JPH11193152A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11193152A
JPH11193152A JP36884197A JP36884197A JPH11193152A JP H11193152 A JPH11193152 A JP H11193152A JP 36884197 A JP36884197 A JP 36884197A JP 36884197 A JP36884197 A JP 36884197A JP H11193152 A JPH11193152 A JP H11193152A
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Withdrawn
Application number
JP36884197A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Kitajima
秀行 喜多島
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Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11193152A publication Critical patent/JPH11193152A/ja
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】出力対象の画像あるいはユーザの意図に応じ
て、より柔軟な斜行の判定/表示や対処が行える画像形
成装置を提供する。 【解決手段】搬送されるメディアの斜行の程度(スラン
トレベル)を検出し(S25)、この斜行の程度をスラ
ント基準レベルと比較する(S26)。判定結果を表示
する(S27)。結果がOKであれば、そのまま画像形
成動作を開始する。NGであればユーザにスラント判定
/表示モードの変更、およびスラント基準レベルの修正
の機会を与える(S28、34)。変更後の基準レベル
について新たな判定およびその結果の表示を行う。判定
/表示モードとして、スラントレベルの判定を行う第1
モードS30、スラントレベルを数値として表示する第
2モードS31、出力可能な長尺図面の長さを表示する
第3モードS32、画像出力が最後まで印字可能領域内
に収納されるか否を判定する第4のモードS33が選択
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方向に搬送され
るメディア(記録媒体)に対してこれと直角の方向に記
録ヘッドを走査することにより画像(文字等を含む)を
形成する画像形成装置に係り、特に、長尺のメディアを
利用できる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような画像形成装置には、記録ヘッ
ドとしてインクジェットヘッドを用いたプリンタやプロ
ッタがある。
【0003】メディアとして、ロール紙を用いた長尺あ
るいは大判(A0サイズやA1サイズ等)の図面もしく
は画像出力を扱う画像形成装置では、メディアの搬送時
の斜行(スラントともいう)が問題となる。すなわち、
メディアが斜行している場合には、メディアの側辺と画
像側辺との間隔が次第に変化していく。特に長尺の図面
においては、セットされたメディアの斜行の度合いがわ
ずかであっても、最後まで出力した場合、最後の方の画
像の出力において、印字可能領域外での出力となった
り、所定の余白が確保できなかったり、極端な場合には
メディアジャムを引き起こしたりする。
【0004】長尺の図面であっても、最初のメディアの
設定状態から、長尺図面の最後端部まで少なくともメデ
ィア印字可能領域内に画像データが収まっていることが
好ましい。
【0005】特に、図面に関しては、JIS規格により
その余白量の下限が定められていることから、余白量を
十分にとったメディア印字許可領域内に、画像が出力さ
れることが望ましい。
【0006】従来、このような問題に対して、メディア
の斜行の検知手段を有し、予め規定された程度以上の斜
行が検知された場合に、ユーザに対してメディアの再セ
ットを促すものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
斜行(スラント)の判定およびそれによるユーザへのア
ラーム(警告)には、次のような問題があった。
【0008】一般的に、長尺の画像出力に対しては、最
初のメディアセットが厳密に要求される反面、比較的短
い画像出力に対しては、それほど最初のメディアセット
に厳密性が要求されない。しかし、上記従来の斜行判定
およびアラームは画一的に行われているため、斜行が問
題となるにもかかわらずアラームが出なかったり、逆
