JPH08132715A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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Publication number
JPH08132715A
JPH08132715A JP6272548A JP27254894A JPH08132715A JP H08132715 A JPH08132715 A JP H08132715A JP 6272548 A JP6272548 A JP 6272548A JP 27254894 A JP27254894 A JP 27254894A JP H08132715 A JPH08132715 A JP H08132715A
Authority
JP
Japan
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signal
data
head
recording
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6272548A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Inose
茂 猪瀬
Yasuhiro Hamada
泰博 濱田
Fumio Miyahara
文雄 宮原
Hideaki Kishida
秀昭 岸田
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Aptex Inc
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Publication date
Application filed by Canon Aptex Inc filed Critical Canon Aptex Inc
Priority to JP6272548A priority Critical patent/JPH08132715A/ja
Publication of JPH08132715A publication Critical patent/JPH08132715A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フォーマッタ部及びエンジン部で構成されるプ
リンタ装置において、エンジン部のみで画像の濃度むら
に関する自己診断を行なう。 【構成】エンジン部において、所定パターンを発生さ
せ、濃度むらを診断する。CPUから入力されるAHS
信号が入力されると、AHSパターン生成回路のAHS
垂直同期回路1310及びAHS水平同期回路1320
は、データ要求信号HK-TRG*,HC-TRG*,HM-TRG*,HY-TRG
*、及びデータ転送lクロック信号HDATACKを入力して、
パターン信号を生成するタイミングを造りだす。そし
て、AHSデータ生成回路1330は、各色成分に関し
て、1ラインごとにデータパターンが0→1→0→1→
…、1→0→1→0→…、と入れ替わり記録用紙上で千
鳥状パターンとなるような信号(SK−DATA、SC
−DATA、SM−DATA、SY−DATA)を出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ装置に関し、特
に、ライン型の記録ヘッドを用いて記録媒体に画像を記
録するプリント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット方式に従うプリン
タ装置はホストコンピュータなどの介部装置から画像デ
ータを受信し、これをビットマップ展開するフォーマッ
タ部とビットマップ展開されたデータに基づいて記録用
紙上に画像形成を行なうエンジン部とから構成されてい
る。このような構成の装置において、記録用紙上の形成
画像の濃度むらを解消するために、通常は自己診断機能
が備えられている。そして、このような自己診断は、フ
ォーマッタ部とエンジン部とが連係して実行することが
一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例のようにフォーマッタ部とエンジン部と分離できる構
成をもつプリンタ装置では、特定のエンジン部に対し
て、異なる種類のフォーマッタ部とを結合して別のタイ
プのプリンタ装置を構成することが可能であることや、
また、それぞれの部分の機能構成を考慮すると、濃度む
らに関する自己診断はエンジン部で独立に実行できるほ
うが、装置組立の効率の観点からも望ましいと言える。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、エンジン部で独立に実行可能な自己診断機能を有し
たプリンタ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンタ装置は以下のような構成を備える。
即ち、外部機器よりの記録データを受信してプリントイ
メージデータを発生する制御部と、前記制御部よりのプ
リントイメージデータを受信して記録媒体にライン型の
記録ヘッドを用いて画像を記録するエンジン部とを備え
たプリンタ装置であって、前記エンジン部は、画像品質
を調べるための所定パターンを前記記録媒体に記録する
よう指示する指示手段と、前記指示手段による指示に基
づいて、前記所定パターンを発生する発生手段とを有す
ることを特徴とするプリンタ装置を備える。
【0006】
【作用】以上の構成において、制御部とエンジン部とを
有するプリンタ装置で、そのエンジン部が画像品質を調
べるための所定パターンを記録媒体に記録するよう指示
する指示手段と所定パターンを発生する発生手段とを有
し、その指示手段による指示で所定パターンを発生する
ように動作する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する前に、本実施例の概要を簡単に説
明する。 <基本プリントシーケンス>プリントヘッドにプリント
データを送信するタイミングは、1ライン前のプリント
のタイミングで行なわれ、エンジン部では、このタイミ
ングを垂直レジ調整カウンタで検出する。そして、プリ
ント位置の1ライン前のタイミングになると、フォーマ
ッタ部に対してプリントデータの要求トリガ信号(a−
TRG*:*はロウツルーを示す)を送信する。フォー
マッタ部ではこの信号を検出すると、プリントデータの
送信準備を行い、1ページ分のデータ転送中であること
を示す垂直同期信号(a−ENB*)をアクティブにす
る。エンジン部では、プリントデータ要求信号から所定
の時間遅らせてプリントデータ基準クロック信号(DA
TACK)をフォーマッタ部に送信する。フォーマッタ
部では、この基準クロック信号に同期させてプリントデ
ータをエンジン部に送信する。エンジン部は、その受信
したプリントデータをそのままプリントヘッドに送信す
る。
【0008】以上の動作において、エンジン部からフォ
ーマッタ部に送信される基準クロック信号以外は、色信
