヘッドの微小な位置ずれ量に応じて
遅延させることによって、ヘッドの微小な位置ずれを含
めて複数のヘッドの副走査方向への離隔を補償し、各ヘ
ッドから射出されたインクドットが用紙上においてわず
かにずれて画質が劣化するのを防止することができる。
また、ステージのようなヘッドの位置合わせ機構が不要
なので、装置構成を比較的簡単なものとすることができ
る。さらに、ヘッドに画像データが供給されるタイミン
グが読み出し信号および遅延時間制御信号の2種類の信
号によって決定されるので、全体として非常に高精度な
タイミング制御が可能であるにも拘わらず、読み出し信
号は比較的周波数が低くてよい。従って、高周波クロッ
クを生成する必要がなくなり、画像形成の高速化を比較
的容易に実現することが可能となる。
ドの(概略的な)離隔距離に対応した分だけタイミング
がずれた読み出し信号が記憶部に供給されるタイミング
を遅延回路においてヘッドの微小な位置ずれ量に応じて
遅延させることによって、ヘッドの微小な位置ずれを含
めて複数のヘッドの副走査方向への離隔を補償し、各ヘ
ッドから射出されたインクドットが用紙上においてわず
かにずれて画質が劣化するのを防止することができる。
また、ステージのようなヘッドの位置合わせ機構が不要
なので、装置構成を比較的簡単なものとすることができ
る。さらに、ヘッドに画像データが供給されるタイミン
グが読み出し信号および遅延時間制御信号の2種類の信
号によって決定されるので、全体として非常に高精度な
タイミング制御が可能であるにも拘わらず、読み出し信
号は比較的周波数が低くてよい。従って、高周波クロッ
クを生成する必要がなくなり、画像形成の高速化を比較
的容易に実現することが可能となる。
【0058】また、請求項2によると、各記憶部につい
て1つの遅延回路があればよく、装置構成をより簡略化
することができる。しかも、1つの記憶部について1つ
の遅延回路が用いられるので、遅延回路の個体差に起因
して同一画素に係る画像データの遅延時間がずれてしま
うことがなく、記録媒体に形成される画像を高品質なも
のとすることができる。
て1つの遅延回路があればよく、装置構成をより簡略化
することができる。しかも、1つの記憶部について1つ
の遅延回路が用いられるので、遅延回路の個体差に起因
して同一画素に係る画像データの遅延時間がずれてしま
うことがなく、記録媒体に形成される画像を高品質なも
のとすることができる。
【0059】請求項3によると、2段階の遅延部を設
け、各段階での遅延時間を独立に制御可能としたことに
より、各段階で使用される遅延時間制御信号のクロック
周波数を低いものにまたはビット数を小さいものに維持
しつつ、ヘッドの微小な位置ずれに対応した微細なタイ
ミング調整を行うことが可能になる。
け、各段階での遅延時間を独立に制御可能としたことに
より、各段階で使用される遅延時間制御信号のクロック
周波数を低いものにまたはビット数を小さいものに維持
しつつ、ヘッドの微小な位置ずれに対応した微細なタイ
ミング調整を行うことが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施の形態による画像形成装置
であるインクジェットプリンタの概略構成を示す図であ
る。
であるインクジェットプリンタの概略構成を示す図であ
る。
【図2】図1のインクジェットプリンタに用いられてい
るコントローラの詳細構造を示すブロック図である。
るコントローラの詳細構造を示すブロック図である。
【図3】図1に示すインクジェットプリンタのコントロ
ーラで生成される読み出し信号およびヘッドに供給され
る画像データの一例を描いたタイミングチャートであ
る。
ーラで生成される読み出し信号およびヘッドに供給され
る画像データの一例を描いたタイミングチャートであ
る。
【図4】本発明の第2の実施の形態による画像形成装置
であるインクジェットプリンタのコントローラの詳細構
造を示すブロック図である。
であるインクジェットプリンタのコントローラの詳細構
造を示すブロック図である。
1 インクジェットプリンタ
2 用紙
6 先端検出センサ
7 インクジェット印刷ユニット
7a、7b、7c ヘッド
20 コントローラ
21 タイミング制御部
21a 読み出し信号生成部(読み出し信号生成手段)
21b 遅延時間制御信号生成部(遅延時間制御信号生
成手段) 21c 設定記憶部 21d センサ制御部 22 画像データメモリ 23a、23b、23c バッファメモリ(記憶部) 24a、24b、24c 遅延ブロック(遅延回路)
成手段) 21c 設定記憶部 21d センサ制御部 22 画像データメモリ 23a、23b、23c バッファメモリ(記憶部) 24a、24b、24c 遅延ブロック(遅延回路)
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の記録素子が主走査方向に配列され
たヘッドが副走査方向に離隔して複数配置されており、
これら複数のヘッドに対して記録媒体を相対的に副走査
方向に移動させつつ記録媒体に画像を形成する画像形成
装置において、 記録媒体に記録される画像に係る画像データを複数の成
分に分けて記憶するために、複数の前記ヘッドに対応し
て設けられた複数の記憶部と、 複数の前記ヘッドの離隔距離に応じてずれたタイミング
で複数の前記記憶部のそれぞれから画像データを出力さ
せるために複数の前記記憶部のそれぞれに供給される複
数の読み出し信号を生成する読み出し信号生成手段と、 複数の前記記憶部の少なくともいずれか1つから出力さ
れる画像データを遅延させることが可能な1または複数
の遅延回路と、 1または複数の前記遅延回路のそれぞれにおける遅延時
間を制御するための1または複数の遅延時間制御信号を
