JP2810476B2 - 記録装置および記録装置の制御方法 - Google Patents

記録装置および記録装置の制御方法

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JP2810476B2
JP2810476B2 JP2064975A JP6497590A JP2810476B2 JP 2810476 B2 JP2810476 B2 JP 2810476B2 JP 2064975 A JP2064975 A JP 2064975A JP 6497590 A JP6497590 A JP 6497590A JP 2810476 B2 JP2810476 B2 JP 2810476B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は紙送り装置、詳細には、例えば、所定の巾の
行の印字及び印字後、所定の巾分だけ副走査を行ない、
次の行を印字して画像を形成するいわゆるBJスキヤンの
プリンタ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、感熱や熱転写、インクジエツトを用いた各種プ
リンタが実用化されている。その中でインクジエツトの
如く液体を噴射して、用紙に印字するプリンタでは印字
中に用紙が伸びる為、高精度な紙送りの為には対策が必
要であった。すなわち、用紙の伸びていない部分、即
ち、印字前の部分を把持するローラで送り量を律速し、
印字後の部分に接触するローラは、単に軽い圧力で、把
持するローラより少し、例えば5%程早く回転させスリ
ツプさせて排出させる事が行なわれていた。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、定形の用紙全面に印字を行なおうとす
ると、第2図に示す如く、印字前のローラ対で送られて
いる間はL1の副走査送りがなされる為、画像はきれいに
つながって次の行の印字がなされるが、印字前のローラ
対から用紙が外れてしまうと、印字後の部分に接触して
いるローラ対で送られる為、L3の副走査送りがなされ
る。そのため、画像がつながらず(L3−L1)に相当する
隙間、即ち、白地の部分が生じてしまう。
従来は、この白地の部分を発生させない為に印字領域
に比較して十分長い紙を使うか、送り精度を犠牲にして
一行目から印字後の部分に接触しているローラ対で送っ
ていた。
本発明は印字前のローラ対で送る事により高精度な送
りを確保しつつ長い紙を使わないで広い印字領域をとる
事のできる装置に関するものである。
尚、L2は、この部分の副走査送り中に印字前のローラ
対から用紙が外れた場合に生ずる過度的送り量でL1とL3
の間の値をとる。行印字の途中から送り量が変化するた
め。
〔課題を解決するための手段(及び作用)〕
上記課題を解決するための本発明の構成は、 印字部を挟んで紙送りの回転体対を有し、印字部へ送
り込む側の回転体対の紙送り速度をV1、印字部から送り
出す側の回転体対の紙送り速度をV2とし、V2>V1とする
と、 紙が送り込み側と送り出し側の両方の回転体対、又は
送り込み側の回転体対のみによって把持されているとき
は送り込み側の速度V1で送られ、 紙の後端が送り込み側の回転体対を抜けると、送り出
し側の回転体対の紙送り速度をV1に制御して紙を送るこ
とを特徴とする記録装置の制御方法であり、 また、 所定の送り方向に紙を送る第1の回転体と、 前記第1の回転体の送り方向下流側に配置され、前記
第1の回転体の周速より早い周速で回転し、所定の送り
方向に紙を送る第2の回転体と、 前記第1および第2の回転体の間に配置され、紙に送
り方向に所定長さの画像の記録を行う記録手段とを有
し、前記記録手段による所定長さの画像記録と、前記第
1、第2回転体による紙送りとを交互に繰り返して記録
を行う記録装置において、 1回の紙送りにおいて、前記第1、第2回転体の双方
によって紙が送られる場合と、途中で紙後端が前記第1
の回転体を通過する場合とで紙の送り量が等しいように
前記第2の回転体を制御する制御手段を有することを特
徴とする記録装置である。
〔実施例〕
第1図において、パルスモータ1に固定されたタイミ
ングプーリ2に架け渡されたタイミングベルト5は、印
字前ローラ6に固定されたタイミングプーリ3と、印字
