JP2820433B2 - レジストレーション補正装置 - Google Patents

レジストレーション補正装置

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JP2820433B2 JP1136136A JP13613689A JP2820433B2 JP 2820433 B2 JP2820433 B2 JP 2820433B2 JP 1136136 A JP1136136 A JP 1136136A JP 13613689 A JP13613689 A JP 13613689A JP 2820433 B2 JP2820433 B2 JP 2820433B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の記録ヘッドより搬送される記録媒
体に画像/文字を記録する記録装置に係り、特に各記録
ヘッドの書出し位置を補正するレジストレーション補正
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
記録ヘッドから記録液を吐出させて文字や画像等の情
報記録を行なわせるこの種の液体噴射記録装置として従
来から知られているものに、シリアル型記録装置やフル
ライン型記録装置がある。
前者のシリアル型記録装置は、被記録材を保持するプ
ラテンに沿ってキャリッジを移動させながらキャリジ搭
載の記録ヘッドにより記録が行なわれるとともに、キャ
リッジの移動方向とは直角な方向にシート送りがなされ
る形態のものであり、後者のフルライン型記録装置は記
録ヘッドに主走査方向の記録幅にわたって配設された、
例えばインク吐出口を具え、このような記録ヘッドを記
録材に対し、副走査方向に相対移動させながら記録を行
なう形態となっている。
そして、上記の形態をとりながら、記録ヘッドを複数
配設することで、単色記録のみならず、カラー記録をも
行なえるように構成された装置も提案されている。
第7図は従来の記録装置の搬送制御機構を説明する制
御構成図であり、51は記録媒体となるカット紙であり、
レジストローラ52により副走査方向の書込みタイミング
がとられた後、矢印方向に搬送される。
53は紙押えローラで、搬送ベルト54にのったカット紙
51の移動を制限する。55は駆動ローラで、搬送ベルト54
が一定の張力をもって巻回されている。56は帯電器で、
搬送ベルト54上のカット紙51を搬送ベルト54に静電吸着
させる。
57は排紙トレイで、記録処理が完了したカット紙51を
積載排紙させる。58〜61は画像バッファで、カラー画像
を再現するためのイエロー,マゼンタ,シアン,ブラッ
クの各色に対応する色データが制御部62からの書込み制
御信号に基づいて記憶される。なお、制御部62は、レジ
ストローラ52が駆動してから所定間隔で各画像バッファ
58〜61より各色の色データを読み出し、記録ヘッド63〜
66に出力し、カット紙51に各色画像を記録する。67〜70
はメモリ制御線で、制御部62からの書込み制御信号を各
画像バッファ58〜61に転送する。71,73,75,77はデータ
線で、各画像バッファ58〜61から読み出された各色デー
タを各記録ヘッド63〜66へ転送する。72,74,76,78は記
録制御線で、制御部62から記録ヘッド63〜66に出力され
た記録タイミング信号を転送する。
79はスタート信号で、図示しないホストより出力され
る。
次に記録動作について説明する。
このように複数の記録ヘッド63〜66を配した記録装置
において、レジストローラ52により副走査方向の画像記
録タイミングがとられた後、カット紙51が給紙される
と、帯電器56によりカット紙51は搬送ベルト54に吸着さ
れて搬送される。これに並行して、制御部62に対してス
タート信号79により記録動作開始指令が出力されると、
第1の記録ヘッドとなる記録ヘッド66に対してはカット
紙51の先頭から記録するタイミングで画像バッファ61よ
り画像データ(色データ)を読み出し、記録ヘッド66に
よりカット紙51に記録を開始する。
同様に、第2〜第4の記録ヘッドとなる記録ヘッド65
〜63に対しては直前のヘッドとの距離分のタイミングを
とり、各色の画像バッファ60〜58から読み出した画像デ
ータを各色の記録ヘッド65〜63により、カット紙51に記
録され、その結果としてフルカラー画像が形成され排紙
