JP2010274637A - インク滴吐出制御方法ならびにインクジェット記録装置 - Google Patents

インク滴吐出制御方法ならびにインクジェット記録装置 Download PDF

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Abstract

【課題】インク滴吐出特性の安定した、信頼性の高いインク滴吐出制御方法を提供する。
【解決手段】被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定して、その追加タイミングで前記圧力室内のインクの微駆動を行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、インク滴を吐出して画像を形成するインクジェット記録装置に係り、特にそれのインク滴吐出制御方法に関するものである。
プリンタ、ファクシミリ、複写機、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインクジェット記録装置が知られている。このインクジェット記録装置は、インクジェット記録へッドからインク滴を用紙やOHPなどの被記録媒体上に吐出して所望の画像を形成するものである。
インクジェット記録へッドとしては、インク流路内のインクを加圧する圧力発生手段として圧電素子を用い、インク流路の壁面を形成する振動板を前記圧電素子で微振動させることにより、インク流路内の容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆる圧電型のもの、或いは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させることによる圧力でインク滴を吐出させるいわゆるサーマル型のもの、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向して配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内の容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のものなどが知られている。
このようなインクジェット記録へッドの駆動制御装置として、例えば圧電型へッドの場合、振動板を加圧室側に押し込み、加圧室内の容積を小さくすることでインク滴を吐出させる押し打ち法で駆動するものと、振動板を加圧室の外側方向の力で変形させ加圧室内の内容積を広げた状態から元の容積になるように振動板の変位を元に戻すことでインク滴を吐出させる引き打ち法で駆動するものとがある。
インクジェット記録装置は、通常1色あたり数十個以上のノズルを有し、画像データに応じてインク滴を吐出させるノズルが適宜に選択されて画像を形成する。従って、画像によってはノズルからインク滴を吐出させない状態が長時間続く場合が生じる。インク滴非吐出状態ではノズルでメニスカスを形成しているインクから水分が蒸発し、インクが増粘する現象が起こる。
インクが増粘した状態のノズルからインク滴を吐出させる場合には、不吐出を含むインク滴の吐出不良により、異常画像が発生しやすい不具合がある。このような不具合のもととなるメニスカス部の局部的なインク増粘を防止するために、インク滴吐出に先立ちメニスカスを微振動させてメニスカス部のインクを攪拌する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
インクジェット記録装置は近年高速化が進み、高速化実現のために、ライン走査型インクジェット記録装置が提案されている。この装置は、記録用紙の幅方向に延びる長尺状のインクジェット記録へッドを用い、その記録へッドには記録用紙の幅方向に沿ってインク粒子吐出用のノズル孔が列状に配置されている。この記録へッドを記録用紙面に対向させた状態で、前記ノズル孔からインク粒子を吐出させ、同時に記録用紙を連続移動させて主走査を行う。主走査は、記録用紙の移動方向への走査を意味し、各ノズル孔が対向する記録用紙の主走査方向の線を主走査線と呼ぶ。このような制御により、記録用紙の走査線へ選択的に記録ドットを形成し、記録用紙上に記録画像が形成される。
このようなライン走査型インクジェット記録装置には、コンティニュアスインクジェット方式の記録へッドを使用するものと、オンデマンドインクジェット方式の記録へッドを使用するものがある。オンデマンド方式のインクジェット記録装置は、コンティニュアス方式の記録装置に比べて記録速度では及ばないが、インクシステムが非常に簡単である等のため、普及型の高速記録装置を提供するのに適している。特許文献2には、オンデマンド方式のインクジェット記録装置で使用される代表的な記録へッドが開示されている。
また、ライン走査型インクジェット記録装置の場合、画質の安定が見込まれるように、通常は記録用紙が定速に加速した後、或いは減速を開始する前の、安定した定速の用紙搬送が行われている状態で印刷を行う。しかし、特に連続した用紙に印刷する場合、加速中或いは減速中に記録へッドを通過する用紙は印刷されずに無駄紙(損紙)となるため、加速中或いは減速中に印刷を行うインクジェット記録装置も紹介されている(例えば特許文献3参照)。
図10は、前記特許文献2に記載されているインクジェット記録装置における駆動波形図である。この図は、大中小の3種類の大きさのインク滴を吐出する際の駆動波形と微駆動パルスの波形を示している。
印刷の際には、入力された画像データに対して図示しない制御テーブルに基づきスイッチングが行なわれ、所望のパルスが選択されて出力される。例えばサイズの大きいドットを印刷する場合は、同図(a)において時間S1と時間S2でスイッチ回路(図示せず)に加わる印字データを「1」にし、時間S3から時間S4までは印字データを「0」にすることで、同図(b)のように第1パルスと第2パルスが圧電素子に供給されてサイズの大きいドットを印刷する。
