JPH11168383A - A/d変換器及びこれを用いたa/d変換装置並びにa/d変換方法 - Google Patents
A/d変換器及びこれを用いたa/d変換装置並びにa/d変換方法Info
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- JPH11168383A JPH11168383A JP33225297A JP33225297A JPH11168383A JP H11168383 A JPH11168383 A JP H11168383A JP 33225297 A JP33225297 A JP 33225297A JP 33225297 A JP33225297 A JP 33225297A JP H11168383 A JPH11168383 A JP H11168383A
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Abstract
クロック周波数で、高速かつ高分解能なA/D変換器を
実現する。 【解決手段】 粗くA/D変換する上位ビット用A/D
変換結果を上位ビット用ラッチ回路9にラッチし、細か
くA/D変換する下位ビット用A/D変換結果を下位ビ
ット用ラッチ回路14にラッチする。これら両ラッチ回
路のラッチ出力をビット合成回路4にラッチして合成す
ることにより、A/D変換に要するカウント数を減少さ
せることができ、A/D変換に要する変換時間が最小と
なり、低クロック周波数で、高速かつ高分解能なA/D
変換器を実現できる。
Description
れを用いたA/D変換装置並びにA/D変換方法に関
し、特に、高分解能で高速で回路の簡単化なA/D変換
器及びこれを用いたA/D変換装置並びにA/D変換方
法に関する。
ログ信号をディジタルデータに変換するものである。従
来のA/D変換器について図8,図9,図10を参照し
て説明する。従来、この種のA/D変換器は、例えば、
Bryan Acklandらの「Camera on
Chip」(ISSCC96 DIGEST OFT
ECNICAL PAPERS TA1.2 1996
年)に示されているように、一般のアナログ信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換器において、高分解
能、高速、回路の簡単化を目的として用いられている。
れるA/D変換器の構成図である。同図では2次元に配
置された画素231を有するセンサ部230から1行ご
との画素信号が同時に出力される場合に適用したA/D
変換器を示している。破線で示されている領域201
a,201b、…は全て同じ構成であり、各画素列ごと
に形成されている。
からのクロック数をカウントするカウンタ回路205
と、その出力ディジタルデータを入力として負極性の振
幅が単調に増加するアナログデータを出力するD/A変
換器206と、破線で示されている領域201aとから
構成されている。そして、領域201aは、アナログ入
力信号をサンプリングしてホールドするサンプル&ホー
ルド回路(以後、“S/H回路”と略称する)207a
と、このS/H回路の出力とD/A変換器206からの
出力との大きさを比較する比較器208aと、この比較
器の出力をラッチ制御信号としカウンタ回路205から
の出力ディジタルデータを入力データとするラッチ回路
209aとを含んで構成されている。
動作について説明する。なお、破線で示した領域201
a,201b…は同じ動作であるため、以下は、領域2
01aの動作についてのみ説明する。
ら出力される負極性信号は、領域201aのA/D変換
器のアナログ入力信号となる。このアナログ入力信号
は、所定の周期で発生するφS/Hパルスにより、S/
H回路207aにおいてサンプル&ホールドされる。サ
ンプル&ホールドされた後に、カウンタ回路205にお
いてディジタルデータを出力し始める。
変換器206の出力とS/H回路207aの出力との大
きさを比較器208aにより比較する。そして、D/A
変換器206の出力の振幅がS/H回路207aの出力
に比べて大きくなった時に比較器208aの出力信号は
HレベルからLレベルに変化する(以後、“H→L”と
略称する)。この比較器の出力をラッチ制御信号として
いるラッチ回路209aは、比較器出力がLレベルにな
ったときに、カウンタ回路205の出力であるディジタ
ルデータをラッチして保持する。
らラッチして出力されるディジタルデータが、画素23
1から出力されるアナログ入力信号のA/D変換後のデ
ィジタルデータとなる。
模式図である。ここでは説明を簡単にするために、3ビ
ットA/D変換器の例を示す。同図には、A/D変換器
に入力されたアナログ入力信号が、サンプルされてホー
ルドされS/H回路207aの出力として振幅がV0 の
場合が示されている。
100の時に、S/H回路207aの出力V0 よりD/
A変換器206の出力の振幅が大きくなり(電圧として
は小さくなり)、比較器208aの出力がH→Lとなり
(図示せず)、ラッチ回路209aはラッチ動作を行
い、A/D変換の結果としてディジタルデータ100が
得られる。このとき、A/D変換された結果は、アナロ
グデータとしては振幅V3 である。電圧ΔV=V3 −V
0 は、A/D変換による量子化誤差である。
めの構成図である。この種のA/D変換器は、例えば特
