JP2009005338A - アナログ−デジタル変換器及びこれを用いたイメージセンサ - Google Patents

アナログ−デジタル変換器及びこれを用いたイメージセンサ Download PDF

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Abstract

【課題】低消費電力でレイアウト面積の小さいAD変換器。
【解決手段】アナログ信号の上限電圧と下限電圧と、クロック信号に基づき下限電圧−ΔVから上限電圧+ΔVの間をn+kビットで量子化した参照電圧と、クロック信号をカウントするカウント値と、第1の端子の電圧と第2の端子の電圧を比較した比較結果信号を出力する比較回路と、比較回路の動作電圧を決める基準電圧と、第2の端子と比較回路出力の間に接続された切替素子と、2i-1×Cの容量に設定されたm個の容量素子と、アナログ信号または下限電圧または上限電圧を切り替えるm個の切替回路と、Cの容量の第2の容量素子と、アナログ信号又は下限電圧または参照電圧を切り替える第2の切替回路と、m+n+1ビットのラッチ回路と、比較結果信号とカウント値と接続され、比較結果信号に基づきm個の切替回路を制御し、mビットの比較結果信号とn+1ビットのカウント値をラッチ回路に書き込む。
【選択図】図2

Description

本発明は、アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換器及びこれを用いたイメージセンサに関する。
CMOS型イメージセンサ(以下CMOSセンサ)はロジックプロセスを応用したイメージセンサであり、同一チップ上にイメージセンサに加え、周辺駆動回路、アナログ−デジタル(AD)変換器、信号処理回路などを搭載することができる特徴がある。特にAD変換器を搭載したCMOSセンサは、カメラ設計において高SN比が要求されるアナログ回路設計が必要無くなるという点で注目されている。
AD変換器として、積分型AD変換器と逐次比較型AD変換器がある。積分型AD変換器は、AD間のバラツキが少なく、良好な直線性が確保できるが、変換速度が遅い問題点がある。また、逐次比較型AD変換器は、消費電力、変換速度で有利ではあるが、階調(bit数)が増えると、容量素子の面積が膨大になる問題がある。
この問題を解決するために、例えば特許文献1には、上位ビットと下位ビットを分けてそれぞれを積分型AD回路で量子化する2重の積分型AD回路による方法が記載されている。
特許第3507800号公報
しかしながら、特許文献1では、高精度でAD間バラツキは少ないが、積分型AD回路を2回直列に用いるため、AD変換のスピードを十分には速くできないという問題がある。
この問題を解決するために、図5及び図6に示すように、アナログ信号VsをAD変換するために、上位mビット(mは1以上の自然数、図5ではm=2)を逐次比較型、下位nビット(nは1以上の自然数、図5ではn=3)を積分型で変換する方法がある。
しかしながら、下位ビットの積分型AD変換において、DA変換回路(3ビットDAC)107にオフセットがあった場合や、比較回路(コンパレータ)120に遅延があった場合などに、図7に示すように、参照電圧Vrampの波形が理想波形に対し上下にずれることにより、上位ビットと下位ビットの境界が正しくAD変換できない場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、低消費電力で動作し、高精度でAD間バラツキが少なく、レイアウト面積の小さいアナログ−デジタル変換器及びこれを用いたイメージセンサを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のアナログ−デジタル変換器では、アナログ信号を伝送するアナログ信号線と、前記アナログ信号の上限電圧を伝送する上限電圧線と、前記アナログ信号の下限電圧を伝送する下限電圧線と、ΔV=(前記上限電圧−前記下限電圧)×k/2(kは0<k<1の実数)とすると、クロック信号に基づき前記下限電圧−ΔVから前記上限電圧+ΔVの間をn+kビット(nは1以上の自然数)で量子化した参照電圧を伝送する参照電圧線と、第1の端子と第2の端子とを有し前記第1の端子に印加された