中サイズのドットを印刷する場合は、同図(c)のように第1パルスのみが圧電素子に供給され、小サイズのドットを印刷する場合は、同図(d)のように第3パルスのみが圧電素子に供給されて、所望するサイズのドットを印刷する。同図(e)の微駆動パルスは、インク滴を吐出させずにメニスカスを微振動させてインクを攪拌する機能を実現するものであり、インク滴を吐出するための駆動パルス(第1ないし第3パルス)に比べて電圧が低い。
ところで従来のインクジェット記録装置では、装置の加速中或いは減速中に印刷を行う場合のメニスカスコントロールと駆動タイミングとの関係については特別には考慮されておらず、インクジェット記録装置が一定速度で動作している場合と同じタイミングで行なっていた。
そのため、インクジェット記録装置の加速中或いは減速中に印刷を行う場合、メニスカスの振動などのメニスカスの状態に関わらずインク駆動タイミングが決まるため、メニスカスコントロールと駆動タイミングの同期が採れず、インク滴の不吐出、インク液滴量(ドットサイズ)の変動、インク液滴形状(ドット形状)の変動、インク液滴飛行経路(ドット着弾位置)の変動といった問題が発生する可能性があり、インク滴吐出特性に悪影響を与えるという問題がある。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、インク滴吐出特性の安定した、信頼性の高いインク滴吐出制御方法ならびにインクジェット記録装置を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明の第1の手段は、
複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段を備え、
前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して、
その選択したパルス信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加することで、前記圧力室内のインクを吐出または振動させるインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法において、
前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定して、その追加タイミングで前記圧力室内のインクの微駆動を行うことを特徴とするものである。
前記目的を達成するため本発明の第2の手段は、
複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段を備え、
前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出させずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して、
その選択したパルス信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加するインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法において、
前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定して、その追加タイミングで前記所定量のインク吐出よりも吐出量の少ないインク滴を前記ノズルから吐出することを特徴とするものである。
前記目的を達成するため本発明の第3の手段は、
複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段を備え、
前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して、
その選択したパルス信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加するインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法において、
前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定して、その追加タイミングで前記所定量のインク吐出よりも吐出量の少ないインク滴を吐出する小液滴吐出パルスまたは微駆動パルスを前記圧力発生素子に印加することを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1ないし第3のいずれかの手段において、
前記n+1回目の駆動タイミングを前記被記録媒体の搬送プロフィールに基づいて予測することを特徴とするものである。
本発明の第5の手段は前記第2または第3の手段において、
前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスは、画像データによってインク液滴量に対応した複数のパルスから選択可能であり、
前記小液滴吐出パルスは、前記複数種類のインク液吐出パルスのうち、最もインク液滴量の少ないインク液吐出パルスを使用することを特徴とするものである。
前記目的を達成するため本発明の第6の手段は、
複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段と、
前記圧力発生素子の駆動を制御するインク滴吐出制御部を備えたインクジェット記録装置において、
前記インク滴吐出制御部が、
前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して圧力発生素子駆動信号を出力する駆動波形選択部と、
その駆動波形選択部で選択した圧力発生素子駆動信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加することで、前記圧力室内のインクを吐出または振動させる圧力発生素子駆動部と、
前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定するタイミング設定部を設け、
そのタイミング設定部によって設定された追加タイミングで前記圧力室内のインクの微駆動を行うことを特徴とするものである。
前記目的を達成するため本発明の第7の手段は、
複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段と、
