JP4661891B2 - Ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム - Google Patents

Ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4661891B2
JP4661891B2 JP2008070011A JP2008070011A JP4661891B2 JP 4661891 B2 JP4661891 B2 JP 4661891B2 JP 2008070011 A JP2008070011 A JP 2008070011A JP 2008070011 A JP2008070011 A JP 2008070011A JP 4661891 B2 JP4661891 B2 JP 4661891B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter
input
output
flip
clock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008070011A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009225323A (ja
Inventor
健市 奥村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2008070011A priority Critical patent/JP4661891B2/ja
Priority to US12/391,062 priority patent/US8130295B2/en
Publication of JP2009225323A publication Critical patent/JP2009225323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4661891B2 publication Critical patent/JP4661891B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/10Calibration or testing
    • H03M1/1009Calibration
    • H03M1/1014Calibration at one point of the transfer characteristic, i.e. by adjusting a single reference value, e.g. bias or gain error
    • H03M1/1019Calibration at one point of the transfer characteristic, i.e. by adjusting a single reference value, e.g. bias or gain error by storing a corrected or correction value in a digital look-up table
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/40Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled
    • H04N25/46Extracting pixel data from image sensors by controlling scanning circuits, e.g. by modifying the number of pixels sampled or to be sampled by combining or binning pixels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/71Charge-coupled device [CCD] sensors; Charge-transfer registers specially adapted for CCD sensors
    • H04N25/75Circuitry for providing, modifying or processing image signals from the pixel array
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/1205Multiplexed conversion systems
    • H03M1/123Simultaneous, i.e. using one converter per channel but with common control or reference circuits for multiple converters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/50Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval
    • H03M1/56Input signal compared with linear ramp

Description

本発明は、たとえばCMOSイメージセンサに代表される固体撮像素子に適用可能なAD変換装置、そのAD変換装置を有する固体撮像素子、およびカメラシステムに関するものである。
近年、CCDに代わる固体撮像素子(イメージセンサ)として、CMOSイメージセンサが注目を集めている。
これは、CCD画素の製造に専用プロセスを必要とし、また、その動作には複数の電源電圧が必要であり、さらに複数の周辺ICを組み合わせて動作させる必要があるため、システムが非常に複雑化するといった処々の問題を、CMOSイメージセンサが克服しているからである。
CMOSイメージセンサは、その製造には一般的なCMOS型集積回路と同様の製造プロセスを用いることが可能であり、また単一電源での駆動が可能、さらにCMOSプロセスを用いたアナログ回路や論理回路を同一チップ内に混在させることができるため、周辺ICの数を減らすことができるといった、大きなメリットを複数持ち合わせている。
CCDの出力回路は、浮遊拡散層(FD:Floating Diffusion)を有するFDアンプを用いた1チャネル(ch)出力が主流である。
これに対して、CMOSイメージセンサは各画素毎にFDアンプを持ち合わせており、その出力は、画素アレイの中のある一行を選択し、それらを同時に列方向へと読み出すような列並列出力型が主流である。
これは、画素内に配置されたFDアンプでは十分な駆動能力を得ることは難しく、したがってデータレートを下げることが必要で、並列処理が有利とされているからである。
以下に、一般的なCMOSイメージセンサについて説明する。
図1は、4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。
この画素10は、光電変換素子としてたとえばフォトダイオード11を有し、この1個のフォトダイオード11に対して、転送トランジスタ12、増幅トランジスタ13、選択トランジスタ14、リセットトランジスタ15の4つのトランジスタを能動素子として有する。
フォトダイオード11は、入射光をその光量に応じた量の電荷(ここでは電子)に光電変換する。
転送トランジスタ12は、フォトダイオード11とフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、転送制御線LTxを通じてそのゲート(転送ゲート)に駆動信号が与えられることで、フォトダイオード11で光電変換された電子をフローティングディフュージョンFDに転送する。
フローティングディフュージョンFDには、増幅トランジスタ13のゲートが接続されている。増幅トランジスタ13は、選択トランジスタ14を介して信号線LSGNに接続され、画素部外の定電流源16とソースフォロアを構成している。
そして、選択制御線LSELを通してアドレス信号が選択トランジスタ14のゲートに与えられ、選択トランジスタ14がオンすると、増幅トランジスタ13はフローティングディフュージョンFDの電位を増幅してその電位に応じた電圧を出力(垂直)信号線LSGNに出力する。信号線LSGNを通じて、各画素から出力された信号電圧は、画素信号読み出し回路に出カされる。
