JP2008023943A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP2008023943A
JP2008023943A JP2006201675A JP2006201675A JP2008023943A JP 2008023943 A JP2008023943 A JP 2008023943A JP 2006201675 A JP2006201675 A JP 2006201675A JP 2006201675 A JP2006201675 A JP 2006201675A JP 2008023943 A JP2008023943 A JP 2008023943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
rotary encoder
ink droplet
ink
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006201675A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
俊行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2006201675A priority Critical patent/JP2008023943A/ja
Publication of JP2008023943A publication Critical patent/JP2008023943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】搬送ベルトのローラ回転軸が偏心していてもインク滴を目標位置に着弾させることが可能なインクジェットプリンタを提供する。
【解決手段】搬送ベルト22の従動ローラ24にロータリエンコーダディスク30及びロータリエンコーダセンサ31を取付け、搬送ベルト22が所定の移動量Lだけ移動するときの従動ローラ24の実際の回転角度θとその間にロータリエンコーダセンサ31で得られる従動ローラ24の検出回転角度φとの比を角度比率Dとして予め記憶し、検出されたロータリエンコーダセンサ31の信号間隔tと従動ローラ24の回転角度に応じた角度比率Dとに基づいてインク滴吐出タイミングTを算出し、そのタイミングでインク滴を吐出することにより、従動ローラ24の回転軸の偏心に伴う角速度変動、即ち印刷媒体1の搬送速度変動を補正してインク滴を印刷媒体1の目標位置に着弾させることが可能となる。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば複数色の液体インクの微小なインク滴を複数のノズルから吐出してその微粒子(インクドット)を印刷媒体上に形成することにより、所定の文字や画像を描画するようにしたインクジェットプリンタに関するものである。
このようなインクジェットプリンタは、一般に安価で且つ高品質のカラー印刷物が容易に得られることから、パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどの普及に伴い、オフィスのみならず一般ユーザにも広く普及してきている。
このようなインクジェットプリンタは、一般に、インクカートリッジと印字ヘッド(イ
ンクジェットヘッドともいう)とが一体的に備えられたキャリッジなどと称される移動体
が印刷媒体上をその搬送方向と交差する方向に往復しながらその印字ヘッドのノズルから液体インク滴を吐出(噴射)して印刷媒体上に微小なインクドットを形成することで、当該印刷媒体上に所定の文字や画像を描画して所望の印刷物を作成するようになっている。そして、このキャリッジに黒色(ブラック)を含めた4色(イエロー、マゼンタ、シアン)のインクカートリッジと各色毎の印字ヘッドを備えることで、モノクロ印刷のみならず、各色を組み合わせたフルカラー印刷も容易に行えるようになっている(更に、これらの各色に、ライトシアンやライトマゼンタなどを加えた6色や7色、或いは8色のものも実用化されている)。
また、このようにキャリッジ上のインクジェットヘッドを印刷媒体の搬送方向と交差する方向に往復させながら印刷を実行するようにしたタイプのインクジェットプリンタでは、1頁全体をきれいに印刷するためにインクジェットヘッドを10回程度から数十回以上も往復運動させる必要がある。
これに対し、印刷媒体の幅と同じ寸法の長尺のインクジェットヘッド(一体である必要はない)を配置してキャリッジを使用しないタイプのインクジェットプリンタでは、インクジェットヘッドを印刷媒体の幅方向に移動させる必要がなく、所謂1パスでの印刷が可能となるため、レーザプリンタと同様な高速な印刷が可能となる。なお、前者方式のインクジェットプリンタを一般に「マルチパス(シリアル)型インクジェットプリンタ」、後者方式のインクジェットプリンタを一般に「ラインヘッド型インクジェットプリンタ」と呼んでいる。特に、ラインヘッド型インクジェットプリンタでは、駆動ローラ及び従動ローラに搬送ベルトを巻回して張架し、この搬送ベルトで印刷媒体を搬送しながら高速印刷を行うことで、印刷媒体一枚あたりの印刷所要時間を短縮することが提案されている。