に、斜行が問題にならないのにアラームが出たりすると
いうことがあった。
【0009】発せられるべきアラームが発せられないと
いう不具合に対処するためには、スラント許容レベルを
小さくすればよいが、この場合、ある程度のスラントで
何度もアラームが発せられ、ユーザは何度もメディア再
セットを要求されるおそれがある。その結果、メディア
のセットが適正に行われたと判定されるまで、印字動作
に移ることができない。
【0010】一方、発せられるべきでないアラームが発
せられるという不具合に対処するためにスラント許容レ
ベルを大きくすれば、長尺の画像出力において上述のよ
うな不適正な画像出力やジャム等が発生するおそれが生
じる。
【0011】また、従来の手法では、ユーザに対して斜
行の判定結果が知らされるだけで、現メディアセット状
態での斜行がどの程度で、どの程度の補正が必要である
かという情報はユーザには与えられなかった。したがっ
て、メディアを再設定するにしても、斜行判定がOKと
なるためにはどの程度の厳格さが要求されるのかがユー
ザには不明であった。
【0012】ユーザが出力される画像の状態を知ってい
るか、もしくは余白等の状態の如何にかかわらず早く出
力を要求したいというような場合には、スラント判定自
体を省略したい場合もありうる。
【0013】近年、様々な出力形態の画像出力の要求に
伴い、不定型な、特に長尺出力が要求されつつあり、さ
らには、インクの大容量化も手伝って長尺図面出力が行
われる傾向にある。
【0014】したがって、長尺等の不定型の画像出力に
関しては、スラント基準レベルは、その出力しようとす
る画像に応じて設定変更可能であることが望ましい。
【0015】本発明の目的は、出力対象の画像あるいは
ユーザの意図に応じて、より柔軟な斜行の判定や対処が
行える画像形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、一方向に搬送されるメディアに対して記録ヘッド
により画像を形成する画像形成装置において、搬送され
るメディアの斜行の程度を検出する手段と、この検出さ
れた斜行の程度を所定の基準レベルと比較する判定手段
と、この判定の結果をユーザに対して表示する表示手段
と、この表示に応じてユーザが前記所定の基準レベルを
変更する手段とを備え、前記判定手段および表示手段
は、前記所定の基準レベルの変更があったとき、変更後
の基準レベルについて新たな判定およびその判定結果の
表示を行うことを特徴とする。
【0017】この構成により、ユーザは、現在のメディ
アのセット状態で、そのメディアの斜行が所定の基準レ
ベルに対して問題があるか否かを認識することができ、
また、問題がある場合、必ずしもメディアの再セットを
行うことなく、斜行判定の基準レベルを緩和することに
より、画像形成動作を続行することが可能となる。
【0018】また、その過程で、現メディアセット状態
でどの程度のスラントが生じているかが分かり、基準レ
ベルの補正時、またはメディアの再セット時の調整量を
このスラントレベルから認識することができる。
【0019】前記判定手段および表示手段は、以下のよ
うな複数の判定または表示のモードの少なくとも1つを
有するこが好ましい。
【0020】(a)指定された定型サイズのメディアに
ついて、前記斜行の程度が前記所定の基準レベルより小
さいか否かを判定しその結果を表示する第1のモード、
(b)前記斜行の程度を単位メディア搬送量当たりの斜
行量に換算して表示する第2のモード、(c)前記斜行
の程度に対して所定の斜行ずれ量以内で出力可能なメデ
ィアの長さを算出して表示する第3のモード、(d)与
えられた画像データにより形成された画像が所定の印字
可能領域に収容されるか否かを判定しその結果を表示す
る第4のモード。
【0021】特に、前記判定/表示モードの少なくとも
2つを有し、いずれかのモードをユーザが選択できるこ
とが好ましい。
【0022】第1のモードでは、与えられた斜行の基準
レベルに対して、現在の斜行の程度がその基準に適合す
るか否かの結果を得ることができ、特に、定型サイズの
メディアについて適用して好適である。
【0023】第2のモードは、現在の斜行の程度を具体
的な数値として認識することができ、これは、基準レベ
ルの修正やメディア再セットの判断時に有効な情報とな
る。
【0024】第3のモードは、不定型の画像出力、主
に、長尺図面の出力に関し、与えられた斜行ずれ量に対
して、現メディアセット状態でどの程度の長さまでなら
メディア出力可能かを数量的に分かるようにし、長尺図
面の出力を行う場合の有効な情報を提供することができ
る。
【0025】第4のモードでは、現実の画像形成結果に
基づいて、画像が所定の印字可能領域に収納されている
かを判断することができる。
【0026】前記判定/表示モード、所定の基準レベ