トレイ57に排紙される。
〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、記録媒体となるカット紙51を搬送する搬送
ベルト54には製造工程で生じる厚みムラおよび駆動ロー
ラ55の真円度ムラがあるため、第8図に示すようにカッ
ト紙51の搬送速度に周期的な変動が発生する。
第8図は搬送ベルト54の速度ムラ特性を説明する特性
図であり、縦軸歯ベルト速度を示し、横軸は時間を示
す。
この図において、Iは速度曲線を示し、Tはベルト1
周分の周期を示し、Hは最大速度変動量を示す。
この図から解るように、搬送ベルト54の製造工程で生
じる厚みムラおよび駆動ローラ55の真円度ムラにより、
搬送ベルト54が1周する間に通常の基準搬送速度V0より
もプラス側(加速)およびマイナス側(減速)に速度が
シフトする。この結果、レジストローラ52からカット紙
51が搬送されてから、各記録ヘッド66〜63間に到達する
時間がばらつき、各記録ヘッド66〜63の書込みタイミン
グが微妙にずれてレジストレーションが一致しなくな
る。特に、カラー画像の場合には、極小の色ずれが発生
しても色のにじみが発生し、カラー画像品位を著しく低
下させてしまう重大な問題点があった。
また、記録媒体を搬送する搬送手段の搬送速度を検出
する検出ローラにも加工上の真円誤差等が有るため、搬
送手段の速度が正常で有っても、誤って誤差を検出して
しまい、結果として各色のレジストレーションがずれて
しまう問題があった。
この発明は、上記の問題点を解決するためになされた
もので、記録媒体を搬送する搬送手段の搬送速度を検出
する速度検出ローラによる検出誤差を考慮しながら記録
媒体を搬送する搬送手段の搬送速度をモニタして各記録
媒体の書込みタイミングを調整することにより、記録媒
体の搬送速度ムラに起因する書込みタイミングずれを相
殺して、各記録手段のレジストレーションを常に一致さ
せることができるレジストレーション補正装置を得るこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るレジストレーション補正装置は、搬送
手段の搬送速度を検出する速度検出ローラと、この速度
検出ローラの検出誤差量を検出する誤差検出手段と、こ
の誤差検出手段により検出された検出誤差量に基づいて
速度検出ローラにより検出される搬送手段の搬送速度情
報を補正する補正手段と、この補正手段から出力される
補正速度情報に基づいて各記録手段の画像記録タイミン
グを調整するタイミング調整手段とを設けたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、速度検出ローラが搬送手段の搬
送速度の検出を開始すると、これに並行して誤差検出手
段による速度検出ローラの検出誤差量の検出処理が開始
され、誤差検出手段が検出誤差量を検出すると、速度検
出ローラにより検出された搬送手段の搬送速度情報を検
出誤差量に基づいて補正する速度補正情報を生成する。
これを受けて、タイミング調整手段が検出された搬送
速度を補正手段から出力される補正速度情報に基づいて
各記録手段の画像記録タイミングを調整し、搬送手段の
速度ムラを相殺したタイミングで記録媒体に対して各色
画像データに基づく画像の記録を開始する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すレジストレーショ
ン補正装置の構成を説明する制御構成ブロック図であ
り、第7図と同一のものには同一の符号を付してある。
この図において、1は速度検出器で、例えばピックア
ップローラ1aとロータリエンコーダから構成され、ロー
タリエンコーダからのパルスをモニタしてその位相から
速度状態を制御部が認知する。なお、速度検出器1は、
光学的な光センサで構成しても良い。さらに、速度検出
器1は、カット紙51の搬送の妨げとならないように、搬
送ベルト54の側端部に配置される。
制御部2は、この発明のタイミング調整手段を兼ねて
おり、速度検出器1が搬送手段となる搬送ベルト54の搬
送速度状態を検出すると、その出力から搬送ベルト54の
搬送速度状態を把握し、例えば搬送速度が通常の基準搬
送速度V0よりも超過したと認知した場合は、記録ヘッド
66〜63の画像記録タイミングを後述するようピックアッ
プローラ1aの検知誤差を考慮して補正しながら早め、ま