電圧と前記第2の端子に印加された電圧とを比較した比較結果信号を比較結果出力端子から出力する比較回路と、前記第1の端子と接続され前記比較回路の動作電圧を決める基準電圧を伝送する基準電圧線と、前記第2の端子と前記比較結果出力端子との間に接続され、前記アナログ信号線に前記アナログ信号が伝送される期間に導通状態となるスイッチング素子と、i番目(1≦i≦m、mは1以上の自然数)が2m-i×C(Cは正の実数)の容量に設定され、各々の一端が前記第2の端子に並列に接続されたm個の容量素子と、前記m個の容量素子の他端の各々に接続され、前記アナログ信号線または前記下限電圧線または前記上限電圧線のいずれかが接続されるように切替可能なm個の切替回路と、容量値がCに設定され、一端が前記第2の端子に接続された第2の容量素子と、前記第2の容量素子の他端に接続され、前記アナログ信号線または前記下限電圧線または前記参照電圧線のいずれかが接続されるように切替可能な第2の切替回路と、前記クロック信号の開始時点からのクロック数をカウントしたカウント値を伝送するカウント線と、mビットのラッチ回路と、n+1ビットのラッチ回路と、前記比較結果出力端子の出力線及び前記カウント線に接続され、前記比較結果信号に基づき前記m個の切替回路を制御し、前記m個の容量素子に前記上限電圧線を順次接続することにより出力される前記比較結果信号を前記mビットのラッチ回路に順次書き込み、前記第2の容量素子に前記参照電圧線を接続することにより出力される前記比較結果信号の電位が第1の電位から第2の電位に変化した時点の前記カウント値を前記n+1ビットのラッチ回路に書き込む制御回路と、を含むことを要旨とする。
この構成によれば、上位のmビットを逐次比較型でAD変換し、下位のnビットを積分型でAD変換できるので、低消費電力で動作し、高精度でAD間バラツキが少なく、逐次比較型AD変換器だけで構成したよりも容量素子を少なくできレイアウト面積を小さくすることができる。また、下位のnビットを積分型でAD変換するために、nビットに対し、kビットのマージンを持たせて量子化した参照電圧を使うので、参照電圧を発生させるDA変換回路にオフセットなどが発生しても良好なAD変換特性が得られる。
また、本発明のアナログ−デジタル変換器では、前記制御回路は、i番目の前記比較結果信号の電位が前記第1の電位から前記第2の電位に変化してから所定の時間経過後にi番目の前記比較結果信号の電位が前記第2の電位から前記第1の電位に戻るようにi番目の前記切替回路を制御する。
この構成によれば、上位のmビットを逐次比較型でAD変換し、下位のnビットを積分型でAD変換できるので、低消費電力で動作し、高精度でAD間バラツキが少なく、逐次比較型AD変換器だけで構成したよりも容量素子を少なくできレイアウト面積を小さくすることができる。
また、本発明のイメージセンサでは、複数の光電変換素子と、上記に記載のアナログ−デジタル変換器とを有し、前記アナログ信号の電圧は前記光電変換素子により光電変換されてなる電圧である。
この構成によれば、上位のmビットを逐次比較型でAD変換し、下位のnビットを積分型でAD変換できるので、低消費電力で動作し、高精度でAD間バラツキが少なく、逐次比較型AD変換器だけで構成したよりも容量素子を少なくできレイアウト面積を小さくすることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。
<イメージセンサの構成>
まず、イメージセンサの構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明のイメージセンサの構成を示す回路構成図である。なお、説明を簡略化するために、3×3画素のイメージセンサで説明する。また、アナログ信号を上位m=2ビット、下位n=3ビットのデジタルデータに変換する場合について説明する。また、積分型AD変換では、クロック信号に基づき下限電圧から上限電圧の間を3.5ビット(k=0.5)で量子化した参照電圧に基づき行う場合について説明する。