ル、および所定の斜行ずれ量は、初期的にはそれぞれ予
め定められたモードおよび値に設定されていることが好
ましい。
【0027】前記判定手段の判定結果がNGであって
も、ユーザが基準レベルの補正や、メディアの再セット
を行うことなく、強制的に画像形成動作を開始もしくは
続行させる手段を設けてもよい。これにより、ユーザの
画像出力緊急度や要求度に応じた処理が可能となる。
【0028】以上のようにしてスラント判定/表示およ
び画像出力に関し、ユーザのニーズにあった処理をユー
ザ本意の選択によって行うことが可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
として、インクジェット記録装置について説明する。本
発明の基本的な考え方に基づいて実施の形態は種々考え
られるので、本発明は以下の具体的な形態に限定される
ものではない。
【0030】本実施の形態による画像形成装置では、不
定型の長尺図面・長尺画像出力に関し、それに応じたス
ラント許容量でスラントの通知およびメディア再セット
の勧誘を行い、かつまた、ユーザによってスラントの基
準レベルを変えることが可能である。さらに、よりユー
ザに適した出力形態を選択できる自由度を持たせること
ができ、ユーザの設定によってはスラントの状態に関わ
らず自動的に出力を始めることができる。
【0031】図1は、一般的な画像形成装置の模式的な
構成を示す。この画像形成装置100は、ホストコンピ
ュータ(単にホストともいう)30から画像データ受信
インタフェース11を介して画像データを受信し、画像
展開処理部12において画像データに基づいて画像の展
開を行い、画像出力処理部13によりヘッド21に対し
て画像に対応するインク滴の吐出を指示する。ヘッド2
1は、キャリッジ(図示せず)に搭載され、キャリッジ
移動機構22により、メディアを横切る方向に走査され
る。また、メディアはメディア搬送機構25によりキャ
リッジの走査方向と直角の方向に搬送される。メディア
の側端部の位置は、メディア幅およびメディア端の位置
の検知を行うことを意図した、キャリッジに搭載された
センサ24(例えば光学式のもの)、およびその絶対位
置もしくは相対位置の計測を行うリニアスケール(図示
せず)およびキャリッジに搭載されたリニアエンコーダ
23により検知される。操作部31は、ユーザによる操
作およびユーザに対する表示等を行う部分であり、画像
形成装置100に備えられるが、その機能は、一部、ホ
スト30の画面表示と入力キーボードにもたせてもよ
い。以下、ホストのこの機能を含めて操作部と呼ぶ。
【0032】画像形成装置100の動作は、ROM14
に格納された制御プログラムをCPU10が実行するこ
とにより実現される。また、その際、RAM15が、作
業領域や、パラメータの設定保存(バッテリバックアッ
プによる)等のための領域を提供する。
【0033】図1の画像形成装置の使用時、まず、ユー
ザがロール紙等のメディアのセット(装填)を行い、メ
ディアの先端のメディア搬送機構25内への挿入が検知
されて、メディアが搬送される。
【0034】ついで、図示しないセンサにより装置内の
メディアの有無が検知され、その後、キャリッジを移動
させて、センサ24、リニアスケールおよびリニアエン
コーダ23により第1のメディア端部の検知が行われ
る。すなわち、センサ24がメディアの端部を検知した
時点で、キャリッジ移動方向に並走したリニアスケール
の目盛りが読み取られ、第1回目の検知結果として、そ
の端部位置が記憶される。この処理は、従来のメディア
の幅を検知するために行われている処理を利用すること
ができる。その後、決められた量のメディア搬送を行う
か、あるいは、ある程度のメディア搬送を行ってそのメ
ディア搬送量を計測することより、メディア搬送量を得
て記憶し、再び上記と同様の第2回目の検知結果とし
て、端部位置が記憶される。
【0035】「決められた量のメディア搬送」とは、例
えばステッピングモータの駆動による搬送機構の場合に
は、その定められたステップ数によって行うことができ
る。また、外部での「メディア搬送量の計測」として
は、例えばモータに取り付けられたロータリーエンコー
ダの出力パルス数をカウントするカウンタや、直接メデ
ィアの移動量の測定可能なセンサ等で実現できる。
【0036】いずれにしても、1回目のメディア端位置
と、メディア搬送量と、2回目のメディア端位置とをそ
れぞれ記憶し、それぞれの値を予めROMに書き込まれ
た簡単な計算式に照らして、現在のメディアセット状態
での単位メディア搬送量当たりのスラント量(スラント
レベル)を求めることができる。
【0037】例えば、リニアスケールエンコーダのある
特定の位置(基準位置)からの相対位置としての出力パ
ルスカウント値をnとする。すなわち、1回目のメディ
