JP3131104B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP3131104B2
JP3131104B2 JP27254794A JP27254794A JP3131104B2 JP 3131104 B2 JP3131104 B2 JP 3131104B2 JP 27254794 A JP27254794 A JP 27254794A JP 27254794 A JP27254794 A JP 27254794A JP 3131104 B2 JP3131104 B2 JP 3131104B2
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茂 猪瀬
泰博 濱田
文雄 宮原
秀昭 岸田
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キヤノンアプテックス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ装置に関し、特
に、ライン型の記録ヘッドを用いて記録媒体に画像を記
録するプリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット方式のプリンタ装
置に搭載される記録ヘッドの記録方式として、記録ヘッ
ドのノズルヒータに通電する信号は最初に短いパルスを
与え、次に長いパルスを与えるダブルパルス制御の記録
方式が有効であることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録ヘ
ッドの記録幅が記録用紙の記録幅と同じサイズをもつフ
ルライン記録ヘッドを搭載したラインプリンタ装置の場
合、記録幅が長く、インク吐出を行なうノズル数やノズ
ルヒータ数も多くなるので、記録密度の大小によって通
電を行なうノズルヒータとそうでないノズルヒータがば
らついてしまうことや動作環境温度の変化によって、記
録ヘッド内の内部温度を適正な記録動作のために一定に
保つことができず各ノズルからのインク吐出量にばらつ
きが発生し、良好な記録品質を維持することが難しいこ
とがあった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、記録密度などの記録条件や装置設置環境の温度変化
に左右されず、常に良好な記録品質を維持することがで
きるプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のプリンタ装置は以下のような構成を備える。即
ち、複数の電気熱変換体が配されたライン型の記録ヘッ
ドを用い、前記複数の電気熱変換体をダブルパルス制御
によって駆動し記録媒体に記録を行なうプリンタ装置で
あって、前記記録ヘッドの内部温度を監視する監視手段
と、前記複数の電気熱変換体に与えるプレパルスを発生
するプレパルス発生回路と、記録データに基づき、該記
録データに従って選択された電気熱変換体によって記録
を行うためにメインパルスを発生するメインパルス発生
回路と、前記記録ヘッドの内部温度が相対的に低い場合
に記録データに関係なく前記複数の電気熱変換体の全て
にプレパルスを与えるようにする制御と、前記記録ヘッ
ドの内部温度が相対的に高い場合に前記記録データに従
って選択された電気熱変換体にのみプレパルスを与える
ことでメインパルスとともにダブルパルスによる駆動を
行う制御とを切り換えるよう制御する制御回路とを有す
ることを特徴とするプリンタ装置を備える。
【0006】
【作用】以上の構成により本発明は、記録ヘッドの内部
温度が相対的に低い場合に記録データに関係なく記録ヘ
ッドに配された複数の電気熱変換体の全てにプレパルス
を与えるようにする制御と、その記録ヘッドの内部温度
が相対的に高い場合にその記録データに従って選択され
た電気熱変換体にのみプレパルスを与えることでメイン
パルスとともにダブルパルスによる駆動を行う制御とを
切り換えるよう制御する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する前に、本実施例の概要を簡単に説
明する。 <基本プリントシーケンス>プリントヘッドにプリント
データを送信するタイミングは、1ライン前のプリント
のタイミングで行なわれ、エンジン部では、このタイミ
ングを垂直レジ調整カウンタで検出する。そして、プリ
ント位置の1ライン前のタイミングになると、フォーマ
ッタ部に対してプリントデータの要求トリガ信号(a−
TRG*:*はロウツルーを示す)を送信する。フォー
マッタ部ではこの信号を検出すると、プリントデータの
送信準備を行い、1ページ分のデータ転送中であること
を示す垂直同期信号(a−ENB*)をアクティブにす
る。エンジン部では、プリントデータ要求信号から所定
の時間遅らせてプリントデータ基準クロック信号(DA
TACK)をフォーマッタ部に送信する。フォーマッタ
部では、この基準クロック信号に同期させてプリントデ
ータをエンジン部に送信する。エンジン部は、その受信
したプリントデータをそのままプリントヘッドに送信す
る。
【0008】以上の動作において、エンジン部からフォ
ーマッタ部に送信される基準クロック信号以外は、色信
号毎に独立して動作する。従って、プリントデータはフ
ォーマッタ部から直接プリントヘッドに転送されること
になり、エンジン部でプリントデータを一時記憶する必
要がなくなる。これで、1ライン分のプリントデータ転
送が終了する。1ライン分のプリントデータがヘッドに
転送されると、エンジン部はヘッドのラッチ信号(DL
AT*)をアクティブにし、ヘッド内に一時記憶する。
そして記録紙が搬送され1ライン分移動すると、1ライ
ン目のプリントデータに対応したインクが吐出されプリ
ントがなされる。この間、2ライン目のプリントデータ
要求信号がエンジン部からフォーマッタ部に出力され、
1ライン目と同じプリント動作が行われる。
【0009】以下3ライン目、4ライン目も同様にプリ
ント動作が繰り返され、先に述べた垂直同期信号がアク
ティブの間は、記録紙の移動量に応じてプリントデータ
要求信号を1ライン毎にフォーマッタ部に送信する。こ
のようにして、1ページ分のプリントデータ転送が終了
する。 <水平レジ調整>エンジン部は、プリントデータ要求信
号がアクテイブになってから、ヘッドにデータを転送す
るためのクロックを基準クロックとし、ヘッドの不使用
ノズルヒータの数と、水平レジ調整ノズル数の合計を基
準クロックでカウントし、カウント終了後、フォーマッ
タ回路部にプリントノズルヒータ分の基準クロック(D
ATACK)を転送する。エンジン部では、プリントデ