開平1−253319号公報に示されている。
を粗くA/D変換するA/D変換器301と、この変換
結果をD/A変換するD/A変換器302と、入力アナ
ログデータとの差分を求めるための減算器303と、求
めた差分を増幅するアンプ304と、そして差分データ
をA/D変換するためのA/D変換器305と、このA
/D変換の結果を細かいA/D変換の結果にするために
ビットずらしを行う乗算器306と、A/D変換器30
1の粗いA/D変換結果と細かいA/D変換結果とを合
成する加算器307とを含んで構成されている。
ようになる。すなわち、A/D変換器301で粗いA/
D変換を行い、この粗いA/D変換結果をD/A変換器
302でD/A変換する。そして、このD/A変換結果
とアナログ入力との差分を減算器303で求め、この差
分結果をアンプ304で増幅する。この増幅後、A/D
変換器305で細かいA/D変換を行い、乗算器306
でビットずらしを行う。最後に、加算器307でビット
合成を行う。こうすることによって、高分解能のA/D
変換を実現することができる。
いては、例えば、N(Nは2以上の整数、以下同じ)ビ
ットのA/D変換を行う場合に、Nビットを全て同じ方
式でA/D変換を行うために、2N 個のカウント数を要
する。このため、シングルスロープ型A/D変換器では
高分解能にするほど変換時間が長くなる。したがって、
高分解能で変換時間が短い用途には適用できないという
欠点がある。
行う場合に2N 個のカウント数を短時間で発生させるた
めには、クロック周波数を高める必要がある。このた
め、シングルスロープ型A/D変換器において変換時間
を短くするには、クロック周波数を高くする必要があ
り、アナログ回路等では、回路のクロック周波数の制限
等により、適用できない場合があるという欠点がある。
うためには、差分データを求める必要があり、粗いA/
D変換と同時に、D/A変換を行い差分データを求める
ことができない。このため、高分解能にしようとする
と、はじめに粗いA/D変換を行った後に、ビット数が
同等以上のD/A変換を行い差分データを求めた後、さ
らに細かいA/D変換を行う必要がある。このため、D
/A変換を行うための時間が必要であり、高分解能のA
/D変換を行うための変換時間が長くなるという欠点が
ある。
換を行う際、各列ごとに形成したA/D変換器ごとに、
高分解能化のために粗いA/D変換器、D/A変換器、
細かいA/D変換器等を設ける必要があり、回路の共有
化ができない等、回路規模を小さくすることができな
い。このため、センサ等の同時に複数のデータが出力さ
れる場合に、各列ごとに高分解能なA/D変換器を形成
すると、回路規模が大きくなるという欠点がある。した
がって、オンチップ化等、面積が制限される場合には、
回路規模を小さくするために分解能を低くしなければな
らないか、分解能を維持するために時系列で順次にA/
D変換を行うために変換時間が長くなるという欠点があ
った。
るためになされたものであり、その目的は低クロック周
波数で高速に動作し、かつ、高分解能なA/D変換器及
びこれを用いたA/D変換装置並びにA/D変換方法を
提供することである。また、本発明の他の目的は、回路
規模が小さく、オンチップ化に適したA/D変換器及び
これを用いたA/D変換装置並びにA/D変換方法を提
供することである。
器は、ディジタルデータに変換すべき入力アナログ信号
と値が順次変化する基準ディジタルデータに相当するア
ナログ信号とを順次比較する第1の比較手段と、前記第
1の比較手段の比較結果の内容が変化した変化時点にお
ける前記基準ディジタルデータをラッチする第1のラッ
チ手段とを有し、このラッチされているデータを変換結
果として出力する第1のA/D変換部と、前記入力アナ
ログ信号と前記基準ディジタルデータに相当するアナロ
グ信号との差を常時出力する差分検出手段を有し、前記
変化時点における前記差分検出手段の出力をディジタル
データに変換して出力する第2のA/D変換部と、前記
第1のA/D変換部の出力と前記第2のA/D変換部の
出力とを合成し前記入力アナログ信号を変換した変換後
のディジタルデータとして出力する合成手段と、を含む
ことを特徴とする。
変化時点における前記差分検出手段の出力を保持する保
持手段と、前記基準ディジタルデータに相当するアナロ
グ信号を、自変換手段の出力の最大値が前記第1のA/
D変換部の最小分解能の大きさに等しくなるように減衰
させて出力する減衰手段と、前記保持手段の保持内容と
前記減衰手段の出力とを順次比較する第2の比較手段
と、前記第2の比較手段の比較結果の内容が変化した変
化時点における前記基準ディジタルデータをラッチする
第2のラッチ手段とを有し、このラッチされているデー
タを変換結果として出力することを特徴とする。
前記入力アナログ信号と前記保持手段の保持内容とを択
一的に出力する第1のスイッチ手段と、前記基準ディジ
タルデータに相当するアナログ信号と前記減衰手段の出
力とを択一的に出力する第2のスイッチ手段と、前記第
1及び第2のスイッチ手段からの出力に応じて前記入力
アナログ信号と前記基準ディジタルデータに相当するア
ナログ信号とを比較する第1の比較動作並びに前記保持
手段の保持内容と前記減衰手段の出力とを比較する第2
の比較動作のいずれか一方の動作を行う共用比較回路
と、前記共用比較回路の比較結果の内容が変化した変化