リセットトランジスタ15は、電源ラインLVDDとフローティングディフュージョンFDとの間に接続され、リセット制御線LRSTを通してそのゲートにリセット信号が与えられることで、フローティングディフュージョンFDの電位を電源ラインLVDDの電位にリセットする。
より具体的には、画素をリセットするときは、転送トランジスタ12をオンし、光電変換素子11にたまった電荷をはきすて、次に転送トランジスタ12をオフし、光電変換素子11が光信号を電荷に変換し、蓄積する。
読み出し時には、リセットトランジスタ15をオンしてフローティングディフュージョンFDをリセットし、リセットトランジスタ15をオフし、そのときのフローティングディフュージョンFDの電圧を増幅トランジスタ13、選択トランジスタ14を通して出力する。このときの出力をP相出力とする。
次に、転送トランジスタ12をオンして光電変換素子11に蓄積された電荷をフローティングディフュージョンFDに転送し、そのときのフローティングディフュージョンFDの電圧を増幅トランジスタ13で出力する。このときの出力をD相出力とする。
D相出力とP相出力の差分を画像信号とすることで、画素ごとの出力のDC成分のばらつきだけでなく、フローティングディフュージョンのFDリセットノイズも画像信号から除去することができる。
これらの動作は、たとえば転送トランジスタ12、選択トランジスタ14およびリセットトランジスタ15の各ゲートが行単位で接続されていることから、1行分の各画素について同時に行われる。
また、列並列出力型CMOSイメージセンサの画素信号読み出し(出力)回路については実に様々なものが提案されているが、その最も進んだ形態のひとつが列毎にアナログ−デジタル変換装置(以下、ADC(Analog digital converter)と略す)を備え、デジタル信号として画素信号を取り出すタイプである。
このような列並列型のADCを搭載したCMOSイメージセンサは、たとえば非特許文献1や特許文献1、2に開示されている。
図2は、列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
この固体撮像素子20は、図2に示すように、撮像部としての画素部21、垂直走査回路22、水平転送走査回路23、タイミング制御回路24、ADC群25、デジタル−アナログ変換装置(以下、DAC (Digital Analog converter)と略す)26、アンプ回路(S/A)27、および信号処理回路28を有する。
画素部21は、フォトダイオードと画素内アンプとを含む、たとえば図1に示すような画素がマトリックス状(行列状)に配置されて構成される。
また、固体撮像素子20においては、画素部21の信号を順次読み出すための制御回路として、内部クロックを生成するタイミング制御回路24、行アドレスや行走査を制御する垂直走査回路22、そして列アドレスや列走査を制御する水平転送走査回路23が配置される。
ADC群25は、DAC26により生成される参照電圧を階段状に変化させたランプ波形(RAMP)である参照電圧Vslopと、行線毎に画素から垂直信号線を経由し得られるアナログ信号とを比較する比較器25−1と、比較時間をカウントするカウンタ25−2と、カウント結果を保持するラッチ25−3とからなるADCが複数列配列されている。
ADC群25は、nビットデジタル信号変換機能を有し、垂直信号線(列線)毎に配置され、列並列ADCブロックが構成される。
各ラッチ25−3の出力は、たとえば2nビット幅の水平転送線29に接続されている。
そして、水平転送線29に対応した2n個のアンプ回路27、および信号処理回路28が配置される。
ADC群25においては、垂直信号線に読み出されたアナログ信号(電位Vsl)は列毎に配置された比較器(比較器)25−1で参照電圧Vslop(ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形)と比較される。
このとき、比較器25−1と同様に列毎に配置されたカウンタ25−2が動作しており、ランプ波形のある電位Vslopとカウンタ値が一対一対応を取りながら変化することで垂直信号線の電位(アナログ信号)Vslをデジタル信号に変換する。
参照電圧Vslopの変化は電圧の変化を時間の変化に変換するものであり、その時間をある周期(クロック)で数えることでデジタル値に変換するものである。
そしてアナログ電気信号Vslと参照電圧Vslopが交わったとき、比較器25−1の出力が反転し、カウンタ25−2の入力クロックを停止し、AD変換が完了する。
以上のAD変換期間終了後、水平転送走査回路23により、ラッチ25−3に保持されたデータが、水平転送線29、アンプ回路27を経て信号処理回路28に入力され、2次元画像が生成される。
このようにして、列並列出力処理が行われる。
また、特許文献3には、フリップフロップFFを用いてカウンタ回路とシフトレジスタ動作を可能にする論理回路が提案されている。
W. Yang等 (W. Yang et. Al., "An Integrated 800x600 CMOS Image System," ISSCC Digest of Technical Papers, pp. 304-305、 Feb., 1999) 特開2005−278135号公報 特開2005−311933号公報 特開昭59−115621号公報
上述したように、CMOSイメージセンサでは、画素加算、ノイズ処理などの複雑な演算処理が行われている。
これらの演算処理は、AD変換された後のロジック回路や、外部の信号処理回路(IC)で行われている。
しかしながら、この方法では、イメージセンサの画素数の増加やフレームレートの高速化にともない、信号処理スピードの高速化、消費電力の増加などの問題が、今後課題となる。
この解決方法の1つとして、たとえば特許文献2に開示されているように、演算処理をAD変換器で行う方法がある。
しかし、この技術では、CDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)などの簡単な処理に限られていた。
また、前述したように、特許文献3に、フリップフロップFFを用いてカウンタ回路とシフトレジスタ動作を可能にする論理回路が提案されている。また、特許文献1や2には、カウンタ値を反転させる技術が開示されている。
しかしこれらの構成の組み合わせではカウント値の簡単な演算や読み出しは可能であるが、カウント値を再度利用することは不可能である。またより複雑な演算も困難である。
本発明は、カウンタとラッチ(メモリ)の間でカウント値の入出力および演算が可能で、複雑な処理が可能なAD変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステムを提供することにある。
本発明の第1の観点は、アナログ入力信号をデジタル信号に変換するAD変換装置であって、時間とともに電圧値が変化するランプ波形の参照信号と入力アナログ信号とを比較し、参照信号と入力信号が一致すると出力を反転する比較器と、上記比較器の比較時間をカウントするカウンタと、を有し、上記カウンタは、シリアル入出力が可能な複数のフリップフロップを含み、入出力が相互に接続され、カウンタモードとシフトレジスタモードに応じた動作が可能で、上記カウンタモード時には、上記複数のフリップフロップのデータ出力が次段のフリップフロップのクロック入力に供給され、上記比較器の出力が反転する前の所定レベルのときに、カウンタクロックに同期したカウンタとして機能し、
上記シフトレジスタモード時には、上記複数のフリップフロップが縦続接続されて、シフトレジスタクロックに同期したシフトレジスタとして機能する。
好適には、上記カウンタは、カウンタモード時には、初段のフリップフロップは比較器の出力が反転する前のレベルのときにカウンタクロックをクロック入力に受けて自身の反転出力データをラッチし、2段目以降のフリップフロップは前段のフリップフロップのデータ出力をクロック入力に受けて自身の反転出力データをラッチする
好適には、上記カウンタの出力と入力との接続経路にインバータを有し、上記カウンタは、シフトレジスタモード時には、各フリップフロップは縦続接続され、クロック入力にはシフトレジスタクロックが入力され、初段のフリップフロップのデータ入力には、上記インバータの出力が入力される。