このようなインクジェットプリンタで高画質の印刷を行うためには、インク滴を印刷媒体の目標位置に確実に吐出(着弾ともいう)する必要がある。特に、ラインヘッド型インクジェットプリンタで、印刷媒体を搬送しながらインク滴を吐出する場合には、搬送ベルトによる印刷媒体の搬送状態とインク滴吐出タイミングとの適合性が重要である。具体的には、搬送ベルトが巻回される駆動ローラ又は従動ローラの回転角度をロータリエンコーダで検出し、それから搬送ベルトの移動量を求めることでインク滴吐出タイミングを適合させている。しかしながら、搬送ベルトが巻回される駆動ローラや従動ローラには偏心があるため、このローラの偏心によって搬送ベルトによる印刷媒体の搬送量が変化し、インク滴を目標位置に正確に着弾させることが困難になる。
そこで、下記特許文献1に記載されるインクジェットプリンタでは、ローラの偏心状態を検出し、このローラの偏心状態に応じてインク滴吐出タイミングを変更させるようにしている。
特開平6−91896号公報
ローラの偏心による印刷媒体の搬送量の変化、即ち搬送ベルトの移動量の変化は、ローラ或いは搬送ベルトの見かけの弧の変化であり、ローラの偏心状態が分かれば弧の変化が得られ、それを用いてインク滴吐出タイミングを補正することができる。しかしながら、ロータリエンコーダの分解能が低い場合には、そのエンコーダ信号と信号との間に擬似的に補正されたインク滴吐出タイミング指令信号(印字基準信号ともいう)を出力しなければならないので、印字基準信号を擬似的なものとしないためにはロータリエンコーダの分解能を高くする必要がある。
しかしながら、ロータリエンコーダの分解能を高くするためには、例えば複数のセンサ素子を一定の間隔毎に配置し、複数のセンサ信号から一つの信号を生成する、所謂逓倍を行う必要があるが、センサ数の増大、センサの高精度な配置など、装置の複雑化、高価格化を伴う。また、エンコーダディスクを大径化する必要から、装置の大型化を招く。
前述した特許文献1のインクジェットプリンタでは、一定間隔で生成されるクロック信号を用いてインク滴吐出周期を決定している。この方法は、搬送ベルト駆動ローラ回転軸の角速度に変動がない場合に有効である。しかしながら、実際の搬送ベルト駆動ローラ回転軸の角速度は一定ではなく、もし搬送ベルト駆動ローラ回転軸の角速度を一定にしようとするならば、装置のトルク変動を抑えたり、モータトルクを大きくして安定化させたり、負荷が一定になるように装置精度を上げる必要がある。
また、特許文献1の発明を、ベルト移動量に伴って回転する従動ローラに応用した場合、ベルトの移動量が一定である必要がある。ベルト移動量を一定とするためには、特許文献1で課題とされている搬送ベルト駆動ローラの偏心がゼロになるようにローラ加工精度を上げたり、トルク変動を抑制したりする必要がある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、搬送ベルト駆動ローラ及び従動ローラ回転軸が偏心していてもインク滴を目標位置に着弾させることが可能なインクジェットプリンタを提供することを目的とするものである。
[発明1]上記課題を解決するために、発明1のインクジェットプリンタは、印刷媒体を搬送するための搬送ベルトと、この搬送ベルトが巻回されたローラと、インクジェットヘッドに設けられた複数のノズルと、各ノズルに対応して設けられたアクチュエータとを備え、搬送ベルトで搬送される印刷媒体に対し、インク滴を吐出すべきノズルのアクチュエータを所定のインク滴吐出タイミングで駆動してインク滴を吐出するインクジェットプリンタにおいて、前記ローラに取付けられたロータリエンコーダと、前記ローラの回転角度に応じた角度比率を予め記憶させた角度比率格納手段と、前記ロータリエンコーダの信号間隔を検出する信号間隔検出手段と、前記信号間隔検出手段で検出されたロータリエンコーダの信号間隔と前記ロータリエンコーダで検出されたローラの回転角度に応じた角度比率とに基づいて前記インク滴吐出タイミングを算出するインク滴吐出タイミング算出手段とを備え、前記角度比率は、前記搬送ベルトが所定の移動量だけ移動するときのローラの実際の回転角度とその間に前記ロータリエンコーダで得られるローラの検出回転角度との比からなることを特徴とするものである。
この発明1に係るインクジェットプリンタによれば、搬送ベルトのローラにロータリエンコーダを取付け、搬送ベルトが所定の移動量だけ移動するときのローラの実際の回転角度とその間にロータリエンコーダで得られるローラの検出回転角度との比を角度比率として、ローラの回転角度に応じた角度比率を予め記憶し、検出されたロータリエンコーダの
信号間隔とそのロータリエンコーダで検出されたローラの回転角度に応じた角度比率とに基づいてインク滴吐出タイミングを算出する構成としたため、ローラの回転軸の偏心に伴う角速度変動、即ち印刷媒体の搬送速度変動を補正することができ、インク滴を印刷媒体の目標位置に着弾させることが可能となる。
[発明2]また、発明2のインクジェットプリンタは、前記発明1のインクジェットプリンタにおいて、前記インク滴吐出タイミング算出手段は、直前のインク滴が吐出された後であっても、次のインク滴吐出タイミングの算出に必要なロータリエンコーダの信号間隔が前記信号間隔検出手段で検出されるまでは、次のインク滴吐出タイミングの算出を遅らせることを特徴とするものである。
この発明2に係るインクジェットプリンタによれば、直前のインク滴が吐出された後であっても、次のインク滴吐出タイミングの算出に必要なロータリエンコーダの信号間隔が検出されるまでは、次のインク滴吐出タイミングの算出を遅らせる構成としたため、ロータリエンコーダ信号よりも短い間隔でインク滴吐出を行う必要がある場合でも、適正な位置にインク滴を着弾させることができる。
