JP2020044756A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】連続的に搬送される記録媒体に、印刷の品質を検査するための検査パターンを印刷する場合において、記録媒体への印刷データの印刷が完了した後に、記録媒体に印刷された検査パターンを読み取るための搬送制御を行ってから検査パターンを記録媒体に印刷する場合と比べて、記録媒体において印刷されない部分の発生を抑制する。【解決手段】記録媒体が第1搬送速度で搬送されているときに印刷データが記録媒体に印刷され、記録媒体が、第1搬送速度よりも遅い第2搬送速度であって記録媒体に印刷された検査パターンの画像を画像読取装置が読み取れる第2搬送速度で搬送されているときに、検査パターンの印刷が実行される。更に、印刷データの印刷条件に応じて、搬送速度が第1搬送速度から第2搬送速度まで減速されている間に印刷データが印刷される。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
印刷不良等の印刷の品質を検査するための検査パターンを用紙等の記録媒体に印刷し、記録媒体に印刷された検査パターンの画像を画像読取装置によって読み取ることで印刷の品質を検査する場合がある。
特許文献1には、印刷データの印刷途中時及び印刷終了時の各タイミングで印刷ヘッドに不具合があるか否かを検出し、不具合がある場合にはその旨を示す品質情報を印刷媒体に印刷する装置が記載されている。
特許文献2には、検査用パターンによって印刷不良を検出する装置が記載されている。
特許文献3には、印刷媒体の搬送中に吐出ノズルの吐出状態を調整し、その調整が行われた場合、印刷媒体の搬送速度を低下させるシステムが記載されている。
特開2007−190815号公報 特開2013−1106号公報 特開2013−111812号公報
ところで、連続的に搬送される記録媒体(例えば連続紙)に対する印刷の品質を検査するために、記録媒体に印刷データを印刷した後に検査パターンを印刷し、記録媒体の搬送中に、記録媒体に印刷された検査パターンの画像を画像読取装置によって読み取ることが考えられる。しかし、記録媒体の搬送速度によっては、記録媒体に印刷された検査パターンの画像を画像読取装置によって読み取ることができない場合がある。これに対処するために、記録媒体に印刷データを印刷した後に、画像読取装置が検査パターンの画像を読み取れる速度まで搬送速度を減速してから検査パターンを記録媒体に印刷することが考えられるが、記録媒体において搬送速度の減速中に印刷されない部分が発生する。
本発明の目的は、連続的に搬送される記録媒体に、印刷の品質を検査するための検査パターンを印刷する場合において、記録媒体への印刷データの印刷が完了した後に、記録媒体に印刷された検査パターンを読み取るための搬送制御を行ってから検査パターンを記録媒体に印刷する場合と比べて、記録媒体において印刷されない部分の発生を抑制することにある。
請求項1に記載の発明は、連続して搬送される記録媒体への印刷データの印刷を実行し、前記印刷データの印刷の後に、印刷の品質を検査するための検査パターンの印刷を実行する印刷制御手段と、前記記録媒体の搬送速度を制御する速度制御手段と、を有し、前記印刷制御手段は、前記速度制御手段の制御によって前記記録媒体が第1搬送速度で搬送されているときに前記印刷データの印刷を実行し、前記速度制御手段の制御によって、前記記録媒体が、前記第1搬送速度よりも遅い第2搬送速度であって前記記録媒体に印刷された前記検査パターンの画像を画像読取装置が読み取れる第2搬送速度で搬送されているときに、前記検査パターンの印刷を実行し、更に、前記印刷データの印刷条件に応じて、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度まで減速されている間に前記印刷データの印刷を実行する、情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記印刷条件が前記搬送速度の減速中に印刷可能な条件に該当する場合、前記印刷制御手段は、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度まで減速されている間に前記印刷データの印刷を実行する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記搬送速度と、前記記録媒体に印刷を行う印刷装置と前記画像読取装置との間の距離とを含む条件に基づいて、前記印刷データにおいて前記搬送速度の減速を開始する部分が定められ、前記速度制御手段は、前記部分から前記搬送速度を前記第2搬送速度に減速し始める、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記印刷条件が前記搬送速度の減速中に印刷不可能な条件に該当する場合、前記印刷制御手段は、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度まで減速されている間に前記印刷データの印刷を実行せずに、前記第1搬送速度で前記記録媒体が搬送されている間に前記印刷データの印刷を完了させる、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記搬送速度と、前記記録媒体に印刷を行う印刷装置と前記画像読取装置との間の距離とを含む条件に基づいて、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度に減速される間に搬送される前記記録媒体の量が定められ、前記印刷制御手段は、前記記録媒体の量が搬送された後に前記検査パターンの印刷を実行する、ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記印刷データの印刷が途中で停止した場合、前記印刷制御手段は、更に、前記停止の原因に応じて、前記停止の後に前記検査パターンの印刷を実行する、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記画像読取装置の動作を制御する読取制御手段を更に有し、前記搬送速度と、前記記録媒体に印刷を行う印刷装置と前記画像読取装置との間の距離とを含む条件に基づいて、前記画像読取装置による読み取りの準備開始タイミングが定められ、前記読取制御手段は、前記準備開始タイミングに従って前記画像読取装置による読み取りの準備を開始する、ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、コンピュータを、連続して搬送される記録媒体への印刷データの印刷を実行し、前記印刷データの印刷の後に、印刷の品質を検査するための検査パターンの印刷を実行する印刷制御手段、前記記録媒体の搬送速度を制御する速度制御手段、として機能させ、前記印刷制御手段は、前記速度制御手段の制御によって前記記録媒体が第1搬送速度で搬送されているときに前記印刷データの印刷を実行し、前記速度制御手段の制御によって、前記記録媒体が、前記第1搬送速度よりも遅い第2搬送速度であって前記記録媒体に印刷された前記検査パターンの画像を画像読取装置が読み取れる第2搬送速度で搬送されているときに、前記検査パターンの印刷を実行し、更に、前記印刷データの印刷条件に応じて、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度まで減速されている間に前記印刷データの印刷を実行する、プログラムである。