好適には、上記カウンタの初期値を選択的に入力可能で、最終段の上記フリップフロップの出力側にスイッチを介してラッチが接続されており、上記インバータの入力は、最終段のフリップフロップのデータ出力、ラッチ、カウンタ初期値の入力端子に選択的に接続される。
好適には、上記カウンタは、初期化を行う第1の期間では、シフトレジスタモードで動作するように指示され、初段のフリップフロップにカウンタ初期値が入力されて、シフトレジスタクロックに同期したシフト動作を行い、縦続接続されたフリップフロップを初期値に初期化し、第2の期間では、カウンタモードで動作するように指示され、上記カウンタクロック同期してカウント動作を行い、上記比較器の出力が反転するとカウント動作を停止し、第3の期間では、シフトレジスタモードで動作するように指示され、最終段のフリップフロップの出力が上記インバータにより反転されて初段のフリップフロップに入力され、シフトレジスタクロックに同期したシフト動作を行い、カウント値を反転させ、第4の期間では、カウンタモードで動作するように指示され、上記カウンタクロックに同期してカウント動作を行い、上記比較器の出力が反転するとカウント動作を停止し、第5の期間では、カウント値の転送と上記初期化が行われる。
好適には、上記フリップフロップの出力側にスイッチを介してラッチが接続されている。
好適には、上記接続経路に上記カウンタの初期値を選択的に入力可能である。
本発明の第2の観点の固体撮像素子は、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部から複数の画素単位で画素信号の読み出しを行う画素信号読み出し回路と、を有し、上記画素信号読み出し回路は、画素の列配列に対応して配置され、読み出し信号電位と時間とともに電圧値が変化するランプ波形の参照電圧とを比較判定し、参照信号と入力信号が一致すると出力を反転する複数の比較器と、上記比較器の出力により動作が制御され、対応する上記比較器の比較時間をカウントする複数のカウンタと、を含み、上記各カウンタは、シリアル入出力が可能な複数のフリップフロップを含み、入出力が相互に接続され、カウンタモードとシフトレジスタモードに応じた動作が可能で、上記カウンタモード時には、上記複数のフリップフロップのデータ出力が次段のフリップフロップのクロック入力に供給され、上記比較器の出力が反転する前の所定レベルのときに、カウンタクロックに同期したカウンタとして機能し、上記シフトレジスタモード時には、上記複数のフリップフロップが縦続接続されて、シフトレジスタクロックに同期したシフトレジスタとして機能する。
好適には、隣接するカラムの各カウントの出力同士を加算する複数の加算器を有する。
本発明の第3の観点にカメラシステムは、固体撮像素子と、上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、を有し、上記固体撮像素子は、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部と、上記画素部から複数の画素単位で画素信号の読み出しを行う画素信号読み出し回路と、を有し、上記画素信号読み出し回路は、画素の列配列に対応して配置され、読み出し信号電位と時間とともに電圧値が変化するランプ波形の参照電圧とを比較判定し、参照信号と入力信号が一致すると出力を反転する複数の比較器と、上記比較器の出力により動作が制御され、対応する上記比較器の比較時間をカウントする複数のカウンタと、を含み、上記各カウンタは、シリアル入出力が可能な複数のフリップフロップを含み、入出力が相互に接続され、カウンタモードとシフトレジスタモードに応じた動作が可能で、上記カウンタモード時には、上記複数のフリップフロップのデータ出力が次段のフリップフロップのクロック入力に供給され、上記比較器の出力が反転する前の所定レベルのときに、カウンタクロックに同期したカウンタとして機能し、上記シフトレジスタモード時には、上記複数のフリップフロップが縦続接続されて、シフトレジスタクロックに同期したシフトレジスタとして機能する。
本発明によれば、比較器とカウンタを用いたAD変換装置において、カウンタにシフトレジスタの機能を持たせ、カウンタの入出力端子を接続させた接続経路(バス配線)を形成し、たとえばそのバス上にメモリとインバータあるいはデジタル演算器(たとえば1ビット演算器)が接続されて、カウンタとメモリの間でカウント値の入出力および演算が行われ、複雑な処理が行われる。
本発明によれば、カウンタとラッチ(メモリ)の間でカウント値の入出力および演算が可能で、複雑な処理が可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。
この固体撮像素子100は、図3に示すように、撮像部としての画素部110、垂直走査回路120、水平転送走査回路130、タイミング制御回路140、画素信号読み出し回路としての複数のADC(アナログ−デジタル(AD)変換装置)が並列に配置されたADC群150、DAC(デジタル−アナログ変換装置)160、アンプ回路(S/A)170、信号処理回路180、および水平転送線190を有する。
画素部110は、フォトダイオードと画素内アンプとを含む、たとえば図1に示すような画素がマトリックス状(行列状)に配置されて構成される。
また、固体撮像素子100においては、画素部110の信号を順次読み出すための制御回路として、内部クロックを生成するタイミング制御回路140、行アドレスや行走査を制御する垂直走査回路120、そして列アドレスや列走査を制御する水平転送走査回路130が配置される。
ADC群150は、基本的に、DAC160により生成される参照電圧を階段状に変化させたランプ波形(RAMP)である参照電圧Vslopと、行線毎に画素から垂直信号線を経由し得られるアナログ信号(電位Vsl)とを比較する比較器151と、比較時間をカウントするカウンタ152と、カウント結果を保持するたとえばNビットのメモリを含むラッチ153とからなるADCが複数列配列されている。
ADC群150は、nビットデジタル信号変換機能を有し、各垂直信号線(列線)毎に配置され、列並列ADCブロックが構成される。
各ラッチ153の出力は、たとえば2nビット幅の水平転送線190に接続されている。
そして、水平転送線190に対応した2n個のアンプ回路170、および信号処理回路180が配置される。
ADC群150においては、垂直信号線に読み出されたアナログ画素信号Vsig(電位Vsl)は列毎に配置された比較器(コンパレータ)151で参照電圧Vslop(ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形、RAMP波形)と比較される。
このとき、比較器151と同様に列毎に配置されたカウンタ152が動作しており、ランプ波形のある電位Vslopとカウンタ値が一対一対応を取りながら変化することで垂直信号線の電位(アナログ信号)Vslをデジタル信号に変換する。
参照電圧Vslopの変化は電圧の変化を時間の変化に変換するものであり、その時間をある周期(クロック)で数えることでデジタル値に変換するものである。
そしてアナログ電気信号Vslと参照電圧Vslopが交わったとき、比較器151の出力が反転し、カウンタ152の入力クロックを停止し、または、入力を停止していたクロックをカウンタ152に入力し、AD変換を完了させる。
以上のAD変換期間終了後、水平転送走査回路130により、ラッチ153に保持されたデータが、水平転送線190に転送され、アンプ170を経て信号処理回路180に入力され、所定の信号処理により2次元画像が生成される。
そして、本実施形態に係るADC群150の各ADCは、カウンタ152とラッチ(メモリ)153との間でカウント値の入出力および演算が可能で、複雑な処理が可能なAD変換装置として構成される。
以下、本実施形態の特徴的な構成を有するADC群(画素信号読み出し回路)150におけるADCの構成、特にカウンタの構成、機能、演算機能等について詳細に説明する。
(第1構成例)
図4は、本実施形態に係るADCの第1の構成例を示す回路図である。
図4においては、ADCを符号200で示している。そして、図3の比較器151を符号210で示し、カウンタ152を符号220で示し、ラッチ(メモリ)153を符号230で示している。