ア端位置の該出力パルスカウント値をn1、2回目の出
力パルスカウント値をn2とし、メディア搬送量をLと
すると、スラントレベルSは、 S=α・(n1−n2)/L で表される。ここで、αは適当な係数である。この式
は、一般的な計算式であるが、このスラントレベルに対
しての幾つかの多段なスラント基準レベル(閾値)をユ
ーザによって選択可能なものとする。
【0038】本実施の形態では、複数のスラント判定/
表示方法をモード選択によってユーザが切り替えること
により、判定方法及び表示方法の変更を行い、その中で
さらに、複数のスラント基準レベルを設け、スラントの
判定を行うレベルをユーザ本意に設定できるようにし
た。
【0039】以下、本実施の形態における具体的な動作
を、フローチャートを用いて説明する。
【0040】標準的なスラント基準レベルの初期値とし
て、予め定められたスラントレベル(例えば5mm/
m)が例えばROM14内に設定されているものとす
る。
【0041】ユーザによるメディアセットの後、メディ
ア先端が検知されると(S21)、キャリッジの駆動を
行い、第1メディア幅(端部)検知を行う(S22)。
なお、メディア先端の検知後に、メディアの先端形状を
揃えるためにプリカットと呼ばれるメディアの切断処理
を行ってもよい。
【0042】次に、所定のメディア搬送を行う(S2
3)。この際、前述のように、「決められた量のメディ
ア搬送」または「メディア搬送量の計測」のいずれを行
ってもよい。次に、キャリッジを駆動して、第2メディ
ア幅(端部)検知を行う(S24)。これらの結果に基
づいて、メディアスラントレベルSを計測し、現在のス
ラント基準レベルの設定値と比較して(S26)、スラ
ント判定を行う。初期的には、前述したように、標準的
なスラント基準レベルの設定値(標準初期設定値)が用
いられる。
【0043】判定された結果は操作部31のディスプレ
イに表示される(S27)。例えば、現在選択されてい
るスラント判定/表示モードでの表示形態による表示が
行われる。初期的には、例えば、「5mm/m NG」
61、「5mm/m OK」61’のようなスラントレ
ベル判定を行うモード(後述するS30)の表示が行わ
れる。ここでの「5mm/m」は初期設定された、また
はユーザにより設定されたスラント基準レベルである。
【0044】この表示結果に応じて、ユーザはスラント
判定/表示モードの変更を行うことができる(S2
8)。スラント判定結果に問題がない場合等、モードの
変更を行わない場合には、ユーザによる印字スタートの
指示に応じて、ホストコンピュータ30からデータが受
信される(図3、S38)。ついで、画像データに基づ
く画像の展開が行われ(S39)、その画像が印字出力
される(S40)。スラント判定結果に問題がない場合
には、モードの変更の必要性をユーザに問うことなく、
ステップS38へ移行して印字(画像形成動作)をスタ
ートさせるようにしてもよい。
【0045】スラント判定/表示モードを変更する場合
には、本実施の形態では、ユーザは次の4つのモードか
ら所望のモードを選択することができる(図2、S2
8、S29)。また、一旦選択したモードから他のモー
ドへ移行することもできる。
【0046】第1のモード(S30)は、メディアの単
位搬送量当たりのスラントレベルに基づく判定および表
示を行うものである。例えば、「5mm/m NG」6
2のように、先のステップS27で説明したと同じ表示
が行われる。
【0047】第1のモードで、ユーザは、単位メディア
搬送量当たりのスラント量としてのスラント基準レベル
の設定を変更することができる。このような変更の指示
を受け付けると、装置は以後の当該モードでのスラント
基準レベルの値を、指示された値に変更する(S3
4)。ユーザによるこの値の指示は、操作部31におい
て選択キー、数値キーあるいは増減キー(いずれも図示
せず)を用いて行うことができる。その際、指定された
スラント基準レベル(例えば、7mm/m)を現在のス
ラントレベル(S25で計測されたもの)と比較して
(S26)、「7mm/m OK」63のようにユーザ
に判定結果を知らしめる。
【0048】このようにユーザがスラント基準レベルを
変更することにより、スラント基準レベルを厳しくない
設定にして、多少のメディアのスラントがあっても画像
出力を可能とすることができる。
【0049】例えば、図4(b)に示すような画像・図
面を出力した場合、図4(a)のようにメディアをセッ
トし、望むらくはスラントのない状態で印字出力が得ら
れることが好ましいが、厳しいスラント基準レベルを指
定した場合、実際に、ユーザにとってメディアのセット
が困難であり、ユーザに何度もメディアセットのリトラ
イを要求することとなる。したがって、ある程度のスラ
ントに対してのマージンは各々の出力装置にあるレベル