時点における前記基準ディジタルデータをラッチする共
用ラッチ回路とを含み、前記共用比較回路を前記第1の
比較手段及び前記第2の比較手段として用い、前記共用
ラッチ回路を前記第1のラッチ手段及び前記第2のラッ
チ手段として用いるようにしたことを特徴とする。
は正の整数、以下同じ)及びM列(Mは2以上の整数、
以下同じ)に配置され配置されたセンサ素子群からなる
二次元センサの出力信号をディジタルデータに変換する
A/D変換装置であって、上記A/D変換器を、前記M
列のセンサ素子群に対し1対1に対応させて設けたこと
を特徴とする。
は、N行及びM列に配置され配置されたセンサ素子群か
らなる二次元センサの出力信号をディジタルデータに変
換するA/D変換装置であって、請求項1〜6のいずれ
かに記載のA/D変換器を、前記M列のセンサ素子群の
うち複数列に対して共通に設け、この共通に設けたA/
D変換器を前記複数列のセンサ素子群に対して時分割に
接続するようにしたことを特徴とする。
D変換する第1のA/D変換ステップと、細かくA/D
変換する第2のA/D変換ステップとを含み、入力アナ
ログ信号をディジタルデータに変換するA/D変換方法
であって、前記第1のA/D変換ステップにおける変換
終了時点における変換結果と前記入力アナログ信号との
差分信号を前記第2のA/D変換ステップにおける変換
対象としたことを特徴とする。
ジタルデータに変換すべき入力アナログ信号と値が順次
変化する基準ディジタルデータに相当するアナログ信号
とを順次比較する比較ステップと、前記入力アナログ信
号と前記基準ディジタルデータに相当するアナログ信号
との差分データを出力する差分検出ステップと、前記比
較ステップの比較結果の内容が変化した変化時点におけ
る前記差分データをディジタルデータに変換する変換ス
テップと、前記変化時点における前記基準ディジタルデ
ータと前記変換ステップによる変換結果とを合成する合
成ステップとを含むことを特徴とする。
スロープ型A/D変換器であり、粗くA/D変換する上
位ビット用A/D変換(ビット数P)と、細かくA/D
変換する下位ビット用A/D変換(ビット数Q)とを行
う。このため、従来A/D変換に2N 個必要だったカウ
ント数を、(2P +2Q )個に減少させることができ
る。このため、高速で高分解能なA/D変換器を実現で
きる。なお、P及びQは共に正の整数であり、P+Q=
Nであるものとする。
る場合に、クロック周波数を低くすることができる。
/D変換の動作と同時に下位ビット用A/D変換の差分
データを検出している。すなわち、この検出した差分デ
ータを直接、下位ビットのA/D変換対象としているた
め、上位ビット用A/D変換処理の終了後に、上位ビッ
ト用A/D変換データをD/A変換して、アナログ入力
信号と上位ビット用A/D変換データとの差分検出を行
うことがない。このため、上位ビット用A/D変換処理
終了後の所定の時間後に、下位ビット用A/D変換処理
を行うことができ、A/D変換に要する処理時間を短縮
することができるのである。
いて図面を参照して説明する。
/D変換器の構成例を示すブロック図である。同図にお
いて、本発明の第1の実施形態によるA/D変換器は、
Nビットのシングルスロープ型A/D変換器である。そ
して、本変換器は、アナログ入力信号をサンプリングし
てホールドするS/H回路7と、クロック回路からのク
ロック数をカウントするカウンタ回路5と、カウンタ回
路5の出力ディジタルデータを入力としその値の変化に
応じて負極性の信号振幅が単調に増加するアナログデー
タを出力するD/A変換器6と、S/H回路7の出力と
D/A変換器6の出力との大きさを比較することにより
ディジタルデータの上位ビットを得るために粗いA/D
変換を行う上位ビット用A/D変換部2(ビット数P)
と、この変換結果と入力信号との差分をA/D変換して
ディジタルデータの下位ビットを得るために細かいA/
D変換を行う下位ビット用A/D変換部3(ビット数
Q)と、変換後の上位ビットと下位ビットとを合成して
Nビットのディジタルデータを生成するビット合成回路
4とを含んで構成されている。
P)は、S/H回路7の出力とD/A変換器6の出力と
の大きさを比較してその比較結果をLレベル又はHレベ
ルで出力する比較器8と、この比較器8の出力を反転す
るインバータ15と、この反転出力を入力の1つとする
ORゲート16と、このゲート16から出力される制御
信号S7に応じてラッチ動作をし、カウンタ5からのデ
ィジタルデータを入力データとする上位ビット用ラッチ
回路9から構成されている。
ト数Q)は、D/A変換器6の出力信号とS/H回路7
の出力信号との差分を出力する差分検出回路10と、そ
の差分出力をサンプリングしてホールドするS/H回路
11と、自回路の出力の最大値がD/A変換器6の最小
分解能(LSB;Least Significant
Bit)の大きさに等しくなるように所定のゲインK
をかけてD/A変換器6の出力を減衰させるアンプ回路
12と、このアンプ回路12の出力とS/H回路11の
出力との大きさを比較してその比較結果をLレベル又は
Hレベルで出力する比較器13と、この比較器13の出
力を反転するインバータ17と、この反転出力を入力の
1つとするORゲート18と、このゲート18から出力
される制御信号S12に応じてラッチ動作をし、カウン
タ5からのディジタルデータを入力データとする下位ビ