号毎に独立して動作する。従って、プリントデータはフ
ォーマッタ部から直接プリントヘッドに転送されること
になり、エンジン部でプリントデータを一時記憶する必
要がなくなる。これで、1ライン分のプリントデータ転
送が終了する。1ライン分のプリントデータがヘッドに
転送されると、エンジン部はヘッドのラッチ信号(DL
AT*)をアクティブにし、ヘッド内に一時記憶する。
そして記録紙が搬送され1ライン分移動すると、1ライ
ン目のプリントデータに対応したインクが吐出されプリ
ントがなされる。この間、2ライン目のプリントデータ
要求信号がエンジン部からフォーマッタ部に出力され、
1ライン目と同じプリント動作が行われる。
【0009】以下3ライン目、4ライン目も同様にプリ
ント動作が繰り返され、先に述べた垂直同期信号がアク
ティブの間は、記録紙の移動量に応じてプリントデータ
要求信号を1ライン毎にフォーマッタ部に送信する。こ
のようにして、1ページ分のプリントデータ転送が終了
する。 <水平レジ調整>エンジン部は、プリントデータ要求信
号がアクテイブになってから、ヘッドにデータを転送す
るためのクロックを基準クロックとし、ヘッドの不使用
ノズルヒータの数と、水平レジ調整ノズル数の合計を基
準クロックでカウントし、カウント終了後、フォーマッ
タ回路部にプリントノズルヒータ分の基準クロック(D
ATACK)を転送する。エンジン部では、プリントデ
ータ要求信号出力後、色信号毎に、水平レジ調整分の基
準クロック(CK)をカウントし、カウント終了後、ヘ
ッドに全ノズルヒータ数分の基準クロック(a−SIC
K)を転送する。フォーマッタ部では、エンジン部から
転送された基準クロック(DATACK)に同期して、
色信号毎にプリントデータ(a−DATA)をエンジン
部に転送する。こうしてエンジン部に転送されたプリン
トデータは、エンジン部を介してプリントヘッドに送ら
れる。
【0010】従って、各色のプリントヘッドでは、水平
レジ調整分の基準クロックが入力された後、基準クロッ
クに同期したプリントデータと基準クロックとが入力さ
れ、その後、水平レジ調整分のクロックが再度入力され
る。こうして水平レジ調整が可能になる。 <プリント中のパージ動作>ラインプリンタの場合、現
ラインをプリント中に次のラインのデータがラインヘッ
ドに送られている。従って、エンジン部は、ヘッドのク
リーニングを行う際には、プリント中のヘッドクリーニ
ング動作をする1ライン前のプリントデータ要求信号の
出力を中止し、ヘッドクリーニング動作が終了した後
に、プリントデータ要求信号を出力する。プリント中に
パージ動作を行った時のデータが書き換えられ、パージ
動作後には、パージ動作前のプリントデータがヘッド内
に記憶される。これにより、次に記録紙が移動してデー
タ転送要求信号が出力されても正しくプリントできる。
【0011】図1は本発明の代表的な実施例であるイン
クジェット方式に従うフルライン記録ヘッドを備えたカ
ラープリンタ装置の回路構成を示すブロック図である。
図1に示すように、このプリンタ装置の回路は、ホスト
コンピュータ(以下、ホストという)との通信、ビット
マップRAMへの展開などを制御するフォーマッタ部1
10と、記録ヘッドの種々の制御、搬送モータ、種々の
センサを制御するエンジン部150とで構成される。
【0012】これは、フォーマッタ部110がホストと
のインタフェースの違いや、画像処理方法の違いなどを
考慮して、各種アプリケーション(たとえば通常のプリ
ンタの他にファクシミリや複写機)に対応した回路構成
を必要とするのに対し、エンジン部150はアプリケー
ションに依存した違いを少なくし、どのようなアプリケ
ーションでも対応できるよう標準化してコストを低減さ
せることをねらいとしているためである。
【0013】本実施例では、フォーマッタ部110とエ
ンジン部150の機能分担を次のように定める。 (1)フォーマッタ部の機能 ・ホストとのインタフェース ・ホストから送られてきたコマンド(命令)の解析 ・上記コマンドに基づく記録データのビットマップRA
Mへの展開 ・操作パネルの制御 ・コントロールボックス(後述)の制御 ・エンジン部150とのインタフェース ・オプション制御:記録用紙供給部の制御(オプション
IN)、記録用紙排出部の制御(オプションOUT) (2)エンジン部機能 ・フォーマッタ部110とのインタフェース ・インク供給系の制御 ・記録紙搬送系の制御 ・記録ヘッドへのデータ転送制御 ・記録ヘッドへのヒータ通電制御 ・温度管理 ・時計機能 ・バックアップメモリ機能 ・記録紙幅検出機能 ・濃度むら自己診断機能 これらの機能を実現するためには次の回路構成が必要と
なる。
【0014】図1において、フォーマッタ部110は制
御プログラムを実行するCPU−F111と、制御プロ
グラムを格納するROM112、プログラムを実行する
ために必要なシステムRAM113、ホストとの通信に
必要なIFCNT114、ホストより送信された記録内
容のビットマップデータを記録するビットマップRAM
115、ビットマップRAM115を制御しエンジン部
150との通信を行う専用回路GAF116、ホストか
らの記録データを解析するためのエミュレーションRO
M(E−ROM)117、キャラクタコードデータをビ
ットマップデータに変換するためのキャラクタジェネレ
ータ(CG−ROM)118、外部記憶装置として使用
するメモリカード119、上述のオプション機能とのイ
ンタフェースとなるIOポート120、ユーザインタフ
ェースとなり種々の操作を行なうためのキーや装置から
のメッセージを表示するLCDなどを含む操作パネル1
21で構成する。
【0015】また、122はこのプリンタ装置をホスト
に接続せず、メモリカード119に格納された画像デー
タを用いてスタンドアロンで画像記録を行なうときにユ
ーザインタフェースとなって種々の指示動作を行なうコ
ントロールボックスである。さらに、123,124は
各々、このプリンタ装置にオプションとして接続される
種々の付加装置の入力/出力インタフェース(オプショ
ン(入力)IN、オプション(出力)OUT)である。
本実施例ではオプションIN123には後述する記録用
紙供給部が、オプションOUT124には後述する記録
用紙排出部が接続される。
【0016】次に、エンジン部150について説明す
る。エンジン部150は図1に示すように記録紙搬送を
主要な目的とするエンジン回路160と記録ヘッド駆動
制御を主要な目的とするエンジン回路180とで構成さ
れている。エンジン部150は、制御プログラムを格納
するROMとその実行に作業領域として用いられるRA
Mと後述するセンサを入力するポート(PORT)とそ
のポートからのアナログ入力をデジタルデータに変換す
るA/Dコンバータとを備え、制御プログラムを実行し
て種々の制御処理を行なうCPU−E161と、CPU
−E161のプログラム実行に用いられるRAM16
2、記録ヘッドのムラ補正データ等を記録するEEPR
OM163、クロック時計(RTC)164、テスト記
