JPH1116948A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1116948A
JPH1116948A JP16704997A JP16704997A JPH1116948A JP H1116948 A JPH1116948 A JP H1116948A JP 16704997 A JP16704997 A JP 16704997A JP 16704997 A JP16704997 A JP 16704997A JP H1116948 A JPH1116948 A JP H1116948A
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JP
Japan
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semiconductor chip
semiconductor device
protruding electrode
electrical connection
semiconductor
Prior art date
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Withdrawn
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JP16704997A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Yajima
秀彦 矢島
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体装置、特に液晶を駆動する装置の突起電
極に関する。フェースダウンボンディングにおいて、半
導体チップの出力端子側と入力端子側の突起電極の面積
比が大きい場合、半導体チップが均一にガラス基板に実
装されず、突起電極の密度が低いところでは半導体チッ
プがへこむ、たわむといった現象が起きていた。 【解決手段】任意の場所に半導体チップ内部との電気的
接続を行わない突起電極を集積回路の上に絶縁膜を介し
て配置する。半導体内部との電気的接続を持たない突起
電極5は、配線金属や外部接続端子との接触を持たず、
絶縁保護膜7の上に配置されている。また半導体チップ
内部との電気的接続を持たない突起電極13は、半導体
チップ内部に電気的接続を持たない配線金属12の上に
配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置、特に液
晶を駆動する装置の突起電極に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体装置の突起電極は、特開5
2−7676にあるように、配線金属で外部接続端子を
形成しその上に突起電極を設ける構造、あるいは特開5
7−87145のように、金属配線を多層化して集積回
路上に外部接続端子を形成し突起電極を設ける構造であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のガラス基板への
半導体チップの実装において、特にフェースダウンボン
ディングにおいては、半導体チップ長辺の一辺が出力端
子もう一辺が入力端子である半導体チップの出力端子側
と入力端子側の突起電極の面積比が大きい場合、半導体
チップが均一にガラス基板に実装されず、突起電極の密
度が低いところでは半導体チップがへこむ、たわむとい
った現象が起きていた。また、半導体チップを小さくし
ようとすると、入力端子電極間に集積回路を配置するこ
とになり、入力端子側に設ける突起電極面積が少なくな
り、入力端子側の突起電極の密度が低くなり、より入力
端子側と出力端子側の面積比を大きくするという課題を
有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】記述項1に記載する半導
体装置は、半導体基板上に集積回路を有する半導体装置
であり、任意の場所に半導体チップ内部との電気的接続
を行わない突起電極を前記集積回路の上に絶縁保護膜を
介して配置し、ガラス基板への実装することを特長とす
る。
【0005】記述項2に記載する半導体装置は、前記半
導体チップ長辺の出力端子側および入力端子側の2辺に
沿って配置された突起電極のそれぞれの辺の突起電極の
総面積の差が5%以内であることを特長とする。
【0006】請求項3に記載する半導体装置は、半導体
チップ内部との電気的接続のない配線金属で形成した外
部接続端子の上に、突起電極を配置することを特長とす
る。
【0007】請求項4に記載する半導体装置は、配線金
属との接点を持たない突起電極を配置することを特長と
する。
【0008】
【作用】従来のガラス基板への半導体チップの実装にお
いては、従来例に示すような突起電極を用いていたため
前記の課題を有していたが、本発明の半導体装置では任
意の場所に電気的接続を持たない突起電極を配置した半
導体装置とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を詳細に
説明する。
【0010】(1)第1の実施例 図1に本発明による半導体装置の一例を示す。図1は5
個の入力端子、13個の出力端子と、外部との電気的接
続を持たない突起電極を4個持つ液晶駆動装置の平面を
示した図である。
【0011】外部との電気的接続を持つ入力端子4は、
半導体チップ基板1の上に配線金属で外部接続端子を設
けその上に突起電極を配置したものである。この入力端
子4は、液晶駆動装置へのデータ信号、クロック信号、
制御信号および外部電源などが供給される端子である。
出力端子2も、入力端子4と同様に外部との電気的接続
を持ち、半導体チップ基板1の上に配線金属で外部接続
端子を半導体チップ長辺とほぼ並行に1列に並べ、その
外部接続端子を全て同じ面積で設け、その上に突起電極
を配置している。この出力端子2は、液晶駆動のための
信号を出力する。集積回路領域3は、入力端子4と出力
端子2の間、および入力端子4間に配置され、入力回
路、シフトレジスタ、レベルシフタ、液晶駆動トランジ
スタなどが含まれる。半導体チップ内部との電気的接続
を持たない突起電極5は、入力端子4と入力端子4の間
の集積回路の上に、配線金属の外部接続端子を設けずに
絶縁保護膜上に形成されている。次に図2に、入力端子
側の半導体チップ内部との電気的接続を持たない突起電
極5と半導体チップ内部との電気的接続を持つ入力端子
4の断面図を示す。半導体チップ内部との電気的接続を
持つ入力端子4は、配線金属で形成された外部接続端子
6の上に配置されている。絶縁保護膜7は、トランジス
タのソース、ドレイン11ならびにゲート電極9、配線