図1に示すように、イメージセンサ1は、3行3列に配置された画素101と、3本の垂直走査線102と、3本の垂直信号線103と、垂直走査回路104と、3個のバッファ106と、3個のアナログ−デジタル変換器(ADC)100と、3.5ビットデジタル−アナログ変換器(DAC)300と、カウンタ108と、水平走査回路105と、3本の列選択線208と、データ出力線209と、補正回路109と、から構成されている。
バッファ106は、選択された行の画素101のアナログ信号Vsを保持し、アナログ信号線207に伝送する。
3.5ビットDAC300は、アナログ信号Vsの上限電圧VRPと下限電圧VRNとクロック信号CLKに基づき、上限電圧VRP+ΔVと下限電圧VRN−ΔVの間を3.5ビット(すなわち12クロック)で量子化した参照電圧Vrampを参照電圧線201に伝送する。上限電圧VRPは、上限電圧線202に伝送され、下限電圧VRNは、下限電圧線203に伝送される。基準電圧VREFは、基準電圧線204に伝送される。
カウンタ108は、クロック信号CLKの開始からのクロック数をカウントした4ビットのカウント値CNTを4本のカウント線206に伝送する。
図2で後述する切替回路を制御する制御信号s00〜s23は、制御線205に伝送される。
3個のADC100は、アナログ信号線207に各々接続されている。また、3個のADCには、参照電圧線201と上限電圧線202と下限電圧線203と基準電圧線204と制御線205とカウント線206とが共通に配線されている。ADC100は、アナログ信号Vsを上位2ビット、下位3.5ビットのデジタル信号に変換し、水平走査回路105からの列選択線208に応じてデータ出力線209に伝送する。
補正回路109は、データ出力線209から伝送されたデジタル信号を補正して出力する。
<3.5ビットDACの構成>
次に、3.5ビットデジタル−アナログ変換器の構成について図4を参照して説明する。図4は、3.5ビットデジタル−アナログ変換器の構成を示す回路構成図である。
図4に示すように、3.5ビットDAC300は、PchトランジスタPTRと、12個の抵抗R00〜R11と、NchトランジスタNTRと、2個のオペアンプCMPP,CMPNと、12個のスイッチング素子T00〜T11と、デコーダ170と、バッファ171と、から構成されている。3.5ビットDAC300は、ΔV=(VRP−VRN)×0.5/2=(VRP−VRN)/4なので、VRN−ΔVからVRP+ΔVの間を3.5ビットで量子化した参照電圧Vrampを出力する。
NchトランジスタNTRと抵抗R00〜R11とPchトランジスタPTRとは、接地電位と電源電位の間に直列に接続されている。オペアンプCMPPは、正極(+)端子が抵抗R09と抵抗R10の接続点と接続され、負極(−)端子が上限電圧VRPに接続され、出力端子がPchトランジスタPTRのゲート端子と接続されている。オペアンプCMPNは、正極(+)端子が抵抗R01と抵抗R02の接続点と接続され、負極(−)端子が下限電圧VRNに接続され、出力端子がNchトランジスタNTRのゲート端子と接続されている。
スイッチング素子T00は、抵抗R00と抵抗R01の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T01は、抵抗R01と抵抗R02の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T02は、抵抗R02と抵抗R03の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T03は、抵抗R03と抵抗R04の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T04は、抵抗R04と抵抗R05の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T05は、抵抗R05と抵抗R06の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T06は、抵抗R06と抵抗R07の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T07は、抵抗R07と抵抗R08の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T08は、抵抗R08と抵抗R09の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T09は、抵抗R09と抵抗R10の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T10は、抵抗R10と抵抗R11の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。スイッチング素子T11は、抵抗R11とPchトランジスタPTRのドレイン端子の接続点とバッファ171の入力端子の間に接続されている。