録データ作成やフォーマッタ部110との通信などを行
う専用回路GAE165で構成する。また、171は記
録用紙の位置を検出するセンサ、172は記録用紙を搬
送する搬送モータである。
【0017】さらにエンジン回路150には画像の濃度
むらを調べるために後述する特定のパターンを発生させ
るための指示をCPU−E161に対して行なう指示ボ
タン(不図示)が備えられている。この指示ボタンの押
下によって、CPU−E161はAHS信号(後述)を
GAE165に対して発行する。また、エンジン回路1
80は記録ヘッド190の駆動制御、記録動作を行なわ
ないとき記録ヘッド190のインク吐出ノズルにキャッ
プをするために記録ヘッドやキャップ(不図示)を移動
させるためのモータ191の制御、また、キャップの位
置検出や記録ヘッドの位置検出を行なうセンサ192の
制御を行なうための専用回路GAE181含んでいる。
【0018】図2は、図1で説明したプリンタ装置10
0の概略構成を示す側断面図である。図2は、プリンタ
装置100内にコントロールボックス122と、ロール
用紙を記録用紙として用いる記録用紙供給部130と記
録後のロール紙を切断するカッタを備えた記録用紙排出
部131とを組み込んだ構成を示している。また、エン
ジン回路160は、装置実装上、図2に示すように、1
60と180の部分に分れる。
【0019】また、190Yはイエロ色(Y)のインク
を用いて記録を行なうフルライン記録ヘッド(Yヘッ
ド)、190Mはマゼンタ色(M)のインクを用いて記
録を行なうフルライン記録ヘッド(Mヘッド)、190
Cはシアン色(C)のインクを用いて記録を行なうフル
ライン記録ヘッド(Cヘッド)、190Kは黒色(K)
のインクを用いて記録を行なうフルライン記録ヘッド
(Kヘッド)であり、記録用紙の搬送方向に添って配列
されている。
【0020】さらに、171aは記録用紙供給部130
から供給されるロール紙に一定間隔で付加されている黒
い線から記録用紙の先端部を検出して信号(TOF1)
を発生するセンサ、171bは記録終了後のロール紙の
黒い線から記録用紙の先端部を検出して信号(TOF
2)を発生するセンサ、173は搬送ベルトで、搬送モ
ータ172の回転により回転駆動され、この搬送ベルト
173の移動によって、このベルト173に載置されて
いる記録用紙(記録媒体)が搬送される。
【0021】図3は本実施例のインクジェットプリンタ
のプリント部におけるヘッド配列を示す図である。本実
施例の記録ヘッド190は、ブラック色のインクを吐出
するK−ヘッド(HEAD)、シアン色のインクを吐出
するC−ヘッド、マゼンタ色のインクを吐出するM−ヘ
ッド、イエロ色のインクを吐出するY−ヘッドの4本の
ラインヘッドで構成されている。
【0022】図2及び図3に示すように、記録紙はK−
ヘッド(190K)側から搬送され、順次、C−ヘッド
(190C)、M−ヘッド(190M)、Y−ヘッド
(190Y)の下部を通過する。これらヘッドの下部を
通過する時に、各色のヘッド部に対応するプリントデー
タがヘッドに転送され、このプリントデータに従ってヘ
ッド内のノズルヒータに通電されて、これにより対応す
るノズルよりインクが吐出されてプリントが実行され
る。
【0023】図4は本実施例のインクジェットプリンタ
装置のラインヘッドの構成を示す図で、図3にも示すよ
うに、それぞれ128個のノズルを有するIC1〜IC
11を有している。図5は本実施例のインクジェットヘ
ッドのIC(ヘッド基板)の構成を示す図で、IC1〜
IC11は同じ構成である。尚、以下の説明で、*はロ
ウレベルの時に真となる、ロウツルー信号を示してい
る。
【0024】図5において、VHはヒータ(発熱体)5
01の電源電圧、PGNDはヒータ用電源のGND、5
02はヒータ501の駆動用トランジスタである。OD
Dは奇数番目のヒータ501に通電を指示する信号、E
VENは偶数番目のヒータ501に通電を指示するため
の信号である。503は3−8デコーダで、この実施例
では128個のヒータ501を8ブロックに分割(16
ノズル/ブロック)し、ブロック選択信号(BENB0
〜2)に応じて発熱駆動するためのヒータ501のブロ
ックを選択している。SUBHはサブヒート用の信号、
PT*はプリントデータが“0”のノズルをヒートする
ための信号、MHENB*は実際にプリントするための
通電を行うヒートパルス信号である。PHEAT1*〜
4*はプレヒートパルスで、後述する選択データラッチ
505,506にセットされている選択データに従って
選択ロジック504により選択され、この選択されたパ
ルス信号によりヒータ501がプレヒートされる。
【0025】508はシフトレジスタで、実際にプリン
トされるプリントデータ、或はプレヒートパルス(PH
EAT1*〜4*)を選択するための選択データをクロ
ックSICKに同期してシリアルデータ(SI)で入力
して128ビット分のデータを保持する。こうして保持
されたプリントデータは、データラッチ信号DLAT*
によりデータラッチ507にラッチされ、また選択デー
タはラッチ信号LATA*により選択データラッチ50
5に、ラッチ信号LATB*により選択データラッチ5
06にラッチされる。DIAは、センサ509への入力
信号、DIKはセンサ509よりの出力信号である。
【0026】図6は本実施例のインクジェットヘッドの
ヒータ配置を示す図である。本実施例のインクジェット
ヘッドの総ノズル数は、128×11=1408ノズル
となる。しかし、ヘッドの製造行程で左右に使用不可能
な領域が発生する場合があるため、この領域が、例えば
左右端部近傍の各々24ノズルであると仮定すると、総
ノズル数から“48”を引いた、合計1360ノズルが
使用可能なノズル数となる。
【0027】前述したように本実施例のカラープリンタ
の場合、K,C,M,Yの4色分のヘッドがあり、各色
のヘッド間でノズルの位置(プリントされるドット位
置)が重なるように正確に合わせる必要がある。この位
置合せが正確でないと正常な色出しが不可能になり高画
質のカラー印刷が得られない。このような位置調整は極
めて微小な調整(ミクロン(μm)オーダ)であるため
機構的に行うのが不可能である。このため、各色のヘッ
ドに位置合せを行うための水平レジ調整ノズルを設け、
この調整ノズルのどの部分までをプリントに使用するか
により、各色のヘッド間でのプリント位置の調整を行っ
ている。いま、この水平レジ調整用のノズル数を、例え
ば16ノズルにすると、最終的にプリント可能なノズル
数は“1344”ノズルとなる。
【0028】図7は、本実施例のインクジェットプリン
タにおけるプリント・シーケンスを示すタイミング図で
ある。尚、図中、信号名a−xxxにおけるaは、K,
C,M,Yの色信号を示すもので、各色が各々これらの
信号線を有していることを示す。以下同様な信号名称を
使用して説明する。プリントデータは、SICK(シリ
アルクロック)信号に同期してSI信号としてヘッドに
送られてシフトレジ508に格納され、1ライン分送ら