請求項1,2,3,8に記載の発明によれば、連続的に搬送される記録媒体に、印刷の品質を検査するための検査パターンを印刷する場合において、記録媒体への印刷データの印刷が完了した後に、記録媒体に印刷された検査パターンを読み取るための搬送制御を行ってから検査パターンを記録媒体に印刷する場合と比べて、記録媒体において印刷されない部分の発生を抑制することができる。
請求項4,5に記載の発明によれば、減速中に印刷不可能な印刷データが、減速中に記録媒体に印刷されることを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、印刷の停止原因に関わらず検査パターンを記録媒体に印刷する場合と比べて、意図せずに検査パターンが印刷されることを防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、画像読取装置の状態を常に準備段階の状態に維持しておく必要がない。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 検査パターンを示す図である。 検査パターンを示す図である。 情報処理システムの動作に関するフローチャートを示す図である。 実施例1に係る動作を説明するための図である。 比較例1に係る動作を説明するための図である。 実施例2に係る動作を説明するための図である。 比較例2に係る動作を説明するための図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理システムについて説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例を示す。
本実施形態に係る情報処理システムは、画像形成システムの一例としての印刷システム10と検査装置12とを含む。印刷システム10は、印刷データを用紙等の記録媒体に印刷するシステムである。本実施形態では、印刷システム10は、連続して搬送される記録媒体に対して印刷データを印刷する。検査装置12は、印刷不良等の印刷の品質を検査するための装置であり、例えば、記録媒体上に印刷された画像を読み取る画像読取装置(スキャナ)を含む装置である。例えば、印刷システム10によって、連続して搬送される記録媒体上に、印刷の品質を検査するための検査パターンが印刷され、当該記録媒体上に印刷された検査パターンの画像が検査装置12によって読み取られることで、印刷の品質が検査される。なお、印刷システム10と検査装置12は、有線又は無線の通信経路を介して互いに通信する機能を有する。以下の説明では、連続して搬送される記録媒体を「連続紙」と称することとする。
以下、印刷システム10について詳しく説明する。印刷システム10は、印刷装置14と制御装置16とを含む。
印刷装置14は、連続紙(例えばロール紙)に印刷データを印刷する装置であり、例えばインクジェットプリンタである。インクジェットプリンタとしての印刷装置14は、インクを吐出する複数の吐出口(ノズル)を含むヘッドを有し、各ノズルからインクを連続紙上に滴下することで、印刷データを連続紙に印刷する。ヘッドには、例えば、連続紙の搬送方向に直交する方向に、連続紙の幅の長さを有するノズル列が設けられており、連続紙がノズル列を通過することで印刷が行われる。また、印刷装置14は、連続紙を搬送する搬送機構(例えばモータやローラ等)を有し、ヘッドの下で連続紙を高速で搬送させながら各ノズルからインクを連続紙に滴下することで印刷を行う。印刷には、1又は複数の色のインクが用いられる。例えば、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)及びK(ブラック)等の基本色が用いられ、各色のインクを吐出するノズルがヘッドに設けられる。なお、インクはこれらに限られず、C,M,Y,K以外の特色のインクが用いられてもよい。
制御装置16は、印刷装置14による印刷を制御する装置である。以下、制御装置16の構成について詳しく説明する。
通信部18は通信インターフェースであり、情報を他の装置に送信する機能、及び、他の装置から送信されてきた情報を受信する機能を有する。通信部18は、無線通信機能を有していてもよいし、有線通信機能を有していてもよい。
UI部20はユーザインターフェースであり、表示部と操作部とを含む。表示部は、液晶ディスプレイやELディスプレイ等の表示装置である。操作部は、キーボード等の入力装置である。また、表示部と操作部とを兼ね備えたユーザインターフェース(例えばタッチパネル等)が、UI部20として用いられてもよい。また、UI部20は、音を発生させるスピーカ等の音声発生部や、音声の入力を受けるマイク等の音声入力部等を含んでもよい。
記憶部22は、各種の情報を格納する1又は複数の格納領域である。なお、各格納領域は、制御装置16に設けられている1又は複数の記憶装置(物理ドライブ)として定義されてもよいし、1又は複数の記憶装置に設定された論理パーティション又は論理ドライブとして定義されてもよい。
データ処理部24は、例えばラスタライザ(RIP:Raster Image Processor)を含み、ページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)データ、又は、PDLデータに基づいて生成された中間データに対してラスタライズ処理を適用することで、印刷装置14が認識可能なラスター形式(例えばビットマップ形式)を有する画像データ(ラスターデータ)を生成するように構成されている。なお、ラスターデータが印刷データの一例に相当する。また、データ処理部24は、PDLデータやラスターデータを解析することで、例えば印刷ジョブ中の印刷ページ数等を特定してもよい。PDLデータやラスターデータや解析結果を示す情報等は、記憶部22に記憶されてもよい。