デコーダ170は、クロック信号CLKに基づき、スイッチング素子T00〜T11を順次導通状態にする。バッファ171は、12段の参照電圧Vrampを出力する。
<ADCの構成>
次に、アナログ−デジタル変換器の構成について図2を参照して説明する。図2は、アナログ−デジタル変換器の構成を示す回路構成図である。
図2に示すように、ADC100は、比較回路であるコンパレータ120と、制御回路130と、スイッチング素子であるスイッチSW00と、1番目の容量素子であるコンデンサC1と、2番目の容量素子であるコンデンサC2と、第2の容量素子であるコンデンサC3と、1番目の切替回路を構成するスイッチSW11,SW12,SW13と、2番目の切替回路を構成するスイッチSW21,SW22,SW23と、第2の切替回路を構成するスイッチSW31,SW32,SW33と、2ビットのラッチ回路140と、4ビットのラッチ回路150と、スイッチSW01と、から構成されている。
コンパレータ120は、第1の端子である正極(+)端子と、第2の端子である負極(−)端子と、比較結果出力端子を有し、正極端子の電圧>負極端子の電圧の場合、比較結果出力端子から出力される比較結果信号Vcompは、正の最大電圧となり、正極端子の電圧<負極端子の電圧の場合、比較結果信号Vcompは、負の最大電圧となる。正極端子は、基準電圧線204に接続され、基準電圧VREFが印加される。
スイッチSW00は、コンパレータ120の負極端子と比較結果出力端子の間に接続されている。スイッチSW00は、制御信号s00がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。
コンデンサC1は、22-1×C(Cは、任意の容量)=2C(F)の容量に設定され、コンデンサC2は、22-2×C=C(F)の容量に設定され、コンデンサC3は、C(F)の容量に設定されている。コンデンサC1〜C3の一端は、コンパレータ120の負極端子に並列に接続されている。
スイッチSW11は、コンデンサC1の他端とアナログ信号線207の間に接続されている。スイッチSW12は、コンデンサC1の他端と下限電圧線203の間に接続されている。スイッチSW13は、コンデンサC1の他端と上限電圧線202の間に接続されている。スイッチSW11は、制御信号s11がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。スイッチSW12は、制御信号s12がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。スイッチSW13は、制御信号s13がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。
スイッチSW21は、コンデンサC2の他端とアナログ信号線207の間に接続されている。スイッチSW22は、コンデンサC2の他端と下限電圧線203の間に接続されている。スイッチSW23は、コンデンサC2の他端と上限電圧線202の間に接続されている。スイッチSW21は、制御信号s21がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。スイッチSW22は、制御信号s22がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。スイッチSW23は、制御信号s23がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。