れた後、DLAT*信号をアクティブにすることによ
り、IC1〜11内のデータラッチ回路507に一時記
憶される。その後、ODD(奇数ノズル選択信号)、E
VEN(偶数ノズル選択信号)と、BENB0(ブロッ
ク0選択信号)、BENB1(ブロック1選択信号)、
BENB2(ブロック2選択信号)によりヒートするヒ
ータブロックを順次選択し、a−PH1*〜4*と、a
−MH1*〜11*をアクティブにして、各ICのヒー
タ501に通電する。これにより該当するノズルよりイ
ンクが吐出されてプリントが行われることになる。
【0029】尚、次のラインのプリントデータの転送
は、現ラインのヒータ通電時に行なわれる。そして、次
のラインのDLAT*信号は、現ラインのヒータ通電時
間とデータ転送時間の内、遅い方の時間が経過した後、
アクティブにしなければならない。もし、現ラインのヒ
ータ通電時間中に、次のラインのDLAT*信号がアク
ティブになってしまった場合は、DLAT*信号がアク
ティブになった後のプリントデータは次のラインのプリ
ントデータとなってしまう。
【0030】一般にプリント速度を決定する場合は、ヘ
ッドの基本性能を中心に決定される。ここではデータ転
送時間に比べてヒータの通電時間の方が長いため、プリ
ント中は、通常のヒータ通電終了後に、DLAT*信号
をアクティブになる。尚、図7において、701は1番
目、17番目、33番目…1393番目のヒータの通電
タイミングを示し、701ではデータ(DATA)が
“0”であるためa−PT*信号によるヒートパルスの
みが印加されている。また702は、2番目、18番
目、34番目…1394番目のヒータへの通電タイミン
グを示し、ここではデータが“1”であるため幅T1の
プレヒート、T2の休止時間後、幅T3のメインヒート
パルスが印加されている。更に、703は3番目、19
番目、35番目…1395番目のヒータへのヒートタイ
ミングを示し、ここでも701と同様にデータが“0”
であるため、a−PT*信号によるヒートパルスのみが
印加されている。
【0031】更に、図4に示すように、ヘッド内にはヘ
ッドのノズルの情報を記録するEEPROM401が搭
載されている。このROM401に記憶されている内容
は、例えばプレパルスデータ、プレパルス選択データ、
温度調整パルスデータ、ヘッドランクデータ、その他の
IDデータ等である。 [エンジン回路180のゲートアレイ(GAE)181
の説明]図8に本実施例のエンジン回路180のゲート
アレイ(GAE)181の構成を示すブロック図であ
る。
【0032】このGAE181は、エンジン回路180
で必要になるモータ191a〜cの回転制御、記録紙に
同期して動作するエンコーダ192bの制御、前述した
ヘッド制御、ポート制御等の機能を有している。810
はシステム、811はデコーダ、812〜814はそれ
ぞれ対応するモータを回転駆動するモータドライバであ
る。191aはヘッド190の回復動作のためにヘッド
を上下方向に移動するためのヘッドモータ、191bは
キャッピングモータで、ヘッド190へのキャッピング
を行うためにキャッピング部材を移動するためのモータ
である。191cはリードモータである。192bは記
録媒体である記録用紙と接触し、その移動に伴って信号
を発生するエンコーダで、このエンコーダ192bより
の信号はエンコーダ制御部815に入力され、ENCC
K信号が作成されてエンジン回路160に出力される。
192aはその他のセンサで、例えばヘッドの上下方向
の位置、キャッピング部材の位置等を検出するセンサを
含み、これらセンサよりの入力信号はIOポート817
を通して入力され、アクチュエータ818などに出力さ
れる。816はヘッド制御部で、各色のヘッドに出力す
るデータの制御、ヘッドの駆動制御などを行っている。
以下、ヘッド制御部816の動作を中心に説明する。
【0033】図9は本実施例のヘッド制御部816の回
路図、図10はヘッド制御部816により制御されるプ
リント動作を示すタイミング図である。ヘッド制御部8
16は、水平同期回路900、垂直同期回路901、転
送エリア回路902、転送データ回路903、ヒートエ
リア回路904、ヒート信号回路905及びサブヒータ
制御回路906を備えている。以下、各部を順次説明す
る。 (a)水平同期回路900 水平同期回路900は、本実施例のインクジェットプリ
ンタの基準信号となるHSYNC信号を生成する回路で
ある。このプリンタでは、搬送モータ172にステッピ
ングモータを使用しており、例えば、この搬送モータ1
72の駆動クロックの1クロックで、記録紙が70.5
μm(1ドット分:1/360インチ)搬送される。こ
のクロック信号であるPRCK信号を基準にHSYNC
信号が生成される。
【0034】但し、記録紙と搬送ベルト173との摩擦
係数が少なく、搬送モータ172の回転距離と記録紙の
移動距離が一致しない場合があるため、記録紙の移動量
を直接検出できるエンコーダ192bを搭載し、このエ
ンコーダ192bよりの信号によりエンコーダ制御部8
15より出力されるクロック出力信号(ENCCK)に
よりHSYNC信号を生成できるようにしている。
【0035】この水平同期回路900では、ノズルヒー
タの通電終了信号であるHTEND*信号に基づいて、
前述したDLAT*信号を生成している。また、HST
RG*信号は、このHSYNC信号を基準としたトリガ
信号であり、PGTRG*信号は、後で説明するパージ
動作のトリガ信号である。 (b)垂直同期回路901 この垂直同期回路901では、HSYNC信号を基準に
各色のプリントデータ要求信号HK−TRG*,HC−
TRG*,HM−TRG*,HY−TRG*信号を生成
している。このHK−TRGF*信号は、記録紙の搬送
時に検出されるTOF1信号を基準に、TOF1センサ
171aから(ブラックヘッド190Kまでの距離−
1)ライン分(図10におけるTKGAP)をHSYN
C信号でカウントして出力する。例えば、TOF1セン
サ171aからブラックヘッド190Kまでの距離が1
0mmであれば(10×1000/70.5−1)より
141クロック分のHSYNC信号をカウントしてHK
−TRG*信号を出力する。即ち、ブラックヘッド19
0Kのプリントデータを転送するタイミングで出力す
る。HC−TRG*信号は(ブラックヘッド190Kと
シアンヘッド190Cとの距離−1)ライン分(図10
ではKCGAP)をHSYNC信号でカウントして出力
する。同様に、HM−TRG*信号は(シアンヘッド1
90Cとマゼンタヘッド190Mとの距離−1)ライン
分(図10ではCMGAP)をHSYNC信号でカウン
トして出力し、HY−TRG*信号は(マゼンタヘッド
190Mとイエローヘッド190Yとの距離−1)ライ
ン分(図10ではMYGAP)をHSYNC信号でカウ
ントして出力する。これらの動作によりヘッドの位置よ
り1ライン前のタイミングで各色ヘッドへのデータ転送
が行える。
【0036】エンジン回路160では、このHK−TR
G*信号を基にHK−ENB*信号を返している。HK