図4のADC200は、比較器210(151)、シリアル入出力機能を持つNビットカウンタ220(152)、第1のNビットメモリ231および第2のNビットメモリ232を含むラッチ230、インバータ240、2入力AND250、スイッチ261,262,263,264を含むスイッチ群260、並びに、端子T1,T2,T3を含んで構成されている。
そして、比較器210とカウンタ220によりAD変換部が形成される。
比較器210は、参照波Vrefと画素信号Vsigとを比較し、たとえば画素信号Vsigが参照波Vrefのレベルとなると、換言すると画素信号Vsigが参照波Vrefと交わると出力レベルをハイレベルからローレベルに切り替える。
カウンタ220は、シリアル入出力が可能なフリップフロップFF0〜FF(N−1)、各フリップフロップFF0〜FF(N−1)のデータ入力Dの入力段に配置されたスイッチSW10〜スイッチSW1(N−1)、および各フリップフロップFF0〜FF(N−1)のクロック入力CKの入力段に配置されたスイッチSW20〜スイッチSW2(N−1)を有する。
そして、カウンタ220は、最終段のフリップフロップFF(N−1)のデータ出力Qがスイッチ261、インバータ240、さらにスイッチSW10を介して初段のフリップフロップFF0のデータ入力Dに接続されている。
カウンタ220において、スイッチSW10は端子aがフリップフロップFF0の反転出力/Q(/は反転を示す)に接続され、端子bがインバータ240の出力に接続され、端子cがフリップフロップFF0のデータ入力Dに接続されている。
スイッチSW11は端子aがフリップフロップFF1の反転出力/Qに接続され、端子bが前段のフリップフロップFF0のデータ出力Qに接続され、端子cがフリップフロップFF1のデータ入力Dに接続されている。
同様にして、スイッチSW1(N−1)は端子aがフリップフロップFF(N−1)の反転出力/Qに接続され、端子bが前段のフリップフロップFF(N−2)のデータ出力Qに接続され、端子cがフリップフロップFF(N−1)のデータ入力Dに接続されている。
カウンタ220において、スイッチSW20は端子aが2入力AND250の出力に接続され、端子bがシフトレジスタクロックSFCKの入力端子T1に接続され、端子cがフリップフロップFF0のクロック入力CKに接続されている。
スイッチSW21は端子aが前段のフリップフロップFF0のデータ出力Qに接続され、端子bがシフトレジスタクロックSFCKの入力端子T1に接続され、端子cがフリップフロップFF1のクロック入力CKに接続されている。
同様にして、スイッチSW2(N−1)は端子aが前段のフリップフロップFF(N−2)のデータ出力Qに接続され、端子bがシフトレジスタクロックSFCKの入力端子T1に接続され、端子cがフリップフロップFF(N−1)のクロック入力CKに接続されている。
2入力AND250は、一方の入力が比較器210の出力に接続され、他方の入力がカウンタクロックCTCKの供給ラインに接続され、出力がカウンタ220のスイッチSW20の端子bに接続されている。
カウンタ220のスイッチSW10〜スイッチSW1(N−1)、およびスイッチSW20〜スイッチSW2(N−1)は、端子T2に入力されるカウンタ‐シフトレジスタ切替信号(以下、切替信号という)CSSWにより切り替え制御される。
スイッチSW10〜スイッチSW1(N−1)、およびスイッチSW20〜スイッチSW2(N−1)は、切替信号CSSWがハイレベルの場合(カウンタモード)、端子aと端子cとが接続され、切替信号CSSWがローレベルの場合(シフトレジスタモード)、端子bと端子cとが接続される。
図5は、カウンタモード時のカウンタのスイッチの接続状態を含む構成を模式的に示す図である。
図6は、シフトレジスタモード時のカウンタのスイッチの接続状態を含む構成を模式的に示す図である。
カウンタ220において、カウンタモード時には、図5に示すように、初段のフリップフロップは比較器210の出力がハイレベルのときにカウンタクロックCTCKをクロック入力CKに受けて自身の反転出力データをラッチする。
2段目以降のフリップフロップFF1〜FF(N−1)は前段のフリップフロップFF0〜FF(N−2)のデータ出力をクロック入力CKに受けて自身の反転出力データをラッチする。
カウンタ220において、シフトレジスタモード時には、図6に示すように、各フリップフロップFF0〜FF(N−1)は縦続接続され、クロック入力CKにはシフトレジスタクロックSFCKが入力される。
そして、初段のフリップフロップFF0のデータ入力Dには、インバータ240の出力が入力される。
インバータ240の入力は、スイッチ261を介してカウンタ220の最終段のフリップフロップFF(N−1)のデータ出力Qに接続され、スイッチ262を介して第1のNビットメモリ231に接続され、スイッチ263を介して第2のNビットメモリ232に接続され、スイッチ264を介してカウンタ初期値CTIVの入力端子T3に接続されている。
また、スイッチ群260においては、各スイッチ261〜264は互いに同一に信号ラインに対して接続状態にある。
図7は、第1の構成を有するADCでデジタルCDSを行う場合のタイミングチャートの一例を示すである。
以下、図7に関連付けて第1の構成を有するADCにおけるデジタルCDS動作を説明する。
<動作の説明>
まず、期間Aでカウンタ220の初期化が行われる。
このとき、切替信号CSSWがシフトレジスタモードを指示するローレベルで端子T2から入力される。そして、スイッチ264がオンされ、端子T3からカウンタ初期値CTIVが入力される。これにより、カウンタ220では、シフトレジスタクロックSFCKに同期したシフト動作が行われ、フリップフロップFF0〜FF(N−1)が初期値に初期化される。
期間BでP相カウントが実施される。
切替信号CSSWがカウンタモードを指示するハイレベルで入力される。これにより、カウンタ220では、AND250から出力されるカウンタクロックCTCKに同期してカウント動作が行われる。
この場合、比較器210において、参照波Vrefと画素信号Vsigとが比較され、たとえば画素信号Vsigが参照波Vrefのレベルとなるまでカウント動作が行われる。そして、画素信号Vsigが参照波Vrefと交わると出力レベルをハイレベルからローレベルに切り替わり、カウント動作が停止される。
次に、期間Cにおいてシフトレジスタ動作で出力し、インバータ240を通して入力端子から入力することにより、カウント値が反転される。
このとき、切替信号CSSWがシフトレジスタモードを指示するローレベルで端子T2から入力される。そして、スイッチ261がオンされ、カウンタ220の出力がインバータ240により反転され、スイッチSW10を介してカウンタ220に入力される。そして、カウンタ220では、シフトレジスタクロックSFCKに同期したシフト動作が行われ、カウント値が反転される。
次に、期間DでD相カウントが実施される。
切替信号CSSWがカウンタモードを指示するハイレベルで入力される。これにより、カウンタ220では、AND250から出力されるカウンタクロックCTCKに同期してカウント動作が行われる。
この場合も、比較器210において、参照波Vrefと画素信号Vsigとが比較され、画素信号Vsigが参照波Vrefのレベルとなるまでカウント動作が行われる。そして、画素信号Vsigが参照波Vrefと交わると出力レベルをハイレベルからローレベルに切り替わり、カウント動作が停止される。またこのとき、切替信号CSSWがローレベルに切り替えられる。
次に、期間EでCDSされたカウント値が出力される。
このとき、スイッチ261、スイッチ262、あるいはスイッチ263がオンされる。そして、カウンタ220では、シフトレジスタクロックSFCKに同期したシフト動作が行われ、カウント値の転送が行われる。また、上述したカウンタ220の初期化が行われる。
上記の動作の説明においては、メモリを使用について具体的に示していないが、
1)シフトレジスタ動作で出力し、この出力をメモリ231,232に記憶させ、記憶させたデータをインバータ240を通して入力端子から入力することにより、カウント値を反転する、
2)CDSされたカウント値をメモリに転送する、
のように、メモリを使用することもできる。