前記圧力発生素子の駆動を制御するインク滴吐出制御部を備えたインクジェット記録装置において、
前記インク滴吐出制御部が、
前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して圧力発生素子駆動信号を出力する駆動波形選択部と、
その駆動波形選択部で選択した圧力発生素子駆動信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加することで、前記圧力室内のインクを吐出させる圧力発生素子駆動部と、
前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定するタイミング設定部を設け、
そのタイミング設定部によって設定された追加タイミングで小インク滴をノズルから吐出することを特徴とするものである。
前記目的を達成するため本発明の第8の手段は、
複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段と、
前記圧力発生素子の駆動を制御するインク滴吐出制御部を備えたインクジェット記録装置において、
前記インク滴吐出制御部が、
前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して圧力発生素子駆動信号を出力する駆動波形選択部と、
その駆動波形選択部で選択した圧力発生素子駆動信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加することで、前記圧力室内のインクを吐出させる圧力発生素子駆動部と、
前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定するタイミング設定部を設け、
そのタイミング設定部によって設定されたタイミングで前記小液滴吐出パルスまたは微駆動パルスを前記圧力発生素子に印加することを特徴とするものである。
本発明の第9の手段は前記第6ないし第8のいずれかの手段において、
前記被記録媒体の搬送プロフィールに基づいて生成される被記録媒体搬送同期信号と、記録すべき画像データを入力して、被記録媒体の搬送に同期したへッド駆動信号と画像データを出力する被記録媒体搬送同期制御部と、
その被記録媒体搬送同期制御部から出力された前記へッド駆動信号に基づいて駆動波形を生成する駆動波形生成部と、
前記被記録媒体搬送同期制御部から出力された前記へッド駆動信号と画像データに基づいて選択信号を生成する駆動波形選択信号生成部とを備え、
前記駆動波形生成部から出力された駆動波形と前記駆動波形選択信号生成部から出力された選択信号を前記駆動波形選択部に入力して、その駆動波形選択部から前期インク滴吐出パルス、小液滴吐出パルス、微駆動パルスのいずれかのパルス信号を出力することを特徴とするものである。
本発明の第10の手段は前記第9の手段において、前記タイミング設定部が前記被記録媒体搬送同期制御部内に設けられていることを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、インク滴吐出特性の安定した、信頼性の高いインク滴吐出制御方法ならびにインクジェット記録装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係るインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。 本発明を適用するオンデマンド方式のライン走査型インクジェット記録装置における全体構成の一例を示す概略構成図である。 そのライン走査型インクジェット記録装置に用いられるへッド部の構成を示す説明図である。 そのへッド部に用いられるインクジェット記録へッドの一例を示す拡大平面図である。 そのインクジェット記録へッドの分解斜視図である。 本発明の実施例に係るインク滴吐出制御部のブロック図である。 本発明の実施例に係る加速あるいは減速中に液滴吐出あるいは微駆動を実施するためのフローチャートである。 本発明の実施例2に係るインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施例3に係るインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。 従来提案されたインクジェット記録装置における駆動波形図である。 本発明者らが先に検討したインクジェット記録装置の定速時におけるインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。 そのインクジェット記録装置の加速時におけるインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施例4に係るインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。
本発明の実施例を説明する前に、本発明者らが先に検討したインク滴吐出制御ならびにその問題点について、図11と図12を用いて説明する。
図11はオンデマンド方式のインクジェット記録装置の定速時におけるインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャート、図12はインクジェット記録装置の加速時におけるインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。
図11ならびに図12では用紙搬送速度a(図11では用紙搬送速度aは一定であるので、図示を省略)、駆動波形(入力)b、選択信号c、駆動波形(出力)dおよび画像eの変化、タイミングを示している。図11ならびに図12に示すように、駆動波形(入力)bはインク滴吐出のための駆動波形と微駆動のための駆動波形の両方を含んでおり、解像度に応じたタイミングで入力される。