スイッチSW31は、コンデンサC3の他端とアナログ信号線207の間に接続されている。スイッチSW32は、コンデンサC3の他端と下限電圧線203の間に接続されている。スイッチSW33は、コンデンサC3の他端と参照電圧線201の間に接続されている。スイッチSW31は、制御信号s31がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。スイッチSW32は、制御信号s32がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。スイッチSW33は、制御信号s33がHレベルの時に導通状態、Lレベルの時に非導通状態となる。
制御回路130は、コンパレータ120の比較結果出力端子と3本のカウント線206と接続されている。
制御回路130は、上位1ビット目のAD変換の期間、比較結果信号Vcompをラッチ回路140の1ビット目に伝送すると共に、比較結果信号Vcompが正の最大電圧から負の最大電圧に遷移した場合、制御信号s12をHレベルに、制御信号s13をLレベルに、それぞれ切り替える。
また、制御回路130は、上位2ビット目のAD変換の期間、比較結果信号Vcompをラッチ回路140の2ビット目に伝送すると共に、比較結果信号Vcompが正の最大電圧から負の最大電圧に遷移した場合、制御信号s22をHレベルに、制御信号s23をLレベルに、それぞれ切り替える。
さらに、制御回路130は、下位3.5ビットのAD変換の期間、比較結果信号Vcompが正の最大電圧から負の最大電圧に遷移した時点の4ビットのカウント値CNTをラッチ回路150に伝送する。
スイッチSW01は、ラッチ回路140及びラッチ回路150とデータ出力線209の間に接続され、列選択線208がHレベルの時に導通状態となり、ラッチ回路140及びラッチ回路150に保持したデジタルデータをデータ出力線209に順次出力する。
<ADCの動作>
次に、アナログ−デジタル変換器の動作について図3を参照して説明する。図3は、アナログ−デジタル変換器の動作を示すタイミング図である。
まず、時点t0から時点t2の期間、制御信号s00をHレベルにし、スイッチSW00を導通状態にすることにより、コンパレータ120の比較結果出力端子と負極端子が短絡し、負極端子の電圧VIN(すなわちコンデンサC1〜C3の一端)が基準電圧VREFになる。この状態で、制御信号s11,s21,s31をHレベルにすると、スイッチSW11,SW21,SW31が導通状態となり、アナログ信号VsがコンデンサC1〜C3の他端に伝送される。コンデンサC1にはQ1=2C(Vs−VREF)の電荷が蓄積され、コンデンサC2にはQ2=C(Vs−VREF)の電荷が蓄積され、コンデンサC3にはQ3=C(Vs−VREF)の電荷が蓄積される。つまり、コンデンサC1〜C3には、合計Q=Q1+Q2+Q3=4C(Vs−VREF)の電荷が蓄積される。
時点t1において、制御信号s11,s21,s31をLレベルに切り替えることにより、スイッチSW11,SW21,SW31が非導通状態となり、コンデンサC1〜C3の電荷が保持され、時点t2で制御信号s00をLレベルに切り替えると、スイッチSW00が非導通状態となり、電流経路が遮断され、コンデンサC1〜C3の電荷が保存される。
時点t3において、制御信号s12,s22,s32をHレベルに切り替えると、スイッチSW12,SW22,SW32が導通状態となり、コンデンサC1〜C3の他端に下限電圧VRNが印加される。電荷保存の法則により、コンデンサC1〜C3の電荷Q=4C(Vs−VREF)=4C(VRN−VIN)となり、負極端子の電圧VIN=VREF+VRN−Vsとなる。下限電圧VRN<アナログ信号Vsの関係が成り立つので、コンパレータ120の正極端子の電圧VREF>負極端子の電圧VINとなり、比較結果信号Vcompは、正の最大電圧となる。
時点t4において、制御信号s12をLレベルに、制御信号s13をHレベルに、それぞれ切り替えると、スイッチSW12が非導通状態、スイッチSW13が導通状態となるので、コンデンサC1の他端に上限電圧VRPが印加される。コンデンサC1〜C3の電荷Q=4C(Vs−VREF)=2C(VRP−VIN)+2C(VRN−VIN)となり、負極端子の電圧VIN=VREF+((VRP+VRN)/2)−Vsとなる。すなわち、アナログ信号Vsが(VRP+VRN)/2より大きいか否かをコンパレータ120で逐次比較することであり、アナログ信号Vsの上位1ビット目を求めることになる。