た搬送速度が通常の基準搬送速度V0よりも低下したと認
知した場合は、記録ヘッド66〜63の画像記録タイミング
を後述するようピックアップローラ1aの検知誤差を考慮
して補正しながら遅め、搬送ベルト54の速度ムラを相殺
し、実質的に正規の画像記録タイミングでカット紙51の
画像記録を開始し、各色画像のレジストレーションを一
致させる。速度検出ローラを構成するピックアップロー
ラ1aが搬送手段となる搬送ベルト54の搬送速度の検出を
開始すると、これに並行して誤差検出手段を構成する外
周長カウンタ,ルックアップテーブル等(後述する)に
よるピックアップローラ1aの検出誤差量(主として偏芯
量に起因する)の検出処理が開始され、誤差検出手段が
検出誤差量を検出すると、ピックアップローラ1aにより
検出された搬送ベルト54の搬送速度情報を検出誤差量に
基づいて補正する速度補正情報を生成する。
これを受けて、制御部2(この実施例では補正手段と
タイミング調整手段を兼ねる)がピックアップローラ1a
により検出した搬送速度を生成された検出誤差量に基づ
いて補正して補正速度情報を生成する。そして、この補
正速度情報に基づいて各記録手段(この実施例では各記
録ヘッド66〜63)の画像記録タイミングを調整し、搬送
ベルト54の速度ムラを相殺したタイミングで記録媒体
(カット紙51)に対して各色画像データに基づく画像の
記録を開始する。
第2図,第3図は、第1図に示した記録ヘッド66〜63
の構成を説明する断面図およびそのインク吐出原理説明
図であり、例えばバブルジェット型の記録ヘッドの場合
を示してある。
これらの図において、11はヘッド本体で、記録用イン
ク12に対して発熱体13より入力された電気エネルギーに
応じて熱を加える。14は気泡である。
記録用インク12に対して発熱体13より入力された電気
エネルギーに応じた熱が与えられると、吐出口15に気泡
14が発生し、この気泡14により吐出口16よりインク滴17
が記録媒体面に吐出される。
なお、この実施例では、印字解像度、例えば400DPIに
基づき、A4短手方向にフルラインとなるようにヘッド本
体11が1列に配列され、主走査方向に対して3360個のド
ット印字が可能となっている。
次に、第4図および第5図を参照しながら第1図に示
した各記録ヘッド63〜66の記録開始タイミング調整処理
動作について説明する。
第4図は、第2図に示したヘッド本体11からなるバブ
ルジェット記録ヘッドの駆動回路図であり、13−1〜13
−Nは発熱体で、3360ドット分個別にあり、一端がヒー
タ電源HVにそれぞれ接続され、他方がスイッチングトラ
ンジスタTR1〜TRNのコレクタ側に接続されている。スイ
ッチングトランジスタTR1〜TRNのベース側はアンドゲー
トG1〜GNの出力が入力される。アンドゲートG1〜GNは、
ヒートパルスHPとラッチ回路22−1〜22−Nのラッチ出
力とのアンドを取り、そのアンド出力によりスイッチン
グトランジスタTR1〜TRNをオン/オフ制御する。
21−1〜21−Nはシフトレジスタで、各画像バッファ
58〜61に記憶された1ライン分、すなわち3360ドット分
のデータDをデータクロックDCLKに同期しながら順次転
送する。なお、ラッチ回路22−1−22−Nは、ラッチパ
ルスLPに同期してシフトレジスタ21−1−21−Nに転送
されたデータDをラッチアップする。
第5図は、第4図の動作を説明するタイミングチャー
トであり、第4図と同一のものには同一の符号を付して
ある。
制御部2からメモリ制御線70を介して発生されるスタ
ート信号79により、画像バッファ61からデータDが読み
出されると、このデータDがデータ線77を介して記録ヘ
ッド66に組み込まれたシフトレジスタ(例えばLS164)2
1−1〜21−Nに入力され、順次1走査分、すなわち336
0個のドット分のデータDが転送される。そして、1走
査分のデータDを転送し終えると、制御部2より記録制
御線78を介してラッチパルスLPが入力され、同様に記録
ヘッド66に組み込まれたラッチ回路(例えばLS374)22
−1〜22−Nにラッチされる。
そして、制御部2では、内部カウンタでカウントして
いるラインクロックLCLKに対して、各走査線毎の速度変
動量を補正したタイミングでヒートパルスHPを記録制御
線78を介して記録ヘッド66に入力する(この実施例にお
いては、第5図に示されるように、ラインクロックLCLK
