JP4411902B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、RIP処理した画像データを印刷出力装置へ出力することにより、記録紙に画像を形成可能とする画像処理装置に関する。
記録紙に画像を形成する画像出力装置には、電子写真プロセスを用いてレーザープリンタなどがある。このような画像出力装置に対する画像処理装置では、画像データに応じてレーザービームを走査して形成したC、M、Y、Kの各色のトナー像を中間転写体に転写し、この中間転写体から記録紙等へ転写することにより、画像データに応じたカラー像を記録紙に形成するようになっている。
このような画像出力装置をプリントエンジンとして記録紙に画像を形成可能とする画像処理装置では、RIP処理の終了した画像データを、プリントエンジンでのレーザービームの走査タイミングに合わせて出力することにより、記録紙上の所定位置に画像が形成されるようにしている。
また、画像形成装置には、記録紙の表裏両面に画像を形成する両面印刷が可能となっているものがある。両面印刷を行う時には、プリントエンジン内で、記録紙を機械的に反転させて、記録紙の表裏両面に画像転写が施されるようにしている。
ところで、両面印刷を行ったときに、表面上での画像形成位置と裏面上での画像形成位置にズレが生じることがある。また、記録紙の一方の面に画像を形成する片面印刷を行ったときに、記録紙に対して画像の傾きが生じたり、記録紙上の画像形成位置に偏りが生じることがある。すなわち、記録紙上の画像形成位置に、予め設定されている余白が確保されなかったり、余白の幅が大きくなることがある。
ここから、記録媒体供給手段から供給される記録媒体のオフセット量を記憶し、このオフセット量を補正するタイミングで画像形成動作を行うようにした画像形成装置の提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
また、両面印刷を行うときに、用紙の表面又は裏面の少なくとも一方の印字位置の補正値を入力することにより、表面の印字位置と裏面の印字位置を合わせるようにしたプリントシステムの提案がなされている(例えば、特許文献2参照。)。
さらに、表面側の実画像領域の配置位置と、裏面側の実画像配置位置のズレ量を求め、このズレ量に基づいて表面側の実画像領域の配置位置と、裏面側の実画像領域の配置位置とを補正するようにした印刷制御装置の提案がなされている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2001−353899号公報 特開2000−177197号公報 特開2000−127549号公報
しかしながら、オフセット量は、工場出荷のタイミングで補正されるものであり、ユーザーが使用中にオフセット量の調整が行われることは、正規の画像位置が不明確となってしまう。また、印字位置の補正量の入力は、ユーザーが印刷処理を行うごとに入力しなければならず、画像形成装置の操作性の低下を招いてしまう。
さらに、実画像領域の配置位置を補正するようにした場合、形成する画像が印字領域を外れてしまうと像欠けなどの画像形成不良が生じてしまうという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、像欠け等を生じさせることなく、記録紙上の所定の位置に画像を形成可能とする画像処理装置を提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、RIP処理された画像データを所定の出力タイミングで1走査ライン分ずつ印刷出力装置へ出力して、前記画像データに応じた画像を記録紙に形成する画像処理装置であって、前記印刷出力装置で前記記録紙上の基準領域に画像が形成されるように予め設定された出力タイミングで前記画像データを出力した場合に、実際に画像が形成された実画像領域と前記基準領域とのズレ量に基づいて、基準領域と実画像領域とが重なるように前記予め設定された出力タイミングに対する前記画像データの出力タイミングの補正値を演算する演算手段と、前記ズレ量及び前記演算手段によって予め演算された前記補正値記憶された記憶手段と、前記RIP処理して前記印刷出力装置へ出力する画像データを受け付ける受付手段と、前記記憶手段に記憶された前記ズレ量に基づいて、前記画像データをRIP処理した後の画像データから、前記記録紙上の前記基準領域に対応する画像データを転送領域の画像データとして抽出すると共に、前記転送領域から外れた画像データを非転送領域の画像データとして抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出される前記非転送領域の前記画像データに画像が含まれているか否かから、前記転送領域の画像データに基づいて前記記録紙に画像を形成したときに、画像の一部が欠落する像欠けの有無を検出する像欠け検出手段と、前記像欠け検出手段によって像欠けが検出されなかった場合、前記予め設定された出力タイミングで、前記抽出手段により抽出された前記転送領域の画像データを出力することにより、前記記録紙上の前記基準領域に前記受け付けた画像データに基づいた画像が形成されるように制御し、前記像欠け検出手段により像欠けが検出された場合、前記記憶手段に記憶された前記補正値に基づいて前記予め設定された出力タイミングを調整した出力タイミングで、前記RIP処理された画像データを出力することにより、前記記録紙上の前記基準領域に前記受け付けた画像データによる画像が形成されるように制御する出力制御手段と、を含む。