アナログ信号Vs>(VRP+VRN)/2の場合、比較結果信号Vcompは、正の最大電圧となり、制御回路130は、ラッチ回路140の1ビット目にHレベルを書き込む。
一方、アナログ信号Vs<(VRP+VRN)/2の場合、比較結果信号Vcompは、負の最大電圧となり、制御回路130は、ラッチ回路140の1ビット目にLレベルを書き込むと同時に、時点t5において図3の点線で示すように制御信号s12をHレベル、制御信号s13をLレベル、にそれぞれ切替え、比較結果信号Vcompを正の最大電圧に戻す。
次に、時点t6において、制御信号s22をLレベルに、制御信号s23をHレベルに、それぞれ切り替えると、スイッチSW22が非導通状態、スイッチSW23が導通状態となるので、コンデンサC2の他端に上限電圧VRPが印加される。
<1ビット目がHレベルだった場合>
ラッチ回路140の1ビット目がHレベルだった場合、コンデンサC1〜C3の電荷Q=4C(Vs−VREF)=3C(VRP−VIN)+C(VRN−VIN)となり、負極端子の電圧VIN=VREF+(VRP×3/4+VRN/4)−Vsとなる。すなわち、アナログ信号Vsが(VRP×3/4+VRN/4)より大きいか否かをコンパレータ120で逐次比較することであり、アナログ信号Vsの上位2ビット目を求めることになる。
アナログ信号Vs>(VRP×3/4+VRN/4)の場合、比較結果信号Vcompは、正の最大電圧となり、制御回路130は、ラッチ回路140の2ビット目にHレベルを書き込む。
一方、アナログ信号Vs<(VRP×3/4+VRN/4)の場合、比較結果信号Vcompは、負の最大電圧となり、制御回路130は、ラッチ回路140の2ビット目にLレベルを書き込むと同時に、時点t7において図3の点線で示すように制御信号s22をHレベル、制御信号s23をLレベル、にそれぞれ切替え、比較結果信号Vcompを正の最大電圧に戻す。
<1ビット目がLレベルだった場合>
ラッチ回路140の1ビット目がLレベルだった場合、コンデンサC1〜C3の電荷Q=4C(Vs−VREF)=3C(VRN−VIN)+C(VRP−VIN)となり、負極端子の電圧VIN=VREF+(VRP/4+VRN×3/4)−Vsとなる。すなわち、アナログ信号Vsが(VRP/4+VRN×3/4)より大きいか否かをコンパレータ120で逐次比較することであり、アナログ信号Vsの上位2ビット目を求めることになる。
アナログ信号Vs>(VRP/4+VRN×3/4)の場合、比較結果信号Vcompは、正の最大電圧となり、制御回路130は、ラッチ回路140の2ビット目にHレベルを書き込む。
一方、アナログ信号Vs<(VRP/4+VRN×3/4)の場合、比較結果信号Vcompは、負の最大電圧となり、制御回路130は、ラッチ回路140の2ビット目にLレベルを書き込むと同時に、時点t7において制御信号s22をHレベル、制御信号s23をLレベル、にそれぞれ切替え、比較結果信号Vcompを正の最大電圧に戻す。
時点t7において、制御信号s32をLレベルに、制御信号s33をHレベルに、それぞれ切り替えると、スイッチSW32が非導通状態、スイッチSW33が導通状態となるので、コンデンサC3の他端に参照電圧Vrampが印加される。さらに、時点t8からクロック信号CLKを開始させ、3.5ビットDAC300により参照電圧Vrampを発生させる。また、クロック信号CLKの開始時点からカウンタ108が0からカウントを始める。
<1ビット目=H、2ビット目=Hの場合>
ラッチ回路140の1ビット目がHレベルかつ2ビット目がHレベルだった場合、コンデンサC1〜C3の電荷Q=4C(Vs−VREF)=3C(VRP−VIN)+C(Vramp−VIN)となり、負極端子の電圧VIN=VREF+(VRP×3/4+Vramp/4)−Vsとなる。すなわち、アナログ信号Vs>(VRP×3/4+Vramp/4)となった時点をコンパレータ120で比較検出することであり、アナログ信号Vsの下位3.5ビットを求めることになる。
<1ビット目=H、2ビット目=Lの場合>