ータ要求信号出力後、色信号毎に、水平レジ調整分の基
準クロック(CK)をカウントし、カウント終了後、ヘ
ッドに全ノズルヒータ数分の基準クロック(a−SIC
K)を転送する。フォーマッタ部では、エンジン部から
転送された基準クロック(DATACK)に同期して、
色信号毎にプリントデータ(a−DATA)をエンジン
部に転送する。こうしてエンジン部に転送されたプリン
トデータは、エンジン部を介してプリントヘッドに送ら
れる。
【0010】従って、各色のプリントヘッドでは、水平
レジ調整分の基準クロックが入力された後、基準クロッ
クに同期したプリントデータと基準クロックとが入力さ
れ、その後、水平レジ調整分のクロックが再度入力され
る。こうして水平レジ調整が可能になる。 <プリント中のパージ動作>ラインプリンタの場合、現
ラインをプリント中に次のラインのデータがラインヘッ
ドに送られている。従って、エンジン部は、ヘッドのク
リーニングを行う際には、プリント中のヘッドクリーニ
ング動作をする1ライン前のプリントデータ要求信号の
出力を中止し、ヘッドクリーニング動作が終了した後
に、プリントデータ要求信号を出力する。プリント中に
パージ動作を行った時のデータが書き換えられ、パージ
動作後には、パージ動作前のプリントデータがヘッド内
に記憶される。これにより、次に記録紙が移動してデー
タ転送要求信号が出力されても正しくプリントできる。
【0011】図1は本発明の代表的な実施例であるイン
クジェット方式に従うフルライン記録ヘッドを備えたカ
ラープリンタ装置の回路構成を示すブロック図である。
図1に示すように、このプリンタ装置の回路は、ホスト
コンピュータ(以下、ホストという)との通信、ビット
マップRAMへの展開などを制御するフォーマッタ部1
10と、記録ヘッドの種々の制御、搬送モータ、種々の
センサを制御するエンジン部150とで構成される。
【0012】これは、フォーマッタ部110がホストと
のインタフェースの違いや、画像処理方法の違いなどを
考慮して、各種アプリケーション(たとえば通常のプリ
ンタの他にファクシミリや複写機)に対応した回路構成
を必要とするのに対し、エンジン部150はアプリケー
ションに依存した違いを少なくし、どのようなアプリケ
ーションでも対応できるよう標準化してコストを低減さ
せることをねらいとしているためである。
【0013】本実施例では、フォーマッタ部110とエ
ンジン部150の機能分担を次のように定める。 (1)フォーマッタ部の機能 ・ホストとのインタフェース ・ホストから送られてきたコマンド(命令)の解析 ・上記コマンドに基づく記録データのビットマップRA
Mへの展開 ・操作パネルの制御 ・コントロールボックス(後述)の制御 ・エンジン部150とのインタフェース ・オプション制御:記録用紙供給部の制御(オプション
IN)、記録用紙排出部の制御(オプションOUT) (2)エンジン部機能 ・フォーマッタ部110とのインタフェース ・インク供給系の制御 ・記録紙搬送系の制御 ・記録ヘッドへのデータ転送制御 ・記録ヘッドへのヒータ通電制御 ・温度管理 ・時計機能 ・バックアップメモリ機能 ・記録紙幅検出機能 これらの機能を実現するためには次の回路構成が必要と
なる。
【0014】図1において、フォーマッタ部110は制
御プログラムを実行するCPU−F111と、制御プロ
グラムを格納するROM112、プログラムを実行する
ために必要なシステムRAM113、ホストとの通信に
必要なIFCNT114、ホストより送信された記録内
容のビットマップデータを記録するビットマップRAM
115、ビットマップRAM115を制御しエンジン部
150との通信を行う専用回路GAF116、ホストか
らの記録データを解析するためのエミュレーションRO
M(E−ROM)117、キャラクタコードデータをビ
ットマップデータに変換するためのキャラクタジェネレ
ータ(CG−ROM)118、外部記憶装置として使用
するメモリカード119、上述のオプション機能とのイ
ンタフェースとなるIOポート120、ユーザインタフ
ェースとなり種々の操作を行なうためのキーや装置から
のメッセージを表示するLCDなどを含む操作パネル1
21で構成する。
【0015】また、122はこのプリンタ装置をホスト
に接続せず、メモリカード119に格納された画像デー
タを用いてスタンドアロンで画像記録を行なうときにユ
ーザインタフェースとなって種々の指示動作を行なうコ
ントロールボックスである。さらに、123,124は
各々、このプリンタ装置にオプションとして接続される
種々の付加装置の入力/出力インタフェース(オプショ
ン(入力)IN、オプション(出力)OUT)である。
本実施例ではオプションIN123には後述する記録用
紙供給部が、オプションOUT124には後述する記録
用紙排出部が接続される。
【0016】次に、エンジン部150について説明す
る。エンジン部150は図1に示すように記録紙搬送を
主要な目的とするエンジン回路160と記録ヘッド駆動
制御を主要な目的とするエンジン回路180とで構成さ
れている。エンジン部150は、制御プログラムを格納
するROMとその実行に作業領域として用いられるRA
Mと後述するセンサを入力するポート(PORT)とそ
のポートからのアナログ入力をデジタルデータに変換す
るA/Dコンバータとを備え、制御プログラムを実行し
て種々の制御処理を行なうCPU−E161と、CPU
−E161のプログラム実行に用いられるRAM16
2、記録ヘッドのムラ補正データ等を記録するEEPR
OM163、クロック時計(RTC)164、テスト記
録データ作成やフォーマッタ部110との通信などを行
う専用回路GAE165で構成する。また、171は記
録用紙の位置を検出するセンサ、172は記録用紙を搬
送する搬送モータである。
【0017】また、エンジン回路180は記録ヘッド1
90の駆動制御、記録動作を行なわないとき記録ヘッド
190のインク吐出ノズルにキャップをするために記録
ヘッドやキャップ(不図示)を移動させるためのモータ
191の制御、また、キャップの位置検出や記録ヘッド
の位置検出を行なうセンサ192の制御を行なうための
専用回路GAE181含んでいる。
【0018】図2は、図1で説明したプリンタ装置10
0の概略構成を示す側断面図である。図2は、プリンタ
装置100内にコントロールボックス122と、ロール
用紙を記録用紙として用いる記録用紙供給部130と記
録後のロール紙を切断するカッタを備えた記録用紙排出
部131とを組み込んだ構成を示している。また、エン
ジン回路160は、装置実装上、図2に示すように、1