このような本発明では、測定された前記記録紙上の所定位置に対する前記画像領域のズレ量が入力される入力手段を含み、前記演算手段が前記入力手段によって入力されたズレ量に基づいて前記補正値を演算するものであっても良い。
また、本発明は、前記補正値が、副走査方向に沿った前記画像データの出力開始タイミングである印刷開始タイミング及び、主走査方向に沿った画像データの出力タイミングのそれぞれに対して演算される。
以上説明したように本発明によれば、記録紙上の所定位置に対する実際の画像形成領域のズレ量に基づいて、RIP処理された画像データの出力タイミング又は、出力する画像データの領域を制御するので、記録紙上の基準領域に合わせて、像欠けの生じない適正な画像を形成することができるという優れた効果が得られる。
以下に、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に画像処理装置として適用したプリントサーバ10の概略構成を示している。
このプリントサーバ10には、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)12が設けられており、このネットワークI/F12を介して、パーソナルコンピュータ(PC)などの複数のクライアント端末14が画像処理端末として接続されている。
これにより、クライアント端末14のそれぞれからプリントサーバー10へ印刷ジョブ等の送信が可能となっている。なお、プリントサーバ10とクライアント端末14の接続は、従来公知の各種のネットワーク接続を適用することができる。
このプリントサーバ10には、双方向インターフェイス(双方向I/F)16が設けられており、この双方向I/F16を介して、印刷出力装置(IOT)として設けられているプリントエンジン18が接続している。
プリントサーバ10には、キーボード、マウス等の入力デバイス20及び、CRT、液晶ディスプレイ等の表示デバイス22が設けられており、各種の動作状況やユーザーインターフェイスの表示及び表示に基づいた各種の情報の入力操作が可能となっている。また、プリントサーバ10は、表示デバイス22に表示した画像に対する処理、及び表示画像を印刷出力するWYSIWYG機能を備えることができる。
このようなプリントサーバ10としては、パーソナルコンピュータ(PC)に所定の機能を備えたPCIボードを装着することにより構成することができる。
このプリントサーバ10には、プリントサーバ10自体の作動を制御すると共に、プリントエンジン18の作動を制御するプリントコントローラ24及び、各種の画像処理と共に、画像データからラスタデータを作成するRIP処理を行う画像処理部26が設けられている。
また、プリントサーバ10には、クライアント端末14から入力される印刷ジョブ中の処理指示に基づいて各種の処理設定及び印刷設定を行う処理設定部28及び、各所のプログラム、画像処理、印刷処理を実行するための各種のデータと共に、クライアント端末14から入力される印刷ジョブ等を一時的に格納可能な記憶媒体としてHDD30が設けられている。
クライアント端末14では、各種のアプリケーションを用いて、画像の作成、加工、編集等の画像処理や文書作成等を行うことにより、画像データないし描画データの作成が可能となっており、作成した画像データとこの画像データに対する処理指示を、印刷ジョブプリントサーバ10へ出力するようになっている。
このようにプリントサーバ10は、クライアント端末14から送信された印刷ジョブを受信すると、この印刷ジョブに基づいた画像処理を実行して、プリンタ18から印刷出力する一般的構成を備えて、本実施の形態では、プリントサーバ10及びプリントサーバ10を用いた一般的処理の説明を省略する。
プリントサーバ10に接続しているプリントエンジン18は、給紙部32が設けられている。この給紙部32には、給紙用トレイとして複数の給紙トレイ(例えば、給紙トレイ33A、33B、33C)た手差しトレイ33Dが設けられ(以下、総称するときは「給紙トレイ33」とする)ており、給紙トレイ33A〜33Cに記録紙34が収容され、手差しトレイ33Dから記録紙34の挿入が可能となっている。プリントエンジン18は、給紙トレイ33から給紙した記録紙34に画像を形成し、排紙トレイ36へ送り出す。