後ローラ7に固定されたタイミングプーリ4に駆動を伝
える。このタイミングプーリ3、4の歯数は、タイミン
グプーリ2の整数倍になっていると、タイミングプーリ
2の偏心による影響を受けずに済むので好ましい。具体
的な例を挙げると、タイミングプーリ2の歯数を12歯と
するとタイミングプーリ3の歯数は60歯、タイミングプ
ーリ4の歯数も60歯としている。印字後ローラ7の送り
速度V1を印字前ローラ6の送り速度V2より5%早くする
為に、印字後ローラ7の直径は、印字前ローラ6の直径
より5%大きくしてある。
但し、印字前ローラ6と印字後ローラ7の直径を同じ
にしておき、タイミングプーリ4の歯数を57歯として
も、5%の速度差は可能である。この場合は、最後の1
〜2行の送り精度が若干低下するだけで大勢に影響はな
い。
各々のローラ6、7に押し付けて用紙Pを送るバツク
アツプローラ前8と、バツクアツプローラ9は、板バネ
10と、押圧バネ11によって、ローラ6、7に押圧され、
その圧力は、バツクアツプローラ前8にかかる圧力の方
がバツクアツプローラ後9にかかる圧力より十分強くな
る様構成されている。プラテン12は、内部を負圧にする
事により用紙Pを平らに保ち、印字ヘツドHが用紙Pに
対向しながら図面上、紙面表から裏裏に向って往復(主
走査)して印字巾L1の印字が行なわれる。その後、パル
スモータを1回転させて印字前ローラ6が1/5回転し用
紙L1だけ上方に副走査させる。このとき、印字後ローラ
7は用紙を(L1×1.05)の長さ送る量回転するが、用紙
を挟む力が印字前ローラ6の側に比べて弱い為、用紙と
ローラ7はスリツプして用紙は印字前ローラ6で律速さ
れる分、即ちL1だけ送られる。その分、シートの張りは
保たれる。
反射センサ13は、印字前ローラ6とバツクアツプロー
ラ前8とのニツプ部を見ており、用紙Pがニツプ部を通
過した瞬間を検知する。この瞬間において、予め下記に
よって算出されている速度に変換すべく、モータへ入力
するパルス数を切換える。
本実施例で使っているパルスモータ1は、1000パルス
で1回転するタイプのもので、具体的な説明を例1とし
てこの数を使って行なう。
用紙PはヘツドHの印字巾L1の上端に先端を合わせ
て給紙され、用紙をA4サイズ(210×297)とし、一例と
してヘツドが400dpi、256ノズルのヘツドを使うと、印
字巾、即ち副走査送り量はL1は16.256m/mである。又、
印字巾L1の下端と、印字前ローラ6との距離lを20m/m
とすると17回目の副走査送り際中に、用紙は印字前ロー
ラ6から外れるが、この外れた瞬間、即ち、ニツプ部を
通過した瞬間から、用紙は印字後ローラ7の送り速度に
律速されて送られる。従って、このときの副走査送りの
際にパルスモータに印加されていたパルス数をNとする
と、16.256m/m送る為には、 からMを求めてそのパルス数をパルスモータに印加すれ
ば16.256m/mの送りが得られる。
一般式としては、 副走査送り量(印字巾) L1 印字後ローラの送りスピード V2 印字前ローラの送りスピード V1 パルスモータ1パルスで 印字前ローラで送られる長さ L0 記録ヘッドの印字巾の下端 から印字前ローラまでの距離 1 R=V2/V1 とすると、これらの値は全て機械構成等から決まり、
一義的に決まる値である。
用紙が印字前ローラ6によって用紙が搬送されている
ときは1回の副走査送りにおいてパルスモータ1に印可
されるパルス数をN1とすると、 L1=N1×L0 となる。
1回の副走査送りの途中で、センサ13が用紙後端が印
字前ローラ6から外れたことを検知したとき、その回の
副走査において副走査開始からセンサ13の検知信号発生
までにパルスモータ1に印加されたパルス数をNとす
る。その回の副走査においてL1送るためにパルスモータ
1にあとMパルス印加しなければならないとすると、 L0×N+R・L0×M=L1 となり、この式からMを算出すればよい。
次の回の副走査においては印字後ローラ7のみによっ
て用紙が搬送されるので、そのときにL1送るために印可
すべきパルス数M1は、 R・L0×M1=L1 を満たすように決定する。
L1=N1×L0 であるから、 N1=L0×M1 となることは明らかである。
なお、外れたタイミングによってはもう1走査の印字
が必要になることはもちろんである。
以上、予め算出された送り速度が得られるようなモー