ラッチ回路140の1ビット目がHレベルかつ2ビット目がLレベルだった場合、コンデンサC1〜C3の電荷Q=4C(Vs−VREF)=2C(VRP−VIN)+C(VRN−VIN)+C(Vramp−VIN)となり、負極端子の電圧VIN=VREF+(VRP/2+VRN/4+Vramp/4)−Vsとなる。すなわち、アナログ信号Vs>(VRP/2+VRN/4+Vramp/4)となった時点をコンパレータ120で比較検出することであり、アナログ信号Vsの下位3.5ビットを求めることになる。
<1ビット目=L、2ビット目=Hの場合>
ラッチ回路140の1ビット目がLレベルかつ2ビット目がHレベルだった場合、コンデンサC1〜C3の電荷Q=4C(Vs−VREF)=2C(VRN−VIN)+C(VRP−VIN)+C(Vramp−VIN)となり、負極端子の電圧VIN=VREF+(VRN/2+VRP/4+Vramp/4)−Vsとなる。すなわち、アナログ信号Vs>(VRN/2+VRP/4+Vramp/4)となった時点をコンパレータ120で比較検出することであり、アナログ信号Vsの下位3.5ビットを求めることになる。
<1ビット目=L、2ビット目=Lの場合>
ラッチ回路140の1ビット目がLレベルかつ2ビット目がLレベルだった場合、コンデンサC1〜C3の電荷Q=4C(Vs−VREF)=3C(VRN−VIN)+C(Vramp−VIN)となり、負極端子の電圧VIN=VREF+(VRN×3/4+Vramp/4)−Vsとなる。すなわち、アナログ信号Vs>(VRN×3/4+Vramp/4)となった時点をコンパレータ120で比較検出することであり、アナログ信号Vsの下位3.5ビットを求めることになる。
本実施形態では、時点t9の6クロック目(カウント値が5)で比較結果信号Vcompが正の最大電圧から負の最大電圧に推移した場合を説明する。制御回路130は、カウント値CNT=5(2進数で0101)をラッチ回路150に書き込む。
なお、補正回路109は、下位ビットが4ビットになった場合、下位ビットの最上位ビットの値を上位2ビットに加算するようにデータを補正する。
以上の説明のように、アナログ信号Vsの上位2ビットを逐次比較型でデジタルデータに変換し、下位3.5ビットを積分型でデジタルデータに変換することができる。
以上に述べた前記実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本実施形態では、上位のmビットを逐次比較型でAD変換し、下位のnビットを積分型でAD変換できるので、低消費電力で動作し、高精度でAD間バラツキが少なく、逐次比較型AD変換器だけで構成したよりも容量素子を少なくできレイアウト面積を小さくすることができる。また、下位のnビットを積分型でAD変換するために、nビットに対し、1/2kビットのマージンを持たせて量子化した参照電圧を使うので、参照電圧を発生させるDA変換回路にオフセットなどが発生しても良好なAD変換特性が得られる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることができる。以下、変形例を挙げて説明する。
(変形例1)本発明に係るイメージセンサの変形例1について説明する。前記実施形態では、アナログ信号Vsを上位2ビット、下位3.5ビットのデジタルデータに変換する場合について説明したが、例えば、上位3ビット、下位5ビットのデジタルデータに変換する場合は、1番目のコンデンサを23-1CpF=4CpF、2番目のコンデンサを23-2CpF=2CpF、3番目のコンデンサを23-3CpF=CpF、にそれぞれ設定し、3.5ビットDAC300の替わりに5.5ビットDACで構成し、3ビットのラッチ回路と6ビットのラッチ回路で構成すればよい。
(変形例2)本発明に係るイメージセンサの変形例2について説明する。前記実施形態では、イメージセンサで説明したが、例えば、ラインセンサのようにカラム状に多数配置するAD変換に適用してもよい。
(変形例3)本発明に係るイメージセンサの変形例3について説明する。前記実施形態では、3.5ビットDAC300による12段の参照電圧Vrampを使う場合を説明したが、例えば、10段の参照電圧Vrampで良好な積分型AD変換ができるならば、クロック信号を10個で止めるように制御してもよい。