<効果>
以上説明したADC200によれば、AD変換部とメモリ間で、値を相互に入出力できる。
AD変換部で得られた値をシフトレジスタのシフト処理により演算処理し、その結果を再度AD変換部に戻すことができる。
AD変換部で得られた値とメモリの値を演算処理し、その値をAD変換部(カウンタ)もしくはメモリに格納できる。
そして、各ビットごとにインバータを必要とせず、1つのインバータでデジタルCDSを行うことができ、より単純な回路構成でデジタルCDSを行うことができる。
ここで、本ADCをカラムADC方式の固体撮像素子に適用した場合には、画素からの出力信号が、図3の入力信号Vsigとして比較器に入力され、DACで生成された信号が、参照信号Vrefとして比較器151に入力される。また、データ出力は、固体撮像素子のセンスアンプ170に入力される。
この場合には、複数のADCで得られた値を相互に演算処理し、その値をADCもしくはメモリに格納できる。
(第2構成例)
図8は、本実施形態に係るADCの第2の構成例を示す回路図である。
本第2の構成例のADC200Aが上述した第1の構成例のADC200と異なる点は、インバータの代わりに1ビット(bit)演算器270を設けたことにある。
この場合、たとえば、カウンタ初期値入力に外部からオフセット値を入れることができる。
また、カウンタ初期値入力に外部のメモリから、時間的にずれたオフセット値を入力することができる。
<動作の説明>
この場合に、時間的にずれたものの加算の例として、R−R加算、B−B加算について説明する。
VsigとしてR画素信号を読み出し比較器210に入力し、このデータを第1のNbitメモリ231に記憶させる。
同様に、B画素信号を読み出して比較器210に入力し、このデータを第2のNbitメモリ232に記憶させる。
次に、別のR画素信号を読み出して比較器210に入力し、このデータを第1のNbitメモリ231に記憶させたデータと1bit加算器280によって加算する。
そして、加算されたデータを加算R信号として出力する。
B画素信号についても、上記と同様に、加算B信号として出力する。
<効果>
以上説明したADC200Aによれば、AD変換部で得られた値を演算器もしくはシフトレジスタのシフト処理により演算処理し、その結果を再度AD変換部に戻すことができる。
AD変換部で得られた値とメモリの値を演算処理し、その値をAD変換部もしくはメモリに格納できる。
複数のAD変換部で得られた値を相互に演算処理し、その値をAD変換部もしくはメモリに格納できる。
既存技術では、乗算・除算はできなかったが、本実施形態によれば、単純な構成で乗算・除算を行うことができる。また、2倍、4倍の演算はビットシフトにより可能であるが、本発明は、それに加えて、3倍の演算も可能である。
既存技術では、たとえば、10ビットデータと10ビットデータを加算するためには、11ビット加算器が必要であるのに対して、本実施形態によれば、1ビット加算器を用いて加算することができる。
(第3構成例)
図9は、本実施形態に係るADCの第3の構成例を示す回路図である。
本第3の構成例においては、第2の構成例で示したADC200Aが各カラムに配置され、隣接するADC200Aのカウンタ220の出力がデジタル演算器である1ビット加算器280に入力されている。
図10は、図9に示した構成を用いて、カラム間の加算(隣の画素どおしの信号加算)を行った場合のカウンタ内部の値の変化を説明するための図である。
なお、図9および図10中のPIX1,PIX2、PIX3,PIX4はそれぞれ画素信号を表す。
<動作の説明>
1列目の画素信号PIX1を1列目のカラムのカウンタ220(152)に入力する。同様に、2列目、3列目、4列目の画素信号PIX2、PIX3、PIX4についてもそれぞれの列のカラムに入力する。
各カラムのカウンタ220に保存された画素信号に、隣のカラムのカウンタ220に保存された画素信号を、1ビット加算器を用いて加算する。
これによって、1列目、2列目、3列目、4列目のカラムのカウンタ220内のデータは、それぞれ、PIX1+PIX2、PIX2+PIX3、PIX3+PIX4、PIX4+PIX5となる。
1列目のカラムのカウンタ220、3列目のカラムのカウンタ220のデータ、PIX1+PIX2、PIX3+PIX4のみを読み出す。すなわち、1列おきのカラムのデータを読み出す。
<効果>
上記のような画素加算を行った場合でも、1列おきのカラムのデータを読み出すだけでよいため、高速読出しが可能となる。
つまり、既存技術においては、隣の列間で画素加算を行った場合、全てのカラムのデータを読み出す必要があり、さらに、それらに対応するロジック回路を全て動作させる必要があったため、時間が2倍必要であった。
これに対して、本実施形態によれば、読み出しデータ量を減らすことができるため、既存技術の2倍の高速読出しが可能となる。
また、AD変換部とメモリ間で、値を相互に入出力できる。
AD変換部で得られた値を演算器もしくはシフトレジスタのシフト処理により演算処理し、その結果を再度AD変換部に戻すことができる。
AD変換部で得られた値とメモリの値を演算処理し、その値をAD変換部もしくはメモリに格納できる。
複数のAD変換部で得られた値を相互に演算処理し、その値をAD変換部もしくはメモリに格納できる。
既存技術では、乗算・除算はできなかったが、本実施形態によれば、単純な構成で乗算・除算を行うことができる。また、2倍、4倍の演算はビットシフトにより可能であるが、本実施形態では、それに加えて、3倍の演算も可能である。
この特性を利用することにより、カラムADCを用いているイメージセンサでは、以下のことが可能になる。
ADCの特性バラつきをADCで補正することが可能になり、外部での補正が必要なくなる。(既存技術では、後段のDSPで補正する、または、補正のための特別の回路が必要であった。)
列方向の加算が高速にできる。また加算により列方向のデータを減らすことができるため、高速読み出しが可能となる。
(第4の構成例)
本第4の構成例は第3の構成例と同様の構成である。
<動作の説明>
本第4の構成例では、メモリを用いて、1行おきに信号加算する場合について説明する。
1行目の画素信号を各カラムのカウンタ220(152)に入力する。
カウンタ220に保存されていた1行目の画素信号をメモリ230に移動させる。
2行目の画素信号を各カラムのカウンタ220に入力する。
メモリに記憶させていた1行目の画素信号を1ビット加算器280に移動させるとともに、2行目の画素信号をメモリ230に移動させる。
3行目の画素信号を各カラムのカウンタ220に入力するとともに1ビット加算器280によって、1行目の画素信号を各カラムのカウンタ220に入力する。これにより、1行目と3行目の画素信号を加算する。
1行目と3行目の加算画素信号を出力する。
2行目と4行目についても同様の動作を行う。
<効果>
既存技術では、全画素信号を読み出して後段のロジック回路において信号加算を行う必要があり、加算読出しに時間がかかっていた。これに対して、本実施形態によれば、カラムADC内で、信号加算を行うことができるため、高速読出しが可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部110と、画素部110から行単位でデータの読み出しを行う画素信号読み出し回路(ADC群)150と、を有し、ADC群(画素信号読み出し回路)150は、画素の列配列に対応して配置され、読み出し信号電位と参照電圧とを比較判定し、その判定信号を出力する複数の比較器151と、比較器の出力により動作が制御され、対応する比較器の比較時間をカウントする複数のカウンタ152と、第1のNビットメモリ231および第2のNビットメモリ232を含むラッチ230と、を有し、各カウンタ152は、シリアル入出力機能を持つNビットカウンタ220(152)として構成され、その出力がインバータ240あるいは演算器270を介して入力に接続されていることから、以下の効果を得ることができる。
AD変換部とメモリ間で、値を相互に入出力できる。
AD変換部で得られた値を演算器もしくはシフトレジスタのシフト処理により演算処理し、その結果を再度AD変換部に戻すことができる。
AD変換部で得られた値とメモリの値を演算処理し、その値をAD変換部もしくはメモリに格納できる。