なお、給紙部32には、複数の給紙トレイ33に、同一サイズの記録紙又は異なるサイズの記録紙34が装填可能となっており、異なるサイズの記録紙34が収容されているときには、プリントコントローラ24によって指定されるサイズの記録紙34を給紙し、同一サイズの記録紙34が装填されているときには、一方の給紙トレイ33からの記録紙34の給紙が終了すると、次の給紙トレイ33からの記録紙34の給紙が行われる。
このようなプリントエンジン18における画像形成は、プリントコントローラ24に制御されて画像処理部26から出力されるイメージデータに基づいてレーザービームを走査し、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色のトナー像を形成し、このトナー像を中間転写体に転写し、さらに、中間転写体から記録紙34に転写することにより、記録紙32にカラー画像を形成する一般的構成を適用することができる。
一方、プリントサーバ10に設けているプリントコントローラ24では、プリントエンジン18において、記録紙34への画像書き出しタイミングに合わせて、RIP処理された各色のイメージデータをプリントエンジン18へ出力する。
これにより、プリントエンジン18は、記録紙34上の所定の領域に画像を形成することができるようになっている。
また、プリントサーバ10では、プリントオプションとして記録紙34の表裏両面に画像を形成する両面印刷が可能となっている。
プリントエンジン18は、両面印刷が設定されていると、記録紙34の表面に画像を形成した後、この記録紙34を反転させ、記録紙34の裏面側を中間転写体に対向させる。これに合わせて、プリントコントローラ24が、記録紙34の裏面に形成する画像のイメージデータをプリントエンジン18へ出力することにより、記録紙34の裏面に画像が形成されるようにしている。
なお、このような両面印刷は、従来公知の一般的構成を用いて行うものであって良く、本実施の形態では、詳細な搬送機構の説明を省略する。
ところで、プリントエンジン18によって記録紙34に画像を形成するときに、記録紙34の給紙経路の相違などによって画像の形成位置にズレが生じることがある。このようなズレは、記録紙34に画像を形成したときに、周縁部の余白の幅の相違として現れる。また、記録紙34の表裏両面に画像を印刷したときに、表面側の画像領域の周縁部と、裏面側の画像領域の周縁部のズレとしても現れることがある。
ここから、プリントサーバ10に設けているプリントコントローラ24では、プリントエンジン18によって記録紙34に画像を形成する時の画像の書き出しタイミングを変化させることにより調整するようにしている。
図2に示すように、プリントサーバ10に設けているプリントコントローラ24には、記録紙34に画像を形成するときの画像位置を調整する調整手段40、調整手段40の調整値となる補正値を演算する演算手段42及び、演算手段42が演算する補正値を記憶する記憶手段44が形成されている。また、演算手段42には、表示デバイス22に表示したユーザーインターフェイスに基づいて、入力デバイス20から、ズレ量の測定値が入力されるようになっている。
調整手段40は、演算手段42によって演算された調整値に基づいて、プリントエンジン18へのイメージデータの出力タイミングを補正する。これにより、第1の実施の形態では、記録紙34上での画像領域を変化させることにより、記録紙34上の所定の領域に画像が形成されるようにしている。
ここで、第1の実施の形態に係る記録紙34上の画像位置の調整の概略を説明する。
図3(A)には、記録紙34の表面34A側に画像を形成したときの画像領域50を示し、図3(B)には、記録紙34の裏面34Bに画像を形成したときの画像領域52を示している。すなわち、記録紙34に両面印刷を施したときの表面34Aの画像領域50と、裏面34Bの画像領域52を示している。
なお、以下の説明では、幅寸法Wが210mmで、長さ寸法Lが297mmのA4サイズの記録紙34を用い、記録紙34の幅方向に沿った寸法W0が202mm、長さ方向に沿った寸法L0が289mmの画像領域38A、38Bに画像を形成するようにし、記録紙34の幅方向及び長さ方向に4mmずつの余白54が生じるようにしている。
また、プリントエンジン18は、この記録紙34の幅方向に沿うようにレーザービームを走査し、記録紙34を長さ方向に沿って搬送しながら画像を形成(画像転写)を行うようになっている。すなわち、記録紙34の幅方向が主走査方向となっており、長さ方向が副走査方向となっている。
一方、ズレ量の測定は、図3(C)に示すように、両面印刷を行った後、表裏面の画像を透かして、表面34Aの画像領域50の縁50Aと、裏面34Bの画像領域52の縁52Aとのズレをレジ幅Xとして測定する。
なお、レジ幅Xは、幅方向のレジ幅XWと、長さ方向のレジ幅XLのそれぞれについて説明する(レジ幅XWとレジ幅XLを区別しないときには、レジ幅Xとする)。また、複数の給紙トレイ33A〜33Cや手差しトレイ33Dがあるときには、それぞれの給紙トレイ33に収容している記録紙34に画像を形成して、レジ幅Xの測定を行う。