ット用ラッチ回路14とを含んで構成されている。
ータ等を用いて構成することができる。また、差分検出
回路10は、周知の演算増幅器等を用いて構成すること
ができる。
チ回路14のディジタルデータを夫々上位ビット、下位
ビットとしてラッチすることにより、Nビットのディジ
タルデータとして合成する2つのラッチ回路によって構
成されている。
のラッチ制御信号S7及びS12並びにビット合成回路
4内のラッチ回路へのラッチ制御信号を生成するため
に、インバータ21及び22並びにORゲート20及び
21を用いている。
ログ信号が同時に出力され、センサ各列ごとにA/D変
換部を有する場合には、破線で示されている領域1内の
S/H回路7、上位ビット用A/D変換部2、下位ビッ
ト用A/D変換部3及びビット合成回路4が各列ごとに
形成される。一方、カウンタ回路5とD/A変換器6は
チップ全体で1組だけ形成すれば良い。
変換部2の動作と同時に下位ビット用A/D変換部3用
の差分データを検出し、上位ビット用A/D変換終了後
の一定の時間後に下位ビット用A/D変換部の処理を行
う。このとき、上位ビット用A/D変換処理後に、上位
ビット用A/D変換ディジタルデータをD/A変換して
入力アナログ信号との差分検出を行わない。
粗くA/D変換する第1のA/D変換ステップと、細か
くA/D変換する第2のA/D変換ステップとを行い、
入力アナログ信号をディジタルデータに変換するA/D
変換方法であり、第1のA/D変換ステップにおける変
換終了時点における変換結果と入力アナログ信号との差
分信号を第2のA/D変換ステップにおける変換対象と
しているのである。つまり、検出した差分データを直
接、下位ビットのA/D変換対象としているため、上位
ビット用A/D変換処理の終了後に、上位ビット用A/
D変換データをD/A変換して、アナログ入力信号と上
位ビット用A/D変換データとの差分検出を行うことが
ない。このため、上位ビット用A/D変換処理終了後の
所定の時間後に、下位ビット用A/D変換処理を行うこ
とができ、A/D変換に要する処理時間を短縮すること
ができるのである。
りである。すなわち、ディジタルデータに変換すべき入
力アナログ信号と値が順次変化する基準ディジタルデー
タに相当するアナログ信号とを順次比較する比較し、入
力アナログ信号と基準ディジタルデータに相当するアナ
ログ信号との差分データを出力し、上記比較結果の内容
が変化した変化時点における差分データをディジタルデ
ータに変換し、上記変化時点における基準ディジタルデ
ータと上記変換の結果とを合成しているのである。
/D変換器2、及び下位ビット用A/D変換部3で少な
くとも、カウンタ及びD/A変換器を共用する回路構成
になっている。以上により高速、高分解、小型化が可能
なA/D変換器を実現することができる。なお、後述す
るように、A/D変換用の比較器、ラッチ制御回路、及
びディジタルデータ用ラッチ回路を共用することも可能
である。
ついて図2及び図3を参照して説明する。図2は、A/
D変換器の動作を示す波形図である。また、図3はA/
D変換器の動作を示す模式図である。これら図2及び図
3において、A/D変換のビット数について制限はない
が、ここでは説明を簡単にするため、上位ビット用A/
D変換部2、下位ビット用A/D変換部3ともに、ビッ
ト数を3ビットとし、合計6ビットの場合が示されてい
る。また、アナログ入力信号がS/H回路11によりS
/Hされた信号が負極性の振幅V0 として示されてい
る。
と下位ビット用A/D変換部3の動作切替えのため信号
である。カウンタ5のカウント数が8(2進数「11
1」)になったときに、HレベルとLレベルとが切替わ
り、上位ビット用A/D変換部2の動作時にはHレベ
ル、下位ビット用A/D変換部3の動作時にはLレベル
である。
&ホールドするための制御信号φS/Hである。この制
御信号φS/HがLレベルの時にアナログ入力信号をサ
ンプル&ホールドし、Hレベルに変化した後にカウンタ
5がカウントを開始する。
である。
タルデータである。カウンタ回路5では、「000」か
ら「111」までの8クロックをアップカウント、この
カウント結果がディジタルデータとして出力される。ま
た、本例では「111」の後、3クロック期間だけカウ
ント動作を停止し、その後、再び「000」から「11
1」までの8クロックをアップカウントする。以後、同
様の動作を繰返す。なお、ここでは「000」から「1
11」までの8クロックをアップカウントした後に、カ
ウンタ回路5は3クロック期間だけカウント動作を停止
している。もっとも、この停止期間については、3クロ
ックに限定されるものではなく、任意なクロック数で良
い。
アナログ信号であり、信号S2のタイミングでサンプル
&ホールドされたものである。ここで、S/H回路7か
ら出力されるアナログ信号は負極性で振幅はV0 であ
る。
に示されているように、カウンタ5からの信号S4が
「100」になった時刻t5(図2参照)においてD/
A変換器6の出力振幅が信号S5よりも大きくなり、比
較器8の出力信号S6はHレベルからLレベルに変化す
る(以後、“H→L”と略称する)。なお、制御信号T
G1がLレベルの期間は、動作に影響はないため無視し
て良い。
ラッチ制御信号である。信号S7がLレベルの時に、上
位ビット用ラッチ回路9がラッチ動作を行い、H→Lに