制御部26は、印刷装置14及び制御装置16の動作を制御するように構成されている。また、制御部26は、印刷制御部28、速度制御部30及び読取制御部32を含む。
印刷制御部28は、印刷装置14による印刷を制御するように構成されている。例えば、印刷制御部28は、インクの吐出を指示するためのオン信号及びインクの不吐出(インクを吐出させないこと)を指示するためのオフ信号を印刷装置14に出力することで、印刷装置14に設けられている各ノズルからのインクの吐出及び不吐出を制御し、これにより、印刷装置14による印刷データ(ラスターデータ)の印刷を制御する。また、印刷制御部28は、印刷の品質を検査するための検査パターンの印刷を制御する。
速度制御部30は、印刷装置14において連続紙を搬送する搬送機構(例えばモータやローラ等)の動作を制御することで、連続紙の搬送速度を制御する。
読取制御部32は、検査装置12に含まれるスキャナの動作を制御するように構成されている。例えば、読取制御部32は、スキャナの電源のオン及びオフや、スキャナによる画像の読取等を制御する。
以下、図2及び図3を参照して、印刷の品質を検査するための検査パターンについて説明する。図2には検査パターン34の全体が示されている。図3には検査パターン34の一部が拡大して示されている。検査パターン34は、印刷装置14に設けられている各ノズルからのインクの吐出不良を検査するためのパターンである(不吐チャートとも称されることがある)。検査パターン34中の1本のラインに1つのノズルが対応しており、1つのノズルによって1ラインが描画される。検査パターン34には、印刷装置14に設けられているノズルの数に対応した数のラインが含まれている。検査パターン34の印刷データが印刷装置14に送られて検査パターン34が連続紙に印刷された場合、検査パターン34に含まれる各ラインが連続紙に印刷されるようになっている。例えば、ノズルからインクが適切に吐出された場合(例えば、印刷ジョブに規定された吐出量に従ってインクが吐出された場合)、当該ノズルに対応する1本のラインが、連続紙の搬送方向(矢印で示す方向)に沿って連続紙に印刷される。全ノズルからインクが適切に吐出された場合、検査パターン34と同様のパターンが連続紙に印刷される。ノズルからインクが適切に吐出されない場合、例えば、印刷のカスレや筋模様や印刷抜け(印刷がされないこと)等の印刷不良が発生する。ノズルからインクが適切に吐出されない場合として、例えば、当該ノズルが詰まっている場合や、当該ノズルからインクが全く吐出されない場合や、規定された吐出量に従ってインクが吐出されない場合等が挙げられる。例えば、あるノズルに詰り等が発生しているときに検査パターン34が印刷された場合、当該ノズルによって印刷されるラインにカスレが発生したり、当該ラインが印刷されなかったりといった印刷不良が発生する。従って、検査パターン34を用紙に印刷し、印刷された各ラインの印刷の状態を評価することで、印刷不良、つまり、インクの吐出不良が検知される。
印刷不良(インクの吐出不良)の検知は、検査装置12によって行われる。例えば、検査パターン34が印刷された連続紙が検査装置12に搬送され、検査装置12に設けられているスキャナによって、当該連続紙に印刷されている検査パターン34の画像が読み取られる。その画像を解析することで、ライン毎に、印刷のカスレや印刷抜け等の印刷不良(吐出不良)が検知される。
なお、検査パターン34の印刷データ(ラスターデータ)は、例えば記憶部22に記憶されていてもよいし、通信経路を介して他の装置から制御装置16に送られてもよい。
本実施形態に係る情報処理システムでは、印刷システム10と検査装置12との間の接続構成としてインライン構成又はオフライン構成のいずれかが採用される。
インライン構成においては、印刷装置14によって連続紙に印刷された検査パターン34の画像が、連続紙の搬送中に検査装置12によって読み取られる。つまり、連続紙に検査パターン34が印刷された後、続けて連続紙が印刷装置14から検査装置12まで搬送されて、その搬送中に検査パターン34の画像が検査装置12(スキャナ)によって読み取られる。連続紙の搬送中に検査パターン34の画像を読み取る必要があるため、スキャナが検査パターン34の画像を読み取れる搬送速度で連続紙を搬送する必要がある。印刷時の搬送速度ではスキャナが検査パターン34の画像を読み取ることができない場合、読み取りが可能な搬送速度まで連続紙の搬送速度を減速する必要がある。
オフライン構成においては、連続紙に印刷された検査パターン34の画像が、連続紙が搬送されていないときにスキャナによって読み取られる。つまり、印刷装置14によって検査パターン34が連続紙に印刷され、その後、検査パターン34が印刷された連続紙が印刷装置14から取り出され(例えば作業者によって連続紙が取り出される)、連続紙が静止した状態で、連続紙に印刷された検査パターン34の画像がスキャナによって読み取られる。この場合、インライン構成とは異なり、検査パターン34の画像の読み取りのために搬送速度を減速する必要がない。従って、印刷データの最終ページが連続紙に印刷された後、搬送速度が変えられずに、検査パターン34が連続紙に印刷される。もちろん、搬送速度が制御された上で、検査パターン34が連続紙に印刷されてもよい。
本実施形態では、インライン構成においては、基本的に、連続紙が第1搬送速度で搬送中に印刷データが連続紙に印刷され、連続紙が第2搬送速度で搬送中に検査パターン34が連続紙に印刷される。第2搬送速度は、検査装置12に設けられているスキャナが検査パターン34の画像を読み取れる搬送速度であり、第1搬送速度よりも遅い速度である。つまり、第1搬送速度は相対的に高速であり、第2搬送速度は相対的に低速である。また、搬送速度が減速中に印刷データが連続紙に印刷される場合がある。例えば、搬送速度が第1搬送速度から第2搬送速度に減速されている最中に、印刷データが連続紙に印刷される場合がある。
第1搬送速度及び第2搬送速度は、例えば一定速度である。本実施形態における一定速度とは、厳密な意味での一定速度であってもよいし、ある程度の幅を有する速度(速度の変動幅が予め定められた範囲内に含まれる速度)であってもよい。つまり、速度の変動が許容範囲内に含まれる速度は、一定速度として扱われてもよい。もちろん、第1搬送速度及び第2搬送速度は、一定速度でなくてもよい。この場合、印刷制御部28は、搬送速度に応じてインクの吐出タイミングを変えることで、一定の搬送速度で連続紙が搬送されているときと同様の印刷が実現されることがある。なお、第2搬送速度は、検査パターン印刷時の搬送速度であるため、第2搬送速度を一定にすることで、第2搬送速度を一定にしない場合と比べて、吐出不良の有無の検知精度が高くなり得る。例えば、第2搬送速度を一定にし、一定(固定)の吐出条件に従ってインクを吐出させることで、検査パターン34の印刷結果が吐出条件の変更に依存して変更しないため、第2搬送速度を変更し、それに伴って吐出条件を変更しながら印刷する場合と比べて、吐出不良の有無の検知精度が高くなり得る。