で持たせている。本発明では、そのレベルをユーザの設
定に委ねることを可能としている。
【0050】スラント基準レベル(許容スラントレベ
ル)が0もしくは厳密な精度を要求した場合、メディア
のセットは図4(a)のように正確なセットが要求さ
れ、その印字出力は図4(b)のようになることが期待
される。しかし、実際には、図4(c)のようにメディ
アが傾斜して搬送される場合もあり、このような状態で
はスラントアラームにより、メディアセットのリトライ
要求または画像出力の処理ステップへの移行が拒絶され
る。しかし、スラント基準レベル(許容スラントレベ
ル)を大きく設定し直すことにより、スラントアラーム
を発することなく、図4(c)のような出力も可能とな
る。長尺図面出力画像が余白を充分に持つ画像の出力、
またはユーザがそれほどには出力画像とメディアのずれ
を気にしない場合では、よりユーザ本意の優先度でスラ
ントレベルの設定を行う、画像出力を得ることができ
る。
【0051】また、ユーザの指定した値について即座に
スラント判定結果が示されるので、過度にスラント基準
レベルを緩和することも避けられる。
【0052】スラント判定結果からユーザがメディアの
再セットを行う方がよいと判断する場合もあり、そのよ
うな指示を受けた場合には(S37)、後述のステップ
S50(図3)へ移行する。
【0053】なお、スラント判定結果に問題があっても
ユーザが早く出力を要求する場合もしくは、ユーザの出
力したメディアがきわめて不定型であることを十分に承
知している場合など、敢えて、スラント判定方法を変更
することなく現メディアセットのまま強制的に印字をス
タートさせることも可能である。
【0054】図2に戻り、第2のモード(S31)は、
「±○mm/m」64のように、単に現メディアセット
状態でのスラントレベルの程度、すなわち単位メディア
搬送量当たりのスラント量を表示するモードである。こ
れは、ユーザがメディアの再セットを行おうとする際の
目安になり、有効である。ここで、単位をメートル表
示、インチ表示、フィート表示等に切り替えることがで
きる(S35)。このときの表示は、例えば「±○○i
nch/feet」65のように変わる。他のモードに
おける単位は、ここで設定されたものと一致する。
【0055】第3のモード(S32)では、現メディア
セット状態でのメディア搬送時のスラント量の累積が、
与えられた大きさに達するのはどれだけの搬送を行った
ときかを表示するモードである。この搬送長さは、与え
られたスラントずれ量と上記スラントレベルとに基づい
て算出することができる。これは、第2のモード(s3
1)の逆数的な関係である。例えば、5mmのスラント
ずれ量に対して、「○○cm output OK」6
6のように表示される。すなわち、この表示は、メディ
アが5mmずれるのは、現メディアセット状態では○○
cm搬送したときである、ということを意味する。スラ
ントずれ量はユーザが変更することができる(S3
6)。これにより、出力可能な長尺図面の長さが変わ
る。
【0056】例えば、図5に示すように、与えられたス
ラントずれ量がS2(図5(a))である場合にメディ
ア搬送長がL1であり、スラントずれ量をS2より大き
いS3に変更すれば、メディア搬送がL1より大きいL
2となる(図5(b))。この時の表示は例えば、ある
いは「△△cm output OK」67のように変
わる。したがって、OKとされるメディアの許容長さが
大きくなり、より長尺な図面の出力が可能となることを
ユーザに知らせることができる。
【0057】再度、図2に戻り、第4のモードS33で
は、画像データと印字可能領域との比較・判定を行う。
このモードにおいては、主に長尺図面の出力に際し、画
像情報を送信し、その画像情報サイズ(長尺図面出力長
さ)と、現メディアセット状態のスラントレベルから、
画像出力が最後まで印字可能領域内に収納されるか否か
を判定する。
【0058】すなわち、この第4のモードでは他のモー
ドと異なり、スラント判定結果を得る前に画像データの
受信を行う(図3、S41)。これは、このモードが実
際の印字画像を問題とするからであり、かつ、この実際
の印字画像は画像データの展開処理S42を行わなけれ
ば分からないからである。現メディアセット状態で、且
つ、現スラント基準レベルで、最後まで、メディア上に
収まるか、もしくは予め設定された印字可能領域内に、
作成した画像が収まるかを判定し、さらに好ましくは、
どの程度までなら現メディアセット状態で画像出力が適
正に行うことができるかを知らせることで、不定型な画
像出力、主に、長尺図面の出力に対応したスラント判定
を行う。そうすることによって、時間を経て出力が最後
の方に来てスラントが悪くなり、メディアジャム等によ
ってせっかくの出力が無駄になることや、割合に出力が