変化した時の入力データを保持し出力する。一方、Hレ
ベルに固定されている状態では、データは変化しない。
この信号S7は、制御信号TG1,クロックCLK(信
号S3)及び信号S6をインバータ15,21やゲート
16,19によって処理することにより、信号S6がL
レベルになる(信号S5よりD/A変換器出力の振幅が
大きくなる)時には、Lレベルとならない。したがっ
て、その1クロック前のディジタルデータ「011」が
上位ビット用ラッチ回路9にラッチされることになる。
出力ディジタルデータである。信号S7により、信号S
6がLレベルになる1クロック前のディジタルデータ
「011」が、このラッチ回路9ラッチされている。こ
のディジタルデータ「011」が本A/D変換器の上位
ビットのデータであり、図3中に示されているアナログ
電圧V1 に相当する。
グデータである。この信号S9は、S/H回路7の出力
信号S5とD/A変換器6の出力信号との差分を示して
いる。なお、差分検出器10の動作は、上位ビット用A
/D変換部2の動作中に同時に行われている。
である。S/H回路11の制御信号は信号S7であるた
め、時刻t5(図2参照)以後は、入力アナログ電圧V
0 と上位ビット用A/D変換の結果であるアナログ電圧
V1 との差分であるアナログ電圧V2 を出力し続ける。
図3に示されているように、カウンタ5からの信号S4
が「011」になった時刻t15(図2参照)におい
て、アンプ回路12により減衰されたD/A変換器6の
出力振幅が信号S10よりも大きくなり、比較器13の
出力信号S11はH→Lに変化する。なお、制御信号T
G1がHレベルの期間は、動作に影響はないため無視し
て良い。
4のラッチ制御信号である。信号S12がLレベルの時
に、下位ビット用ラッチ回路14がラッチ動作を行い、
H→Lに変化した時の入力データを保持し出力する。一
方、Hレベルに固定されている状態では、データは変化
しない。この信号S12は、制御信号TG1,クロック
CLK(信号S3)及び信号S10をインバータ17や
ゲート18,20によって処理することにより、信号S
11がLレベルになる時にはLレベルとならない。した
がって、その1クロック前のディジタルデータ「01
0」が下位ビット用ラッチ回路14にラッチされること
になる。
4の出力ディジタルデータである。信号S12により、
信号S11がLレベルになる1クロック前のディジタル
データ「010」が、このラッチ回路14にラッチされ
ている。このディジタルデータ「010」が本A/D変
換器の下位ビットのデータであり、図3中に示されてい
るアナログ電圧V2 に相当する。
回路4から出力されるディジタルデータである。
ンバータ22により反転したラッチ制御データがLレベ
ルとなる時刻t20に、上位ビット用ラッチ回路9の出
力データである信号S8と下位ビット用ラッチ回路14
の出力データである信号S13とが、ビット合成回路4
にラッチされる。なお、ビット合成回路4を用いずに、
上位ビット用ラッチ9回路及び下位ビット用ラッチ回路
14の出力データを、時刻t15から時刻t20までの
期間に使用すれば、ビット合成回路4の出力データと同
じ結果を得ることができる。また、インバータ15,1
7,21及び22やゲート16,18,19,20を用
いた各論理回路は、図1に示されている構成に限定され
ることはなく、図2に示されている信号S7及び信号S
12が得られれば他の構成の論理回路を用いても良い。
上位ビット、「010」が下位ビットとして夫々ラッチ
される間、「000」から「111」までのクロック数
に相当する時間と、回路のリセット等に要する時間と、
再び「000」から「111」までのクロック数に相当
する時間とを合計した時間がA/D変換1回に要する時
間となる。具体的には、時間T1 ,時間T2 ,時間T3
を全て合計した時間となる。したがって、クロック数2
3 +3+23 に相当する時間を要することになる。
ータが出力されるタイミングについて図4を参照して説
明する。図4には、図2中の信号TG1,S7,S8,
S12,S13,S14の他、図1中のビット合成回路
4の内容(上位ビット及び下位ビット)が示されてい
る。同図において、信号TG1がHレベルの期間Aにお
いては、上位ビットデータが上位ビット用ラッチ回路9
にラッチ可能である。また、信号TG1がLレベルの期
間Bにおいては、下位ビットデータが下位ビット用ラッ
チ回路14にラッチ可能である。
の立下りタイミングにおいて、上位ビット用ラッチ回路
9に「011」がラッチされる。また、信号S13も当
初過渡状態であるが、時刻t14の立下りタイミングに
おいて、下位ビット用ラッチ回路14に「010」がラ
ッチされる。したがって、期間Cにおいては、上位ビッ
トデータが信号S8として出力され、下位ビットデータ
が信号S13として出力されていることになる。
成回路4に、上位ビット用ラッチ回路9の「011」と
下位ビット用ラッチ回路14の「010」とがラッチさ
れる。よって、ビット合成回路4から「011010」
が出力されることになる。
間AとLレベルの期間Bとを交互に繰返すので、以上と
同様の動作によってA/D変換が引続き行われる。
ット用A/D変換及び下位ビット用A/D変換において
少なくとも、カウンタ及びD/A変換器を共用している
ので、回路規模を小さくでき、オンチップ化が容易にな
るのである。