が立ち上がってから調整時間t1,t2,t3経過後ヒートパル
スHPが出力される)。
これにより、記録ヘッド66に組み込まれたアンドゲー
トG1〜GNが作動して、そのアンド出力で後段のスイッチ
ングトランジスタTR1〜TRNをON/OFFさせ、印字すべきド
ットの発熱体13−1〜13−Nを選択的に通電して画像記
録を実行する。
以上は、上記速度検出器1のピックアップローラ1a等
に誤差が発生しないことを前提としているが、実際には
ピックアップローラ1aの偏芯等により検出誤差を生ず
る。
そこで、ピックアップローラ1aの偏芯等により検出誤
差を相殺するタイミングを考慮してヒートパルスHPの出
力タイミングをさらに調整する。
第6図は、第5図に示したヒートパルスHPの出力タイ
ミングを説明するブロック図であり、第1図と同一のも
のには同一の符号を付してある。
図において、31は外周長カウンタで、速度検出器1か
ら1ライン当たり出力されるパルス41(偏芯等がないと
仮定したパルス数を「20」としている)をカウントしピ
ックアップローラ1aの外周長(この実施例でが30mm)を
検出する。これにより、ピックアップローラ1a(速度検
出ローラ)が1回転すると、400DPI(ドットパーイン
チ)では、総カウント値は30×16×20で、9600となる。
従って、14ビットのカウンタで構成される。
32はルックアップテーブルで、外周長カウンタ31が基
準位置を示すゼロパルスZP(ピックアップローラ1aの1
回転につき1パルス出力される)入力までにカウントし
た値により定まる補正値(ピックアップローラ1aの偏芯
等による検出誤差を相殺する)を個別に記憶しており、
カウント値に対応する補正基準値PA(20前後の値)をコ
ンパレータ33に入力ポートAに対して出力する。
34はタイミングカウンタで、速度検出器1から1ライ
ン当たり出力されるパルス41(速度状態により変動する
20前後の値)をカウントし、コンパレータ33の入力ポー
トBにカウント値PBを出力する。コンパレータ33は、速
度検出器1から1ライン当たり出力されるカウント値PB
(速度状態により変動する)が補正基準値PAとカウント
値PBとが一致するタイミングでヒートパルスHPを出力す
る。なお、このヒートパルスHPでタイミングカウンタ34
の値をリセットする。また、ルックアップテーブル32と
外周長カウンタ31により誤差検出手段が構成され、ピッ
クアップローラ1aの偏芯に起因した誤差量を検出する。
次に動作について説明する。
速度検出器1から出力されるパルス41により外周長カ
ウンタ31は順次カウントアップされ、ピックアップロー
ラ1aが1回転する毎にゼロパルスZPによりリセットされ
る。この外周長カウンタ31の出力はルップアップテーブ
ル32に入力され、あらかじめ偏芯量を補正するデータ、
すなわち補正基準値PAがデータ線を介してコンパレータ
33の入力ポートAに出力される。
一方、タイミングカウンタ34では、常に速度検出器1
から1ライン毎に、例えば20パルス程度出力されるパル
ス41をカウントしており、この値(カウント値PB)をデ
ータ線によりコンパレータ33の入力ポートBに入力して
いる。
コンパレータ33では、ルックアップテーブル32からの
出力とタイミングカウンタ34からの出力が一致(正規の
タイミング)したらヒートパルスHPを出力し、各記録ヘ
ッド66〜63による1ラインの画像記録が開始される。
また、ヒートパルスHPの出力と同時にタイミングカウ
ンタ34の内容がリセットされる。
これにより、正常な速度検知が行なわれる所では、20
パルス/1ラインでヒートパルスHPを発し、ピックアップ
ローラ1aの偏芯量が大きいところでは、20パルスより多
いかあるいは少ない所でヒートパルスHPが出力される。
従って、各色のレジストレーションのずれが無い印字が
行なわれる。
なお、ルックアップテーブル(LUT)32の内容は、あ
らかじめROM化しても良いし、ある一定の周期(例えば
プリント前,数10枚プリント毎等)でサンプリングし
て、制御部2に設けるRAM上に書き換え可能に構築して
も良い。
また、上記実施例ではバブルジェットプリンタにこの
発明を適用する場合について説明したが、その他のプリ
ンタ装置、例えばフルラインサーマルヘッドまたは電子
写真用のドラムを複数個配設した構成の装置にも容易に
適用することができる。