タへの入力パルス数を決めておき、第1パルス発生器、
第2パルス発生器を設定する。そして、モータへいずれ
のパルスを入力するかを切換える。
〔他の実施例〕
予め、用紙の長さがわかっていれば、用紙の後端を検
知しなくても送りパルスの制御ができる。A4縦送りの例
で示すと、16.256m/mの印字を行なう場合、17回副走
査、即ち16回の送りを行なうと用紙は17×16.256m/m送
られている為残りが20.648m/mある。従って17回目の送
りのときな0.648m/m送ると、印字前ローラから外れ、印
字後ローラ7で送られる様になる。従ってこの送りパル
スは例1の条件で説明すると、 0.648/0.016256+(16.256−0.648)/0.016256×1.05 ≒954パルスとなる。
次の副走査送りのパルス数は印字後ローラ7でのみ送
られる為、 1000/1.05952パルスとなる。
一般式としては 用紙の長さをLPとし L1×n<LP−l≦L1×(n+1)を満たす整数をnと
するとn回目の送りの為にパルスモータ1に印加するパ
ルス数は {(LP−l)−L1× n}/L0+L1−{(LP+l)−L1×n}/L0×1.05とな
る。
この実施例では紙の全長、一般的には紙サイズを入力
してやれば紙後端の検知をしなくともよい。
尚、次の副走査送りの為のパルス数は、 L1/L0×1.05となるのは実施例1と同様である。
第3図で用紙後端をセンサ131で印字前ローラの更に
前で検知する例について説明する。
この場合は、用紙後端を検知してl0の長さは印字前ロ
ーラで送られるから用紙後端を検知した瞬間までに印加
されたパルス数をNとすると、 L0(N+l0/L0)+M×L0×R=L1を満たすMパルス
数を印加すればよい。但し、これはL0(N+l0/L0)≦L
1のときで L0(N+l0/L0)>L1のときはこの回よりあとで印字
ローラから用紙後端が抜ける為、この回の印加パルス数
は L1/L0パルスとなり、次の副走査のときに用紙後端が
抜けるとするとその回の印加パルス数は、 となる。ただし、l0−(L1/L0−N)×L0 は印字前ローラより下(上流)にある用紙の長さであ
る。又、用紙が印字前ローラから外れると用紙本来の形
になろうとして浮いたり、カールしたりするが、本願で
はフアンFにて、プラテン12内の空気を負圧にして、用
紙後端の部分を平面に保持する為、ヘツドHと用紙Pが
こすったりして用紙やヘツドの破損になる事はなく、全
面への印字ができる。
〔記録手段の実施例〕
記録手段は搬送手段で搬送された記録シートにインク
像を記録するものである。この装置に於ける記録手段と
してはインクジエツト記録方式が好適に用いられる。
インクジエツト記録方式は記録用のインク液を飛翔液
滴として吐出噴射させるための液体吐出口と、該吐出口
に連通する液体流路、及びこの液体流路の一部に設けら
れ、流路内のインク液を飛翔させるための吐出エネルギ
ーを与える吐出エネルギー発生手段とを備えている。そ
して画信号に応じて前記吐出エネルギー発生手段を駆動
し、インク液滴を吐出して像を記録するものである。
前記吐出エネルギー発生手段としては、例えばピエゾ
素子等の電気機械変換体等の圧力エネルギー発生手段を
用いる方法、レーザー等の電磁波をインク液に照射吸収
させて発熱させ、該発熱による作用でインクを吐出させ
る電磁エネルギー発生手段を用いる方法、或いは電気熱
変換体によってインク液を加熱してインクを吐出させる
熱エネルギー発生手段を用いる方法等がある。この中で
電気熱変換体等による熱エネルギー発生手段を用いてイ
ンクを吐出させる方式が、液体吐出口を高密度に配列し
得るために高解像度の記録をすることが出来、且つ記録
ヘツドのコンパクト化も可能であるので好適である。
本実施例では記録手段として前記インクジエツト記録
方式の1つであるシリアル型のバブルジエツト記録方式
を用いている。
第5図は記録手段を構成する記録ヘツドの分解構成
説明図であり、第5図(a)〜(g)はバブルジエツト
記録原理の説明図である。なおその代表的な構成や原理
については、例えば、米国特許第4,723,239号明細書、
同第4,740,796号明細書に開示されている。
第5図に於いて、aはヒータボードであり、シリコ
ン基板上に電気熱変換体(吐出ヒータ)b、これに電
力を供給するアルミニウム等の電極cとが成膜されて