図11に示すように用紙が定速で搬送されているときは、駆動波形(入力)bが一定の周期で入力される。ここで、選択信号cによりある期間の駆動波形(入力)bを使用することで、駆動波形(出力)dを得る。選択信号cが“L”の期間だけ、駆動波形(入力)bを有効とすると、選択信号cの“L”パルス幅により、インク滴吐出のための駆動波形(出力)dと、微駆動のための駆動波形(出力)が生成される。このようにして、インク滴吐出する場合はインク滴吐出するための選択信号cを、インク滴吐出しない場合は微駆動するための選択信号cを入力することで、インク滴吐出と微駆動を使い分け、インク滴吐出の時だけに用紙上に画像を形成する。
この図11は、インク滴吐出と微駆動、すなわち、ドットの形成とドットの非形成を交互に行っている例を示しており、画像eにおいて点線の白丸はドットが形成される位置を示しており、黒丸はインク滴吐出によりドットが形成されたことを示しており、白丸は微駆動によりドットが形成されないことを示している。
図12は、用紙搬送速度(インクジェット記録装置)が加速中の駆動タイミングにおいて全てインク滴吐出をした場合のタイミングチャートを示している。この図に示すように加速中に印刷を行うと、メニスカスの状態に関わらずインク駆動タイミングが決まるため、メニスカスコントロールと駆動タイミングの同期が採れないため、インク滴が吐出されてもインク滴サイズが変動したり(規定の大きさよりも小さいドットで表している)、インク滴が不吐出(白丸で表している)になったり、あるいは図示していないがインク液滴形状(ドット形状)が変動すること、インク液滴飛行経路(ドット着弾位置)が変動することがあることが確認された。このようなインク滴吐出特性への影響は、用紙搬送速度(インクジェット記録装置)の減速中にも現れる。
本発明はこのような欠点を解消するためになされたもので、次に本発明の実施例について図面を用いて説明する。図2は、本発明を適用するオンデマンド方式のライン走査型インクジェット記録装置における全体構成の一例を示す概略構成図である。
同図に示すようにインクジェット記録装置21は、用紙供給部22と用紙回収部23の間に配置されている。用紙供給部22から高速で繰り出された連続した用紙24はインクジェット記録装置21で所望のカラー画像が形成され、用紙回収部23で巻き取り回収される。
インクジェット記録装置21内の用紙搬送装置は、用紙供給部22から供給された用紙24の幅方向の位置決めを行う規制ガイド25、従動ローラと駆動ローラで構成されたインフィード部26、用紙24の張力に対応して上下して位置信号を出力するダンサローラ27、用紙24の蛇行を制御するEPC(Edge Position Control)28、蛇行量のフィードバックに使用する蛇行量検出器29、用紙24を設定された速度で搬送するために一定速度で回転する従動ローラと駆動ローラからなるアウトフィード部30、用紙24を装置外に排紙する駆動ローラと従動ローラからなるプラー31などを有している。
この用紙搬送装置は、ダンサローラ27の位置検出を行い、インフィード部26の回転を制御して搬送中の用紙24の張力を一定に保つ張力制御型の搬送装置である。
またインクジェット記録装置21内には、記録手段32と、その記録手段32と対向するように設けられたプラテン33と、乾燥手段34が設けられている。
記録手段32は印字ノズルを印刷幅全域に配置したラインへッドを有し、カラー印刷はクロ、シアン、マゼンダ、イエローの各ラインへッドにより行われ、各ラインへッドのノズル面はプラテン33上に所定の隙間を保って支持されている。記録手段32が用紙搬送速度に同期してインク滴吐出を行うことで、用紙24上にカラー画像を形成する。
乾燥手段34は、記録手段32により印刷されたインクが他の部分へ付着することを防止するためにインクの乾燥・定着を行う。本実施例において乾燥手段34は非接触の乾燥装置を用いているが、接触式の乾燥装置であってもよい。
用紙24は加速中あるいは減速中でも記録手段32の下を通過するから、損紙を減らすために加速中あるいは減速中であっても用紙24上に印刷を行うことが求められる。特に印刷の高速化が進むと、加速中あるいは減速中に搬送する用紙24の量も多くなり、その加速中あるいは減速中に印刷を行うことによる損紙低減効果は大きい。
図3はへッド部の構成を示す説明図である。本実施例の場合へッド部35はクロ用へッドアレー35K、シアン用へッドアレー35C、マゼンダ用へッドアレー35M、イエロー用へッドアレー35Yの集合体により構成されており、各へッドアレーは用紙24の搬送方向と直交する方向に延びている。
さらに各へッドアレーは、千鳥状に複数配列されているインクジェット記録へッド36により構成されており、本実施例ではインクジェット記録へッド36を2列各3個で千鳥状に配列した例を示しており、このようにへッドをアレー化することにより広域な印刷領域幅を確保している。
図4は、そのインクジェット記録へッド36の一例を示す拡大平面図である。インクジェット記録へッド36は、千鳥状に配列された多数のノズル37を有しており、本実施例の場合ノズル37を2列各64個千鳥状に配列した例を示している。図3に示すようにインクジェットノズル37を千鳥配列とすることで高解像度に対応している。
図5は、そのインクジェット記録へッド36の分解斜視図である。
図中の37はノズル、38はノズルプレート、39は圧力室、40は圧力室プレート、41はリストリクタ、42はリストリクタプレート、43は振動板、44はフィルタ、45はダイアフラムプレート、46は共通インク流路、47はハウジング、48は圧電素子群、49は圧電素子、50は支持基板である。
多数個のノズル37が千鳥状に配列されたノズルプレート38と、各ノズル37に対応する圧力室39が形成した圧力室プレート40と、共通インク流路46と圧力室39を連通して圧力室39へのインク流量を制御するリストリクタ41を形成したリストリクタプレート42と、振動板43とフィルタ44を設けたダイアフラムプレート45とを順次重ねて位置決めして接合することにより流路基板を構成する。
この流路基板をハウジング47に接合して、フィルタ44を共通インク流路46の開口部と対向させる。52は、ハウジング47の共通インク流路46に接続されたインク導入パイプである。