60と180の部分に分れる。
【0019】また、190Yはイエロ色(Y)のインク
を用いて記録を行なうフルライン記録ヘッド(Yヘッ
ド)、190Mはマゼンタ色(M)のインクを用いて記
録を行なうフルライン記録ヘッド(Mヘッド)、190
Cはシアン色(C)のインクを用いて記録を行なうフル
ライン記録ヘッド(Cヘッド)、190Kは黒色(K)
のインクを用いて記録を行なうフルライン記録ヘッド
(Kヘッド)であり、記録用紙の搬送方向に添って配列
されている。
【0020】さらに、171aは記録用紙供給部130
から供給されるロール紙に一定間隔で付加されている黒
い線から記録用紙の先端部を検出して信号(TOF1)
を発生するセンサ、171bは記録終了後のロール紙の
黒い線から記録用紙の先端部を検出して信号(TOF
2)を発生するセンサ、173は搬送ベルトで、搬送モ
ータ172の回転により回転駆動され、この搬送ベルト
173の移動によって、このベルト173に載置されて
いる記録用紙(記録媒体)が搬送される。
【0021】図3は本実施例のインクジェットプリンタ
のプリント部におけるヘッド配列を示す図である。本実
施例の記録ヘッド190は、ブラック色のインクを吐出
するK−ヘッド、シアン色のインクを吐出するC−ヘッ
ド、マゼンタ色のインクを吐出するM−ヘッド、イエロ
色のインクを吐出するY−ヘッドの4本のラインヘッド
で構成されている。
【0022】図2及び図3に示すように、記録紙はK−
ヘッド(190K)側から搬送され、順次、C−ヘッド
(190C)、M−ヘッド(190M)、Y−ヘッド
(190Y)の下部を通過する。これらヘッドの下部を
通過する時に、各色のヘッド部に対応するプリントデー
タがヘッドに転送され、このプリントデータに従ってヘ
ッド内のノズルヒータに通電されて、これにより対応す
るノズルよりインクが吐出されてプリントが実行され
る。
【0023】図4は本実施例のインクジェットプリンタ
装置のラインヘッドの構成を示す図で、図3にも示すよ
うに、それぞれ128個のノズルを有するIC1〜IC
11を有している。図5は本実施例のインクジェットヘ
ッドのIC(ヘッド基板)の構成を示す図で、IC1〜
IC11は同じ構成である。尚、以下の説明で、*はロ
ウレベルの時に真となる、ロウツルー信号を示してい
る。
【0024】図5において、VHはヒータ(発熱体)5
01の電源電圧、PGNDはヒータ用電源のGND、5
02はヒータ501の駆動用トランジスタである。OD
Dは奇数番目のヒータ501に通電を指示する信号、E
VENは偶数番目のヒータ501に通電を指示するため
の信号である。503は3−8デコーダで、この実施例
では128個のヒータ501を8ブロックに分割(16
ノズル/ブロック)し、ブロック選択信号(BENB0
〜2)に応じて発熱駆動するためのヒータ501のブロ
ックを選択している。SUBHはサブヒート用の信号、
MHENB*は実際にプリントするための通電を行うヒ
ートパルス信号である。PHEAT1*〜4*はプレヒ
ートパルスで、後述する選択データラッチ505,50
6にセットされている選択データに従って選択ロジック
504により選択され、この選択されたパルス信号によ
りヒータ501がプレヒートされる。
【0025】ここで、PHEAT1*〜4*は通常の記
録動作中にダブルパルス記録制御によってプレヒートパ
ルスとして用いられる信号である。508はシフトレジ
スタで、実際にプリントされるプリントデータ、或はプ
レヒートパルス(PHEAT1*〜4*)を選択するた
めの選択データをクロックSICKに同期してシリアル
データ(SI)で入力して128ビット分のデータを保
持する。こうして保持されたプリントデータは、データ
ラッチ信号DLAT*によりデータラッチ507にラッ
チされ、また選択データはラッチ信号LATA*により
選択データラッチ505に、ラッチ信号LATB*によ
り選択データラッチ506にラッチされる。DIAは、
センサ509への入力信号、DIKはセンサ509より
の出力信号である。
【0026】図6は本実施例のインクジェットヘッドの
ヒータ配置を示す図である。本実施例のインクジェット
ヘッドの総ノズル数は、128×11=1408ノズル
となる。しかし、ヘッドの製造行程で左右に使用不可能
な領域が発生する場合があるため、この領域が、例えば
左右端部近傍の各々24ノズルであると仮定すると、総
ノズル数から“48”を引いた、合計1360ノズルが
使用可能なノズル数となる。
【0027】前述したように本実施例のカラープリンタ
の場合、K,C,M,Yの4色分のヘッドがあり、各色
のヘッド間でノズルの位置(プリントされるドット位
置)が重なるように正確に合わせる必要がある。この位
置合せが正確でないと正常な色出しが不可能になり高画
質のカラー印刷が得られない。このような位置調整は極
めて微小な調整(ミクロン(μm)オーダ)であるため
機構的に行うのが不可能である。このため、各色のヘッ
ドに位置合せを行うための水平レジ調整ノズルを設け、
この調整ノズルのどの部分までをプリントに使用するか
により、各色のヘッド間でのプリント位置の調整を行っ
ている。いま、この水平レジ調整用のノズル数を、例え
ば16ノズルにすると、最終的にプリント可能なノズル
数は“1344”ノズルとなる。
【0028】図7は、本実施例のインクジェットプリン
タにおけるプリント・シーケンスを示すタイミング図で
ある。尚、図中、信号名a−xxxにおけるaは、K,
C,M,Yの色信号を示すもので、各色が各々これらの
信号線を有していることを示す。以下同様な信号名称を
使用して説明する。プリントデータは、SICK(シリ
アルクロック)信号に同期してSI信号としてヘッドに
送られてシフトレジ508に格納され、1ライン分送ら
れた後、DLAT*信号をアクティブにすることによ
り、IC1〜11内のデータラッチ回路507に一時記
憶される。その後、ODD(奇数ノズル選択信号)、E
VEN(偶数ノズル選択信号)と、BENB0(ブロッ
ク0選択信号)、BENB1(ブロック1選択信号)、
BENB2(ブロック2選択信号)によりヒートするヒ
ータブロックを順次選択し、a−PH1*〜4*と、a
−MH1*〜11*をアクティブにして、各ICのヒー
タ501に通電する。これにより該当するノズルよりイ
ンクが吐出されてプリントが行われることになる。
【0029】尚、次のラインのプリントデータの転送
は、現ラインのヒータ通電時に行なわれる。そして、次
のラインのDLAT*信号は、現ラインのヒータ通電時
間とデータ転送時間の内、遅い方の時間が経過した後、
アクティブにしなければならない。もし、現ラインのヒ