配設されている。このヒータボードaに対して、記録
用液体の液路(ノズル)dを仕切るための隔壁を有す
る天板eを接着することにより構成されている。また
装置の所定位置には前記記録ヘツドにインクを供給す
るためのインクカートリツジが交換可能に取り付けられ
ている。
前記インクカートリツジから導管を介して供給された
インクは、天板eに設けられた供給口fより記録ヘ
ツド内に共通液室gに充填され、この共通液室g
より各ノズルd内に導かれる。これらのノズルdに
はインク吐出口hが形成されており、また前記吐出口
hは前記記録ヘツドの記録シートに対向してシート
搬送方向に所定ピツチで形成されている。
本実施例では前記構成の記録ヘツドが往復移動可能
なキヤリツジに搭載され、キヤリツジの移動に同期して
前記記録ヘツドからインクを吐出、飛翔させて記録を
行なうものである。
ここで前記バブルジエツト記録方式におけるインク飛
翔原理を第6図(a)〜(b)を参照して説明する。
定常状態では第6図(a)に示すように、ノズルd
内に充填されているインクは吐出口面で表面張力と外
圧が平衡している。この状態でインクを飛翔させる場
合には、ノズルd内の電気熱変換体bに通電し、そ
のノズルd内のインクに該沸騰を越えて急速な温度上
昇を生じさせる。すると、第6図(b)に示すように、
電気熱変換体bに隣接したインクが加熱されて微小気
泡(バブル)を生じ、該加熱部分のインクが気化して膜
沸騰を生じ、第6図(c)に示すように前記気泡が急
速に成長する。
前記気泡が第6図(d)に示す如く最大に成長する
と、ノズルd内の吐出口からインク液滴が押し出され
る。そして電気熱変換体bへの通電を終了すると、第
6図eに示すように、成長した気泡はノズルd内の
インクにより冷却されて収縮し、この気泡の成長、収
縮によってインク液滴が吐出口から飛翔する。更に第6
図(f)に示すように電気熱変換体b面にインクが接
触して急激に冷却され、気泡は消滅するか又は殆ど無
視し得る程度の体積に収縮する。そして前記気泡が収
縮すると、第6図(g)に示すようにノズルd内には
毛細管現象によって共通液室gからインクが供給さ
れ、次の通電に備えるものである。
従って、キヤリツジを往復移動させると共に、この移
動と同期させて画信号に応じて前記電気熱変換体bに
通電することによって記録シートにインク像が記録され
る。
尚、前記インクジエツト記録方式にあってはキヤリツ
ジの移動範囲端部に回復手段を設けるのが好ましい。
前記回復手段は非記録時等に前記記録ヘツドのイン
ク吐出面を覆うことによって、記録ヘツドの吐出付近
のインクの乾燥や、これに伴う固化を防止する機能を有
するものである。またこの回復手段にポンプを接続し、
インクの吐出不良や除去或いはそれらの予防のためにポ
ンプを駆動し、その吸引力によって吐出口からインクを
吸引して回復処理を行なうようにすると良い。
〔記録手段の他の実施例〕
記録手段の構成としては、上述の吐出口、液路、電気
熱変換体の組合せの他に、熱作用部が屈曲する領域に配
置されている米国特許第4558333号明細書、特開昭59−1
23670号公報等に開示されているものも採用することが
出来る。
また前述した記録手段は、記録装置に装着したインク
カートリツジから記録ヘツドへインクを供給するように
した例を示したが、記録ヘツド内にインク収容室を設
け、該インク収容室のインクが無くなった場合には記録
ヘツドを交換するようにした使い捨て型(デイスポーザ
ブルタイプ)の記録ヘツドを用いるようにしても良い。
また前述した実施例ではシリアル型のバブルジエツト
記録方式を例示したが、ライン型の記録方式に適用する
ことも出来る。
ここでフルカラー記録が可能なライン型のバブルジエ
ツト方式について簡単に説明する。
第7図に於いて、記録シートは駆動回転する上流側
搬送ローラa及びこれに圧接して従動回転するピンチ
ローラb、c、駆動回転する下流側搬送ローラa
及びこれに圧接して従動回転するピンチローラbによ
って矢印x方向へ搬送可能に構成されている。
前記上下流側搬送ローラa、a間には記録シート
に対向するように、4個の記録ヘツドa、b、
c、dがシート搬送方向上流側から下流側へ向かって
順に配設されている。この記録ヘツドa〜dは記録
シートの全幅に亙って記録が可能なライン型のバブル
ジエツト記録ヘツドであり、夫々の記録ヘツドa〜