[発明3]また、発明3のインクジェットプリンタは、前記発明1又は2のインクジェットプリンタにおいて、前記ローラが従動ローラである場合、角度比率の検出を、搬送ベルトによってローラが引張られる点としたことを特徴とするものである。
この発明3に係るインクジェットプリンタによれば、ローラが従動ローラである場合、
角度比率の検出を、搬送ベルトによってローラが引張られる点とすることにより、搬送ベルトの移動量とローラ回転軸の回転角度、即ち弧の変化量とが対応する。
[発明4]また、発明4のインクジェットプリンタは、前記発明1又は2のインクジェットプリンタにおいて、前記ローラが駆動ローラである場合、角度比率の検出を、ローラによって搬送ベルトが引張られる点としたことを特徴とするものである。
この発明4に係るインクジェットプリンタによれば、ローラが駆動ローラである場合、角度比率の検出を、ローラによって搬送ベルトが引張られる点とすることにより、搬送ベルトの移動量とローラ回転軸の回転角度、即ち弧の変化量とが対応する。
次に、本発明のインクジェットプリンタの第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態のインクジェットプリンタの概略構成を示す正面図である。図1において、印刷媒体1は、図の右方から左方に向けて図の矢印方向に搬送され、その搬送途中の印字領域で印字される、ラインヘッド型インクジェットプリンタである。
図中の符号20は、印刷媒体1の搬送方向途中に設けられたインクジェットヘッドであり、インクジェットヘッド20の下方には印刷媒体1を搬送するための搬送部21が設けられている。搬送部21は搬送ベルト22で構成される。この搬送ベルト22は、印刷媒体搬送方向上流側に配設された駆動ローラ23及び印刷媒体搬送方向下流側には移設された従動ローラ24及びインクジェットヘッド20の下方に設けられたテンションローラ25に巻回され、張架されている。なお、従動ローラ24の回転軸には当該従動ローラ24の回転状態を検出するためのロータリエンコーダディスク30が取付けられており、このロータリエンコーダディスク30の回転状態に合わせてエンコーダ信号を出力するロータリエンコーダセンサ31が配設されている。また、印刷媒体搬送方向と交差する方向をノズル列方向ともいう。
インクジェットヘッド20は、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)
、ブラック(K)の6色の各色毎に、印雑媒体1の搬送方向にずらして配設されている。各インクジェットヘッド20には、図示しない各色のインクタンクからインク供給チューブ26を介してインクが供給される。各インクジェットヘッド20には、印刷媒体1の搬送方向と交差する方向に、複数のノズルが形成されており(即ちノズル列方向)、それらのノズルから同時に必要箇所に必要量のインク滴を吐出することにより、印刷媒体1上に微小なインクドットを形成出力する。これを各色毎に行うことにより、搬送部21で搬送される印刷媒体1を一度通過させるだけで、所謂ワンパスによる印刷を行うことができる。即ち、これらのインクジェットヘッド20の配設領域が印字領域に相当する。
インクジェットヘッドの各ノズルからインクを吐出出力する方法としては、静電方式、ピエゾ方式、膜沸騰インクジェット方式などがある。静電方式は、アクチュエータである静電ギャップに駆動信号を与えると、キャビティ内の振動板が変位してキャビティ内に圧力変化を生じ、その圧力変化によってインク滴がノズルから吐出出力されるというものである。ピエゾ方式は、アクチュエータであるピエゾ素子に駆動信号を与えると、キャビティ内の振動板が変位してキャビティ内に圧力変化を生じ、その圧力変化によってインク滴がノズルから吐出出力されるというものである。膜沸騰インクジェット方式は、キャビティ内に微小ヒータがあり、瞬間的に300℃以上に加熱されてインクが膜沸騰状態となって気泡が生成し、その圧力変化によってインク滴がノズルから吐出出力されるというものである。
駆動ローラ23の上流側には、給紙部15から供給される印刷媒体1の給紙タイミングを調整すると共に当該印刷媒体1のスキューを補正する、二個一対のゲートローラ14が設けられている。スキューとは、搬送方向に対する印刷媒体1の捻れである。また、給紙部15の上方には、印刷媒体1を供給するためのピックアップローラ16が設けられている。また、従動ローラ24の印刷媒体搬送方向下流側には排紙部17が設けられている。
駆動ローラ23の下方にはベルト帯電装置19が配設されている。このベルト帯電装置19は、駆動ローラ23を挟んで搬送ベルト22に当接する帯電ローラ27と、帯電ローラ27を搬送ベルト22に押し付けるスプリング28と、帯電ローラ27に電荷を付与する電源29とで構成されており、帯電ローラ27から搬送ベルト22に電荷を付与してそれを帯電する。一般に、これらのベルト類は、中・高抵抗体又は絶縁体で構成されているので、ベルト帯電装置19によって帯電すると、その表面に印加された電荷が、同じく高抵抗体又は絶縁体で構成される印刷媒体1に誘電分極を生じせしめ、その誘電分極によって発生する電荷とベルト表面の電荷との間に生じる静電気力でベルトに印刷媒体1を吸着することができる。なお、帯電手段としては、所謂電荷を降らせるコロトロンなどでもよい。
従って、このインクジェットプリンタによれば、ベルト帯電装置19で搬送ベルト22の表面を帯電し、その状態でゲートローラ14から印刷媒体1を給紙し、図示しない拍車やローラで構成される紙押えローラで印刷媒体1を搬送ベルト22に押し付けると、前述した誘電分極の作用によって印刷媒体1は搬送ベルト22の表面に吸着される。この状態で、図示しない電動モータによって駆動ローラ23を回転駆動すると、その回転駆動力が搬送ベルト22を介して従動ローラ24に伝達される。