以下、図4を参照して、本実施形態に係る情報処理システムの動作について説明する。図4は、当該動作に関するフローチャートを示す。
まず、印刷システム10に印刷対象のPDLデータが送られて印刷システム10に対して印刷指示が与えられる(ステップS01)。PDLデータは、例えば、記憶部22に記憶される。
次に、データ処理部24は、PDLデータに対してラスタライズ処理を適用することで、印刷装置14が認識可能なラスターデータ(印刷データ)を生成する(ステップS02)。データ処理部24は、PDLデータに含まれる最終ページまでラスタライズ処理を実行する。
次に、制御部26は、情報処理システムの構成と印刷装置14における連続紙の搬送速度を確認する(ステップS03)。
例えば、制御部26は、印刷システム10と検査装置12との間の接続構成を確認する。その接続構成がインライン構成に該当する場合、制御部26は、検査装置12に含まれるスキャナに関する情報(以下、「スキャナ情報」と称する)を取得する。スキャナ情報は、例えば、印刷装置14と検査装置12に含まれるスキャナとの間の距離を示す情報、スキャナが画像を読み取ることが可能な連続紙の搬送速度(第2搬送速度)を示す情報、及び、スキャナの電源がオンになってから画像読取開始までに要する時間(予測時間)を示す情報等を含む。スキャナ情報は予め作成されて、例えば、検査装置12、記憶部22又は別の装置等に記憶されている。制御部26は、これらの装置からスキャナ情報を取得する。接続構成がインライン構成に該当する場合、連続紙の搬送中に検査パターン34の画像がスキャナによって読み取られる。スキャナ情報は、そのための制御に用いられる。接続関係がオフライン構成に該当する場合、制御部26は、スキャナ情報を取得しない。
次に、制御部26は、連続紙の搬送速度の減速中に検査パターン34を印刷する必要があるか否かを判断する(ステップS04)。例えば、印刷装置14と検査装置12との間の接続関係がインライン構成に該当する場合、減速中に検査パターン34を印刷する必要があると判断される。一方、その接続関係がオフライン構成に該当する場合、減速中に検査パターン34を印刷する必要がないと判断される。また、現在の搬送速度が、既に、検査装置12に含まれるスキャナによって読み取り可能な速度に減速されている場合、減速中に検査パターン34を印刷する必要がないと判断される。
減速中に検査パターン34を印刷する必要がある場合(ステップS04,Yes)、制御部26は、印刷対象の印刷データや印刷の種別(設定)に基づいて、当該印刷データが、減速中の印刷に適した印刷データに該当するか否かを判断する(ステップS05)。なお、減速中の印刷に適した印刷データが、減速中に印刷可能な印刷データの一例に相当し(つまり印刷条件が減速中に印刷可能な条件に該当する)、減速中の印刷に適さない印刷データが、減速中に印刷不可能な印刷データの一例に相当する(つまり、印刷条件が減速中に印刷不可能な条件に該当する)。
印刷の種別は、例えば印刷の品質に関する。高品質の印刷が要求されている印刷データが、減速中に印刷された場合、一定の搬送速度で搬送されている連続紙に当該印刷データが印刷された場合と比べて、その印刷の品質が低下することがある。従って、高品質の印刷が要求されている印刷データは、減速中の印刷に適さない印刷データである。高品質の印刷が要求されていない印刷データが、減速中に印刷された場合であっても、一定の搬送速度下で印刷された場合と比べて、その印刷の品質に差が無いことがある。従って、高品質の印刷が要求されていない印刷データは、減速中の印刷に適する印刷データである。
例えば、画質優先モードや速度優先モード等が印刷の種別として定められる。画質優先モードは、例えば高画質の印刷を実行する印刷モードである。速度優先モードは、高画質が要求されずに高速度で印刷する印刷モードである。例えばユーザによって印刷モードが選択され、選択された印刷モードを示す情報が、印刷データの印刷ジョブに含まれる。制御部26は、印刷ジョブを参照することで印刷モードを特定する。印刷モードとして画質優先モードが指定されている場合、当該印刷モードで印刷される印刷データは、減速中の印刷に適さない印刷データである。印刷モードとして速度優先モードが指定されている場合、当該印刷モードで印刷される印刷データは、減速中の印刷に適する印刷データである。
また、印刷データが、写真の印刷データや広告用の印刷データ等のように、高品質が要求される印刷データである場合、当該印刷データは、減速中の印刷に適さない印刷データであると判断される。印刷データが、これらの印刷データに該当しない場合、当該印刷データは、減速中の印刷に適する印刷データであると判断される。
印刷データが、減速中の印刷に適した印刷データに該当する場合(ステップS05,Yes)、制御部26は、当該印刷データにおける最終のページから遡って、減速中の印刷を開始するページ(減速印刷開始ページ)と、検査装置12に含まれるスキャナの準備を開始する時間(スキャナ準備開始時間)とを演算する(ステップS06)。なお、減速印刷開始ページが、印刷データにおいて搬送速度の減速を開始する部分の一例に相当する。
例えば、制御部26は、第1搬送速度、スキャナ情報が示す条件(第2搬送速度、印刷装置14と検査装置12に含まれるスキャナとの間の距離、スキャナの電源がオンになってから画像読取開始までに要する時間)、当該印刷データ中の残印刷ページ数(印刷が行われていないページ数)、印字長、搬送速度の減速度(負の加速度)等を含む条件に基づいて、減速印刷開始ページを演算する。
減速印刷開始ページの印刷開始時点における搬送速度は第1搬送速度である。減速印刷開始ページの印刷開始時点から搬送速度の減速が始まり、例えば一定の減速度(負の加速度)に従って搬送速度が減速され、最終ページの印刷後に(例えば最終ページの印刷が終了した時点にて)搬送速度が第2搬送速度となるように、制御部26は、上記の条件を用いて、減速印刷開始ページを演算する。減速中には、減速印刷開始ページから最終ページまで印刷データが印刷され、最終ページの印刷が終了した後、連続紙が第2搬送速度で搬送され、その搬送中に検査パターン34が印刷される。なお、1ページ分の印刷サイズ(空間的なサイズ)が予め指定されて印刷ジョブに含まれている。
また、連続紙において検査パターン34が印刷された部分が検査装置12のスキャナに到達する前に、スキャナのウォームアップが完了して画像読取の準備が完了するように、制御部26は、上記の条件を用いて、スキャナ準備開始時間を演算する。