dへは図示しないインクカートリツジからインクが供給
される如く構成されている。そして記録ヘツドaには
ブラツクインク、記録ヘツドbにはイエローインク、
記録ヘツドcにはマゼンタインク、記録ヘツドdに
はシアンインクが夫々供給され、各記録ヘツドa〜
dは供給されるインク色に対応した色信号に基づいて駆
動し、ノズルからインク液滴を吐出するように構成され
ている。
従って、記録シートを矢印x方向へ搬送すると共
に、その搬送に同期して各記録ヘツドa〜dを駆動
することによって記録シートに対してフルカラー記録
を行なうことが出来る。
尚、第7図に於いて、記録ヘツド7aの下方には、非記
録時或いは不使用のノズルがある等の場合に、インク吐
出口の増粘インクや固着インク等を除去してインク吐出
回復処理を行なう回復系が設けてある。この回復系
は回復処理を行なう際には、記録シートに代わって、
各記録ヘツドa〜dの各ノズルに対向させることが
出来る。尚、上記記録ヘツドa〜dは、適切なタイ
ミングで予備加熱を行なうため、その吐出回復処理の起
動回数は低減される。
更に本発明は記録手段として前述したバブルジエツト
記録方式に限定する必要はない。例えば熱溶融性インク
を塗布したインクシートを画信号に応じて加熱し、溶融
したインクを記録シートに転写する所謂熱転写記録方
式、熱によって発色する記録シートを画信号に応じて加
熱する所謂感熱記録方式、画信号に応じてインクリボン
をワイヤーによって叩いて記録する所謂ワイヤードツト
記録方式等、種々の記録方式を採用することが出来る。
従って、記録ヘツドも前述したバブルジエツトヘツドに
限定されず、例えばサーマルヘツド、ワイヤドツトヘツ
ド、デイジーホイールヘツド等を使用することが出来
る。
尚、前述したインクジエツト或いはバブルジエツト記
録方式等を用いた記録装置の形態としては、コンピユー
タ等の情報処理機器の画像出力端末としてのプリンタと
して用いられる他、リーダー等と組合わせた複写装置、
更には送受信機能を有するフアクシミリ装置等として用
いられる。
以上説明した如く例えば、用紙の後端を検知又は用紙
の全長を指示する事により、印字後のローラのみで用紙
を送る長さが判る為、用紙全体に書き込みを行なう事が
出来、従来生じていた印字前ローラを用紙が抜けたあと
の印字の間隔が伸びてしまうといった欠点を防止出来
る。従って、用紙送り精度のよい、印字前ローラで用紙
のほとんどの領域を副走査送りしながら最後の1又は2
走査を印字後ローラによる送り量を補正する為、不必要
に長い用紙を用いることなく用紙全面への印字ができ
る。
〔発明の効果〕
本発明に係る給紙装置、及びこの給紙装置を備える記
録装置は記録間隔を一定に保つことができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す横断面図、 第2図は従来の機械による印字例、 第3図は用紙の検知位置を変えた他の実施例の横断面
図、 第4図は制御ブロツク図、 第5図は記録ヘツドの分解構成説明図、 第6図(a)〜(g)はバブルジエツト記録原理の説明
図、 第7図はライン型記録手段の構成説明図である。 1……パルスモータ 6……印字前ローラ 7……印字後ローラ 8……バツクアツプローラ前 9……バツクアツプローラ後 P……用紙

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字部を挟んで紙送りの回転体対を有し、
    印字部へ送り込む側の回転体対の紙送り速度をV1、印字
    部から送り出す側の回転体対の紙送り速度をV2とし、V2
    >V1とすると、 紙が送り込み側と送り出し側の両方の回転体対、又は送
    り込み側の回転体対のみによって把持されているときは
    送り込み側の速度V1で送られ、 紙の後端が送り込み側の回転体対を抜けると、送り出し
    側の回転体対の紙送り速度をV1に制御して紙を送ること
    を特徴とする記録装置の制御方法。
  2. 【請求項2】印字部を挟んで紙送りの回転体対を有し、
    印字部へ送り込む側の回転体対の紙送り速度をV1、印字
    部から送り出す側の回転体対の紙送り速度をV2とし、V2
    >V1とすると、 紙が送り込み側と送り出し側の両方の回転体対、又は送
    り込み側の回転体対のみによって把持されているときは