少ない画像出力に対しては厳しいスラント判定を必要と
せずにメディアのセットが行え、画像出力の形態に応じ
たスラント基準レベルでメディアセットを適正に行うこ
とができる。
【0059】画像データの展開に続いて、画像データと
印字可能領域とを比較し、画像の最後までその領域内で
出力可能かどうかを判定し、その結果を表示する(S4
3)。例えば、「Can't assure proper output」68、
「You can completely output」69のような表示を行
う。
【0060】この判定方法は、展開した画像データ情報
のデータ位置情報が予め定められた余白位置(画像デー
タ禁止位置)に存在しないか否かを判定するものであ
る。「印字しない」という画像データ情報、すなわち、
白色の画像データ情報は、余白位置(画像データ禁止位
置)に存在しても、画像データ情報が存在しないものと
みなす。
【0061】通常、キャリッジ移動に伴うインクジェッ
トヘッドの走査による印字は、所定の幅をもって行われ
る。この幅はバンドと呼ばれる。求められたメディアの
スラントレベルから、キャリッジ移動方向の画像データ
情報許可領域が各バンドごとに求められる。各バンドご
とに画像データがその領域内に収まっているか否かを判
定し(S43)、収まっている場合には、出力を許可す
る(S45)。収まっていない場合にはその時点で以降
の画像データ展開を保留し、現メディアセット状態では
現スラント基準レベルにおいては出力が保証し得ないと
の旨をユーザに知らせる。
【0062】例えば、メディアスラント状態が図6
(a)のようであるとすると、上記の初期動作において
スラントレベルを算出し、スラント基準レベルによって
現メディアセット状態で許される画像領域が限られ、図
6(b)に示すように印字が許可される画像データ位置
情報が求められる。
【0063】このように、各バンドごとの画像データ位
置を印字可能領域に照らし、許可しない位置に画像デー
タdnmが存在する場合、印字可能領域内の出力もしく
は余白量を確保した出力が保証できないと判定する。こ
こに、dnmは、位置(n,m)にある1個の文字ある
いは画素であるとする。
【0064】図6(b)を用いて説明すると、メディア
のスラント状態から、画像データd11,d17,d1
8,d19,d21,d31,d79,d89,d99
は、画像データ禁止位置にあると判断される。従って、
画像データdnmは、 d12<dnm<d16 d22<dnm<d29 d32<dnm<d39 d41<dnm<d49 d51<dnm<d59 d61<dnm<d69 d71<dnm<d78 d81<dnm<d88 d91<dnm<d98 の範囲にあるもののみ印字が許可される。このような判
定をメディアのスラントレベルに基づいて行い、展開さ
れた画像データが最後までこのシーケンスによって許可
された場合において、出力を許可する。
【0065】途中、展開された画像データが画像データ
禁止位置に存在することが判明した場合、例えば、d9
9(図6(a)右下部)が存在した場合、その検出位置
以降は、設定されたスラント基準レベルにおいて、画像
出力が保証できないことを意味する。すなわち、7mm
マージン設定の場合、7mmマージンを確保した出力
が、L1以上の長さは可能ではないこと(図7(a))
を意味し、5mmマージン設定の場合、5mmマージン
を確保した出力が、L2の長さまでは可能であること
(図7(b))を意味する。
【0066】また、展開された画像データの画像データ
禁止位置によって初めて出力を許可されないと判定され
た画像データの位置情報から、現メディアセット状態で
は、要求出力画像サイズに対し、どの程度まで出力可能
であるかというメディアの長さをスラント判定の目安と
して表示することも可能である。さらには、ユーザに、
スラント判定/表示モードもしくはスラント基準レベル
の設定変更の機会を与え(S46)、あるいはメディア
の再セットを促す(S50)。また、途中まで受け付け
た画像データを廃棄して、スラント基準レベルの設定変
更を行うことができ、あるいは、画像データを廃棄せず
にスラント基準レベルの設定変更を行い、例えば上述し
たように、7mmマージンの設定から5mmマージンの
設定に変更することによって、画像は、画像データの受
信が完了して画像データの出力を可能にする。さらに
は、スラント基準レベルによって判定された結果に関わ
らず、途中まで受け付けた画像データの続きを強制的に
続行し、出力を行うことをもユーザの選択肢として可能
とする。
【0067】ユーザはこれらに応じて、スラント基準レ
ベルの設定変更、スラント判定/表示方法の設定変更若
しくはメディアの再セットを行うことができるが、これ
らを拒否し、スラント判定結果、出力画像のメディアに
対するスラントが好ましくない場合にも、ユーザの画像