−ENB*信号はプリントすべきライン数をカウントす
るもので、ページ長に相当する。このHK−ENB*信
号がアクティブの間は、HK−TRG*信号はHSYN
C信号に同期して出力され、1ライン毎にデータが転送
されることになる。他の色のHC−ENB*、HM−E
NB*、HY−ENB*信号についても同様である。
【0037】このようなデータ転送方法により、エンジ
ン部150にプリントバッファを持たせることなく、プ
リントデータをフォーマッタ部110よりエンジン部1
50に転送でき、エンジン部150の大幅なコスト低減
が可能になる。PRTRG*信号は、HK−TRG*信
号とHC−TRG*信号とHM−TRG*信号とHY−
TRG*信号の論理和の信号であり、これについては後
述する。
【0038】また、この垂直同期回路901では、ノズ
ルヒータに通電を開始させるHTTRG*信号も生成し
ている。この信号はPRTRG*信号をHSYNC信号
1クロック分遅らせて出力している。即ち、記録紙がプ
リント位置に来たタイミングでHTTRG*信号がアク
ティブになる。 (c)垂直レジ調整 前述したように、カラープリンタでは、各色のプリント
ドット位置が正確に一致しなければならない。なぜなら
ばシアン、マゼンタ、イエロー以外の色は、他の色のド
ットと重ね合わせて印刷されるためである。例えば、シ
アンとマゼンタでブルー、マゼンタとイエローでレッ
ド、イエローとシアンでグリーンの色がプリントされ
る。しかし、プリントドットサイズが70.5μmと小
さく、機械的にこの精度を出すことは不可能である。そ
こでレジ調整という機能が必要になる。このプリンタで
は、先に述べたプリントデータ要求信号を生成するカウ
ンタの値を、CPU−EがGAE181に設定して決定
する構成とした。従って機械的な位置精度が低くてもカ
ウンタの値を変化させることでプリントドット位置を正
確に合わせることができる。 (d)転送エリア回路902 図11は本実施例の転送エリア回路902及び転送デー
タ回路903の動作シーケンス図である。
【0039】転送エリア回路902は、エンジン回路1
60に対するデータ転送クロック信号であるHDATA
CK信号の生成と、ヘッド190に対するSICK信号
の出力タイミングを生成するSCAREA信号の生成、
各色データの有効領域タイミングを生成するSDARE
A信号の生成を行っている。先に述べたように、本実施
例のインクジェットヘッド190には、プリントに使用
できないノズル領域がある。そこで、その領域ではSI
信号にデータをのせずに(“0”データをのせる)、S
ICK信号のみを転送しなければならない。また、エン
ジン回路160に転送するHDATACK信号は1本で
あり、水平レジ調整を色毎にGAE181内部で行うた
めには、SICK信号をSCAREA信号からレジ調整
領域分遅らせて、総ノズル数分出力させ、HDATAC
K信号をSCAREA信号から(プリントに使用できな
い領域24)+(水平レジ調整領域16)=40クロッ
ク分遅らせて、プリントドット数分だけ出力させれば良
い。 (e)水平レジ調整 先に述べたように機械的な位置精度には限界があるた
め、水平方向に対しても電気的にプリント位置を調整す
る必要がある。この調整方法は、SCAREA信号を色
毎にシフトさせ、各色のSICK信号の出力タイミング
を調整することにより達成できる。即ち、CPU−Eが
GAE181の水平レジ調整レジスタの値を“0”〜
“15”の間で調整することにより、HDATACK信
号とSICK信号の間のクロック数が変更され、水平方
向のプリントノズルの位置が変更できる。例えば、ブラ
ック(K)ヘッドの水平レジ調整値を“8”に設定し、
シアン(C)ヘッドの水平レジ調整値を“15”に設定
すれば、ブラックヘッド190Kのプリントノズルは、
右側が水平レジ調整8ノズル分空き、シアンヘッド19
0Cのプリントノズルは、右側が水平レジ調整15ノズ
ル分空いてプリントがなされる。 (f)ヒートエリア回路904 ヒートエリア回路904は、時分割でノズルヒータに通
電するための基準信号となるPHCK信号と、PHCK
信号から作られる時分割信号ODD,EVEN,BEN
B0,BENB1,BENB2の信号生成、及び時分割
で各色のノズルヒータに通電するタイミングを示すK−
FAREA,C−FAREA,M−FAREA,Y−F
AREAの信号を生成している。 (g)ヒート信号回路905 ヒート信号回路905は、ダブルパルスプリントを行う
ために必要なPHEAT1*〜PHEAT4*とMH1
*〜MH11*の信号と温度制御用のヒートパルスであ
るPT*信号をそれぞれ各色毎に生成する回路である。 (h)サブヒータ制御回路906 ヘッド190には、ノズルヒータとは別にヘッドを加熱
制御するためのサブヒータが備えてあり、これを制御す
る回路である。 (i)回復動作 インクジェットプリンタの場合、ヘッドの目詰まりを防
止するために、回復動作と呼ばれる動作シーケンスが必
要になる。これは、ノズル内のインクが凝結したり、イ
ンクの吐出口にダスト等が固着したりして、インクの吐
出を不安定にする要因を除去するための動作である。具
体的な動作としては、ヘッド内のインクを加圧して循環
させたり、全てのノズルからインクを強制的に吐出さる
などの動作を行う。
【0040】これらの動作はプリンタ本来の動作とは関
係がなく、フォーマッタ部110には関係なく動作させ
る必要がある。従って、エンジン部150のみで動作さ
せなくてはならない。また、回復動作はプリント中以外
に行うことを基本とするが、プリント時間が長かった
り、高密度なプリントが連続すると、プリント中でも回
復動作を行う必要が生じる。このため、回復シーケンス
は2つの動作タイミング、即ち、単独パージ動作タイミ
ングとプリント中のパージ動作タイミングがあり、各々
制御する必要がある(図10参照)。 (j)単独パージ動作 ヘッドの回復動作は具体的には全ノズルからインクを吐
出する動作であり、その他の動作、例えばインクを強制
循環させる方法や、ノズルの吐出面を拭き取る動作につ
いてはここでは触れない。以下、単独パージ動作シーケ
ンスについて図10を用いて説明する。 (1)CPU−EはGAE181のPURGEレジスタ
に“1”を設定した後、“0”にする。 (2)GAE181はパージ実行中を示すPGOP信号
を“1”にし、水平同期回路900より、PGTRG*
信号を出力する。 (3)垂直同期回路901では、PGTRG*信号より
HTTRG*信号を出力する。このときPRTRG*信
号は出力しない。なぜならば、プリントデータの要求は
しないからである。 (4)転送データ回路903では、各色のプリントデー
タSI信号を“ハイレベル”に固定し、SICK信号を
転送する。 (5)ヒートエリア回路904とヒート信号回路905
では、HTTRG*信号より通常のダブルパルスが生成
されてヘッドからインクが吐出される。このインクの吐
出が終了したならば、HTEND*信号をアクティブに
する。 (6)水平同期回路900は、HTEND*信号よりで