図面を参照して説明する。図5は本発明の第2の実施形
態によるA/D変換器の構成を示すブロック図である。
同図において、図1と同等部分は同一符号により示され
ており、その部分の詳細な説明は省略する。
換器は、アナログ入力信号をサンプリングしてホールド
するS/H回路7と、クロック回路からのクロック数を
カウントするカウンタ回路5と、このカウンタ回路5の
出力ディジタルデータを入力としその値の変化に応じて
負極性の信号振幅が単調に増加するアナログデータを出
力するD/A変換器6と、制御信号TG1により接続状
態が切替わるスイッチ124と、目的とするディジタル
データの上位ビット及び下位ビットを順次変換するため
のA/D変換部102と、差分検出回路10と、S/H
回路11と、上位ビットと下位ビットを合成してNビッ
トのディジタルデータを生成するビット合成回路4とを
含んで構成されている。
比較器8の出力を入力とするインバータ15と、この出
力及び制御信号TG1を入力とするORゲート16と、
この出力に応答してラッチ動作を行いカウンタ5からの
ディジタルデータを入力データとするラッチ回路109
から構成される。なお後述するが、同様に、センサ等の
複数のアナログ信号が同時に出力され、センサ各列ごと
にA/D変換器を有する場合には、破線で示されている
領域101が各列ごとに形成されるものとする。一方、
カウンタ回路5及びD/A変換器6は、チップ全体で1
組だけ形成すれば良い。
124が端子Aと接続して、S/H回路7の出力とD/
A変換器6の出力との大きさを比較することで、A/D
変換部102は図1の上位ビット用A/D変換部として
動作し、粗いA/D変換を行う。これと同時に、差分検
出回路10及びS/H回路11により差分検出を行う。
次に、スイッチ124が端子Bとの接続して、差分検出
回路10の出力とD/A変換器6の出力を減衰させたア
ンプ回路12の出力との大きさを比較することで、図1
の下位ビット用A/D変換部として動作する。最後にビ
ット合成回路4では制御信号TG1により、上位ビット
用A/D変換の終了時に上位ビット用ラッチにA/D変
換結果をラッチし、同様に下位ビット用A/D変換の終
了時にA/D変換結果をラッチする。以上の動作によ
り、Nビットのディジタルデータが生成され保持され
る。
ト用A/D変換部3の比較器13、インバータ17、O
Rゲート18、下位ビット用ラッチ14を、スイッチ1
24を用いることで上位ビット用A/D変換部2と共用
したことである。このため、A/D変換器の回路規模を
小さくすることができるのである。
ータが出力されるタイミングについて図6を参照して説
明する。図6には、図5中の信号TG1の他、ラッチ回
路109の出力、図5中のビット合成回路4の内容(上
位ビット及び下位ビット)、ビット合成回路4の出力が
示されている。同図において、信号TG1がHレベルの
期間Aにおいては、上位ビットデータがラッチ回路10
9にラッチ可能である。また、信号TG1がLレベルの
期間Bにおいては、下位ビットデータがラッチ回路10
9にラッチ可能である。
あり、図4の場合と同様に「011」がラッチされた
後、信号TG1の立下りタイミングで上位ビットとして
ビット合成回路4にラッチされる。その後、ラッチ回路
109の出力は再び過渡状態となり、図4の場合と同様
に「010」がラッチされた後、信号TG1の立上りタ
イミングで下位ビットとしてビット合成回路4にラッチ
される。
号TG1の立上りタイミングから次の立下りタイミング
までの間においては、ビット合成回路4からは正しいデ
ータ「011010」が出力されることになる。
制御回路、及びディジタルデータ用ラッチ回路をも共用
しているので、図1の場合よりも回路を小型化でき、よ
りオンチップ化に適したA/D変換器を実現できるので
ある。
図面を参照して説明する。図7は本発明の第3の実施形
態によるA/D変換装置の構成を示すブロック図であ
る。同図において、図1及び図2と同等部分は同一符号
により示されており、その部分の詳細な説明は省略す
る。
れた画素31―11〜31―NMを有するセンサ部30
から1行ごとの画素信号が同時に出力されるセンサ部に
接続されるA/D変換器の構成例が示されている。同図
中の破線で示されている領域1a,1b…,1nは、上
述した第1の実施形態である図1中のA/D変換器の領
域1に相当する。これらの各領域は、上位ビット用A/
D変換部2a,2b…と、下位ビット用A/D変換部3
a,3b…と、ビット合成回路4a,4b…とを夫々内
蔵し、各画素の列(31―11〜31―N1,…,31
―1M〜31―NM)ごとに形成されている。なお、カ
ウンタ回路5及びD/A変換器6は1組のみ形成されて
いる。
5及びD/A変換器6を1組のみ形成し、各画素列ごと
に上位ビット用A/D変換部、下位ビット用A/D変換
部、ビット合成回路のみを内蔵した回路を形成すること
で、従来例のようにカウンタ回路及びD/A変換器を多
数内蔵する必要はなく、回路規模を小さくすることがで
きる。このため、高分解能なA/D変換器を、回路規模
を大きくすることなく実現でき、オンチップ化が可能で
ある。さらに、同図には示されていないが、領域1a,
1b…において、上述した第2の実施形態である図5に
示されているA/D変換器を用いれば、さらに回路規模
を小さくすることができ、オンチップ化により好適であ
る。