このようなレジ幅Xの測定は、レジ幅Xの測定用の目盛りが配置された調整用画像又はレジ幅測定用画像を用い、この画像を記録紙34の表裏両面に形成するなどして測定を行うものであっても良い。
また、レジ幅Xは、記録紙34の縁34Cと、画像領域50の縁50Aまでの間隔である表面34A側の余白54の幅である表面レジ幅Yと、画像領域52の縁52Aまでの間隔である裏面34B側の余白54の幅である裏面レジ幅Zと、を測定し、表面レジ幅Yと裏面レジ幅Zの差からレジ幅Xを求めるようにしても良い(X=Y−Z)。
なお、この表面レジ幅Yと裏面レジ幅Zは、記録紙34の幅方向に沿った表面レジ幅YW、裏面レジ幅ZW及び、記録紙34の長さ方向に沿った表面レジ幅YL、裏面レジ幅ZLのそれぞれについて測定することにより、レジ幅XW、XLを算出する。
図4には、第1の実施の形態に係る位置調整用の補正値設定の概略を示している。このフローチャートでは、最初のステップ100で、記録紙34にレジ幅測定用画像(調整用画像)を印刷する。このレジ幅測定用画像は、表面レジ幅Y(YW、YL)及び裏面レジ幅Z(ZW、ZL)、又はレジ幅X(XW、XL)の測定可能となるものであれば任意の画像を用いることができる。なお、レジ幅Xの調整は、記録紙34の幅方向及び長さ方向のそれぞれに対して同じに行うことができるので、以下では、特に区別しないときには、レジ幅Xとして説明する。
次のステップ102では、測定したレジ幅Xを入力する。図5には、レジ幅Xの入力に用いるユーザーインターフェイスの一例とするレジ幅入力ダイアログ56の要部を示している。このレジ幅入力ダイアログ56は、表示デバイス22に表示され、記録紙34の給紙が可能な給紙トレイ33のそれぞれに対して、記録紙34の幅方向に沿ったレジ幅XWと、記録紙34の長さ方向に沿ったレジ幅XLの測定値が入力可能となっている。また、レジ幅Xの入力は、OKボタン58を操作することにより終了する。
なお、レジ幅Xの入力は、入力デバイス20として設けているキーボードから数値を直接入力しても良く、また、ポインティングデバイスを用いてアップキー60A及びダウンキー60Bを操作することにより入力するものであっても良い。
図4に示すフローチャートでは、レジ幅Xの入力が終了すると、ステップ104で肯定判定してステップ106へ移行する。このステップ106では、入力されたレジ幅Xを読み込んで、調整値Rを演算する。なお、調整値Rは、記録紙34の幅方向に沿った調整値RW及び長さ方向に沿った調整値RLが演算される(図3(C)参照)。
第1の実施の形態では、記録紙34に両面印刷を施し、表裏両面の画像を透かしてみたときに、表面34A側の画像領域50と裏面34B側の画像領域52が重なるようにしており、ここから、調整値Rは、レジ幅Xの1/2となるようにしている(R=X/2)。すなわち、表面34A側の画像領域50と裏面34B側の画像領域52の相対的な位置調整を行うように説明する。
次のステップ108では、調整値R(RW、RL)に基づいて、記録紙34に画像を形成するときに、イメージデータをプリントエンジン18へ出力するタイミングの補正値Tを算出する。なお、補正値Tは、記録紙34の表面34A側と裏面34B側のそれぞれについて、画像の書き出しタイミングTstと、各走査ラインの走査開始タイミングTssが設定される。
この後、ステップ110では、設定した補正値T(Tst、Tss)を記憶手段に記憶する。
プリントコントローラ24では、記録紙34に両面印刷を施すときに、記憶手段44に記憶している補正値Tを読み出し、プリントエンジン18へイメージデータを出力するときのタイミングを、補正値Tに基づいて制御する。
図6には、補正値Tを用いた両面印刷の概略を示している。このフローチャートは、両面印刷が指定されると実行され、最初のステップ120では、記憶手段44に記憶している表面34A用の補正値T(補正値Tst、Tss)を読み込み、次のステップ122では、印刷開始タイミングとイメージデータの出力タイミング(例えば、走査ラインごとのイメージデータの出力タイミング)を設定する。
この後に、ステップ124へ移行し、表面34Aへの画像印刷を開始し、ステップ126では、表面34Aへの画像印刷が終了したか否かを確認する。
ここで、表面34Aへの画像印刷が終了すると、ステップ126で肯定判定してステップ128へ移行する。このステップ128では、裏面34Bに対して設定されている補正値T(補正値Tst、Tss)を読み込み、次のステップ130では、裏面34Bに対する印刷開始タイミングとイメージデータの出力タイミングを設定する。
この後に、ステップ132へ移行し、裏面34Bへの画像印刷を開始し、裏面34Aの画像印刷が終了することにより、ステップ134で肯定判定して、両面印刷を終了する。
図7(A)には、印刷処理時の表面34A及び裏面34Bへの印刷開始タイミングの概略を示しており、図7(B)には、印刷処理中におけるイメージデータの出力タイミングの概略を示している。