支持基板50上に圧電素子49を多数個配列して構成した圧電素子群48を、ハウジング47に設けられている挿入開口部51から挿入し、各圧電素子49の自由端を振動板43に接着固定することにより、インクジェット記録へッド36が構成される。
なお、図5では図面の簡略化を図るためにノズル37、圧力室39、リストリクタ41、圧電素子49などの数を減らして図示している。また、このインクジェット記録へッド36におけるインク滴の吐出動作は従来のものと同じであるから、その動作説明は省略する。
図1は、本発明の実施例1に係るインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。
前述のようにオンデマンド方式のライン走査型インクジェット記録装置において、用紙の加速中或いは減速中に印刷する場合、用紙の加速中或いは減速中における駆動タイミングの時間間隔は、定速時の駆動タイミングの時間間隔と比較して長く、この時間間隔がメニスカスの振動などのメニスカスの状態にうまくマッチングしていない場合は、インク滴の不吐出、インク液滴量(ドットサイズ)の変動、インク液滴形状(ドット形状)の変動、インク液滴飛行経路(ドット着弾位置)の変動といった問題が発生する可能性がある。
そこで、加速中或いは減速中など駆動タイミングの時間間隔が定速時に比べて長い場合は、次の駆動タイミングから見て、微駆動後に正常な液滴を吐出可能となる時間だけ前に微駆動を行うことで、追加した微駆動に続く次のインク滴吐出タイミングにおけるメニスカスの状態を、正常な吐出を行える状態に合わせこむ効果が期待できる。
また、微駆動を追加して行うことにより、インク滴の吐出間隔が長くなることで懸念されるインクの増粘を抑える効果も期待できる。この2つの効果から、微駆動を追加して行うことは、その前後の駆動タイミングの動作(インク滴吐出あるいは微駆動)によらず、加速中或いは減速中など駆動タイミングの時間間隔が定速時に比べて長い場合は効果的である。
図1では、駆動タイミングにおいて全てインク滴吐出をする動作を例として挙げているが、駆動タイミングにおける動作をインク滴吐出に限定するものではなく、画像データに応じてインク滴吐出と微駆動を適宜選択実行する。追加微駆動のタイミングは、メニスカスコントロールと駆動タイミングの同期が取れるように、定速時における駆動タイミングの時間間隔と共通にすることが簡便である。
すなわち、図1を用いて加速時の場合を説明すれば、例えば2度目のインク滴吐出(画像上不要の場合は微駆動)から見て、定速時におけるインク滴吐出の時間間隔と同じ時間だけ前に微駆動を追加して行う。同じく、3度目のインク滴吐出(画像上不要の場合は微駆動)から見て、定速時におけるインク滴吐出の時間間隔と同じ時間だけ前に微駆動を追加して行う。用紙搬送速度が上がるにつれてインク滴吐出(ドット)の時間間隔が徐々に狭くなっていき、定速時は追加タイミングが不要となり、通常のインク滴吐出周期でインク滴吐出または微駆動を行う。
なお、追加タイミングは、メニスカスの状態が微駆動後のインク滴吐出タイミングに正常な液滴を吐出可能となる時間(メニスカスの振動に同期した時間)で決まる。定速時の駆動タイミング周期に合わせて駆動波形を設計し、駆動タイミングに対して駆動タイミング周期と同じ時間間隔だけ前に追加タイミングを設ければ、次の駆動タイミングにおけるメニスカスの状態は正常な液滴を吐出可能となっていることが予想できる。オンデマンド方式のライン走査型インクジェット記録装置において、用紙搬送方向の1走査ライン上に1つのノズルのみで印字する場合、定速時における駆動タイミング周期をT(秒/ドット)、用紙搬送速度をV(インチ/秒)、用紙搬送方向の解像度をD(ドット/インチ)とすると、次の(1)式で表される。
T=1÷V÷D・・・(1)
ここで、追加タイミングは、メニスカスの状態が微駆動後のインク滴吐出タイミングに正常な液滴を吐出可能となる時間であるので、必ずしも定速時における駆動タイミング周期と同じ時間間隔と限定するものではない。
また図1においては、本発明を明瞭にするため、中液滴と微駆動パルスの波形のみを使用して説明を行なっている。しかしながら、図1では、少なくとも大、中、小の3種類、またはそれ以上の種類のインク滴を吐出することが可能な駆動波形を用いており、実際にはパルスの印加タイミングを変更することにより、インク滴の大きさを打ち分け可能となっている。
また、図1では微駆動を追加して行うとしたが、メニスカスコントロールを行うためのものであるから、この部分をインク滴吐出とすることも有効であり、インク滴吐出と微駆動の選択実行とすることもまた有効である。インク滴吐出を行うことで、微駆動よりもメニスカスコントロールがしやすく、微駆動よりもインクの増粘を防ぐのにより効果的である。ただし、インク滴吐出の場合には画質への影響を考えたものでなくてはならない。画像処理により目立たなくする、液滴量を少なくする等の工夫が必要である。このことについては、図8ならびに図9の実施例について具体的に説明する。
なお本実施例の場合、用紙24の加速あるいは減速のタイミングは、用紙搬送速度プロフィールから予知することができる。
図6は、本発明の実施例に係るインク液滴吐出制御部のブロック図である。
同図に示すように、用紙搬送プロフィールに基づいて生成される用紙搬送同期信号gと記録されるべき画像データhを用紙搬送同期制御部61に入力する。用紙搬送同期制御部61では入力した用紙搬送同期信号gに基づいて用紙搬送に同期したへッド駆動信号iを生成し、それを駆動波形生成部62に送信するとともに、前記入力した画像データhとへッド駆動信号iを駆動波形選択信号生成部63に送信する。
前記駆動波形生成部62では入力したへッド駆動信号iに基づいて駆動波形(入力)b(図1参照)を生成し、それを駆動波形選択部64に送信する。一方、駆動波形選択信号生成部63では入力した画像データhとへッド駆動信号iに基づいて駆動波形選択信号c(図1参照)を生成し、それを駆動波形選択部64に送信する。駆動波形選択部64では、駆動波形生成部62で生成した駆動波形(入力)bと、駆動波形選択信号生成部63で生成した駆動波形選択信号cの論理積をとることで生成した駆動波形(出力)d(図1参照)を、圧電素子駆動部65に送信することで、圧電素子49(図5参照)を駆動してインク滴吐出または微駆動を実行する。