次に、印刷制御部28及び速度制御部30は、通常印刷を実行する(ステップS07)。通常印刷は、連続紙の搬送速度を第1搬送速度に維持した状態で印刷データを連続紙に印刷する処理である。速度制御部30は、印刷装置14に含まれる搬送機構を制御することで、連続紙の搬送速度を第1搬送速度に維持し、その状態で、印刷制御部28は、印刷データの印刷を実行する。印刷装置14は、印刷制御部28の制御の下、印刷データに含まれる各印刷ページを次々と印刷していく。
印刷データに含まれる印刷対象のページが、減速印刷開始ページに到達してない場合(ステップS08,No)、印刷制御部28及び速度制御部30は、通常印刷を継続する(ステップS07)。
印刷データに含まれる印刷対象のページが、減速印刷開始ページに到達した場合(ステップS08,Yes)、印刷制御部28及び速度制御部30は、減速印刷を実行する(ステップS09)。減速印刷は、連続紙の搬送速度を減速させながら印刷データを連続紙に印刷する処理である。
速度制御部30は、搬送速度の減速を開始する。これにより、搬送速度が第1搬送速度から第2搬送速度へ減速される。そして、減速印刷開始ページから最終ページまでが、減速中に連続紙に印刷される。
読取制御部32は、スキャナ準備開始時間が到来した場合に、検査装置12に含まれるスキャナに対して準備開始を指示し、準備が完了するまでスキャナの状態を監視する(ステップS10)。当該指示によってスキャナの電源がオンになり、スキャナのウォームアップが開始する。例えば、スキャナに設けられているLEDが駆動させられる。検査パターン34の印刷部分がスキャナに到達する前に、スキャナのウォームアップが完了する。こうすることで、スキャナの電源をオンし続ける場合と比べて、スキャナの負荷(例えばLEDの負荷)を軽減しつつ、検査パターン34の画像をスキャナによって読み取ることができる。
印刷データに含まれる最終ページが連続紙に印刷された後、速度制御部30は、搬送速度を第2搬送速度に維持し、印刷制御部28は、検査パターン34の印刷指示を印刷装置14に与える。これにより、印刷装置14は、最終ページの印刷の後、検査パターン34を連続紙に印刷する(ステップS11)。減速印刷開始ページの印刷開始時に搬送速度の減速を開始し、最終ページの印刷が完了した時点で搬送速度が第2搬送速度になるように、減速印刷開始ページが決定されているため、最終ページの印刷が完了した時点では搬送速度は第2搬送速度になっており、速度制御部30は、その第2搬送速度を維持する。
なお、最終ページの印刷が完了した後、制御部26は、搬送速度が第2搬送速度に達しているか否かを確認したり、スキャナの準備が完了しているか否かを確認したりしてもよい。例えば、搬送速度を検知するセンサが印刷装置14に設けられており、制御部26は、当該センサからの出力に基づいて搬送速度を検知してもよい。搬送速度が第2搬送速度に達しており、スキャナの準備が完了していることが確認された場合、印刷制御部28は、検査パターン34を印刷装置14に印刷させてもよい。その確認がなされない場合、印刷制御部28は、その確認がなされるまで白紙印刷を行い、確認後、検査パターン34を印刷装置14に印刷させてもよい。白紙印刷は、連続紙に画像を印刷しない処理、又は、予め定められた白紙データを連続紙に印刷する処理である。
減速中に検査パターン34を印刷する必要がない場合(ステップS04,No)や、印刷データが、減速中の印刷に適した印刷データに該当しない場合(ステップS05,No)、制御部26は、印刷データにおける最終ページの印刷終了時点から検査パターン34の印刷開始時点までの間に、連続紙に白紙印刷すべきページ数(白紙ページ数)と、検査装置12に含まれるスキャナの準備を開始する時間(スキャナ準備開始時間)とを演算する(ステップS12)。白紙ページについては、連続紙に画像が印刷されない、又は、白紙データが連続紙に印刷される。なお、白紙ページ数が、搬送速度が減速される間に搬送される記録媒体の量の一例に相当する。
例えば、制御部26は、第1搬送速度、スキャナ情報が示す条件(第2搬送速度、印刷装置14と検査装置12に含まれるスキャナとの間の距離、スキャナの電源がオンになってから画像読取開始までに要する時間)、当該印刷データ中の残印刷ページ数(印刷が行われていないページ数)、印字長、搬送速度の減速度(負の加速度)等を含む条件に基づいて、白紙ページ数を演算する。
最終ページの印刷終了時点における搬送速度は第1搬送速度である。その印刷終了時点から搬送速度の減速が始まり、例えば一定の減速度に従って搬送速度が減速され、搬送速度が第2搬送速度まで減速される。制御部26は、搬送速度を第1搬送速度から第2搬送速度まで減速するために要する時間を演算し、その時間の間に印刷可能なページ数を白紙ページ数として演算する。
また、連続紙において検査パターン34が印刷された部分が検査装置12のスキャナに到達する前に、スキャナのウォームアップが完了して画像読取の準備が完了するように、制御部26は、上記の条件を用いて、スキャナ準備開始時間を演算する。
次に、印刷制御部28及び速度制御部30は、通常印刷を実行する(ステップS13)。速度制御部30は、印刷装置14に含まれる搬送機構を制御することで、連続紙の搬送速度を第1搬送速度に維持し、その状態で、印刷制御部28は、印刷データの印刷を実行する。印刷装置14は、印刷データに含まれる各印刷ページを次々と印刷していく。
読取制御部32は、スキャナ準備開始時間が到来した場合に、検査装置12に含まれるスキャナに対して準備開始を指示し、準備が完了するまでスキャナの状態を監視する(ステップS14)。当該指示によってスキャナの電源がオンになり、スキャナのウォームアップが開始する。検査パターン34の印刷部分がスキャナに到達する前に、スキャナのウォームアップが完了する。
印刷データに含まれる最終ページが連続紙に印刷された後、速度制御部30は、搬送速度の減速を開始し、印刷制御部28は、白紙印刷を印刷装置14に実行させる(ステップS15)。これにより、搬送速度が第1搬送速度から第2搬送速度へ減速される。その間、印刷制御部28は、ステップS12にて決定された白紙ページ数分、白紙印刷を印刷装置14に実行させる。
最終の白紙ページの白紙印刷の後、印刷制御部28は、検査パターン34を連続紙に印刷する(ステップS16)。最終白紙ページの白紙印刷の完了時点で搬送速度が第2搬送速度になるように、白紙ページ数が決定されているため、最終白紙ページの白紙印刷が完了した時点では搬送速度は第2搬送速度になっており、速度制御部30は、その第2搬送速度を維持する。