図7(A)に示すように、プリントエンジン18は、記録紙34の搬送に応じた所定のタイミングで印刷処理が可能(オン)となる。このプリントエンジン18のオンタイミングに基づいて、プリントコントローラ24がオンして、イメージデータの送信を開始する。このとき、通常は、標準値T0のタイミングで印刷処理が開始される。
これに対して、記録紙34の長さ方向(搬送方向、副走査方向)に沿ってレジ幅X(レジ幅XL)のズレがあるときには、このレジ幅XLに基づいて設定した補正値Tst分だけ、イメージデータの送信開始タイミング(オンタイミング)をずらす。
すなわち、記録紙34上の余白54が小さくなるように画像をずらす時には、図7(A)に破線で示すように、印刷開始を補正値Tst分だけ早める。また、記録紙34上の余白54が大きくなるように画像をずらすときには、図7(A)に一点鎖線で示すように、印刷開始を補正値Tst分だけ遅らせる。
また、プリントコントローラ24は、印刷を開始すると、プリントエンジン18でレーザービームの走査が可能となるタイミングに基づいて、イメージデータを送信する。このとき、通常は、標準値Tsのタイミングでイメージデータを送信する。
これに対して、記録紙34の幅方向(主走査方向)に沿ってレジ幅X(レジ幅XW)のズレがあるときには、このレジ幅XWに基づいて設定した補正値Tss分だけ、各ラインごとにイメージデータの送信開始タイミング(オンタイミング)をずらす。
すなわち、記録紙34上の幅方向に沿って余白54が小さくなるように画像をずらす時には、図7(B)に破線で示すように、イメージデータの送信開始タイミングを標準値Tsに対して補正値Tss分だけ早める。また、記録紙34上の幅方向の余白54が大きくなるように画像をずらすときには、図7(B)に一点鎖線で示すように、イメージデータの送信開始を補正値Tss分だけ遅らせる。
これにより、表面34Aの画像領域50と裏面34Bの画像領域52にズレが生じるのを確実に防止して、記録紙34の表面34Aと裏面34Bに画像を印刷することができる。
また、画像領域50、52を記録紙34上でシフトし、RIP処理された全てのデータに基づいて画像を形成するため、記録紙54に形成した画像に像欠けが生じることがない。
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態を説明する。前記した第1の実施の形態では、記録紙34の表面34A側の画像領域50と裏面34B側の画像領域52が重なるように、画像領域50、52の相対位置を調整したが、第2の実施の形態では、表面34Aと裏面34Bの余白54の幅を一定とすることにより、画像領域50と画像領域52が一致するようにしている。すなわち、画像領域50、52の絶対位置の調整を行う。
なお、第2の実施の形態の基本的構成は、前記した第1の実施の形態と同じであり、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同一の部品には同一の符号を付与してその説明を省略する。
図8には、第2の実施の形態に係るズレ量の測定の概略を示している。なお、図8の二点鎖線は、基準となる余白54の幅Bのライン(基準線S)を示しており、本実施の形態では一例として、記録紙54の幅方向に沿った余白54の幅BWと、長さ方向に沿った余白54の幅BLを、同じで、例えば4mmとしている(BW=BL=4mm)同じにしている。
また、第2の実施の形態では、余白54の幅Bのラインに対する画像領域50のズレ量を調整値R(調整値RAW、RAL)とし、画像領域52のズレ量を調整値R(調整値RBW、RBL)として演算する。
図9には、第2の実施の形態に係る補正値設定処理の概略を示している。このフローチャートでは、最初のステップ140で、記録紙34の両面に測定用画像を印刷し、次のステップ142では、測定したレジ幅Y(表面34Aのレジ幅YW、YL)及びレジ幅Z(裏面34Bのレジ幅ZW、ZL)を入力する。なお、コントローラ24には、予め基準となる幅Bが記憶されている。また、このレジ幅Y、Zの入力は、任意の構成のユーザーインターフェイスを用いることができる。
レジ幅Y、Zの入力が終了し、ステップ144で肯定判定されると、ステップ146へ移行する。
このステップ146では、レジ幅Y、Zの何れも幅Bより大きいか否かを確認し、ステップ148では、レジ幅Y、Zの何れも幅Bより小さいか否かを確認する。すなわち、ステップ146、148では、画像領域50の縁50Aと画像領域52の縁52Aが、基準線Sを挟んでいるか否かを確認する。
ここで、ステップ146、148で否定判定されると、ステップ150へ移行する。このステップ150では、入力されたレジ幅Y、Zから調整値Rを演算する。すなわち、表面34Aに画像を形成したときに幅Bの余白54が得られる調整値RAW、RALと、裏面34Bに画像を形成したときに幅Bの余白54が得られる調整値RBW、RBLと、を演算する。
次のステップ152では、調整値Rに基づいて、表面34Aに画像を形成するときの補正値T(Tst、Tss)と、裏面34Bに画像を形成するときの補正値T(Tst、Tss)を設定し、ステップ155で、設定した補正値Tを記憶手段44に記憶する。