用紙搬送同期制御部61内には、追加タイミング設定部66が設けられている。この追加タイミング設定部66は、用紙搬送同期信号gと用紙搬送速度プロフィールから次の駆動タイミングを予測し、次の駆動タイミングの予測から追加タイミングを設定して、駆動波形生成部62と駆動波形選択信号生成部63にへッド駆動信号iを送信するようになっている。
なお、用紙搬送は、一連の動作を指令する連続したパルス列に対し、用紙搬送のエンコーダが追従するように回転駆動する。用紙搬送プロフィールとは、前記パルス列を生成するタイミングを設定しているデータのことを指しており、用紙搬送プロフィールに基づいて用紙の搬送が行なわれる。そこでこの用紙搬送プロフィールを用いれば、次の駆動タイミングを予測することができる。
図7は、本発明の実施例に係る加速あるいは減速中に液滴吐出あるいは微駆動を実施するためのフローチャートである。
印刷開始後、ステップ(以下、Sと略記する)1で用紙搬送が加速中または減速中であるかどうか判定される。用紙搬送が加速中または減速中であるときは、S2で予め設定されている用紙搬送プロフィールを基に、次の駆動タイミング(例えば図1の2度目の液滴吐出のタイミング)を予測する。そしてS3で、予測した駆動タイミングに対し定速時における駆動タイミングの時間間隔と同じ時間だけ前に、追加タイミング(例えば図1の1度目の追加微駆動のタイミング)を設定し、その追加タイミングにおいて予め選択した液滴吐出か微駆動を実施する(S4)。例えば図1の例の場合は、1度目の追加微駆動を実施する。
次にS5で前記駆動タイミングにおいて液滴吐出を行なうのか微駆動を行なうのか画像データに基づいて選択し、S6で駆動タイミングにおいて液滴吐出あるいは微駆動を実施して、S7で印刷が終了か否かの判定が行なわれ、印刷中であればS1に戻る。
定速に達したら(前記S1でNOと判断されると)、S2〜S4が省略されてS5〜S7が実施される。定速後に減速されると、前述のようにS2〜S7が実施される。
図8は、本発明の実施例2に係るインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。
本実施例の場合、予測した駆動タイミングに対し用紙搬送の定速時における駆動タイミングの時間間隔Tと同じ時間だけ前に、追加タイミングを設定し、その追加タイミングにおいて1度目の追加液滴吐出を行なう。この追加液滴吐出は視認できないほどに液滴量を少なくし、画質への影響がないように微小のドットを形成する。次に2度目の駆動タイミングで液滴吐出または微駆動を選択実行する。図8では、2度目の駆動タイミングにおいて液滴吐出を選択実行した例を示している。
同様に予測した3度目のタイミングに対し定速時における駆動タイミングの時間間隔Tと同じ時間だけ前に、2度目の追加タイミングを設定し、その2度目の追加タイミングにおいて2度目の追加液滴吐出を行なう。この追加液滴吐出も液滴量を少なくしており、微小のドットが形成される。次に3度目の駆動タイミングでの液滴吐出または微駆動を選択実行する。図8では、3度目の駆動タイミングにおいて液滴吐出を選択実行した例を示している。
図9は、本発明の実施例3に係るインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。
本実施例の場合、予測した駆動タイミングに対し用紙搬送の定速時における駆動タイミングの時間間隔Tと同じ時間だけ前に、追加タイミングを設定し、その追加タイミングにおいて追加液滴吐出または追加微駆動を選択実行する。追加液滴吐出を選択した場合は液滴量を少なくしており、微小のドットが形成される。図9では、1度目の追加タイミングにおいて追加液滴吐出を選択実行した例を示している。
次に駆動タイミングで、液滴吐出または追加微駆動を選択実行する。図9では、2度目の駆動タイミングにおいて液滴吐出を選択実行した例を示している。
次に予測した3度目の駆動タイミングに対し定速時における駆動タイミングの時間間隔Tと同じ時間だけ前に、2度目の追加タイミングを設定し、その2度目の追加タイミングにおいて追加液滴吐出または追加微駆動を選択実行する。追加液滴吐出を選択した場合は液滴量を少なくしており、微小のドットが形成される。図9では、2度目の追加タイミングにおいて追加微駆動を選択実行した例を示している。次に3度目の駆動タイミングで3度目の液滴吐出を行なう。図9では、3度目の駆動タイミングにおいて液滴吐出を選択実行した例を示している。
この実施例2,3のように、微少でも液滴吐出を行なうことにより、非吐出の微駆動よりもメニスカスコントロールがし易く、かつ非吐出の微駆動よりもインクの増粘を防止するのに効果的である。
この実施例3では、追加液滴吐出の次に追加微駆動を行なったが、追加液滴吐出と追加微駆動のタイミングは任意であり、様々なパターンが考えられる。
図13は、本発明の実施例4に係るインク滴吐出制御を説明するためのタイミングチャートである。
図8や図9においては、視認できないほどに液滴量を少なくするため、追加液滴吐出に専用の駆動波形(入力)を使用している。一方で、駆動タイミングにおけるインク滴吐出のための駆動波形は、画像データによってインク液滴量に対応した複数のパルスから選択可能になっており、入力された画像データに対して所望のパルスが選択されて出力される。
図13に示すように、追加液滴吐出にも、この駆動タイミングにおけるインク滴吐出のための駆動波形を共通に用いることが可能である。このときは、最もインク液滴量の少ないインク滴吐出パルスを使用してインク滴を目立たなくする。また、画像から判断して液滴を吐出しても目立たない場合は追加液滴吐出、液滴が目立ってしまう場合は追加微駆動、というように使い分けると効果的である。
なお、図13では、図8の追加タイミングにおいて、駆動タイミングでの駆動波形(入力)と共通の駆動波形を使用して、小液滴を吐出するように選択信号を入力する例を示している。
前記実施例ではラインへッドによるインクジェット記録装置について述べたが、実施例の用紙搬送速度をシリアルへッドにおけるキャリッジの速度と置き換えることで、シリアルへッドによるインクジェット記録装置にも適用可能である。