このようにして印刷媒体1を吸着した状態で搬送ベルト22を搬送方向下流側に移動し、印刷媒体1をインクジェットヘッド20の下方に移動し、当該インクジェットヘッド20に形成されているノズルからインク滴を吐出して印字を行う。このインクジェットヘッド20による印字が終了したら、印刷媒体1を搬送方向下流側に移動して排紙部17に排紙する。
前記インクジェットプリンタ内には、自身を制御するための制御装置が設けられている。この制御装置は、例えばパーソナルコンピュータ、デジタルカメラ等のホストコンピュータから入力された印刷データに基づいて、印刷装置や給紙装置等を制御することにより印刷媒体に印刷処理を行うものである。この制御装置から印字基準信号が供給されたとき(厳密には、その後に駆動パルスが印加されたとき)にインクジェットヘッド20のノズルからインク滴が吐出される。なお、この制御装置は、独自のコンピュータシステムによって構成されている。
図2は、前述の印字基準信号を供給するために制御装置内に構築されたシステムであり、具体的にはロータリエンコーダセンサ31からのエンコーダ信号からインク滴吐出タイミングを算出するものである。このシステムは、ロータリエンコーダセンサ31のエンコーダ信号間隔を検出するエンコーダ信号間隔検出部32と、後述する角度比率を予め記憶している角度比率格納部33と、エンコーダ信号間隔検出部32で検出されたエンコーダ信号間隔及び角度比率格納部33に記憶されている従動ローラ24の回転角度に応じた角度比率からインク滴吐出タイミングを算出し、そのインク滴吐出タイミングに合わせて印字基準信号をインクジェットヘッド20に向けて出力するインク滴吐出タイミング算出部34からなる。
次に、前記角度比率及びそれを用いたインク滴吐出タイミングについて説明する。図3には、従動ローラの回転軸偏心量と着弾位置ずれ量との関係を示したものであり、図3aは、搬送ベルト22が従動ローラ24を引張る点、図1ではA点で偏心量を測定したもの、図3bは、そこから90°手前の点、図1ではB点で偏心量を測定したものである。この場合、従動ローラ24の直径を32.34mm(円周101.6mm)とし、この従動ローラ24を1周2880パルスのロータリエンコーダディスク30で分解して各パルス毎の回転軸偏心量を測定してプロットした。1パルス毎にインクドットを形成すると、解像度は720dpiになる。例えば、回転軸の偏心量が20μmである場合、着弾位置ずれは最大40μmとなり、解像度720dpi(ピッチ35.28μm)の場合、インクドット間距離を超える着弾位置ずれとなる。なお、偏心量の測定を、搬送ベルト22が従動ローラ24を引張る点で行うと、偏心量と着弾位置ずれ量の位相が一致し、そうでない点で行うと位相がずれるが、その位相差は、図3aと図3bのように測定点の回転角度差(位相差)になる。従って、偏心量の検出は、図4に示すように、搬送ベルト22が従動ローラ24を引張る点で行うのが好ましい。また、図4に示すように、駆動ローラ23の偏心量を検出する場合には、同様の理由から、駆動ローラ23が搬送ベルト22を引張る点で行うのが好ましい。
図5には、従動ローラ24の中心軸Obと従動ローラ24の回転軸Oaとがずれている、つまり偏心量xだけ偏心している状態を示しており、図5aは、前述した偏心量検出点に対し、従動ローラ24の回転軸Oaが従動ローラ24の中心軸Obより遠くにある場合、図5bは、同じく従動ローラ24の回転軸Oaが従動ローラの中心軸Obより近くにある場合を示している。従動ローラ24の回転軸Oaと偏心量検出点における従動ローラ24と搬送ベルト22との接触点までの距離をRとすると、偏心量xを用いて下記1式で表れる。
R=xsin(2πfp+C) ……… (1)
但し、
f:エンコーダ信号(パルス)数の逆数
p:エンコーダ信号(パルス)数
C:位相調整角度
また、前記1式の距離Rを搬送ベルト22の擬似的な回転半径と見なすと、この搬送ベ
ルト22が回転軸Oa回りに回転角度θだけ回転したときの移動量Lは下記2式で表れる。
L=Rθ ……… (2)
このとき、ロータリエンコーダセンサ31で検出された従動ローラ24の検出回転角度をφとしたとき、前記回転角度θを検出回転角度φで除した値を、角度比率Dとする。つまり、偏心量xが検出できれば、搬送ベルト22の擬似的な回転半径Rが得られ、その回転半径Rで所定の移動量Lだけ搬送ベルト22が移動したときの回転角度θとロータリエンコーダセンサ31による検出回転角度φとの比率を角度比率Dとし、これをロータリエンコーダセンサ31で検出された従動ローラ24の回転角度毎に対応させて記憶する。図6には、ロータリエンコーダセンサ31で検出された従動ローラ24の回転角度と角度比率Dとの関係の一例を示す。
前述した搬送ベルト22の所定の移動量Lを目標解像度における所定インクドット間距離とし、ロータリエンコーダセンサ31のエンコーダ信号間隔tを本来のインク滴吐出タイミングとすると、補正されたインク滴吐出タイミングTは、エンコーダ信号間隔tに角度比率Dを乗じた値となる。図7には、エンコーダ信号の間隔tnと補正されたインク滴
吐出タイミングTnとの関係を示す。
