JP2007196422A - プリンタの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】いわゆるスキュー補正を行うプリンタの制御装置であって、スキュー補正の自由度を高め、印刷用途や印刷条件に応じた適正なスキュー補正を可能とするプリンタの制御装置を提供する。
【解決手段】印刷媒体を所定方向に供給して当該印刷媒体に対して印刷を実行するプリンタの制御装置が、供給された印刷媒体の前記所定方向に対する傾きに基づくスキュー補正について、複数のモードを備え、前記複数のモードの中から実行するモードを決定する手段と、決定されたモードに従った前記印刷媒体の測定を前記プリンタに指示し、当該測定の結果から前記印刷媒体の傾きを求める手段と、求められた傾きに基づいて、前記印刷のための印刷データを補正する手段と、補正後の印刷データにより前記プリンタに印刷の要求をする手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、いわゆるスキュー補正を行うプリンタの制御装置に関し、特に、スキュー補正の自由度を高め、印刷用途や印刷条件に応じた適正なスキュー補正を可能とするプリンタの制御装置に関する。
通常、インクジェット方式のプリンタ等においては、印刷時に、印刷媒体である用紙を所定の印刷開始位置にフィードし、その後、印刷ヘッドによるインク吐出に合わせて、順次移動させて、印刷が終了すると、プリンタから排紙されるように搬送する。
このような用紙の挙動において、使用する用紙をセットしておく用紙フィーダーのエッジガイドが的確にセットされていない場合等には、用紙が正しい方向から傾いて前記印刷開始位置にフィードされてしまうことがある。また、装置の特性や個体差によっても用紙が傾いて供給されてしまうことが起こる。このようなプリンタスキューにより、用紙に傾いた印刷が行われたり、プラテンを汚してしまうという問題が発生するため、従来より、このスキュー問題のための技術が紹介されている。
例えば、下記特許文献1では、給紙した記録用紙が斜行したことを検知して、それに基づいて印字データを補正する装置について記載されている。また、下記特許文献2では、同様に、印刷スキューを測定し、それに基づいて、印刷情報を補正する装置について開示されている。
特開2000−85199号公報 特開2003−224712号公報
しかしながら、上述した従来装置では、各装置において、スキュー補正に係る処理のやり方が固定であった。例えば、給紙された用紙の傾きを検知するために、用紙の位置を、搬送方向に所定間隔離れた箇所で測定するが、その所定間隔が常に固定であった。したがって、従来装置では、印刷用途、印刷条件、ユーザの要望等に関わらず、同様のやり方でスキュー補正に係る処理が行なわれていた。
しかし、このスキュー補正の処理は、その処理をやること自体に時間を要し、また、補正精度を上げるためには、上記測定の間隔を長くする必要があるため、用紙の移動時間が長くなって更に時間がかかることとなってしまう。よって、印刷のスピードを重視し印刷精度をあまり気にしない場合などには、スキュー補正の処理をやりたくない、またはその精度を落としてやりたいというケースもある。
そこで、本発明の目的は、いわゆるスキュー補正を行うプリンタの制御装置であって、スキュー補正の自由度を高め、印刷用途や印刷条件に応じた適正なスキュー補正を可能とするプリンタの制御装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、印刷媒体を所定方向に供給して当該印刷媒体に対して印刷を実行するプリンタの制御装置が、供給された前記印刷媒体の前記所定方向に対する傾きに基づくスキュー補正について、複数のモードを備え、前記複数のモードの中から実行するモードを決定する手段と、前記決定されたモードに従った前記印刷媒体の測定を前記プリンタに指示し、当該測定の結果から前記印刷媒体の傾きを求める手段と、前記求められた傾きに基づいて、前記印刷のための印刷データを補正する手段と、前記補正後の印刷データにより前記プリンタに印刷の要求をする手段とを有することである。
更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記実行するモードの決定は、前記プリンタのユーザによる選択、あるいは、前記印刷の条件に基づいて行われることを特徴とする。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記備えられる複数のモードには、前記スキュー補正を行わないモードが含まれることを特徴とする。