金属10の上に設けられている。半導体内部との電気的
接続を持たない突起電極5は、配線金属や外部接続端子
6との接触を持たず、絶縁保護膜7の上に配置されてい
る。配線金属で形成された外部接続端子6は、集積回路
部領域でない半導体チップ基板の上に構成されている。
以上のように本実施例は、絶縁保護膜の上に電気的接続
のない突起電極をもつ半導体装置を実現している。この
とき、半導体チップ内部との電気的接続を持たない突起
電極5は、集積回路部の上に絶縁保護膜を介して形成さ
れると限定されるものではなく、図3のように集積回路
部以外の領域に絶縁保護膜を介して突起電極を形成する
ことも可能である。このように、半導体チップ内部との
電気的接続を持たない突起電極を絶縁保護膜の上に設け
ることにより、配置場所の制限がなくなり任意の場所に
任意の大きさで突起電極を配置することが可能である。
【0012】(2)第2の実施例 次に図4に本発明による半導体装置の第2の例を示す。
図4の例における基本的な構成の中で、図1、図2、図
3の実施例と共通する部分についての説明は省略する。
図4は、入力端子、出力端子、半導体チップ内部との電
気的接続を持たない突起電極を持つ半導体装置の平面を
示した図である。出力端子2、入力端子4と半導体内部
との電気的接続を持たない突起電極5は、半導体チップ
長辺方向の2辺に配置されている。出力端子2の突起電
極数はn個であり、その1つあたりの突起電極面積はS
1である。入力端子4の突起電極数はm個であり、その
1つあたりの突起電極面積はS2である。半導体チップ
内部との電気的接続をもたない突起電極5の突起電極数
はk個であり、その突起電極面積はS3である。このと
き、出力端子側の突起電極の総面積つまり(S1×n)
と、入力端子側の突起電極の総面積つまり(S2×m)
+(S3×k)の面積比は1:1プラスマイナス5%以
内になっている。以上のように本実施例は、出力端子側
の突起電極面積と入力端子側突起電極面積の面積比が
1:1プラスマイナス5%以内の突起電極をもつ半導体
装置を実現している。これにより、入力端子側と出力端
子側の突起電極の面積比が極めて小さくなるため、ガラ
ス基板へ半導体チップを実装したとき半導体チップがガ
ラス基板に均一に密着される。
【0013】(3)第3の実施例 次に図5に本発明による半導体装置の第3の例を示す。
図4の例における基本的な構成の中で、図1、図2、図
3、図4の実施例と共通する部分についての説明は省略
する。図5は、半導体チップ内部との電気的接続を持た
ない突起電極5と、同じく半導体チップ内部との電気的
接続を持たない突起電極13の断面図を示す。突起電極
13は、半導体チップ内部に電気的接続を持たない配線
金属12の上に配置している。以上のように本実施例
は、半導体チップ内部に電気的接続を持たない配線金属
の上に突起電極をもつ半導体装置と、配線金属との接触
がなく絶縁保護膜の上に突起電極を設けた半導体装置を
実現している。このように、配線金属の上に突起電極を
設けることにより、突起電極の高さが均一化されるだけ
でなく、突起電極の半導体装置への密着度が上がる。
【0014】
【発明の効果】本発明による半導体装置を使用すれば、
以下の効果が得られる。
【0015】半導体チップの任意の場所に突起電極を配
置することが可能になり、少ない半導体チップ面積でガ
ラス基板への実装が実現でき、コストダウンがはかれ
る。
【0016】また、半導体チップの出力端子側と入力端
子側の突起電極の面積比を限りなく近づけることによ
り、ガラス基板への突起電極の密着強度が増すだけでな
くモールド剤の付きも良くなり、実装強度が増すという
優位性がある。
【0017】本発明の半導体装置を用いることにより、
半導体チップサイズを大きくすることなく、任意の場所
に突起電極を設けガラス基板への実装強度を増すことが
でき、従来の半導体装置に比べて安価で高性能な半導体
装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の第1の実施例を示す図で
ある。
【図2】本発明の半導体装置の、入力端子側突起電極の
断面図である。
【図3】本発明の半導体装置の第1の実施例を説明する
ための図である。
【図4】本発明の半導体装置の第2の実施例を示す図で
ある。
【図5】本発明の半導体装置の第3の実施例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体チップ基板 2 出力端子の突起電極 3 集積回路領域 4 入力端子の突起電極 5、13 半導体内部との電気的接続を持たない突起
電極 6、12 配線金属の外部接続端子 7 絶縁保護膜 8 絶縁膜 9 ゲート 10 配線金属 11 ソース、ドレイン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に集積回路を有する半導体装
    置において、任意の場所に半導体チップ内部との電気的
    接続を行わない突起電極を前記集積回路の上に絶縁保護
    膜を介して配置し、ガラス基板への実装することを特長
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置において、前記
    半導体チップ長辺の出力端子側および入力端子側の2辺
    に沿って配置された突起電極のそれぞれの辺の突起電極
    の総面積の差が5%以内であることを特長とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体装置において、配線
    金属との接点を持たない突起電極を配置することを特長
    とする半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体装置において、半導
    体チップ内部との電気的接続のない配線金属で形成した
    外部接続端子の上に、突起電極を配置することを特長と
    する半導体装置。
JP16704997A 1997-06-24 1997-06-24 半導体装置 Withdrawn JPH1116948A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002313849A (ja) * 2001-04-11 2002-10-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2006098496A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Kyocera Corp 表示装置

Cited By (3)

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