ータ通電時間中に、次のラインのDLAT*信号がアク
ティブになってしまった場合は、DLAT*信号がアク
ティブになった後のプリントデータは次のラインのプリ
ントデータとなってしまう。
【0030】一般にプリント速度を決定する場合は、ヘ
ッドの基本性能を中心に決定される。ここではデータ転
送時間に比べてヒータの通電時間の方が長いため、プリ
ント中は、通常のヒータ通電終了後に、DLAT*信号
をアクティブになる。尚、図7において、701は1番
目、17番目、33番目…1393番目のヒータの通電
タイミングを示し、701ではデータ(DATA)が
“0”であるためa−PH*信号によるヒートパルスの
みが印加されている。また702は、2番目、18番
目、34番目…1394番目のヒータへの通電タイミン
グを示し、ここではデータが“1”であるため幅T1の
プレヒート、T2の休止時間後、幅T3のメインヒート
パルスが印加されている。更に、703は3番目、19
番目、35番目…1395番目のヒータへのヒートタイ
ミングを示し、ここでも701と同様にデータが“0”
であるため、a−PH*信号によるヒートパルスのみが
印加されている。
【0031】更に、図4に示すように、ヘッド内にはヘ
ッドのノズルの情報を記録するEEPROM401が搭
載されている。このROM401に記憶されている内容
は、例えばプレパルスデータ、プレパルス選択データ、
温度調整パルスデータ、ヘッドランクデータ、その他の
IDデータ等である。 [エンジン回路180のゲートアレイ(GAE)181
の説明]図8に本実施例のエンジン回路180のゲート
アレイ(GAE)181の構成を示すブロック図であ
る。
【0032】このGAE181は、エンジン回路180
で必要になるモータ191a〜cの回転制御、記録紙に
同期して動作するエンコーダ192bの制御、前述した
ヘッド制御、ポート制御等の機能を有している。810
はシステム、811はデコーダ、812〜814はそれ
ぞれ対応するモータを回転駆動するモータドライバであ
る。191aはヘッド190の回復動作のためにヘッド
を上下方向に移動するためのヘッドモータ、191bは
キャッピングモータで、ヘッド190へのキャッピング
を行うためにキャッピング部材を移動するためのモータ
である。191cはリードモータである。192bは記
録媒体である記録用紙と接触し、その移動に伴って信号
を発生するエンコーダで、このエンコーダ192bより
の信号はエンコーダ制御部815に入力され、ENCC
K信号が作成されてエンジン回路160に出力される。
192aはその他のセンサで、例えばヘッドの上下方向
の位置、キャッピング部材の位置等を検出するセンサを
含み、これらセンサよりの入力信号はIOポート817
を通して入力され、アクチュエータ818などに出力さ
れる。816はヘッド制御部で、各色のヘッドに出力す
るデータの制御、ヘッドの駆動制御などを行っている。
以下、ヘッド制御部816の動作を中心に説明する。
【0033】図9は本実施例のヘッド制御部816の回
路図、図10はヘッド制御部816により制御されるプ
リント動作を示すタイミング図である。ヘッド制御部8
16は、水平同期回路900、垂直同期回路901、転
送エリア回路902、転送データ回路903、ヒートエ
リア回路904、ヒート信号回路905及びサブヒータ
制御回路906を備えている。以下、各部を順次説明す
る。 (a)水平同期回路900 水平同期回路900は、本実施例のインクジェットプリ
ンタの基準信号となるHSYNC信号を生成する回路で
ある。このプリンタでは、搬送モータ172にステッピ
ングモータを使用しており、例えば、この搬送モータ1
72の駆動クロックの1クロックで、記録紙が70.5
μm(1ドット分:1/360インチ)搬送される。こ
のクロック信号であるPRCK信号を基準にHSYNC
信号が生成される。
【0034】但し、記録紙と搬送ベルト173との摩擦
係数が少なく、搬送モータ172の回転距離と記録紙の
移動距離が一致しない場合があるため、記録紙の移動量
を直接検出できるエンコーダ192bを搭載し、このエ
ンコーダ192bよりの信号によりエンコーダ制御部8
15より出力されるクロック出力信号(ENCCK)に
よりHSYNC信号を生成できるようにしている。
【0035】この水平同期回路900では、ノズルヒー
タの通電終了信号であるHTEND*信号に基づいて、
前述したDLAT*信号を生成している。また、HST
RG*信号は、このHSYNC信号を基準としたトリガ
信号であり、PGTRG*信号は、後で説明するパージ
動作のトリガ信号である。 (b)垂直同期回路901 この垂直同期回路901では、HSYNC信号を基準に
各色のプリントデータ要求信号HK−TRG*,HC−
TRG*,HM−TRG*,HY−TRG*信号を生成
している。このHK−TRGF*信号は、記録紙の搬送
時に検出されるTOF1信号を基準に、TOF1センサ
171aから(ブラックヘッド190Kまでの距離−
1)ライン分(図10におけるTKGAP)をHSYN
C信号でカウントして出力する。例えば、TOF1セン
サ171aからブラックヘッド190Kまでの距離が1
0mmであれば(10×1000/70.5−1)より
141クロック分のHSYNC信号をカウントしてHK
−TRG*信号を出力する。即ち、ブラックヘッド19
0Kのプリントデータを転送するタイミングで出力す
る。HC−TRG*信号は(ブラックヘッド190Kと
シアンヘッド190Cとの距離−1)ライン分(図10
ではKCGAP)をHSYNC信号でカウントして出力
する。同様に、HM−TRG*信号は(シアンヘッド1
90Cとマゼンタヘッド190Mとの距離−1)ライン
分(図10ではCMGAP)をHSYNC信号でカウン
トして出力し、HY−TRG*信号は(マゼンタヘッド
190Mとイエローヘッド190Yとの距離−1)ライ
ン分(図10ではMYGAP)をHSYNC信号でカウ
ントして出力する。これらの動作によりヘッドの位置よ
り1ライン前のタイミングで各色ヘッドへのデータ転送
が行える。
【0036】エンジン回路160では、このHK−TR
G*信号を基にHK−ENB*信号を返している。HK
−ENB*信号はプリントすべきライン数をカウントす
るもので、ページ長に相当する。このHK−ENB*信
号がアクティブの間は、HK−TRG*信号はHSYN
C信号に同期して出力され、1ライン毎にデータが転送
されることになる。他の色のHC−ENB*、HM−E
NB*、HY−ENB*信号についても同様である。
【0037】このようなデータ転送方法により、エンジ
ン部150にプリントバッファを持たせることなく、プ