しかしながら、図5aのように搬送ベルト22の擬似的な回転半径Rが従動ローラ24の半径よりも大きい場合、つまり回転角度θが検出回転角度φより小さい場合には、ロータリエンコーダセンサ31のエンコーダ信号間隔tの検出が、直前のインク滴吐出タイミング以降になることがある。例えば、次のインク滴吐出タイミングTの算出に必要なエンコーダ信号間隔tの検出が完了する以前に直前のインク滴が吐出されてしまったような場合に、直前のエンコーダ信号から直前のインク滴吐出タイミングまでのカウント値をエンコーダ信号間隔tとして用いると、次のインク滴の本来の吐出タイミングTが得られない。そこで、本実施形態では、直前のインク滴が吐出された後であっても、次のインク滴吐出タイミングTの算出に必要なロータリエンコーダセンサ31の信号間隔tが検出されるまでは、ダミーカウントTdによって、次のインク滴吐出タイミングTの算出を遅らせることとした。
図8には、以上の原理に基づく印字基準信号出力のための演算処理のフローチャートを示す。この演算処理は、印刷指令後、一枚の印刷媒体が供給される毎に行われ、まずステップS1で、ロータリエンコーダセンサ31からのエンコーダ信号の間隔tを検出する。
次にステップS2に移行して、ロータリエンコーダセンサ31のエンコーダ信号から得られる従動ローラ24の回転角度に応じ、予め記憶されている当該回転角度の角度比率Dを取得する。
次にステップS3に移行して、ステップS1で検出されたエンコーダ信号間隔tに、ステップS2で取得された角度比率Dを乗じてインク滴吐出タイミングTを算出する。
次にステップS4に移行して、予め設定されているダミータイミングTdをステップS3で算出されたインク滴吐出タイミングTと入れ替える。
次にステップS5に移行して、インク滴吐出タイミングTとタイマカウント数kとを比較する。
次にステップS6に移行して、インク滴吐出タイミングTとタイマカウント数kとが一致しているか否かを判定し、インク滴吐出タイミングTとタイマカウント数kとが一致している場合にはステップS7に移行し、そうでない場合にはステップS5に移行する。
ステップS7では、印字基準信号を出力してからステップS8に移行する。
ステップS8では、印字が終了したか否かを判定し、印字が終了した場合にはメインプログラムに復帰し、そうでない場合にはステップS1に移行する。
本実施形態のインクジェットプリンタによれば、搬送ベルト22の従動ローラ24にロータリエンコーダディスク30及びロータリエンコーダセンサ31を取付け、搬送ベルト22が所定の移動量Lだけ移動するときの従動ローラ24の実際の回転角度θとその間にロータリエンコーダセンサ31で得られる従動ローラ24の検出回転角度φとの比を角度比率Dとして、従動ローラ24の回転角度に応じた角度比率Dを予め記憶し、検出されたロータリエンコーダセンサ31の信号間隔tとそのロータリエンコーダセンサ31で検出された従動ローラ24の回転角度に応じた角度比率Dとに基づいてインク滴吐出タイミングTを算出することとしたため、従動ローラ24の回転軸の偏心に伴う角速度変動、即ち印刷媒体1の搬送速度変動を補正することができ、インク滴を印刷媒体1の目標位置に着弾させることが可能となる。
また、直前のインク滴が吐出された後であっても、次のインク滴吐出タイミングTの算出に必要なロータリエンコーダセンサ31の信号間隔tが検出されるまでは、ダミーカウントTdによって、次のインク滴吐出タイミングTの算出を遅らせることとしたため、ロータリエンコーダ信号よりも短い間隔でインク滴吐出を行う必要がある場合でも、適正な位置にインク滴を着弾させることができる。
また、ローラが従動ローラ24である場合、角度比率Dの検出を、搬送ベルト22によって従動ローラ24が引張られる点とすることにより、搬送ベルト22の移動量と従動ローラ24の回転軸の回転角度、即ち弧の変化量とが対応する。
また、ローラが駆動ローラ23である場合、角度比率Dの検出を、駆動ローラ23によって搬送ベルト22が引張られる点とすることにより、搬送ベルト22の移動量と駆動ローラ23の回転軸の回転角度、即ち弧の変化量とが対応する。
次に、本発明のインクジェットプリンタの他の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図9は、本実施形態のインクジェットプリンタの概略構成を示す平面図である。図9において、印刷媒体1は、図の右方から左方に向けて図の矢印方向に搬送され、その搬送途中の印字領域で印字される、ラインヘッド型インクジェットプリンタである。但し、本実施形態のインクジェットヘッドは一カ所だけでなく、二カ所に分けて配設されている。
図中の符号2は、印刷媒体1の搬送方向上流側に設けられた第1インクジェットヘッド、符号3は、同じく下流側に設けられた第2インクジェットヘッドであり、第1インクジェットヘッド2の下方には印刷媒体1を搬送するための第1搬送部4が設けられ、第2インクジェットヘッド3の下方には第2搬送部5が設けられている。第1搬送部4は、印刷媒体1の搬送方向と交差する方向、即ちノズル列方向に所定の間隔をあけて配設された4本の第1搬送ベルト6で構成され、第2搬送部5は、同じく印刷媒体1の搬送方向と交差する方向(ノズル列方向)に所定の間隔をあけて配設された4本の第2搬送ベルト7で構成される。インクジェットヘッド2,3の構成は、前記第1実施形態と同様である。また、図中の符号14はゲートローラ、符号18はゲートローラモータである。