さらに、上記実施例では記録媒体となるカット紙51を
搬送ベルト54に静電吸着させる場合について説明した
が、グリッパ等でドラムに記録媒体を巻き付ける搬送手
段であっても同様にこの発明を容易に適用できる。
また、上記実施例では、第4図で3360個のドットを一
斉に駆動させる場合について説明したが、一般には電源
等の事情によりいくつかに分割(例えば64個ずつ)して
駆動することとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は搬送手段の搬送速度
を検出する速度検出ローラと、この速度検出ローラの検
出誤差量を検出する誤差検出手段と、この誤差検出手段
により検出された検出誤差量に基づいて速度検出ローラ
により検出される搬送手段の搬送速度情報を補正する補
正手段と、この補正手段から出力される補正速度情報に
基づいて各記録手段の画像記録タイミングを調整するタ
イミング調整手段とを設けたので、記録媒体の搬送手段
の速度変動量に基づいて副走査方向の記録開始タイミン
グを調整する際に、速度検出ローラの偏芯等起因した回
転誤差を相殺し、かつ搬送ベルトの搬送速度に対応しな
がら各記録手段の画像記録タイミングを調整できる。
従って、速度検出ローラの加工精度を緩和し、速度検
出ローラの製造コストを低減できる。そして、速度検出
ローラに多少の偏芯が存在しても、常に各色画像のレジ
ストレーションを精度良く一致させることが可能とな
り、鮮明な高品位カラー画像を出力できる優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すレジストレーション
補正装置の構成を説明する制御構成ブロック図、第2
図,第3図は、第1図に示した記録ヘッドの構成を説明
する断面図およびそのインク吐出原理説明図、第4図
は、第2図に示したヘッド本体からなるバブルジェット
記録ヘッドの駆動回路図、第5図は、第4図の動作を説
明するタイミングチャート、第6図は、第5図に示した
ヒートパルスの出力タイミングを説明するブロック図、
第7図は従来の記録装置の搬送制御機構を説明する制御
構成図、第8図は搬送ベルトの速度ムラ特性を説明する
特性図である。 図中、1は速度検出器、2は制御部、51はカット紙、52
はレジストローラ、54は搬送ベルト、63〜66は記録ヘッ
ドである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷中 俊之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 ▲高▼橋 美彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 山本 恒介 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 高宮 誠 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−242964(JP,A) 特開 昭60−145865(JP,A) 特開 昭64−63145(JP,A) 特開 昭63−192073(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/21 B41J 2/525 G03G 15/01 B41J 2/325

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各色画像データに基づいて記録媒体に画像
    を記録する複数の記録手段と、これらの記録手段に記録
    媒体を搬送する搬送手段とを有し、順次各記録手段が搬
    送される記録媒体に色画像を重畳印字する記録装置にお
    いて、前記搬送手段の搬送速度を検出する速度検出ロー
    ラと、この速度検出ローラの検出誤差量を検出する誤差
    検出手段と、この誤差検出手段により検出された検出誤
    差量に基づいて前記速度検出ローラにより検出される搬
    送手段の搬送速度情報を補正する補正手段と、この補正
    手段から出力される補正速度情報に基づいて各記録手段
    の画像記録タイミングを調整するタイミング調整手段と
    を具備したことを特徴とするレジストレーション補正装
    置。
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