リントデータをフォーマッタ部110よりエンジン部1
50に転送でき、エンジン部150の大幅なコスト低減
が可能になる。PRTRG*信号は、HK−TRG*信
号とHC−TRG*信号とHM−TRG*信号とHY−
TRG*信号の論理和の信号であり、これについては後
述する。
【0038】また、この垂直同期回路901では、ノズ
ルヒータに通電を開始させるHTTRG*信号も生成し
ている。この信号はPRTRG*信号をHSYNC信号
1クロック分遅らせて出力している。即ち、記録紙がプ
リント位置に来たタイミングでHTTRG*信号がアク
ティブになる。 (c)垂直レジ調整 前述したように、カラープリンタでは、各色のプリント
ドット位置が正確に一致しなければならない。なぜなら
ばシアン、マゼンタ、イエロー以外の色は、他の色のド
ットと重ね合わせて印刷されるためである。例えば、シ
アンとマゼンタでブルー、マゼンタとイエローでレッ
ド、イエローとシアンでグリーンの色がプリントされ
る。しかし、プリントドットサイズが70.5μmと小
さく、機械的にこの精度を出すことは不可能である。そ
こでレジ調整という機能が必要になる。このプリンタで
は、先に述べたプリントデータ要求信号を生成するカウ
ンタの値を、CPU−E161がGAE181に設定し
て決定する構成とした。従って、機械的な位置精度が低
くてもカウンタの値を変化させることでプリントドット
位置を正確に合わせることができる。 (d)転送エリア回路902 図11は本実施例の転送エリア回路902及び転送デー
タ回路903の動作シーケンス図である。
【0039】転送エリア回路902は、エンジン回路1
60に対するデータ転送クロック信号であるHDATA
CK信号の生成と、ヘッド190に対するSICK信号
の出力タイミングを生成するSCAREA信号の生成、
各色データの有効領域タイミングを生成するSDARE
A信号の生成を行っている。先に述べたように、本実施
例のインクジェットヘッド190には、プリントに使用
できないノズル領域がある。そこで、その領域ではSI
信号にデータをのせずに(“0”データをのせる)、S
ICK信号のみを転送しなければならない。また、エン
ジン回路160に転送するHDATACK信号は1本で
あり、水平レジ調整を色毎にGAE181内部で行うた
めには、SICK信号をSCAREA信号からレジ調整
領域分遅らせて、総ノズル数分出力させ、HDATAC
K信号をSCAREA信号から(プリントに使用できな
い領域24)+(水平レジ調整領域16)=40クロッ
ク分遅らせて、プリントドット数分だけ出力させれば良
い。 (e)水平レジ調整 先に述べたように機械的な位置精度には限界があるた
め、水平方向に対しても電気的にプリント位置を調整す
る必要がある。この調整方法は、SCAREA信号を色
毎にシフトさせ、各色のSICK信号の出力タイミング
を調整することにより達成できる。即ち、CPU−Eが
GAE181の水平レジ調整レジスタの値を“0”〜
“15”の間で調整することにより、HDATACK信
号とSICK信号の間のクロック数が変更され、水平方
向のプリントノズルの位置が変更できる。例えば、ブラ
ック(K)ヘッドの水平レジ調整値を“8”に設定し、
シアン(C)ヘッドの水平レジ調整値を“15”に設定
すれば、ブラックヘッド190Kのプリントノズルは、
右側が水平レジ調整8ノズル分空き、シアンヘッド19
0Cのプリントノズルは、右側が水平レジ調整15ノズ
ル分空いてプリントがなされる。 (f)ヒートエリア回路904 ヒートエリア回路904は、時分割でノズルヒータに通
電するための基準信号となるPHCK信号と、PHCK
信号から作られる時分割信号ODD,EVEN,BEN
B0,BENB1,BENB2の信号生成、及び時分割
で各色のノズルヒータに通電するタイミングを示すK−
FAREA,C−FAREA,M−FAREA,Y−F
AREAの信号を生成している。 (g)ヒート信号回路905 ヒート信号回路905は、ダブルパルス制御による記録
動作を行うために必要なPHEAT1*〜PHEAT4*信号と、MH1*
〜MH11*信号とをそれぞれ各色毎に生成する回路であ
る。なお、図7には、各インクに対応した記録ヘッド1
90K、190C、190M、190Yに対応する総称
として、a-PT*と記されている。また、PHEAT1*〜PHEAT4
*信号は通常の記録中にはプレパルスを印加するための
制御信号として用いられる。
【0040】なお、ヒート信号回路905の詳細は後に
説明する。 (h)サブヒータ制御回路906 ヘッド190には、ノズルヒータとは別にヘッドを加熱
制御するためのサブヒータが備えてあり、これを制御す
る回路である。 (i)回復動作 インクジェットプリンタの場合、ヘッドの目詰まりを防
止するために、回復動作と呼ばれる動作シーケンスが必
要になる。これは、ノズル内のインクが凝結したり、イ
ンクの吐出口にダスト等が固着したりして、インクの吐
出を不安定にする要因を除去するための動作である。具
体的な動作としては、ヘッド内のインクを加圧して循環
させたり、全てのノズルからインクを強制的に吐出さる
などの動作を行う。
【0041】これらの動作はプリンタ本来の動作とは関
係がなく、フォーマッタ部110には関係なく動作させ
る必要がある。従って、エンジン部150のみで動作さ
せなくてはならない。また、回復動作はプリント中以外
に行うことを基本とするが、プリント時間が長かった
り、高密度なプリントが連続すると、プリント中でも回
復動作を行う必要が生じる。このため、回復シーケンス
は2つの動作タイミング、即ち、単独パージ動作タイミ
ングとプリント中のパージ動作タイミングがあり、各々
制御する必要がある(図10参照)。 (j)単独パージ動作 ヘッドの回復動作は具体的には全ノズルからインクを吐
出する動作であり、その他の動作、例えばインクを強制
循環させる方法や、ノズルの吐出面を拭き取る動作につ
いてはここでは触れない。以下、単独パージ動作シーケ
ンスについて図10を用いて説明する。 (1)CPU−EはGAE181のPURGEレジスタ
に“1”を設定した後、“0”にする。 (2)GAE181はパージ実行中を示すPGOP信号
を“1”にし、水平同期回路900より、PGTRG*
信号を出力する。 (3)垂直同期回路901では、PGTRG*信号より
HTTRG*信号を出力する。このときPRTRG*信
号は出力しない。なぜならば、プリントデータの要求は
しないからである。 (4)転送データ回路903では、各色のプリントデー
タSI信号を“ハイレベル”に固定し、SICK信号を
転送する。
【0042】なお転送データ回路の詳細な構成と動作に