複数のAD変換部で得られた値を相互に演算処理し、その値をAD変換部もしくはメモリに格納できる。
また、既存技術では、乗算・除算はできなかったが、本実施形態によれば、単純な構成で乗算・除算を行うことができる。また、2倍、4倍の演算はビットシフトにより可能であるが、本実施形態では、それに加えて、3倍の演算も可能である。
この特性を利用することにより、カラムADCを用いているイメージセンサでは、以下のことが可能になる。
ADCの特性バラつきをADCで補正することが可能になり、外部での補正が必要なくなる。(既存技術では、後段のDSPで補正する、または、補正のための特別の回路が必要であった。)
列方向の加算が高速にできる。また加算により列方向のデータを減らすことができるため、高速読み出しが可能となる。
既存技術では、全画素信号を読み出して後段のロジック回路において信号加算を行う必要があり、加算読出しに時間がかかっていた。これに対して、本実施形態によれば、カラムADC内で、信号加算を行うことができるため、高速読出しが可能である。
また、既存技術では、カラムADCに使用されているカウンタは、カウンタ値をパラレル出力する。そのため、カウント値を出力するバス配線が煩雑となり、また、任意の初期値を設定するためには回路規模が大きくなってしまうという問題があった。これに対して、本実施形態によれば、回路規模を大きくすることなく、上記機能が可能となる。
このような効果を有する固体撮像素子は、デジタルカメラやビデオカメラの撮像デバイスとして適用することができる。
図11は、本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
本カメラシステム300は、図11に示すように、本実施形態に係る固体撮像素子100が適用可能な撮像デバイス310と、この撮像デバイス310の画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ320と、撮像デバイス310を駆動する駆動回路(DRV)330と、撮像デバイス310の出力信号を処理する信号処理回路(PRC)340と、を有する。
駆動回路330は、撮像デバイス310内の回路を駆動するスタートパルスやクロックパルスを含む各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータ(図示せず)を有し、所定のタイミング信号で撮像デバイス310を駆動する。
また、信号処理回路340で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。また、信号処理回路340で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニターに動画として映し出される。
上述したように、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像デバイス310として、先述した固体撮像素子100を搭載することで、高精度なカメラが実現できる。
4つのトランジスタで構成されるCMOSイメージセンサの画素の一例を示す図である。 列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る列並列ADC搭載固体撮像素子(CMOSイメージセンサ)の構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係るADCの第1の構成例を示す回路図である。 カウンタモード時のカウンタのスイッチの接続状態を含む構成を模式的に示す図である。 シフトレジスタモード時のカウンタのスイッチの接続状態を含む構成を模式的に示す図である。 第1の構成を有するADCでデジタルCDSを行う場合のタイミングチャートの一例を示すである。 本実施形態に係るADCの第2の構成例を示す回路図である。 本実施形態に係るADCの第3の構成例を示す回路図である。 図9に示した構成を用いて、カラム間の加算(隣の画素どおしの信号加算)を行った場合のカウンタ内部の値の変化を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る固体撮像素子が適用されるカメラシステムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
100・・・固体撮像素子、120・・・画素部、130・・・垂直走査回路、130・・・水平転送走査回路、140・・・タイミング制御回路、150・・・ADC群、151・・・比較器、152・・・カウンタ、153・・・ラッチ、160・・・DAC、170・・・アンプ回路、180・・・信号処理回路、190・・・水平転送線、200,200A・・・ADC、210・・・比較器、220・・・カウンタ、230・・・ラッチ、240・・・インバータ、250・・・AND、270・・・1ビット演算器、280・・・1ビット加算器、300・・・カメラシステム、310・・・撮像デバイス、320・・・駆動回路、330・・・レンズ、340・・・信号処理回路。

Claims (15)

  1. アナログ入力信号をデジタル信号に変換するAD変換装置であって、
    時間とともに電圧値が変化するランプ波形の参照信号と入力アナログ信号とを比較し、参照信号と入力信号が一致すると出力を反転する比較器と、
    上記比較器の比較時間をカウントするカウンタと、を有し、
    上記カウンタは、
    シリアル入出力が可能な複数のフリップフロップを含み、入出力が相互に接続され、カウンタモードとシフトレジスタモードに応じた動作が可能で、
    上記カウンタモード時には、上記複数のフリップフロップのデータ出力が次段のフリップフロップのクロック入力に供給され、上記比較器の出力が反転する前の所定レベルのときに、カウンタクロックに同期したカウンタとして機能し、
    上記シフトレジスタモード時には、上記複数のフリップフロップが縦続接続されて、シフトレジスタクロックに同期したシフトレジスタとして機能する
    AD変換装置。
  2. 上記カウンタは、
    カウンタモード時には、初段のフリップフロップは比較器の出力が反転する前のレベルのときにカウンタクロックをクロック入力に受けて自身の反転出力データをラッチし、 2段目以降のフリップフロップは前段のフリップフロップのデータ出力をクロック入力に受けて自身の反転出力データをラッチする
    請求項1記載のAD変換装置。
  3. 上記カウンタの出力と入力との接続経路に上記カウンタの初期値を選択的に入力可能である
    請求項1または2記載のAD変換装置。
  4. 最終段の上記フリップフロップの出力側にスイッチを介してラッチが接続されている
    請求項1から3のいずれか一に記載のAD変換装置。
  5. 上記カウンタの出力と入力との接続経路にインバータを有し、
    上記カウンタは、
    シフトレジスタモード時には、各フリップフロップは縦続接続され、クロック入力にはシフトレジスタクロックが入力され、
    初段のフリップフロップのデータ入力には、上記インバータの出力が入力される
    請求項1から4のいずれか一に記載のAD変換装置。
  6. 上記カウンタの初期値を選択的に入力可能で、
    最終段の上記フリップフロップの出力側にスイッチを介してラッチが接続されており、
    上記インバータの入力は、
    最終段のフリップフロップのデータ出力、ラッチ、カウンタ初期値の入力端子に選択的に接続される
    請求項5記載のAD変換装置。
  7. 上記カウンタは、
    初期化を行う第1の期間では、
    シフトレジスタモードで動作するように指示され、初段のフリップフロップにカウンタ初期値が入力されて、
    シフトレジスタクロックに同期したシフト動作を行い、縦続接続されたフリップフロップを初期値に初期化し
    第2の期間では、
    カウンタモードで動作するように指示され、上記カウンタクロック同期してカウント動作を行い、
    上記比較器の出力が反転するとカウント動作を停止し、
    第3の期間では、
    シフトレジスタモードで動作するように指示され、最終段のフリップフロップの出力が上記インバータにより反転されて初段のフリップフロップに入力され、
    シフトレジスタクロックに同期したシフト動作を行い、カウント値を反転させ、