DLAT*信号をアクティブにする。この動作によりヘ
ッド内のデータは全てオン(“1”)状態に固定され、
以後の吐出は全ドット吐出になる。 (7)垂直同期回路901は、DLAT*信号をカウン
トし、CPU−EがGAE181のNPGレジスタに設
定した回数分、全ドット吐出が行われる。 (8)動作が終了した時、GAE181はPGOP信号
を“0”にし、CPU−Eはこれを読み込みパージ終了
を検出する。
【0041】以上の動作により、単独パージ動作が行わ
れる。 (k)プリント中のパージ動作 先に述べたように、プリントデータの転送タイミング
と、ヘッドのノズルヒートタイミングは1ライン分ずれ
ている。従ってプリント中に上記の単独パージ動作を行
ってしまうとプリントデータが1ライン分失われ、記録
紙にも1ライン分の全色ベタプリントがなされてしま
う。そこで、プリント中のパージ動作は、パージを行う
1ライン前の段階でフォーマッタ部110にデータ転送
要求信号を中断し、プリント中のパージ動作が終了した
タイミングでデータ転送要求信号を出力すればよい。こ
の切り分けは、CPU−EがGAE181のPURGE
レジスタに“1”を設定するタイミングを制御すること
で達成できる。 (1)CPU−Eはプリント中のパージ動作を行うタイ
ミングを何かの手段で検出する。 (2)CPU−EはGAE181のPURGEレジスタ
に“1”を設定する。 (3)GAE181の垂直同期回路901は、プリント
データ要求信号であるPRTRG*信号にマスクをし、
以後出力させない。 (4)CPU−Eは搬送モータ172にクロックを送
り、記録紙を1ドット分搬送する。 (5)GAE181はHSYNC信号を生成するが、P
RTRG*信号が出力されないため、フォーマッタ部1
10からのデータの転送は行われない。一方、HTTR
G*信号は出力するため、mラインのデータはプリント
される。 (6)CPU−EはGAE181のPURGEレジスタ
を“0”にする。 (7)GAE181の垂直同期回路901は、PRTR
G*信号にマスクを解除し、以後出力する。 (8)GAE181は単独パージと同じ動作を行う。 (9)GAE181の垂直同期回路は単独パージが終了
するとPPTRG*信号を出力する。 (10)GAE181の転送エリア回路902と転送デ
ータ回路903とにより、m+1ラインのデータが転送
される。 (11)GAE181の水平同期回路900は、PPT
RG*信号により、SCAREA信号が非アクティブに
なった後、DLAT*信号を出力する。 (12)以後は通常のプリント動作に戻る。
【0042】以上の動作により、プリント中のパージ動
作が正しく行われ、しかもプリントも正しく行われる。 [エンジン回路160のGAE165の機能説明]図1
2は、GAE165内部構成を示すブロック図である。
GAE165の機能は、AHSパターン生成制御(AH
Sコントローラ1205)、ヒートカウンタ制御(ヒー
トカウンタ1203)、フォーマッタスイッチ(FMT
SW1204)制御部、ステッピングモータ制御(モー
タドライバ1202)、ポート制御(IOポート120
6)等である。このうち前者の3機能を中心に説明す
る。 (a)AHS(自動ヘッドシェーディング:Auto Head S
hading)パターン生成制御 前述したように、ページプリンタはエンジン部150と
フォーマッタ部110の2つに大きく分割された構成に
することが一般的である。従って、組立時や不具合発生
時には、不具合箇所を明確に特定できる構成にしておく
必要がある。従って、エンジン部150単体でも何らか
のプリントを行って不具合を検出できるようにしてい
る。
【0043】一方、インクジェットプリンタの場合、プ
リント品位を決定する事項としては、濃度ムラが最も重
要な項目の1つであり、これを簡単に測定できる必要が
ある。そこで、エンジン部150のみで、プリントされ
た画像の濃度ムラを検出できる濃度ムラ検出用のテスト
パターン生成回路、即ち、AHSパターン生成回路をG
AE165内に設けている。
【0044】図13にAHS印字パターンを示す図であ
る。図13の1301が示すように濃度ムラの検出パタ
ーンとしては、千鳥状に1ドットづつ間引いたパターン
(デューティ50%のパターン)が有効であることが知
られており、GAE165ではこのパターンを生成する
AHSパターン生成回路1205を備えている。本実施
例のプリンタ装置の場合、ロール状の連続記録用紙を用
いることができるため、その用紙の搬送方向には非常に
長い記録範囲をもつ。一方、記録紙の幅方向は、ラベル
紙のように左右に記録禁止帯がある場合や、記録紙その
ものの幅が相対的に短いことを考慮すれば、記録紙幅方
向に関しては、記録範囲を設定できるテストパターンに
する必要があり、できるだけ小さなパターンでしかも正
確なテストパターンを記録することが要求される。そこ
で、本実施例では、図13に示すように、記録紙の右余
白部分に“0”データを転送するエリアとしてNBLを
設定し、最大記録領域の右端からデータ転送可能するエ
リアとしてNWDを設定した。また、最大記録領域は記
録ヘッドの構成(1344ドット)と記録密度(360
dpi)から得られ、本実施例では約94.8mmであ
る。
【0045】そして、本実施例では図13に示すように
記録紙の搬送方向に添って、イエロ、マゼンタ、シア
ン、ブラックのパターンが4.5mmづつ、0.5mm
の間隔で記録される。図14はGAE165に組み込ま
れたAHSパターン生成回路1205の構成を示す回路
図、そして、図15はAHSデータ転送シーケンスを示
すタイムチャートである。
【0046】図14に示されているようにAHSパター
ン生成回路はAHS垂直同期回路1310、AHS水平
同期回路1320、AHSデータ生成回路1330で構
成されている。まず、AHS垂直同期回路1310は、
図15に示すように、CPU−E161から送られる濃
度むら自己診断のためのパターンを発生させる指示信号
AHSを受け付けた後、そのパターン発生を示す信号A
HSOPをONにする。パターン発生中は、AHSOP
信号はON状態を維持する。次に、記録用紙の先端部を
TOF1信号によって検出すると、GAE181から送
られるデータ要求信号HK-TRG*、HC-TRG*、HM-TRG*、HY-
TRG*の各信号を受信後、各色の記録位置までHSYNC
信号をカウントしてそれぞれSK-ENB*、SC-ENB*、SM-ENB
*、SY-ENB*の各信号をアクティブ(ローアクティブ)に
する。例えば、黒パターンの記録について考えると、HK
-ENB*がローアクティブとなった後、64ライン遅延し
て、SK-ENB*がアクティブになると、GAE181に接
続されているHK-ENB*信号が再びアクティブになり、G
AE181はHK-TRG*信号を転送し、さらに、HDATACK信
号を転送する。また、AHS垂直同期回路1310は、
AHS水平同期回路1320とAHSデータ生成回路1
330の動作開始タイミングを与えるためのAPRTRG*信