このようにして設定した補正値Tを用いて、両面印刷を行うことにより、画像領域50、52が重なった画像を記録紙34に形成することができる。また、画像領域50、52の絶対位置を調整するようにしたときにも、記録紙34に形成した画像に像欠けなどの印刷不良が生じてしまうのを確実に防止することができる。
また、基準線Sに対して画像領域50、52の位置調整を行った時には、両面印刷時に限らず、片面印刷時にも適用することができる。これにより、同一の給紙トレイ33から取出した記録紙34に対しては、一定の領域に画像を形成することができる。
一方、基準線Sに対する画像領域50、52のズレは、図10(A)に示すように、縁50A、50Bの両方が、基準線Sに対して記録紙34の縁34Cと反対側に偏ってしまうことがある。このときには、レジ幅Y、Zのそれぞれは、幅Bよりも大きくなる(Y>B及びZ>B)。
また、基準線Sに対する画像領域50、52のズレは、図10(B)に示すように、縁50A、50Bの両方が、基準線Sよりも記録紙34の縁34C側に偏ってしまうことがある。このときには、表面レジ幅Y及び裏面レジ幅Zのそれぞれは、幅Bよりも小さくなる(Y<B及びZ<B)。
このような状態では、印字開始タイミングや各ラインの走査開始タイミングを制御して、記録紙34上の画像領域50、52をシフトするよりも、機械的に画像領域50、52の位置調整を行うことが好ましい。
ここから、第2の実施の形態では、ステップ146又はステップ148で肯定判定されたときには、ステップ156へ移行し、アラーム(警報)を発したり、表示デバイス22に、プリントエンジン18のメンテナンスを要求する表示を行うようにしている。
なお、調整値Rが、所定値(例えば幅Bが4mmであったときには4mm)を越えたときには、ステップ156へ移行して、プリントエンジン18の調整を要求することが好ましい。
また、何れかの調整値Rが小さい時(例えば幅Bが4mmであるときに、Rが0.5mm以下など)ときには、その調整値Rを基準にして、他方の調整値Rを補正して、補正値Tを設定するようにしても良い。
例えば、図10(C)に示すように、画像領域50の縁50Aが、基準線Sに極めて近く、基準線Sと縁50Aの間隔が0.5mm以下であるとき(0≦(Y−B)<0.5)には、画像領域50(表面34A)に対する調整値Rを「0」(R=0)とし、画像領域50の縁50Aに画像領域52の縁52Aを重ねるように、画像領域52(裏面34B)に対する調整値R(この場合は、R=Y−Z)を設定するようにしても良い。
なお、以上説明した第1及び第2の実施の形態では、記録紙34へ両面印刷を行うときの位置調整を説明したが、異なる給紙トレイ33に収容している記録紙34の間での画像位置の調整に適用することができる。
すなわち、異なる2つの給紙トレイ33(例えば給紙トレイ33A、33B)又は給紙トレイ33A〜33Cと手差しトレイ33Dなどの間で、同一サイズの記録紙34を給紙した場合、搬送経路などが異なることにより画像位置にズレが生じることがある。
このときに、例えば一方の給紙トレイ33から記録紙34を給紙して、一方の面(例えば表面34A)に調整用画像を印刷した後、この記録紙34を異なる給紙トレイ33から給紙して他方の面(例えば裏面34B)に調整画像を形成する。
このようにして記録紙34の両面(表面34Aと裏面34B)に形成した画像の間のレジ幅Xを測定し、このレジ幅Xに基づいて、2つの給紙トレイ33の間に適用する補正値Tを設定する。
これにより、この2つの給紙トレイ3から給紙する記録紙34には、一定位置に画像を形成することができる。
また、第2の実施の形態を適用して、各給紙トレイ33A〜33C、手差しトレイ33Dのそれぞれで、基準線Sに対する画像領域の絶対位置を調整することにより、複数の給紙トレイ33の何れから給紙した記録紙34であっても、片面印刷、両面印刷の何れでも、記録紙34上の一定位置に画像を形成することができる。
〔第3の実施の形態〕
次に本発明の第3の実施の形態を説明する。なお、第3の実施の形態において、前記した第1又は第2の実施の形態の何れかと同一の部品には、同一の符号を付与してその説明を省略している。
記録紙34上の画像領域の調整方法としては、RIP処理を行ったイメージデータの配置位置を補正する方法がある。この方法では、例えば、図11(A)に示すオブジェクト70等を、記録紙34上の所定の画像領域72内に形成する。このときに、図11(A)に示すように、RIP処理して生成したイメージデータ74をプリントエンジン18へ転送する。このイメージデータ74にオブジェクト70のイメージデータ70Aが含まれることにより、記録紙34にオブジェクト70が形成される。
ここで、画像領域72にズレが生じたときには、RIP処理の原点ROに対して、イメージデータの転送開始原点FOをずらす。なお、図11(B)には、転送開始原点FOをずらすことにより変化する転送領域76を二点鎖線で示している。