    第4の期間では、
    カウンタモードで動作するように指示され、上記カウンタクロックに同期してカウント動作を行い、
    上記比較器の出力が反転するとカウント動作を停止し、
    第5の期間では、
    カウント値の転送と上記初期化が行われる
    請求項5または6記載のAD変換装置。
  8. 光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部から複数の画素単位で画素信号の読み出しを行う画素信号読み出し回路と、を有し、
    上記画素信号読み出し回路は、
    画素の列配列に対応して配置され、読み出し信号電位と時間とともに電圧値が変化するランプ波形の参照電圧とを比較判定し、参照信号と入力信号が一致すると出力を反転する複数の比較器と、
    上記比較器の出力により動作が制御され、対応する上記比較器の比較時間をカウントする複数のカウンタと、を含み、
    上記各カウンタは、
    シリアル入出力が可能な複数のフリップフロップを含み、入出力が相互に接続され、カウンタモードとシフトレジスタモードに応じた動作が可能で、
    上記カウンタモード時には、上記複数のフリップフロップのデータ出力が次段のフリップフロップのクロック入力に供給され、上記比較器の出力が反転する前の所定レベルのときに、カウンタクロックに同期したカウンタとして機能し、
    上記シフトレジスタモード時には、上記複数のフリップフロップが縦続接続されて、シフトレジスタクロックに同期したシフトレジスタとして機能する
    固体撮像素子。
  9. 上記カウンタは、
    カウンタモード時には、初段のフリップフロップは比較器の出力が反転する前のレベルのときにカウンタクロックをクロック入力に受けて自身の反転出力データをラッチし、 2段目以降のフリップフロップは前段のフリップフロップのデータ出力をクロック入力に受けて自身の反転出力データをラッチする
    請求項8記載の固体撮像素子。
  10. 上記カウンタの出力と入力との接続経路に上記カウンタの初期値を選択的に入力可能である
    請求項8または9記載の固体撮像素子。
  11. 最終段の上記フリップフロップの出力側にスイッチを介してラッチが接続されている
    請求項8から10のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  12. 上記カウンタの出力と入力との接続経路にインバータを有し、
    上記カウンタは、
    シフトレジスタモード時には、各フリップフロップは縦続接続され、クロック入力にはシフトレジスタクロックが入力され、
    初段のフリップフロップのデータ入力には、上記インバータの出力が入力される
    請求項8から11のいずれか一に記載の固体撮像素子。
  13. 上記カウンタの初期値を選択的に入力可能で、
    最終段の上記フリップフロップの出力側にスイッチを介してラッチが接続されており、
    上記インバータの入力は、
    最終段のフリップフロップのデータ出力、ラッチ、カウンタ初期値の入力端子に選択的に接続される
    請求項12記載の固体撮像素子。
  14. 上記カウンタは、
    初期化を行う第1の期間では、
    シフトレジスタモードで動作するように指示され、初段のフリップフロップにカウンタ初期値が入力されて、
    シフトレジスタクロックに同期したシフト動作を行い、縦続接続されたフリップフロップを初期値に初期化し
    第2の期間では、
    カウンタモードで動作するように指示され、上記カウンタクロック同期してカウント動作を行い、
    上記比較器の出力が反転するとカウント動作を停止し、
    第3の期間では、
    シフトレジスタモードで動作するように指示され、最終段のフリップフロップの出力が上記インバータにより反転されて初段のフリップフロップに入力され、
    シフトレジスタクロックに同期したシフト動作を行い、カウント値を反転させ、
    第4の期間では、
    カウンタモードで動作するように指示され、上記カウンタクロックに同期してカウント動作を行い、
    上記比較器の出力が反転するとカウント動作を停止し、
    第5の期間では、
    カウント値の転送と上記初期化が行われる
    請求項12または13記載の固体撮像素子。
  15. 固体撮像素子と、
    上記撮像素子に被写体像を結像する光学系と、を有し、
    上記固体撮像素子は、
    光電変換を行う複数の画素が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部から複数の画素単位で画素信号の読み出しを行う画素信号読み出し回路と、を有し、
    上記画素信号読み出し回路は、
    画素の列配列に対応して配置され、読み出し信号電位と時間とともに電圧値が変化するランプ波形の参照電圧とを比較判定し、参照信号と入力信号が一致すると出力を反転する複数の比較器と、
    上記比較器の出力により動作が制御され、対応する上記比較器の比較時間をカウントする複数のカウンタと、を含み、
    上記各カウンタは、
    シリアル入出力が可能な複数のフリップフロップを含み、入出力が相互に接続され、カウンタモードとシフトレジスタモードに応じた動作が可能で、
    上記カウンタモード時には、上記複数のフリップフロップのデータ出力が次段のフリップフロップのクロック入力に供給され、上記比較器の出力が反転する前の所定レベルのときに、カウンタクロックに同期したカウンタとして機能し、
    上記シフトレジスタモード時には、上記複数のフリップフロップが縦続接続されて、シフトレジスタクロックに同期したシフトレジスタとして機能する
    カメラシステム。
JP2008070011A 2008-03-18 2008-03-18 Ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム Expired - Fee Related JP4661891B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008070011A JP4661891B2 (ja) 2008-03-18 2008-03-18 Ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム
US12/391,062 US8130295B2 (en) 2008-03-18 2009-02-23 Analog-to-digital converter, solid-state image pickup device, and camera system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008070011A JP4661891B2 (ja) 2008-03-18 2008-03-18 Ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009225323A JP2009225323A (ja) 2009-10-01
JP4661891B2 true JP4661891B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=41088490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008070011A Expired - Fee Related JP4661891B2 (ja) 2008-03-18 2008-03-18 Ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8130295B2 (ja)
JP (1) JP4661891B2 (ja)

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8179296B2 (en) 2005-09-30 2012-05-15 The Massachusetts Institute Of Technology Digital readout method and apparatus