ついては、後に詳述する。 (5)ヒートエリア回路904とヒート信号回路905
では、HTTRG*信号より通常のダブルパルスが生成
されてヘッドからインクが吐出される。このインクの吐
出が終了したならば、HTEND*信号をアクティブに
する。 (6)水平同期回路900は、HTEND*信号よりで
DLAT*信号をアクティブにする。この動作によりヘ
ッド内のデータは全てオン(“1”)状態に固定され、
以後の吐出は全ドット吐出になる。 (7)垂直同期回路901は、DLAT*信号をカウン
トし、CPU−EがGAE181のNPGレジスタに設
定した回数分、全ドット吐出が行われる。 (8)動作が終了した時、GAE181はPGOP信号
を“0”にし、CPU−Eはこれを読み込みパージ終了
を検出する。
【0043】以上の動作により、単独パージ動作が行わ
れる。 (k)プリント中のパージ動作 先に述べたように、プリントデータの転送タイミング
と、ヘッドのノズルヒートタイミングは1ライン分ずれ
ている。従ってプリント中に上記の単独パージ動作を行
ってしまうとプリントデータが1ライン分失われ、記録
紙にも1ライン分の全色ベタプリントがなされてしま
う。そこで、プリント中のパージ動作は、パージを行う
1ライン前の段階でフォーマッタ部110にデータ転送
要求信号を中断し、プリント中のパージ動作が終了した
タイミングでデータ転送要求信号を出力すればよい。こ
の切り分けは、CPU−EがGAE181のPURGE
レジスタに“1”を設定するタイミングを制御すること
で達成できる。 (1)CPU−Eはプリント中のパージ動作を行うタイ
ミングを何かの手段で検出する。 (2)CPU−EはGAE181のPURGEレジスタ
に“1”を設定する。 (3)GAE181の垂直同期回路901は、プリント
データ要求信号であるPRTRG*信号にマスクをし、
以後出力させない。 (4)CPU−Eは搬送モータ172にクロックを送
り、記録紙を1ドット分搬送する。 (5)GAE181はHSYNC信号を生成するが、P
RTRG*信号が出力されないため、フォーマッタ部1
10からのデータの転送は行われない。一方、HTTR
G*信号は出力するため、mラインのデータはプリント
される。 (6)CPU−EはGAE181のPURGEレジスタ
を“0”にする。 (7)GAE181の垂直同期回路901は、PRTR
G*信号にマスクを解除し、以後出力する。 (8)GAE181は単独パージと同じ動作を行う。 (9)GAE181の垂直同期回路は単独パージが終了
するとPPTRG*信号を出力する。 (10)GAE181の転送エリア回路902と転送デ
ータ回路903とにより、m+1ラインのデータが転送
される。 (11)GAE181の水平同期回路900は、PPT
RG*信号により、SCAREA信号が非アクティブに
なった後、DLAT*信号を出力する。 (12)以後は通常のプリント動作に戻る。
【0044】以上の動作により、プリント中のパージ動
作が正しく行われ、しかもプリントも正しく行われる。 [ダブルパルス記録制御(特にプレヒートパルス制御)
の詳細な説明]ここでは、本実施例の特徴的な動作制御
であるダブルパルス記録制御におけるプレヒートパルス
制御について説明する。ノズルヒータに電圧を加えると
き、1回のパルスを長い時間加えるよりも、最初に短い
パルス(プレパルス)を加え、次に長いパルス(メイン
パルス)を加えた方が、インクの吐出量が安定すること
が知られている。図7に示すT1部分がプレパルスであ
り、T3部分がメインパルスである。
【0045】このようなプレパルス、メインパルスの信
号は、インク色(或いは記録ヘッド)毎に必要なため、
記録ヘッド190Kに接続されるPHEAT1*をK-PH1*、PHE
AT2*をK-PH2*…、MH1*をK-MH1*、MH2*をK-MH2*…、記録
ヘッド190Cに接続されるPHEAT1*をC-PH1*、PHEAT2*
をC-PH2*…、MH1*をC-MH1*、MH2*をC-MH2*…、記録ヘッ
ド190Mに接続されるPHEAT1*をM-PH1*、PHEAT2*をM-
PH2*…、MH1*をM-MH1*、MH2*をM-MH2*…、記録ヘッド1
90Yに接続されるPHEAT1*をY-PH1*、PHEAT2*をY-PH2*
…、MH1*をY-MH1*、MH2*をY-MH2*…、とする。
【0046】さて、本実施例のような記録幅が長いフル
ライン記録ヘッドの場合、インク吐出ノズルの数が多
く、これに伴うノズルヒータの数も多い。従って、記録
密度の高い記録を行なうと、ノズルヒータによる発熱量
が大きく、記録ヘッドの内部温度が高くなって、記録を
適正に行なうための温度範囲にその内部温度を維持する
ことが難しくなる。本実施例のプリンタ装置でも、この
ような温度上昇を抑えるために冷却ファンを備え、記録
ヘッドの内部温度が異常に高くならないようにしている
が、本実施例では以下のような構成により、記録ヘッド
の内部温度が所定値より高くなったとき、プレパルス記
録制御においてプレパルスを発生させないようにして、
ノズルヒータからの発熱量を抑えている。
【0047】図12はヒート信号回路の詳細な構成を示
す回路図である。この回路の構成は4つのインク記録、
或いは、4つの記録ヘッドに対して共通の構成であるの
で、ここでは1つの記録ヘッドに対する構成を示す。そ
して、図12に示す信号名に“a-”という記号が付され
ているのは、各インクに対応した記録ヘッドで別々の信
号が用いられるが、ここでは説明を簡略化するために総
称として用いているためである。従って、実際の装置で
は記録ヘッドの種類に従って、例えば、信号a-FAREAの
場合、実際の信号はK-FAREA, C-FAREA, M-FAREA, Y-FAR
EAとなる。
【0048】また、図12において、1701はプレパ
ルス発生回路、1702はメインパルス発生回路、17
03はPHLESS回路である。プレパルス発生回路1
701は、a-PH1*〜a-PH4*の信号を生成する。これらの
信号は記録ヘッド内のEEPROM401に記憶されているプ
レパルスデータをCPU−E161が読み込んで、これ
をGAE181に設定することにより、GAE181の
内部回路であるプレパルス発生回路1701のカウンタ
が、PHCK信号を基準にして4種類のプレパルス信号(a-H
PH1*〜a-HPH4*)を生成して出力する。
【0049】メインパルス発生回路1702も同様であ
る。即ち、記録ヘッド内のEEPROM401に記憶されてい
るヘッドランクデータをCPU−E161が読み込ん
で、これをGAE181に設定することにより、GAE