これにより、記録紙34上での画像領域72をずらすことができる(図示省略)。なお、実際の転送領域76でイメージデータ74が含まれない領域は、非画像領域となる。
このときに、転送されないイメージデータ74内(以下、非転送領域78とする)にオブジェクト70のイメージデータ70Aがかかると、記録紙34上の画像に像欠けが生じる。
ここから、第3の実施の形態では、非転送領域78にあるイメージデータ74内に、印刷される画素があるか否かを確認することにより、記録紙34に印刷したときに、像欠けの可能性があるか否かを判断するようにしている。
図12には、第3の実施の形態に適用したプリントコントローラ80の要部の概略構成を示している。なお、プリントコントローラ80の基本的構成は、前記したプリントコントローラ24と同一としている。
このプリントコントローラ80には、データ抽出手段82が設けられている。このデータ抽出手段82は、例えば記録紙34に両面印刷を施したときに、表面34A側の画像領域50と裏面34B側の画像領域52のズレ量に基づいて、画像処理部26でRIP処理されたイメージデータ74から転送領域76を抽出する。
すなわち、図11(B)に示すように、ズレ量に基づいて、RIP原点ROに対して転送開始原点FOを変更したイメージデータ74を抽出する。
また、図12に示すように、プリントコントローラ80には、像欠け検出手段84及び選択手段86が設けられており、この像欠け検出手段84には、データ抽出手段82による非抽出領域78内のイメージデータが入力されるようになっている。
すなわち、図11(B)に示すように、RIP原点ROに対して、転送開始原点FOを変更したときに、RIP処理されたイメージデータ74内に非転送領域78が生じる。像欠け検出手段84には、この非転送領域78内のイメージデータが入力される。
像欠け検出手段84は、この非抽出領域78内のイメージデータに、何らかの画像を形成する画素があるか否かを判定する。なお、像欠け検出手段84は、C、M、Y、Kの各色のイメージデータに対して、画素の有無を検出する。また、画像の有無を検出するための画素抽出は、従来公知の任意の方法を適用することができる。
選択手段86は、像欠け検出手段84が、非抽出領域78内に画像を形成する画素が存在しないと判定したときに、データ抽出手段82によって抽出した転送領域76内のイメージデータ74が、プリントエンジン18へ出力されるようにする。
また、選択手段86は、像欠け検出手段84によって非抽出領域78内に画素が存在していると判定したとき、すなわち、像欠けが発生すると判定したときに、調整手段40によって出力タイミングを調整しながら、RIP処理されたイメージデータ74が出力されるように選択する。これにより、RIP原点ROと転送開始原点FOを一致させてデータ転送が行われる。
図13には、第3の実施の形態に係るイメージデータの転送設定の概略を示している。なお、このフローチャートの実行に先立って、記憶手段44には、補正値Tが記憶されており、また、データ抽出手段82には、ズレ量に基づいて、RIP原点ROに対するに対する転送開始原点FOが設定されている。また、このフローチャートは、両面印刷を行う時には表裏両面の画像印刷に対して実行される。
このフローチャートでは、画像処理部26でRIP処理が終了することにより、最初のステップ160で、RIP処理されたイメージデータ74から、非転送領域78内のイメージデータ74を読み込み、ステップ162では、読み込んだイメージデータ74内から画像を形成する画素を抽出する。
次のステップ164では、非転送領域78内で画像が検出されたか否か、すなわち、画像を形成する画素が抽出されたか否かを確認する。
ここで、非転送領域78内に画像が存在せずに画素が検出されなかったときには、ステップ164で否定判定してステップ166へ移行する。このステップ166では、RIP処理されたイメージデータ74を、RIP原点ROに対して転送開始原点FOをずらして転送するように設定する。
これにより、画像処理部26でRIP処理されて生成されたイメージデータ74が、RIP原点ROに対してずらされた転送開始原点FOからプリントエンジン18へ転送され、このイメージデータ74に応じた画像が記録紙34に形成される。
このとき、非転送領域78内に画素がないので、記録紙34に形成した画像に像欠けが生じることがなく、高品質の画像を記録紙34上の所定領域内に形成することができる。
これに対して、非転送領域78内のイメージデータ74中に画素が検出されると、ステップ164で肯定判定してステップ168へ移行する。
このステップ168では、レジ幅Y、Zから設定した補正値Tに基づいてRIP処理されたイメージデータ74の出力タイミングを制御するように設定する。
これにより、画像処理部26でRIP処理されて生成されたイメージデータ74が、RIP原点ROに転送開始原点FOを一致させ、補正値Tに基づいて出力タイミングが制御されながらプリントエンジン18へ出力される。