4本の第1搬送ベルト6と同じく4本の第2搬送ベルト7とは、互いに交互に隣り合うように配設されている。本実施形態では、これらの搬送ベルト6,7のうち、ノズル列方向右側2本の第1搬送ベルト6及び第2搬送ベルト7と、ノズル列方向左側2本の第1搬送ベルト6及び第2搬送ベルト7とを区分する。即ち、ノズル列方向右側2本の第1搬送ベルト6及び第2搬送ベルト7の重合部に右側駆動ローラ8Rが配設され、ノズル列方向左側2本の第1搬送ベルト6及び第2搬送ベルト7の重合部に左側駆動ローラ8Lが配設
され、それより上流側に右側第1従動ローラ9R及び左側第1従動ローラ9Lが配設され、下流側に右側第2従動ローラ10R及び左側第2従動ローラ10Lが配設されている。これらのローラは、一連のように見られるが、実質的には図9の中央部分で分断されている。
そして、ノズル列方向右側2本の第1搬送ベルト6は右側駆動ローラ8R及び右側第1従動ローラ9Rに巻回され、ノズル列方向左側2本の第1搬送ベルト6は左側駆動ローラ8L及び左側第1従動ローラ9Lに巻回され、ノズル列方向右側2本の第2搬送ベルト7は右側駆動ローラ8R及び右側第2従動ローラ10Rに巻回され、ノズル列方向左側2本の第2搬送ベルト7は左側駆動ローラ8L及び左側第2従動ローラ10Lに巻回されており、右側駆動ローラ8Rには右側電動モータ11Rが接続され、左側駆動ローラ8Lには左側電動モータ11Lが接続されている。
従って、右側電動モータ11Rによって右側駆動ローラ8Rを回転駆動すると、ノズル列方向右側2本の第1搬送ベルト6で構成される第1搬送部4及び同じくノズル列方向右側2本の第2搬送ベルト7で構成される第2搬送部5は、互いに同期し且つ同じ速度で移動し、左側電動モータ11Lによって左側駆動ローラ8Lを回転駆動すると、ノズル列方向左側2本の第1搬送ベルト6で構成される第1搬送部4及び同じくノズル列方向左側2本の第2搬送ベルト7で構成される第2搬送部5は、互いに同期し且つ同じ速度で移動する。但し、右側電動モータ11Rと左側電動モータ11Lの回転速度を異なるものとすると、ノズル列方向左右の搬送速度を変えることができ、具体的には右側電動モータ11Rの回転速度を左側電動モータ11Lの回転速度よりも大きくすると、ノズル列方向右側の搬送速度を左側よりも大きくすることができ、左側電動モータ11Lの回転速度を右側電動モータ11Rの回転速度よりも大きくすると、ノズル列方向左側の搬送速度を右側よりも大きくすることができる。このように電動モータ11R、11Lの回転速度を制御することにより、各搬送ベルト6,7で搬送される印刷媒体1の姿勢を制御することが可能となる。
第1インクジェットヘッド2の下方には、当該第1インクジェットヘッド2をクリーニングするための図示しない第1クリーニングキャップが、第2インクジェットヘッド3の下方には、当該第2インクジェットヘッド3をクリーニングするための図示しない第2クリーニングキャップが、夫々配設されている。各クリーニングキャップは、何れも第1搬送部4の4本の第1搬送ベルト6の間、及び第2搬送部5の4本の第2搬送ベルト7の間を通過できる大きさに形成してある。これらのクリーニングキャップは、例えばインクジェットヘッド2,3の下面、即ちノズル面に形成されているノズルを覆い且つ当該ノズル面に密着可能な方形有底のキャップ体と、その底部に配設されたインク吸収体と、キャップ体の底部に接続されたチューブポンプと、キャップ体を昇降する昇降装置とで構成されている。そこで、昇降装置によってキャップ体を上昇してインクジェットヘッド2,3のノズル面に密着する。その状態で、チューブポンプによってキャップ体内を負圧にすると、インクジェットヘッド2,3のノズル面に開設されているノズルからインク滴や気泡が吸い出され、インクジェットヘッド2,3をクリーニングすることができる。クリーニングが終了したら、クリーニングキャップを下降する。場合によっては、ワイパでノズル面をなでて各ノズルのメニスカス(meniscus:インク液面を意味する)を整えるようにしてもよい。
このように、第1搬送部4の4本の第1搬送ベルト6の間及び第2搬送部5の4本の第2搬送ベルト7の間にクリーニングヘッドを通過して、第1インクジェットヘッド2及び第2インクジェットヘッド3をクリーニングすることができる。しかしながら、このようにすると、どちらか一方のインクジェットヘッドだけでは、ワンパスによる全面印刷を行うことができない。そのため、互いに印字できない部分を補うために第1インクジェット
ヘッド2と第2インクジェットヘッド3とを印刷媒体1の搬送方向にずらして配設しているのである。
また、このように、一つの駆動ローラで複数の従動ローラが駆動される場合には、その夫々の従動ローラの偏心の影響で印刷媒体の搬送速度が変動するため、全ての従動ローラ、即ち右側第1従動ローラ9R、左側第1従動ローラ9L、右側第2従動ローラ10R、左側第2従動ローラ10Lの夫々にロータリエンコーダディスク30を取付け、それを個別のロータリエンコーダセンサ31で検出するのが望ましい。検出された従動ローラの回転角度に対するインク滴吐出タイミングの補正方法そのものは、前記第1実施形態と同様でよい。
なお、本発明のインクジェットプリンタは、ロールに搬送ベルトを巻回して印刷媒体を搬送し、その搬送される印刷媒体にインクジェットプリンタからインク滴を吐出するあらゆるタイプのインクジェットプリンタに適用可能である。