号をAHS水平同期回路1320とAHSデータ生成回
路1330に出力する。
【0047】AHS水平同期回路1320では、APRTRG
*信号の入力を契機として、HDATACK信号を、例えば、KY
-TRG*のローアクティブ受信後、設定されたNBLの値
分カウントする。カウントが終了すると、AHENB信号を
アクティブにする(図15参照)。さらに続けて、設定
されたNWDの値までHDATACKをカウントし、そのカウ
ントが終了するとAHENB信号をインアクティブにする。
【0048】AHSデータ生成回路1330ではAHENB
信号がアクティブの間、0→1→0→1→…を例えば、
SK-DATA信号として出力する。このようにしてパターン
の1ラインめのデータ転送が終了する。次の1ライン
は、AHSデータ生成回路1330が1→0→1→0→
…のデータを出力する。さらに次のラインは再び、AH
Sデータ生成回路1330が0→1→0→1→…を出力
する。以上のようにして、所定のライン数(本実施例で
は64ライン)転送が終了すると、AHS垂直同期回路
1310はSK-ENB*信号をインアクティブにする。
【0049】SC-ENB*、SM-ENB*、SY-ENB*の各信号につ
いても、図15に示すように夫々、136ライン、20
8ライン、280ライン分遅延して、同様な動作が実行
され、SC-DATA信号、SM-DATA信号、SY-DATA信号が出力
される。このようにして全てのデータ転送が終了したと
き記録動作が終了する。以上の動作で、図13に示した
ようなAHS記録パターンのデータを記録ヘッドに転送
することができる。 (b)ヒートカウンタ1203の制御 インクジェットプリンタの場合、長時間連続してインク
を吐出するとインクの吐出面にインクの液滴が固着し、
吐出が安定しなくなる(以下、ヌレ不吐出と称す)とい
う問題がある。この問題の解決策としては、プリントし
た記録紙の枚数をカウントしたり、プリント時間をカウ
ントしてインクの吐出量を推定する方法があるが、いず
れも正確なインクの吐出量を算出できない。そこでイン
クを吐出させるプリントデータの数をヘッド毎にカウン
トするヒートカウンタ回路1203を備えた。 (c)フォーマッタ・スイッチ制御部1204(FMT
SW制御) 先に述べたように、大きく分けてフォーマッタ部110
とエンジン部150とに分離されたプリンタでは、エン
ジン部150単体でテストプリントを行えるようにする
必要がある。このため、通常のプリントと、テストプリ
ントとでは信号線の接続を切り替える必要がある。この
機能を実現するのがFMTSW回路1204である。
【0050】図16はFMTSW回路1204の構成を
示す回路図である。FMTSW回路1204は、AHS
垂直同期回路1310で生成されたAHSOP信号がハ
イレベルになると、フォーマッタ部110に転送される
信号、K−TRG*、C−TRG*、M−TRG*、Y
−TRG*、DATACKの各信号が出力されないよう
にして、テストプリント中はフォーマッタ部110にデ
ータ転送の要求を行わないようにしている。
【0051】また、GAE181にデータを転送するH
K−ENB*,HC−ENB*,HM−ENB*,HY
−ENB*,HK−DATA,HC−DATA,HM−
DATA,HY−DATAの各信号は、フォーマッタ部
110から転送されるK−ENB*,C−ENB*,M
−ENB*,Y−ENB*,K−DATA,C−DAT
A,M−DATA,Y−DATAの各信号と、テストプ
リントデータとして出力されるSK−ENB*,SC−
ENB*,SM−ENB*,SY−ENB*,SK−D
ATA,SC−DATA,SM−DATA,SY−DA
TAの各信号との論理和をとって出力される。
【0052】このFMTスイッチ回路1204によっ
て、通常プリント動作と、テストプリント動作のプリン
トデータ経路を電気的に切り替えることができる。 [フォーマッタ部110の動作説明]フォーマッタ部1
10の動作は、ホストコンピュータからのプリントデー
タの取り込み、解析、ビットマップRAM115へのプ
リントイメージデータの展開、エンジン部150との通
信が主な機能である。
【0053】なお本実施例では、インクジェットプリン
タについて説明しているが本発明はこれに限定されるも
のでなく、ラインヘッドを用いた熱転写プリンタや他の
カラープリンタでも実現可能である。また本実施例で
は、4色分のプリントヘッドを使用したカラープリンタ
について説明しているが、複数のラインヘッドを備えた
プリンタであれば同様に実現できる。
【0054】さらに本実施例で示した定数、例えばノズ
ルヒータの数やLSIの数等は例として挙げたげた数で
あり、これに限るものではない。従って本実施例に従え
ば、エンジン部150で独立にプリンタ出力の濃度むら
を判定することができるパターンを発生させることがで
きる。また、このパターンは千鳥状のパターンであるの
で、人間の目によって一目でその濃度むらに関する良否
判定ができるという利点もある。さらに、本実施例で説
明したAHSパターン生成回路は、パターンを格納する
ようなメモリを備えなくとも構成できるので装置に実装
するメモリ容量の削減という観点からも効果的といえ
る。
【0055】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネル
ギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱
変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーにより
インクの状態変化を生起させる方式のプリント装置につ
いて説明したが、かかる方式によれば記録の高密度化、
高精細化が達成できる。
【0056】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0057】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。記録ヘ
ッドの構成としては、上述の各明細書に開示されている
ような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0058】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。加えて、装置本体に装着され
ることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からの
インクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記
録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一体的にインクタ
ンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用
いてもよい。
【0059】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定にでき