出力緊急度や要求度、予めどの程度の画像なのかを充分
認知している場合などに応じて、強制的に出力を行うこ
とができる(S47、S48、S49)。すなわち、メ
ディアジャムの警告や出力画像のメディアに対するスラ
ント状態が好ましくないことを警告しながらも、出力を
許可する選択肢がユーザに与えられる。但し、メディア
ジャムを検知した場合は、この限りではない。
【0068】以上のようにしてスラント設定及び画像出
力に関し、ユーザのニーズにあった出力がユーザ本意の
選択によって可能となる。
【0069】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、種々の変更を行うことが可能である。例えば、
本発明はインクジェット記録装置に限るものではなく、
メディアの搬送を伴う任意の装置に適用できる。
【0070】
【発明の効果】本発明の画像形成装置によれば、出力対
象の画像あるいはユーザの意図に応じて、より柔軟な斜
行の判定や対処が行える。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の一実施の形態の構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置の動作を示すフローチャー
トである。
【図3】図2の動作に続く動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】図2のステップS30の説明に供する図であ
る。
【図5】図2のステップS32の説明に供する図であ
る。
【図6】図2のステップS33の説明に供する図であ
る。
【図7】図2のステップS33の説明に供する他の図で
ある。
【符号の説明】
10…CPU、11…画像データ受信インタフェース、
12…画像展開処理部、13…画像処理部、14…RO
M、15…RAM、21…ヘッド、22…キャリッジ移
動機構、23…リニアエンコーダ、24…センサ、25
…メディア搬送機構、30…ホストコンピュータ、31
…操作部、100…画像形成装置。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方向に搬送されるメディアに対して記録
    ヘッドにより画像を形成する画像形成装置において、 搬送されるメディアの斜行の程度を検出する手段と、 この検出された斜行の程度を所定の基準レベルと比較す
    る判定手段と、 この判定の結果をユーザに対して表示する表示手段と、 この表示に応じてユーザが前記所定の基準レベルを変更
    する手段とを備え、 前記判定手段および表示手段は、前記所定の基準レベル
    の変更があったとき、変更後の基準レベルについて新た
    な判定およびその判定結果の表示を行うことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記判定手段および表示手段は、以下のよ
    うな複数の判定または表示のモードの少なくとも1つを
    有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 (a)指定された定型サイズのメディアについて、前記
    斜行の程度が前記所定の基準レベルより小さいか否かを
    判定しその結果を表示する第1のモード、(b)前記斜
    行の程度を単位メディア搬送量当たりの斜行量に換算し
    て表示する第2のモード、(c)前記斜行の程度に対し
    て所定の斜行ずれ量以内で出力可能なメディアの長さを
    算出して表示する第3のモード、(d)与えられた画像
    データにより形成された画像が所定の印字可能領域に収
    容されるか否かを判定しその結果を表示する第4のモー
    ド。
  3. 【請求項3】前記判定/表示モードの少なくとも2つを
    有し、いずれかのモードをユーザが選択できることを特
    徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記判定/表示モード、所定の基準レベ
    ル、および所定の斜行ずれ量は、初期的にはそれぞれ予
    め定められたモードおよび値に設定されていることを特
    徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記判定手段の判定結果がNGであって
    も、ユーザがメディアの再セットを行うことなく強制的
    に画像形成動作を開始もしくは続行させる手段を有する
    請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
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