本発明のインクジェットプリンタの第1実施形態を示す正面図である。 図1のインクジェットプリンタの制御装置のブロック構成図である。 搬送ベルトのロール回転軸偏心量とインク滴の着弾位置ずれ量の関係を示す説明図である。 ロール偏心量検出点の説明図である。 角度比率の説明図である。 ロール回転角度と角度比率との関係を示す説明図である。 エンコーダ信号間隔と角度比率によるインク滴吐出タイミング算出の説明図である。 インク滴吐出タイミング算出による印字基準信号出力のための演算処理のフローチャートである。 本発明のインクジェットプリンタの他の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1は印刷媒体、2は第1インクジェットヘッド、3は第2インクジェットヘッド、4は第1搬送部、5は第2搬送部、6は第1搬送ベルト、7は第2搬送ベルト、8R,8Lは駆動ローラ、9R,9Lは第1従動ローラ、10R,10Lは第2従動ローラ、11R,11Lは電動モータ、20はインクジェットヘッド、21は搬送部、22は搬送ベルト、23は駆動ローラ、24は従動ローラ、30はロータリエンコーダディスク、31はロータリエンコーダセンサ

Claims (4)

  1. 印刷媒体を搬送するための搬送ベルトと、この搬送ベルトが巻回されたローラと、インクジェットヘッドに設けられた複数のノズルと、各ノズルに対応して設けられたアクチュエータとを備え、搬送ベルトで搬送される印刷媒体に対し、インク滴を吐出すべきノズルのアクチュエータを所定のインク滴吐出タイミングで駆動してインク滴を吐出するインクジェットプリンタにおいて、前記ローラに取付けられたロータリエンコーダと、前記ローラの回転角度に応じた角度比率を予め記憶させた角度比率格納手段と、前記ロータリエンコーダの信号間隔を検出する信号間隔検出手段と、前記信号間隔検出手段で検出されたロータリエンコーダの信号間隔と前記ロータリエンコーダで検出されたローラの回転角度に応じた角度比率とに基づいて前記インク滴吐出タイミングを算出するインク滴吐出タイミング算出手段とを備え、前記角度比率は、前記搬送ベルトが所定の移動量だけ移動するときのローラの実際の回転角度とその間に前記ロータリエンコーダで得られるローラの検出回転角度との比からなることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記インク滴吐出タイミング算出手段は、直前のインク滴が吐出された後であっても、次のインク滴吐出タイミングの算出に必要なロータリエンコーダの信号間隔が前記信号間隔検出手段で検出されるまでは、次のインク滴吐出タイミングの算出を遅らせることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記ローラが従動ローラである場合、角度比率の検出を、搬送ベルトによってローラが引張られる点としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記ローラが駆動ローラである場合、角度比率の検出を、ローラによって搬送ベルトが引張られる点としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
JP2006201675A 2006-07-25 2006-07-25 インクジェットプリンタ Pending JP2008023943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006201675A JP2008023943A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 インクジェットプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006201675A JP2008023943A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 インクジェットプリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008023943A true JP2008023943A (ja) 2008-02-07

Family

ID=39115063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006201675A Pending JP2008023943A (ja) 2006-07-25 2006-07-25 インクジェットプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008023943A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025414A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 偏心量推定装置、回転速度制御装置、画像形成装置及びプログラム
JP2011063022A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Xerox Corp ウェブ印刷システムにおけるプリントヘッドの吐出動作システム
JP2013032007A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Xerox Corp 動的伸張反射印刷のためのシステムおよび方法
WO2017169237A1 (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 コニカミノルタ株式会社 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の記録制御方法