検査パターン34の印刷が完了し、連続紙は第2搬送速度で印刷装置14から検査装置12に搬送される。検査装置12においては、連続紙が第2搬送速度で搬送中に、スキャナによって検査パターン34の画像が読み取られる。そして、読み取られた画像を解析することで、吐出不良の有無が検出される。
なお、印刷装置14と検査装置12との間の接続構成がオフライン構成に該当する場合、搬送速度が第1搬送速度に維持された状態で、印刷ページに含まれる最終ページに続けて検査パターン34が連続紙に印刷される。上記のような白紙印刷は行われない。オフライン構成では、連続紙の搬送中に検査パターン34の画像を読み取る必要がないため、第2搬送速度への減速や白紙印刷は行われない。
本実施形態では、減速印刷に適した印刷データが印刷される場合、搬送速度が第1搬送速度から第2搬送速度へ減速されている間に印刷データが連続紙に印刷され、当該印刷データの印刷が完了した後、連続紙が第2搬送速度で搬送中に、検査パターン34が連続紙に印刷される。こうすることで、連続紙が第1搬送速度で搬送されている間に連続紙に対して印刷データを印刷し、その印刷が完了した後に、搬送速度を第1搬送速度から第2搬送速度へ減速させてから検査パターン34を連続紙に印刷する場合と比べて、連続紙において印刷されない部分(白紙部分)の発生が抑制される。
また、連続紙において検査パターン34が印刷された部分がスキャナに搬送されるまでの間に、搬送速度が第2搬送速度に減速されるので、検査パターン34の画像がスキャナによって読み取られないといった事態の発生が防止される。
以下、本実施形態に係る情報処理システムの具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
図5を参照して実施例1について説明する。図5は、実施例1に係る動作を説明するための図であり、連続紙の搬送速度の時間変化を示す。横軸は時間を示し、縦軸は搬送速度を示す。実施例1に係る動作は、図4中のステップS07からステップS11までの動作に相当する。つまり、実施例1に係る動作は、減速中の印刷が必要であり、かつ、印刷データが減速中の印刷に適しているときに実行される動作である。
例えば、時点T1よりも前の期間では、搬送速度は0(ゼロ)又はその近辺の速度である。
印刷を実行する場合、速度制御部30は、印刷装置14に含まれる搬送機構を制御することで、搬送速度を加速させる。例えば、速度制御部30は、時点T1から時点T2までの間で搬送速度を第1搬送速度まで加速させ、時点T2から時点T3の間で搬送速度を第1搬送速度に維持する。
時点T1から時点T2の間では、印刷制御部28は、印刷データを印刷装置14に印刷させず、符号36で示すように白紙印刷を実行する。
時点T2から時点T3の間では、印刷制御部28は、符号38で示すように、印刷データを印刷装置14に印刷させる。
時点T3は、減速印刷開始ページの印刷開始時点である。印刷対象のページが減速印刷開始ページに到達した場合、速度制御部30は、搬送速度の減速を開始し、印刷制御部28は、符号38で示すように、減速印刷開始ページから最終ページまでの各ページを減速中に印刷装置14に印刷させる。時点T4は、最終ページの印刷が完了した時点であり、また、搬送速度が第2搬送速度になる時点である。上記のように、減速印刷開始ページの印刷開始時(時点T3)に搬送速度の減速を開始し、最終ページの印刷完了時点(時点T4)で搬送速度が第2搬送速度になるように、減速印刷開始ページが決定されている。そのため、最終ページの印刷が完了した時点T4では搬送速度は第2搬送速度になっており、速度制御部30は、その第2搬送速度を維持する。
減速中においては、印刷制御部28は、搬送速度に応じてインクの吐出タイミングを変えて、印刷データを印刷装置14に印刷させる。印刷対象の印刷データは、減速中の印刷に適した印刷データであるため、減速中に当該印刷データが印刷された場合であっても、減速中の印刷に適さない印刷データが減速中に印刷される場合と比べて、印刷の品質に影響が生じてもその影響は小さい。
最終ページの印刷が完了した場合、速度制御部30は、搬送速度を第2搬送速度に維持し、印刷制御部28は、符号40で示すように、印刷装置14に検査パターン34(チャート)を連続紙に印刷させる。時点T4から時点T5の間に、検査パターン34が連続紙に印刷される。
時点T5よりも後の期間においては、符号42で示すように白紙印刷が行われる。
その後、搬送速度が第2搬送速度に維持された状態で、連続紙が印刷装置14から検査装置12まで搬送され、連続紙に印刷された検査パターン34の画像がスキャナによって読み取られる。
なお、搬送速度が減速されて第2搬送速度になる厳密の時点にて、印刷データの最終ページの印刷が完了しなくてもよい。つまり、印刷装置14とスキャナとの間の距離や、搬送速度等によっては、搬送速度が第2搬送速度になった後に印刷データが印刷され、その後に検査パターン34が印刷されてもよい。
以下、図6を参照して、実施例1に対する比較例1について説明する。図6は、比較例1に係る動作を説明するための図であり、連続紙の搬送速度の時間変化を示す。横軸は時間を示し、縦軸は搬送速度を示す。
実施例1と同様に、時点T1から時点T2の間で搬送速度が第1搬送速度まで加速される。その間は、符号44で示すように白紙印刷が実行される。
時点T2から時点T3の間は、搬送速度が第1搬送速度に維持され、符号46で示すように、印刷データが連続紙に印刷される。
時点T3で搬送速度の減速が開始し、時点T3から時点T4までの間で、符号46で示すように、印刷データが連続紙に印刷される。
印刷データの印刷が完了した後、搬送速度は0(ゼロ)又はその近辺の速度まで減速される(時点T6)。そして、検査パターン34を印刷するために、ユーザの指示に従って、時点T7で搬送速度の加速が開始し、時点T7から時点T8までの間に搬送速度が第2搬送速度まで加速される。その間(時点T6から時点T8までの間)、符号48で示すように白紙印刷が行われる。
搬送速度が第2搬送速度まで加速された後(時点T8から時点T9の間)、符号50で示すように、検査パターン34(チャート)が連続紙に印刷される。
時点T9よりも後の期間においては、符号52で示すように白紙印刷が行われる。
以上のように、実施例1では、印刷データの印刷の完了後に続けて検査パターン34が連続紙に印刷されている。そのため、比較例1のように、印刷データの印刷の完了後に、搬送速度を0(ゼロ)又はその付近の速度まで更に減速し、再び加速を行ってから検査パターン34を連続紙に印刷する場合と比べて、連続紙において印刷されない部分(符号48で示す白紙部分)の発生が防止される。