181の内部回路であるメインパルス発生回路1702
のカウンタが、PHCK信号を基準にして各IC(IC1〜
IC11)のメインパルス信号(a-HMH1*〜a-HMH11*)を
生成して出力する。
【0050】PHLESS回路1703は、CPU−E
161によって設定されるGAE181内のa-PHOFFレ
ジスタ(不図示)の値に従って、プレパルスを出力する
かどうかを選択する回路である。CPU−E161は、
プリンタ装置の記録ヘッド190K、190C、190
M、190Yによる記録密度と、記録ヘッドに備えられ
た温度センサからの温度情報とに基づいて、記録密度が
低い場合や、動作環境温度が低く記録ヘッドの温度が低
下したと判断したときは、a-PHOFFレジスタに“0”を
設定する。一方、記録密度が高い場合や、或いは、動作
環境温度が高い場合には、CPU−E161は、a-PHOF
Fレジスタに“1”を設定する。
【0051】図13はPHLESS回路1703の詳細
な構成を示す回路図である。図13において、1710
はフリップフロップ、1711はインバータ、1721
〜1725はAND回路、1731〜1741はOR回
路である。以上の様な回路構成により、a-PHOFFレジス
タに“0”が設定されている場合には、プレパルス発生
回路1701が発生するプレパルス信号(a-HPH1*〜a-HP
H4*)がそのままプレパルス選択信号(a-PH1*〜a-PH4*)
として、メインパルス発生回路1702が発生するメイ
ンパルス信号(a-HMH1*〜a-HMH11*)はそのままメインパ
ルス信号(a-MH1*〜a-MH11*)として出力される。これに
よって、記録密度が低い場合や、動作環境温度が低く記
録ヘッドの内部温度が低下したときは、記録ヘッド内の
ノズルヒータすべてにプレパルスが印加され、記録ヘッ
ドは均一に加熱されるので、インクの吐出量が安定す
る。
【0052】一方、a-PHOFFレジスタに“1”が設定さ
れている場合には、プレパルス選択信号(a-PH1*〜a-PH4
*)の出力は抑止される。このとき、プレパルス信号の
1つ(a-HPH1*)だけが共通にOR回路1731〜174
1に印加される。これによって、記録ヘッドのノズルヒ
ータの内、記録データが存在するノズルヒータのみにa-
PH1*信号と各メインパルスの論理和の信号が印加され、
実質的に記録動作を行なうノズルヒータに対してはダブ
ルパルス制御が実行される。これに対して、記録動作を
しないノズルヒータにはプレパルスによる通電も発生し
ない。
【0053】従って本実施例に従えば、CPUが監視す
る記録ヘッドからの記録状態や記録ヘッドの内部温度に
従って、記録密度が高いときや動作環境温度が高いとき
にはダブルパルス記録制御におけるプレパルスを記録ヘ
ッドに加えないようにし、記録動作を行なうノズルヒー
タについてのみ実質的にダブルパルスを印加するように
制御するので、ノズルヒータからの総発熱量が低く抑え
られ、記録ヘッドの温度上昇を抑えることができる。こ
れによって、記録密度が高い場合や動作環境温度が高い
場合にも、高品位な記録品質を維持することができる。
【0054】また、本実施例の制御を冷却ファンの動作
と組み合わせると、冷却効果はより高くなると言える。
さらに、本実施例によるノズルヒータからの発熱量抑制
の効果を考慮すれば、冷却ファンそのものを小型化する
ことにも資する。なお本実施例では、インクジェットプ
リンタについて説明しているが本発明はこれに限定され
るものでなく、ラインヘッドを用いた熱転写プリンタや
他のカラープリンタでも実現可能である。
【0055】また本実施例では、4色分のプリントヘッ
ドを使用したカラープリンタについて説明しているが、
少なくとも1つのラインヘッドを備えたプリンタであれ
ば同様に実現できる。さらに本実施例で示した定数、例
えばノズルヒータの数やLSIの数等は例として挙げた
数であり、これに限るものではない。
【0056】さらにまた本実施例では、フォーマッタ部
とエンジン部に分離した構成のプリンタ装置を示した
が、本発明は一体型のプリンタについても適用できるこ
とは言うまでもない。さらにまた本実施例のエンジン部
は2つの回路ブロックに分離した構成で説明したが、本
発明はこれによって限定されるものではなく、1つの回
路ブロックで実現しても良い。
【0057】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0058】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0059】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。記録ヘ
ッドの構成としては、上述の各明細書に開示されている
ような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0060】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。加えて、装置本体に装着され
ることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からの
インクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記
録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタ
ンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用
いてもよい。
【0061】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0062】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。以上説明した本発明実施例においては、インクを
液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化する
インクであっても、室温で軟化もしくは液化するものを
用いても良く、あるいはインクジェット方式ではインク
自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度調整を
行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制
御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時に
インクが液状をなすものであればよい。