更にまた、上記の発明において、好ましい態様は、前記備えられる複数のモードには、補正精度の異なる複数のモードが含まれることを特徴とする。
更に、上記の発明において、好ましい態様は、前記備えられる複数のモードには、前記印刷媒体の測定の頻度が異なる複数のモードが含まれることを特徴とする。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用した制御装置とプリンタの実施の形態例に係る構成図である。図1に示すプリンタドライバ12が、本実施の形態例に係るプリンタ2の制御装置に相当し、スキュー補正に関して複数のモードを備え、その中からユーザが選択したモード、あるいは、印刷条件等から決定したモードにしたがってスキュー補正を実行し、自由度の高い適正なスキュー補正を行おうとするものである。
図1に示すホストコンピュータ1は、プリンタ2に対して印刷データを送信して印刷要求を行うホスト装置であり、図1に示すように、アプリケーション11、プリンタドライバ12、及びメモリ13を備えている。なお、ホストコンピュータ1は、所謂パーソナルコンピュータなどで構成することができる。
アプリケーション11は、例えば、文書作成ソフトウェア等の印刷要求元であり、印刷対象のデータを所定のフォーマットでプリンタドライバ12に渡す。
プリンタドライバ12は、前記アプリケーション11からの印刷要求を受けて、プリンタ2用の印刷データを生成し、当該印刷データをプリンタ2に送信する部分である。本プリンタドライバ12は、この印刷要求処理の際に行うスキュー補正に特徴を有し、その具体的な内容については後述するが、スキュー補正について複数のモードを備え、ユーザが選択した、あるいは、印刷条件等から決定したモードによりスキュー補正処理を実行する。なお、プリンタドライバ12は、処理の手順を指示するプログラムと、当該プログラムに従って処理を実行する制御装置等によって構成することができる。
次に、メモリ13は、ホストコンピュータ1に備えられるRAMであり、様々な用途で使用されるが、印刷実行時には、前記プリンタドライバ12で生成された印刷データを一時的に格納する。また、図示されていないが、ホストコンピュータ1には、ユーザとのインターフェースを司るディスプレイなどの表示装置とキーボードやマウスなどの操作装置が備えられる。
プリンタ2は、ホストコンピュータ1からの印刷データを受信し、当該印刷データに基づいて印刷を実行する、例えば、インクジェット方式のプリンタである。図1に示すように、プリンタ2には、コントローラ21及び機構部22が備えられる。
コントローラ21は、プリンタ2の各所を制御する部分であり、CPU、プログラム等を格納するROM、前記印刷データ等を格納するRAMなどで構成され、ホストコンピュータ1から印刷要求を受けた際には、受信した印刷データの基づく印刷の実行を機構部22に指示する。
また、機構部22は、前記コントローラ21の指示に従って印刷を実行する部分であり、図1に示すように、ヘッド23、給紙装置24、搬送装置25、及びセンサ26を備える。ヘッド23は、複数のノズルを備え、コントローラ21から送られる画像の信号に従って、当該ノズルからインクを吐出し、印刷媒体である用紙等に印刷を行う。また、このヘッド23は、用紙27の搬送方向とほぼ直角をなす方向に移動しながら上記インク吐出を行う。
給紙装置24は、オートシートフィーダーなど、印刷媒体である用紙27をプリンタ2に供給する部分である。また、搬送装置25は、給紙装置24から供給された用紙27を所定の印刷開始位置に搬送し、その後、当該用紙27を、上記ヘッド23による印刷処理に合わせて、順次、上記搬送方向に移動させる部分である。
次に、センサ26は、給紙装置24によって供給され搬送装置25により搬送される用紙27の位置を検出するためのセンサである。具体的には、例えば、上記ヘッド23に搭載されるフォトセンサであり、ヘッド23と共に移動して、用紙27の搬送路251上における、用紙27の両端の位置を検出する。具体的な検出内容については後述するが、当該センサ26の検出結果に基づいて、供給された用紙27の正常な方向からの傾きが求められる。
以上説明したような構成を有する本実施の形態例におけるホストコンピュータ1及びプリンタ2では、ホストコンピュータ1から印刷要求を行う際のスキュー補正に特徴を有し、以下、こと点を中心に印刷要求時の処理について説明する。図2は、印刷要求時におけるプリンタドライバ12の処理内容を例示したフローチャートである。