このとき、RIP処理されたイメージデータ74の全てを用いて記録紙34に画像を形成するので、像欠けが生じることがない高品質の画像が記録紙34上の所定領域内に形成される。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。本実施の形態では、画像処理装置としてプリントサーバ10を用いて説明したが、本発明は、これに限らず、RIP処理したイメージデータをプリントエンジン18などの画像出力装置へ出力して記録紙上に画像を形成する任意の構成の画像処理装置に適用することができる。
本実施の形態に適用したプリントサーバの概略構成図である。 第1の実施の形態に係るプリントサーバの要部の機構ブロック図である。 (A)は記録紙の表面側の画像領域を示す概略図、(B)は記録紙の裏面側の画像領域を示す概略図、(C)はレジ幅を示す記録紙の要部の概略図である。 補正値設定の概略を示す流れ図である。 レジ幅入力用ダイアログの要部を示す概略図である。 第1の実施の形態に係る両面印刷処理の概略を示す流れ図である。 (A)は第1の実施の形態に係る印刷開始タイミングの概略を示すタイムチャート、(B)は第1の実施の形態に係るイメージデータの出力タイミングの概略を示すタイムチャートである。 第2の実施の形態に係るレジ幅を示す記録紙用の要部の概略図である。 第2の実施の形態に係る補正値設定の概略を示す流れ図である。 (A)乃至(C)はレジ幅を示す記録紙の要部の概略図であり、(A)は双方の画像領域の縁が基準線より記録紙の縁から離れた状態を示し、(B)は画像領域の縁が基準線と記録紙の縁の間にある状態を示し、(C)は一方の画像領域の縁が基準線に接近した状態を示している。 (A)は記録紙にオブジェクトを形成した概略図、(B)は記録紙に(A)のオブジェクトを形成する時のRIP領域とイメージデータの転送領域及び非転送領域の一例を示す概略図である。 第3の実施の形態に係るプリントサーバの要部の機能ブロック図である。 第3の実施の形態に係る位置調整設定の概略を示す流れ図である。
符号の説明
10 プリントサーバ(画像処理装置)
18 プリントエンジン(印刷出力装置)
20 入力デバイス
22 表示デバイス
24、80 プリントコントローラ
26 画像処理部
32 給紙部
33、33A〜33C 給紙トレイ(給紙用トレイ)
33D 手差しトレイ(給紙用トレイ)
34 記録紙
34A 表面
34B 裏面
40 調整手段
42 演算手段
44 記憶手段
50、52 画像領域
76 転送領域
78 非転送領域
82 データ抽出手段
84 像欠け検出手段
86 選択手段

Claims (1)

  1. RIP処理された画像データを所定の出力タイミングで1走査ライン分ずつ印刷出力装置へ出力して、前記画像データに応じた画像を記録紙に形成する画像処理装置であって、
    前記印刷出力装置で前記記録紙上の基準領域に画像が形成されるように予め設定された出力タイミングで前記画像データを出力した場合に、実際に画像が形成された実画像領域と前記基準領域とのズレ量に基づいて、基準領域と実画像領域とが重なるように前記予め設定された出力タイミングに対する前記画像データの出力タイミングの補正値を演算する演算手段と、
    前記ズレ量及び前記演算手段によって予め演算された前記補正値記憶された記憶手段と、
    前記RIP処理して前記印刷出力装置へ出力する画像データを受け付ける受付手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記ズレ量に基づいて、前記画像データをRIP処理した後の画像データから、前記記録紙上の前記基準領域に対応する画像データを転送領域の画像データとして抽出すると共に、前記転送領域から外れた画像データを非転送領域の画像データとして抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出される前記非転送領域の前記画像データに画像が含まれているか否かから、前記転送領域の画像データに基づいて前記記録紙に画像を形成したときに、画像の一部が欠落する像欠けの有無を検出する像欠け検出手段と、
    前記像欠け検出手段によって像欠けが検出されなかった場合、前記予め設定された出力タイミングで、前記抽出手段により抽出された前記転送領域の画像データを出力することにより、前記記録紙上の前記基準領域に前記受け付けた画像データに基づいた画像が形成されるように制御し、
    前記像欠け検出手段により像欠けが検出された場合、前記記憶手段に記憶された前記補正値に基づいて前記予め設定された出力タイミングを調整した出力タイミングで、前記RIP処理された画像データを出力することにより、前記記録紙上の前記基準領域に前記受け付けた画像データによる画像が形成されるように制御する出力制御手段と、
    を含む画像処理装置。
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