21:インクジェット記録装置、22:用紙供給部、23:用紙回収部、24:用紙、25:規制ガイド、26:インフィード部、27:ダンサローラ、28:EPC、29:蛇行量検出器、30:アウトフィード部、31:プラー、32:記録手段、33:プラテン、34:乾燥手段、35:へッド部、36:インクジェット記録へッド、37:ノズル、38:ノズルプレート、39:圧力室、40:圧力室プレート、41:リストリクタ、42:リストリクタプレート、43:振動板、44:フィルタ、45:ダイアフラムプレート、46:共通インク流路、47:ハウジング、48:圧電素子群、49:圧電素子、50:支持基板、51:挿入開口、52:インク導入パイプ、61:用紙搬送同期制御部、62:駆動波形生成部、63:駆動波形選択信号生成部、64:駆動波形選択部、65:圧電素子駆動部、88:追加タイミング設定部。
特許第4187150号公報 特開平11−78013号公報 特許第3635756号公報

Claims (10)

  1. 複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
    各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
    その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
    前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段を備え、
    前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して、
    その選択したパルス信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加することで、前記圧力室内のインクを吐出または振動させるインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法において、
    前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定して、その追加タイミングで前記圧力室内のインクの微駆動を行うことを特徴とするインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法。
  2. 複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
    各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
    その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
    前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段を備え、
    前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出させずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して、
    その選択したパルス信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加するインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法において、
    前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定して、その追加タイミングで前記所定量のインク吐出よりも吐出量の少ないインク滴を前記ノズルから吐出することを特徴とするインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法。
  3. 複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
    各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
    その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
    前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段を備え、
    前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して、
    その選択したパルス信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加するインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法において、
    前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定して、その追加タイミングで前記所定量のインク吐出よりも吐出量の少ないインク滴を吐出する小液滴吐出パルスまたは微駆動パルスを前記圧力発生素子に印加することを特徴とするインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインク滴吐出制御方法において、前記n+1回目の駆動タイミングを前記被記録媒体の搬送プロフィールに基づいて予測することを特徴とするインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法。
  5. 請求項2または3に記載のインク滴吐出制御方法において、前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスは、画像データによってインク液滴量に対応した複数のパルスから選択可能であり、