に出力され、夫々の信号に対しA/D変換が必要な場合
には、A/D変換器が各列毎に形成されるのが一般的で
ある。このような場合においても、本実施形態では、全
A/D変換器に対して、1組のカウンタ及びD/A変換
器のみを設けるだけで良いのである。したがって、回路
規模を小さくでき、センサ部30と領域1a,1b…と
を1チップにしたオンチップ化が容易になる。さらに、
比較器、ラッチ制御回路及びディジタルデータ用ラッチ
回路をも共用することができ、回路規模を小さくできオ
ンチップ化が容易になる。
ed Device)等、複数の画素を有するセンサの
場合について説明したが、これに限らずN行及びM列に
配置され配置されたセンサ素子群からなる他の二次元セ
ンサについて本発明が広く適用できることは明らかであ
る。
数のセンサ素子列に対して1つの割合でA/D変換器を
共通に設け、各センサ素子からの出力信号をスイッチ等
によって時分割に切替えてA/D変換器に接続して、夫
々A/D変換を行っても良い。このような構成にするこ
とで、A/D変換器の回路数を少なくすることができる
ため、回路規模の小型化及び低消費電力化が可能とな
る。なお、1つのセンサ素子列に対して1つのA/D変
換器が接続されている状態においては、そのセンサ素子
列に含まれている各センサ素子の出力が順にA/D変換
器に接続されて順にA/D変換される。このA/D変換
の順序は、ランダムでも良いし、1行おき(複数行につ
いて奇数番目の行と偶数番目の行とを交互に行う等)で
も良い。
換するのとは異なり、画素信号を入力とする各画素列又
は所定の複数の画素列に対して1個の割合で形成された
読出し回路(例えば、バイアス成分除去回路、フィルタ
回路、積分回路、増幅回路等の機能を有する回路)の出
力信号に対して上述のA/D変換を行うこともできる。
このような構成にすることで、画素信号に含まれる不要
な成分(バイアス成分、ノイズ等)を除去し、有効な成
分のみをA/D変換することができる。例えば、CCD
センサの出力信号からリセットレベルの電圧を差し引い
て有効なレベルのみを抽出することができるのである。
また、A/D変換器以後の処理が容易になる。
ット用A/D変換(ビット数P)と、細かくA/D変換
する下位ビット用A/D変換(ビット数Q)とを行うこ
とにより、A/D変換に要するカウント数を減少させる
ことができるのである。具体的には、従来では2N 個だ
ったものを、(2P +2Q )個に減少させることができ
る。
同時に下位ビット用A/D変換部用の差分データを検出
しているため、上位ビット用A/D変換部処理の終了後
に、従来の上位ビット用A/D変換データをD/A変換
することなしに、下位ビット用A/D変換部処理を行っ
ている。さらに、上位ビット用A/D変換と、下位ビッ
ト用A/D変換のビット数を、A/D変換に要するカウ
ント数が最小になるように決定しているため、A/D変
換に要する変換時間が最小となる。以上のことから、低
クロック周波数で、高速かつ高分解能なA/D変換器を
実現できるのである。
び下位ビット用A/D変換部において、少なくともカウ
ンタ及びD/A変換器を共用しているので、画素が各列
毎に並列に形成されているセンサ等の信号出力後のA/
D変換を行う場合にも回路規模の小型化、オンチップ化
に適したA/D変換器を実現できる。さらに、比較器、
ラッチ制御回路、及びディジタルデータ用ラッチ回路を
共用することもでき、回路規模のより小型化及びオンチ
ップ化に適したA/D変換器を実現できる。
態様をとりうる。
いて前記差分検出手段の出力をサンプリングしてホール
ドするサンプルホールド回路であることを特徴とする請
求項2記載のA/D変換器。
るクロックに応じてカウント動作を行い、このカウント
値を前記基準ディジタルデータとして出力することを特
徴とする請求項5記載のA/D変換器。
する上位ビット用A/D変換と、細かくA/D変換する
下位ビット用A/D変換とを行い、これらのA/D変換
結果を合成することにより、A/D変換に要するカウン
ト数を減少させることができ、A/D変換に要する変換
時間が最小となり、低クロック周波数で、高速かつ高分
解能なA/D変換器を実現できるという効果がある。ま
た、上位ビット用A/D変換部及び下位ビット用A/D
変換部において、少なくともカウンタ及びD/A変換器
を共用しているので、画素が各列毎に並列に形成されて
いるセンサ等の信号出力後のA/D変換を行う場合等に
おいても回路規模の小型化、オンチップ化に適したA/
D変換器を実現できるという効果がある。
の構成を示す図である。
である。
る。
るタイミングを示す図である。
の構成を示す図である。
るタイミングを示す図である。
の構成を示す図である。
成を示す図である。
ある。
Claims (12)
- 【請求項1】 ディジタルデータに変換すべき入力アナ
ログ信号と値が順次変化する基準ディジタルデータに相
当するアナログ信号とを順次比較する第1の比較手段
と、前記第1の比較手段の比較結果の内容が変化した変
化時点における前記基準ディジタルデータをラッチする
第1のラッチ手段とを有し、このラッチされているデー
タを変換結果として出力する第1のA/D変換部と、 前記入力アナログ信号と前記基準ディジタルデータに相
当するアナログ信号との差を常時出力する差分検出手段
を有し、前記変化時点における前記差分検出手段の出力
をディジタルデータに変換して出力する第2のA/D変