まず、プリンタドライバ12は、アプリケーション11から印刷要求を受ける(ステップS1)。ここで、プリンタドライバ12は、要求を受けた印刷ジョブについて、複数備えられるスキュー補正モードの中から、どのモードで処理をするかを決定する。まず、ホストコンピュータ1とプリンタ2とが双方向通信可能であるか否かをチェックし(ステップS2)、可能でない場合には(ステップS2のNo)、用紙27の傾きを求めるための情報をプリンタ2から得られないので、スキュー補正を行わないモードに決定する(ステップS6)。
一方、双方向通信が可能である場合には(ステップS2のYes)、プリンタドライバ12は、スキュー補正のモードをユーザ選択に基づいて決定するか、あるいは、自動的に決定するかを判断する(ステップS3)。この自動/選択の判断は、予めユーザによりプリンタドライバ12に対して設定されている情報から行ってもよいし、その時点で、ユーザに自動/選択のいずれかを選ばせる表示を行って、ユーザによって選ばせることによって行ってもよい。
その結果、「選択」と設定されており、あるいは、ユーザにより「選択」が選ばれたことにより、「選択」と判断された場合には(ステップS3の「選択」)、ユーザにスキュー補正モードを選択させる画面を表示し、それに応じてユーザが入力する選択されたモードの情報を受信して(ステップS4)、そのユーザ選択されたモードに決定する(ステップS6)。なお、このユーザ選択の操作は、印刷要求(S1)を受ける前に予め行われて、プリンタドライバ12に対して、選択するモードが設定されていてもよい。この場合には、この時点で、ユーザに問い合わせることなく、設定されているユーザ選択のモードに決定する。
また、本プリンタドライバ12が備え、ユーザが選択できる複数のモードには、以下のようなものがある。まず、スキュー補正を行わないモードと行うモードがあり、行うモードには、更に、補正の精度による複数のモード、補正のための測定の頻度による複数のモードがある。補正の精度による複数のモードとは、例えば、後述する用紙27の測定における測定間隔lを、それぞれ、1インチ、2インチ、又は3インチとするモードである。なお、この測定間隔lが大きいほど用紙27の傾きを正確に求めることができ、よって、補正の精度が高くなる。
また、補正のための測定の頻度による複数のモードとは、例えば、上記用紙27の測定を、ジョブ毎に行う、又は、用紙(給紙)毎に行うモードがある。ジョブ毎に行うモードでは、例えば、ジョブの先頭ページについてのみ上記測定を行い、その結果に基づく補正をそのジョブの全ページについて行う。このモードは、装置の特性や個体差によるスキューについて補正することを意図している。また、用紙(給紙)毎に行うモードでは、その通り、各ページ毎に上記測定を行いそれに基づいて補正を行う。このモードは、用紙271枚ごとの給紙動作によるずれを補正することを意図している。
ステップS3に戻って、「自動」と設定されており、あるいは、ユーザにより「自動」が選ばれたことにより、「自動」と判断された場合には(ステップS3の「自動」)、プリンタドライバ12は、当該印刷ジョブの印刷条件を解釈して(ステップS5)、その結果に基づいて、実行するスキュー補正モードを決定する(ステップS6)。印刷条件の解釈により、例えば、当該印刷が高品質で行う必要がある場合には、前述した補正精度の高いモードが選択されて決定され、また、高品質が必要でない場合には、補正精度の低いモード、又は、補正を行わないモードが選択されて決定される。また、例えば、用紙27に余白を作らずに印刷するふちなし印刷の場合には、スキューによりプラテンを汚してしまう危険性が高いため補正精度の高いモードが選択される。
このようにして、要求を受けた印刷ジョブについて実行するスキュー補正のモードが決定されると、その決定されたモードに従って、当該印刷ジョブの各ページについてプリンタ2に対する印刷要求の処理が実行される。なお、図2において、(a)で示す、ここまでに説明した処理(S1〜S6)は、1ジョブについて示されており、また、これから説明する(b)で示す処理は、1ページについて示されている。
まず、前記決定されたモードがスキュー補正を行うモードであるか否かが判断され(ステップS7)、スキュー補正を行わないモードである場合には(ステップS7のNo)、そのページについて、印刷データを生成し(ステップS8)、スキュー補正を行わずに生成した印刷データをプリンタ2に送信する(ステップS15)。