なお、印刷データの印刷後に検査パターン34を印刷し、検査パターン34の印刷結果を評価することで、その評価が、当該印刷データの印刷の品質評価に用いられてもよい。つまり、印刷データの印刷後に検査パターン34に基づく評価を行うことで、当該印刷データの印刷に不良が発生しているか否かが評価される。換言すると、検査パターン34に基づく評価は、当該印刷データの印刷の保障に用いられるともいえる。
もちろん、印刷データが印刷される前に、検査パターン34が印刷されて、その印刷結果に基づいて印刷不良の有無が評価されてもよい。また、印刷データの印刷前と後の両方で検査パターン34が印刷され、それらを用いて印刷不良の有無が評価されてもよい。例えば、両方の印刷結果が比較されてもよい。例えば、ユーザの指示によって、印刷データの印刷前や、印刷の前後等に、検査パターン34が印刷されてもよい。
なお、比較例1では、時点T4から時点T8の間に、インクのパージ(ノズルからインクを吐き出す動作)が行われる可能性がある。パージが行われた場合、ヘッドの状態が変化してしまい、検査パターン34の印刷結果が、印刷データの印刷時のヘッドの状態を正確に表しているとは限らず、印刷データの印刷の品質が正確に検査されない可能性がある。実施例1によれば、印刷データに続けて検査パターン34が印刷され、印刷データの印刷と検査パターン34の印刷との間に、インクのパージ等が行われてヘッドの状態が変化するという事態が発生しないので、検査パターン34の印刷結果は、印刷データの印刷時のヘッドの状態をより正確に表していると推測される。
(実施例2)
図7を参照して実施例2について説明する。図7は、実施例2に係る動作を説明するための図であり、連続紙の搬送速度の時間変化を示す。横軸は時間を示し、縦軸は搬送速度を示す。実施例2に係る動作は、図4中のステップS12からステップS16までの動作に相当する。つまり、実施例2に係る動作は、減速中の印刷が不要、又は、印刷データが減速中の印刷に適していないときに実行される動作である。
実施例1と同様に、時点T1よりも前の期間では、搬送速度は0(ゼロ)又はその近辺の速度であり、時点T1から時点T2までの間で搬送速度が第1搬送速度まで加速され、時点T2から時点T3の間で搬送速度が第1搬送速度に維持される。時点T1から時点T2の間では、符号54で示すように、印刷データは印刷されず、時点T2から時点T3の間では、符号56で示すように、印刷データが連続紙に印刷される。
時点T3は、印刷データに含まれる最終ページの印刷完了時点である。最終ページの印刷が完了した場合、速度制御部30は、搬送速度の減速を開始し、印刷制御部28は、符号58で示すように、ステップS12にて演算された白紙ページ分、白紙印刷を実行する。時点T4は、最終の白紙ページの白紙印刷が完了した時点であり、また、搬送速度が第2搬送速度になる時点である。上記のように、搬送速度が第1搬送速度から第2搬送速度まで減速されるまでの間に白紙印刷される白紙ページ数が決定されている。そのため、最終の白紙ページの白紙印刷が完了した時点T4では、搬送速度は第2搬送速度になっており、速度制御部30は、その第2搬送速度を維持する。
最終の白紙ページの白紙印刷が完了した場合、速度制御部30は、搬送速度を第2搬送速度に維持し、印刷制御部28は、符号60で示すように、印刷装置14に検査パターン34(チャート)を連続紙に印刷させる。時点T4から時点T5の間に、検査パターン34が連続紙に印刷される。
時点T5よりも後の期間においては、符号62で示すように白紙印刷が行われる。
その後、搬送速度が第2搬送速度に維持された状態で、連続紙が印刷装置14から検査装置12まで搬送され、連続紙に印刷された検査パターン34の画像がスキャナによって読み取られる。
以下、図8を参照して、実施例2に対する比較例2について説明する。図8は、比較例2に係る動作を説明するための図であり、連続紙の搬送速度の時間変化を示す。横軸は時間を示し、縦軸は搬送速度を示す。
時点T1から時点T3までの動作は、実施例2に係る動作と同じである。符号64で示すように、時点T1から時点T2の間では白紙印刷が実行され、符号66で示すように、時点T2から時点T3の間では印刷データが連続紙に印刷される。
時点T3で搬送速度の減速が開始し、搬送速度は0(ゼロ)又はその近辺の速度まで減速される(時点T6)。そして、検査パターン34を印刷するために、ユーザの指示に従って、時点T7で搬送速度の加速が開始し、時点T7から時点T8までの間に搬送速度が第2搬送速度まで加速される。その間(時点T6から時点T8までの間)、符号68で示すように白紙印刷が行われる。
搬送速度が第2搬送速度まで加速された後(時点T8から時点T9の間)、符号70で示すように、検査パターン34(チャート)が連続紙に印刷される。
時点T9よりも後の期間においては、符号72で示すように白紙印刷が行われる。
以上のように、実施例2では、搬送速度が第1搬送速度から第2搬送速度に減速され、第2搬送速度にて連続紙が搬送中に検査パターン34が連続紙に印刷される。そのため、比較例2のように、印刷データの印刷の完了後に、搬送速度を0(ゼロ)又はその付近の速度まで減速し、再び加速を行ってから検査パターンを連続紙に印刷する場合と比べて、連続紙において印刷されない部分が減る(符号58,68の部分を参照)。
実施例2においても、検査パターン34の印刷結果が、印刷データの印刷の品質評価に用いられてもよい。また、印刷データの印刷前、又は、印刷前後に検査パターン34が印刷されてもよい。
(変形例)
以下、変形例について説明する。印刷データの印刷が途中で停止した場合、印刷制御部28は、停止の原因に応じて、停止の後に検査パターン34を連続紙に印刷してもよい。
例えば、ユーザがUI部20を操作して印刷停止指示を与えた場合や、印刷装置14にエラーが発生した場合等のように、相対的に長期間にわたって印刷が停止すると予測される場合、印刷制御部28は、検査パターン34を連続紙に印刷する。もちろん、印刷装置14のエラーの種類によっては、検査パターン34が連続紙に印刷されない場合もある。
一方、ラスタライザの性能(RIP性能)によっては、ラスタライザが印刷装置14による印刷に間に合わず、印刷データが間欠的に制御装置16から印刷装置14に出力される場合がある。印刷データが間欠的に出力されるとは、印刷データが制御装置16から印刷装置14に出力されたりされなかったりすることである。つまり、間欠的な出力とは、制御装置16から印刷装置14への印刷データの出力及び印刷データの不出力が、交互に発生することである。ラスタライザによる印刷データ(ラスターデータ)の生成速度よりも、印刷装置14による印刷の速度が速い場合、印刷データの生成が印刷装置14による印刷に間に合わない事態が生じる。