生成する遅延時間制御信号生成手段とを備えていること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 複数の記録素子が主走査方向に配列され
たヘッドが副走査方向に離隔して複数配置されており、
これら複数のヘッドに対して記録媒体を相対的に副走査
方向に移動させつつ記録媒体に画像を形成する画像形成
装置において、 記録媒体に記録される画像に係る画像データを複数の成
分に分けて記憶するために、複数の前記ヘッドに対応し
て設けられた複数の記憶部と、 複数の前記ヘッドの離隔距離に応じてずれたタイミング
で複数の前記記憶部のそれぞれから画像データを出力さ
せるために複数の前記記憶部のそれぞれに供給される複
数の読み出し信号を生成する読み出し信号生成手段と、 複数の前記読み出し信号の少なくともいずれか1つを遅
延させることが可能な1または複数の遅延回路と、 1または複数の前記遅延回路のそれぞれにおける遅延時
間を制御するための1または複数の遅延時間制御信号を
生成する遅延時間制御信号生成手段とを備えていること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 複数の記録素子が主走査方向に配列され
たヘッドが副走査方向に離隔して複数配置されており、
これら複数のヘッドに対して記録媒体を相対的に副走査
方向に移動させつつ記録媒体に画像を形成する画像形成
装置において、 複数の前記ヘッドに対応して設けられており、記録媒体
に記録される画像に係る画像データが複数の成分に分け
て供給される複数の第1の遅延部と、 複数の前記第1の遅延部のそれぞれにおける遅延時間を
制御するための複数の第1の遅延時間制御信号を生成す
る第1の遅延時間制御信号生成手段と、 複数の前記第1の遅延部の少なくともいずれか1つから
出力される画像データまたは複数の第1の遅延時間制御
信号の少なくともいずれか1つを遅延させることが可能
な1または複数の第2の遅延部と、 1または複数の前記第2の遅延部のそれぞれにおける遅
延時間を制御するための1または複数の第2の遅延時間
制御信号を生成する第2の遅延時間制御信号生成手段と
を備えていることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001221000A JP2003025561A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001221000A JP2003025561A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003025561A true JP2003025561A (ja) | 2003-01-29 |
Family
ID=19054736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001221000A Pending JP2003025561A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003025561A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008516802A (ja) * | 2004-10-15 | 2008-05-22 | ディマティックス インコーポレイテッド | プリントのためのデータポンプ |
JP2008246859A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Kyocera Mita Corp | 位置補正システム及び位置補正方法 |
WO2013146246A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2014530124A (ja) * | 2011-09-13 | 2014-11-17 | フジフィルムディマティックス, インコーポレイテッド | 有遅延液体ジェット噴射 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11129534A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-05-18 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JP2000062148A (ja) * | 1998-08-21 | 2000-02-29 | Canon Inc | 画像記録装置及び画像記録方法 |
-
2001
- 2001-07-23 JP JP2001221000A patent/JP2003025561A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11129534A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-05-18 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JP2000062148A (ja) * | 1998-08-21 | 2000-02-29 | Canon Inc | 画像記録装置及び画像記録方法 |
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WO2013146246A1 (ja) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20080317 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110215 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111122 |