るので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるい
はこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせに
よる予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モ
ードを行うことも安定した記録を行うために有効であ
る。
【0060】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。以上説明した本発明実施例においては、インクを
液体として説明しているが、室温やそれ以下で固化する
インクであっても、室温で軟化もしくは液化するものを
用いても良く、あるいはインクジェット方式ではインク
自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度調整を
行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制
御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時に
インクが液状をなすものであればよい。
【0061】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0062】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。なお、本発明は複数の機器から構成されるシステム
に適用しても良いし、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。さらに、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも本発明は適用
できることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御部とエンジン部とを有するプリンタ装置で、そのエン
ジン部が画像品質を調べるための所定パターンを記録媒
体に記録するよう指示する指示手段と所定パターンを発
生する発生手段とを有し、その指示手段による指示で所
定パターンを発生するので、エンジン部のみで画像品質
に係わる自己診断を行なうことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施例であるインクジェット
方式に従うフルライン記録ヘッドを備えたカラープリン
タ装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】図1で説明したプリンタ装置の概略構成を示す
側断面図である。
【図3】本実施例のインクジェットプリンタのプリント
部のヘッド配置を説明する図である。
【図4】本実施例の1色分のラインヘッドの構成図であ
る。
【図5】本実施例のラインヘッドのヘッドICの構成を
示す図である。
【図6】本実施例のラインヘッドのノズルヒータの構成
を示す図である。
【図7】本実施例のインクジェットプリンタにおける基
本プリントシーケンスを示す図である。
【図8】エンジン回路180のGAE181の構成を示
すブロック図である。
【図9】GAE181のヘッド制御部816の構成を示
すブロック図である。
【図10】ヘッド制御部によるプリント動作タイミング
を示すタイミング図である。
【図11】転送エリア回路902及び転送データ回路9
03の動作シーケンスを示すタイムチャートである。
【図12】本実施例のエンジン回路160のGAE16
5の構成を示すブロック図である。
【図13】AHS印字パターンを示す図である。
【図14】図13に示すAHS印字パターンを発生する
AHSパターン生成回路の構成を示す回路図である。
【図15】AHSデータ転送シーケンスを示すタイムチ
ャートである。
【図16】GAE165のFMTSW回路の構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
110 フォーマッタ部 113 システムRAM 115 ビットマップRAM 116 GAF 150 エンジン部 160,180 エンジン回路 165,181 GAE 163 EEPROM 171a,171b TOFセンサ 172 搬送モータ 190 インクジェットヘッド 1205 AHSパターン生成回路 1310 AHS垂直同期回路 1320 AHS水平同期回路 1330 AHSデータ生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 K G06T 7/00 11/00 G06F 15/62 410 9365−5H 15/72 G (72)発明者 岸田 秀昭 茨城県水海道市坂手町5540−11 キヤノン アプテックス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器よりの記録データを受信してプ
    リントイメージデータを発生する制御部と、前記制御部
    よりのプリントイメージデータを受信して記録媒体にラ
    イン型の記録ヘッドを用いて画像を記録するエンジン部
    とを備えたプリンタ装置であって、 前記エンジン部は、 画像品質を調べるための所定パターンを前記記録媒体に
    記録するよう指示する指示手段と、 前記指示手段による指示に基づいて、前記所定パターン
    を発生する発生手段とを有することを特徴とするプリン
    タ装置。
  2. 【請求項2】 前記特定パターンは、前記記録媒体上で
    記録されるドットが千鳥状に構成されるパターンである
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 それぞれブラック、シアン、マゼンタ、
    イエロの各色に対応した画像記録を行なう4つの記録ヘ
    ッドを有することを特徴とする請求項1または2に記載
    のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記発生手段は、前記ブラック、シア
    ン、マゼンタ、イエロの色で前記記録媒体上の異なる領
    域に別々に前記特定パターンを記録することを特徴とす
    る請求項3に記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドはインクを吐出して記録
    媒体上に記録を行うインクジェットヘッドであることを
    特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のプリンタ
    装置。
  6. 【請求項6】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    かに記載のプリンタ装置。
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