印刷データが間欠的に制御装置16から印刷装置14に出力された場合、印刷装置14による印刷は、間欠印刷となる。つまり、印刷データが制御装置16から印刷装置14に出力された場合、印刷装置14は当該印刷データを連続紙に印刷するが、印刷データが制御装置16から印刷装置14に出力されない場合、印刷装置14による印刷データの印刷が停止する。例えば、その間、白紙印刷が行われる。
間欠印刷が行われている場合、印刷データの印刷が途中で停止した場合であっても、印刷データが制御装置16から印刷装置14に出力されれば印刷が再開するので(停止時間が相対的に短いので)、印刷制御部28は、検査パターン34を連続紙に印刷しない。こうすることで、印刷データと印刷データとの間に検査パターン34が印刷されるという事態(ユーザの意図しない事態)等の発生が防止される。
上記の制御装置16は、一例としてハードウェアとソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、制御装置16は、図示しないCPU等の1又は複数のプロセッサを備えている。当該1又は複数のプロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置16の各部の機能が実現される。上記プログラムは、CD又はDVD等の記録媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信経路を経由して、記憶装置に記憶される。別の例として、制御装置16の各部は、例えばプロセッサ、電子回路又はASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のハードウェア資源により実現されてもよい。その実現においてメモリ等のデバイスが利用されてもよい。更に別の例として、制御装置16の各部は、DSP(Digital Signal Processor)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。
10 印刷システム、12 検査装置、14 印刷装置、16 制御装置、24 データ処理部、26 制御部、28 印刷制御部、30 速度制御部、32 読取制御部。

Claims (8)

  1. 連続して搬送される記録媒体への印刷データの印刷を実行し、前記印刷データの印刷の後に、印刷の品質を検査するための検査パターンの印刷を実行する印刷制御手段と、
    前記記録媒体の搬送速度を制御する速度制御手段と、
    を有し、
    前記印刷制御手段は、前記速度制御手段の制御によって前記記録媒体が第1搬送速度で搬送されているときに前記印刷データの印刷を実行し、前記速度制御手段の制御によって、前記記録媒体が、前記第1搬送速度よりも遅い第2搬送速度であって前記記録媒体に印刷された前記検査パターンの画像を画像読取装置が読み取れる第2搬送速度で搬送されているときに、前記検査パターンの印刷を実行し、更に、前記印刷データの印刷条件に応じて、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度まで減速されている間に前記印刷データの印刷を実行する、
    情報処理装置。
  2. 前記印刷条件が前記搬送速度の減速中に印刷可能な条件に該当する場合、前記印刷制御手段は、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度まで減速されている間に前記印刷データの印刷を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記搬送速度と、前記記録媒体に印刷を行う印刷装置と前記画像読取装置との間の距離とを含む条件に基づいて、前記印刷データにおいて前記搬送速度の減速を開始する部分が定められ、
    前記速度制御手段は、前記部分から前記搬送速度を前記第2搬送速度に減速し始める、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記印刷条件が前記搬送速度の減速中に印刷不可能な条件に該当する場合、前記印刷制御手段は、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度まで減速されている間に前記印刷データの印刷を実行せずに、前記第1搬送速度で前記記録媒体が搬送されている間に前記印刷データの印刷を完了させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記搬送速度と、前記記録媒体に印刷を行う印刷装置と前記画像読取装置との間の距離とを含む条件に基づいて、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度に減速される間に搬送される前記記録媒体の量が定められ、
    前記印刷制御手段は、前記記録媒体の量が搬送された後に前記検査パターンの印刷を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記印刷データの印刷が途中で停止した場合、前記印刷制御手段は、更に、前記停止の原因に応じて、前記停止の後に前記検査パターンの印刷を実行する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記画像読取装置の動作を制御する読取制御手段を更に有し、
    前記搬送速度と、前記記録媒体に印刷を行う印刷装置と前記画像読取装置との間の距離とを含む条件に基づいて、前記画像読取装置による読み取りの準備開始タイミングが定められ、
    前記読取制御手段は、前記準備開始タイミングに従って前記画像読取装置による読み取りの準備を開始する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    連続して搬送される記録媒体への印刷データの印刷を実行し、前記印刷データの印刷の後に、印刷の品質を検査するための検査パターンの印刷を実行する印刷制御手段、
    前記記録媒体の搬送速度を制御する速度制御手段、
    として機能させ、
    前記印刷制御手段は、前記速度制御手段の制御によって前記記録媒体が第1搬送速度で搬送されているときに前記印刷データの印刷を実行し、前記速度制御手段の制御によって、前記記録媒体が、前記第1搬送速度よりも遅い第2搬送速度であって前記記録媒体に印刷された前記検査パターンの画像を画像読取装置が読み取れる第2搬送速度で搬送されているときに、前記検査パターンの印刷を実行し、更に、前記印刷データの印刷条件に応じて、前記搬送速度が前記第1搬送速度から前記第2搬送速度まで減速されている間に前記印刷データの印刷を実行する、
    プログラム。
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