換部と、 前記第1のA/D変換部の出力と前記第2のA/D変換
部の出力とを合成し前記入力アナログ信号を変換した変
換後のディジタルデータとして出力する合成手段と、 を含むことを特徴とするA/D変換器。 - 【請求項2】 前記第2のA/D変換部は、前記変化時
点における前記差分検出手段の出力を保持する保持手段
と、前記基準ディジタルデータに相当するアナログ信号
を、自変換手段の出力の最大値が前記第1のA/D変換
部の最小分解能の大きさに等しくなるように減衰させて
出力する減衰手段と、前記保持手段の保持内容と前記減
衰手段の出力とを順次比較する第2の比較手段と、前記
第2の比較手段の比較結果の内容が変化した変化時点に
おける前記基準ディジタルデータをラッチする第2のラ
ッチ手段とを有し、このラッチされているデータを変換
結果として出力することを特徴とする請求項1記載のA
/D変換器。 - 【請求項3】 前記第1のA/D変換部は前記入力アナ
ログ信号をPビット(Pは正の整数)のディジタルデー
タに変換し、前記第2のA/D変換部は前記保持手段の
保持内容をQビット(Qは正の整数)のディジタルデー
タに変換し、前記合成手段はNビット(N=P+Q)の
ディジタルデータを出力することを特徴とする請求項2
記載のA/D変換器。 - 【請求項4】 前記合成手段は、前記第1のA/D変換
部の出力を上位ビットとし前記第2のA/D変換部の出
力を下位ビットとして合成することを特徴とする請求項
1〜3のいずれかに記載のA/D変換器。 - 【請求項5】 前記基準ディジタルデータを生成するカ
ウンタと、このカウンタの出力である基準ディジタルデ
ータをアナログ信号に変換するD/A変換手段とを更に
含み、前記入力アナログ信号とD/A変換手段による変
換後のアナログ信号との差を前記差分検出手段から常時
出力することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
載のA/D変換器。 - 【請求項6】 前記入力アナログ信号と前記保持手段の
保持内容とを択一的に出力する第1のスイッチ手段と、
前記基準ディジタルデータに相当するアナログ信号と前
記減衰手段の出力とを択一的に出力する第2のスイッチ
手段と、前記第1及び第2のスイッチ手段からの出力に
応じて前記入力アナログ信号と前記基準ディジタルデー
タに相当するアナログ信号とを比較する第1の比較動作
並びに前記保持手段の保持内容と前記減衰手段の出力と
を比較する第2の比較動作のいずれか一方の動作を行う
共用比較回路と、前記共用比較回路の比較結果の内容が
変化した変化時点における前記基準ディジタルデータを
ラッチする共用ラッチ回路とを含み、前記共用比較回路
を前記第1の比較手段及び前記第2の比較手段として用
い、前記共用ラッチ回路を前記第1のラッチ手段及び前
記第2のラッチ手段として用いるようにしたことを特徴
とする請求項2〜5のいずれかに記載のA/D変換器。 - 【請求項7】 N行(Nは正の整数、以下同じ)及びM
列(Mは2以上の整数、以下同じ)に配置され配置され
たセンサ素子群からなる二次元センサの出力信号をディ
ジタルデータに変換するA/D変換装置であって、請求
項1〜6のいずれかに記載のA/D変換器を、前記M列
のセンサ素子群に対し1対1に対応させて設けたことを
特徴とするA/D変換装置。 - 【請求項8】 N行及びM列に配置され配置されたセン
サ素子群からなる二次元センサの出力信号をディジタル
データに変換するA/D変換装置であって、請求項1〜
6のいずれかに記載のA/D変換器を、前記M列のセン
サ素子群のうち複数列に対して共通に設け、この共通に
設けたA/D変換器を前記複数列のセンサ素子群に対し
て時分割に接続するようにしたことを特徴とするA/D
変換装置。 - 【請求項9】 前記A/D変換器に対して設けた1列の
センサ素子群を構成するN個のセンサ素子を、前記A/
D変換器に対して時分割に接続するようにしたことを特
徴とする請求項7又は8記載のA/D変換装置。 - 【請求項10】 請求項1〜6のいずれかに記載のA/
D変換器が前記二次元センサと共に1チップ化されてい
ることを特徴とするA/D変換装置。 - 【請求項11】 粗くA/D変換する第1のA/D変換
ステップと、細かくA/D変換する第2のA/D変換ス
テップとを含み、入力アナログ信号をディジタルデータ
に変換するA/D変換方法であって、前記第1のA/D
変換ステップにおける変換終了時点における変換結果と
前記入力アナログ信号との差分信号を前記第2のA/D
変換ステップにおける変換対象としたことを特徴とする
A/D変換方法。 - 【請求項12】 ディジタルデータに変換すべき入力ア
ナログ信号と値が順次変化する基準ディジタルデータに
相当するアナログ信号とを順次比較する比較ステップ
と、前記入力アナログ信号と前記基準ディジタルデータ
に相当するアナログ信号との差分データを出力する差分
検出ステップと、前記比較ステップの比較結果の内容が
変化した変化時点における前記差分データをディジタル
データに変換する変換ステップと、前記変化時点におけ
る前記基準ディジタルデータと前記変換ステップによる
変換結果とを合成する合成ステップとを含むことを特徴
とするA/D変換方法。
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