一方、スキュー補正を行うモードである場合には(ステップS7のYes)、そのページについて、まず、印刷データを生成しメモリ13に保持する(ステップS9)。そして、プリンタドライバ12は、そのページについて、前述した用紙27の測定を行うか否かを、言い換えれば、スキュー検出のタイミングであるか否かを判断する(ステップS10)。
具体的には、前記決定されたモードが、例えば、前述した用紙27毎に測定(スキュー検出)を行なうモードである場合には、常にスキュー検出のタイミングであると判断し、また、ジョブ毎に測定(スキュー検出)を行なうモードである場合には、そのジョブの最初のページについては、スキュー検出のタイミングであると判断し、それ以降のページについてはスキュー検出のタイミングでないと判断する。
この判断の結果、スキュー検出のタイミングであると判断した場合には(ステップS10のYes)、プリンタドライバ12は、前記決定されたモードに応じた測定の指示をプリンタ2に対して出す(ステップS11)。すなわち、スキューを検出するための用紙27の位置の測定を指示する。決定されたモードに応じた測定の指示とは、例えば、前述した測定間隔lを1インチとしたモードに決定された場合には、用紙27の搬送方向に1インチの測定間隔で用紙27の両端の位置を測定する旨の指示である。
当該指示を受けたプリンタ2では、コントローラ21の制御により、給紙装置24から用紙27が供給され、当該用紙27が搬送装置25により印刷開始位置までフィードされる。その後、ヘッド23が当該用紙27上の所定の測定位置Lを走査し、その際に、ヘッド23に搭載されたセンサ26が用紙27の両端の位置を検出する。次に、搬送装置25が、プリンタドライバ12から指示された上記測定間隔lの距離だけ用紙27を移動させ、その状態で、再度、ヘッド23が用紙27上を走査し、センサ26が用紙27の両端の位置を検出する。
図3は、この用紙27位置の測定を説明するための図である。図の用紙27が、給紙装置24及び搬送装置25により搬送路251にフィードされた用紙であり、上述した1回目の位置検出において、図のP1及びQ1で示される、測定位置Lでの用紙27の両端の位置が検出される。また、上述の2回目の位置検出では、用紙27が搬送方向にlだけ移動されて、図のP2及びQ2で示される両端の位置が検出される。なお、図に示すlが、前述した測定間隔lであり、そのlが1インチのモードでは、搬送方向に1インチ離れた位置で用紙27の両端が検出され、lが3インチのモードでは、搬送方向に3インチ離れた位置で用紙27の両端が検出される。
このように、用紙の両端の位置が検出されると、その座標値をプリンタ2はホストコンピュータ1に送信する。より具体的には、図3におけるP1及びQ1とP2及びQ2の座標値をコントローラ21がプリンタドライバ12に送信する。
プリンタドライバ12は、この測定結果を受信し(ステップS12)、それからスキュー(用紙27の傾き)を算出する(ステップS13)。具体的には、上記P1、Q1、P2、Q2の座標値(上記ヘッド23の走査方向の座標値)と測定間隔lとから幾何学的計算によりスキューを求める。
次に、プリンタドライバ12は、求めたスキューに基づいて前記保持しておいた当該ページの印刷データを補正する(ステップS14)。すなわち、用紙27の傾きに合わせて、印刷する画像も傾け(回転させ)られるようにデータを補正し、画像が用紙27に対して正しく印刷されるようにする。この印刷データの補正処理自体は従来法を用いることができる。
また、上記スキュー検出のタイミングの判断において、スキュー検出のタイミングでないと判断した場合には(ステップS10のNo)、プリンタドライバ12が記憶するスキューの値に基づいて、同様の印刷データ補正を行う(ステップS14)。すなわち、前記決定されたモードがジョブ毎に測定(スキュー検出)を行なうモードである場合には、そのジョブの最初のページについて前述したスキューの算出が行われており、その値が記憶され、スキュー検出を行わない2ページ目以降の処理については、この先頭ページのスキューの値が用いられる。
このようにして、印刷データが補正されると、その補正後の印刷データをプリンタ2に送信する(ステップS15)。プリンタ2側では、送信された印刷データを受信し、そのデータに基づく印刷処理を実行する。
以上説明したように、本実施の形態例に係るホストコンピュータ1には、複数のスキュー補正モードが備えられ、プリンタドライバ12は、その中からユーザが選択したモード、あるいは、印刷条件に適したモードでスキュー補正を実行する。従って、スキュー補正について従来装置よりも自由度の高い環境を提供でき、ユーザの要望や印刷条件に相応しい適切なスキュー補正処理を行うことが可能となる。例えば、印刷精度や印刷品質を求めない印刷時においては、スキュー補正を行わないモード、あるいは、精度の低いモードが実行され、スピーディな印刷を行うことができる。逆に、高品質の印刷を行う場合には、精度の高いモードが実行され、要望どおりの印刷が行われる。また、実行するスキュー補正モードをプリンタドライバ12が自動で決定する場合には、ユーザの選択操作を省くことができ、スキュー補正についてユーザを煩わせることがない。