    送り込み側の速度V1で送られ、 紙の後端が送り込み側の回転体対を抜けると、送り出し
    側の回転体対の紙送り速度をV1に制御して、さらに印字
    を行うことを特徴とする記録装置の制御方法。
  3. 【請求項3】記録手段を挟んで紙送りのためのパルスモ
    ータによって駆動される回転体対を有し、前記記録手段
    による印字と、前記回転体対による紙送りとを交互に繰
    り返して記録を行う記録装置において、 印字部へ送り込む側の回転体対の紙送り速度をV1、印字
    部から送り出す側の回転体対の紙送り速度をV2、紙が送
    り込み側と送り出し側の両方の回転体対によって把持さ
    れているか、又は送り込み側の回転体対のみによって把
    持されているときに1回の紙送りにおいてパルスモータ
    に印可されるパルス数をN1とし、 V2/V1=R とすると、 紙が送り出し側の回転体対のみによって把持されている
    ときに1回の紙送りにおいてパルスモータに印可される
    パルス数M1は N1=M1×R を満たすように前記パルスモータを制御する記録装置。
  4. 【請求項4】前記記録手段はインクを吐出して記録を行
    う請求項3に記載の記録装置
  5. 【請求項5】所定の送り方向に紙を送る第1の回転体
    と、 前記第1の回転体の送り方向下流側に配置され、前記第
    1の回転体の周速より速い周速で回転し、所定の送り方
    向に紙を送る第2の回転体と、 前記第1および第2の回転体の間に配置され、紙の送り
    方向に所定長さの画像の記録を行う記録手段とを有し、
    前記記録手段による所定長さの画像記録と、前記第1、
    第2回転体対による紙送りとを交互に繰り返して記録を
    行う記録装置において、 1回の紙送り量が、紙後端が前記第1の回転体を通過す
    る前と、通過した後とで等しいように前記第2の回転体
    を制御する制御手段を有することを特徴とする記録装
    置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は紙後端が前記第1の回転体
    を通過した後は、通過する前よりも1回の紙送りにおけ
    る前記第2の回転体の回転量を減らす請求項4に記載の
    記録装置。
  7. 【請求項7】前記記録手段はインクを吐出して記録を行
    う請求項5に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】前記記録手段は熱エネルギーを利用してイ
    ンクを吐出する請求項7に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】所定の送り方向に紙を送る第1の回転体
    と、 前記第1の回転体の送り方向下流側に配置され、前記第
    1の回転体の周速より速い周速で回転し、所定の送り方
    向に紙を送る第2の回転体と、 前記第1および第2の回転体の間に配置され、紙に送り
    方向に所定長さの画像の記録を行う記録手段とを有し、
    前記記録手段による所定長さの画像記録と、前記第1、
    第2回転体による紙送りとを交互に繰り返して記録を行
    う記録装置において、 1回の紙送りにおいて、前記第1、第2回転体の双方に
    よって紙が送られる場合と、途中で紙後端が前記第1の
    回転体を通過する場合とで紙の送り量が等しいように前
    記第2の回転体を制御する制御手段を有することを特徴
    とする記録装置。
  10. 【請求項10】前記制御手段は、1回の紙送りの途中で
    紙後端が前記第1の回転体を通過する場合は、通過しな
    い場合よりも1回の紙送りにおける前記第2の回転体の
    回転量を減らす請求項9に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】前記記録手段はインクを吐出して記録を
    行う請求項9に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】前記記録手段は熱エネルギーを利用して
    インクを吐出する請求項11に記載の記録装置。
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