【0063】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0064】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。なお、本発明は複数の機器から構成されるシステム
に適用しても良いし、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。さらに、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも本発明は適用
できることは言うまでもない。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録ヘッドの内部温度が相対的に低い場合には記録データ
に関係なく複数の電気熱変換体の全てにプレパルスを与
えることで記録ヘッドの内部の温度の均一化を図る一
方、その記録ヘッドの内部温度が相対的に高い場合にそ
の記録データに従って選択された電気熱変換体にのみプ
レパルスとメインパルスとよるダブルパルスによる駆動
を行うのでプレパルス印加による余分な熱の発生を抑え
記録ヘッドの温度上昇を抑えることができる。これによ
り、濃度むらのない高品位な記録画質を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるインクジェット
方式に従うフルライン記録ヘッドを備えたカラープリン
タ装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1で説明したプリンタ装置の概略構成を示す
側断面図である。
【図3】本実施例のインクジェットプリンタのプリント
部のヘッド配置を説明する図である。
【図4】本実施例の1色分のラインヘッドの構成図であ
る。
【図5】本実施例のラインヘッドのヘッドICの構成を
示す図である。
【図6】本実施例のラインヘッドのノズルヒータの構成
を示す図である。
【図7】本実施例のインクジェットプリンタにおける基
本プリントシーケンスを示す図である。
【図8】エンジン回路180のGAE181の構成を示
すブロック図である。
【図9】GAE181のヘッド制御部816の構成を示
すブロック図である。
【図10】ヘッド制御部によるプリント動作タイミング
を示すタイミング図である。
【図11】転送エリア回路902及び転送データ回路9
03の動作シーケンスを示すタイムチャートである。
【図12】ヒート信号回路(PH部)の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】図12に示すPHLESS回路の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
110 フォーマッタ部 113 システムRAM 115 ビットマップRAM 116 GAF 150 エンジン部 160,180 エンジン回路 165,181 GAE 163 EEPROM 171a,171b TOFセンサ 172 搬送モータ 190 インクジェットヘッド 1701 プレパルス発生回路 1702 メインパルス発生回路 1703 PHLESS回路 1710 フリップフロップ 1711 インバータ 1721〜1725 AND回路 1731〜1741 OR回路
フロントページの続き (72)発明者 岸田 秀昭 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノ ンアプテックス株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−297718(JP,A) 特開 平5−64890(JP,A) 特開 平6−278283(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/05 B41J 2/125 B41J 2/355 B41J 2/365

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電気熱変換体が配されたライン型
    の記録ヘッドを用い、前記複数の電気熱変換体をダブル
    パルス制御によって駆動し記録媒体に記録を行なうプリ
    ンタ装置であって、 前記記録ヘッドの内部温度を監視する監視手段と、前記複数の電気熱変換体に与えるプレパルスを発生する
    プレパルス発生回路と、 記録データに基づき、該記録データに従って選択された
    電気熱変換体によって記録を行うためにメインパルスを
    発生するメインパルス発生回路と、 前記記録ヘッドの内部温度が相対的に低い場合に記録デ
    ータに関係なく前記複数の電気熱変換体の全てにプレパ
    ルスを与えるようにする制御と、前記記録ヘッドの内部
    温度が相対的に高い場合に前記記録データに従って選択
    された電気熱変換体にのみプレパルスを与えることでメ
    インパルスとともにダブルパルスによる駆動を行う制御
    とを切り換えるよう制御する制御回路とを有することを
    特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記プレパルス発生回路は複数のプレパ
    ルスを発生する回路であり、 前記 制御回路は、前記選択された電気熱変換体にのみ
    レパルス信号を与える場合に、前記複数のプレパルスの
    中から1つだけ選択して与える回路であることを特徴と
    する請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 それぞれブラック、シアン、マゼンタ、
    イエロの各色に対応した記録を行なう4つの記録ヘッド
    を有していることを特徴とする請求項1または2に記載
    のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、前記電気熱
    変換体はノズルに対応して設けられインクに与える熱エ
    ネルギーを発生するためのノズルヒータであることを特
    徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のプリンタ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドは、前記記録ヘッドの内
    部温度をモニターするセンサを有していることを特徴と
    する請求項1乃至のいずれかに記載のプリンタ装置。
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