    前記小液滴吐出パルスは、前記複数種類のインク液吐出パルスのうち、最もインク液滴量の少ないインク液吐出パルスを使用することを特徴とするインクジェット記録装置のインク滴吐出制御方法。
  6. 複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
    各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
    その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
    前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段と、
    前記圧力発生素子の駆動を制御するインク滴吐出制御部を備えたインクジェット記録装置において、
    前記インク滴吐出制御部が、
    前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して圧力発生素子駆動信号を出力する駆動波形選択部と、
    その駆動波形選択部で選択した圧力発生素子駆動信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加することで、前記圧力室内のインクを吐出または振動させる圧力発生素子駆動部と、
    前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定するタイミング設定部を設け、
    そのタイミング設定部によって設定された追加タイミングで前記圧力室内のインクの微駆動を行うことを特徴とするインクジェット記録装置。
  7. 複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
    各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
    その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
    前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段と、
    前記圧力発生素子の駆動を制御するインク滴吐出制御部を備えたインクジェット記録装置において、
    前記インク滴吐出制御部が、
    前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して圧力発生素子駆動信号を出力する駆動波形選択部と、
    その駆動波形選択部で選択した圧力発生素子駆動信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加することで、前記圧力室内のインクを吐出させる圧力発生素子駆動部と、
    前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定するタイミング設定部を設け、
    そのタイミング設定部によって設定された追加タイミングで小インク滴をノズルから吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 複数のノズルに連通してインクを蓄える複数の圧力室と、
    各圧力室の弾性壁を形成するように各圧力室にわたって配置された振動板と、
    その振動板を介して複数の圧力室とそれぞれ対向するように配置された圧力発生素子と、
    前記ノズルに対して被記録媒体を主走査方向に搬送する搬送手段と、
    前記圧力発生素子の駆動を制御するインク滴吐出制御部を備えたインクジェット記録装置において、
    前記インク滴吐出制御部が、
    前記ノズルから所定量のインクを吐出する記録用のインク滴吐出パルスと、前記ノズルからインクを吐出せずに前記圧力室内のインクを振動させる微駆動パルスを、記録すべき画像データに応じて選択して圧力発生素子駆動信号を出力する駆動波形選択部と、
    その駆動波形選択部で選択した圧力発生素子駆動信号をインクジェット記録装置の解像度に応じた駆動タイミングで前記圧力発生素子に印加することで、前記圧力室内のインクを吐出させる圧力発生素子駆動部と、
    前記被記録媒体が一定速度で搬送されている場合に、当該インクジェット記録装置の解像度と走査速度から算出される前記駆動タイミングの周期を規定時間として、n(nは1以上の整数)回目の駆動タイミングに続くn+1回目の駆動タイミングの時間間隔が前記規定時間より長い場合に、前記n+1回目の駆動タイミングよりも前記規定時間前に追加タイミングを設定するタイミング設定部を設け、
    そのタイミング設定部によって設定されたタイミングで前記小液滴吐出パルスまたは微駆動パルスを前記圧力発生素子に印加することを特徴とするインクジェット記録装置。
  9. 請求項6ないし8のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置において、前記被記録媒体の搬送プロフィールに基づいて生成される被記録媒体搬送同期信号と、記録すべき画像データを入力して、被記録媒体の搬送に同期したへッド駆動信号と画像データを出力する被記録媒体搬送同期制御部と、
    その被記録媒体搬送同期制御部から出力された前記へッド駆動信号に基づいて駆動波形を生成する駆動波形生成部と、
    前記被記録媒体搬送同期制御部から出力された前記へッド駆動信号と画像データに基づいて選択信号を生成する駆動波形選択信号生成部とを備え、
    前記駆動波形生成部から出力された駆動波形と前記駆動波形選択信号生成部から出力された選択信号を前記駆動波形選択部に入力して、その駆動波形選択部から前期インク滴吐出パルス、小液滴吐出パルス、微駆動パルスのいずれかのパルス信号を出力することを特徴とするインクジェット記録装置。
  10. 請求項9に記載のインクジェット記録装置において、前記タイミング設定部が前記被記録媒体搬送同期制御部内に設けられていることを特徴とするインクジェット記録装置。
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