なお、本実施の形態例においては、実行するスキュー補正モードの決定、補正処理の実行等をプリンタドライバ12が行ったが、これらの処理をプリンタ2側で行うようにしてもよい。かかる場合には、プリンタ2のコントローラ21が、同様にして実行するスキュー補正モードを決定し、ホストコンピュータ1から送信されるスキュー補正前の印刷データに対して、決定した補正モードに従った処理を実行する。また、この場合には、リムーバルメモリ等をプリンタ2に装着し、当該メモリ内に格納される印刷データについて印刷を行う場合にも、同様に、コントローラ21がスキュー補正に係る処理を実行する。なお、このようにプリンタ2側で行う場合には、ユーザによるモード選択等の操作は、プリンタ2が備える操作パネル(図示せず)から行うことができる。
また、本実施の形態例においては、印刷媒体が用紙27であったが、CDなど他の印刷媒体に印刷を実行する場合においても、本発明を適用することができる。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
本発明を適用した制御装置とプリンタの実施の形態例に係る構成図である。 印刷要求時における処理内容を例示したフローチャートである。 用紙27位置の測定を説明するための図である。
符号の説明
1 ホストコンピュータ、 2 プリンタ、 11 アプリケーション、 12 プリンタドライバ、 13 メモリ、 21 コントローラ、 22 機構部、 23 ヘッド、 24 給紙装置、 25 搬送装置、 26 センサ、 27 用紙、 251 搬送路

Claims (5)

  1. 印刷媒体を所定方向に供給して当該印刷媒体に対して印刷を実行するプリンタの制御装置であって、
    供給された前記印刷媒体の前記所定方向に対する傾きに基づくスキュー補正について、複数のモードを備え、
    前記複数のモードの中から実行するモードを決定する手段と、
    前記決定されたモードに従った前記印刷媒体の測定を前記プリンタに指示し、当該測定の結果から前記印刷媒体の傾きを求める手段と、
    前記求められた傾きに基づいて、前記印刷のための印刷データを補正する手段と、
    前記補正後の印刷データにより前記プリンタに印刷の要求をする手段とを有する
    ことを特徴とするプリンタの制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記実行するモードの決定は、前記プリンタのユーザによる選択、あるいは、前記印刷の条件に基づいて行われる
    ことを特徴とするプリンタの制御装置。
  3. 請求項1あるいは請求項2において、
    前記備えられる複数のモードには、前記スキュー補正を行わないモードが含まれる
    ことを特徴とするプリンタの制御装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、
    前記備えられる複数のモードには、補正精度の異なる複数のモードが含まれる
    ことを特徴とするプリンタの制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかにおいて、
    前記備えられる複数のモードには、前記印刷媒体の測定の頻度が異なる複数のモードが含まれる
    ことを特徴とするプリンタの制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011084029A (ja) * 2009-10-19 2011-04-28 Riso Kagaku Corp インクジェット記録装置
JP2015166133A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 第一実業ビスウィル株式会社 印刷装置
JP2016144901A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 セイコーエプソン株式会社 記録装置及び記録方法

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