本発明のイメージセンサの構成を示す回路構成図。 本発明のアナログ−デジタル変換器の構成を示す回路構成図。 本発明のアナログ−デジタル変換器の動作を示すタイミング図。 本発明の3.5ビットデジタル−アナログ変換器の構成を示す回路構成図。 従来のアナログ−デジタル変換器の構成を示す回路構成図。 従来のアナログ−デジタル変換器の動作を示すタイミング図。 従来の参照電圧と上位2ビットの関係を示すグラフ。
符号の説明
1…イメージセンサ、100…ADC、101…画素、102…垂直走査線、103…垂直信号線、104…垂直走査回路、105…水平走査回路、106…バッファ、300…3.5ビットDAC、108…カウンタ、109…補正回路、120…コンパレータ、130…制御回路、140…ラッチ回路、150…ラッチ回路、201…参照電圧線、202…上限電圧線、203…下限電圧線、204…基準電圧線、205…制御線、206…カウント線、207…アナログ信号線、208…列選択線、209…データ出力線。

Claims (3)

  1. アナログ信号を伝送するアナログ信号線と、
    前記アナログ信号の上限電圧を伝送する上限電圧線と、
    前記アナログ信号の下限電圧を伝送する下限電圧線と、
    ΔV=(前記上限電圧−前記下限電圧)×k/2(kは0<k<1の実数)とすると、クロック信号に基づき前記下限電圧−ΔVから前記上限電圧+ΔVの間をn+kビット(nは1以上の自然数)で量子化した参照電圧を伝送する参照電圧線と、
    第1の端子と第2の端子とを有し前記第1の端子に印加された電圧と前記第2の端子に印加された電圧とを比較した比較結果信号を比較結果出力端子から出力する比較回路と、
    前記第1の端子と接続され前記比較回路の動作電圧を決める基準電圧を伝送する基準電圧線と、
    前記第2の端子と前記比較結果出力端子との間に接続され、前記アナログ信号線に前記アナログ信号が伝送される期間に導通状態となるスイッチング素子と、
    i番目(1≦i≦m、mは1以上の自然数)が2m-i×C(Cは正の実数)の容量に設定され、各々の一端が前記第2の端子に並列に接続されたm個の容量素子と、
    前記m個の容量素子の他端の各々に接続され、前記アナログ信号線または前記下限電圧線または前記上限電圧線のいずれかが接続されるように切替可能なm個の切替回路と、
    容量値がCに設定され、一端が前記第2の端子に接続された第2の容量素子と、
    前記第2の容量素子の他端に接続され、前記アナログ信号線または前記下限電圧線または前記参照電圧線のいずれかが接続されるように切替可能な第2の切替回路と、
    前記クロック信号の開始時点からのクロック数をカウントしたカウント値を伝送するカウント線と、
    mビットのラッチ回路と、
    n+1ビットのラッチ回路と、
    前記比較結果出力端子の出力線及び前記カウント線に接続され、前記比較結果信号に基づき前記m個の切替回路を制御し、前記m個の容量素子に前記上限電圧線を順次接続することにより出力される前記比較結果信号を前記mビットのラッチ回路に順次書き込み、前記第2の容量素子に前記参照電圧線を接続することにより出力される前記比較結果信号の電位が第1の電位から第2の電位に変化した時点の前記カウント値を前記n+1ビットのラッチ回路に書き込む制御回路と、
    を含む、
    ことを特徴とするアナログ−デジタル変換器。
  2. 請求項1に記載のアナログ−デジタル変換器において、
    前記制御回路は、
    i番目の前記比較結果信号の電位が前記第1の電位から前記第2の電位に変化してから所定の時間経過後にi番目の前記比較結果信号の電位が前記第2の電位から前記第1の電位に戻るようにi番目の前記切替回路を制御する、
    ことを特徴とするアナログ−デジタル変換器。
  3. 複数の光電変換素子と、請求項1または2に記載のアナログ−デジタル変換器とを有し、前記アナログ信号の電圧は前記光電変換素子により光電変換されてなる電圧であることを特徴とするイメージセンサ。
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