JP2005027232A - Ad変換回路及び固体撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高分解能で低雑音の雑音除去機能を有したAD変換器を実現する。
【解決手段】クランプ手段102で無信号レベルの入力変動を除去し、増幅器104の出力電圧をサンプルホールド手段106に記憶する。階段波の基準信号が入力信号レベルを超えたところで増幅器107が反転する。このタイミングにより上位のディジタル値を決定し、サンプルホールド手段106に増幅器103の出力電圧を記憶させる。次に、基準信号を前記階段波のステップ電圧の振幅で変化させる。基準信号の電圧変化が増幅器103で増幅され、サンプルホールド手段106の保持電圧を超えた時に、増幅器107の出力が反転し、下位のディジタル値を決定する。上位と下位のディジタル値からAD変換値を合成する。高分解能でも電圧比較回数を減少でき、アナログ信号帯域幅を狭くできるため低雑音にできる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば固体撮像素子からの出力信号のように、変動する直流成分に多重された信号成分を正確に導出するAD変換回路及び撮像装置に関するものである。
近年、撮像素子として、CMOSイメージセンサが注目を浴びている。これは、雑音低減回路を同一チップ上に搭載することでCCD撮像素子と同程度の感度が実現できるうえ、低電圧動作・低消費電力であり、AD変換器等の撮像素子周辺回路の搭載が容易という点から注目されている。中でも、AD変換器の搭載は、カメラ設計技術の中でも難しい高SN比のアナログ回路の設計がカメラ設計者に必要なくなるという点で意味深く、最も注目されている。
AD変換器の搭載手法の1つとして、列並列型がある。これは、画素列毎にAD変換器を有することで、信号検出とAD変換に要する時間を画素周期から行周期にまで延ばすことが可能となる。AD変換器の雑音帯域幅を低下させ、信号SN比を向上させることができるという特徴を有している。例えば,ハイビジョン用の200万画素の撮像素子の場合には、1画素の周期は13.47nsに対し、行周期は26.94μsと2,200倍の開きがある。この行周期のほとんどをAD変換に使い、画素からの信号検出に2%しか使用しないとしても、電荷電圧変換器の出す白色雑音を44画素分の時間で平均化して捕らえることができ、雑音量は信号を平均化する時間の平方根に反比例するため、雑音量を約1/7と大幅に低減することができ、カメラ感度を向上できる。
列並列型には画素列毎のAD変換器の変換特製にばらつきがあると、縦線状の固定パターン雑音が発生するという欠点があった。この欠点を解消する従来技術としては、図10に示すように、AD変換器の電圧比較器に使う増幅器1007の閾値電圧ばらつきと入力信号1001に含まれる低周波雑音を増幅器の自己クランプ動作により相殺し、それぞれの入力信号と共通の基準電圧波形とを比較して電圧比較器1007の出力が反転するタイミングでディジタル値を決定するものがある。このため、たとえ電圧比較器1007の閾値電圧や増幅率にばらつきがあってもAD変換器の変換利得ばらつきは発生せず、縦線状の固定パターン雑音の発生しないSN比の良好なAD変換器となる。
しかしながら、従来のAD変換器では、入力信号成分と基準電圧を1階調ずつ順次比較するため、出力ディジタル値の階調数の回数の電圧比較が必要となる。つまり、nビットのディジタル値を決定するためには2回の電圧比較が必要となる。例えば、8ビットのディジタル値に対しては256回の電圧比較で決定できるが、12ビットのディジタル値を得るためには4,096回、16ビットのディジタル値に対しては65,536回の電圧比較が必要となる。12ビット以上のディジタル値を得るための比較回数は画素周期と水平周期の比より大きく、画素周期に対応する周波数よりも高い周波数のクロックが必要となる問題ばかりでなく、広帯域幅の反転増幅器が必要となり、結果として雑音帯域幅も増えるため雑音が増加するという問題点があった。
特開平9−247494号公報
解決しようとする問題点は、従来のAD変換器で高分解能にするには、入力信号成分と基準信号を比較する回数を増やさねばならず、そのため1回あたりの比較にかけられる時間が短くなり、広帯域のアナログ系が必要とされ、雑音量が増加するという点である。
上記課題を解決するために、この発明に係るAD変換回路では、入力信号成分と基準信号の比較をする電圧比較器を、前記2つの信号電圧差を増幅するクランプ機能を有した第1の増幅器と、その出力をサンプルホールドする第1のサンプルホールド手段と、第1の増幅器の出力電圧とサンプルホールド手段の出力電圧との電位差を増幅する第2の増幅器の2段構成にする。
まず、入力端子に無信号レベルが与えられている時に第1の増幅器のクランプ手段で第1の増幅器の入力電圧を同じにするとともに、第1の増幅器の出力電圧を第1のサンプルホールド回路にサンプルし、ホールドする。 第1のクランプ手段の動作停止後、入力端子に信号レベルを与え、基準信号として階段波形を与える。階段波形のレベルが入力信号レベルを超えたところで第2の増幅器が反転する。このタイミングにより上位のディジタル値を決定するとともに、第1のサンプルホールド手段に第1の増幅器の出力電圧をサンプルホールドする。
次に、第1の増幅器のクランプ手段で第1の増幅器の入力電圧を同じにした後に、基準信号のみを変化させる。基準信号の電圧変化が第1の増幅器で増幅され、第1のサンプルホールド手段にホールドされている電圧と同じになったときに、第2の差動増幅器の出力が反転する。このタイミングに応じて下位のディジタル値を決定し上位のディジタル値と合成することで、変換されたデジタル信号が得られる。
上位のディジタル値を決定する際の階段波形がK段、下位のディジタル値を決定する際の階段波形がL段とすると、(K×L)諧調のディジタル値を(K+L)回の電圧比較で得ることができる。上位のディジタル値を決定した際の残差電圧を増幅した増幅器と同じ増幅器で下位の上位のディジタル値を決定する際の基準電圧を増幅するため、増幅器の利得が影響を与えないという特徴がある。
また、第1の増幅器の出力と第1のサンプルホールド手段の入力の間に第2のクランプ手段を設け、第2のクランプ手段の出力をサンプルホールドし第2のクランプ手段のクランプ電圧とする第2のサンプルホールド手段を設け、第1のサンプルホールド手段にホールドされた電圧に漸近的に近似することで、さらに下位のディジタル値を得ることも可能であり、(K×L×…×M)諧調のディジタル値を(K+L+…+M)回の電圧比較で得ることができ、相対的にさらに少ない比較回数で得られるという特徴がある。
以上説明したようにこの発明によれば、雑音除去機能のあるAD変換器の電圧比較回数を少なくすることができ、このため1回当たりの比較時間が長くとれアナログ信号処理回路の帯域幅を狭くでき、結果として雑音量を低下できる。
本発明では、入力信号成分を基準階段波と比較して上位のディジタル値を決定するとともに、その時の残差電圧情報を保持し、残差電圧情報から下位のディジタル値を決定し、上位下位のディジタル値を合成してAD変換値を求めることを最も主要な特徴とする。
図1はこの発明の第一の実施例に係るAD変換回路のブロック図である。入力端子101には、固体撮像素子からの読み出し信号(撮像信号)Vinが供給される。この入力端子101から入力された信号は、クランプ回路102を介して差動増幅器104に入力される。クランプ回路102は、制御信号CPが高レベルのタイミングで出力電圧を基準電圧発生器103と同じ電圧に設定し、その他のタイミングでは入力電圧変化と同じ変化の電圧出力Vin’を差動増幅器104に出力する。差動増幅器104のもう一方の入力は、基準電圧発生器103の出力信号が入力されている。したがって、制御信号CPが高レベルのタイミングからの入力信号と基準電圧のそれぞれの変化の差電圧を増幅した電圧Va1が差動増幅器104から出力される。
差動増幅器104の出力Va1は、サンプルホールド回路106に入力され、OR回路105の出力が高レベルの期間にサンプルし、低レベルの期間は電圧をホールドした信号電圧Vshを差動増幅器107に出力する。電圧比較器107は、差動増幅器104の出力Va1がサンプルホールドされた電圧Vshより高い場合に高レベル、低い場合に低レベルを出力する。この差動増幅器107の出力は論理回路により、タイミング発生回路117が発生する制御パルスに従って処理することで、AD変換されたディジタル値を出力端子119から出力する。タイミング発生回路117は、動作に必要な各種パルスを発生し、各部に供給する。
以下、図2のタイミング図を用いて、AD変換の動作について説明する。撮像素子からの入力信号Vin は、信号期間の前に毎回変動する基準レベルVrが入力される。クランプ回路102でクランプパルスCPの高レベル期間でクランプして、基準信号発生器103の出力信号Vrefと同一電位にした信号Vin’が出力される。同一の入力信号電圧となった差動増幅器104の出力電圧Va1は、サンプルホールド回路106でサンプリングしてホールドされる。また、STパルスによりSRフリップフロップ110はリセットされ、SRフリップフロップ112はセットされる。
上位のディジタル値を決定するための第1のAD変換期間においては、基準レベルVrに本来の信号出力Vsigが重畳されて入力される。クランプ回路102の出力Vin’はクランプされているため、差動増幅器104はクランプ後に発生した入力信号の電圧変化すなわち本来の信号出力Vsigと基準電圧Vrefの電圧変化の差を増幅する。基準電圧発生器103からは、ステップ電圧Vstepのn段の階段波が基準電圧Vrefとして出力される。階段波のi段で信号出力Vsigを超えた時に、差動増幅器104の出力電圧Va1はサンプルホールド回路106の出力電圧Vshを超えるため、電圧比較器107が高レベルを出力する。
電圧比較器107の高レベル出力はOR回路108を経由して、AND回路109に与えられると、クロック信号CK1がSRフリップフロップ110のセット入力に与えられるようになり、SRフリップフロップ110はセットされる。これにより、AND回路111を経由して、クロック信号CK2がSRフリップフロップ112のリセット入力に与えられるようになり、SRフリップフロップ112がクロック信号CK2に同期してリセットされる。したがって、AND回路113からは、基準電圧Vrefの電圧変化が信号電圧成分Vsig以上になった直後のCK1からCK2のタイミングで高レベルとなるパルスGPが出力される。
第1のAD変換期間では、タイミング発生回路117から高レベルのHIパルスと低レベルのLOパルスが出力されているため、GP信号はAND回路114−1から上位ディジタル値決定信号GHが出力される。タイミング発生回路117から出力される基準電圧発生器103の階段波と同期したディジタル値CNTが、データラッチ115−1にラッチされAD変換の上位ディジタル値の(i−1)が決定される。
また、上位ディジタル値決定信号GHはOR回路105にも接続されているため、差動増幅器104の出力Va1をサンプルホールド回路106でサンプルし保持する。これにより、サンプルホールド回路106の出力電圧は、VrefとVin’の差電圧(i × Vstep − Vsig)を差動増幅器104が増幅した電圧となる。
信号電圧Vsigが基準電圧発生器103の発生する階段波の振幅以上の場合には、電圧比較器107の出力は高レベルとならないが、この場合には変換されたディジタル値が最大値になるのが望ましく、このためにOR回路108が設けられている。OR回路108には、第1のAD変換期間の基準電圧の階段波のピークで高レベルとなるパルスを与えることで、上位ディジタル値決定信号GHを発生させる。この時、差動増幅器104の出力Va1はクランプ時より低く、サンプルホールド回路106はこの電圧を保持し、信号電圧VsigがAD変換範囲以上であったことを記憶する。入力信号Vsigと第1のAD変換期間後のサンプルホールド回路106の出力の関係は図3のようになる。AD変換範囲外の入力信号に対しては実線のように直線性がなくても良く、差動増幅器104の増幅率を高く設定できるため、サンプルホールド回路106で発生する雑音の影響を受けにくくできる。
このようにして、第1のAD変換が行われたのち、入力端子の電圧は無信号レベルVr’にされ、下位のディジタル値を決定するための第2のAD変換を開始する。
第2のAD変換期間では、基準信号発生器103は振幅がVstepの三角波を発生し、この基準電圧に同期してディジタル値CNTとして(m−1),(m−2),・・・,1,0を発生させる。ここで、ディジタル値CNTを降順にしているのは、サンプルホールド回路106に保持されている電圧が図3のように信号電圧Vsigが大きくなると下がるためである。第1のAD変換期間と同様にSTパルスによりSRフリップフロップ110はリセットされ、112はセットされる。また、下位のディジタル値を決定するため、HIは低レベル、LOは高レベルがそれぞれ与えられている。
基準信号発生器103が発生した三角波は差動増幅器104により増幅され、サンプルホールド回路106に保持された電圧Vshと電圧比較器107で比較される。サンプルホールド回路106には、上位のディジタル値を決定した時の基準電圧と入力信号の電圧の差が差動増幅器104により増幅された電圧が保持されているため、上位のディジタル値を決定した時の基準電圧と入力信号の電圧の差と基準信号発生器103が発生した三角波の電圧が等しくなった時点で電圧比較器107の出力が高レベルになる。第1のAD変換と第2のAD変換で同じ増幅器で増幅された信号を使って比較するため、増幅器の利得がAD変換特製に影響を与えることはない。
電圧比較器107の出力が高レベルになると、CK1のタイミングでSRフリップフロップ110がセットされ、次のCK2タイミングでSRフリップフロップ112がリセットされ、決定パルスGPが発生する。LOが高レベルなので、下位ディジタル値決定信号GLが生成され、タイミング発生回路117から出力されるディジタル値CNTがデータラッチ115−2にラッチされAD変換の下位ディジタル値が決定される。
このようにして決定された上位と下位のディジタル値は、クロック信号ADCKのタイミングでデータラッチ116にラッチされ、同時化されたディジタル値を合成回路118に出力する。合成回路118は、(上位ディジタル値)×m+(下位ディジタル値)の計算によりAD変換値を決定する。特にmが2のベき乗の場合は、乗算はビットシフト演算になるので、配線だけで実現することができる。また、第2のAD変換期間のCNT値が昇順でもAD変換値の合成の下位ディジタル値の加算演算を減算演算にすれば、AD変換値を得られることは言うまでもない。
以上述べたように、本発明の第一の実施例では、(n+m)回の比較動作だけで(n×m)階調のAD変換ができる。
また、図4のように、図1の差動増幅器104の出力に クランプ回路401を設け、クランプ回路102より遅くまでクランプ動作させることで、クランプ回路102で発生する雑音の影響を無くし、クランプ回路401が発生する雑音は入力信号に対し差動増幅器104の利得分の1になるため、より雑音のよる変換誤差の少ないのAD変換を実現することもできる。
図5は、本発明の第3の実施例に係るAD変換器のブロック図であり、図1と同じ機能を有するブロックには同じ符号を付している。
図1との違いは、差動増幅器104の出力とサンプルホールド回路106の入力の間にクランプ回路501とその制御回路が設けられていることである。サンプルホールド回路502の入力はクランプ回路501の出力に接続され、制御信号SUが高レベル時のVa1をサンプリングし、保持した電圧Vcを出力する。クランプ回路501には、2つのクランプ制御信号CP2とCP3が入力されている。クランプ制御信号CP2が与えられると所定電圧にクランプされ、クランプ制御信号CP3が与えられるとサンプルホールド回路502の出力電圧にクランプする。以下、図6のタイミング図にしたがって、AD変換動作を説明する。
AD変換は、上位のディジタル値を決定する第1のAD変換期間と、中位のディジタル値を決定する第2のAD変換期間、そして下位のディジタル値を決定する第3のAD変換期間の3段階となっている。
第1のAD変換期間では、HIには高レベル、MIDとLOには低レベルが与えられる。まず、CP1と同じタイミングでCP2がクランプ回路501に与えられ、電圧比較器107の入力信号Va1が所定電圧にクランプされ、第1の実施例の第1のAD変換期間と同様に基準電圧発生器103の発生した階段波Vrefが入力信号成分Vsigを超えたところで、階段波のi段めの場合には上位のディジタル値(i−1)がデータラッチ115−1にセットされ、サンプルホールド回路106にはVrefとVin’の差電圧(i × Vstep − Vsig)を差動増幅器104が増幅した電圧Vshが保持される。
第2のAD変換期間では、MIDには高レベル、HIとLOには低レベルが与えられる。まず、CP1と同じタイミングでCP2がクランプ回路501に与えられ、電圧比較器107の入力信号Va1が所定電圧にクランプされる。基準電圧発生器103は、第1のAD変換期間に発生した階段波のステップ電圧Vstepに対応した振幅のm段の階段波を発生する。この階段波に同期してディジタル値CNTとして(m−1),(m−2),・・・,1,0を発生させる。また、STパルスによりSRフリップフロップ110はリセットされ、SRフリップフロップ112はセットされる。
差動増幅器104は、基準電圧発生器103の発生した階段波Vrefを増幅し、サンプルホールド回路106に保持された電圧Vsh以上になった時に、SRフリップフロップ110,112が順次反転し、中位ディジタル値決定信号GMが生成され、中位のディジタル値がデータラッチ115−2にセットされる。また、SRフリップフロップ110がリセット状態の間は、AND回路503をクランプレベル更新用パルスSUPが通過し、サンプルホールド回路502の制御信号SUとして与えられる。このため、サンプルホールド回路502の出力電圧Vcは、差動増幅器104で増幅された基準階段波のサンプルホールド回路106の保持電圧Vshを超えない最大電圧を保持する。
第2のAD変換期間では、LOには高レベル、HIとMIDには低レベルが与えられる。まず、CP1と同じタイミングでCP3がクランプ回路501に与えられ、電圧比較器107の入力信号Va1がサンプルホールド回路502の出力電圧Vcにクランプされる。基準電圧発生器103は、第2のAD変換期間に発生した階段波のステップ電圧Vstepに対応した振幅のl段の階段波を発生する。この階段波に同期してディジタル値CNTとして(l−1),(l−2),・・・,1,0を発生させる。また、STパルスによりSRフリップフロップ110はリセットされ、SRフリップフロップ112はセットされる。
差動増幅器104は、基準電圧発生器103の発生した階段波Vrefを増幅し、クランプ回路501によりサンプルホールド回路106に保持された電圧Vshを超えない第2のAD変換期間の階段波電圧Va1の最大値に加算されることになる。したがって、クランプ回路501の出力電圧Va1がサンプルホールド回路106に保持された電圧Vsh以上になった時に、SRフリップフロップ110,112が順次反転し、下位ディジタル値決定信号GLが生成され、下位のディジタル値がデータラッチ115−3にセットできる。また、SRフリップフロップ110がリセット状態の間は、AND回路503をクランブレベル更新用パルスSUPが通過し、サンプルホールド回路502の制御信号SUとして与えられる。このため、サンプルホールド回路502の出力電圧Vcは、電圧Vshを超えない第2のAD変換期間の階段波電圧Va1の最大値に差動増幅器104で増幅された第3のAD変換期間の基準階段波が加算された階段波電圧のうちサンプルホールド回路106の保持電圧Vshを超えない最大電圧を保持することになる。
図5のブロック図や図6のタイミング図では示していないが、AND回路114とデータラッチ115を追加し、1つ上位のAD変換で使用した基準階段波のステップ電圧に対応する振幅の階段波を基準電圧発生器103に発生させ、第3のAD変換期間と同じ動作を繰り替えさせることで、さらに下位のディジタル値を得て、階調数あたりさらに少ない比較回数でのAD変換を実現することができる。
以上のように決定された上位・中位・下位のディジタル値は、クロック信号ADCKのタイミングでデータラッチ116にラッチされ、同時化されたディジタル値を合成回路118に出力する。合成回路118は、((上位ディジタル値)×m+(中位ディジタル値))×l+(下位ディジタル値)の計算によりAD変換値を決定する。。特にmとnが2のベき乗の場合は、乗算はビットシフト演算になるので、配線だけで実現することができる。
以上述べたように、本発明の第3の実施例では、(n+m+l)回の比較動作だけで(n×m×l)階調のAD変換ができる。例えば、4096階調のAD変換であれば、n=m=l=16とすると48回の比較動作ですむ。また、16階調のAD変換期間を4回繰り返してAD変換する場合には65,536階調のディジタル値をわずか64回の比較動作で得られる。これは、回路の動作速度が遅くでき回路設計がしやすいだけでなく、狭帯域のアナログ信号処理で処理ができるため、雑音の少ない高性能なAD変換の実現につながる。
図7は、本発明の他の実施の形態である。この実施の形態は、固体撮像素子として1チップに構成した場合の第1の実施例を示している。この撮像素子は、行列状に配置された複数の画素ブロックと列毎に設けられた複数の信号選択スイッチ709とAD変換部708、そしてAD変換された値を順次出力するための走査回路712と基準電圧発生器711とタイミング発生器710とから構成されている。この画素ブロックPB11〜PBnm(水平方向n画素、垂直方向m画素)は、光電変換機能と電荷蓄積機能とを有する受光素子701と、信号読み出しスイッチ702と、電荷電圧変換用静電容量704と、静電容量704をリセットするスイッチ703と、行選択用スイッチ705と、インピーダンス変換用トランジスタ706とでそれぞれ構成されている。画素ブロックPB11,PB21,…,PBn1は、第1の水平ライン方向の画素列を示し、画素ブロックPB12,PB22,…,PBn2は、第2の水平ライン方向の画素列を示す。各画素ブロック内は同様な構成であるから、同一符号を付している。各画素ブロックの垂直方向の列は、それぞれ信号線VL1,VL2,…,VLnに共通に接続され、信号選択スイッチ709−1,709−2,…,709−nを介してAD変換部708−1,708−2,…,708−nに接続されている。
図8は上記の撮像素子の動作例を示すためのタイミング図であり、本発明の第2の実施例のAD変換器を使用するものとして、画素の信号読み出しとAD変換と出力の関係が理解できるように、タイミング発生器710の発生するパルスのうち画素関係パルスとAD変換部の入力クランプと出力ラッチそして出力信号のタイミングのみを示している。以下、第1の水平ライン方向の画素列の信号を読み出してAD変換し、ディジタル信号として出力する過程を例として、また画素PB11,PB21,…,PBn1は同一の回路構成なので、PB11を代表として動作を説明する。
行選択信号SL1が高レベルになると行選択用スイッチ705−11が閉じ、トランジスタ706−11が信号線VL1に接続され、電流源707−11とでソースフォロア回路として動作する。また、信号選択スイッチ709により信号線VL1がAD変換部に接続される。
リセット信号RS1が高レベルになるとリセットスイッチ703が閉じ、静電容量707を放電する。この静電容量707の電圧はソースフォロワでバッファされて、信号線VLに出力される。この際に、トランジスタ706のしきい値電圧のばらつきにより、信号線VL1のバイアス電圧に変動が生じるが、AD変換部708のクランプ動作によりキャンセルされる。
信号読み出し信号RD1が高レベルになると、スイッチ702が閉じ受光素子701に蓄積された信号電荷を静電容量704に転送し、信号電荷量に比例した電圧変化が生じAD変換部708に入力され、第1のAD変換期間AD1−1の間一定に保たれる。基準信号発生器711が発生した階段波が最初に入力信号レベルを最初に超えたときの入力の差成分がAD変換部708の内部に記憶されるとともに、上位のディジタル値が決定される。
第2のAD変換期間AD2−1では、信号選択スイッチ709が切り換えられ、AD変換部708の入力は接地電位に固定する。これにより、ソースフォロワ回路が発生する雑音は入力されなくなる。このときバイアス点が変化したとしても、AD変換部708のクランプ動作により吸収される。基準信号発生器711は、第1のAD変換期の階段波のステップ電圧に対応する振幅の階段波を発生し、中位のディジタル値が決定される。
同様に第3のAD変換期間AD3−1では、基準信号発生器711が第2のAD変換期間の階段波のステップ電圧に対応する振幅の階段波を発生し、下位のディジタル値が決定される。このように決定された上位・中位・下位のディジタル値は、クロック信号ADCKでAD変換部の出力ラッチにラッチされることで同時化され第2行のAD変換の期間保持される。
走査回路712により、AD変換部708の出力DV1,DV2,…,DVnを順次選択し、上位・中位・下位のディジタル値を合成したAD変換値が出力端子713から出力される。また、画素からの読み出し信号は第1のAD変換期間のみ使用され、第2と第3のAD変換期間では使用されないため、信号線VLに対し複数のAD変換部を設け、第1のAD変換期間をそれぞれずらすことにより特性劣化なくデータレートを高速化することもできる。
基準信号発生器711は共通であり、AD変換部708での信号経路はすべてのAD変換期間で同一なためAD変換部の利得の影響を受けることはなく、AD変換特性のばらつきは生じず、固体撮像素子としては縦スジの無い高画質の画像を得ることができる。
図9は、本発明に係る固体撮像素子の第2の実施例を示している。行列状に配置された光電変換素子901と、信号電荷転送用のCCD902が画素列毎に設けられた所謂インターライン型CCD撮像素子で、信号電荷転送用のCCD902の後段にフローティング・ディフージョン・アンプ903とAD変換部904が列毎にそれぞれ設けられている。CCD撮像素子では、電荷転送効率を高めやすいことから信号電荷として電子を一般的に使用するため、フローティング・ディフージョン・アンプ903の出力信号は信号量が大きくなると電位が下がる所謂負極性の信号となっている。
本発明に係るAD変換器は、負極性の入力信号に対しても正確にAD変換させることができる。それは、基準信号発生器905の発生する階段波を負極性にし、AD変換部904内の電圧比較器107の出力に論理反転回路を挿入することで、負極性の入力信号に対しても入力信号と基準信号の大小比較結果を正極性の場合と同一にすることができ、前述のAD変換動作を実現できる。また、フローティング・ディフージョン・アンプ903の出力バイアス電圧のばらつきはキャンセルされ、基準電圧発生器は共有されるため、このためAD変換特性のばらつきもに起因する縦スジ状の固定パターン雑音も発生せず、SN比の良好なディジタル信号が得られる。
AD変換部904の出力は走査回路906により順次選択されて、固体撮像素子のディジタル出力信号となる。
この発明のAD変換器の基本的構成を示す図。(実施例1) 図1の回路の動作を説明するためのタイミングチャート。(実施例1) 図1の回路内の増幅器に必要とされる直線範囲を説明するための図。(実施例1) 図1の回路を低雑音化する構成を示す図。(実施例2) この発明のAD変換器の他の実施例を示す図。(実施例3) 図5の回路の動作を説明するためのタイミングチャート。(実施例3) この発明の固体撮像装置の第1の構成を示す図。(実施例4) 図7の回路の動作を説明するためのタイミングチャート。(実施例4) この発明の固体撮像装置の第2の構成を示す図。(実施例5) 従来のAD変換器の構成を示す図。
符号の説明
101…入力端子
102,401,501…クランプ回路
103,709,905…基準電圧発生器
104…差動増幅器
105…OR回路
106,502…サンプルホールド回路
107…電圧比較器
108…OR回路
109,503…AND回路
110…SRフリップフロップ
111,113,114…AND回路
112…SRフリップフロップ
115,116…データラッチ
117,710,900…タイミング発生回路
118…合成回路
119,712…出力端子
504…NOT回路
701…光ダイオード
702…読み出しスイッチ
703…リセットスイッチ
704…電荷電圧変換容量
705…行選択スイッチ
706…増幅トランジスタ
707…電流源
708,904…AD変換部
711,906…走査回路
901…光電変換素子
902…信号電荷転送用CCD
903…フローティング・ディフージョン・アンプ
1001…入力信号
1002,1005,1008…スイッチ
1003,1004…コンデンサ
1006…DA変換器
1007…反転増幅器
1009…制御部

Claims (5)

  1. 入力信号と基準電圧とがそれぞれ入力に供給される第1の差動増幅器と、所定時点の前記第1の差動増幅器の入力電圧を一致させられるように供給経路の少なくとも一方に設けられた第1のクランプ手段と、前記第1の差動増幅器の出力信号をサンプルホールドするための第1のサンプルホールド手段と、前記第1の差動増幅器の出力電圧と前記第1のサンプルホールド手段の出力電圧との差電圧を増幅するための第2の差動増幅器と、前記基準電圧を発生する基準電圧発生手段とを少なくとも有し、前記入力信号の第1の時点においては前記第1のクランプ手段にクランプ動作をさせるとともに前記第1のサンプルホールド手段に前記第1の差動増幅器の出力をホールドさせ、前記入力信号の第2の時点においては前記基準電圧として階段波形を与え、前記第2の差動増幅器の出力が反転するタイミングに応じて上位のディジタル値を決定するとともに、前記第1のサンプルホールド手段に前記第1の差動増幅器の出力電圧をホールドさせ、第3の時点においては前記第1のクランプ手段にクランプ動作をさせた後に前記基準電圧を前記階段波形の段差に対応する振幅で変化させ、前記第2の差動増幅器の出力が反転するタイミングに応じて下位のディジタル値を決定し、前記上位のディジタル値と前記下位のディジタル値を合成して出力する出力手段を有し、前記第1の時点と前記第2の時点の入力信号の差電圧に対応するディジタル値を得ることを特徴とするAD変換回路。
  2. 前記第1の差動増幅器の出力と前記第1のサンプルホールド手段の入力の間に第2のクランプ手段を有し、前記第1のクランプ手段と第2のクランプ手段を同時に動作させることを特徴とする請求項1記載のAD変換回路。
  3. 前記第2のクランプ手段の出力をサンプルホールドするための第2のサンプルホールド手段を有し、前記第3の時点における前記基準電圧を階段波形として与え、前記第2の差動増幅器の出力が反転するまでは、前記第2のサンプルホールド手段に前記第2のクランプ手段の出力を繰り返しサンプルし、前記第2の差動増幅器の出力が反転するタイミングで、前記下位のディジタル値を決定するとともに前記第2のサンプルホールド手段は前記第2の差動増幅器の出力が反転する前にサンプルした電圧をホールドし、第4の時点以降においては、前記第2のサンプルホールド手段にホールドされた電圧に前記第2のクランプ手段でクランプさせ、1つ前の時点に前記基準電圧として与えた階段波形の段差に対応する振幅の波形を前記基準電圧として与え、前記第2の差動増幅器の出力が反転するタイミングで、さらに下位のディジタル値を決定するとともに、前記第2のサンプルホールド手段に前記第2の差動増幅器の出力が反転する前の出力電圧をサンプルホールドさせる操作を少なくとも1回行い、前記上位のディジタル値と前記下位のディジタル値および前記さらに下位のディジタル値を合成して出力する出力手段を有したことを特徴とする請求項2記載のAD変換回路。
  4. 前記入力信号の供給経路に、前記入力信号と所定電圧を切り替えるための切り替え手段を有し、前記入力信号の第1および第2の時点においては前記切り替え手段により前記入力信号が選択され、前記入力信号の第3の時点以降においては前記切り替え手段により前記所定電圧が選択されることを特徴とする請求項1,2,3いずれかに記載のAD変換回路。
  5. 複数の光電変換手段と、前記光電変換手段から信号電荷を読み出し信号電圧に変換する複数の信号検出手段と、前記信号検出手段に対応して設けられ信号電圧をディジタル値に変換する複数の請求項1,2,3,4いずれかに記載のAD変換回路と、前記複数のAD変換回路のディジタル値出力を順次選択して出力する手段を少なくとも有し、前記AD変換回路の前記基準電圧発生手段を複数のAD変換回路で共用することを特徴とする固体撮像装置。
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