EP3769970A1 (en) * 2019-07-25 2021-01-27 KYOCERA Document Solutions Inc. Ink jet recording apparatus
CN114789873A (zh) * 2021-01-25 2022-07-26 南京以太通信技术有限公司 一种压紧组件、传送装置及喷码机

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025414A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Fuji Xerox Co Ltd 偏心量推定装置、回転速度制御装置、画像形成装置及びプログラム
US8480202B2 (en) 2009-07-21 2013-07-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Eccentricity amount estimation device, rotation velocity control device, image forming apparatus, and computer readable storage medium
JP2011063022A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Xerox Corp ウェブ印刷システムにおけるプリントヘッドの吐出動作システム
JP2013032007A (ja) * 2011-08-02 2013-02-14 Xerox Corp 動的伸張反射印刷のためのシステムおよび方法
WO2017169237A1 (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 コニカミノルタ株式会社 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の記録制御方法
JPWO2017169237A1 (ja) * 2016-03-28 2019-02-07 コニカミノルタ株式会社 インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置の記録制御方法
EP3769970A1 (en) * 2019-07-25 2021-01-27 KYOCERA Document Solutions Inc. Ink jet recording apparatus
CN112277465A (zh) * 2019-07-25 2021-01-29 京瓷办公信息系统株式会社 喷墨记录装置
CN114789873A (zh) * 2021-01-25 2022-07-26 南京以太通信技术有限公司 一种压紧组件、传送装置及喷码机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5003457B2 (ja) 印刷装置
US7918521B2 (en) Droplet ejecting apparatus
JP4872337B2 (ja) 液滴吐出装置
JP2007069555A (ja) インクジェットプリンタ
JP2008023943A (ja) インクジェットプリンタ
JP5163092B2 (ja) インクジェットプリンタのリニアエンコーダ記録方法
JP2007237402A (ja) 液滴吐出装置
JP2007144867A (ja) インクジェットプリンタ
JP2008132707A (ja) インクジェットプリンタ
JP4265655B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP2007276147A (ja) インクジェットプリンタ
JP2008200972A (ja) インクジェットプリンタ
JP2008221672A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法、プログラム
JP2006347039A (ja) インクジェットプリンタ及びその制御装置
US7810923B2 (en) Ink jet printer
JP4826363B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP6852288B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP2007175907A (ja) インクジェットプリンタ
JP2810476B2 (ja) 記録装置および記録装置の制御方法
JP2015189079A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2007210143A (ja) インクジェットプリンタ
JP2007217072A (ja) インクジェットプリンタ
JP2008183771A (ja) インクジェットプリンタ
JP2009113394A (ja) 液体噴射装置、印刷装置、及び液体噴射装置の駆動方法
JP2007276915A (ja) インクジェットプリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110426

A521 Written amendment

Effective date: 20110531

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110726