US20100226495A1 (en) 2007-10-29 2010-09-09 Michael Kelly Digital readout method and apparatus
JP5279352B2 (ja) * 2008-06-06 2013-09-04 キヤノン株式会社 固体撮像装置
JP5620652B2 (ja) * 2009-07-06 2014-11-05 パナソニック株式会社 固体撮像装置および駆動方法
JP5254140B2 (ja) * 2009-07-14 2013-08-07 株式会社東芝 A/d変換器及びそれを備えた固体撮像装置
KR101606402B1 (ko) * 2009-12-29 2016-03-28 주식회사 동부하이텍 클록 복원 회로
JP5507309B2 (ja) * 2010-03-30 2014-05-28 本田技研工業株式会社 信号処理方法及び固体撮像装置
JP5531797B2 (ja) * 2010-06-15 2014-06-25 ソニー株式会社 固体撮像素子およびカメラシステム
JP5777942B2 (ja) * 2010-07-02 2015-09-09 オリンパス株式会社 撮像装置
JP2012124729A (ja) * 2010-12-09 2012-06-28 Sony Corp 撮像素子および撮像装置
CN102063262B (zh) * 2010-12-17 2012-09-05 北京控制工程研究所 一种多路模拟量自动采集控制电路
WO2013006188A1 (en) * 2011-07-01 2013-01-10 Schultz Kenneth I Methods and apparatus for in-pixel filtering in focal plane arrays
JP5847737B2 (ja) * 2012-03-30 2016-01-27 キヤノン株式会社 光電変換装置および撮像システム
JP5980080B2 (ja) * 2012-10-02 2016-08-31 キヤノン株式会社 光電変換装置、撮像システム、光電変換装置の検査方法および撮像システムの製造方法
KR102105362B1 (ko) 2013-09-17 2020-04-28 삼성전자주식회사 집적 회로 및 이를 포함하는 이미지 센서
US9749555B2 (en) * 2014-02-04 2017-08-29 Semiconductor Components Industries, Llc Arithmetic memory with horizontal binning capabilities for imaging systems
CN107079123B (zh) 2014-10-06 2021-05-14 索尼半导体解决方案公司 信号处理装置、信号处理方法、摄像元件和电子设备
JP6579744B2 (ja) * 2014-11-28 2019-09-25 キヤノン株式会社 撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法、及び撮像装置の検査方法
JP2017041844A (ja) * 2015-08-21 2017-02-23 株式会社東芝 デジタル演算回路および固体撮像装置
CN106331537B (zh) * 2015-10-27 2019-04-26 北京智谷睿拓技术服务有限公司 数字图像传感器及其控制方法、图像采集设备
US10533966B2 (en) 2017-07-27 2020-01-14 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Digital time domain readout circuit for bioFET sensor cascades
CN107635087A (zh) * 2017-11-08 2018-01-26 深圳地平线机器人科技有限公司 固态图像传感器和图像感测方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005278135A (ja) * 2004-02-23 2005-10-06 Sony Corp 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法
JP2005311933A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Sony Corp カウンタ回路、ad変換方法およびad変換装置、並びに物理量分布検知の半導体装置および電子機器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59115621A (ja) * 1982-12-22 1984-07-04 Toshiba Corp 論理回路
JPH04172274A (ja) * 1990-11-06 1992-06-19 Hitachi Ltd アナログ・ディジタル混在集積回路及びその試験方法並びに通信機器及びビデオ信号処理機器及び計測機器
JP4569647B2 (ja) * 2008-03-18 2010-10-27 ソニー株式会社 Ad変換装置、ad変換方法、固体撮像素子、およびカメラシステム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005278135A (ja) * 2004-02-23 2005-10-06 Sony Corp 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法
JP2005311933A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Sony Corp カウンタ回路、ad変換方法およびad変換装置、並びに物理量分布検知の半導体装置および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
US20090237534A1 (en) 2009-09-24
JP2009225323A (ja) 2009-10-01
US8130295B2 (en) 2012-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4661891B2 (ja) Ad変換装置、固体撮像素子、およびカメラシステム
JP4569647B2 (ja) Ad変換装置、ad変換方法、固体撮像素子、およびカメラシステム
US8358349B2 (en) A/D converter, solid-state imaging device and camera system
JP5531797B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
JP4946761B2 (ja) 固体撮像素子およびカメラシステム
JP5359521B2 (ja) バイナリ値変換回路およびその方法、ad変換装置、固体撮像素子、並びにカメラシステム
JP5728826B2 (ja) カラムa/d変換器、カラムa/d変換方法、固体撮像素子およびカメラシステム
KR101358948B1 (ko) 고체 촬상 장치, 카메라 시스템, 및 카메라 시스템의 구동방법
JP4107269B2 (ja) 固体撮像装置
US8350941B2 (en) A/D converter, solid-state image sensing device, and camera system
KR101834021B1 (ko) A/d 변환기, a/d 변환 방법, 고체 촬상 소자 및 카메라 시스템
JP4379504B2 (ja) 固体撮像素子、およびカメラシステム
US8957996B2 (en) Solid-state imaging device and camera system
JP2008160880A (ja) 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法
JP2011035701A (ja) イメージセンサ用a/d変換装置
JP2010057019A (ja) 撮像素子及び撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees